JP2018106641A - 現金処理装置 - Google Patents

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鈴木 治
Osamu Suzuki
治 鈴木
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Abstract

【課題】引出の引出時における落下を防止する手段を提供する。
【解決手段】側面に開口部が形成され筐体と、前記開口部に挿入され、前記筐体から引出可能に設けられた引出と、前記筐体に設けられた係止部と、
前記引出に回動可能に設けられ、前記引出を持上げる把手と、前記把手に形成された傾斜部と、を備え、前記引出を引出すときに、前記把手の傾斜部が前記係止部に当接し、前記把手が前記引出の外側に向けて回動する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、金融機関や流通業の現金統合管理に用いる現金処理装置に関する。
従来の硬貨入金機は、硬貨を収納した収納庫を装着した収納トレイを筐体の下部に配置し、収納庫を回収するときに、収納トレイを硬貨入金機の筐体から引出し、収納庫に設けた把手によって収納庫を上方に引抜いている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−8810号公報(段落0028、0077、第9図)
上述のような硬貨を収納した収納庫は重いため、筐体の下部に配置すれば、収納トレイの引出時に落下させる恐れはないが、現金処理装置の硬貨入出金部に設ける汚損貨収納庫のように、床から離れた位置に設けられる引出式の収納庫の場合は、集積枚数が多いと重くなるため、不用意に引出すと、収納庫を落下させてしまう恐れがあるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、収納庫等の引出の引出時における落下を防止する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、側面に開口部が形成された筐体と、前記開口部に挿入され、前記筐体から引出可能に設けられた引出と、前記筐体に設けられた係止部と、
前記引出に回動可能に設けられ、前記引出を持上げる把手と、前記把手に形成された傾斜部と、を備え、前記引出を引出すときに、前記把手の傾斜部が前記係止部に当接し、前記把手が前記引出の外側に向けて回動することを特徴とする。
これにより、本発明は、操作者は引出の引出時に把手の存在を容易に視認することができ、引出の引出時における落下を防止することができるという効果が得られる。
実施例1の現金処理装置を示す説明図 実施例1の汚損貨収納庫の側面を示す説明図 実施例1の汚損貨収納庫の引出時の作用を示す説明図 実施例1の汚損貨収納庫の装着時の作用を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による現金処理装置の実施例について説明する。
以下に、図1ないし図4を用いて本実施例の現金処理装置について説明する。
本実施例の現金処理装置1は、金融機関や流通業の現金統合管理に用いる複数の機能を有する装置であって、図1に示す構成を備えている。
操作表示部2は、現金処理装置1の前面側の上部に設けられ、LCD等の表示画面と、タッチパネルやキーボード等の入力手段等を備えており、表示画面に業務選択画面や各種の入力画面、行員や担当者等の操作者に対する所定の情報等を表示する機能を有すると共に、入力手段により操作者による選択入力等を受付ける機能を有している。
装置制御部3は、図示しない記憶部に格納されたプログラムにより、現金処理装置1の各部を制御して、入金処理や出金処理、計数処理、補充・回収処理等の現金(紙幣および硬貨)に関する各種の取引処理を実行する機能等を有している。
現外ポスト部4は、小切手や手入力操作で入金した現金等を収納する部位である。
印刷部5は、プリンタ等を備えており、現金処理装置1による入金処理や出金処理等の取引内容を伝票に印刷して排出する機能を有している。
紙幣入出金部7は、入金取引時等に操作者が投入したバラ紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して紙幣収納庫に収納し、出金取引時等に操作者により指定された金額に相当する紙幣を紙幣収納庫から繰出して計数し、これを操作者に払出す機能等を有している。
施封小束支払部8は、所定枚数のバラ紙幣を金種別に施封した小束を操作者に払出す機能を有している。
