JP2022136828A - 短絡部材 - Google Patents

短絡部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2022136828A
JP2022136828A JP2021036622A JP2021036622A JP2022136828A JP 2022136828 A JP2022136828 A JP 2022136828A JP 2021036622 A JP2021036622 A JP 2021036622A JP 2021036622 A JP2021036622 A JP 2021036622A JP 2022136828 A JP2022136828 A JP 2022136828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
covering
lid
terminal
terminal portion
conductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021036622A
Other languages
English (en)
Inventor
啓介 矢野
Keisuke Yano
清和 松永
Kiyokazu Matsunaga
義和 田尻
Yoshikazu Tajiri
朋和 池田
Tomokazu Ikeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2021036622A priority Critical patent/JP2022136828A/ja
Priority to PCT/JP2022/006323 priority patent/WO2022190805A1/ja
Publication of JP2022136828A publication Critical patent/JP2022136828A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R11/00Individual connecting elements providing two or more spaced connecting locations for conductive members which are, or may be, thereby interconnected, e.g. end pieces for wires or cables supported by the wire or cable and having means for facilitating electrical connection to some other wire, terminal, or conductive member, blocks of binding posts
    • H01R11/01Individual connecting elements providing two or more spaced connecting locations for conductive members which are, or may be, thereby interconnected, e.g. end pieces for wires or cables supported by the wire or cable and having means for facilitating electrical connection to some other wire, terminal, or conductive member, blocks of binding posts characterised by the form or arrangement of the conductive interconnection between the connecting locations

Landscapes

  • Fuses (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

【課題】破断させた場合に容易に絶縁処理が可能な短絡部材を提供すること。【解決手段】短絡部材が、間隔を空けてそれぞれ配置された導電性の第1端子部および導電性の第2端子部と、第1端子部の一端および第2端子部の一端が接続された導電性の接続部と、接続部を覆うと共に接続部との間に嵌合空間が設けられている絶縁性の被覆部と、被覆部の断面を被覆可能な本体部と本体部に設けられて嵌合空間に嵌め込み可能な突起とを有する少なくとも1つの絶縁性の蓋部とを備える。【選択図】図4

Description

本開示は、短絡部材に関する。
特許文献には、集合端子台の短絡部材が開示されている。この短絡部材は、複数の接続脚部を有する導通片と、導通片を被覆する絶縁性樹脂片とを備える。
特開2014-029771号公報
