JP2022134195A - 用紙裁断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、大判サイズの用紙を裁断加工する際、裁断機構で切除され、下方に排出されるべき切除片が、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる、用紙裁断装置を提供することである。【解決手段】用紙裁断装置において、裁断機構と前記第2搬送ローラ対との間に配置され、搬送される用紙を昇降自在に支持する可動ガイドを備えた、ことを特徴とするものである。【選択図】図3

Description

本発明は用紙を搬送しながら用紙に裁断加工を施す用紙裁断装置に関する。
用紙裁断装置として、相対向する上下一対のギロチン式の裁断刃を備え、一方の裁断刃が他方の裁断刃に対し接触離間し、この裁断刃の前後に設置された搬送ローラ対により搬送される用紙を搬送方向と直交する幅方向に裁断する装置が知られている。下記特許文献1には、このような裁断装置を一部に備えた用紙加工装置が開示されおり、裁断装置によって印刷済み用紙の所定部分を切除し、印刷部分のみを残す加工処理を施している。
特開2001-232700公報
近年、汎用的な印刷機における印刷可能な最大用紙サイズが大きくなる傾向にあり、B3サイズを超える大判サイズの用紙も印刷可能となる場合が多くなってきている。
一方、従来、市場で汎用的によく用いられる用紙裁断装置では、加工可能な最大用紙サイズは、例えば、B3サイズである。前記汎用の用紙裁断装置を用いて、前記B2サイズ等の大判の印刷済み用紙の所定部分を切除し、印刷部分のみを残す加工処理を施す場合は、操作者が手加工等により、事前にB3サイズ以内に収まるようなサイズに裁断加工(一次加工)した上で前記汎用の用紙裁断装置に供給すれば裁断加工(二次加工)可能となるが、操作者が予め加工することは煩雑である。
前記汎用の用紙裁断装置の搬送方向上流側に、前記汎用の用紙裁断装置が受入れ可能な用紙サイズに予め裁断加工した上で、前記汎用の用紙裁断装置(二次加工用)に加工済み用紙を受け渡す大判サイズ用の用紙裁断装置(一次加工用)を別に設置し、連結すればよいが、大判サイズの用紙を予め裁断加工(一次加工)する際、搬送する用紙が、厚さが薄く腰の弱いものである場合には、大判サイズの用紙であるが故に、裁断加工部における用紙搬送経路上で用紙の前端縁部が垂れてしまうことがあり、それによって、用紙が円滑に搬送されないで途中で詰まってしまったり、用紙の加工が不可能になってしまったりすることが考えられる。具体的には、用紙裁断位置を挟んで上流側、下流側に各々配置された搬送ローラ間での用紙の受け渡しの際、その受け渡しが前記のようにスムーズに行かないことが考えられる。
又、図1のように、検出した印刷画像の傾斜角度を元に、裁断機構2の角度を、印刷画像の搬送方向に対して直角になるように角度調整することが可能な角度調整手段を配置した場合は、裁断機構2の振り幅分だけ余分に搬送ローラ間の距離が必要となり、用紙の受け渡しがさらに難しくなる。
前記搬送ローラ間で用紙を受け渡しする際、下方より用紙を支持する搬送ガイドを配置すれば課題は解決されるが、用紙を裁断した後の不要部分(切断片)を搬送路外の下方に廃棄する際、搬送ガイドに引っかかって、下方にスムーズに落下しないという新たな課題が発生する。大判サイズの用紙を被加工物として用いた場合は、用紙裁断後の不要部分の幅方向サイズも大きくなる為、引っかかり易い。
本発明の目的は、大判サイズの用紙を裁断加工する際、搬送する用紙が、厚さが薄く腰の弱いものであっても、裁断加工部における用紙搬送経路上で用紙の前端縁部が垂れてしまうことを防止でき、ジャム等の加工ミスの発生を抑え、搬送及び加工を精度良く行うことができる、用紙裁断装置を提供することを目的とする。さらに、裁断機構で切除され、下方に排出されるべき切除片が、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる、用紙裁断装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、用紙搬送面を挟んで対向配置された一対の裁断刃により用紙搬送方向と直交する方向に用紙を裁断する裁断機構と、該裁断機構の用紙搬送上流側に配置された第1搬送ローラ対と、前記裁断機構の用紙搬送下流側に配置された第2搬送ローラ対とを備えた用紙裁断装置において、
