JP2022135227A - 除加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デシカントによって除湿又は加湿を行う除加湿装置を小型化する技術を提供する。【解決手段】除加湿装置4は、室外空気を吸い込む室外吸込口6と、室内空気を吸い込む室内吸込口7と、室外に空気を吹き出す室外吹出口8と、室内に空気を吹き出す室内吹出口9と、流通する空気に含まれる水分を吸着させるための吸着風路10と、流通する空気に水分を含ませるための再生風路11と、吸着風路10及び再生風路11に跨って配置されたデシカントロータ12と、再生風路11においてデシカントロータ12の上流側に配置された加熱部13と、室外吸込口6を吸着風路10又は再生風路11に連通させる第一切替部22と、室内吸込口7を再生風路11又は吸着風路10に連通させる第二切替部23と、吸着風路10又は再生風路11を室内吹出口9に連通させる第三切替部24と、吸着風路10又は再生風路11を室外吹出口8に連通させる第四切替部25とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、居住空間などにおいて湿度の調整及び換気を可能とする除加湿装置に関するものである。
湿度の調整及び換気を可能とする従来の空気調和装置は、複数の熱交換器を備え、それらの熱交換器を用いてデシカントを冷却または加熱することで、流通する空気に対してデシカントによる水分の吸着またはデシカントによる水分の放出を行い、除湿または加湿を行っている(例えば、特許文献1)。
特開2005-164220号公報
しかしながら、従来の空気調和装置では、熱交換器にヒートポンプ装置を用いており、装置が大型化してしまうという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、デシカントによって除湿または加湿を行う除加湿装置を小型化する技術を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る除加湿装置は、流通する空気に対して除湿または加湿を行うことが可能な除加湿装置である。除加湿装置は、室外吸込口と、室内吸込口と、室外吹出口と、室内吹出口と、吸着風路と、再生風路と、デシカントロータと、加熱部と、第一切替部と、第二切替部と、第三切替部と、第四切替部とを備える。室外吸込口は、室外の空気を吸い込む。室内吸込口は、室内の空気を吸い込む。室外吹出口は、室外に空気を吹き出す。室内吹出口は、室内に空気を吹き出す。吸着風路は、流通する空気に含まれる水分を吸着させるための風路である。再生風路は、流通する空気に水分を含ませるための風路である。デシカントロータは、吸着風路及び再生風路に跨って配置される。加熱部は、再生風路において、デシカントロータの上流側に配置される。第一切替部は、室外吸込口を吸着風路または再生風路に連通させる。第二切替部は、室内吸込口を再生風路または吸着風路に連通させる。第三切替部は、吸着風路または再生風路を室内吹出口に連通させる。第四切替部は、吸着風路または再生風路を室外吹出口に連通させる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、デシカントによって除湿または加湿を行う除加湿装置を小型化することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る除加湿装置を含む空調システムの概略図である。 図2は、除加湿装置の構成を示す模式図である。 図3は、除湿しながら換気を行う第一換気モードにおける除加湿装置の風路構成を示す模式図である。 図4は、加湿しながら換気を行う第二換気モードにおける除加湿装置の風路構成を示す模式図である。 図5は、加湿しながら換気を行う第三換気モードにおける除加湿装置の風路構成を示す模式図である。 図6は、除湿しながら室内の空気を循環させる第一循環モードにおける除加湿装置の風路構成を示す模式図である。 図7は、加湿しながら室内の空気を循環させる第二循環モードにおける除加湿装置の風路構成を示す模式図である。 図8は、本発明の実施の形態2に係る除加湿装置の構成を示す模式図である。
本発明に係る除加湿装置は、流通する空気に対して除湿または加湿を行うことが可能な除加湿装置である。除加湿装置は、室外吸込口と、室内吸込口と、室外吹出口と、室内吹出口と、吸着風路と、再生風路と、デシカントロータと、加熱部と、第一切替部と、第二切替部と、第三切替部と、第四切替部とを備える。室外吸込口は、室外の空気を吸い込む。室内吸込口は、室内の空気を吸い込む。室外吹出口は、室外に空気を吹き出す。室内吹出口は、室内に空気を吹き出す。吸着風路は、流通する空気に含まれる水分を吸着させるための風路である。再生風路は、流通する空気に水分を含ませるための風路である。デシカントロータは、吸着風路及び再生風路に跨って配置される。加熱部は、再生風路において、デシカントロータの上流側に配置される。第一切替部は、室外吸込口または室内吸込口を吸着風路に連通させる。第二切替部は、室外吸込口または室内吸込口を再生風路に連通させる。第三切替部は、吸着風路または再生風路を室内吹出口に連通させる。第四切替部は、吸着風路または再生風路を室外吹出口に連通させる。
こうした構成によれば、第一切替部、第二切替部、第三切替部、及び第四切替部を操作することで、吸着風路及び再生風路の接続状態が容易に切り替わり、ヒートポンプ装置などの熱交換器を用いることなく、除湿換気(除湿しながらの換気)、加湿換気(加湿しながらの換気)、循環除湿(除湿しながらの内気循環)、又は循環加湿(加湿しながらの内気循環)による運転動作を実行することができる。つまり、デシカントによって湿度の調整及び換気を可能とする除加湿装置を小型化することができる。
また、本発明に係る除加湿装置では、除湿しながら換気を行う第一換気モードと、加湿しながら換気を行う第二換気モードとを備える。そして、第一換気モードでは、第一切替部によって室外吸込口と吸着風路とを連通し、第二切替部によって室内吸込口と再生風路とを連通し、第三切替部によって吸着風路と室内吹出口とを連通し、第四切替部によって再生風路と室外吹出口とを連通して、吸着風路及び再生風路のそれぞれに空気を流通させる。また、第二換気モードでは、第一切替部によって室内吸込口と吸着風路とを連通し、第二切替部によって室外吸込口と再生風路とを連通し、第三切替部によって再生風路と室内吹出口とを連通し、第四切替部によって吸着風路と室外吹出口とを連通して、吸着風路及び再生風路のそれぞれに空気を流通させる。これにより、第一切替部、第二切替部、第三切替部、及び第四切替部を操作することで、ヒートポンプ装置などの熱交換器を用いることなく、第一換気モードまたは第二換気モードによる運転動作を実行することができる。
また、本発明に係る除加湿装置では、加湿しながら換気を行う第三換気モードをさらに備える。そして、第三換気モードでは、第一切替部によって室外吸込口と吸着風路とを連通し、第二切替部によって室外吸込口と再生風路とを連通し、第三切替部によって再生風路と室内吹出口とを連通し、第四切替部によって吸着風路と室外吹出口とを連通して、吸着風路及び再生風路のそれぞれに空気を流通させる。これにより、第一切替部、第二切替部、第三切替部、及び第四切替部を操作することで、ヒートポンプ装置などの熱交換器を用いることなく、第三換気モードによる運転動作を実行することができる。第三換気モードでは、室内空気の排気を抑制できるため、室内が負圧になることを防ぐことができ、室外からの汚染物質の流入を抑制することができる。