特許文献1の短絡部材では、集合端子台を構成する複数の端子台の各々の導電金具に、それぞれ接続脚部を接続することで、複数の端子台を短絡させることができる。このため、端子台の数によっては、導通片の連結基部を破断させて、接続脚部の数を調整することが考えられる。この場合、連結基部を破断させた部分は、絶縁性樹脂片で覆われておらず、絶縁処理が必要になる場合がある。
本開示は、破断させた場合に容易に絶縁処理が可能な短絡部材を提供することを目的とする。
本開示の一態様の短絡部材は、
第1方向に沿ってそれぞれ延びると共に、前記第1方向に交差する第2方向に間隔を空けてそれぞれ配置された導電性の第1端子部および導電性の第2端子部と、
前記第2方向に沿って延びていると共に、前記第1端子部の前記第1方向の一端および前記第2端子部の前記第1方向の一端が接続された導電性の接続部と、
前記接続部を覆うと共に、前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向における前記接続部との間に嵌合空間が設けられている絶縁性の被覆部と、
前記被覆部の前記第2方向に交差する断面を被覆可能な本体部と、前記本体部に設けられて前記第2方向から前記嵌合空間に嵌め込み可能な突起とを有する少なくとも1つの絶縁性の蓋部と
を備える。
本開示の一態様の短絡部材は、
第1方向に沿ってそれぞれ延びると共に、前記第1方向に交差する第2方向に間隔を空けてそれぞれ配置された導電性の第1端子部および導電性の第2端子部と、
前記第2方向に沿って延びていると共に、前記第1端子部の前記第1方向の一端が接続された第1接続部材と、前記第2端子部の前記第1方向の一端が接続された第2接続部材とを有する導電性の接続部と、
前記接続部を覆う絶縁性の被覆部と、
前記第1接続部材を覆う前記被覆部の前記第1方向において前記第1端子部から遠い第1端に設けられた第1蓋部と、
前記第2接続部材を覆う前記被覆部の前記第1端に設けられた第2蓋部と
を備え、
前記第1蓋部および前記第2蓋部の各々が、
前記被覆部の前記第2方向に交差する断面を被覆可能な本体部と、
前記本体部および前記被覆部を連結させると共に、前記本体部を前記被覆部に対して前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向まわりに回転させることが可能な連結部と、
前記本体部の前記第1方向において前記被覆部から遠い端に設けられ、前記本体部から前記第2方向に延びる第1腕部と、
前記第1腕部の前記第2方向において前記本体部から遠い端に設けられ、前記第1方向に沿って前記被覆部に接近する方向に延びる第2腕部と、
前記第2腕部の前記第1方向において前記第1腕部から遠い端に設けられ、前記第2方向に沿って前記本体部に接近する方向に延びる爪部と
を有し、
前記被覆部が、
前記第1方向における前記第1端子部および前記第2端子部に近い第2端にそれぞれ設けられた第1収容溝および第2収容溝を有し、
前記第1収容溝が、前記第1端子部に対する前記第2方向の少なくとも一方側に配置され、前記第2端から前記第1方向に沿って前記第1端に向かう方向に延びて、前記第1蓋部の前記爪部を収容可能に構成され、
前記第2収容溝が、前記第2端子部に対する前記第2方向の少なくとも一方側に配置され、前記第2端から前記第1方向に沿って前記第1端に向かう方向に延びて、前記第2蓋部の前記爪部を収容可能に構成されている。
前記短絡部材によれば、破断させた場合に容易に絶縁処理が可能な短絡部材を実現できる。
本開示の一実施形態の短絡部材が取付けられた端子台の斜視図。 本開示の一実施形態の短絡部材の平面図。 被覆部50の一部を取り外した状態の図2の短絡部材の平面図。 図2のIV方向矢視図。 図2のV方向矢視図。 蓋部で破断面を覆った状態の図2の短絡部材の斜視図。 図2の短絡部材の第1の変形例を示す斜視図。 図2の短絡部材の第2の変形例を示す平面図。 図8のIX方向矢視図。 蓋部で破断面を覆った状態の図8の短絡部材の斜視図。
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した本開示の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
本開示の一実施形態の短絡部材10は、例えば、図1に示すように、端子台1に取り付けられる。端子台1は、その内部に設けられた複数の接続端子(図示せず)と、各接続端子を電気的に独立した状態で収容する収容部(図示せず)と、複数の端子孔2とを有している。各端子孔2は、1つの収容部に接続されている。短絡部材10は、複数の接続端子間を短絡させる。
短絡部材10は、図2~図4に示すように、第1端子部20、第2端子部30、接続部40、被覆部50および蓋部60を備えている。
第1端子部20および第2端子部30の各々は、導電性で、図2に示すように、第1方向(例えば、Y方向)に沿って延びている。第1端子部20および第2端子部30は、図2に示すように、被覆部50に対して第1方向Yの同じ側に配置され、第1端子部20および第2端子部30は、第1方向Yに交差する第2方向(例えば、X方向)に間隔を空けて配置されている。本実施形態では、第1端子部20および第2端子部30は、略同じ形状および大きさを有している。第1端子部20および第2端子部30の形状および大きさは、取り付けられる端子台1に応じて任意に変更できる。