前記裁断機構と前記第2搬送ローラ対との間に配置され、搬送される用紙を昇降自在に支持する可動ガイドを備えた、ことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の用紙裁断装置において、前記可動ガイドを、前記搬送される用紙を用紙搬送面に沿って案内する案内位置と、前記用紙搬送面から下方に離間する退避位置とに選択的に昇降させる昇降手段と、前記昇降手段の作動を制御する昇降制御手段とを備えた、ことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の用紙裁断装置において、前記退避位置は、前記用紙を裁断した後の不要部分を搬送路外の下方に廃棄するための位置である、ことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の用紙裁断装置において、前記可動ガイドの上部に、搬送方向に向かって上り傾斜する傾斜ガイド面を形成している、ことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項2乃至請求項4の何れか一つに記載の用紙裁断装置において、前記昇降手段は、昇降用モータと、この昇降用モータの回転中心に対して偏心した偏心カムとを備え、前記可動ガイドは、前記偏心カムと当接する案内ローラを備える、ことを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項2乃至請求項5の何れか一つに記載の用紙裁断装置において、前記昇降手段は、前記可動ガイドにおける両端部二箇所に配設される、ことを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、請求項6に記載の用紙裁断装置において、前記可動ガイドの両端部二箇所に配設される昇降手段は、前記昇降制御手段により独立制御可能に構成されており、前記昇降手段における前記カムの位相は、同じ位相にも、異なる位相にも設定可能である、ことを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、請求項3乃至請求項7の何れか一つに記載の用紙裁断装置において、前記昇降制御手段は、前記裁断機構による用紙裁断後、前記用紙を裁断した後の不要部分を搬送路外の下方に廃棄するために、前記可動ガイドを前記退避位置に降下した後、前記案内位置に戻す昇降動作を1サイクルとして複数回繰り返すように昇降手段を制御する、ことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明によれば、大判サイズの用紙を裁断加工する際、搬送する用紙が、厚さが薄く腰の弱いものであっても、裁断加工部における用紙搬送経路上で用紙の前端縁部が垂れてしまうのを防止でき、ジャム等の加工ミスの発生を抑え、搬送及び加工を精度良く行うことができる。さらに、裁断機構で切除され、下方に排出されるべき切除片が、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。又、上述の角度調整手段を搬送ローラ間に配置し、搬送ローラ間の距離が余分に広くなった場合であっても、可動ガイドにより同様の効果を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、可動ガイドを、搬送される用紙を用紙搬送面に沿って案内する案内位置と、用紙搬送面から下方に離間する退避位置とに選択的に昇降させることができる為、裁断加工部における用紙搬送経路上で用紙の前端縁部が垂れてしまうのを防止でき、ジャム等の加工ミスの発生を抑え、搬送及び加工を精度良く行うことができる。さらに、裁断機構で切除され、下方に排出されるべき切除片が、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。
請求項3記載の発明によれば、可動ガイドの退避位置は、用紙を裁断した後の不要部分を搬送路外の下方に廃棄するための位置である為、裁断機構で切除され、下方に排出されるべき切除片が、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。
請求項4記載の発明によれば、可動ガイドの上部に、搬送方向に向かって上り傾斜する傾斜ガイド面を形成している為、可動ガイドの案内位置においては、裁断加工部における用紙搬送経路上で前端縁部が垂れた用紙を可動ガイドの上部にスムーズに導入し、下流の搬送ローラに受け渡すことができる。又、可動ガイドの退避位置においては、裁断機構で切除され、下方に排出されるべき切除片が傾斜ガイド面で滑り落ち、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。
請求項5記載の発明によれば、昇降手段は、昇降用モータと、この昇降用モータの回転中心に対して偏心した偏心カムとを備え、可動ガイドは、偏心カムと当接する案内ローラを備えることにより、可動ガイドを昇降自在に構成した為、簡易な構成で効果を発揮することができる。