また、本発明に係る除加湿装置では、除湿及び加湿を行わず換気のみを行う第四換気モードをさらに備える。そして、第四換気モードでは、デシカントロータの回転を停止し、加熱部の加熱を停止し、第一切替部によって室外吸込口と吸着風路とを連通し、第二切替部によって室内吸込口と再生風路とを連通し、第三切替部によって吸着風路と室内吹出口とを連通し、第四切替部によって再生風路と室外吹出口とを連通して、吸着風路及び再生風路のそれぞれに空気を流通させる。これにより、第一切替部、第二切替部、第三切替部、及び第四切替部を操作することで、第四換気モードによる運転動作を実行することができる。
また、本発明に係る除加湿装置では、除湿しながら室内の空気を循環させる第一循環モードと、加湿しながら室内の空気を循環させる第二循環モードとを備える。そして、第一循環モードでは、第一切替部によって室内吸込口と吸着風路とを連通し、第二切替部によって室外吸込口と再生風路とを連通し、第三切替部によって吸着風路と室内吹出口とを連通し、第四切替部によって再生風路と室外吹出口とを連通して、吸着風路及び再生風路のそれぞれに空気を流通させる。また、第二循環モードでは、第一切替部によって室外吸込口と吸着風路とを連通し、第二切替部によって室内吸込口と再生風路とを連通し、第三切替部によって吸着風路と室内吹出口とを連通し、第四切替部によって再生風路と室外吹出口とを連通して、吸着風路及び再生風路のそれぞれに空気を流通させる。これにより、第一切替部、第二切替部、第三切替部、及び第四切替部を操作することで、ヒートポンプ装置などの熱交換器を用いることなく、第一循環モードまたは第二循環モードによる運転動作を実行することができる。
また、本発明に係る除加湿装置では、再生風路と連通接続して設けられ、加熱部及びデシカントロータをバイパスするバイパス風路をさらに備える。こうした構成によれば、再生風路を流通する空気の一部がバイパス風路を流通するので、再生風路を流通する空気の総風量を変えずに、再生風路内のデシカントロータの放湿部を流通する風量を抑制することができる。この結果、デシカントロータの放湿部の温度の低下が抑制され、デシカントロータの放湿部における水分の放出量の低下を抑制することができる。これにより、除湿換気、加湿換気、循環除湿、又は循環加湿による運転動作を実行する際、除加湿性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず図1を参照して、本発明の実施の形態1に係る除加湿装置4について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る除加湿装置4を含む空調システム1の概略図である。
空調システム1は、住宅などの室内空間に設置され、室内の温湿度の調整及び換気を行うシステムである。具体的には、図1に示すように、空調システム1は、空調室外機2と、空調室内機3と、除加湿装置4とを有して構成される。
空調室外機2は、室外に設置され、冷媒管5を介して空調室内機3と接続される。
空調室内機3は、室内に設置され、冷媒管5を介して空調室外機2との間でヒートポンプを構成する。そして、空調室内機3は、空調室外機2との間で熱を移動させることにより、室内の温度の調整を行う。つまり、空調室内機3は、室内の冷房または暖房を行う。
なお、空調室外機2と空調室内機3とは一般的なエアーコンディショナと同様の構成であるので、詳細な説明を省略する。
除加湿装置4は、空調室内機3を鉛直方向上方に重畳する形で、一つの筐体に収容される。そして、除加湿装置4は、装置内に取り込む空気(室外の空気または室内の空気)に対して除湿または加湿を行うとともに、室内と室外との間で換気を行う。
空調システム1は、以上のように構成され、空調室内機3によって室内の温調を行うとともに、除加湿装置4によって室内の調湿及び換気を行う。
次に、図2を参照して、除加湿装置4の構成について説明する。図2は、除加湿装置4の構成を示す模式図である。
図2に示すように、除加湿装置4は、室外吸込口6、室内吸込口7、室外吹出口8、室内吹出口9、デシカントロータ12、加熱部13、第一送風機26、及び第二送風機27を備える。また、除加湿装置4は、内部風路として、吸着風路10、再生風路11、第一接続風路14、第二接続風路15、第三接続風路16、第四接続風路17、第五接続風路18、第六接続風路19、第七接続風路20、及び第八接続風路21を備える。また、除加湿装置4は、風路の切替部として、第一切替部22、第二切替部23、第三切替部24、及び第四切替部25を備える。
室外吸込口6は、室外の空気(以下、「外気」とも言う)を除加湿装置4に取り込むための取込口であり、室外にまで延設される。室内吸込口7は、室内の空気(以下、「内気」とも言う)を除加湿装置4に取り込むための取込口であり、室内に配置される。室外吹出口8は、除加湿装置4に取り込んだ空気を室外に排出するための吹出口であり、室外にまで延設される。室内吹出口9は、除加湿装置4に取り込んだ空気を室内に供給するための吹出口であり、室内に配置される。
デシカントロータ12は、流通する空気に含まれる水分を吸着する吸湿動作と、吸着した水分を放出して流通する空気に含ませる放湿動作とを行う吸着剤である。デシカントロータ12による放湿動作は、デシカントロータ12を加熱することで行われる。デシカントロータ12では、吸湿動作により水分を取り除いた空気を供給することで除湿を行うことができ、放湿動作により水分を含んだ空気を供給することで加湿を行うことができる。ただし、デシカントロータ12が吸湿動作を行うためには、予め放湿動作により吸着した水分を放出する必要があり、放湿動作を行うためには、予め吸湿動作により水分を吸着する必要がある。つまり、デシカントロータ12を用いて連続的に除湿または加湿を行うためには、デシカントロータ12が吸湿動作と放室動作を交互に行う必要がある。そこで、除加湿装置4では、デシカントロータ12を後述する吸着風路10及び再生風路11に跨って配置している。つまり、除加湿装置4では、デシカントロータ12の一部を加熱し、残りの部分を加熱しないことで、デシカントロータ12内の非加熱部(吸着風路10側)を、吸湿動作を行う吸湿部とし、加熱部(再生風路11側)を、放湿動作を行う放湿部とする構成としている。さらに、除加湿装置4は、デシカントロータ12をモータ等によって回転させることができる構成としており、デシカントロータ12を回転させることでデシカントロータ12の吸湿部だった部分を放湿部に、放湿部だった部分を吸湿部に送り込むことができる。これにより、デシカントロータ12の全部分が吸湿動作と放湿動作を交互に行うことができ、連続した除湿または加湿が可能となる。本実施の形態では、直径230mm程度、厚さ17mm程度の円盤状のデシカントロータ12を用いた。また、デシカントロータ12の回転速度は32rpmとした。
