JP2022148856A - 車両用表示装置、表示制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】各コンテンツ画像を効率よく表示すること。【解決手段】車外の風景に重畳させて画像を視認させる表示部に、第1情報に基づいて、第1表示領域に第1コンテンツ画像を表示させ、第2情報に基づいて、第2表示領域に第2コンテンツ画像を表示させる表示制御部を備え、前記表示制御部は、前記第1コンテンツ画像と前記第2コンテンツ画像とを同時に前記表示部に表示させる場合、前記第2情報の内容に基づいて、前記第1コンテンツ画像の表示態様を変更する。【選択図】図8
Description
本発明は、車両用表示装置、表示制御方法、及びプログラムに関する。
近年、ヘッドアップディスプレイを搭載した車両が普及している。ヘッドアップディスプレイは、運転に関するコンテンツ画像や、運転とは関係のないコンテンツ画像などを表示する。表示する各種のコンテンツ画像は、状況に応じて適宜変わる。このため、表示中のコンテンツ画像に別のコンテンツ画像を割り込ませることがある。
関連する技術として、割込処理に関する操作を行う第2画面において割込処理が発生したときに、第1画面上で利用者の操作中であれば第1画面上で操作入力待ちになり、当該操作中でなければ第2画面上で操作入力待ちになる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の技術では、複数のコンテンツ画像を表示する場合、各コンテンツ画像を効率よく表示することができないことがあった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、各コンテンツ画像を効率よく表示することを目的の一つとする。
この発明に係る車両用表示装置、表示制御方法、及びプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る車両用表示装置は、車外の風景に重畳させて画像を視認させる表示部に、第1情報に基づいて、第1表示領域に第1コンテンツ画像を表示させ、第2情報に基づいて、第2表示領域に第2コンテンツ画像を表示させる表示制御部を備え、前記表示制御部は、前記第1コンテンツ画像と前記第2コンテンツ画像とを同時に前記表示部に表示させる場合、前記第2情報の内容に基づいて、前記第1コンテンツ画像の表示態様を変更する。
(1):この発明の一態様に係る車両用表示装置は、車外の風景に重畳させて画像を視認させる表示部に、第1情報に基づいて、第1表示領域に第1コンテンツ画像を表示させ、第2情報に基づいて、第2表示領域に第2コンテンツ画像を表示させる表示制御部を備え、前記表示制御部は、前記第1コンテンツ画像と前記第2コンテンツ画像とを同時に前記表示部に表示させる場合、前記第2情報の内容に基づいて、前記第1コンテンツ画像の表示態様を変更する。
(2):上記(1)の態様において、前記第2コンテンツ画像は、ユーザに入力を求める催促画像と、ユーザによって入力された結果を示す結果表示画像とを含み、前記表示制御部は、前記催促画像を前記表示部に表示させる場合、前記第1コンテンツ画像を非表示にし、前記結果表示画像を前記表示部に表示させる場合、前記第1コンテンツ画像を前記表示部に表示させる。
(3):上記(2)の態様において、ユーザからの入力を受け付ける入力制御部を備え、前記入力制御部は、前記催促画像が開始されてから所定時間の間、前記催促画像に対する前記ユーザからの入力を受け付けない。
(4):上記(2)または(3)の態様において、ユーザからの入力を受け付ける入力制御部を備え、前記第1コンテンツ画像は、ユーザが選択可能な選択項目画像を含み、前記入力制御部は、前記結果表示画像が前記表示部に表示されたか否かにかかわらず、前記選択項目画像に対する操作の受け付けを継続する。
(5):上記(4)の態様において、前記表示制御部は、前記結果表示画像および前記選択項目画像を前記表示部に表示させる場合、前記選択項目画像と前記結果表示画像との少なくとも一部を重ねて表示させる。
(6):上記(5)の態様において、前記入力制御部は、前記表示部に前記一部が重ねて表示されているか否かにかかわらず、前記選択項目画像に対する操作を受け付け、前記表示制御部は、前記入力制御部が受け付けた前記選択項目画像が前記結果表示画像に重ねて表示されている場合、当該選択項目画像と前記結果表示画像とが重ならないように表示させる。
(7):上記(4)から(6)のいずれかの態様において、前記表示制御部は、前記表示部に前記結果表示画像を表示させる際に、前記選択項目画像に対する操作が受け付けられた場合、通常よりも早く前記結果表示画像の表示を終了させる。
(8):上記(5)の態様において、前記入力制御部は、前記表示部に前記一部が重ねて表示されている場合、重なる部分の前記選択項目画像に対する操作を受け付けない。
(9):上記(1)から(8)のいずれかの態様において、前記表示制御部は、自車両に接近する他の車両が検出されたことを示す検出画像を前記表示部に表示させる場合、前記第2コンテンツ画像の表示態様を変更する。
(10):上記(9)の態様において、前記表示制御部は、前記第2コンテンツ画像を縮小して表示させる。
(11):上記(1)から(10)のいずれかの態様において、前記表示制御部は、自車両に接近する他の車両が検出されたことを示す検出情報を前記表示部に表示させる場合、前記第1コンテンツ画像を非表示にする。
(12):上記(11)の態様において、前記表示制御部は、前記第2コンテンツ画像を非表示にする。
(13):この発明の一態様に係る表示制御方法は、車両に搭載されるコンピュータを用いて行われる表示制御方法であって、車外の風景に重畳させて画像を視認させる表示部に、第1情報に基づいて、第1表示領域に第1コンテンツ画像を表示させ、第2情報に基づいて、第2表示領域に第2コンテンツ画像を表示させ、前記第1コンテンツ画像と前記第2コンテンツ画像とを同時に前記表示部に表示させる場合、前記第2情報の内容に基づいて、前記第1コンテンツ画像の表示態様を変更する。
(14):この発明の一態様に係るプログラムは、車両に搭載されるコンピュータに、車外の風景に重畳させて画像を視認させる表示部に、第1情報に基づいて、第1表示領域に第1コンテンツ画像を表示させ、第2情報に基づいて、第2表示領域に第2コンテンツ画像を表示させ、前記第1コンテンツ画像と前記第2コンテンツ画像とを同時に前記表示部に表示させる場合、前記第2情報の内容に基づいて、前記第1コンテンツ画像の表示態様を変更させる。
(1)~(14)によれば、各コンテンツ画像を効率よく表示することができる。
以下、図面を参照し、本発明の車両用表示装置、表示制御方法、およびプログラムの実施形態について説明する。車両用表示装置は、例えば、車両(以下、車両Mと称する)に搭載され、風景に重畳させて画像を視認させる表示装置(「表示部」の一例)を制御するものである。表示装置は、HUD(Head Up Display)装置と称することができる。一例として、表示装置は、車両Mのフロントウインドシールドに画像を含む光を投光することで、観者に虚像を視認させる装置である。観者は、例えば運転者であるが、運転者以外の乗員であってもよい。また、表示装置は、車両Mのフロントウインドシールドに取り付けられた光透過性を有する表示装置(例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)や、人が身体に装着するデバイスが有する透明な部材(バイザー、眼鏡のレンズなど)に投光されることにより実現されてもよい。表示装置は、光透過性の表示装置がデバイスに取り付けられたものであってもよい。以下の説明では、表示装置は、車両Mに搭載され、フロントウインドシールドに画像を含む光を投光する装置であるものとする。
[全体構成]