請求項6記載の発明によれば、昇降手段は、前記可動ガイドにおける両端部二箇所に配設される為、可動ガイドの昇降時の左右バランスが安定する。
請求項7記載の発明によれば、可動ガイドの両端部二箇所に配設される昇降手段は、昇降制御手段により独立制御可能に構成されており、昇降手段におけるカムの位相は、同じ位相にも、異なる位相にも設定できる為、裁断機構で切除され、下方に排出されるべき切除片に対して降下する可動ガイドの左右バランスを意図的にずらすことができ、その結果、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。
請求項8記載の発明によれば、昇降制御手段は、裁断機構による用紙裁断後、用紙を裁断した後の不要部分を搬送路外の下方に廃棄するために、可動ガイドを退避位置に降下した後、案内位置に戻す昇降動作を1サイクルとして複数回繰り返すように昇降手段を制御する為、その刺激(振動)により、裁断機構で切除され、下方に排出されるべき切除片が、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。
用紙加工システムの全体構成を示す平面図である。 本発明の実施形態における給紙装置及び第1用紙裁断装置の概略全体構成図である。 裁断機構の全体構成を示す概略全体構成図である。 可動ガイドと昇降手段を含む裁断機構の全体構成を示す斜視図である。 昇降手段の駆動系を示す斜視図である。 裁断機構の全体構成を示す正面図である。 裁断機構における移動刃ユニットの駆動系を示す透視正面図である。 移動刃ユニットにおける上下一対の回転刃の駆動系を示す背面図である。 裁断ユニットの駆動系を示す左側面図である。 移動刃ユニットの駆動系を示す透視正面図である。 裁断機構における用紙の加工の様子を示す図である。 裁断機構における用紙の加工の様子を示す図である。 裁断機構における用紙の加工の様子を示す図である。
〔用紙加工システム100の全体構成〕
図1は、本発明の一実施形態における、用紙加工システム100の全体構成を示す平面図である。本実施形態の用紙加工システム100は、主たる加工機構として、搬送方向上流側から順に、給紙装置10、第一用紙裁断装置20、クロスコンベア装置30、挿入ユニット40、第二用紙裁断装置50、コンベアスタッカ装置60により構成される。
近年、汎用的な印刷機における印刷可能な最大用紙サイズが大きくなる傾向にあり、B3サイズを超える印刷サイズも印刷可能となる場合が多くなってきている。
本用紙加工システム100は、一定サイズ以上の大きい印刷済用紙(P)を受け入れて、印刷済用紙の所定部分を切除し(切除後の用紙:P1)、印刷部分のみを残す加工処理を施している(加工処理後の用紙:P2)。
第二用紙裁断装置50は、従来から市場で一般的によく用いられる汎用の用紙裁断装置であって、加工可能な最大用紙サイズは、例えば、B3サイズである。又、第一用紙裁断装置20は、例えば、B3サイズを超えるサイズも加工可能である。本用紙加工システム100は、第一用紙裁断装置20により、第二用紙裁断装置50が受入れ可能な用紙サイズに、予め、裁断加工した上で、第二用紙裁断装置50に加工済み用紙を受け渡すように構成されている。
〔給紙装置10〕
図1、図2に示すように、給紙装置10は、エア吸引ベルト式のエア給紙ユニット11と、用紙積載量に応じて上昇、下降するエレベータ式の給紙トレイ12と、エア給紙ユニットにより送り出された用紙をさらに搬送方向下流側に搬送する搬送ローラ対13と、を有している。尚、本実施例においては、最大B2サイズの用紙を給紙できるように構成されている。前記搬送ローラ対13により用紙Pが搬送され、下記第一用紙裁断装置20の先端検出センサ21に用紙Pの先端が到達すると、給紙装置内の搬送ローラ対13の圧着が解除され、下記第一用紙裁断装置20内の三つの搬送ローラ対23だけで用紙が搬送される。
〔第一用紙裁断装置20〕
図1、図2に示すように、第一用紙裁断装置20は、汎用の第二用紙裁断装置50が受入れ可能な用紙サイズに予め裁断加工(一次加工)する為に設置されており、給紙装置10から搬送された用紙Pの先端が到達したことを検出する先端検出センサ21(21a、21b)と、用紙Pの先端と予め用紙Pに付与されたレジマークの位置を検出し、用紙搬送方向に対する印刷画像の傾斜角度を検出するレーザーセンサ27(27a、27b)を有している。尚、先端検出センサ21とレーザーセンサ27は、それぞれ、用紙搬送方向と直角方向の幅方向2箇所に配置されている。又、第一用紙裁断装置20は、前記レーザーセンサ27にて検出した印刷画像の傾斜角度を元に、クロスカット部の裁断機構2の角度を、印刷画像の搬送方向に対して直角になるように角度調整することが可能な角度調整手段を有する。
