JP2022152897A - 広告配信システム及び広告配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】広告主が低コストで広告配信でき、広告を受け取るユーザを効率よく顧客として獲得可能にする広告配信システム及び広告配信方法を提供する。【解決手段】各地の駐車場を管理する駐車場アプリ10に、駐車場の利用者を登録ユーザとして事前に登録しておき、各広告主が作成した広告を、駐車場に対応付けた登録ユーザを配信先として駐車場アプリ10が自動配信する。広告の配信先を広告主の管理する店舗から距離が近い駐車場の登録ユーザに限定できる。広告配信時間の指定が可能。広告配信先のユーザ属性の指定が可能。広告主が作成した広告を自動チェックして問題が無い場合に限り登録して広告の信頼性を高める。広告作成ツールを広告主に提供し、その利用状況に応じて課金する。特別な設備を必要としないため低コストで、しかもリアルタイムに近い効果的な広告配信が可能になる。【選択図】図1

Description

本発明は、広告配信システム及び広告配信方法に関する。
例えば、店舗やその他の商業施設等の運営者は、自分が運営する店舗に顧客を誘導するように効率よく広告を配信できることを望んでいる。また、ショッピングなどのために車両を利用して移動する様々なユーザは、自分が必要としている商品、自分の興味がある商品、お買い得な商品などの情報を必要としている可能性がある。したがって、従来より駐車場と関連付けた情報配信装置の技術開発が行われている。
例えば、特許文献1のDSRC通信システムは、それが設置されている駐車場において、煩雑な手続きを経ることなくDSRC通信網のみで店舗情報を得るようになっている。具体的には、車両が駐車したことを検出して車載器から駐車情報と当該車両の利用者が携行する携帯端末のメールアドレスを、駐車場側の管理センタに送信し、管理センタ側ではこの送信信号を受信して駐車課金処理を開始し、当該駐車場近傍の店舗広告、各店舗のURL一覧、各店舗の簡単な地図等の広告情報を上記メールアドレスで指定された携帯端末に配信する。
特許文献2には、ショッピングモールや商店街等の複数の店舗が営業している商店エリアで買い物した顧客に対するアンケートや広告の配信を効率的に行う情報配信装置が開示されている。この情報配信装置は、取引処理装置から通知された取引情報を蓄積的に記憶する。また、自動改札機から駅への入場が通知された顧客や、駐車場ゲート装置から出場が通知された顧客を、ショッピングモールでの買い物が終了した顧客であると判断し、当該顧客に対してアンケートや広告等を配信情報として配信する。
特許文献3は、情報配信システムが用いられる商業施設等において、利用客等における駐車券の管理負担を極力抑えるための情報受信端末が開示されている。具体的には、広告情報等の配信情報を無線受信して記憶する情報記憶部と、情報記憶部に記憶された配信情報を表示する表示部と、駐車場における駐車時間の起算時刻として用いられる時刻情報を受信して記憶する時刻情報記憶部と、を備える。
特開2005-228173号公報 特開2008-134759号公報 特開2010-218242号公報
しかしながら、特許文献1~特許文献3に示されたようなシステムは、その駐車場などに設置されている専用の設備などを使用することを前提としているので、そのシステムを利用しようとする広告主が広告配信のために負担する費用が高くなるのは避けられない。そのため、個人が運営する零細の店舗などが広告配信のシステムを気軽に利用することはできなかった。しかも、広告配信の対象が、特定の駐車場と関連のある場所だけに限られるので、広告を多数の顧客に効率よく配信することはできなかった。
例えば、コンビニエンスストアや喫茶店のように食品を販売する小規模の店舗において、当日の売れ残りになったパンや総菜などを賞味期限になる前に安くして全部売り切ってしまいたいような状況が突発的に発生することはよくある。しかし、突発的に発生したような状況では、顧客になり得る多数のユーザに対してリアルタイムの広告で効率よく状況を知らせることはできなかった。
例えば、比較的大型のスーパーやショッピングセンターのような店舗であれば、店内放送を利用することで、店内にいる多数の顧客に対してリアルタイムで広告を効率よく伝えることができる。しかし、店舗の外にいるユーザや少し距離の離れた場所にいるユーザに広告を伝えるのは困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、広告主が低コストで広告配信でき、広告を受け取るユーザを効率よく顧客として獲得するために役立つ広告配信システム及び広告配信方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る広告配信システム及び広告配信方法は、下記(1)~(9)を特徴としている。
(1) 事前に登録した登録ユーザのユーザ端末と、前記ユーザ端末に提供する広告の広告主が操作可能な広告主端末との間の通信を管理するサーバを有する広告配信システムであって、
事前に登録した駐車場を利用する登録ユーザを管理するユーザ管理部と、
前記駐車場を広告配信先として登録している前記広告主に対して所定の広告作成ツールを提供可能な広告主管理部と、
前記広告主が前記広告作成ツールで作成した広告の情報を、広告配信先の前記駐車場に対応付けられた前記登録ユーザに対して配信する広告配信部と、
を備える広告配信システム。
(2) 事前に登録した各駐車場の位置情報と、前記広告主が登録した各店舗の位置情報とを保持し管理する位置情報保持部を有し、
