JP2022147561A - 貨幣入出金装置 - Google Patents

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俊弘 兼子
Toshihiro Kaneko
惇 宮島
Jun Miyajima
裕紀 川口
Yuki Kawaguchi
泰樹 谷平
Yasuki Tanihira
信介 矢嶋
Shinsuke Yajima
昌樹 伊藤
Masaki Ito
英浩 内藤
Hidehiro Naito
孝浩 斉藤
Takahiro Saito
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Abstract

【課題】硬貨入出金装置を筐体から引き出さなくとも容易に硬貨の補充を行うことができる貨幣入出金装置を提供する。【解決手段】貨幣入出金装置は、硬貨の投入を受け入れる第1の硬貨投入口を有する筐体と、前記筐体に内蔵され、硬貨の投入を受け入れる第2の硬貨投入口を有する硬貨入出金装置と、前記第1の硬貨投入口から前記第2の硬貨投入口まで硬貨を案内するものであって、少なくとも一部に有する傾斜した部分に、最小の硬貨が通過しない大きさの貫通孔が設けられたシューターと、前記筐体の外であって前記第2の硬貨投入口の斜め上の位置から前記第2の硬貨投入口まで硬貨を案内する第1位置と、前記貫通孔と前記第2の硬貨投入口の間の位置であって前記貫通孔から落下した異物が前記第2の硬貨投入口に入るのを防ぐ第2位置と、を移動自在なスロープと、を備える。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、貨幣入出金装置に関する。
従来、セミセルフ会計機やセルフチェックアウト装置など、紙幣入出金装置と硬貨入出金装置を内蔵した貨幣入出金装置が用いられている(例えば特許文献1)。このような貨幣入出金装置において、硬貨入出金装置を筐体内から適宜引き出す権限を有しない店員が硬貨の補充を行う場合、筐体内の狭い隙間に手を入れる等することで、硬貨入出金装置の硬貨投入口から硬貨を投入している。
しかしながら、このようなオペレーションであると、硬貨の補充に時間がかかる上、硬貨をばらまいてしまう等のおそれがあり、好ましくない。
本発明が解決しようとする課題は、硬貨入出金装置を筐体から引き出さなくとも容易に硬貨の補充を行うことができる貨幣入出金装置を提供することである。
実施形態の貨幣入出金装置は、硬貨の投入を受け入れる第1の硬貨投入口を有する筐体と、前記筐体に内蔵され、硬貨の投入を受け入れる第2の硬貨投入口を有する硬貨入出金装置と、前記第1の硬貨投入口から前記第2の硬貨投入口まで硬貨を案内するものであって、少なくとも一部に有する傾斜した部分に、最小の硬貨が通過しない大きさの貫通孔が設けられたシューターと、前記筐体の外であって前記第2の硬貨投入口の斜め上の位置から前記第2の硬貨投入口まで硬貨を案内する第1位置と、前記貫通孔と前記第2の硬貨投入口の間の位置であって前記貫通孔から落下した異物が前記第2の硬貨投入口に入るのを防ぐ第2位置と、を移動自在なスロープと、を備える。
図1は、第1の実施形態にかかるセミセルフ会計機100の外観の一例を示す斜視図である。 図2は、本体部1の扉12を開放して紙幣入出金装置5および硬貨入出金装置6を露出させた状態を示す斜視図である。 図3は、本体部1の内部構成を示す縦断側面図である。 図4は、スロープ8を用いて硬貨入出金装置6に硬貨を補充する際の状態を示す縦断側面図である。 図5は、第2の実施形態にかかる本体部1の内部構成を示す縦断側面図である。 図6は、スロープ10を用いて硬貨入出金装置6に硬貨を補充する際の状態を示す縦断側面図である。
(第1の実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、第1の実施形態のセミセルフ会計機100の外観の一例を示す斜視図である。図1においては、セミセルフ会計機100の正面(前面)、右側面、上面が見えている。正面は、顧客が操作時に対面する側の面である。また、各装置(セミセルフ会計機100、紙幣入出金装置5、硬貨入出金装置6)の奥行き方向(正面側から背面側に向かう方向)を、前後方向ということがある。また、各装置の高さ方向および奥行き方向に直交する方向を幅方向と称する。