接続部40は、導電性で、図3に示すように、第2方向Xに沿って延びている。接続部40には、第1端子部20の第1方向Yの一端および第2端子部30の第1方向Yの一端が接続されている。本実施形態では、接続部40は、第1接続部材41、第2接続部材42、第3接続部材43および複数の破断部44を有している。
第1接続部材41、第2接続部材42および第3接続部材43の各々は、略矩形の板状で、第1接続部材41および第2接続部材42の間に第3接続部材43が配置されている。第1接続部材41の第1方向Yの一端には、第1端子部20が接続されている。第2接続部材42の第1方向Yの一端には、第2端子部30が接続されている。
各接続部は、その略中央に設けられ、第1方向Yおよび第2方向Xに交差する第3方向(例えば、Z方向)に延びる位置決め突起46を有している。位置決め突起46は、後述する被覆部50の第2樹脂部材52および各接続部に接続されて、後述する被覆部50の収容部53における接続部40の位置を決めている。
各破断部44は、第1方向Yに沿って延びる溝45で構成され、各接続部材よりも破断させ易くなっている。破断部44を破断させることで、隣接する接続部材を切り離すことができる。本実施形態では、第1接続部材41および第3接続部材43の間に2つの破断部44が配置され、第2接続部材42および第3接続部材43の間に2つの破断部44が配置されている。図2~図5には、第1接続部材41に接続されていた一方の破断部44を破断させた状態の短絡部材10を示している。この状態では、被覆部50の破断面501の開口部502から、第1接続部材41が被覆部50の外部に露出している(図4参照)。
被覆部50は、絶縁性で、接続部40を覆っている。本実施形態では、被覆部50は、図4に示すように、第1樹脂部材51および第2樹脂部材52で構成されている。第1樹脂部材51は、板状で、第3方向Zの一面に開口が設けられた凹部511を有している。第2樹脂部材52は、板状で、第3方向Zの一面に開口が設けられた凹部521を有している。第1樹脂部材51および第2樹脂部材52は、凹部511、521の開口が設けられた面同士が対向した状態で接合されている。
図4に示すように、被覆部50は、その内部に設けられ接続部40を収容する収容部53を有している。本実施形態では、接続部40は、第1樹脂部材51の凹部511の底面に接触した状態で、収容部53に収容されている。第3方向Zにおける収容された接続部40および第2樹脂部材52の凹部521の底面との間には、嵌合空間54設けられている。
蓋部60は、絶縁性で、図4に示すように、本体部61と、突起62とを有している。本実施形態では、各蓋部60は、本体部61および被覆部50を連結する連結部63を有している。図5に示すように、短絡部材10は、蓋部60として、端子部の数に対応した2つの蓋部60(第1蓋部601および第2蓋部602)を備えている。第1蓋部601は、第1接続部材41を覆う被覆部50の第3方向Zの一端に配置されている。第2蓋部602は、第2接続部材42を覆う被覆部50の第3方向Zの一端に配置されている。
本体部61は、被覆部50の第2方向Xに交差する破断面501を被覆可能に構成されている。本実施形態では、本体部61は、被覆部50の第2方向Xに交差する破断面501と略同一の形状および大きさを有している(図6参照)。
突起62は、本体部61に設けられて第2方向Xから嵌合空間54に嵌め込み可能に構成されている。本実施形態では、突起62は、被覆部50の破断面501に設けられて嵌合空間54に接続された開口部502と略同一の形状で、開口部502よりも僅かに大きい大きさを有している。つまり、突起62は、嵌合空間54に圧入可能に構成されている。
連結部63は、本体部61を被覆部50に対して第1方向Yまわりに回転させることが可能に構成されている。本実施形態では、連結部63は、本体部61よりも厚さが小さい板状で、第1方向Yおよび第3方向Zに沿って延びている。図5および図6に示すように、連結部63および本体部61は、その連結部分631が第1回転軸L1となるように連結され、連結部63および被覆部50は、その連結部分632が回転軸L2となるように連結されている。
図6に示すように、短絡部材10を破断させた後、被覆部50の破断面501を蓋部60で覆った場合、他の蓋部60は、被覆部50から取り除くことができる。図6では、被覆部50の破断面501が第1蓋部601で覆われ、第2蓋部602が取り除かれている。
短絡部材10は、次のような効果を発揮できる。