第一用紙裁断装置20は、用紙搬送面を挟んで対向配置された一対の裁断刃(実施例では、上下一対の回転刃221a、221b)により用紙搬送方向と直交する方向に用紙を裁断する裁断機構2と、該裁断機構の用紙搬送上流側に配置された第1搬送ローラ対25と、前記裁断機構の用紙搬送下流側に配置された第2搬送ローラ対26とを備える。さらに、前記裁断機構2と前記第2搬送ローラ対26との間に配置され、搬送される用紙を昇降自在に支持する可動ガイド70を備える。
前記裁断機構2は、予め、設定した裁断位置に用紙Pを停止後、用紙Pを搬送する方向と直交する幅方向に移動刃ユニット22(上下一対の回転刃221a、221b)を移動することにより用紙Pを裁断する。裁断後の用紙P1は、三つの搬送ローラ(26、24、24)によりクロスコンベア装置30に排出される。
前記用紙P1の排出については排出センサ29により検出される。尚、前記大判サイズの用紙P1を予め裁断加工(一次加工)する裁断刃としては、ギロチン式の裁断刃は刃物も用紙の幅方向に長いものが要求される為、反りや歪が問題となる。それに対して、用紙搬送方向に可動する上下一対の回転刃を用いれば、反りや歪の問題は解消される為、本用紙裁断装置20には好適である。尚、本発明の主要部となる裁断機構2及び移動刃ユニット22の詳細については、別途、後述する。
〔クロスコンベア装置30〕
クロスコンベア装置30は、第一用紙裁断装置20で裁断加工されて第1方向に搬送されて来たシートP1を受けて、第1方向に対して交差した第2方向に搬送して、第二用紙裁断装置加工装置50へ送り込むようになっている。
尚、クロスコンベア装置30は、第一用紙裁断装置20の後段に配置されており、第一用紙裁断装置20から排出された用紙P1を無端状ベルト31(所定幅を有する一本ベルト)上に受け取り、受け取った用紙P1の端縁をガイド壁32に沿わせるように、用紙P1をガイド壁32に向けて斜めに搬送しながら、搬送方向下流へ向けて搬送する、斜行搬送手段を備える。
〔挿入ユニット40〕
クロスコンベア装置30の後段には、クロスコンベア装置30から排出された用紙P1を第二用紙裁断装置50における給紙口に受け渡す挿入ユニット40が配置されている。
尚、挿入ユニット40は、受け取った用紙P1の端縁をガイド壁41に沿わせるように、用紙P1をガイド壁に向けて斜めにエア吸引搬送しながら、搬送方向下流へ向けて搬送する、斜行搬送手段を備える。
〔第二用紙裁断装置50〕
第二用紙裁断装置50は、従来から市場で汎用的によく用いられる用紙裁断装置であって、第一用紙裁断装置20により、第二用紙裁断装置50が受入れ可能な用紙サイズに予め裁断加工(一次加工)された用紙P1は、挿入ユニット40から第二用紙裁断装置50の給紙口に受け渡される。その後、用紙P1を一枚ずつ用紙搬送方向に送り出し、送り出された用紙P1を、予め設定したジョブ内容に基づいて、装置本体にて搬送しながら裁断加工し、裁断加工後の単票P2を装置本体から排出する。
〔コンベアスタッカ装置60〕
第二用紙裁断装置50の排出側にコンベアスタッカ60を結合してもよい。コンベアスタッカ60は、第二用紙裁断装置50から排出された裁断加工後の単票P2を、ベルトコンベアによってゆっくり搬送し、その端部に設けたスタッカー61に斜めに立てた状態で単票を積み重ねるようにした装置である。
[裁断機構2の実施形態]
次に、第一用紙裁断装置20における裁断機構2の実施形態について図6から図9を用いて説明する。図6は、裁断機構2の全体構成を示す正面図である(可動ガイド70及び昇降手段77については、図面上記載を省略している)。尚、可動ガイド70及び昇降手段77の詳細は、後述する。図9は、図6の左側面図である。図7は、図6の裁断機構2における移動刃ユニット22の駆動系を示す透視正面図である。図8は、移動刃ユニット22における上下一対の回転刃221の駆動系を示す背面図である。
図6から図9に示すように、裁断機構2は、搬送される最大サイズの用紙幅の全域にわたって設けられたフレーム210と、用紙搬送方向Fと直交する幅方向Wに移動刃ユニット22を移動することにより用紙を裁断する裁断手段と、移動刃ユニット22を移動させる移動刃ユニット駆動部227a、227bとを備える。移動刃ユニット駆動部227a、227bは、フレーム210の内側に収容される。
移動刃ユニット22は、上下一対の回転刃221(221a、221b)と、上下一対の回転刃221をそれぞれ回転自在に支持し、用紙搬送方向と直交する幅方向に往復移動する上下一対の枠体211a、211bを備える。上下一対の回転刃221は、移動刃ユニット22を前記往復移動させることにより正逆方向に回転する。