本実施形態のセミセルフ会計機100は、貨幣入出金装置の一例である。セミセルフ会計機100は、本体部1、表示操作部2、プリンタ3、決済端末4、紙幣入出金装置5、硬貨入出金装置6などを含んで構成されている。セミセルフ会計機100は、店員が操作するPOS(Point Of Sales)装置などの販売データ処理装置で登録された商品の決済を、客自身の操作により行うための装置であって、セミセルフレジなどとも呼ばれる。
本体部1は、筐体の一例であって、紙幣入出金装置5および硬貨入出金装置6を内蔵する箱型の容器である。本体部1の上面には、表示操作部2やプリンタ3、決済端末4が設置される。
表示操作部2は、表示デバイス21と操作デバイス22とを備え、さらに制御部20を内蔵している。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)で構成される。制御部20は、ROM等の記憶装置が記憶するプログラムをCPUが実行することにより各種機能部として機能し、セミセルフ会計機100が備える各部(表示操作部2、プリンタ3、決済端末4、紙幣入出金装置5、硬貨入出金装置6など)を統括的に制御する。
表示デバイス21は、例えば液晶パネルであって、操作者に向けた情報を表示する。操作デバイス22は、例えば表示デバイス21に重ねて設けられたタッチパネルであって、表示デバイス21の表示内容に応じた操作を受け付ける。
プリンタ3は、制御部20から受信する情報に基づいてレシートなどを印字し、発行する。決済端末4は、制御部20と情報の送受信を行って、クレジット決済や電子マネー決済などのキャッシュレス決済を行う。
本体部1は、表示操作部2が設けられた上面に、硬貨投入口11を有している。硬貨投入口11は、上向きに開口し硬貨の投入を受け入れる第1の硬貨投入口の一例である。また、本体部1は、表示操作部2が面している側(正面)に、本体部1を開閉する扉12を備えている。また、扉12は、開口部13,14,15を有している。開口部13は、紙幣入出金装置5の入金口51を露出させる。開口部14は、紙幣入出金装置5の出金口52を露出させる。開口部15は、硬貨入出金装置6の出金口62を露出させる。
図2は、本体部1の扉12を開放して紙幣入出金装置5および硬貨入出金装置6を露出させた状態を示す斜視図である。紙幣入出金装置5は、入金口51から受け入れた紙幣を収納し、制御部20から受信する情報に基づいて、釣銭としての紙幣を出金口52から払い出す。
紙幣入出金装置5は、インナー53とアウター54とに分かれている。インナー53は、紙幣入出金装置5の主要部であって、紙幣を収納する部分を含んでいる。アウター54は、インナー53の正面以外の面を覆うカバーである。インナー53は、アウター54の内側に設けられたレールで支持されて、アウター54に対して出し入れ可能に構成されている。これにより、インナー53はアウター54により保護される。アウター54からインナー53を出すことができる権限は、店員の職責等に応じて、段階的に設定されている。インナー53は電磁ロック等によりアウター54内に保持されており、例えば、表示操作部2により店員IDを入力する等によって、権限に応じた程度、インナー53をアウター54から引き出すことができる。
紙幣入出金装置5は、本体部1に内蔵され、インナー53は、収納時の定位置である収納位置から、本体部1の外に突出する位置に引き出し可能である。引き出し方向は、本体部1の奥行き方向(前後方向)である。図2に示す紙幣入出金装置5のインナー53は、収納位置に位置している。
硬貨入出金装置6は、入金口61から受け入れた硬貨を収納し、制御部20から受信する情報に基づいて、釣銭としての硬貨を出金口62に払い出す。なお、入金口61は、上向きに開口し硬貨の投入を受け入れる第2の硬貨投入口の一例である。入金口61には、硬貨投入口11から投入された硬貨が、後述のシューター9(図3参照)によって、運ばれる。