加熱部13は、デシカントロータ12の一部を加熱して放湿部とするための熱源であり、デシカントロータ12の放湿部の上流側に配置される。つまり、加熱部13は、再生風路11に設置される。放湿動作時には、加熱部13によってデシカントロータ12の放湿部の表面温度を350℃から700℃まで上昇させる。デシカントロータ12の表面温度を350℃以上とすることで、デシカントロータ表面への有機物の蓄積を抑制することができる。また、デシカントロータ12の表面温度を700℃以下とすることで、デシカントロータ12の熱劣化を抑制することができる。なお、実施の形態1では、加熱部13にニクロム線ヒータを用いたが、ニクロム線ヒータにかえてPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータ等を用いてもよい。
第一送風機26及び第二送風機27は、吸着風路10及び再生風路11に空気をそれぞれ流通させるための送風ファンである。送風ファンとしては、例えば、シロッコファンあるいは軸流ファンが用いられる。そして、第一送風機26は、吸着風路10に空気を流通させるための送風ファンとして、吸着風路10内のデシカントロータ12の下流側に配置される。一方、第二送風機27は、再生風路11に空気を流通させるための送風ファンとして、再生風路11内のデシカントロータ12の下流側に配置される。ここで、第一送風機26及び第二送風機27のそれぞれをデシカントロータ12の下流側に配置することで、吸着風路10内のデシカントロータ12の表面における気圧と再生風路11内のデシカントロータ12の表面における気圧との間の圧力差を低減でき、デシカントロータ12の表面に生じる吸着風路10と再生風路11とを連通する隙間からの空気の流入出を低減できる。
次に、図2を参照して、除加湿装置4の内部風路について説明する。
吸着風路10は、内部を流通する空気に含まれる水分をデシカントロータ12に吸着させるための風路である。吸着風路10は、風路内にデシカントロータ12の吸湿部を含み、流通する空気がデシカントロータ12の吸湿部を流通するように配置される。本実施の形態では、吸着風路10内のデシカントロータ12の表面積を246cm程度とすることで、吸湿部の面積を246cm程度としている。
再生風路11は、内部を流通する空気にデシカントロータから放出される水分を含ませるための風路である。再生風路11は、風路内に加熱部13とデシカントロータ12の放湿部とを含み、流通する空気が加熱部13を流通した後にデシカントロータ12の放湿部を流通するように配置される。本実施の形態では、再生風路11内のデシカントロータ12の表面積を110cm程度とすることで、放湿部の面積を110cm程度としている。
第一接続風路14は、室外吸込口6と吸着風路10とを連通接続する風路である。そして、第一接続風路14には、室外吸込口6から吸い込まれる外気が流通し、吸着風路10へと送出する。
第二接続風路15は、室外吸込口6と再生風路11とを連通接続する風路である。そして、第二接続風路15には、室外吸込口6から吸い込まれる外気が流通し、再生風路11へと送出する。
第三接続風路16は、室内吸込口7と吸着風路10とを連通接続する風路である。そして、第三接続風路16には、室内吸込口7から吸い込まれる内気が流通し、吸着風路10へと送出する。
第四接続風路17は、室内吸込口7と再生風路11とを連通接続する風路である。そして、第四接続風路17は、室内吸込口7から吸い込まれる内気が流通し、再生風路11へと送出する。
第五接続風路18は、吸着風路10と室内吹出口9とを連通接続する風路である。そして、第五接続風路18には、吸着風路10を流通した空気(外気または内気)が流通し、室内吹出口9へと送出する。
第六接続風路19は、再生風路11と室内吹出口9とを連通接続する風路である。そして、第六接続風路19には、再生風路11を流通した空気(外気または内気)が流通し、室内吹出口9へと送出する。
第七接続風路20は、吸着風路10と室外吹出口8とを連通接続する風路である。そして、第七接続風路20には、吸着風路10を流通した空気(外気または内気)が流通し、室外吹出口8へと送出する。
第八接続風路21は、再生風路11と室外吹出口8とを連通接続する風路である。そして、第八接続風路21には、再生風路11を流通した空気(外気または内気)が流通し、室外吹出口8へと送出する。
次に、図2を参照して、除加湿装置4の切替部について説明する。
第一切替部22は、室外吸込口6または室内吸込口7を吸着風路10に連通させる部材である。第一切替部22は、第一接続風路14と吸着風路10との間の接続部及び第三接続風路16と吸着風路10との間の接続部の一方を開放しつつ、他方を塞ぐように配置される。つまり、第一切替部22は、第一接続風路14と吸着風路10との間での空気の流通が可能となり、第三接続風路16と吸着風路10との間での空気の流通が遮断された状態と、第三接続風路16と吸着風路10との間での空気の流通が可能となり、第一接続風路14と吸着風路10の間での空気の流通が遮断された状態と、を切り替える。
第二切替部23は、室外吸込口6または室内吸込口7を再生風路11に連通させる部材である。第二切替部23は、第二接続風路15と再生風路11との間の接続部及び第四接続風路17と再生風路11との間の接続部の一方を開放しつつ、他方を塞ぐように配置される。つまり、第二切替部23は、第二接続風路15と再生風路11との間での空気の流通が可能となり、第四接続風路17と再生風路11との間での空気の流通が遮断された状態と、第四接続風路17と再生風路11との間での空気の流通が可能となり、第二接続風路15と再生風路11との間での空気の流通が遮断された状態と、を切り替える。
第三切替部24は、吸着風路10または再生風路11を室内吹出口9に連通させる部材である。第三切替部24は、第五接続風路18と室内吹出口9との間の接続部及び第六接続風路19と室内吹出口9との間の接続部の一方を開放しつつ、他方を塞ぐように配置される。つまり、第三切替部24は、第五接続風路18と室内吹出口9との間での空気の流通が可能となり、第六接続風路19と室内吹出口9との間での空気の流通が遮断された状態と、第六接続風路19と室内吹出口9との間での空気の流通が可能となり、第五接続風路18と室内吹出口9との間での空気の流通が遮断された状態と、を切り替える。
第四切替部25は、吸着風路10または再生風路11を室外吹出口8に連通させる部材である。第四切替部25は、第七接続風路20と室外吹出口8との間の接続部及び第八接続風路21と室外吹出口8との間の接続部の一方を開放しつつ、他方を塞ぐように配置される。つまり、第四切替部25は、第七接続風路20と室外吹出口8との間での空気の流通が可能となり、第八接続風路21と室外吹出口8との間での空気の流通が遮断された状態と、第八接続風路21と室外吹出口8との間での空気の流通が可能となり、第七接続風路20と室外吹出口8との間での空気の流通が遮断された状態と、を切り替える。
除加湿装置4は、以上のような部材によって構成される。そして、除加湿装置4は、第一切替部22、第二切替部23、第三切替部24、第四切替部25、加熱部13、デシカントロータ12、第一送風機26、及び第二送風機27を制御することで、第一換気モード、第二換気モード、第三換気モード、第四換気モード、第一循環モード、及び第二循環モードの各モードでの動作をそれぞれ実行する。