詳しくは、上下一対の回転刃221は、用紙搬送経路5を介して、上側に配置される上側回転刃221aと、下側に配置される下側回転刃221bとを対向配置している。
次に、移動刃ユニット駆動部227a、227bについて説明する。
図7、図9に示すように、前記移動刃ユニット駆動部227a、227bは、用紙搬送経路5を介して、上側に配置される上側移動刃ユニット駆動部227aと下側に配置される下側移動刃ユニット駆動部227bとを対向配置することにより構成される。又、移動刃ユニット駆動部227a、227bは、所定の間隔を置いて併設されたタイミングベルト217a、217bを備えている。タイミングベルト217aは、プーリ215aとプーリ216aとの間に掛け渡され、タイミングベルト217bは、プーリ215bとプーリ216bとの間に掛け渡されている。さらに、プーリ215aと共通の回転軸226aに取り付けられたプーリ205aと、プーリ215bと共通の回転軸226bに取り付けられたプーリ205bとの間には、タイミングベルト225が掛け渡されている。
回転軸226aおよび回転軸226bはそれぞれフレーム210に回転自在に支持され、回転軸226aはフレーム210を貫通して反対側へ延出している。そして、プーリ215a、プーリ205aと共に回転軸226aに固定されたプーリ208と、駆動モータ219の回転軸に取り付けられたプーリ209とは、タイミングベルト207を介して連結されている。
つまり、前記、移動刃ユニット駆動部227a、227bは、駆動手段として機能する駆動モータ219、駆動モータの回転軸に取り付けられたプーリ209、回転軸226aに取り付けられたプーリ208、およびこれらのプーリ209、208間に掛け渡されたタイミングベルト207を備えている。そして、駆動モータ219が回転駆動されると、その駆動力はプーリ209、タイミングベルト207、プーリ208、回転軸226aを介してプーリ205a、215aに伝達され、さらに、プーリ205a、タイミングベルト225を介してプーリ205b、回転軸226bを介してプーリ215bに伝達され、その結果、タイミングベルト217a、217bが走行される。尚、タイミングベルト225にはテンションを付与するテンション付与ローラ206が設けられている。
タイミングベルト217a、217bは閉ループのベルトであり、その一部は固定部222a、222bにて、それぞれ上部枠体211a、下部枠体211bに固定されている。
従って、駆動モータ219が回転し、タイミングベルト217a、217bが走行すると、それに伴って、上部枠体211a、下部枠体211bが一体的に用紙搬送方向Fと直交する幅方向Wに移動する。
次に、上下一対の回転刃221を回転させるための構成について説明する。
下部枠体211bには、下部枠体211bの回転軸214a上に回転自在に支持されるピニオンギヤ214を備え、下部枠体211bの可動範囲にわたって上記ラックギヤ213と噛合するように構成される。又、フレーム210には、断面略コの字状の部材の下面部に下部枠体211bをスライド自在に支えるラックギヤ213を備える。尚、図8は、移動刃ユニット22を背面から見た図であって、ピニオンギヤ214とラックギヤ213が噛合する状態を示している。
図10は、移動刃ユニットの駆動系を示す透視正面図である。図10において、前記ピニオンギヤ214と共通の回転軸214aに取付けられたプーリ231と、下側回転刃221bと共通の回転軸232aに取付けられたプーリ232との間には、タイミングベルト235が掛け渡されている。上述のように、駆動モータ219の駆動力により、タイミングベルト217a、217bが走行され、それに伴い上部枠体211a、下部枠体211bが用紙搬送方向Fと直交する幅方向Wに移動すると、前記ラックギヤ213とのギヤの噛み合いでピニオンギヤ214が回転し、タイミングベルト235を介して下側回転刃221bが回転中心232aを支点に回転する。又、下側回転刃221bの回転に伴い、上側回転刃221aが回転中心223を支点に連れ回り回転する。
本実施形態によれば、上下一対の回転刃221は、ピニオンギヤ214とラックギヤ213とのギヤ部材同士の噛み合いによって回転するため、スリップ等の異常で上下一対の回転刃221の回転が停止することはない。又、一対の回転刃221a、221bを回転させるのにギヤ部材を用いて大きな回転力を得るようにしたので、上部枠体211a、下部枠体211bの移動に連動して上下一対の回転刃221(221a、221b)を確実に回転させることが可能となった。従って、用紙Pを確実に切断することができる。