図1は、実施形態に係る表示装置100が搭載された車両Mの車室内の構成を例示した図である。車両Mには、例えば、車両Mの操舵を制御するステアリングホイール10と、車外と車室内とを区分するフロントウインドシールド(反射体の一例)20と、インストルメントパネル30とが設けられる。フロントウインドシールド20は、光透過性を有する部材である。表示装置100は、例えば、運転席40の前方のフロントウインドシールド20の一部に設けられる表示可能領域A1に画像を含む光を投射する(投光する)ことで、運転席40に着座した運転者に虚像VIを視認させる。以下の説明では、虚像を「画像」と称する場合がある。
図1は、実施形態に係る表示装置100が搭載された車両Mの車室内の構成を例示した図である。車両Mには、例えば、車両Mの操舵を制御するステアリングホイール10と、車外と車室内とを区分するフロントウインドシールド(反射体の一例)20と、インストルメントパネル30とが設けられる。フロントウインドシールド20は、光透過性を有する部材である。表示装置100は、例えば、運転席40の前方のフロントウインドシールド20の一部に設けられる表示可能領域A1に画像を含む光を投射する(投光する)ことで、運転席40に着座した運転者に虚像VIを視認させる。以下の説明では、虚像を「画像」と称する場合がある。
表示装置100は、例えば、運転者の運転を支援するための情報や所定のイベントに関する情報を含む像(画像)を、虚像IVとして運転者に視認させる。運転者の運転を支援するための情報には、例えば、車両Mの速度、駆動力配分比率、エンジン回転数、運転支援機能の動作状態シフト位置、標識認識結果、交差点位置等の情報が含まれてもよい。運転支援機能とは、例えば、方向指示機能、ACC(Adaptive Cruise Control)、LKAS(Lane Keep Assist System)、CMBS(Collision Mitigation Brake System)、トラフィックジャムアシスト機能等である。
また、車両Mには、表示装置100の他に、第1表示部50-1や第2表示部50-2が設けられてよい。第1表示部50-1は、例えば、インストルメントパネル30における運転席40の正面付近に設けられ、運転者がステアリングホイール10の間隙から、或いはステアリングホイール10越しに視認可能な表示装置である。また、第2表示部50-2は、例えば、インストルメントパネル30の中央部に取り付けられる。第2表示部50-2は、例えば、車両Mに搭載されるナビゲーション装置(不図示)により実行されるナビゲーション処理に対応する画像、またはテレビ電話における相手の映像等を表示する。また、第2表示部50-2は、テレビ番組を表示したり、DVDを再生したり、ダウンロードされた映画等のコンテンツを表示してもよい。
また、車両Mには、表示装置100による表示のオン/オフの切り替え指示や、虚像VIの位置を調節する指示を受け付ける操作スイッチ130が設けられる。操作スイッチ130は、例えば、運転席40に着座した運転者が大きく体勢を変えることなく操作可能な位置に取り付けられている。操作スイッチ130は、例えば、第1表示部50-1の前方に設けられていてもよいし、ステアリングホイール10のボス部に設けられていてもよい。また、操作スイッチ130は、ステアリングホイール10とインストルメントパネル30とを連結するスポークに設けられていてもよい。
[表示装置100の構成]
図2は、表示装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、表示装置100は、レンズ位置センサ170と、凹面鏡角度センサ172と、環境センサ174と、光学系コントローラ176と、ディスプレイコントローラ178と、レンズアクチュエータ180と、凹面鏡アクチュエータ182と、投光装置120とを備える。
図2は、表示装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、表示装置100は、レンズ位置センサ170と、凹面鏡角度センサ172と、環境センサ174と、光学系コントローラ176と、ディスプレイコントローラ178と、レンズアクチュエータ180と、凹面鏡アクチュエータ182と、投光装置120とを備える。
レンズ位置センサ170は、所定の位置から光が虚像として形成される位置までの距離を調節する光学機構に含まれる一以上のレンズの位置を検出する。凹面鏡角度センサ172は、凹面鏡の回転角度を検出する。環境センサ174は、例えば、投光装置120や光学機構の温度を検出する。また、環境センサ174は、車両Mの周囲の照度を検出したり、車両Mの速度、操舵角を検出したり、周辺に存在する物体(例えば、他車両、歩行者等の障害物)を検出してもよい。
光学系コントローラ176は、駆動制御部158により出力された制御信号に基づいて、レンズアクチュエータ180を駆動させて、虚像視認距離を調節する。また、光学系コントローラ176は、駆動制御部158により出力された制御信号に基づいて凹面鏡アクチュエータ182を駆動させて、凹面鏡の回転角度を調節する。
ディスプレイコントローラ178は、投光装置120により出力される画像の内容や表示態様を制御する。画像の表示態様とは、例えば、輝度、表示位置、大きさ等である。
レンズアクチュエータ180は、光学系コントローラ176からの駆動信号を取得し、取得した駆動信号に基づいて、モータ等を駆動させて光学機構に含まれる一以上のレンズの位置を移動する。これにより、虚像視認距離が調節される。
凹面鏡アクチュエータ182は、光学系コントローラ176からの駆動信号を取得し、取得した駆動信号に基づいて、モータ等を駆動させて凹面鏡アクチュエータ182を回転させて、凹面鏡の反射角度を調節する。
車両制御装置200は、車両Mを制御したり、車両Mに搭載された各種センサの検出結果を取得したりする。例えば、車両制御装置200は、車両Mの運転者の運転を支援する運転支援機能を実行する。運転支援機能が実行される場合、例えば、車両Mは、運転者による運転操作子(例えば、ステアリングホイール10、アクセルペダル、ブレーキペダル)の操作によらずに、操舵制御または速度制御のうち、一方または双方を制御する。車両制御装置200は、例えば、運転支援機能として、ACCを実行する際には、車両Mに搭載される物体認識装置(不図示)を介して入力される情報に基づいて、車両Mと、前走車両との車間距離を一定に保った状態で走行するように、前走車両との車間距離に基づく加減速制御(速度制御)を行う。また、車両制御装置200は、運転支援機能として、LKASを実行する際には、車両Mが、現在走行中の走行車線を維持(レーンキープ)しながら走行するように操舵制御を行う。また、車両制御装置200は、運転支援機能として、CMBSを実行する際には、前走車両との車間距離が所定距離未満になった場合に、車両Mの減速制御または停止制御を行う。また、車両制御装置200は、例えば、運転支援機能の状態を表示制御装置150に出力する。また、車両制御装置200は、LKASやCMBSを実行する前に運転者に警告するための情報(警告情報)を表示制御装置150に出力する。警告情報とは、例えば、車線逸脱警報、前走車両接近警報等である。
表示制御装置150は、例えば、表示制御部152と、入力制御部154と、駆動制御部158と、記憶部160とを備える。これらの構成要素は、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め表示制御装置150のHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置(不図示)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROM等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで表示制御装置150のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。