短絡部材10が、導電性の第1端子部20および導電性の第2端子部30と、導電性の接続部40と、絶縁性の被覆部50と、絶縁性の蓋部60とを備える。第1端子部20および第2端子部30の各々は、第1方向に沿って延びると共に、第2方向に間隔を空けて配置されている。接続部40は、第2方向に沿って延びていると共に、第1端子部20の第1方向の一端および第2端子部30の第1方向の一端が接続されている。被覆部50が、接続部40を覆うと共に、第3方向における接続部40との間に嵌合空間54が設けられている。蓋部60は、被覆部50の第2方向に交差する断面を被覆可能な本体部61と、本体部61に設けられて第2方向から嵌合空間54に嵌め込み可能な突起62とを有している。このような構成により、例えば、短絡部材10を破断させた場合でも、被覆部50の破断面501を蓋部60で容易に覆うことができる。その結果、破断させた場合に容易に絶縁処理が可能な短絡部材10を実現できる。
接続部40が、第1端子部20が接続された第1接続部材41と、第2端子部30が接続された第2接続部材42とを有する。蓋部60として、第1接続部材41を覆う被覆部50の第3方向の一端に配置された第1蓋部601と、第2接続部材42を覆う被覆部50の第3方向の一端に配置された第2蓋部602とを有する。第1蓋部601および第2蓋部602の各々が、本体部61および被覆部50を連結すると共に、本体部61を被覆部50に対して第1方向まわりに回転させることが可能な連結部63を有する。このような構成により、破断させた場合に容易に絶縁処理が可能な短絡部材10をより確実に実現できる。
短絡部材10は、次のように構成することもできる。
短絡部材10は、2つの端子部に限らず、図7に示すように、3以上の端子部を備えていてもよい。図7の短絡部材10は、第3接続部材43に接続された第3端子部70を備えている。
蓋部60は、複数設ける場合に限らず、1つであってもよい。この場合、蓋部60は、図7に示すように、被覆部50とは別体に設けた第3蓋部603で構成できる。第3蓋部603は、本体部61および突起62を有している。連結部63については、第3蓋部603に設けられていない。第3蓋部603の本体部61は、把持部611を有している。把持部611は、突起62を被覆部50の嵌合空間54に嵌め込んだ状態で、第1方向Yの一端に設けられ、使用者が把持可能に構成されている。これにより、複数の蓋部を被覆部50に設ける必要がなくなるので、容易に製造可能かつ製造コストを抑制可能な短絡部材10を実現できる。
短絡部材10が複数の蓋部60を備える場合であっても、端子部の数に対応する蓋部を備える場合に限らず、端子部よりも少ない数の蓋部を備えてもよいし、端子部よりも多い数の蓋部を備えてもよい。
破断部44は、溝45で構成されている場合に限らず、接続部を破断させることが可能な任意の構成を採用できる。
破断部44は、全ての隣接する接続部材の間に設ける場合に限らず、任意の隣接する接続部材間に設けることができる。例えば、第1接続部材41および第3接続部材43の間には、破断部44を設けるが、第3接続部材43および第2接続部材42の間には、破断部44を設けないようにすることもできる。
被覆部50の嵌合空間54は、設けなくてもよい。この場合、短絡部材10は、図8~図10に示すように構成することができる。図8~図10の短絡部材10は、第1端子部20、第2端子部30および第3端子部70と、各端子部の数に対応する3つの蓋部60(第1蓋部601、第2蓋部602および第3蓋部603)とを備えている。図8~図10には、第1接続部材41に接続されていた一方の破断部44を破断させた状態の短絡部材10を示している。
図8に示すように、第1蓋部601、第2蓋部602および第3蓋部603の各々は、被覆部50の第1方向Yにおいて各端子部から遠い第1端503に設けられ、本体部61、連結部63、一対の第1腕部64、一対の第2腕部65および一対の爪部66を有している。
本体部61は、第1方向Yに沿って延びる略矩形の板状で、被覆部50の破断面501を被覆可能に構成されている。連結部63は、第1方向Yに沿って延びる略六角形の板状を有している。連結部63の第1方向Yに対向する頂点の一方が本体部61に連結され、連結部63の第1方向Yに対向する頂点の他方が被覆部50に連結されている。
各第1腕部64は、本体部61の第1方向において被覆部50から遠い端に設けられ、本体部61から第2方向Xに延びている。各第2腕部65は、第1腕部64の第2方向Xにおいて本体部61から遠い端に設けられ、第1方向Yに沿って被覆部50に接近する方向に延びている。各爪部66は、第2腕部65の第1方向Yにおいて第1腕部64から遠い端に設けられ、第2方向Xに沿って本体部61に接近する方向に延びている。各第1腕部64、各第2腕部65および各爪部66は、それぞれ本体部61に対して対称に配置されている。
図8に示すように、被覆部50は、第1方向Yにおける各端子部に近い第2端504に設けられた複数の収容溝55を有している。各収容溝55は、略矩形溝で構成され、各端子部の第2方向Xの両側にそれぞれ配置されている。第1端子部20の第2方向Xの両側に配置されている収容溝55は、第1収容溝の一例であり、第2端子部30の第2方向Xの両側に配置されている収容溝55は、第2収容溝の一例である。各収容溝55は、第2端504から第1方向Yに沿って第1端503に向かう方向に延びて、各蓋部の爪部66を収容可能に構成されている。本実施形態では、各収容溝55は、略同一の形状および大きさを有している。
