JP2022144451A - 車両用空調ダクト構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡潔な構造で効率のよい配置および結露水の防止が可能な車両用空調ダクト構造を提供することを目的とする。
【解決手段】当該ダクト構造100は、車両のインストルメントパネル102の前方に搭載された空調システム本体104からの空気をインストルメントパネル102に設けられたサイドベント吹出口108aおよびサイドデミスタ吹出口112aそれぞれに案内する。当該ダクト構造100は、空調システム本体104とサイドベント吹出口108aとをつなぐ内側送風路134と、空調システム本体104とサイドデミスタ吹出口112aとをつなぐ外側送風路136とを含み、外側送風路136は、内側送風路134に沿った所定範囲にわたって、内側送風路134に一体的に集合している。
【選択図】図3
【解決手段】当該ダクト構造100は、車両のインストルメントパネル102の前方に搭載された空調システム本体104からの空気をインストルメントパネル102に設けられたサイドベント吹出口108aおよびサイドデミスタ吹出口112aそれぞれに案内する。当該ダクト構造100は、空調システム本体104とサイドベント吹出口108aとをつなぐ内側送風路134と、空調システム本体104とサイドデミスタ吹出口112aとをつなぐ外側送風路136とを含み、外側送風路136は、内側送風路134に沿った所定範囲にわたって、内側送風路134に一体的に集合している。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両用空調ダクト構造に関するものである。
一般に、車両のインストルメントパネルには、空調システムからの空気が流れるサイドベントの吹出口や、サイドガラスの結露を防ぐサイドデミスタの吹出口が複数設けられている。そして、各吹出口と空調システム本体とは、インストルメントパネルの前方にてダクト類でつながれている。
サイドベントダクトおよびサイドデミスタダクトは、主に個別の部品として設置され、それぞれ送風路を形成している。例えば特許文献1の技術では、図1に記載されているように、上記サイドベントダクトに相当するエアコンダクト11と、サイドデミスタダクトに相当するデフロスタダクト12とがそれぞれ個別に設けられている。
インストルメントパネルの前方では、上記サイドベントダクトおよびサイドデミスタダクトをレイアウト可能なスペースに限りがある。そのため、これらサイドベントダクトおよびサイドデミスタダクトは、互い近接して設けられることが多く、ダクト同士の接触によるラトル音(異音)の対策が必要となることがある。また、特にサイドベントを冷房モードにしたとき、ダクトの表面から他の機器への結露水の滴下の対策が必要となることがある。これら対策として、例えばダクトの表面にパッキンを貼り付けたり、ダクトを発泡材料で成形したりすること等も行われているが、作業工程および材料コストの増加につながることから、より低廉な手法が求められている。
本発明は、このような課題に鑑み、簡潔な構造で効率のよい配置および結露水の防止が可能な車両用空調ダクト構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用空調ダクト構造の代表的な構成は、車両のインストルメントパネルの前方に搭載された空調システム本体からの空気をインストルメントパネルに設けられた所定の第1および第2の吹出口それぞれに案内する車両用空調ダクト構造において、空調システム本体と第1の吹出口とをつなぐ第1送風路と、空調システム本体と第2の吹出口とをつなぐ第2送風路とを含み、第2送風路は、第1送風路に沿った所定範囲にわたって、第1送風路に一体的に集合していることを特徴とする。
本発明によれば、簡潔な構造で効率のよい配置および結露水の防止が可能な車両用空調ダクト構造を提供することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る車両用空調ダクト構造は、車両のインストルメントパネルの前方に搭載された空調システム本体からの空気をインストルメントパネルに設けられた所定の第1および第2の吹出口それぞれに案内する車両用空調ダクト構造において、空調システム本体と第1の吹出口とをつなぐ第1送風路と、空調システム本体と第2の吹出口とをつなぐ第2送風路とを含み、第2送風路は、第1送風路に沿った所定範囲にわたって、第1送風路に一体的に集合していることを特徴とする。
上記の構成によれば、2系統のダクトを1本にまとめて構造を簡潔化できるため、インストルメントパネルの前方の限られたレイアウトスペースにも効率よく配置することが可能になる。特に、周辺部品との接触を防ぎつつ、ダクト同士の干渉も回避できるため、設計の自由度が向上するとともに、異音の発生の原因を抑えるなど、NVH(Noise,Vibration,Harshness)対策を容易に採ることが可能になる。
上記の所定範囲では、第2送風路が第1送風路の周囲を覆う二重管構造が形成されている。