図10に示すように、上部枠体211a、下部枠体211bには、上下一対の回転刃221(上側回転刃221aと下側回転刃221b)の対向位置を挟んで幅方向Wの両側に設置された搬送ローラ対237、238を備える。下側回転刃221bと共通の回転軸232aに取付けられたプーリ232と、搬送ローラ対237、238と共通の回転軸に取付けられたプーリ233、234との間には、丸ベルト236が掛け渡されている。従って、上下一対の回転刃221が回転するのと同時に搬送ローラ対237、238が回転する。前記搬送ローラ対237、238は、用紙裁断時に用紙Pを導入し、押さえながら裁断する役割を果たす。
[昇降手段77の実施形態]
次に、裁断機構2を含む裁断部における可動ガイド70の昇降手段77の実施形態について図3から図5に基づき説明する。
図3は、裁断機構2を含む裁断部の全体構成を示しており、前記裁断部は、用紙搬送面5を挟んで対向配置された一対の裁断刃(実施例では、上下一対の回転刃221a、221b)により用紙搬送方向と直交する方向に用紙を裁断する裁断機構2と、該裁断機構2の用紙搬送上流側に配置された第1搬送ローラ対25と、前記裁断機構2の用紙搬送下流側に配置された第2搬送ローラ対26とを備える。前記裁断機構2は、予め、設定した裁断位置に用紙Pを停止後、用紙Pを搬送する方向と直交する幅方向に移動刃ユニット22(上下一対の回転刃221a、221b)を移動することにより用紙Pを裁断する。尚、第1搬送ローラ対25における用紙導入部には上下一対のガイド81が設置され又、第2搬送ローラ対26における用紙排出部には上下一対のガイド83が設置されている。
さらに、前記裁断部は、裁断機構2と前記第2搬送ローラ対26との間に配置され、搬送される用紙を昇降自在に支持する可動ガイド70を備える。可動ガイド70の上部は、搬送方向に向かって上り傾斜する傾斜ガイド面700を形成している。
次に、昇降手段77の具体的な構成について説明する。図5に示すように、ベース部材76に取付けられたベアリング703a、703bに対して、可動ガイド70の折り曲げ部701に形成された長穴702が摺動することにより、可動ガイド70は上下方向に自在に昇降することができる。尚、可動ガイド70は、スプリング74により下方に付勢されている。又、可動ガイド70には遮光板704が一体的に形成され、可動ガイド70が最上位置まで上昇したとき、遮光板704がベース部材76に取付けられたフォトインタラプタ75を遮光するように構成されている。したがって、可動ガイド70の最上位置を検出することができる。
昇降手段77は、昇降用モータ71と、この昇降用モータ71の回転中心に対して偏心した偏心カム72とを備え、可動ガイド70は、偏心カム72と当接する案内ローラ73を一体的に備える。昇降用モータ71によって、偏心カム72を回転させると、偏心カム72と当接する案内ローラ73の回転中心が円弧を描くように案内ローラ73を昇降させる。その結果、ベース部材76に対して上下方向に揺動するように可動ガイド70を昇降させることができる。これによれば、簡易な構成で可動ガイド70の昇降手段77としての作用を発揮させることができる。
前記裁断部は、可動ガイド70を昇降させる昇降手段77と、昇降手段77の作動を制御する昇降制御手段を備え、昇降手段77は可動ガイド70を、搬送される用紙を用紙搬送面に沿って案内する案内位置と、用紙搬送面5から下方に離間する退避位置とに選択的に昇降させることができる。尚、前記退避位置は、前記用紙を裁断した後の不要部分を搬送路外の下方に廃棄するための位置である。
これによれば、裁断加工部における用紙搬送経路上で用紙の前端縁部が垂れてしまうのを防止でき、ジャム等の加工ミスの発生を抑え、搬送及び加工を精度良く行うことができる。さらに、裁断機構2で切除され、下方に排出されるべき切除片が、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。
次に、昇降手段77の全体構成について説明する。尚、以下の説明において同一構成箇所については、図面上にて同じ符号を付し、重複する説明を省略する。図4に示すように、昇降手段77は、図6に示す裁断機構2の移動刃ユニット22の用紙搬送方向の下流側において、フレーム210に一体的に取付けられる。昇降手段77は、可動ガイド70における両端部二箇所に配設される。したがって、可動ガイドの昇降時の左右バランスが安定する。又、前記可動ガイド70の両端部二箇所に配設される昇降手段77は、前記昇降制御手段により独立制御可能に構成されている為、昇降手段77における前記偏心カム72の位相は、同じ位相にも、異なる位相にも設定できる。