記憶部160は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の記憶装置により実現される。
[HUD装置に対する表示の制御]
次に、HUD装置(表示装置100)に対する表示の制御について説明する。まず、図3~図6を用いつつ、表示制御部152と、入力制御部154とについて説明する。図3は、表示可能領域A1に表示されるコンテンツ画像および表示領域の一例を示す図である。表示制御部152は、第1情報に基づいて、HUD(ヘッドアップディスプレイ)装置の表示可能領域A1の第1表示領域300に第1コンテンツ画像を表示させる。第1情報は、例えば、運転に関する情報や、通話先やラジオチャンネルなどの選択に関する情報などである。第1コンテンツ画像は、運転に関する情報に基づいて表示される運転に関する画像や、選択に関する情報に基づいて表示される選択に関する画像である。
次に、HUD装置(表示装置100)に対する表示の制御について説明する。まず、図3~図6を用いつつ、表示制御部152と、入力制御部154とについて説明する。図3は、表示可能領域A1に表示されるコンテンツ画像および表示領域の一例を示す図である。表示制御部152は、第1情報に基づいて、HUD(ヘッドアップディスプレイ)装置の表示可能領域A1の第1表示領域300に第1コンテンツ画像を表示させる。第1情報は、例えば、運転に関する情報や、通話先やラジオチャンネルなどの選択に関する情報などである。第1コンテンツ画像は、運転に関する情報に基づいて表示される運転に関する画像や、選択に関する情報に基づいて表示される選択に関する画像である。
また、表示制御部152は、第2情報に基づいて、HUD装置の表示可能領域A1の第2表示領域302に第2コンテンツ画像を表示させる。第2情報は、ユーザに入力を求める情報と、ユーザによって入力された結果を示す情報と含む。第2コンテンツ画像は、例えば、着信に応答するか否かといったユーザに入力を求める画像や、ユーザが選択したラジオチャンネルなどユーザによって入力された結果を示す画像である。なお、本実施形態において、「ユーザ」は、運転者である。但し、「ユーザ」は、運転者を除いた搭乗者を含んでもよい。
表示制御部152は、第2表示領域302に第1コンテンツ画像を表示させることが可能である。一方で、表示制御部152は、第1表示領域300に第2コンテンツ画像を表示させない。第2コンテンツ画像は、第1コンテンツ画像に割り込んで表示される。なお、表示制御装置150は、近距離無線通信によって、携帯電話やスマートフォンと通信接続されており、着信時に着信を示す情報を得ることや、電話をかける際に電話帳の情報を得ることが可能である。
なお、図3に示す表示可能領域A1において、第1表示領域300は、第2表示領域302の図中下方の領域であるが、これに限らず、第2表示領域302の図中上方の領域としてもよい。また、第1表示領域300と、第2表示領域302とは図中上下に区切られているが、これに限らず、図中左右に区切られていてもよい。また、図3では、第1表示領域300は、第2表示領域302よりも大きい表示領域とし、複数の第1コンテンツ画像を同時に表示させることを可能にするとともに、複数の第1コンテンツ画像を同時に表示させた場合でも良好な視認性を確保できるようにしている。なお、第1表示領域は、第2表示領域302よりも小さくてもよいし、第2表示領域302と同等の大きさでもよい。
[コンテンツ画像の表示例]
以下、図4~図6を用いて、第1コンテンツ画像および第2コンテンツ画像の表示例について説明する。図4は、第1コンテンツ画像の表示例を示す図である。図4に示すように、第1コンテンツ画像は、先進運転支援システム画像400と、ナビゲーション画像402と、速度画像404と、リスト画像406とを含む。
以下、図4~図6を用いて、第1コンテンツ画像および第2コンテンツ画像の表示例について説明する。図4は、第1コンテンツ画像の表示例を示す図である。図4に示すように、第1コンテンツ画像は、先進運転支援システム画像400と、ナビゲーション画像402と、速度画像404と、リスト画像406とを含む。
先進運転支援システム画像400は、周囲の状況に応じて行う表示や警告や、運転を支援する画像である。ナビゲーション画像402は、現在位置から目的地への経路案内を示す画像である。速度画像404は、走行中の道路の制限速度を示す画像である。リスト画像406は、選択項目画像の一例であり、ユーザが選択可能な選択項目を示す画像である。具体的には、リスト画像406は、複数の選択項目のうち一の選択項目をユーザから受け付けるための画像である。第1表示領域300に表示される第1コンテンツ画像である各画像は、ユーザの操作によって切り替え可能である。
図5は、リスト画像406の具体例を示す図である。図5において、選択項目の種類500は、電話帳、ラジオチャンネル、楽曲、目的地などを含む。種類500において、電話帳が選択されると、第1表示領域300には、電話帳のリスト画像406aが表示される。また、例えば、種類500において、目的地が選択されると、第1表示領域300には、目的地のリスト画像406bが表示される。
電話帳のリスト画像406aおよび目的地のリスト画像406bは、いずれも4行分が表示されている。なお、不図示の5行目以降を表示させるためのスクロール操作を受け付けると、5行目以降を表示させることが可能である。また、種類500において、例えば「FM」が選択されると、不図示であるが、第1表示領域300には、FMラジオのチャンネルのリストが4行分表示される。
また、図5において、第1表示領域300には、電話帳のリスト画像406aおよび目的地のリスト画像406bの右側には、速度画像404が表示されている。このように、第1表示領域300には、複数の第1コンテンツ画像を表示することが可能である。
図6は、第2コンテンツ画像の表示例を示す図である。図6に示すように、第2コンテンツ画像は、催促画像600と、結果表示画像610とに分類される。催促画像600は、ユーザに入力を求める画像である。具体例として、催促画像600は、音声入力画像602と、着信画像604とを含む。
音声入力画像602は、音声入力を受け付けていることを示す画像である。音声入力画像602が表示されている間、ユーザが発した音声を認識して、各種設定変更や各種登録などを行うことが可能である。音声入力画像602は、各種設定変更や各種登録が完了すると非表示になる。すなわち、音声入力画像602の終了条件は、各種設定変更や各種登録が完了することである。
着信画像604は、携帯電話やスマートフォンに着信中であることを示す画像である。着信画像604が表示されているときに、操作スイッチ130が所定の操作を受け付けることに応じて、通話したり、通話を拒否したりすることができる。着信画像604は、通話開始または通話拒否を受け付けると、非表示になる。すなわち、着信画像604の終了条件は、通話開始または通話拒否の操作を受け付けることである。ただし、着信画像604は、通話が開始された場合には、そのまま、通話が完了するまで表示されてもよい。また、着信画像604は、通話が開始された場合には、通話時間などの特定の情報のみが表示されてもよい。また、着信画像604は、通話が開始された場合には、表示態様を変えて表示されてもよく、すなわち、例えば、アイコン画像で表示されてもよい。
結果表示画像610は、ユーザによって入力された結果を示す画像である。具体例として、結果表示画像610は、音量画像612と、チャンネル画像614と、曲名画像616とを含む。音量画像612は、ユーザによって音量が変更された際の変更後の音量を示す画像である。チャンネル画像614は、ユーザによってラジオのチャンネルが変更された際の変更後のチャンネルを示す画像である。曲名画像616、ユーザによって曲が変更された際の変更後の曲名を示す画像である。ユーザによる入力は、音声入力および操作入力を含む。結果表示画像610は、所定の通知時間(例えば5秒)が経過すると、非表示になる。