上記構成によれば、よりコンパクトな構成を実現すると共に、第2送風路が断熱空気層となって第1送風路の熱交換量を減らし、熱損失を抑えることが可能になる。
上記の第1の吹出口は、インストルメントパネルの車幅方向の端部に車両後方を向いて設けられたサイドベント吹出口であり、第2の吹出口は、インストルメントパネルのサイドベント吹出口の近傍に当該車両のサイドガラスを向いて設けられたサイドデミスタ吹出口である。
サイドデミスタは、サイドガラスの結露や曇りを解消するための機構であって、主に温風が流れる。上記構成では、サイドベント用の第1送風路の外側にサイドデミスタ用の第2送風路を形成することで、サイドデミスタをサイドベントの断熱層として利用し、例えばサイドベントの冷房使用時におけるダクト周囲の結露抑制や、サイドベントの暖房使用時における温度低下等の効果を得ることができる。特に、結露抑制効果によれば、周辺機器の防水対策を省略してコストを抑えることが可能になる。
上記の第2送風路は、空調システム本体から当該車両のフロントガラスに向かって延びるフロントガラス用のデミスタダクトから分岐して設けられている。
上記構成によれば、デミスタ用の空気を効率良く運用することが可能になる。
上記の第2送風路の外壁には、外壁を第1送風路の外壁に到達する程度に窪ませた複数の凹形状部が形成されている。
上記の凹形状部によれば、ダクトの剛性を向上させ、振動による異音等を効率よく抑えることが可能になる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両用空調ダクト構造(以下、ダクト構造100)の概要を示す図である。図1(a)は、当該ダクト構造100が実施されたインストルメントパネル102の斜視図である。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(upward)、D(downward)で例示する。
インストルメントパネル102には、空調システム本体104からの空気が提供される複数の吹出口が設けられている。例えば、冷暖房等の風を提供する吹出口として、車幅方向の中央付近の左右にセンタベント吹出口106a、106bが設けられ、車幅方向端側それぞれにはサイドベント吹出口108a、108bが設けられている。センタベント吹出口106a、106bおよびサイドベント吹出口108a、108bは、乗員に風を提供するために、車両後方を向いて設けられている。
当該ダクト構造100では、ガラスに温風を当てて結露や曇りを解消するための吹出口として、フロントガラス用のフロントデミスタ吹出口110およびサイドガラス用のサイドデミスタ吹出口112a、112bが設けられている。フロントデミスタ吹出口110は、インストルメントパネル102の上面の前側にフロントガラスに沿って上方を向いて設けられている。サイドデミスタ吹出口112aは、インストルメントパネル102のうちサイドベント吹出口108aよりも上方にサイドガラスを向いて設けられている。
図1(b)は、図1(a)のインストルメントパネル102を取り外した状態のダクト構造100の図である。空調システム本体104は、HVAC(Heating, Ventilation, and Air Conditioning)とも呼ばれる暖房、冷房、換気、および空調などを行う機器であって、インストルメントパネル102の車幅方向中央の前方に設けられている。
空調システム本体104からは、各吹出口に向かってダクトが延びている。各ダクトには、空調システム本体104から冷風や温風、および通常の送風など、各モードを切り替えることによって様々な空気が供給される。
センタベントダクト114は、空調システム本体104とセンタベント吹出口106a、106bとをつないでいる。フロントデミスタダクト116は、空調システム本体104とフロントデミスタ吹出口110とをつないでいる。
集合ダクト118、120は、サイドベント用およびサイドデミスタ用の2系統のダクトを1本に集合させた構成のダクトである。例えば集合ダクト118は、空調システム本体104およびフロントデミスタダクト116と、サイドベント吹出口108a、108bおよびサイドデミスタ吹出口112a、112bをつないでいる。
図2は、図1(b)のダクト構造100を上方から見た図である。センタベントダクト114は、上方から見てU字状の二股構造になっていて、2つの開口114a、114bが後方を向いている。フロントデミスタダクト116は、空調システム本体104の前側から上方に延び、車幅方向に沿った開口122を上端に有している。
集合ダクト118、120は、空調システム本体104の上部のうちセンタベントダクト114の左右の脇それぞれから車幅方向外側に延びた後、開口142が車両後方を向くように湾曲している。
本実施例の集合ダクト118は、上述したように2系統のダクトを1本に集合させたものであって、根本側および先端側が二股の構造になっている。例えば、集合ダクト118の根本側には、第1根本部126と、第2根本部130が含まれている。第1根本部126は、空調システム本体104の上部に設けられた第1供給部124から延びている。第2根本部130は、フロントデミスタダクト116の側部に設けられた第2供給部128から延びている。第1供給部124および第2供給部128は、いずれも空調システム本体104(図2参照)からの空気が供給される。