前記広告作成ツールは、作成した広告の配信先として登録する駐車場を、該当する広告主の登録店舗から所定距離以内の駐車場に限定して表示する配信先選択部を有する、
上記(1)に記載の広告配信システム。
(3) 前記広告作成ツールにより作成された広告情報を登録する前に、それぞれの広告情報に含まれる文字等のコンテンツの内容を予め定めた配信基準情報と比較して合否を判定し、合格の場合に配信可能な広告情報として登録する、配信基準管理部を有する、
上記(1)又は(2)に記載の広告配信システム。
(4) 前記広告主管理部は、前記広告作成ツールの使用状況を反映して、それぞれの広告主に対して課金する課金処理部を有する、
上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の広告配信システム。
(5) 前記各広告主が作成した広告情報の配信先を、該当する広告主が複数の駐車場の中から選択可能な配信先選択部を有し、
前記課金処理部は、該当する広告主が広告配信先として選択した駐車場の数に応じて課金する、
上記(4)に記載の広告配信システム。
(6) 前記広告主管理部は、広告主毎に、前記課金処理部の課金状況と該当する広告主の支払い状況とが所定の条件を満たす場合に、前記広告作成ツールの使用を許可する、
上記(4)又は(5)に記載の広告配信システム。
(7) 前記各広告主が作成した広告情報の配信時間を前記広告主が選択可能な配信時間選択部を有し、
前記課金処理部は、該当する広告主が選択した広告の配信時間の長さ又は時間帯に応じて課金する、
上記(4)乃至(6)のいずれかに記載の広告配信システム。
(8) 前記ユーザ管理部は、ユーザ毎の固有の属性を表す属性情報を管理する属性情報記憶部を有し、
前記広告作成ツールは、作成した広告の配信先のユーザ属性を選択するユーザ属性選択部を有し、
前記広告配信部は、前記広告作成ツールで作成された広告の情報を、選択されたユーザ属性の条件を満たす前記登録ユーザに対して配信すると共に、選択されたユーザ属性に応じて該当する広告主に課金する、
上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の広告配信システム。
(9) 事前に登録した登録ユーザのユーザ端末と、前記ユーザ端末に提供する広告の広告主が操作可能な広告主端末との間の通信を管理するサーバによる広告配信方法であって、
前記サーバは、事前に登録した駐車場を利用する登録ユーザを管理し、
前記サーバは、前記駐車場を広告配信先として登録している前記広告主に対して所定の広告作成ツールを提供し、
前記サーバは、前記広告主が前記広告作成ツールで作成した広告の情報を、広告配信先の前記駐車場に対応付けられた前記登録ユーザに対して配信し、
前記サーバは、前記広告作成ツールの使用状況を反映して、それぞれの広告主に対して課金する、
広告配信方法。
上記(1)の構成の広告配信システムによれば、ユーザ端末と、広告主端末と、サーバとの間の通信によって広告の配信を実現できる。したがって、広告配信システムは、サーバ以外には特別な専用の設備を利用しなくても実現できるので、広告配信にかかる費用を大幅に削減できる。しかも、広告配信システムは、事前に登録した駐車場を利用する登録ユーザだけを対象として広告を配信するので、配信された広告を活用し広告主の顧客になる可能性の高いユーザに対して効率よく広告を配信できる。更に、配信する広告の内容は、広告主自身が広告作成ツールで作成できるので、広告主が必要な時にほぼリアルタイムで所望の広告を作成し、すぐにそれを配信することも可能である。
上記(2)の構成の広告配信システムによれば、配信した広告を利用できる店舗から比較的近い位置にある駐車場を利用する登録ユーザのみを対象として広告を配信することが可能になる。したがって、各登録ユーザは、例えば自分のユーザ端末で所定の駐車場アプリを起動していれば、利用中、利用予約中あるいは登録した駐車場の近くにある店舗の広告を受け取ることができる。また、広告主は、配信先のユーザの範囲を限定することにより、広告配信のコストを低減しつつ、その広告を活用する可能性の高いユーザに対して効率よく広告を配信できる。
上記(3)の構成の広告配信システムによれば、例えば公共の場所においては不適切な表現の文章や、違法性・犯罪性のあるような文章、画像などがユーザに対して配信されるのを避けることができる。したがって、広告主が意図的に、あるいは無意識のうちに不適切な広告を配信してしまうのを防止して、配信する広告の信頼性を高めることが可能になる。
上記(4)の構成の広告配信システムによれば、広告主に対して実際に広告を作成した回数や広告を配信した回数などに応じた課金を行うことが可能になる。したがって、使用頻度が少ない場合は安い料金でサービスを利用できるので、例えば個人経営者が運営する店舗のように売上げが比較的少ない場合でも利用しやすい広告サービスを実現できる。
上記(5)の構成の広告配信システムによれば、広告主は広告配信先となる駐車場の範囲を必要に応じて増減できる。したがって、広告配信にかかるコスト及び希望する配信先の数を広告主が状況に応じて調整できる。
上記(6)の構成の広告配信システムによれば、広告配信サービスの対価を実際に支払った広告主のみに限定してこのサービス提供を継続させることができる。したがって、この広告配信システムを提供するサービス事業者は、このシステムを運用するために必要なコストを、サービスを実際に使用した広告主から確実に回収することが可能になる。
上記(7)の構成の広告配信システムによれば、広告主は、必要に応じて広告配信の時間を制限したり調整することが可能であり、それにより課金される広告の費用も調整できる。したがって、実際に広告配信が必要な時間帯や、広告に大きな効果が見込める特定の時間に限定して効果的な広告配信を行うことが可能になる。