表示制御部152は、第1コンテンツ画像と第2コンテンツ画像とを同時にHUD装置に表示させる場合、第2情報の内容に基づいて、第1コンテンツ画像の表示態様を変更する。具体的には、表示制御部152は、第2情報の内容に基づいて、第1コンテンツ画像の表示領域を縮小したり、非表示としたりする。
なお、第1コンテンツ画像を非表示にするとは、第1コンテンツ画像をユーザが視認できない表示であればよい。具体的には、第1コンテンツ画像を非表示にするとは、第2コンテンツ画像を第1コンテンツ画像に重ねて表示させることによって第1コンテンツ画像を視認できないようにすることや、第1コンテンツ画像をそもそも表示させないようにすることである。
[表示可能領域A1に表示されるコンテンツ画像の表示例]
ここで、図7~図11を用いて、表示可能領域A1に表示されるコンテンツ画像の表示例について説明する。図7~図11は、表示可能領域A1に表示されるコンテンツ画像の表示例を示す図である。
ここで、図7~図11を用いて、表示可能領域A1に表示されるコンテンツ画像の表示例について説明する。図7~図11は、表示可能領域A1に表示されるコンテンツ画像の表示例を示す図である。
図7(A)に示すように、表示可能領域A1の第1表示領域300には、ナビゲーション画像402と、速度画像404とが表示されている。また、第2表示領域302には、先進運転支援システム画像400が表示されている。図7(A)に示す画面において、着信があったとする。この場合、図7(B)に示す画面に遷移する。
図7(B)に示すように、表示可能領域A1の第2表示領域302には、先進運転支援システム画像400の上に、着信画像604が重ねて表示されている。なお、着信画像604は、通話開始または通話拒否を受け付けると非表示になる。これにより、ユーザは、前方を見ながら、着信があったことを把握することができる。
[第1コンテンツ画像を表示または非表示について]
ここで、表示制御部152は、第2情報の内容に応じて、第1コンテンツ画像を表示または非表示にする。具体的には、表示制御部152は、第2コンテンツ画像が催促画像600であるか、結果表示画像610であるかに応じて、第1コンテンツ画像を非表示にし、または第1コンテンツ画像を表示させる。
ここで、表示制御部152は、第2情報の内容に応じて、第1コンテンツ画像を表示または非表示にする。具体的には、表示制御部152は、第2コンテンツ画像が催促画像600であるか、結果表示画像610であるかに応じて、第1コンテンツ画像を非表示にし、または第1コンテンツ画像を表示させる。
まず、第1コンテンツ画像を非表示にすることについて説明する。表示制御部152は、催促画像600を表示させる場合、第1コンテンツ画像を非表示にする。これについて、図8を用いて、具体的に説明する。図8(A)に示すように、表示可能領域A1の第1表示領域300には、例えば、リスト画像406と、速度画像404とが表示されている。また、第2表示領域302には、先進運転支援システム画像400が表示されている。図8(A)に示す画面において、着信があったとする。この場合、図8(B)に示す画面に遷移する。
図8(B)に示すように、表示可能領域A1の第2表示領域302には、先進運転支援システム画像400の画像の上に、着信画像604が重畳して表示される。また、第1表示領域300のリスト画像406は、消去される。このように、表示制御部152は、着信があったときには、ユーザが選択する可能性の低いリスト画像406を消去する。このため、ユーザに通知する内容を明確にすることができる。
また、図8(B)に示すように、表示制御部152は、第1表示領域300において、速度画像404については継続して表示させる。すなわち、リスト画像406以外の第1コンテンツ画像が第1表示領域300に表示されているときに、第2表示領域302に催促画像600(着信画像604)を表示させる場合には、表示制御部152は、当該第1コンテンツ画像を消去しない。これにより、催促画像600(着信画像604)が表示された場合でも、ユーザは速度を確認することが可能である。ただし、第2表示領域302に催促画像600を表示させた場合に、リスト画像406以外の第1コンテンツ画像についても消去するようにしてもよい。
入力制御部154は、催促画像600(図示では着信画像604)に対するユーザからの入力を受け付ける。入力制御部154は、例えば、操作スイッチ130を用いて入力を受け付ける。なお、入力制御部154は、音声入力によりユーザから入力を受け付けてもよい。
[ユーザの意図しない通話の開始について]
ここで、ユーザが図8(A)のリスト画像406の中から選択項目を選択しているときに、着信があったとする。より具体的には、図8(A)に示すリスト画像406の中から一の選択項目の選択操作を行おうとしたときに、図8(B)の着信画像604が表示されて操作スイッチ130が所定の操作を受け付けたとする。この場合、意図せずに通話が開始されてしまうおそれがある。
ここで、ユーザが図8(A)のリスト画像406の中から選択項目を選択しているときに、着信があったとする。より具体的には、図8(A)に示すリスト画像406の中から一の選択項目の選択操作を行おうとしたときに、図8(B)の着信画像604が表示されて操作スイッチ130が所定の操作を受け付けたとする。この場合、意図せずに通話が開始されてしまうおそれがある。
そこで、入力制御部154は、催促画像600が開始されてから、所定の待機時間が経過するまでの間は、催促画像600に対するユーザからの入力を受け付けないようにする。待機時間は、例えば、0.1~0.5秒であり、任意の時間に設定することが可能である。これにより、ユーザがリスト画像406の中から選択項目を選択しているときに、着信があったとしても、意図せずに通話が開始されてしまうことを抑えることが可能である。
なお、ユーザがリスト画像406の中から選択項目を選択していないときに着信があった場合、ユーザの意図しない通話が開始されてしまうおそれは少ない。このため、この場合、入力制御部154は、所定の待機時間が経過することを待たないで、催促画像600に対するユーザからの入力を受け付けるようにしてもよい。
[第1コンテンツ画像を表示させる場合について]
次に、第1コンテンツ画像を表示させることについて説明する。表示制御部152は、結果表示画像610を表示させる場合、第1コンテンツ画像を表示させる。これについて、図9を用いて、具体的に説明する。図9(A)は、図8(A)と同様の画面である。図9(A)に示す画面の表示中に、ラジオのチャンネルが変更されたとする。この場合、図9(B)に示す画面に遷移する。
次に、第1コンテンツ画像を表示させることについて説明する。表示制御部152は、結果表示画像610を表示させる場合、第1コンテンツ画像を表示させる。これについて、図9を用いて、具体的に説明する。図9(A)は、図8(A)と同様の画面である。図9(A)に示す画面の表示中に、ラジオのチャンネルが変更されたとする。この場合、図9(B)に示す画面に遷移する。
図9(B)に示すように、表示可能領域A1の第2表示領域302には、先進運転支援システム画像400の上に、チャンネル画像614が重ねて表示されている。また、第1表示領域300のリスト画像406は、そのまま保持されている。これにより、ラジオのチャンネルが変更されたときでも、ユーザは、電話帳のリスト画像406(406b)を確認することができる。
また、図9(B)に示すように、表示制御部152は、第1表示領域300において、速度画像404については継続して表示させる。すなわち、リスト画像406以外の第1コンテンツ画像が第1表示領域300に表示されているときに、第2表示領域302に結果表示画像610(チャンネル画像614)を表示させる場合には、表示制御部152は、当該第1コンテンツ画像を消去しない。これにより、結果表示画像610(チャンネル画像614)が表示された場合でも、ユーザは速度を確認することが可能である。