集合ダクト118の先端側は、第1先端部138と、第2先端部140に分岐している。第1先端部138は、第1の吹出口であるサイドベント吹出口108a(図1(a)参照)に接続される。第2先端部140は、第1先端部138よりも小径であって、第2の吹出口であるサイドデミスタ吹出口112aに接続される。
図3は、図2の集合ダクト118の各断面を表した図である。図3(a)は、図2の集合ダクト118のA-A断面における斜視図である。図3(a)に示すように、集合ダクト118の主要な部分(集合部132)では、第1送風路である内側送風路134と第2送風路である外側送風路136とが結合し、外側送風路136が内側送風路134の周囲を覆う二重管を形成している。この二重管構造は、2重ブロー成型によって一体に製造することもできるが、小径のパイプの外側に分割可能な大径のパイプをツメの嵌合等によって取り付けることによっても可能である。
図3(b)は、図2の集合ダクト118のB-B断面図である。内側送風路134は、根本側の第1根本部126(図2参照)と先端側の第1先端部138とを含んで構成されていて、第1供給部124とサイドベント吹出口108a(図1(a)参照)とをつなぐ。外側送風路136は、根本側の第2供給部128(図2参照)と先端側の第2先端部140とを含んでいて、第2供給部128とサイドデミスタ吹出口112a(図1(a)参照)とをつなぐ。
図2に示したように、外側送風路136の第1根本部126は、内側送風路134の上方のフロントデミスタダクト116から分岐し、内側送風路134に向かって斜め下方に延びている。よって、外側送風路136には、デミスタ用の風を効率よく流すことが可能になっている。そして、図3(b)に示したように、外側送風路136は、内側送風路134の外側に一体的に集合して内側送風路134に沿って延び、第2先端部140が内側送風路134から斜め上方に分岐している。
外側送風路136の第2先端部140の開口144は、サイドデミスタ吹出口112a(図1(a)参照)につながれる。なお、他の例として、内側送風路134の第1先端部138の開口142をサイドデミスタ吹出口112aにつなぎ、外側送風路136の第2先端部140の開口部144をサイドベント吹出口108aにつなぐことも可能である。いずれの例においても、外側送風路134は、サイドベント吹出口108aおよびサイドデミスタ吹出口112aのうち、内側送風路134がつながれていない側につながれる。
以上のように、本実施例では、1本の集合ダクト118によって、第1供給部124とサイドベント吹出口108a(図1(a)参照)、および第2供給部128とサイドデミスタ吹出口112aとをつないでいる。この構成によれば、2系統のダクトを1本にまとめて構造を簡潔化できるため、インストルメントパネル102の前方の限られたレイアウトスペースにも効率よく配置することが可能できる。特に、周辺部品との接触を防ぎつつ、ダクト同士の干渉も回避できるため、設計の自由度が向上するとともに、異音の発生の原因を抑えるなど、NVH(Noise,Vibration,Harshness)対策を容易に採ることが可能になる。
上述した集合ダクト118は、よりコンパクトな構成を実現すると共に、内側送風路134の外側を外側送風路136が覆うことで、外側送風路136が断熱空気層となって内側送風路134の熱交換量を減らし、熱損失を抑えることが可能になっている。
例えば、サイドベント用の内側送風路134の冷房時、すなわち夏季などは、ガラスが結露等する機会は少なく、サイドデミスタ用の外側送風路136は無風の状態である場合が多い。この場合、外側送風路136の断熱空気層としての働きにより、内側送風路134の冷風温度の上昇を緩和することができる。
また、結露が起こりやすい冬季等においては、サイドベント用の内側送風路134とサイドデミスタ用の外側送風路136に共に温風が流れるため、外側送風路136の温度の低下を抑えることができる。特に、2重管構造の集合ダクト118は、ダクトが2本である場合に比べて外気に触れる表面積が減るため、外表面での熱交換量を抑え、温度低下を防ぐことができる。
さらに、集合ダクト118では、サイドベント用の内側送風路134の冷房使用時において、外側に外側送風路136が存在していることによって、ダクト周囲の結露を抑制することができる。この結露抑制効果によれば、周辺機器の防水対策を省略してコストを抑えることが可能になる。
集合ダクト118では、内側送風路134の外周を外側送風路136が覆う事で、内側送風路134すなわちサイドベントからの放射音や振動音を遮蔽する事も可能である。よって、当該ダクト構造100によれば、消音用のパッキン等の部品追加によるコスト増加を起こすこと無く、NVH性能の向上を図ることができる。