上記(8)の構成の広告配信システムによれば、広告配信対象のユーザを、例えば年齢層、性別、嗜好などを考慮して広告配信対象を選別できるので、広告配信の効果が見込めそうな一部のユーザだけに限定して、効果的な広告配信を行うことが可能になる。
上記(9)の構成の広告配信方法によれば、サーバ以外には特別な専用の設備を利用しなくても実現できるので、広告配信にかかる費用を大幅に削減できる。しかも、広告配信方法は、事前に登録した駐車場を利用する登録ユーザだけを対象として広告を配信するので、配信された広告を活用し広告主の顧客になる可能性の高いユーザに対して効率よく広告を配信できる。更に、配信する広告の内容は、広告主自身が広告作成ツールで作成できるので、広告主が必要な時にほぼリアルタイムで所望の広告を作成し、すぐにそれを配信することも可能である。また、広告主に対して実際に広告を作成した回数や広告を配信した回数などに応じた課金を行うことが可能になる。したがって、使用頻度が少ない場合は安い料金でサービスを利用できるので、例えば個人経営者が運営する店舗のように売上げが比較的少ない場合でも利用しやすい広告サービスを実現できる。
本発明の広告配信システム及び広告配信方法によれば、広告主は低コストで広告配信可能になり、広告を受け取るユーザを効率よく顧客として獲得することが可能になる。また、各登録ユーザは、利用する頻度の高い駐車場の近傍の店舗等で利用可能な価値の高い広告の配信を受けることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る広告配信システムの利用環境を示す模式図である。 図2は、図1に示した広告配信システムの主要部の構成を示すブロック図である。 図3は、図2に示した広告配信システムの使用例を示す模式図である。 図4は、広告作成ツールを利用した広告作成手順-1を示すフローチャートである。 図5は、広告作成ツールを利用した広告作成手順-2を示すフローチャートである。 図6は、広告作成ツールを利用した広告作成手順-3を示すフローチャートである。 図7は、広告主側の広告登録手続きの概要を示すシーケンス図である。 図8は、内容自動チェックの手順を示すフローチャートである。 図9は、画像自動チェックの手順を示すフローチャートである。 図10は、課金管理の手順を示すフローチャートである。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<広告配信システムの利用環境>
図1は、本発明の実施形態に係る広告配信システム100の利用環境を示す模式図である。
駐車場アプリ10は、各地に存在しているコインパーキングのように必要な時に一時的に利用可能な駐車場11A、11B、11C等を様々なユーザが便利に利用するための機能を基本的な機能として備えている。例えば、駐車場アプリ10は、駐車の予約、入庫、出庫、料金支払いや空車状況の確認などを便利にするための機能を提供する。したがって、各地の駐車場を利用する可能性のあるユーザは、駐車場アプリ10を利用できるように、それを自分のユーザ端末にダウンロード及びインストールした後、駐車場アプリ10を使用するための利用登録を実施する。これにより、利用登録した各ユーザが例えば図1中に示した登録ユーザ15A、15B、15Cとなる。
本実施形態の駐車場アプリ10は、上記のような基本的な機能の他に、広告配信を行うための機能を備えている。その広告の配信先は、各地の駐車場11A、11B、11Cを利用する登録ユーザ15A、15B、15Cである。各登録ユーザ15A、15B、15Cは、自分のユーザ端末16A、16B、16Cを利用して、駐車場アプリ10から広告配信のサービスを受けることができる。各ユーザ端末16A~16Cとして、例えばスマートホンを利用できる。なお、以下の説明では、各地の駐車場11A、11B、11Cを利用中の登録ユーザ15A、15B、15Cに対して広告配信を行う場合を例に説明するが、登録ユーザ15A、15B、15Cが各地の駐車場11A、11B、11Cに予約を入れている状態であったり、各地の駐車場11A、11B、11Cを利用会員として登録している駐車場やお気に入りの駐車場として登録している場合にも、これらの登録ユーザ15A、15B、15Cに対し広告配信を行うようにしてもよい。
一方、コンビニエンスストア、喫茶店のような比較的小規模の店舗13A、13B、13Cが各地に存在している。このような店舗13A、13B、13Cを管理しているオーナー等が広告主12A、12Bとして駐車場アプリ10を利用できる。
例えば、図1に示した店舗13Aのオーナー、すなわち広告主12Aが店舗13Aで販売する商品に関する広告を出したい場合には、広告主12Aは自分が所有しているパソコンやスマートホンなどを広告主端末14Aとして利用し、駐車場アプリ10のサービスを利用できる。そして、広告主12Aは駐車場アプリ10を使用して所望の広告を作成し、それを駐車場アプリ10に登録する。
駐車場アプリ10は、各広告主12A、12Bによって登録された広告を所定の条件に従って登録ユーザ15A、15B、15Cに配信することができる。例えば、店舗13Aの広告が駐車場アプリ10に登録されている場合に、店舗13Aから比較的近い距離に存在している駐車場11Aを利用している登録ユーザ15Aがいると、ユーザ端末16Aに対して該当する広告を自動的に配信する。
その場合、登録ユーザ15Aは配信された広告の店舗13Aがすぐ近くにあるので、広告の内容に興味がある場合は駐車場11Aから移動して店舗13Aを訪れる可能性が高くなる。そのため、広告主12Aは広告配信による利益を効果的に得られる。