[リスト画像406への選択操作について]
ここで、入力制御部154は、リスト画像406において、ユーザからリスト画像406に対する操作(選択操作)を受け付ける。入力制御部154は、結果表示画像610が表示されたか否かにかかわらず、リスト画像406に対する選択操作の受け付けを継続する。これについて、図10を用いて、具体的に説明する。
ここで、入力制御部154は、リスト画像406において、ユーザからリスト画像406に対する操作(選択操作)を受け付ける。入力制御部154は、結果表示画像610が表示されたか否かにかかわらず、リスト画像406に対する選択操作の受け付けを継続する。これについて、図10を用いて、具体的に説明する。
図10(A)に示すように、表示可能領域A1の第2表示領域302には、チャンネル画像614が表示されている。また、リスト画像406において、ユーザの選択操作を示す、カーソル1000が表示されている。カーソル1000は、選択対象の選択項目画像を太枠で囲う画像であり、ユーザの操作に応じて上下に移動表示することが可能である。入力制御部154は、チャンネル画像614が表示されている場合でも、カーソル1000を表示して、選択操作を受け付ける。これにより、チャンネル画像614が表示されているときに、ユーザによる選択項目の選択操作が妨げられないようにしている。なお、カーソル1000が指し示す選択項目を確定させるには、操作スイッチ130から、選択操作とは異なる確定操作を要することとする。
[リスト画像406と結果表示画像610とが重なる表示について]
ここで、表示制御部152は、結果表示画像610およびリスト画像406をHUD装置に表示させる場合、リスト画像406と、結果表示画像610との少なくとも一部を重ねて表示させる。これについて、具体的に説明すると、図10(A)に示すように、リスト画像406が示す複数の選択項目のうち、最上段の選択項目(以下「特定選択項目1002」という。)を示す画像は、チャンネル画像614が重ねて表示されていることにより、一部の視認性が低下して表示されている。一方で、結果表示画像610については、ユーザに明確に通知することが可能である。
ここで、表示制御部152は、結果表示画像610およびリスト画像406をHUD装置に表示させる場合、リスト画像406と、結果表示画像610との少なくとも一部を重ねて表示させる。これについて、具体的に説明すると、図10(A)に示すように、リスト画像406が示す複数の選択項目のうち、最上段の選択項目(以下「特定選択項目1002」という。)を示す画像は、チャンネル画像614が重ねて表示されていることにより、一部の視認性が低下して表示されている。一方で、結果表示画像610については、ユーザに明確に通知することが可能である。
また、入力制御部154は、リスト画像406の画像と、結果表示画像610との一部が重ねて表示されているか否かにかかわらず、リスト画像406に対する選択操作を受け付ける。このため、図10(B)に示すように、ユーザが特定選択項目1002を選択することがある。すなわち、ユーザの操作によっては、カーソル1000が特定選択項目1002を指し示すことがある。この場合、ユーザは、特定選択項目1002の一部を視認できず、特定選択項目1002を把握しにくい。
そこで、表示制御部152は、図10(C)に示すように、特定選択項目1002の選択操作を受け付けた場合、特定選択項目1002が結果表示画像610に重ならないように表示させる。図示では、選択項目を1段下げて表示したことを示している。なお、特定選択項目1002を確定させる確定操作は、特定選択項目1002結果表示画像610に重ならない位置に移動させた後に、受付可能になる。
[結果表示画像610の表示期間の制御について]
また、表示制御部152は、結果表示画像610を表示させる際に、入力制御部154がリスト画像406に対する操作を受け付けた場合、通常よりも早く結果表示画像610の表示を終了させる。例えば、通常では、結果表示画像610の表示期間は、5秒である。一方で、リスト画像406に対する選択操作を受け付けた場合、結果表示画像610の表示期間は、例えば3秒とする。ここで、リスト画像406に対する選択操作の有無を検出する期間は、例えば、結果表示画像610の表示を開始させる数秒前から、結果表示画像610の表示を終えるまでの期間である。すなわち、選択操作を受け付けたタイミングが結果表示画像610の表示前であった場合でも、表示制御部152は、通常よりも早く結果表示画像610の表示を終了させることがある。
また、表示制御部152は、結果表示画像610を表示させる際に、入力制御部154がリスト画像406に対する操作を受け付けた場合、通常よりも早く結果表示画像610の表示を終了させる。例えば、通常では、結果表示画像610の表示期間は、5秒である。一方で、リスト画像406に対する選択操作を受け付けた場合、結果表示画像610の表示期間は、例えば3秒とする。ここで、リスト画像406に対する選択操作の有無を検出する期間は、例えば、結果表示画像610の表示を開始させる数秒前から、結果表示画像610の表示を終えるまでの期間である。すなわち、選択操作を受け付けたタイミングが結果表示画像610の表示前であった場合でも、表示制御部152は、通常よりも早く結果表示画像610の表示を終了させることがある。
[他の車両が接近した場合の表示制御について]
表示制御部152は、車両Mに接近する他の車両が検出されたことを示す車両検出画像を表示可能である。他の車両とは、見通しの悪い交差点において、車両Mとの出会い頭の事故が生じ得る車両である。車両Mの前部のコーナーには、カメラが設けられており、当該カメラの検出結果を用いて、他の車両を検出することが可能である。表示制御部152は、車両制御装置200から取得した他の車両の検出結果を用いて、車両検出画像を表示させる。図11(A)を用いて、車両検出画像の表示例について説明する。
表示制御部152は、車両Mに接近する他の車両が検出されたことを示す車両検出画像を表示可能である。他の車両とは、見通しの悪い交差点において、車両Mとの出会い頭の事故が生じ得る車両である。車両Mの前部のコーナーには、カメラが設けられており、当該カメラの検出結果を用いて、他の車両を検出することが可能である。表示制御部152は、車両制御装置200から取得した他の車両の検出結果を用いて、車両検出画像を表示させる。図11(A)を用いて、車両検出画像の表示例について説明する。
図11(A)に示すように、表示可能領域A1には、車両検出画像1100が表示されている。車両検出画像1100は、右側から車両が近付いていることを示す車両検出画像1100aと、左側から車両が近付いていることを示す車両検出画像1100bとを含む。図11(A)に示す画面において、着信があったとする。この場合において、表示制御部152は、第2コンテンツ画像の表示態様を変更する。すなわち、表示制御部152は、車両検出画像1100と第2コンテンツ画像と同時にHUD装置に表示させる場合、第2コンテンツ画像の表示態様を変更する。
例えば、表示制御部152は、第2コンテンツ画像を縮小して表示させる。具体的には、例えば、表示制御部152は、図11(B)に示すように、表示可能領域A1の第2表示領域302に、着信を示す着信アイコン画像1110を表示させる。このように、車両検出画像1100を表示させる場合、第2コンテンツ画像の表示態様を変更することにより、他の車両が近付いているときには、運転に集中させることができる。なお、図11(B)では、第2コンテンツ画像を催促画像600の着信画像604とした例について説明したが、第2コンテンツ画像が結果表示画像610である場合も同様である。すなわち、結果表示画像610についても、車両検出画像1100と同時に表示されるときには、アイコン画像で表示される。