次に、図3~図7を参照して、除加湿装置4における各モードでの動作について説明する。図3は、除湿しながら換気を行う第一換気モードにおける除加湿装置4の風路構成を示す模式図である。図4は、加湿しながら換気を行う第二換気モードにおける除加湿装置4の風路構成を示す模式図である。図5は、加湿しながら換気を行う第三換気モードにおける除加湿装置4の風路構成を示す模式図である。図6は、除湿しながら室内の空気を循環させる第一循環モードにおける除加湿装置4の風路構成を示す模式図である。図7は、加湿しながら室内の空気を循環させる第二循環モードにおける除加湿装置4の風路構成を示す模式図である。
除加湿装置4では、利用者が第一換気モード、第二換気モード、第三換気モード、第四換気モード、第一循環モード、及び第二循環モードの各モードを操作パネル等で選択して設定可能になっている。
<第一換気モード>
第一換気モードは、除湿しながら換気(除湿換気)を行うモードであり、湿度が比較的高い夏場などに除湿をしつつ、換気も行いたい場合に使用されるモードである。
図3に示すように、第一換気モードでは、第一切替部22によって室外吸込口6が吸着風路10と連通接続され、第二切替部23によって再生風路11が室内吹出口9と連通接続された状態となる。また、第一換気モードでは、第三切替部24によって吸着風路10が室内吹出口9と連通接続され、第四切替部25によって再生風路11が室外吹出口8と連通接続される。
より詳細には、第一換気モードでは、第一切替部22によって、第一接続風路14と吸着風路10との間での空気の流通が可能となり、第三接続風路16と吸着風路10との間での空気の流通が遮断された状態とし、第二切替部23によって、第四接続風路17と再生風路11との間での空気の流通が可能となり、第二接続風路15と再生風路11との間での空気の流通が遮断された状態としている。また、第一換気モードでは、第三切替部24によって、第五接続風路18と室内吹出口9との間での空気の流通が可能となり、第六接続風路19と室内吹出口9との間での空気の流通が遮断された状態とし、第四切替部25によって、第八接続風路21と室外吹出口8との間での空気の流通が可能となり、第七接続風路20と室外吹出口8との間での空気の流通が遮断された状態としている。
以上のように風路の接続状態を切り替えることで、室外吸込口6から吸い込まれた外気が、第一接続風路14、吸着風路10、及び第五接続風路18の順に流通して、室内吹出口9から吹き出される第一流路X1が形成される。一方、室内吸込口7から吸い込まれた内気が、第四接続風路17、再生風路11、及び第八接続風路21の順に流通して、室外吹出口8から吹き出される第二流路X2が形成される。
そして、除加湿装置4は、加熱部13によってデシカントロータ12の放湿部を加熱し、デシカントロータ12を回転させ、第一送風機26及び第二送風機27を動作させる。
第一送風機26が送風動作を開始すると、第一流路X1において、室外吸込口6から吸着風路10に外気が取り込まれ、デシカントロータ12の吸湿部を流通することで除湿され、室内吹出口9から室内に供給される。一方、第二送風機27が送風動作を開始すると、第二流路X2において、室内吸込口7から再生風路11に内気が取り込まれ、デシカントロータ12の放湿部を流通することでデシカントロータ12に吸着された水分が放出され、室外吹出口8から室外に排出される。ここで、第一換気モードでは、吸着風路10を流通する風量を20m/h、再生風路11を流通する風量を19m/hとしている。
以上のようにして、除加湿装置4では、第一換気モードを選択すると、除湿しながら換気を行うことができる。
<第二換気モード>
第二換気モードは、加湿しながら換気(加湿換気)を行うモードであり、湿度が比較的低い冬場などに加湿をしつつ、換気も行いたい場合に使用されるモードである。
図4に示すように、第二換気モードでは、第一切替部22によって室外吸込口6が再生風路11と連通接続され、第四切替部25によって再生風路11が室内吹出口9と連通接続された状態となる。また、第二換気モードでは、第二切替部23によって室内吸込口7が吸着風路10と連通接続され、第三切替部24によって吸着風路10が室外吹出口8と連通接続される。
より詳細には、第二換気モードでは、第一切替部22によって、第二接続風路15と再生風路11との間での空気の流通が可能となり、第一接続風路14と吸着風路10との間での空気の流通が遮断された状態とし、第三切替部24によって、第六接続風路19と室内吹出口9との間での空気の流通が可能となり、第五接続風路18と室内吹出口9との間での空気の流通が遮断された状態としている。また、第二換気モードでは、第二切替部23によって、第三接続風路16と吸着風路10との間での空気の流通が可能となり、第四接続風路17と再生風路11との間での空気の流通が遮断された状態とし、第四切替部25によって、第七接続風路20と室外吹出口8との間での空気の流通が可能となり、第八接続風路21と室外吹出口8との間での空気の流通が遮断された状態としている。
以上のように風路の接続状態を切り替えることで、室外吸込口6から吸い込まれた外気が、第二接続風路15、再生風路11、及び第六接続風路19の順に流通して、室内吹出口9から吹き出される第三流路X3が形成される。一方、室内吸込口7から吸い込まれた内気が、第三接続風路16、吸着風路10、及び第七接続風路20の順に流通して、室外吹出口8から吹き出される第四流路X4が形成される。
そして、除加湿装置4は、加熱部13によってデシカントロータ12の放湿部を加熱し、デシカントロータ12を回転させ、第一送風機26及び第二送風機27を動作させる。
第二送風機27が送風動作を開始すると、第三流路X3において、室外吸込口6から再生風路11に外気が取り込まれ、デシカントロータ12の放湿部を流通することで加湿され、第六接続風路19を経て室内吹出口9から室内に供給される。一方、第一送風機26が送風動作を開始すると、第四流路X4において、室内吸込口7から吸着風路10に内気が取り込まれ、デシカントロータ12の吸湿部を流通することでデシカントロータ12に水分が吸着され、第七接続風路20を経て室外吹出口8から室外に排出される。ここで、第二換気モードでは、吸着風路10を流通する風量を120m/h、再生風路11を流通する風量を16m/hとしている。
以上のようにして、除加湿装置4では、第二換気モードを選択すると、加湿しながら換気を行うことができる。
<第三換気モード>
第三換気モードは、加湿しながら換気(加湿換気)を行うモードであり、湿度が比較的低い冬場などに加湿をしつつ、換気も行いたい場合に使用されるモードである。但し、第三換気モードでは、第二換気モードとは異なり、外気のみを使用して、加湿しながら換気を行う。
図5に示すように、第三換気モードでは、第一切替部22によって室外吸込口6が吸着風路10と連通接続され、第四切替部25によって吸着風路10が室外吹出口8と連通接続された状態となる。また、第三換気モードでは、第二切替部23によって室外吸込口6が再生風路11と連通接続され、第三切替部24によって再生風路11が室内吹出口9と連通接続される。