<広告配信システムの構成>
図2は、図1に示した広告配信システム100の主要部の構成を示すブロック図である。
図2の広告配信システム100において、図1中の駐車場アプリ10の機能は、広告主端末14にインストールされた広告主側アプリ10Aと、ユーザ端末16にインストールされた利用者側アプリ10Bと、サーバ20上に組み込まれた各種機能とで構成することができる。なお、広告主側アプリ10A、及び利用者側アプリ10Bの主要部をサーバ20側に配置して、クラウドとして駐車場アプリ10を構成することもできる。
サーバ20は、所定のデータセンタに設置することができる。したがって、広告主端末14及びユーザ端末16は、それぞれインターネット19を経由してサーバ20との間で通信し、駐車場アプリ10の機能を利用することができる。
図2に示したサーバ20は、広告主管理部21、広告主管理DB(データベース)22、課金管理部23、広告作成ツール24、広告マイページDB25、駐車場DB26、店舗位置DB27、登録ユーザ管理部28、ユーザ登録情報DB29、広告配信制御部30、配信基準管理部31、及び配信基準DB32を備えている。
広告主管理部21は、パスワードなどを用いてそれぞれの広告主の認証を実施したり、広告主毎にサービスの利用状況の把握、料金支払い状況の把握、広告作成ツールの利用可否管理などを実施する。
広告主管理DB22は、広告主毎の認証情報、サービス利用履歴、課金情報、支払い履歴などの情報を保持している。
課金管理部23は、広告主毎にサービスの利用実績に基づいた課金情報を生成する。生成した課金情報は広告主に対応付けて広告主管理DB22に保存される。
広告作成ツール24は、広告情報の登録に必要な記憶領域をマイページとして広告主毎及び店舗毎に割り当てたり、広告の作成や登録に必要な作業を支援するための各種処理を実施する。
広告マイページDB25は、各広告主の店舗毎に独立した広告の記憶領域として確保されたマイページの情報を保持し、広告主及び店舗に対応付けてそれぞれのマイページを管理する。
駐車場DB26は、管理対象の多数の駐車場のそれぞれが存在する位置を表す緯度/経度などの位置情報を保持し管理している。
店舗位置DB27は、管理対象の多数の店舗のそれぞれが存在する位置を表す緯度/経度などの位置情報を保持し管理している。
登録ユーザ管理部28は、各登録ユーザの所持しているユーザ端末16の広告配信用の宛先や、ユーザ端末16の現在位置を表す緯度/経度などの情報をそれぞれの登録ユーザに対応付けて取得するための制御を実施する。
ユーザ登録情報DB29は、それぞれの登録ユーザの年齢層、性別、嗜好などの個人の属性を表す情報を保持している。この属性情報は、各ユーザが登録する際に送信した情報である。
広告配信制御部30は、広告マイページDB25に登録された広告毎に、広告主等が決めた配信条件に適合する場合に、それぞれの配信先のユーザ端末16上の利用者側アプリ10Bに対して該当するマイページの広告情報を自動的に送信する処理を実施する。
配信基準管理部31は、例えば各登録ユーザに対して広告として配信するのに不適切な内容であったり、違法性・犯罪性のあるような内容のコンテンツが広告主によって作成された場合に、そのコンテンツがそのまま広告マイページDB25に登録されるのを防止するための管理を配信基準DB32の情報を利用して自動的に実施する。
配信基準DB32は、作成された広告のコンテンツが配信するのに不適切な内容か否かを判断するための基準として利用可能な予め登録された情報を保持している。配信基準DB32の内容の具体的については後で説明する。
<広告配信システムの使用例>
図3は、図2に示した広告配信システム100の使用例を示す模式図である。
広告配信システム100は多数の駐車場を管理しているので、店舗13Aのオーナーである広告主12Aは、駐車場アプリ10を利用することで店舗13A周辺の駐車場と提携することができる。また、例えば図3のように店舗13Aを店舗位置DB27A上の店舗マップに登録することができる。
例えば図3中の店舗13Aにおいて、当日売れ残りになりそうなパンが多数あるような場合には、広告主12Aにおいて「パンを本日大安売り!」のような広告を出したいというニーズが発生する。この広告により、値下げしたパンを早く売り切ることが可能になる。更に、この広告により当日以降の集客数を増やすことが可能になる。
上記の状況では、非常に安いコストでしかもリアルタイムで、パンを購入する可能性の高い消費者に対して効率よく広告を配信できることが重要になる。
そこで、例えば図1に示したように店舗13Aから近い距離の場所に駐車場11Aがある場合には、図3のようなユーザ登録情報DB29Aの駐車場会員マップを利用して、駐車場11Aを利用する会員の登録ユーザに対して広告を配信するのが効果的である。
広告主12Aは、駐車場アプリ10を利用することで、広告マイページDB25A上に店舗毎のマイページを用意することができる。それぞれのマイページの中には、図3のように広告としてテキスト、写真、イラストなどのコンテンツを広告主自身が書き込むことができる。したがって、例えば「パンの安売りを本日15時から開始します」の文章やパンの写真などを広告として登録することができる。
そして、広告主が「配信ボタン」を操作することで、駐車場アプリ10は登録された各マイページの広告を自動的に配信する。広告の配信先は、該当する店舗13Aから近い位置にある駐車場11Aなどに会員として登録している登録ユーザ15A、15B、あるいは実際に駐車場11Aにいる会員の登録ユーザ15A、15Bとすることができる。例えば、各登録ユーザが駐車場11Aで駐車場アプリ10を起動した時に、ユーザ端末が現在位置の情報をサーバに送信するように制御すれば、実際のユーザ位置と駐車場とを対応付けることができる。