また、図11(B)に示す画面において、着信アイコン画像1110の縮小解除の操作として、操作スイッチ130が所定の操作を受け付けると、図11(C)に示すように、通常の表示態様である着信画像604が表示される。なお、図11(B)の着信アイコン画像1110が表示されている状態で、通話開始または通話拒否の選択が可能であってもよい。また、図11(C)の着信画像604が表示されてから、通話開始または通話拒否の選択が可能であってもよい。
[表示制御装置150が行うリスト画像406の表示中の処理]
図12および図13は、表示制御装置150が行うリスト画像406の表示中の処理の一例を示すフローチャートである。図12において、表示制御部152は、HUD装置へリスト画像406の表示を開始させるか否かを判断する(ステップS1201)。表示制御部152は、リスト画像406の表示開始となるまで待機し、リスト画像406の表示開始になると、表示制御部152は、HUD装置に第2コンテンツ画像の表示を開始させるか否かを判断する(ステップS1202)。
図12および図13は、表示制御装置150が行うリスト画像406の表示中の処理の一例を示すフローチャートである。図12において、表示制御部152は、HUD装置へリスト画像406の表示を開始させるか否かを判断する(ステップS1201)。表示制御部152は、リスト画像406の表示開始となるまで待機し、リスト画像406の表示開始になると、表示制御部152は、HUD装置に第2コンテンツ画像の表示を開始させるか否かを判断する(ステップS1202)。
第2コンテンツ画像の表示開始となると、表示制御部152は、第2コンテンツ画像が催促画像600であるか否かを判断する(ステップS1203)。第2コンテンツ画像が催促画像600である場合、表示制御部152は、リスト画像406を消去する(ステップS1204)。そして、表示制御部152は、車両検出画像1100の表示中であるか否かを判断する(ステップS1205)。車両検出画像1100の表示中ではない場合、表示制御部152は、催促画像600を通常の表示態様で表示させ(ステップS1206)、ステップS1208へ進む。
一方、ステップS1205において、車両検出画像1100の表示中である場合、催促画像600を縮小表示する(ステップS1207)。そして、入力制御部154は、所定の待機時間が経過したか否かを判断する(ステップS1208)。
入力制御部154は、所定の待機時間が経過するまで待機し、所定の待機時間が経過すると、催促画像600に対する入力を受付可能に制御する(ステップS1209)。なお、催促画像600が縮小表示されている場合に、ステップS1209において、縮小解除の操作を受け付けた場合には、催促画像600を通常の表示態様で表示させる。
次に、入力制御部154は、催促画像600の終了条件が成立したか否かを判断する(ステップS1210)。催促画像600の終了条件とは、音声入力画像602において各種設定変更や各種登録が完了することや、着信画像604において通話開始または通話拒否を受け付けることである。
催促画像600の終了条件が成立しない場合、入力制御部154は、ステップS1209に戻る。一方、催促画像600の終了条件が成立した場合、表示制御部152は、催促画像600を終了し(ステップS1211)、ステップS1202に戻る。
また、ステップS1202において、第2コンテンツ画像の表示開始ではない場合、表示制御部152は、図13のステップS1301に進む。また、ステップS1203において、第2コンテンツ画像が催促画像600ではない場合、すなわち、第2コンテンツ画像が結果表示画像610である場合、表示制御部152は、リスト画像406に結果表示画像610を重ねて表示させる(ステップS1212)。
そして、入力制御部154は、カーソル1000(図10参照)を表示して、リスト画像406に示す選択項目の選択を受け付け可能に制御する(ステップS1301)。次に、入力制御部154は、選択項目の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS1302)。選択項目の選択を受け付けない場合、入力制御部154は、ステップS1306へ進む。選択項目の選択を受け付けた場合、表示制御部152は、結果表示画像610の表示期間を短縮設定する(ステップS1303)。
そして、表示制御部152は、カーソル1000が指し示す選択項目が結果表示画像610に重なっている選択項目(図10の特定選択項目1002)であるか否かを判断する(ステップS1304)。カーソル1000が指し示す選択項目が特定選択項目1002ではない場合、表示制御部152は、ステップS1306へ進む。カーソル1000が指し示す選択項目が特定選択項目1002である場合、表示制御部152は、特定選択項目1002の表示位置を結果表示画像610に重ならない位置に移動させて(図10(C)参照)、当該選択項目を表示させる(ステップS1305)。
そして、表示制御部152は、結果表示画像610の表示期間が経過したか否かを判断する(ステップS1306)。結果表示画像610の表示期間が経過しない場合、表示制御部152は、ステップS1302に戻る。なお、ステップS1302に戻った場合の移行の処理において、先の処理で既にステップS1303における表示期間の短縮設定を完了させている場合には、表示制御部152は、ステップS1303の処理をスキップすればよい。
ステップS1306において、結果表示画像610の表示期間が経過した場合、表示制御部152は、結果表示画像610を消去する(ステップS1307)。そして、表示制御部152は、リスト画像406の表示を終了させるか否かを判断する(ステップS1308)。リスト画像406の表示の終了とは、例えば、カーソル1000が指し示す選択項目の確定操作を受け付けることや、リスト画像406の画面の終了を受け付けることである。
リスト画像406の表示を終了させない場合、表示制御部152は、ステップS1202に戻る。リスト画像406の表示を終了させる場合、入力制御部154は、一連の処理を終了する。
以上説明した実施形態の表示制御装置150は、第1コンテンツ画像と第2コンテンツ画像とをHUD装置に同時に表示させる場合、第2情報の内容に基づいて、第1コンテンツ画像の表示態様を変更するようにした。このため、HUD装置に、第2コンテンツ画像を優先的に表示させつつ、第1コンテンツ画像についても表示させることができる。したがって、コンテンツ画像を効率よく表示することができるため、HUD装置の表示領域を有効活用することができる。
また、実施形態の表示制御装置150は、HUD装置に催促画像600を表示させる場合、第1コンテンツ画像を非表示にした。これにより、ユーザに催促画像600のみを注目させることができる。また、表示制御装置150は、HUD装置に結果表示画像610を表示させる場合、第1コンテンツ画像を表示させるようにした。これにより、結果表示画像610と、第1コンテンツ画像とを同時に表示できるため、これらのコンテンツ画像が示す内容をユーザに通知することができる。
また、実施形態の表示制御装置150は、催促画像600が開始されてから所定時間の間、催促画像600に対するユーザからの入力を受け付けないようにした。これにより、ユーザが操作スイッチ130に所定の操作を行っているときに催促画像600が表示されたとしても、ユーザが意図しない入力が行われないようにすることできる。
また、実施形態の表示制御装置150は、結果表示画像610がHUD装置に表示されたか否かにかかわらず、リスト画像406の選択項目に対する操作の受け付けを継続するようにした。これにより、結果表示画像610が表示されているときでも、選択項目を選択することができるため、利便性を向上させることができる。