より詳細には、第三換気モードでは、第一切替部22によって、第一接続風路14と吸着風路10との間での空気の流通が可能となり、第三接続風路16と吸着風路10との間での空気の流通が遮断された状態とし、第三切替部24によって、第六接続風路19と室内吹出口9との間での空気の流通が可能となり、第五接続風路18と室内吹出口9との間での空気の流通が遮断された状態としている。また、第三換気モードでは、第二切替部23によって、第二接続風路15と再生風路11との間での空気の流通が可能となり、第四接続風路17と再生風路11との間での空気の流通が遮断された状態とし、第三切替部24によって、第六接続風路19と室内吹出口9との間での空気の流通が可能となり、第五接続風路18と室内吹出口9との間での空気の流通が遮断された状態としている。
以上のように風路の接続状態を切り替えることで、室外吸込口6から吸い込まれた外気が、第一接続風路14、吸着風路10、及び第七接続風路20の順に流通して、室外吹出口8から吹き出される第五流路X5が形成される。一方、室外吸込口6から吸い込まれた内気はまた、第二接続風路15、再生風路11、及び第六接続風路19の順に流通して、室内吹出口9から吹き出される第六流路X6が形成される。なお、第六流路X6は、第三流路X3と同じ流路である。
そして、除加湿装置4は、加熱部13によってデシカントロータ12の放湿部を加熱し、デシカントロータ12を回転させ、第一送風機26及び第二送風機27を動作させる。
第一送風機26が送風動作を開始すると、第五流路X5において、室外吸込口6から吸着風路10に外気が取り込まれ、デシカントロータ12の吸湿部を流通することでデシカントロータ12に水分が吸着され、第七接続風路20を経て室外吹出口8から室外に排出される。一方、第二送風機27が送風動作を開始すると、第六流路X6において、室外吸込口6から再生風路11に外気が取り込まれ、デシカントロータ12の放湿部を流通することで加湿され、室内吹出口9から室内に供給される。ここで、第三換気モードでは、吸着風路10を流通する風量を120m/h、再生風路11を流通する風量を16m/hとしている。この際、加湿しながら外気を室内に取り込むことで換気を行いつつ、室内空気を室外に排出しないため、室内が負圧になることを防ぎ、室外の汚染物質の室内への侵入を抑制できる。
以上のようにして、除加湿装置4では、第三換気モードを選択すると、外気のみを用いて、加湿しながら換気を行うことができる。
<第四換気モード>
第四換気モードは、除湿及び加湿を行わず換気のみを行うモードであり、室内が快適な湿度であるため除湿も加湿も必要なく、換気のみを行いたい場合に使用されるモードである。
第四換気モードでは、第一換気モードと同じく、図3に示すように、第一切替部22によって室外吸込口6が吸着風路10と連通接続され、第二切替部23によって再生風路11が室内吹出口9と連通接続された状態となる。また、第四換気モードでは、第一換気モードと同じく、第三切替部24によって吸着風路10が室内吹出口9と連通接続され、第四切替部25によって再生風路11が室外吹出口8と連通接続される。
そして、除加湿装置4は、加熱部13による加熱を停止し、デシカントロータ12の回転を停止し、第一送風機26及び第二送風機27を動作させる。
第一送風機26が送風動作を開始すると、第一流路X1において、室外吸込口6から吸着風路10に外気が取り込まれ、水分の吸着を行うことなくデシカントロータ12の吸湿部を流通し、第五接続風路18を経て室内吹出口9から室内に供給される。一方、第二送風機27が送風動作を開始すると、第二流路X2において、室内吸込口7から再生風路11に内気が取り込まれ、水分の放出を行うことなくデシカントロータ12の放湿部を流通し、室外吹出口8から室外に排出される。ここで、第四換気モードでは、吸着風路10を流通する風量を124.2m/h、再生風路11を流通する風量を3.6m/hとしている。
ここで、第四換気モードの動作時には、加熱部13を動作させないために、デシカントロータ12の表面に有機物が蓄積することが懸念される。これを抑制するため、本実施の形態では、デシカントロータ12を50分毎に回転させ、加熱部13を動作させる間欠運転を10分間実施している。
以上のようにして、除加湿装置4では、第四換気モードを選択すると、除湿及び加湿を行わず換気のみを行うことができる。
<第一循環モード>
第一循環モードは、第一換気モードと同じく、湿度が比較的高い夏場などにより高い除湿効果を得たい場合に使用されるモードである。第一循環モードは、除湿しながら室内の空気(内気)を循環させるモードであり、循環除湿(除湿しながらの内気循環)を行うモードとも言える。第一循環モードでは、室内の空気に対して繰り返し除湿を行うため、第一換気モードよりも高い除湿効果を望むことができる。
図6に示すように、第一循環モードでは、第一切替部22によって室外吸込口6が再生風路11と連通接続され、第四切替部25によって再生風路11が室外吹出口8と連通接続された状態となる。また、第一循環モードでは、第二切替部23によって室内吸込口7が吸着風路10と連通接続され、第三切替部24によって吸着風路10が室内吹出口9と連通接続される。
より詳細には、第一循環モードでは、第一切替部22によって、第二接続風路15と再生風路11との間での空気の流通が可能となり、第一接続風路14と吸着風路10との間での空気の流通が遮断された状態とし、第四切替部25によって、第八接続風路21と室外吹出口8との間での空気の流通が可能となり、第七接続風路20と室外吹出口8との間での空気の流通が遮断された状態としている。また、第一循環モードでは、第二切替部23によって、第三接続風路16と吸着風路10との間での空気の流通が可能となり、第四接続風路17と再生風路11との間での空気の流通が遮断された状態とし、第三切替部24によって、第五接続風路18と室内吹出口9との間での空気の流通が可能となり、第六接続風路19と室内吹出口9との間での空気の流通が遮断された状態としている。
以上のように風路の接続状態を切り替えることで、室外吸込口6から吸い込まれた外気が、第二接続風路15、再生風路11、及び第八接続風路21の順に流通して、室外吹出口8から吹き出される第七流路X7が形成される。一方、室内吸込口7から吸い込まれた内気が、第三接続風路16、吸着風路10、及び第五接続風路18の順に流通して、室内吹出口9から吹き出される第八流路X8が形成される。
そして、除加湿装置4は、加熱部13によってデシカントロータ12の放湿部を加熱し、デシカントロータ12を回転させ、第一送風機26及び第二送風機27を動作させる。
第二送風機27が送風動作を開始すると、第七流路X7において、室外吸込口6から再生風路11に外気が取り込まれ、デシカントロータ12の放湿部を流通することで加湿され、第八接続風路21を経て室外吹出口8から室外に排出される。一方、第一送風機26が送風動作を開始すると、第八流路X8において、室内吸込口7から吸着風路10に内気が取り込まれ、デシカントロータ12の吸湿部を流通することでデシカントロータ12に水分が吸着され、第五接続風路18を経て室内吹出口9から室内に供給される。ここで、第一循環モードでは、吸着風路10を流通する風量を62m/h、再生風路11を流通する風量を28m/hとしている。