図3のような広告配信を行う場合には、駐車場アプリ10の機能を実現するサーバ20以外に特別な設備を用意しなくてもよい。したがって、店舗13Aの広告主12Aは非常に安い料金で駐車場アプリ10に広告配信を依頼できる。
<広告の作成手順>
<例1>
図4は、広告作成ツール24を利用した広告作成手順-1を示すフローチャートである。
例えば図2に示した状況において、広告主端末14を操作する広告主は、広告主側アプリ10Aを利用してサーバ20と通信することにより、広告作成ツール24の機能を利用することができる。そして、図4に示したような手順により広告を作成する。図4の手順について以下に説明する。
広告主は、広告主側アプリ10Aから広告作成ツール24を利用して、必要な広告のコンテンツをS11で作成する。例えば、「パンを本日大安売り!」のようなテキストの文章と、パンの写真あるいはイラストを含むコンテンツを作成する。
広告主は、作成した広告の対象店舗をS12で選択できる。また、広告主は、広告の対象店舗と駐車場との距離をS13で指定できる。
広告作成ツール24は、S12で選択された店舗と、S13で指定された距離とに基づき、駐車場DB26及び店舗位置DB27の内容を利用して、距離の条件を満たす広告配信先の駐車場をS14で決定する。
広告作成ツール24は、S14で決定した広告配信先の指定と、S11で作成された広告のコンテンツとを広告マイページDB25上の該当するマイページの領域にS15で登録する。
<例2>
図5は、広告作成ツール24を利用した広告作成手順-2を示すフローチャートである。図5の手順について以下に説明する。
広告主は、広告主側アプリ10Aから広告作成ツール24を利用して、必要な広告のコンテンツをS11で作成する。例えば、「パンを本日大安売り!」のようなテキストの文章と、パンの写真あるいはイラストを含むコンテンツを作成する。
広告主は、作成した広告の対象店舗をS12で選択できる。また、広告主は、広告の対象店舗と駐車場との距離をS13で指定できる。
広告主は、広告の配信時間をS13Aで指定できる。例えば、広告対象の商品が売り切れた後や、該当店舗が閉店する間際の時間帯に広告を配信しても意味がないので、広告の価値が高い特定の時間帯だけに限定して広告が配信されるように配信時間を広告主が指定する。
広告作成ツール24は、S12で選択された店舗と、S13で指定された距離とに基づき、駐車場DB26及び店舗位置DB27の内容を利用して距離の条件を満たす広告配信先の駐車場をS14で決定する。
広告作成ツール24は、S14で決定した広告配信先の指定と、広告配信時間の指定と、S11で作成された広告のコンテンツとを広告マイページDB25上の該当するマイページの領域にS15Aで登録する。
<例3>
図6は、広告作成ツール24を利用した広告作成手順-3を示すフローチャートである。図6の手順について以下に説明する。
広告主は、広告主側アプリ10Aから広告作成ツール24を利用して、必要な広告のコンテンツをS11で作成する。例えば、「パンを本日大安売り!」のようなテキストの文章と、パンの写真あるいはイラストを含むコンテンツを作成する。
広告主は、作成した広告の対象店舗をS12で選択できる。また、広告主は、広告の対象店舗と駐車場との距離をS13で指定できる。
広告主は、広告の配信先となる対象ユーザの属性をS13Bで指定できる。すなわち、広告対象の商品の特性と、それを購入する可能性の高い顧客の属性との関連性を考慮して、広告主が対象ユーザの年齢層、性別、嗜好等を限定することで広告効果の高いユーザだけに広告を配信することが可能になる。
広告作成ツール24は、S12で選択された店舗と、S13で指定された距離とに基づき、駐車場DB26及び店舗位置DB27の内容を利用して距離の条件を満たす広告配信先の駐車場をS14で決定する。
広告作成ツール24は、S14で決定した広告配信先の指定と、S13Bで指定した対象ユーザの属性と、S11で作成された広告のコンテンツとを広告マイページDB25上の該当するマイページの領域にS15Bで登録する。
なお、図5に示した手順と同じように、広告配信時間の指定を図6の手順に更に追加しても良い。
<広告登録手続きの概要>
図7は、広告主側の広告登録手続きの概要を示すシーケンス図である。すなわち、各広告主は、広告主端末14で広告主側アプリ10Aを操作することにより、図7に示したような手順で広告登録手続きを行うことができる。
図7に示すように、広告主はS41で広告主側アプリ10Aを起動し、特定の広告主として広告配信システム100を利用可能にするためにS42で自分のパスワードを入力する。
サーバ20側の駐車場アプリ10に含まれている広告主管理部21は、広告主端末14から送信されたパスワードにより広告主の認証を行い、広告主を特定する。
広告主端末14を操作する広告主は、広告主側アプリ10Aを操作してS43で自分のマイページ表示を広告主管理部21に依頼する。また、同じ広告主が事前に複数の店舗を駐車場アプリ10に登録してある場合には、表示対象の店舗を指定する。
サーバ20上の広告主管理部21は、該当するマイページの内容を広告マイページDB25から読み出して、その画面表示に必要な情報を広告主端末14に送信する。この情報を受信すると、広告主端末14上の広告主側アプリ10AはS44でそのマイページの内容を表示する。
広告主端末14を操作する広告主は、図4~図6に示したような手順で自分の広告を作成し、自分のマイページに広告を記入する(S45)。
広告主端末14を操作する広告主が広告主側アプリ10Aの画面上にある「配信ボタン」をS46で押下すると、作成した広告内容およびその登録依頼がサーバ20側の広告主管理部21に送信される。