集合ダクト118は、サイドベント用およびサイドデミスタ用のダクトを一体化させたものであるため、部品点数の削減も可能となる。よって、個別のサイドベントダクトおよびサイドデミスタダクトを備える場合に比べて、組付け作業が簡易になり、生産性の向上に資することができる。
(変形例)
図4は、図3(a)の集合ダクトの各変形例を示した図である。図4では、上記実施例にて既に説明した構成要素と同じものには同じ符号を付していて、これによって既出の構成要素については説明を省略する。また、以下の説明において、既に説明した構成要素と同じ名称のものについては、例え異なる符号を付していても、特に明記しない場合は同じ機能を有しているものとする。
図4は、図3(a)の集合ダクトの各変形例を示した図である。図4では、上記実施例にて既に説明した構成要素と同じものには同じ符号を付していて、これによって既出の構成要素については説明を省略する。また、以下の説明において、既に説明した構成要素と同じ名称のものについては、例え異なる符号を付していても、特に明記しない場合は同じ機能を有しているものとする。
図4(a)は、第1変形例の集合ダクト200を示した図である。集合ダクト200は、外側送風路136の外壁202上に、複数の凹形状部206を有している。凹形状部206は、外壁202を内側送風路134の外壁204に到達する程度に溝状に窪ませた部位であり、外側送風路136の外周上の4か所に当該集合ダクト200の軸方向に沿って設けられている。凹形状部206は、外側送風路136を塞がないため、外側送風路136は問題なく空気を送ることができる。
凹形状部206によれば、集合ダクト200の剛性を向上させ、振動による異音等を効率よく抑えることが可能になる。なお、凹形状部206は、集合ダクト200の内側送風路134と外側送風路136の結合している部分の全域にわたる溝として設けてもよいが、独立した溝を規則的に並べた構成として設けることもできる。
図4(b)は、第2変形例の集合ダクト220を示した図である。集合ダクト220は、外側送風路136の外壁202上に、複数の凹形状部222を有している。凹形状部222は、外壁202を内側送風路134の外壁204に到達する程度に円形に窪ませた部位であり、外側送風路136の外周上の複数個所に設けられている。この凹形状部222によっても、集合ダクト220の剛性を向上させ、振動による異音等を効率よく抑えることが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用空調ダクト構造に利用することができる。
100…ダクト構造、102…インストルメントパネル、104…空調システム本体、106a、106b…センタベント吹出口、108a、108b…サイドベント吹出口、110…フロントデミスタ吹出口、112a、112b…サイドデミスタ吹出口、114…センタベントダクト、114a、114b…開口、116…フロントデミスタダクト、118…集合ダクト、122…開口、124…第1供給部、126…第1根本部、128…第2供給部、130…第2根本部、132…集合部、134…内側送風路、136…外側送風路、138…第1先端部、140…第2先端部、142…開口、144…開口、202…外壁、204…外壁、206…凹形状部、220…集合ダクト、222…凹形状部
Claims (5)
- 車両のインストルメントパネルの前方に搭載された空調システム本体からの空気を該インストルメントパネルに設けられた所定の第1および第2の吹出口それぞれに案内する車両用空調ダクト構造において、
前記空調システム本体と前記第1の吹出口とをつなぐ第1送風路と、
前記空調システム本体と前記第2の吹出口とをつなぐ第2送風路とを含み、
前記第2送風路は、前記第1送風路に沿った所定範囲にわたって、該第1送風路に一体的に集合していることを特徴とする車両用空調ダクト構造。 - 前記所定範囲では、前記第2送風路が前記第1送風路の周囲を覆う二重管構造が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記第1の吹出口は、前記インストルメントパネルの車幅方向の端部に車両後方を向いて設けられたサイドベント吹出口であり、
前記第2の吹出口は、前記インストルメントパネルの前記サイドベント吹出口の近傍に当該車両のサイドガラスを向いて設けられたサイドデミスタ吹出口であることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調ダクト構造。 - 前記第2送風路は、前記空調システム本体から当該車両のフロントガラスに向かって延びるフロントガラス用のデミスタダクトから分岐して設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記第2送風路の外壁には、該外壁を前記第1送風路の外壁に到達する程度に窪ませた複数の凹形状部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用空調ダクト構造。
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