以上のようにして、除加湿装置4では、第一循環モードを選択すると、除湿しながら室内の空気(内気)を循環させることができる。
<第二循環モード>
第二循環モードは、第二換気モード及び第三換気モードと同じく、湿度が比較的低い冬場などにより高い加湿効果を得たい場合に使用されるモードである。第二循環モードは、加湿しながら室内の空気(内気)を循環させるモード(循環加湿)であり、循環加湿(加湿しながらの内気循環)を行うモードとも言える。第二循環モードでは、室内の空気に対して繰り返し加湿を行うため、第二換気モード及び第三換気モードよりも高い加湿効果を望むことができる。
図7に示すように、第二循環モードでは、第一切替部22によって室外吸込口6が吸着風路10と連通接続され、第四切替部25によって吸着風路10が室外吹出口8と連通接続された状態となる。また、第二循環モードでは、第二切替部23によって室内吸込口7が再生風路11と連通接続され、第三切替部24によって再生風路11が室内吹出口9と連通接続される。
より詳細には、第二循環モードでは、第一切替部22によって、第一接続風路14と吸着風路10との間での空気の流通が可能となり、第三接続風路16と吸着風路10との間での空気の流通が遮断された状態とし、第四切替部25によって、第七接続風路20と室外吹出口8との間での空気の流通が可能となり、第八接続風路21と室外吹出口8との間での空気の流通が遮断された状態としている。また、第二循環モードでは、第二切替部23によって、第四接続風路17と再生風路11との間での空気の流通が可能となり、第二接続風路15と再生風路11との間での空気の流通が遮断された状態とし、第三切替部24によって、第六接続風路19と室内吹出口9との間での空気の流通が可能となり、第五接続風路18と室内吹出口9との間での空気の流通が遮断された状態としている。
以上のように風路の接続状態を切り替えることで、室外吸込口6から吸い込まれた外気が、第一接続風路14、吸着風路10、及び第七接続風路20の順に流通して、室外吹出口8から吹き出される第九流路X9が形成される。一方、室内吸込口7から吸い込まれた内気が、第四接続風路17、再生風路11、及び第六接続風路19の順に流通して、室内吹出口9から吹き出される第十流路X10が形成される。なお、第九流路X9は、第五流路X5と同じ流路である。
そして、除加湿装置4は、加熱部13によってデシカントロータ12の放湿部を加熱し、デシカントロータ12を回転させ、第一送風機26及び第二送風機27を動作させる。
第一送風機26が送風動作を開始すると、第九流路X9において、室外吸込口6から吸着風路10に外気が取り込まれ、デシカントロータ12の吸湿部を流通することでデシカントロータ12に水分が吸着され、第七接続風路20を経て室外吹出口8から室外に排出される。一方、第二送風機27が送風動作を開始すると、第十流路X10において、室内吸込口7から再生風路11に内気が取り込まれ、デシカントロータ12の放湿部を流通することで加湿され、第六接続風路19を経て室内吹出口9から室内に供給される。ここで、第二循環モードでは、吸着風路10を流通する風量を120m/h、再生風路11を流通する風量を21m/hとしている。
以上のようにして、除加湿装置4では、第二循環モードを選択すると、加湿しながら室内の空気(内気)を循環させることができる。
以上、実施の形態1に係る除加湿装置4では、上述した通り、第一切替部22、第二切替部23、第三切替部24、第四切替部25、加熱部13、デシカントロータ12、第一送風機26、及び第二送風機27をそれぞれ制御して、第一換気モード(除湿換気)、第二換気モード(加湿換気)、第三換気モード(加湿換気)、第四換気モード(換気)、第一循環モード(循環除湿)、及び第二循環モード(循環加湿)の各モードでの動作をそれぞれ実行する。そして、除加湿装置4によれば、以下の効果を享受することができる。
(1)除加湿装置4は、室外吸込口6と、室内吸込口7と、室外吹出口8と、室内吹出口9と、吸着風路10と、再生風路11と、デシカントロータ12と、加熱部13と、第一切替部22と、第二切替部23と、第三切替部24と、第四切替部25とを備えるようにした。室外吸込口6は、室外の空気(外気)を吸い込む。室内吸込口7は、室内の空気(内気)を吸い込む。室外吹出口8は、室外に空気を吹き出す。室内吹出口9は、室内に空気を吹き出す。吸着風路10は、内部を流通する空気に含まれる水分を吸着させるための風路である。再生風路11は、内部を流通する空気に水分を含ませるための風路である。デシカントロータ12は、吸着風路10及び再生風路11に跨って配置される。加熱部13は、再生風路11において、デシカントロータ12の上流側に配置される。第一切替部22は、室外吸込口6を吸着風路10または再生風路11に連通させる。第二切替部23は、室内吸込口7を再生風路11または吸着風路10に連通させる。第三切替部は、吸着風路または再生風路を室内吹出口に連通させる。第四切替部は、吸着風路または再生風路を室外吹出口に連通させる。
こうした構成によれば、第一切替部22、第二切替部23、第三切替部24、及び第四切替部25を操作することで、吸着風路10及び再生風路11の接続状態が容易に切り替わり、ヒートポンプ装置などの熱交換器を用いることなく、除湿換気(除湿しながらの換気)、加湿換気(加湿しながらの換気)、循環除湿(除湿しながらの内気循環)、又は循環加湿(加湿しながらの内気循環)による運転動作を実行することができる。つまり、デシカントロータ12によって湿度の調整及び換気を可能とする除加湿装置4を小型化することができる。
(2)除加湿装置4では、除湿しながら換気を行う第一換気モードと、加湿しながら換気を行う第二換気モードとを備える。そして、第一換気モードでは、第一切替部22によって室外吸込口6と吸着風路10とを連通し、第二切替部23によって室内吸込口7と再生風路11とを連通し、第三切替部24によって吸着風路10と室内吹出口9とを連通し、第四切替部25によって再生風路11と室外吹出口8とを連通して、吸着風路10及び再生風路11のそれぞれに空気を流通させるようにした。また、第二換気モードでは、第一切替部22によって室内吸込口7と吸着風路10とを連通し、第二切替部23によって室外吸込口6と再生風路11とを連通し、第三切替部24によって再生風路11と室内吹出口9とを連通し、第四切替部25によって吸着風路10と室外吹出口8とを連通して、吸着風路10及び再生風路11のそれぞれに空気を流通させるようにした。
これにより、第一切替部22、第二切替部23、第三切替部24、及び第四切替部25を操作することで、ヒートポンプ装置などの熱交換器を用いることなく、第一換気モードまたは第二換気モードによる運転動作を実行することができる。この結果、除加湿装置4では、第一換気モードにおいて、湿度が比較的高い夏場などに除湿をしつつ、換気を行うことができるとともに、第二換気モードにおいて、湿度が比較的低い冬場などに加湿をしつつ、換気を行うことができる。
(3)除加湿装置4では、加湿しながら換気を行う第三換気モードをさらに備える。そして、第三換気モードでは、第一切替部22によって室外吸込口6と吸着風路10とを連通し、第二切替部23によって室外吸込口6と再生風路11とを連通し、第三切替部24によって再生風路11と室内吹出口9とを連通し、第四切替部25によって吸着風路10と室外吹出口8とを連通して、吸着風路10及び再生風路11のそれぞれに空気を流通させるようにした。