硬貨入出金装置6は、インナー63とアウター64とに分かれている。インナー63は、硬貨入出金装置6の主要部であって、硬貨を収納する部分を含んでいる。アウター64は、インナー63の正面以外の面を覆うカバーである。インナー63は、アウター64の内側に設けられたレールで支持されて、アウター64に対して出し入れ可能に構成されている。これにより、インナー63はアウター64により保護される。アウター64からインナー63を出すことができる権限は、店員の職責等に応じて、段階的に設定されている。インナー63は電磁ロック等によりアウター64内に保持されており、例えば、表示操作部2により店員IDを入力する等によって、権限に応じた程度、インナー63をアウター64から引き出すことができる。
硬貨入出金装置6は、本体部1に内蔵され、インナー63は、収納時の定位置である収納位置から、本体部1の外に突出する位置に引き出し可能である。引き出し方向は、本体部1の奥行き方向(前後方向)である。図2に示す硬貨入出金装置6のインナー63は、収納位置に位置している。
また、硬貨入出金装置6は、紙幣入出金装置5に近接して配置されている。より詳しくは、本実施形態の硬貨入出金装置6は、自身の上面が、紙幣入出金装置5の下面に対向する位置に、配置されている。つまり、硬貨入出金装置6は、紙幣入出金装置5の下に位置している。言い換えると、紙幣入出金装置5と硬貨入出金装置6とは、本体部1の高さ方向(上下方向)に並んでいる。
なお、本体部1には、扉12を、本体部1を閉じる位置に固定する錠16が、設けられている。錠16は、扉12の外側(図1で見えている側)から、鍵にて施解錠される。
図3は、本体部1の内部構成を示す縦断側面図である。図3に示すように、セミセルフ会計機100は、スロープ8およびシューター9を、さらに備えている。
シューター9は、硬貨投入口11に投入されて自重で移動(落下)する硬貨を、入金口61まで案内する。より詳しくは、シューター9は、第1区間91と、第2区間92と、第3区間93とを有する。第1区間91は、硬貨投入口11の直下に配されて、略鉛直下向きに硬貨を案内する。第2区間92は、第1区間91の直下に配されて、硬貨を斜め下向きに案内する。第3区間93は、第2区間92の直後に配されて、入金口61まで硬貨を案内する。
シューター9は、第2区間92に、最小の硬貨が通過しない大きさの貫通孔94を有している。第2区間92は、シューター9が少なくとも一部に有する傾斜した部分の一例である。貫通孔94は、異物の排除のために設けられている。硬貨とともに硬貨投入口11から入り込んだ異物は、貫通孔94から落下することで、シューター9外に排出される。なお、異物は、例えば、水分や塵埃である。水分は、例えば、肉や魚介などの水分を含んだ商品から滲み出すものである。また、塵埃は、例えば、顧客の財布内のレシートの屑やビニール袋の端切れ等である。異物が入金口61に入ってしまうと、硬貨入出金装置6内に取り込まれるため、硬貨入出金装置6が不具合を起こすおそれがあり、好ましくない。
図4は、スロープ8を用いて硬貨入出金装置6に硬貨を補充する際の状態を示す縦断側面図である。スロープ8は、硬貨入出金装置6に硬貨を補充しやすくするためのものであって、例えば、硬貨を滑らせる斜面80とこの斜面80の両側部に設けられ硬貨が斜面80外に逸れるのを防ぐ側板82とを備えた、滑り台のような形状を有している。ここで、以下、スロープ8の、硬貨を案内する側の面を表面83とし、その裏側の面を裏面84とする。表面83は、図3で下向き、図4で上向きになっている面である。裏面84は、図3で上向き、図4で下向きになっている面である。この裏面84は、第2位置において、硬貨入出金装置6の上から硬貨入出金装置6の周縁の外へ向かって下る斜面の一例である。
スロープ8は、図4に示す第1位置と、図3に示す第2位置と、を移動自在である。図4に示す第1位置にあるときのスロープ8は、本体部1の外であって入金口61の斜め上の位置から、入金口61まで、硬貨を案内する。
図3に示す第2位置は、貫通孔94と入金口61の間の位置である。この第2位置にあるときのスロープ8は、貫通孔94から落下した異物(水分や塵埃など)を受ける。つまり、第2位置におけるスロープ8は、貫通孔94から落下した異物が入金口61に入ることを防ぐ。
なお、スロープ8は、入金口61の手前側(正面側)に配置された支軸81周りに回動可能であって、回動によって、第1位置(図4参照)と第2位置(図3参照)との間で移動する。