広告主管理部21は、広告主端末14から送信された登録依頼及び広告内容のデータを配信基準管理部31に渡す。そして、配信基準管理部31が広告主端末14から送信された広告内容の自動チェックをS51で実行する。すなわち、広告内容を広告マイページDB25に登録する前に、その内容が広告として問題がないかどうかを自動的にチェックする。この自動チェックは、配信基準DB32の内容に基づき実施される。
図7に示した配信基準DB32の中には、登録ワードマップ32a、NGワードマップ32b、及びNG画像マップ32cが含まれている。
S51の内容自動チェックで問題ありが検出された場合には、配信基準管理部31は該当する広告内容をS52のチェック対象として出力する。S52の人的チェックでは、配信基準管理部31により出力されたチェック対象の広告内容を人間が確認して問題の有無を識別する。
S51又はS52で内容に問題なしとみなされた広告に対しては、広告主管理部21によりS53で自動配信命令が出力される。すなわち、該当する広告が広告マイページDB25に登録されて自動配信の対象になる。したがって、その広告は広告配信制御部30の制御により自動的に該当する店舗の近くにある駐車場を利用する登録ユーザ15に対して配信される。
一方、S52の人的チェックで問題ありとみなされた広告については、配信基準管理部31によりS54で配信禁止として処理され、その結果が広告主管理部21から広告主端末14に通知される。配信禁止になった広告は、広告マイページDB25に登録されることはない。
<内容自動チェックの手順>
図8は、内容自動チェックの手順を示すフローチャートである。図8の手順について以下に説明する。
配信基準管理部31は、チェック対象の広告のコンテンツの中からテキストデータをS61で読み出す。そして、読み出したテキストデータを登録ワードマップ32aの内容に基づき、登録ワードでそれぞれ分離する(S62)。
更に、配信基準管理部31は、S62で分離されたそれぞれのワードについて、NGワードマップ32b上に登録されている各NGワードと比較する(S63)。そして、NGワードと一致するワードが1つ以上検出された場合は、S63からS64に進み、該当する広告コンテンツを人的チェックの対象として処理する。
また、テキストの全体についてNGワードと一致するワードが1つも検出されなかった場合は、配信基準管理部31はS63からS65、S66の処理に進み、該当する広告コンテンツをテキストチェック合格と判断する。
この後、更に図9の「画像自動チェック」が実施される。
<画像自動チェックの手順>
図9は、画像自動チェックの手順を示すフローチャートである。図9の手順について以下に説明する。
配信基準管理部31は、チェック対象の広告のコンテンツの中から画像データをS71で読み出す。そして、読み出した画像データにS72で番号を付与する。画像データが複数ある場合は、画像毎にそれぞれ異なる番号を付与する。
配信基準管理部31は、S72で番号付けした画像をS73で順番に処理して、それぞれの画像の特徴と、NG画像マップ32c上に登録されている各NG画像の特徴とを比較する。そして、NG画像と特徴が非常に近い画像が1つ以上検出された場合は、S73からS74に進み、該当する広告コンテンツを人的チェックの対象として処理する。
また、対象の広告に含まれる全ての画像ついてNG画像の特徴に近いものが1つも検出されなかった場合は、配信基準管理部31はS73からS75、S76の処理に進み、該当する広告コンテンツを画像チェック合格と判断する。
S66でテキストチェック合格と判断され、且つS76で画像チェック合格と判断された広告については、配信基準管理部31により問題なしとみなされ、図7のS53の処理により配信の対象として広告マイページDB25に登録される。
<課金管理の手順>
図10は、課金管理の手順を示すフローチャートである。
図1に示した広告配信システム100は、駐車場アプリ10の機能を果たすサーバ20などを運用するために必要な費用などを捻出するために、駐車場アプリ10を使用する広告主からサービス利用の対価として料金を徴収する。そのために課金管理部23が図10に示した課金処理を実施して広告主毎に適切な料金を算出し課金する。
なお、それぞれの広告主は自分の利用環境に適した課金が適用されるように、事前に課金プランを選択できる。図10の課金処理について以下に説明する。
課金管理部23は、それぞれの広告主における広告作成ツール24の利用状況を表す履歴データを広告主管理DB22から抽出し、例えば1日単位、あるいは1ヶ月単位でのツール利用回数又は時間に応じた課金計算をS21で実施する。
課金管理部23は、それぞれの広告主における広告の配信回数を広告マイページDB25又は広告主管理DB22の履歴データから取得し、例えば1日単位、あるいは1ヶ月単位での配信回数に応じた課金計算をS22で実施する。
課金管理部23は、それぞれの広告主が広告配信先として指定した駐車場の数を表す履歴データを広告マイページDB25又は広告主管理DB22から取得し、例えば1日単位、あるいは1ヶ月単位での指定した配信先の駐車場の数に応じた課金計算をS23で実施する。なお、課金管理部23は、広告主が広告配信先として指定した各駐車場の駐車可能台数を課金に反映させるようにしてもよい。
課金管理部23は、それぞれの広告主が指定した広告の配信時間の長さなどを表す履歴データを広告マイページDB25又は広告主管理DB22から取得し、例えば1日単位、あるいは1ヶ月単位で指定した配信時間に応じた課金計算をS24で実施する。