また、実施形態の表示制御装置150は、結果表示画像610およびリスト画像406をHUD装置に表示させる場合、リスト画像406の画像と結果表示画像610との少なくとも一部を重ねて表示させるようにした。これにより、結果表示画像610が表示される場合でも、ユーザは、リスト画像406の選択項目を確認することができる。したがって、HUD装置の表示領域を有効活用することができる。
また、実施形態の表示制御装置150は、リスト画像406の一部が結果表示画像610に重ねて表示されているか否かにかかわらず、リスト画像406に対する操作を受け付けるようにした。これにより、リスト画像406に結果表示画像610が重ねて表示されているときでも、ユーザは、選択項目を選択することができる。さらに、表示制御装置150は、選択された選択項目が結果表示画像610に重ねて表示されている選択項目画像(特定選択項目1002(図10参照))である場合、特定選択項目1002と結果表示画像610とが重ならないように表示させるようにした。これにより、結果表示画像610が重ねて表示されている選択項目についても、カーソル1000が指し示した際に明確にすることができる。したがって、選択項目の誤選択を抑えることができる。
また、実施形態の表示制御装置150は、HUD装置に結果表示画像610を表示させる際に、リスト画像406に対する操作を受け付けた場合、通常よりも早く結果表示画像610の表示を終了させるようにした。これにより、結果表示画像610の表示期間を短縮させることができるため、ユーザによる選択項目の選択を迅速に開始させることができる。
また、実施形態の表示制御装置150は、車両Mに接近する他の車両が検出されたことを示す車両検出画像1100(図11参照)をHUD装置に表示させる場合、第2コンテンツ画像(催促画像600および結果表示画像610)の表示態様を変更するようにした。これにより、他の車両が近付いているときには、第2コンテンツ画像に注目させにくくすることができる。したがって、運転に集中させることができる。
また、実施形態の表示制御装置150は、車両検出画像1100を表示させる場合、第2コンテンツ画像を縮小して表示するようにした。これにより、表示中の車両検出画像1100に注目させることができるため、運転により集中させることができる。
[変形例1]
次に、実施形態の変形例1について説明する。上述した実施形態では、リスト画像406の一部が結果表示画像610に重ねて表示されているか否かにかかわらず、選択操作を受け付けるようにことについて説明した(図10(B)および図13のステップS1304参照)。変形例1では、リスト画像406の一部が結果表示画像610に重ねて表示されている場合、重なる部分の選択項目(特定選択項目1002)の選択を受け付けないようにすることについて説明する。
次に、実施形態の変形例1について説明する。上述した実施形態では、リスト画像406の一部が結果表示画像610に重ねて表示されているか否かにかかわらず、選択操作を受け付けるようにことについて説明した(図10(B)および図13のステップS1304参照)。変形例1では、リスト画像406の一部が結果表示画像610に重ねて表示されている場合、重なる部分の選択項目(特定選択項目1002)の選択を受け付けないようにすることについて説明する。
変形例1において、入力制御部154は、図10(A)に示した特定選択項目1002をカーソル1000が指し示すことがないように制御する。例えば、カーソル1000が特定選択項目1002を指し示すように、ユーザが選択操作した場合には、特定選択項目1002を選択することができない旨を報知してもよい。当該報知は、音声でもよいし、HUD装置の表示可能領域A1における表示でもよい。
[変形例1に係るリスト表示中の処理]
図14は、表示制御装置150が行うリスト表示中の処理の変形例1を示すフローチャートである。なお、変形例1に係るリスト表示中の処理は、実施形態のリスト表示中の処理と比較して、図13に示した処理が異なる。なお、図14の説明において、図13と同様の内容については同様の符号を付して説明を省略する。
図14は、表示制御装置150が行うリスト表示中の処理の変形例1を示すフローチャートである。なお、変形例1に係るリスト表示中の処理は、実施形態のリスト表示中の処理と比較して、図13に示した処理が異なる。なお、図14の説明において、図13と同様の内容については同様の符号を付して説明を省略する。
図14のステップS1401において、入力制御部154は、リスト画像406のうち、結果表示画像610に重なる選択項目(特定選択項目1002)を受け付け不可能に制御する(ステップS1401)。そして、入力制御部154は、カーソル1000(図10参照)を表示して、特定選択項目1002以外の選択項目の選択を受け付け可能に制御し(ステップS1402)、ステップS1302に進む。また、変形例1では、カーソル1000が特定選択項目1002を指し示すことがないため、図13に示したステップS1304およびステップS1305の処理を行わないようにすることができる。
変形例1によれば、リスト画像406の一部が結果表示画像610に重ねて表示されている場合、重なる部分の選択項目に対する選択を受け付けないようにした。このように、視認性の低い選択項目を選択させないようにすることにより、選択項目の誤選択を抑えることができる。また、特定選択項目1002の選択を受け付ける処理を行わず、また、特定選択項目1002の表示位置を移動させる処理を行わないため、表示の制御に係る負荷を抑えることができる。
なお、変形例1において、リスト画像406の一部が結果表示画像610に重ねて表示されている場合、結果表示画像610に重なる一部の選択項目(特定選択項目1002)のみが選択されないようにした。ただし、これに限らず、リスト画像406の一部が結果表示画像610に重ねて表示されている場合、リスト画像406が示す全ての選択項目の選択操作を受け付けないようにしてもよい。具体的には、入力制御部154は、図10(A)に示したリスト画像406において、全ての選択項目について選択操作(カーソル1000の操作)を受け付けないように制御してもよい。このようにしたとしても、選択項目の誤選択を抑えることができるとともに、表示の制御に係る負荷を抑えることができる。
[変形例2]
次に、実施形態の変形例2について説明する。上述した実施形態では、車両検出画像1100を表示したときでも、第1コンテンツ画像を表示することについて説明した(図11参照)。変形例2では、車両検出画像1100を表示したときには、第1コンテンツ画像を表示しないようにすることについて説明する。
次に、実施形態の変形例2について説明する。上述した実施形態では、車両検出画像1100を表示したときでも、第1コンテンツ画像を表示することについて説明した(図11参照)。変形例2では、車両検出画像1100を表示したときには、第1コンテンツ画像を表示しないようにすることについて説明する。
図15は、変形例2に係るコンテンツ画像の表示例を示す図である。図15(A)に示すように、表示可能領域A1の第1表示領域300には、ナビゲーション画像402と、速度画像404とが表示されている。また、第2表示領域302には、先進運転支援システム画像400が表示されている。図15(A)に示す画面において、車両Mに接近する他の車両が検出されたとする。この場合、図15(B)に示す画面に遷移する。
図15(B)に示すように、表示可能領域A1には、車両検出画像1100が表示されている。また、車両検出画像1100が表示されるときには、第1コンテンツ画像である先進運転支援システム画像400と、ナビゲーション画像402と、速度画像404とは、非表示となる。