このような構成において、セミセルフ会計機100は、制御部20の制御に従い、紙幣や硬貨の入出金を行う。硬貨投入口11から投入された硬貨は、シューター9の第1区間91内を落下し、第2区間92にぶつかる。第2区間92では、硬貨とともに硬貨投入口11から入った異物が、貫通孔94から落下する。硬貨は、第2区間92によって案内されて斜め下向きに移動し、第3区間93内を落下して、硬貨入出金装置6の入金口61に至り、硬貨入出金装置6に取り込まれる。
第2区間92の貫通孔94で硬貨と分けられた異物は、第2位置にあるスロープ8の裏面84に降り積もるか、或いは、裏面84によって斜め下方へと案内され、硬貨入出金装置6の手前に滑り落ちる。
セミセルフ会計機100の硬貨入出金装置6に硬貨を補充する場合、所定の権限を有する店員が扉12を開けて行う。店員は、本体部1の扉12を開けると、次に、スロープ8を回動させて、第2位置(図3参照)から第1位置(図4参照)へと移動させる。続いて店員は、スロープ8の上端部から、硬貨を流し込む。硬貨は、スロープ8の表面83上を滑って斜め下方へと案内されて、入金口61に至り、硬貨入出金装置6に取り込まれる。
このように、第1の実施形態のセミセルフ会計機100によれば、硬貨入出金装置6を本体部1から引き出さなくとも、容易に、硬貨の補充を行うことができる。
ここで、従来の、スロープ8を備えない構成であっても、所定の権限を有する店員であれば、硬貨入出金装置6のインナー63をアウター64から引き出すことによって、入金口61を本体部1外に位置させることが可能であった。しかしながら、それを可能とする権限を有しない店員は、従来のスロープ8を備えない貨幣入出金装置であると、硬貨を入金口61に入れるには、例えば、硬貨を握った手を本体部1内の隙間に差し入れる等する他なかった。しかしながらこの手法では、硬貨の補充に時間がかかる上、硬貨をばらまいてしまう等のおそれがあった。そのような不都合を抱えた従来の貨幣入出金装置に対し、本実施形態のセミセルフ会計機100によれば、硬貨入出金装置6を本体部1から引き出さなくとも、容易に、硬貨の補充を行うことができ、好適である。
また、入金口61が、貫通孔94の下に配置されていることで、貫通孔94から落下した異物が入金口61に入るおそれがあるのを、本実施形態では、スロープ8を利用して防いでいる。これについても、もし入金口61と貫通孔94との位置をずらせたならスロープ8がなくとも異物が入金口61に入らないのだが、本体部1内のスペースは狭く各部の配置が制限されるため、難しい。より具体的には、例えば入金口61を奥側にずらすと、硬貨の補充の難易度が上がり、またシューター9が長くなるので詰まりが発生しやすくなる。また、入金口61を幅方向にずらすと、セミセルフ会計機100の幅が大きくなってしまう。そのような事情のもとで考えだされた本実施形態によれば、上述のような不都合なく好適に、容易に、硬貨入出金装置6に硬貨の補充を行うことができる。
なお、本実施形態では、スロープ8の形状を、滑り台のように形成したが、実施にあたってはこれに限らない。例えば、硬貨の投入しやすさのために、滑り台の上部を広く形成し、例えば、スロープ8の斜面80が扇形のような形状に形成されていてもよい。また、この場合、本体部1への収納の都合を考慮して、スロープ8の斜面80が折り畳み可能に構成される等されていてもよい。
また、本実施形態では、スロープ8は、支軸81周りに回動することにより第1位置と第2位置との間で移動するよう構成されていたが、実施にあたってこれに限る意図はなく、例えば、前後方向の平行移動(スライド)によって第1位置と第2位置とを移動可能に構成されていてもよい。スライドで移動可能に構成された場合、第2位置のスロープ8は、第1位置において硬貨を案内する際の角度を保ったまま、貫通孔94と入金口61との間に位置する。
また、本実施形態では、セミセルフ会計機100を貨幣入出金装置の一例としたが、実施にあたっては、貨幣入出金装置は、客自身の操作により販売データ登録および決済を行うセルフチェックアウト装置(セルフレジとも呼ばれる)でもよい。また、貨幣入出金装置は、紙幣入出金装置5および硬貨入出金装置6を内蔵するさらに他の装置であってもよい。