課金管理部23は、それぞれの広告主が指定した広告配信条件のユーザ属性の指定状況を表す履歴データを広告マイページDB25又は広告主管理DB22から取得し、例えば1日単位、あるいは1ヶ月単位で指定したユーザ属性の指定区分に応じた課金計算をS25で実施する。
課金管理部23は、それぞれの広告主について、S21~S25のそれぞれで算出した課金項目の内容に基づき、該当する広告主が事前に選択し登録した課金プランの計算式に従って、最終的な課金処理をS26で実施する。
課金管理部23は、それぞれの広告主について、課金と実際の支払い状況を表す情報をS27で広告主管理DB22から取得して、未払いの有無をS28で識別する。
そして、未払いがない広告主に対しては広告主管理部21が広告作成ツール24の利用を許可する(S29)。また、未払いのある広告主に対しては、広告主管理部21が広告作成ツール24の使用を制限すると共に、未払いがあることを該当する広告主の広告主端末14に通知する(S30)。
以上のように、本発明の実施形態に係る広告配信システム100は、サーバ20以外に特別な設備を利用しなくても実現できるので、非常に安いコストで広告を配信できる。したがって、小規模店舗などを管理している各広告主は、低料金でしかも自分の希望する広告をほぼリアルタイムで更新し配信することができる。
更に、各広告主は広告の対象店舗から距離が近い位置にある一部の駐車場の登録ユーザだけを配信先に指定したり、広告の配信時間を指定したり、配信対象のユーザ属性を指定できるので、より安い料金で効果的な広告配信が可能になる。
また、広告配信システム100の配信基準管理部31は、広告主により作成された広告の情報が所定の条件を満たすことを自動的にチェックしてから各広告を広告マイページDB25に配信対象として登録するので、各登録ユーザに配信する広告の品質や信頼性を高めることが可能である。
また、課金管理部23が各広告主に対して適切な料金を課金できるので、各広告主が支払う料金により広告配信システム100のサービスを継続的に運用することが容易になる。更に、広告主管理部21は課金と支払いの状況が所定の条件を満たす広告主に対して広告作成ツール24の利用を許可するので、課金した料金を広告主から回収することが容易になる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る広告配信システム及び報告配信方法の特徴をそれぞれ以下[1]~[9]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 事前に登録した登録ユーザのユーザ端末(16)と、前記ユーザ端末に提供する広告の広告主が操作可能な広告主端末(14)との間の通信を管理するサーバ(20)を有する広告配信システム(100)であって、
事前に登録した駐車場を利用する登録ユーザを管理するユーザ管理部(登録ユーザ管理部28)と、
前記駐車場を広告配信先として登録している前記広告主に対して所定の広告作成ツール(24)を提供可能な広告主管理部(21)と、
前記広告主が前記広告作成ツールで作成した広告の情報を、広告配信先の前記駐車場に対応付けられた前記登録ユーザに対して配信する広告配信部(広告配信制御部30)と、
を備える広告配信システム。
[2] 事前に登録した各駐車場の位置情報と、前記広告主が登録した各店舗の位置情報とを保持し管理する位置情報保持部(駐車場DB26、店舗位置DB27)を有し、
前記広告作成ツールは、作成した広告の配信先として登録する駐車場を、該当する広告主の登録店舗から所定距離以内の駐車場に限定して表示する配信先選択部(S12~S14)を有する、
上記[1]に記載の広告配信システム。
[3] 前記広告作成ツールにより作成された広告情報を登録する前に、それぞれの広告情報に含まれる文字等のコンテンツの内容を予め定めた配信基準情報(配信基準DB32)と比較して合否を判定し、合格の場合に配信可能な広告情報として登録する(S51、S53)、配信基準管理部(31)を有する、
上記[1]又は[2]に記載の広告配信システム。
[4] 前記広告主管理部は、前記広告作成ツールの使用状況を反映して、それぞれの広告主に対して課金する(S21)課金処理部(課金管理部23)を有する、
上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の広告配信システム。
[5] 前記各広告主が作成した広告情報の配信先を、該当する広告主が複数の駐車場の中から選択可能な配信先選択部(S12~S14)を有し、
前記課金処理部は、該当する広告主が広告配信先として選択した駐車場の数に応じて課金する(S23)、
上記[4]に記載の広告配信システム。
[6] 前記広告主管理部は、広告主毎に、前記課金処理部の課金状況と該当する広告主の支払い状況とが所定の条件を満たす場合に、前記広告作成ツールの使用を許可する(S27~S30)、
上記[4]又は[5]に記載の広告配信システム。
[7] 前記各広告主が作成した広告情報の配信時間を前記広告主が選択可能な配信時間選択部(S13A)を有し、
前記課金処理部は、該当する広告主が選択した広告の配信時間の長さ又は時間帯に応じて課金する(S24)、
上記[4]乃至[6]のいずれかに記載の広告配信システム。
[8] 前記ユーザ管理部は、ユーザ毎の固有の属性を表す属性情報を管理する属性情報記憶部(ユーザ登録情報DB29)を有し、
前記広告作成ツールは、作成した広告の配信先のユーザ属性を選択するユーザ属性選択部(S13B)を有し、
前記広告配信部は、前記広告作成ツールで作成された広告の情報を、選択されたユーザ属性の条件を満たす前記登録ユーザに対して配信すると共に、選択されたユーザ属性に応じて該当する広告主に課金する(S25)、