図15(B)に示す画面において、着信があったとする。この場合、表示制御部152は、第2コンテンツ画像の表示態様を変更して、第2コンテンツ画像を表示させる。例えば、表示制御部152は、図15(C)に示すように、着信画像604を縮小した着信アイコン画像1110を表示させる。なお、図15(C)に示す画面において、操作スイッチ130を用いて所定の操作がされると、着信アイコン画像1110に代わって、通常の表示態様である着信画像604が表示されるようにしてもよい。
変形例2によれば、車両検出画像1100を表示するときには第1コンテンツ画像を消去した。これにより、他の車両の接近時には、第1コンテンツ画像に注目させないようにすることができる。したがって、他の車両の接近時には、より運転に集中させることができる。
なお、変形例2では、図15(B)に示したように、第1コンテンツ画像の種類にかかわらず、車両検出画像1100が表示されるときには第1コンテンツ画像を非表示とした。ただし、これに限らず、第1コンテンツ画像の種類に応じて、表示または非表示としてもよい。具体的には、例えば、第1コンテンツ画像が運転に関連する第1コンテンツ画像である場合には、第1コンテンツ画像をそのまま表示するようにしてもよい。一方で、第1コンテンツ画像が運転に関連しない第1コンテンツ画像(例えば、リスト画像406)である場合には、当該第1コンテンツ画像を非表示としてもよい。このようにしても、他の車両の接近時に、運転に集中させることができる。
[変形例3]
次に、実施形態の変形例3について説明する。上述した変形例2では、車両検出画像1100を表示したときでも、第2コンテンツ画像(着信アイコン画像1110)を表示可能なことについて説明した(図15(C)参照)。変形例3では、車両検出画像1100を表示したときには、第2コンテンツ画像(着信アイコン画像1110)についても非表示にすることについて説明する。
次に、実施形態の変形例3について説明する。上述した変形例2では、車両検出画像1100を表示したときでも、第2コンテンツ画像(着信アイコン画像1110)を表示可能なことについて説明した(図15(C)参照)。変形例3では、車両検出画像1100を表示したときには、第2コンテンツ画像(着信アイコン画像1110)についても非表示にすることについて説明する。
変形例3において、例えば、図15(B)に示す画面の表示中に、着信があったとする。この場合、表示制御部152は、図15(B)に示す画面を保持し、すなわち、着信画像604や着信アイコン画像1110を表示させない。なお、この場合、音声による着信の通知を行って、ユーザが操作スイッチ130を操作することによって、応答できるようにしてもよい。また、この場合、着信を拒否するようにし、相手方に通話できない運転状況である旨を通知するようにしてもよい。
変形例3では、他の車両の接近時に着信があったとしても、第2コンテンツ画像(着信)について表示させないようにした。変形例3によれば、他の車両の接近時には、より運転に集中させることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10…ステアリングホイール、20…フロントウインドシールド、30…インストルメントパネル、40…運転席、100…表示装置、130…操作スイッチ、152…表示制御部、154…入力制御部、160…記憶部、180…レンズアクチュエータ、182…凹面鏡アクチュエータ、300…第1表示領域、302…第2表示領域、400…先進運転支援システム画像、402…ナビゲーション画像、404…速度画像、406…リスト画像、600…催促画像、610…結果表示画像、602…音声入力画像、604…着信画像、612…音量画像、614…チャンネル画像、616…曲名画像、A1…表示可能領域、M…車両
Claims (14)
- 車外の風景に重畳させて画像を視認させる表示部に、
第1情報に基づいて、第1表示領域に第1コンテンツ画像を表示させ、
第2情報に基づいて、第2表示領域に第2コンテンツ画像を表示させる表示制御部を備え、
前記表示制御部は、
前記第1コンテンツ画像と前記第2コンテンツ画像とを同時に前記表示部に表示させる場合、前記第2情報の内容に基づいて、前記第1コンテンツ画像の表示態様を変更する、
車両用表示装置。 - 前記第2コンテンツ画像は、ユーザに入力を求める催促画像と、ユーザによって入力された結果を示す結果表示画像とを含み、
前記表示制御部は、
前記催促画像を前記表示部に表示させる場合、前記第1コンテンツ画像を非表示にし、
前記結果表示画像を前記表示部に表示させる場合、前記第1コンテンツ画像を前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の車両用表示装置。 - ユーザからの入力を受け付ける入力制御部を備え、
前記入力制御部は、前記催促画像が開始されてから所定時間の間、前記催促画像に対する前記ユーザからの入力を受け付けない、
請求項2に記載の車両用表示装置。 - ユーザからの入力を受け付ける入力制御部を備え、
前記第1コンテンツ画像は、ユーザが選択可能な選択項目画像を含み、
前記入力制御部は、
前記結果表示画像が前記表示部に表示されたか否かにかかわらず、前記選択項目画像に対する操作の受け付けを継続する、
請求項2または3に記載の車両用表示装置。 - 前記表示制御部は、前記結果表示画像および前記選択項目画像を前記表示部に表示させる場合、前記選択項目画像と前記結果表示画像との少なくとも一部を重ねて表示させる、
請求項4に記載の車両用表示装置。 - 前記入力制御部は、前記表示部に前記一部が重ねて表示されているか否かにかかわらず、前記選択項目画像に対する操作を受け付け、
前記表示制御部は、前記入力制御部が受け付けた前記選択項目画像が前記結果表示画像に重ねて表示されている場合、当該選択項目画像と前記結果表示画像とが重ならないように表示させる、
請求項5に記載の車両用表示装置。 - 前記表示制御部は、前記表示部に前記結果表示画像を表示させる際に、前記選択項目画像に対する操作が受け付けられた場合、通常よりも早く前記結果表示画像の表示を終了させる、
請求項4から6のいずれか1項に記載の車両用表示装置。 - 前記入力制御部は、前記表示部に前記一部が重ねて表示されている場合、重なる部分の前記選択項目画像に対する操作を受け付けない、
請求項5に記載の車両用表示装置。 - 前記表示制御部は、自車両に接近する他の車両が検出されたことを示す検出画像を前記表示部に表示させる場合、前記第2コンテンツ画像の表示態様を変更する、
請求項1から8のいずれか1項に記載の車両用表示装置。 - 前記表示制御部は、前記第2コンテンツ画像を縮小して表示させる、
請求項9に記載の車両用表示装置。 - 前記表示制御部は、自車両に接近する他の車両が検出されたことを示す検出情報を前記表示部に表示させる場合、前記第1コンテンツ画像を非表示にする、
請求項1から10のいずれか1項に記載の車両用表示装置。 - 前記表示制御部は、前記第2コンテンツ画像を非表示にする、
請求項11に記載の車両用表示装置。 - 車両に搭載されるコンピュータを用いて行われる表示制御方法であって、
車外の風景に重畳させて画像を視認させる表示部に、
第1情報に基づいて、第1表示領域に第1コンテンツ画像を表示させ、
第2情報に基づいて、第2表示領域に第2コンテンツ画像を表示させ、
前記第1コンテンツ画像と前記第2コンテンツ画像とを同時に前記表示部に表示させる場合、前記第2情報の内容に基づいて、前記第1コンテンツ画像の表示態様を変更する、
表示制御方法。 - 車両に搭載されるコンピュータに、
車外の風景に重畳させて画像を視認させる表示部に、
第1情報に基づいて、第1表示領域に第1コンテンツ画像を表示させ、
第2情報に基づいて、第2表示領域に第2コンテンツ画像を表示させ、
前記第1コンテンツ画像と前記第2コンテンツ画像とを同時に前記表示部に表示させる場合、前記第2情報の内容に基づいて、前記第1コンテンツ画像の表示態様を変更させる、
プログラム。
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