図9に示すように、接続部40は、第3方向Zの両面が収容部53を構成する被覆部50の内面に接触している。このため、被覆部50の内部には、嵌合空間54が設けられていない。
図10に示すように、短絡部材10を破断させた後、被覆部50の破断面501を第1蓋部601で覆った場合、第1蓋部601の爪部66が、第1端子部20の第2方向Xにおいて破断面501に近い収容溝55に収容される。これにより、各蓋部の被覆部50に対する第2方向Xへの移動が規制されるので、第1蓋部601が被覆部50から脱落するのを防止できる。
図8~図10の短絡部材10では、第2蓋部602および第3蓋部603を被覆部50から取り除くことができる。また、一対の爪部66のうち、収容溝55に収容されていない爪部66と、この爪部66および本体部61を接続する第1腕部64および第2腕部65とを取り除くことができる。
図8~図10の短絡部材10は、次のように構成することができる。
第1腕部64、第2腕部65および爪部66の各々は、少なくとも1つ設けられていればよい。
収容溝55は、各端子部に対する第2方向Xの少なくとも一方側に設けられていればよい。
以上、図面を参照して本開示における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本開示の種々の態様について説明する。なお、以下の説明では、一例として、参照符号も添えて記載する。
本開示の第1態様の短絡部材10は、
第1方向に沿ってそれぞれ延びると共に、前記第1方向に交差する第2方向に間隔を空けてそれぞれ配置された導電性の第1端子部20および導電性の第2端子部30と、
前記第2方向に沿って延びていると共に、前記第1端子部20の前記第1方向の一端および前記第2端子部30の前記第1方向の一端が接続された導電性の接続部40と、
前記接続部40を覆うと共に、前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向における前記接続部40との間に嵌合空間54が設けられている絶縁性の被覆部50と、
前記被覆部50の前記第2方向に交差する断面を被覆可能な本体部61と、前記本体部61に設けられて前記第2方向から前記嵌合空間54に嵌め込み可能な突起62とを有する少なくとも1つの絶縁性の蓋部60と
を備える。
本開示の第2態様の短絡部材10は、
前記接続部40が、前記第1端子部20が接続された第1接続部材41と、前記第2端子部30が接続された第2接続部材42とを有し、
前記蓋部60として、前記第1接続部材41を覆う前記被覆部50の前記第3方向の一端に配置された第1蓋部601と、前記第2接続部材42を覆う前記被覆部50の前記第3方向の一端に配置された第2蓋部602とを有し、
前記第1蓋部601および前記第2蓋部602の各々が、
前記本体部61および前記被覆部50を連結すると共に、前記本体部61を前記被覆部50に対して前記第1方向まわりに回転させることが可能な連結部63を有する。
本開示の第3態様の短絡部材10は、
前記蓋部60が、前記被覆部50とは別体に設けられている。
本開示の第4態様の短絡部材10は、
第1方向に沿ってそれぞれ延びると共に、前記第1方向に交差する第2方向に間隔を空けてそれぞれ配置された導電性の第1端子部20および導電性の第2端子部30と、
前記第2方向に沿って延びていると共に、前記第1端子部20の前記第1方向の一端が接続された第1接続部材41と、前記第2端子部30の前記第1方向の一端が接続された第2接続部材42とを有する導電性の接続部40と、
前記接続部40を覆う絶縁性の被覆部50と、
前記第1接続部材41を覆う前記被覆部50の前記第1方向において前記第1端子部20から遠い第1端503に設けられた第1蓋部601と、
前記第2接続部材42を覆う前記被覆部50の前記第1端503に設けられた第2蓋部602と
を備え、
前記第1蓋部601および前記第2蓋部602の各々が、
前記被覆部50の前記第2方向に交差する断面を被覆可能な本体部61と、
前記本体部61および前記被覆部50を連結させると共に、前記本体部61を前記被覆部50に対して前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向まわりに回転させることが可能な連結部63と、
前記本体部61の前記第1方向において前記被覆部50から遠い端に設けられ、前記本体部61から前記第2方向に延びる第1腕部64と、
前記第1腕部64の前記第2方向において前記本体部61から遠い端に設けられ、前記第1方向に沿って前記被覆部50に接近する方向に延びる第2腕部65と、
前記第2腕部65の前記第1方向において前記第1腕部64から遠い端に設けられ、前記第2方向に沿って前記本体部61に接近する方向に延びる爪部66と
を有し、
前記被覆部50が、
前記第1方向における前記第1端子部20および前記第2端子部30に近い第2端504にそれぞれ設けられた第1収容溝および第2収容溝を有し、
前記第1収容溝が、前記第1端子部20に対する前記第2方向の少なくとも一方側に配置され、前記第2端504から前記第1方向に沿って前記第1端503に向かう方向に延びて、前記第1蓋部601の前記爪部66を収容可能に構成され、