新券支払部9は、新札の紙幣を操作者に払出す機能を有している。
補充回収部11は、補充回収カセットが着脱可能に装着される部位であって、現金自動預払機に補充する紙幣を計数して補充回収カセット等に収納し、現金自動預払機から補充回収カセット等により回収された紙幣を計数して収納する機能を有している。
棒金包装支払部12は、所定枚数のバラ硬貨を金種別に包装した棒金を操作者に払出す機能を有している。
硬貨入出金部13は、入金取引時等に操作者が投入したバラ硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して硬貨収納庫に収納し、出金取引時等に操作者により指定された金額に相当する硬貨を硬貨収納庫から繰出して計数し、これを操作者に払出す機能等を有している。
引出としての汚損貨収納庫15は、硬貨入出金部13の筐体13aの一の側面(本実施例では前面)の中央部に設けられ、入金処理時に投入された硬貨の中で、汚損硬貨と鑑別された硬貨を集積する箱形状の収納庫である。
本実施例の汚損貨収納庫15は、図2に示すように、筐体13aに設けられた開口部としての装着部16に引出可能に装着され、操作者が引手17によって、図2に矢印で示す引出方向に引出して集積された汚損硬貨を取出すことが可能になっている。
また、汚損貨収納庫15の側板の上部には、回転支点20aを中心に回動可能に取付けられた把手20が設けられている。
本実施例の把手20は、操作者が手で持つ持手21と、持手21の両端部に設けられた側柱22からなる門型部材であって、2つの側柱22は、それぞれ汚損貨収納庫15の側板の外側に配置されている。
また、汚損貨収納庫15の側板の上端部の、持手21が当接する部位には、汚損貨収納庫15を装填部16内に挿入したときに、持手21を収容するための切欠部23が設けられている。
持手21の回転支点20aを挟んだ反対側の端部には、側柱22の鉛直方向に伸張する鉤部24が設けられ、鉤部24と側柱22との内側の角部には、鉤部24に向かって拡大する方向に傾斜した傾斜部25が形成されている。
この鉤部24には、筐体13aの装着部16の口元に設けられた係止部としてのロックポスト27に当接する当接面が設けられ、その反対側には角部を切取って形成した斜面24aが設けられている。
本実施例の傾斜部25の傾斜面は、回転支点20aの中心付近から鉤部24の当接面に向けて傾斜しており、その傾斜面と当接面の交差部は、ロックポスト27の中心の高さ(図2に示す1点鎖線参照)と同等の高さに設定され、傾斜面の傾斜角は側柱22から30度に形成されている。
以下に、図3を用いて、本実施例の汚損貨収納庫15の引出時における把手20の作用について説明する。
入金処理時等に汚損貨収納庫15に汚損硬貨が集積されると、操作者は集積された汚損硬貨を取出すために、図3(a)に示すように、引手17に手を掛けて汚損貨収納庫15を装着位置(図2に示す位置をいう。))から、現金処理装置1の前面側への引出しを開始する。
このとき、把手20は、持手21が切欠部23内に収容されて略水平になっている。
操作者が、汚損貨収納庫15の引出しを継続すると、図3(b)に示すように、把手20の傾斜部25が、筐体13aに設けられたロックポスト27に当接し、傾斜部25の傾斜面がロックポスト27を摺動しながら、把手20が回転支点20aを中心に、同図に矢印Aで示す汚損貨収納庫15の外側に向かう方向に、持手21の重さに抗して自動的に回動し始める。
操作者が、更に汚損貨収納庫15を引出すと、図3(c)に示すように、把手20の鉤部24がロックポスト27に当接し、持手21が、矢印A方向に更に回動して汚損貨収納庫15の外部に露出する。
これにより、操作者は把手20の存在を容易に視認することができると共に、鉤部24のロックポスト27への当接により引出力に負荷が掛かり、操作者に不用意な引出しに対する注意を喚起することができる。
また、鉤部24がロックポスト27に当接したときに、本実施例の汚損貨収納庫15の底板は、装着部16内に位置しているため、汚損貨収納庫15の落下が防止される。
そして、操作者が、外部に露出した持手21を持上げると、鉤部24のロックポスト27への当接が解除され、図3(d)に示すように、操作者は持手21を持ちながら、汚損貨収納庫15を装着部16から完全に引抜くことが可能になり、把手20を手で持って持ち運ぶことができる。
以下に、図4を用いて、本実施例の汚損貨収納庫15の装着時における把手20の作用について説明する。