上記[1]乃至[7]のいずれかに記載の広告配信システム。
[9] 事前に登録した登録ユーザのユーザ端末(16)と、前記ユーザ端末に提供する広告の広告主が操作可能な広告主端末(14)との間の通信を管理するサーバ(20)による広告配信方法であって、
前記サーバ(20)は、事前に登録した駐車場を利用する登録ユーザを管理し、
前記サーバ(20)は、前記駐車場を広告配信先として登録している前記広告主に対して所定の広告作成ツール(24)を提供し、
前記サーバ(20)は、前記広告主が前記広告作成ツール(24)で作成した広告の情報を、広告配信先の前記駐車場に対応付けられた前記登録ユーザに対して配信し、
前記サーバ(20)は、前記広告作成ツール(24)の使用状況を反映して、それぞれの広告主に対して課金する(S21)、
広告配信方法。
10 駐車場アプリ
10A 広告主側アプリ
10B 利用者側アプリ
11A,11B,11C 駐車場
12A,12B 広告主
13A,13B,13C 店舗
14,14A,14B 広告主端末
15A,15B,15C 登録ユーザ
16,16A,16B,16C ユーザ端末
19 インターネット
20 サーバ
21 広告主管理部
22 広告主管理DB
23 課金管理部
24 広告作成ツール
25,25A 広告マイページDB
26 駐車場DB
27,27A 店舗位置DB
28 登録ユーザ管理部
29,29A ユーザ登録情報DB
30 広告配信制御部
31 配信基準管理部
32 配信基準DB
32a 登録ワードマップ
32b NGワードマップ
32c NG画像マップ
100 広告配信システム

Claims (9)

  1. 事前に登録した登録ユーザのユーザ端末と、前記ユーザ端末に提供する広告の広告主が操作可能な広告主端末との間の通信を管理するサーバを有する広告配信システムであって、
    事前に登録した駐車場を利用する登録ユーザを管理するユーザ管理部と、
    前記駐車場を広告配信先として登録している前記広告主に対して所定の広告作成ツールを提供可能な広告主管理部と、
    前記広告主が前記広告作成ツールで作成した広告の情報を、広告配信先の前記駐車場に対応付けられた前記登録ユーザに対して配信する広告配信部と、
    を備える広告配信システム。
  2. 事前に登録した各駐車場の位置情報と、前記広告主が登録した各店舗の位置情報とを保持し管理する位置情報保持部を有し、
    前記広告作成ツールは、作成した広告の配信先として登録する駐車場を、該当する広告主の登録店舗から所定距離以内の駐車場に限定して表示する配信先選択部を有する、
    請求項1に記載の広告配信システム。
  3. 前記広告作成ツールにより作成された広告情報を登録する前に、それぞれの広告情報に含まれる文字等のコンテンツの内容を予め定めた配信基準情報と比較して合否を判定し、合格の場合に配信可能な広告情報として登録する、配信基準管理部を有する、
    請求項1又は請求項2に記載の広告配信システム。
  4. 前記広告主管理部は、前記広告作成ツールの使用状況を反映して、それぞれの広告主に対して課金する課金処理部を有する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の広告配信システム。
  5. 前記各広告主が作成した広告情報の配信先を、該当する広告主が複数の駐車場の中から選択可能な配信先選択部を有し、
    前記課金処理部は、該当する広告主が広告配信先として選択した駐車場の数に応じて課金する、
    請求項4に記載の広告配信システム。
  6. 前記広告主管理部は、広告主毎に、前記課金処理部の課金状況と該当する広告主の支払い状況とが所定の条件を満たす場合に、前記広告作成ツールの使用を許可する、
    請求項4又は請求項5に記載の広告配信システム。
  7. 前記各広告主が作成した広告情報の配信時間を前記広告主が選択可能な配信時間選択部を有し、
    前記課金処理部は、該当する広告主が選択した広告の配信時間の長さ又は時間帯に応じて課金する、
    請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の広告配信システム。
  8. 前記ユーザ管理部は、ユーザ毎の固有の属性を表す属性情報を管理する属性情報記憶部を有し、
    前記広告作成ツールは、作成した広告の配信先のユーザ属性を選択するユーザ属性選択部を有し、
    前記広告配信部は、前記広告作成ツールで作成された広告の情報を、選択されたユーザ属性の条件を満たす前記登録ユーザに対して配信すると共に、選択されたユーザ属性に応じて該当する広告主に課金する、
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の広告配信システム。
  9. 事前に登録した登録ユーザのユーザ端末と、前記ユーザ端末に提供する広告の広告主が操作可能な広告主端末との間の通信を管理するサーバによる広告配信方法であって、
    前記サーバは、事前に登録した駐車場を利用する登録ユーザを管理し、
    前記サーバは、前記駐車場を広告配信先として登録している前記広告主に対して所定の広告作成ツールを提供し、
    前記サーバは、前記広告主が前記広告作成ツールで作成した広告の情報を、広告配信先の前記駐車場に対応付けられた前記登録ユーザに対して配信し、
    前記サーバは、前記広告作成ツールの使用状況を反映して、それぞれの広告主に対して課金する、
    広告配信方法。
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