これによれば、裁断機構2で切除され、下方に排出されるべき切除片に対して降下する可動ガイド70の左右バランスを意図的にずらすことができ、その結果、裁断機構2の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。
前記昇降制御手段は、裁断機構2による用紙裁断後、前記用紙を裁断した後の不要部分を搬送路外の下方に廃棄するために、可動ガイ70を前記退避位置に降下した後、前記案内位置に戻す昇降動作を1サイクルとして複数回繰り返すように昇降手段77を制御する。
これによれば、その刺激(振動)により、裁断機構2で切除され、下方に排出されるべき切除片が、裁断機構2の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。
以上によれば、大判サイズの用紙を裁断加工する際、搬送する用紙が、厚さが薄く腰の弱いものであっても、裁断加工部における用紙搬送経路上で用紙の前端縁部が垂れてしまうのを防止でき、ジャム等の加工ミスの発生を抑え、搬送及び加工を精度良く行うことができる。さらに、裁断機構で切除され、下方に排出されるべき切除片が、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。又、上述の角度調整手段を搬送ローラ間に配置し、搬送ローラ間の距離が余分に広くなった場合であっても、可動ガイド70により前記同様の効果を得ることができる。尚、昇降手段77は、前記、偏心カム72による構成に限らず、ソレノイドなど別の手段でも実施可能である。
[可動ガイド70の昇降動作]
次に、可動ガイド70の昇降動作について図11から図13に基づき説明する。
(1)用紙裁断後の不要部分(先端ドブ)の廃棄
図11(a)、(b)は、用紙Pの不要部分P´(先端ドブ)を裁断し、搬送路外の下方に廃棄する際の状態遷移図である((a)→(b)の順に状態遷移する)。尚、各図面上、一対の回転刃(221a、221b)が破線で表現されている場合は、一対の回転刃が退避位置に配置され、用紙Pに裁断加工していない状態を示しており又、一対の回転刃が実線で表現されている場合は、用紙Pに裁断加工している状態を示しているものとする。
図11(a)に示すように、用紙Pが第1搬送ローラ対25から可動ガイド70に向けて搬送され、可動ガイド70は、下方に垂れた用紙Pの前端部を傾斜ガイド面700にて導入し、支持する。尚、このとき可動ガイド70は、搬送される用紙を用紙搬送面に沿って案内する案内位置に配置されている。
これによれば、可動ガイドの案内位置においては、裁断加工部における用紙搬送経路上で前端縁部が垂れた用紙を可動ガイドの上部にスムーズに導入し、支持することができる。
図11(b)に示すように、用紙Pの所定箇所にて用紙の搬送を停止して、用紙搬送方向Fと直交する幅方向Wに一対の回転刃(221a、221b)を移動することにより用紙を裁断する。尚、裁断時は、用紙Pの前端部を可動ガイド70で支持したまま裁断する。
裁断後の用紙Pは、不要部分P´(先端ドブ)と後続の用紙P(成果物に相当する部分)に切り分けられる。前記用紙の裁断と同時又は裁断後に、可動ガイド70は案内位置から退避位置に降下し、裁断後の不要部分P´(先端ドブ)は、可動ガイド70の傾斜ガイド面700にて滑り落ち、搬送路外の下方に廃棄される。
これによれば、可動ガイドの退避位置においては、裁断機構で切除され、下方に排出されるべき切除片が傾斜ガイド面700で滑り落ち、裁断機構の近傍で滞留することなく、速やかに下方に排出できる。
(2)成果物の搬送支持
図12(c)、(d)、図13(e)、(f)は、図11(b)における裁断後の後続の用紙P(成果物に相当する部分)を第1搬送ローラ対25から第2搬送ローラ対26に受け渡す際の状態遷移図である((c)→(d)→(e)→(f)の順に状態遷移する)。尚、各図面上、一対の回転刃(221a、221b)が破線で表現されている場合は、一対の回転刃が退避位置に配置され、用紙Pに裁断加工していない状態を示しており又、一対の回転刃が実線で表現されている場合は、用紙Pに裁断加工している状態を示しているものとする。
図12(c)に示すように、用紙Pが第1搬送ローラ対25から可動ガイド70に向けて搬送されており、可動ガイド70は、搬送される用紙を用紙搬送面に沿って案内する案内位置にて待機している。このとき、成果物Pの前端部は下方に少し垂れた状態となる。
図12(d)に示すように、用紙Pは、さらに下流側に搬送され、可動ガイド70は、前記下方に垂れた成果物Pの前端部を傾斜ガイド面700にて導入し、第2搬送ローラ26に向けて案内する。尚、このとき可動ガイド70は、案内位置に配置されている。
これによれば、可動ガイドの案内位置においては、裁断加工部における用紙搬送経路上で前端縁部が垂れた用紙を可動ガイドの上部にスムーズに導入し、下流の搬送ローラに受け渡すことができる。