汚損貨収納庫15に集積された汚損硬貨を取出すと、操作者は、空の汚損貨収納庫15を筐体13aに設けられた装着部16へ挿入するために、図4(a)に示すように、持手21を手で持って把手20を略垂直方向に持上げた状態のまま、汚損貨収納庫15の引手17または底板に手を掛けて、把手20が筐体13aの前面に近接するまで装着部16内に挿入する。
把手20が筐体13aに近接するまで汚損貨収納庫15を挿入した操作者は、図4(b)に示すように、その位置で把手20を回転支点20aを中心に、同図に矢印Bで示す持手21が汚損貨収納庫15内に向かう方向に回動させて傾斜部25をロックポスト27に当接させる。
このときに、本実施例の汚損貨収納庫15の底板は、装着部16内に位置しているため、持手21を持つ手を離したとしても、汚損貨収納庫15が落下することはない。
また、把手20を矢印B方向に回動させている途中で手を離したとしても、本実施例の汚損貨収納庫15には、切欠部23と把手20の傾斜部25が設けてあるので、傾斜部25が先にロックポスト27に当接するため、汚損貨収納庫15の側板の損傷を防止することができる。
操作者が、持手21を持っていた手を離して汚損貨収納庫15を更に挿入すると、傾斜部25の傾斜面がロックポスト27を摺動しながら、把手20が持手21の重さにより徐々にB方向に回動して持手21が切欠部23内に入って行く。
そして、操作者は、汚損貨収納庫15を更に装着部16内に押込み、汚損貨収納庫15の前面と筐体13の前面とを面一にして、汚損貨収納庫15を筐体13a内の装着位置に装着する(図2参照)。
このようにして、本実施例の汚損貨収納庫15の筐体13a内への装着が行われるが、図4(d)に示すように、例えば、操作者が汚損貨収納庫15の挿入方向の先端部が装着部16内に挿入されたときに、把手20を矢印B方向に回動させたとしても、本実施例の鉤部24には斜面24aが設けられているので、斜面24aがロックポスト27に当接して、把手20の回動力に負荷が掛かり、汚損貨収納庫15が挿入方向の逆方向に押し戻されるため、操作者は把手20を回動させるタイミングが早すぎたことに容易に気付くことができる。
以上説明したように、本実施例では、硬貨入出金部13の筐体13aの側面に設けられた装着部16に引出可能に設けられた汚損貨収納庫15に、傾斜部25が形成された回動可能な把手20を設けると共に、筐体13aにロックポスト27を設け、汚損貨収納庫15を引出すときに、把手20の傾斜部25がロックポスト27に当接して把手20が汚損貨収納庫15の外側に向けて自動的に回動するようにしたので、操作者は汚損貨収納庫15の引出時に把手20の存在を容易に視認することができ、汚損貨収納庫15の引出時における落下を防止することができる。
なお、上記実施例においては、引出は、汚損貨収納庫であるとして説明したが、棒金包装支払部12の端数貨を収納する収納庫や、硬貨入出金部13のリジェクト庫や出金庫等であってもよい。要は、引出可能な箱形状の収納庫等であって、把手を設ける必要があるものに本発明を適用すれば上記と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施例においては、把手20の側柱22は、汚損貨収納庫15の側板の外側に配置するとして説明したが、側板の内側に配置するようにしてもよい。
1 現金処理装置
2 操作表示部
3 装置制御部
4 現外ポスト部
5 印刷部
7 紙幣入出金部
8 施封小束支払部
9 新券支払部
11 補充回収部
12 棒金包装支払部
13 硬貨入出金部
13a 筐体
15 汚損貨収納庫
16 装着部
20 把手
20a 回転支点
21 持手
22 側柱
23 切欠部
24 鉤部
24a 斜面
25 傾斜部
27 ロックポスト

Claims (2)

  1. 側面に開口部が形成された筐体と、
    前記開口部に挿入され、前記筐体から引出可能に設けられた引出と、
    前記筐体に設けられた係止部と、
    前記引出に回動可能に設けられ、前記引出を持上げる把手と、
    前記把手に形成された傾斜部と、を備え、
    前記引出を引出すときに、前記把手の傾斜部が前記係止部に当接し、前記把手が前記引出の外側に向けて回動することを特徴とする現金処理装置。
  2. 請求項1に記載の現金処理装置において、
    前記把手は、前記係止部に係止される鉤部と、前記鉤部に向かって拡大する方向に傾斜した傾斜部とを有することを特徴とする現金処理装置。
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