前記第2収容溝が、前記第2端子部30に対する前記第2方向の少なくとも一方側に配置され、前記第2端504から前記第1方向に沿って前記第1端503に向かう方向に延びて、前記第2蓋部602の前記爪部66を収容可能に構成されている。
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本開示の短絡部材は、例えば、端子台に適用できる。
1 端子台
2 端子孔
10 短絡部材
20 第1端子部
30 第2端子部
40 接続部
41 第1接続部材
42 第2接続部材
43 第3接続部材
44 破断部
45 溝
46 位置決め突起
50 被覆部
501 破断面
502 開口部
503 第1端
504 第2端
51 第1樹脂部材
511 凹部
52 第2樹脂部材
521 凹部
53 収容部
54 嵌合空間
55 収容溝
60 蓋部
601 第1蓋部
602 第2蓋部
603 第3蓋部
61 本体部
611 把持部
62 突起
63 連結部
631、632 連結部分
64 第1腕部
65 第2腕部
66 爪部

Claims (4)

  1. 第1方向に沿ってそれぞれ延びると共に、前記第1方向に交差する第2方向に間隔を空けてそれぞれ配置された導電性の第1端子部および導電性の第2端子部と、
    前記第2方向に沿って延びていると共に、前記第1端子部の前記第1方向の一端および前記第2端子部の前記第1方向の一端が接続された導電性の接続部と、
    前記接続部を覆うと共に、前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向における前記接続部との間に嵌合空間が設けられている絶縁性の被覆部と、
    前記被覆部の前記第2方向に交差する断面を被覆可能な本体部と、前記本体部に設けられて前記第2方向から前記嵌合空間に嵌め込み可能な突起とを有する少なくとも1つの絶縁性の蓋部と
    を備える、短絡部材。
  2. 前記接続部が、前記第1端子部が接続された第1接続部材と、前記第2端子部が接続された第2接続部材とを有し、
    前記蓋部として、前記第1接続部材を覆う前記被覆部の前記第3方向の一端に配置された第1蓋部と、前記第2接続部材を覆う前記被覆部の前記第3方向の一端に配置された第2蓋部とを有し、
    前記第1蓋部および前記第2蓋部の各々が、
    前記本体部および前記被覆部を連結すると共に、前記本体部を前記被覆部に対して前記第1方向まわりに回転させることが可能な連結部を有する、請求項1の短絡部材。
  3. 前記蓋部が、前記被覆部とは別体に設けられている、請求項1の短絡部材。
  4. 第1方向に沿ってそれぞれ延びると共に、前記第1方向に交差する第2方向に間隔を空けてそれぞれ配置された導電性の第1端子部および導電性の第2端子部と、
    前記第2方向に沿って延びていると共に、前記第1端子部の前記第1方向の一端が接続された第1接続部材と、前記第2端子部の前記第1方向の一端が接続された第2接続部材とを有する導電性の接続部と、
    前記接続部を覆う絶縁性の被覆部と、
    前記第1接続部材を覆う前記被覆部の前記第1方向において前記第1端子部から遠い第1端に設けられた第1蓋部と、
    前記第2接続部材を覆う前記被覆部の前記第1端に設けられた第2蓋部と
    を備え、
    前記第1蓋部および前記第2蓋部の各々が、
    前記被覆部の前記第2方向に交差する断面を被覆可能な本体部と、
    前記本体部および前記被覆部を連結させると共に、前記本体部を前記被覆部に対して前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向まわりに回転させることが可能な連結部と、
    前記本体部の前記第1方向において前記被覆部から遠い端に設けられ、前記本体部から前記第2方向に延びる第1腕部と、
    前記第1腕部の前記第2方向において前記本体部から遠い端に設けられ、前記第1方向に沿って前記被覆部に接近する方向に延びる第2腕部と、
    前記第2腕部の前記第1方向において前記第1腕部から遠い端に設けられ、前記第2方向に沿って前記本体部に接近する方向に延びる爪部と
    を有し、
    前記被覆部が、
    前記第1方向における前記第1端子部および前記第2端子部に近い第2端にそれぞれ設けられた第1収容溝および第2収容溝を有し、
    前記第1収容溝が、前記第1端子部に対する前記第2方向の少なくとも一方側に配置され、前記第2端から前記第1方向に沿って前記第1端に向かう方向に延びて、前記第1蓋部の前記爪部を収容可能に構成され、
    前記第2収容溝が、前記第2端子部に対する前記第2方向の少なくとも一方側に配置され、前記第2端から前記第1方向に沿って前記第1端に向かう方向に延びて、前記第2蓋部の前記爪部を収容可能に構成されている、短絡部材。