これにより、第一切替部22、第二切替部23、第三切替部24、及び第四切替部25を操作することで、ヒートポンプ装置などの熱交換器を用いることなく、第三換気モードによる運転動作を実行することができる。この結果、除加湿装置4では、第三換気モードにおいて、湿度が比較的低い冬場などに加湿をしつつ、換気を行うことができる。特に第三換気モードでは、室内空気(内気)の排気を抑制できるため、室内が負圧になることを防ぐことができ、室外からの汚染物質の流入を抑制することができる。
(4)除加湿装置4では、除湿及び加湿を行わず換気のみを行う第四換気モードをさらに備える。そして、第四換気モードでは、デシカントロータ12の回転を停止し、加熱部13の加熱を停止し、第一切替部22によって室外吸込口6と吸着風路10とを連通し、第二切替部23によって室内吸込口7と再生風路11とを連通し、第三切替部24によって吸着風路10と室内吹出口9とを連通し、第四切替部25によって再生風路11と室外吹出口8とを連通して、吸着風路10及び再生風路11のそれぞれに空気を流通させるようにした。
これにより、第一切替部22、第二切替部23、第三切替部24、及び第四切替部25を操作することで、第四換気モードによる運転動作を実行することができる。この結果、除加湿装置4では、除湿や加湿を行わず、換気のみを行うことができる。
(5)除加湿装置4では、除湿しながら室内の空気(内気)を循環させる第一循環モードと、加湿しながら室内の空気(内気)を循環させる第二循環モードとを備える。そして、第一循環モードでは、第一切替部22によって室内吸込口7と吸着風路10とを連通し、第二切替部23によって室外吸込口6と再生風路11とを連通し、第三切替部24によって吸着風路10と室内吹出口9とを連通し、第四切替部25によって再生風路11と室外吹出口8とを連通して、吸着風路10及び再生風路11のそれぞれに空気を流通させるようにした。また、第二循環モードでは、第一切替部22によって室外吸込口6と吸着風路と10を連通し、第二切替部23によって室内吸込口7と再生風路11とを連通し、第三切替部24によって吸着風路10と室内吹出口9とを連通し、第四切替部25によって再生風路11と室外吹出口8とを連通して、吸着風路10及び再生風路11のそれぞれに空気を流通させるようにした。
これにより、第一切替部22、第二切替部23、第三切替部24、及び第四切替部25を操作することで、ヒートポンプ装置などの熱交換器を用いることなく、第一循環モードまたは第二循環モードによる運転動作を実行することができる。この結果、除加湿装置4では、第一循環モードにおいて、湿度が比較的高い夏場などに循環除湿を行うことができるとともに、第二循環モードにおいて、湿度が比較的低い冬場などに循環加湿を行うことができる。
(6)空調システム1は、上述した除加湿装置4と、エアーコンディショナ(空調室外機2及び空調室内機3)とを備えて構成した。これにより、上述した除加湿装置4による室内の調湿及び換気を行うとともに、エアーコンディショナによって室内の温調を行うことができる。そして、空調システム1では、除加湿装置4の小型化を受けて、空調システム1を構成する筐体を小型化することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る除加湿装置4aは、再生風路11において加熱部13及びデシカントロータ12をバイパスするバイパス風路34を備えている点で実施の形態1と異なる。これ以外の除加湿装置4aの構成は、実施の形態1に係る除加湿装置4と同様である。以下、実施の形態1で説明済みの内容は再度の説明を適宜省略し、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
本発明の実施の形態2に係る除加湿装置4aについて、図8を参照して説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係る除加湿装置4aの構成を示す模式図である。
図8に示すように、除加湿装置4aは、再生風路11において加熱部13及びデシカントロータ12をバイパスするバイパス風路34を備える。
バイパス風路34は、再生風路11を流通する空気Y1(外気または内気)の一部(空気Y2)を、加熱部13及びデシカントロータ12をバイパスさせるための風路である。バイパス風路34は、図8に示すように、再生風路11において、加熱部13の上流側とデシカントロータ12の下流側とを連通接続して構成される。つまり、バイパス風路34は、加熱部13を流通する前の空気Y2を、デシカントロータ12を流通させることなく、デシカントロータ12の下流側に導出させる。
デシカントロータ12の放湿部を空気Y1が流通すると、放湿部の温度が低下し、放湿部が水分を放湿しづらくなることがある。これに対して、バイパス風路34によって、再生風路11を流通する空気Y1の一部(空気Y2)が加熱部13及びデシカントロータ12をバイパスするので、再生風路11内のデシカントロータ12の放湿部を流通する空気Y1の風量を抑制することができる。この結果、デシカントロータ12の放湿部の温度の低下が抑制され、放湿部による水分の放出量の低下を抑制することができる。この際、再生風路11に導入される空気の風量及び再生風路11から排出される空気の風量を変化させずに確保することができる。
つまり、除加湿装置4aでは、第一換気モード(除湿換気)、第二換気モード(加湿換気)、及び第三換気モード(加湿換気)において、デシカントロータ12の放湿部による水分の放出量の低下を抑制しつつ、再生風路11を流通する空気の風量を確保することができる。
以上、実施の形態2に係る除加湿装置4aによれば、以下の効果を享受することができる。
(7)除加湿装置4aでは、再生風路11と連通接続して設けられ、加熱部13及びデシカントロータ12をバイパスするバイパス風路34をさらに備えるようにした。これにより、再生風路11を流通する空気の一部がバイパス風路34を流通するので、再生風路11を流通する空気の総風量を変えずに、再生風路11内のデシカントロータ12の放湿部を流通する風量を抑制することができる。この結果、デシカントロータ12の放湿部の温度の低下が抑制され、デシカントロータ12の放湿部における水分の放出量の低下を抑制することができる。これにより、除湿換気(第一換気モード)、加湿換気(第二換気モード、第三換気モード)、循環除湿(第一循環モード)、又は循環加湿(第二循環モード)による運転動作を実行する際、デシカントロータ12による除加湿性能を向上させることができる。
(8)除加湿装置4aでは、バイパス風路34を設けたので、デシカントロータ12の放湿部を通過した後の高湿な空気Y1に対して、バイパス風路34を流通した比較的低湿な空気Y2(デシカントロータ12の放湿部で放湿される前の空気Y2)が混合されるため、空気Y1の高湿度状態が緩和され、再生風路11の下流側での結露を抑制することができる。