図13(e)に示すように、用紙Pが第1搬送ローラ対25から第2搬送ローラ対26に受け渡されると、第1搬送ローラ対25と第2搬送ローラ対26との速度差によりテンションが張られ、可動ガイド70の傾斜ガイド面700上端部と搬送される用紙Pの下面との間に約0.5mm~1mmの隙間が形成される。この隙間(Y)は、用紙Pの搬送時において、用紙Pの下面に傷が付くことを防ぐ為に形成されている。尚、このとき可動ガイド70は、案内位置に配置されている。
図13(f)に示すように、用紙Pの所定箇所にて用紙の搬送を停止して、用紙搬送方向Fと直交する幅方向Wに一対の回転刃(221a、221b)を移動することにより用紙を裁断する。裁断後の用紙Pは、成果物P1と不要部分P´(後端ドブ)に切り分けられる。このとき可動ガイド70は、案内位置に配置されており、前記成果物P1の下方に垂れた成果物Pの後端部を支持する。その後、一対の回転刃(221a、221b)は待避位置に移動し、不要部分P´(後端ドブ)は、搬送路外の下方に廃棄される。尚、不要部分P´の長さが所定以上長く、下方に廃棄できない場合は、前記一対の回転刃にて不要部分P´を複数回裁断しながら下方に廃棄するように構成してもよい。又、不要部分P´(後端ドブ)についても、廃棄時に可動ガイド70を退避位置に配置するように構成してもよい。
尚、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
F 搬送方向
W 幅方向
2 裁断機構
5 搬送経路
20 第1用紙裁断装置
22 移動刃ユニット
70 可動ガイド
71 昇降用モータ
72 偏心カム
73 案内ローラ
74 スプリング
75 フォトインタラプタ
76 ベース部材
77 昇降手段
100 用紙加工システム
210 フレーム
211 枠体
213 ラックギヤ
214 ピニオンギヤ
217 タイミングベルト
221 一対の回転刃
222 固定部
227 移動刃ユニット駆動部
701 折り曲げ部
702 長穴
703 ベアリング
704 遮光板

Claims (8)

  1. 用紙搬送面を挟んで対向配置された一対の裁断刃により用紙搬送方向と直交する方向に用紙を裁断する裁断機構と、該裁断機構の用紙搬送上流側に配置された第1搬送ローラ対と、前記裁断機構の用紙搬送下流側に配置された第2搬送ローラ対とを備えた用紙裁断装置において、
    前記裁断機構と前記第2搬送ローラ対との間に配置され、搬送される用紙を昇降自在に支持する可動ガイドを備えた、ことを特徴とする用紙裁断装置。
  2. 前記可動ガイドを、前記搬送される用紙を用紙搬送面に沿って案内する案内位置と、前記用紙搬送面から下方に離間する退避位置とに選択的に昇降させる昇降手段と、前記昇降手段の作動を制御する昇降制御手段とを備えた、ことを特徴とする請求項1に記載の用紙裁断装置。
  3. 前記退避位置は、前記用紙を裁断した後の不要部分を搬送路外の下方に廃棄するための位置である、ことを特徴とする請求項2に記載の用紙裁断装置。
  4. 前記可動ガイドの上部に、搬送方向に向かって上り傾斜する傾斜ガイド面を形成している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の用紙裁断装置。
  5. 前記昇降手段は、昇降用モータと、この昇降用モータの回転中心に対して偏心した偏心カムとを備え、前記可動ガイドは、前記偏心カムと当接する案内ローラを備える、ことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか一つに記載の用紙裁断装置。
  6. 前記昇降手段は、前記可動ガイドにおける両端部二箇所に配設される、ことを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか一つに記載の用紙裁断装置。
  7. 前記可動ガイドの両端部二箇所に配設される昇降手段は、前記昇降制御手段により独立制御可能に構成されており、前記昇降手段における前記カムの位相は、同じ位相にも、異なる位相にも設定可能である、ことを特徴とする請求項6に記載の用紙裁断装置。
  8. 前記昇降制御手段は、前記裁断機構による用紙裁断後、前記用紙を裁断した後の不要部分を搬送路外の下方に廃棄するために、前記可動ガイドを前記退避位置に降下した後、前記案内位置に戻す昇降動作を1サイクルとして複数回繰り返すように昇降手段を制御する、ことを特徴とする請求項3乃至請求項7の何れか一つに記載の用紙裁断装置。

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