JP2021036622A 2021-03-08 2021-03-08 短絡部材 Pending JP2022136828A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021036622A JP2022136828A (ja) 2021-03-08 2021-03-08 短絡部材
PCT/JP2022/006323 WO2022190805A1 (ja) 2021-03-08 2022-02-17 短絡部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021036622A JP2022136828A (ja) 2021-03-08 2021-03-08 短絡部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022136828A true JP2022136828A (ja) 2022-09-21

Family

ID=83227620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021036622A Pending JP2022136828A (ja) 2021-03-08 2021-03-08 短絡部材

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2022136828A (ja)
WO (1) WO2022190805A1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10270108A (ja) * 1997-03-25 1998-10-09 Shinohara Denki Kk 短絡板用の絶縁カバー
JP2002260752A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Kasuga Electric Works Ltd 電気機器端子部の短絡板
JP4079791B2 (ja) * 2003-02-03 2008-04-23 東洋技研株式会社 集合端子台の短絡部材
JP4355742B2 (ja) * 2007-10-31 2009-11-04 三菱電機エンジニアリング株式会社 短絡板
JP2011159404A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Nikkiso Co Ltd 端子台の端子を短絡するための短絡板
KR101693030B1 (ko) * 2016-04-25 2017-01-05 문성모 단자대용 쇼트 바

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022190805A1 (ja) 2022-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2285195B1 (en) Socket, circuit board assembly, and apparatus having the same
US8079877B1 (en) Power adapter connecting in a surface to surface contact
EP1335183A2 (en) Tilt detector
US9837217B2 (en) Capacitor module
US6676431B2 (en) PGA socket and contact
US20120289073A1 (en) Power adapter with a changeable plug
WO2022190805A1 (ja) 短絡部材
EP1849170B1 (en) Switch having a complementary diode unit
KR102317945B1 (ko) 리셉터클 커넥터
JP2011049099A (ja) ケーブルコネクタの実装構造
JP6471735B2 (ja) 二次電池
JP5357563B2 (ja) 高電圧対応多極プラグコネクター
US8963028B2 (en) Multi-point tilt switch
WO2013187045A1 (en) Connector terminal
JP2020136354A (ja) スイッチング装置および電子機器
JP2007115505A (ja) バナナ形プラグ
WO2003015223A1 (en) Hinge connector, and circuit board connected to connector
US10862230B2 (en) Trigger switch
JP3087239U (ja) レセプタクルコネクタ
JP2004063442A (ja) 端子およびそれを使用するバッテリ
JP2019129008A5 (ja)
JP2023023603A (ja) 端子台および制御機器
EP1257002A2 (en) Complex-shaped modular terminal board
JP2016530694A (ja) 能動電気コンポーネント
JP5722124B2 (ja) モジュール