以上、本発明に関して実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施の形態1に係る除加湿装置4では、第一送風機26及び第二送風機27をそれぞれデシカントロータ12の下流側に配置したが、これに限られない。例えば、第一送風機26及び第二送風機27のそれぞれを装置内のデシカントロータ12の上流側に配置してもよい。あるいは、装置外である空調システム1の筐体内に配置し、室外吸込口6及び室内吸込口7(あるいは室外吹出口8及び室内吹出口9)のそれぞれに接続するようにしてもよい。このようにしても、除加湿装置4では、同様の効果を享受することができる。
また、本実施の形態1に係る除加湿装置4では、4つの切替部(第一切替部22~第四切替部25)によって風路の接続状態の切り替えを行ったが、これに限られない。例えば、8つの接続風路(第一接続風路14~第八接続風路21)の導入口あるいは導出口のいずれかに風路開閉弁をそれぞれ設置し、風路開閉弁の開閉の組み合わせによって風路の接続状態を切り替えるようにしてもよい。あるいは、第三切替部24及び第四切替部25に替えて、吸着風路10を室外吹出口8または室内吹出口9に連通接続させる切替部材と、再生風路11を室外吹出口8または室内吹出口9に連通接続させる切替部材とをそれぞれ設置し、風路の接続状態を切り替えるようにしてもよい。このようにしても、除加湿装置4では、同様の効果を享受することができる。
また、本実施の形態1に係る除加湿装置4では、第四換気モードにおいて、第一送風機26及び第二送風機27の双方が送風動作を行うようにしたが、これに限らない。例えば、第四換気モードにおいて、第一送風機26のみが送風動作を行うようにしてもよいし、第二送風機27のみが送風動作を行うようにしてもよい。このようにしても、除加湿装置4では、室内と室外との間での換気を行うことができる。
本発明に係る除加湿装置は、装置の小型化を可能とするものであり、室内空気の調湿及び換気を行う除加湿装置等として有用である。
1 空調システム
2 空調室外機
3 空調室内機
4 除加湿装置
4a 除加湿装置
5 冷媒管
6 室外吸込口
7 室内吸込口
8 室外吹出口
9 室内吹出口
10 吸着風路
11 再生風路
12 デシカントロータ
13 加熱部
14 第一接続風路
15 第二接続風路
16 第三接続風路
17 第四接続風路
18 第五接続風路
19 第六接続風路
20 第七接続風路
21 第八接続風路
22 第一切替部
23 第二切替部
24 第三切替部
25 第四切替部
26 第一送風機
27 第二送風機
34 バイパス風路
X1 第一流路
X2 第二流路
X3 第三流路
X4 第四流路
X5 第五流路
X6 第六流路
X7 第七流路
X8 第八流路
X9 第九流路
X10 第十流路
Y1 空気
Y2 空気

Claims (6)

  1. 流通する空気に対して除湿または加湿を行うことが可能な除加湿装置であって、
    室外の空気を吸い込む室外吸込口と、
    室内の空気を吸い込む室内吸込口と、
    室外に空気を吹き出す室外吹出口と、
    室内に空気を吹き出す室内吹出口と、
    流通する空気に含まれる水分を吸着させるための吸着風路と、
    流通する空気に水分を含ませるための再生風路と、
    前記吸着風路及び前記再生風路に跨って配置されたデシカントロータと、
    前記再生風路において、前記デシカントロータの上流側に配置された加熱部と、
    前記室外吸込口を前記吸着風路または前記再生風路に連通させる第一切替部と、
    前記室内吸込口を前記再生風路または前記吸着風路に連通させる第二切替部と、
    前記吸着風路または前記再生風路を前記室内吹出口に連通させる第三切替部と、
    前記吸着風路または前記再生風路を前記室外吹出口に連通させる第四切替部と、
    を備えることを特徴とする除加湿装置。
  2. 除湿しながら換気を行う第一換気モードと、加湿しながら換気を行う第二換気モードとを備え、
    前記第一換気モードでは、前記第一切替部によって前記室外吸込口と前記吸着風路とを連通し、前記第二切替部によって前記室内吸込口と前記再生風路とを連通し、前記第三切替部によって前記吸着風路と前記室内吹出口とを連通し、前記第四切替部によって前記再生風路と前記室外吹出口とを連通して、前記吸着風路及び前記再生風路のそれぞれに空気を流通させ、
    前記第二換気モードでは、前記第一切替部によって前記室内吸込口と前記吸着風路とを連通し、前記第二切替部によって前記室外吸込口と前記再生風路とを連通し、前記第三切替部によって前記再生風路と前記室内吹出口とを連通し、前記第四切替部によって前記吸着風路と前記室外吹出口とを連通して、前記吸着風路及び前記再生風路のそれぞれに空気を流通させることを特徴とする請求項1に記載の除加湿装置。
  3. 加湿しながら換気を行う第三換気モードをさらに備え、
    前記第三換気モードでは、前記第一切替部によって前記室外吸込口と前記吸着風路とを連通し、前記第二切替部によって前記室外吸込口と前記再生風路とを連通し、前記第三切替部によって前記再生風路と前記室内吹出口とを連通し、前記第四切替部によって前記吸着風路と前記室外吹出口とを連通して、前記吸着風路及び前記再生風路のそれぞれに空気を流通させることを特徴とする請求項2に記載の除加湿装置。
  4. 除湿及び加湿を行わず換気のみを行う第四換気モードをさらに備え、
    前記第四換気モードでは、前記デシカントロータの回転を停止し、前記加熱部の加熱を停止し、前記第一切替部によって前記室外吸込口と前記吸着風路とを連通し、前記第二切替部によって前記室内吸込口と前記再生風路とを連通し、前記第三切替部によって前記吸着風路と前記室内吹出口とを連通し、前記第四切替部によって前記再生風路と前記室外吹出口とを連通して、前記吸着風路及び前記再生風路のそれぞれに空気を流通させることを特徴とする請求項2または3に記載の除加湿装置。
  5. 除湿しながら室内の空気を循環させる第一循環モードと、加湿しながら室内の空気を循環させる第二循環モードとを備え、
    前記第一循環モードでは、前記第一切替部によって前記室内吸込口と前記吸着風路とを連通し、前記第二切替部によって前記室外吸込口と前記再生風路とを連通し、前記第三切替部によって前記吸着風路と前記室内吹出口とを連通し、前記第四切替部によって前記再生風路と前記室外吹出口とを連通して、前記吸着風路及び前記再生風路のそれぞれに空気を流通させ、
    前記第二循環モードでは、前記第一切替部によって前記室外吸込口と前記吸着風路とを連通し、前記第二切替部によって前記室内吸込口と前記再生風路とを連通し、前記第三切替部によって前記再生風路と前記室内吹出口とを連通し、前記第四切替部によって前記吸着風路と前記室外吹出口とを連通して、前記吸着風路及び前記再生風路のそれぞれに空気を流通させることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の除加湿装置。
  6. 前記再生風路と連通接続して設けられ、前記加熱部及び前記デシカントロータをバイパスするバイパス風路をさらに備えることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の除加湿装置。
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