また、本実施形態では、紙幣入出金装置5が硬貨入出金装置6の上に位置しているが、実施にあたって、上下関係が逆であっても構わない。つまり、紙幣入出金装置5が硬貨入出金装置6の下に位置していてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態は、上記実施形態の変形例であるので、上記実施形態で説明した部分と同じ部分については同じ符号を用いるとともに詳細な説明は省略し、異なる部分について説明する。
図5は、第2の実施形態にかかる本体部1の内部構成を示す縦断側面図である。本実施形態においては、第1の実施形態におけるスロープ8に代えて、スロープ10を用いている。図6は、スロープ10を用いて硬貨入出金装置6に硬貨を補充する際の状態を示す縦断側面図である。
図5は、スロープ10が第2位置にある状態を示す。本実施形態における第2位置は、図5に示すように、入金口61の上で略水平になる位置である。この第2位置においてスロープ10は、入金口61を蓋のように塞ぐ(或いは覆う)。スロープ10が第2位置にあるとき、貫通孔94から落下した異物(例えば水分や塵埃)は、スロープ10の裏面84上に保持される。
スロープ10の裏面84は、保持する異物を囲んで零れ落ちを防止する側壁を有していても良い。また、この側壁は、例えば手前側(支軸81がある側)が開放された形状であってもよい。また、スロープ10の裏面84に、水分を吸収するスポンジや布などの吸収材が貼付されていてもよい。上述の側壁や吸収材は、スロープ8が第2位置にあるときに上を向く面に設けられた、異物を保持する構成の一例である。
本実施形態の硬貨入出金装置6は、入金口61の手前に、突部65を有している。突部65は、図6に示す第1位置に位置するスロープ10の裏面84に接して、スロープ10を支える。これにより、スロープ10は、所定の角度に保たれる。
このように、第2の実施形態のセミセルフ会計機100によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…セミセルフ会計機(貨幣入出金装置)、
1 …本体部、11…硬貨投入口、12…扉、13~15…開口部、16…錠、
2 …表示操作部、20…制御部、21…表示デバイス、22…操作デバイス、
3 …プリンタ、
4 …決済端末、
5 …紙幣入出金装置、
51…入金口、52…出金口、53…インナー、54…アウター、
6 …硬貨入出金装置、
61…入金口、62…出金口、63…インナー、64…アウター、
65…突部、
8,10…スロープ、
80…斜面、81…支軸、82…側板、83…表面、84…裏面、
9 …シューター、
91…第1区間、92…第2区間、93…第3区間、94…貫通孔。
特開2015-026271号公報

Claims (4)

  1. 硬貨の投入を受け入れる第1の硬貨投入口を有する筐体と、
    前記筐体に内蔵され、硬貨の投入を受け入れる第2の硬貨投入口を有する硬貨入出金装置と、
    前記第1の硬貨投入口から前記第2の硬貨投入口まで硬貨を案内するものであって、少なくとも一部に有する傾斜した部分に、最小の硬貨が通過しない大きさの貫通孔が設けられたシューターと、
    前記筐体の外であって前記第2の硬貨投入口の斜め上の位置から前記第2の硬貨投入口まで硬貨を案内する第1位置と、前記貫通孔と前記第2の硬貨投入口の間の位置であって前記貫通孔から落下した異物が前記第2の硬貨投入口に入るのを防ぐ第2位置と、を移動自在なスロープと、
    を備える貨幣入出金装置。
  2. 前記スロープは、前記第2位置において、前記硬貨入出金装置の上から前記硬貨入出金装置の周縁の外へ向かって下る斜面によって前記異物を案内する
    請求項1に記載の貨幣入出金装置。
  3. 前記スロープは、前記第2位置において、前記第2の硬貨投入口の上で略水平になる
    請求項1に記載の貨幣入出金装置。
  4. 前記スロープは、前記第2位置にあるときに上を向く面に、前記異物を保持する構成を備えている
    請求項1~3のいずれか1つに記載の貨幣入出金装置。
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