JP2022132861A - 収容具及び断熱容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄熱剤又は蓄冷剤による温度調整を行い易い収容具及び断熱容器を提供する。【解決手段】収容具10は、蓄熱剤又は蓄冷剤たる第1部材11、及び蓄熱剤又は蓄冷剤たる第2部材12を収容可能である。収容具10は、第1部材11を収容する第1収容空間20と、第2部材12を収容する第2収容空間30を備えている。収容具10は、第1収容空間20を開放する第1開口21と、第2収容空間30を開放する第2開口31を備えている。【選択図】図4

Description

本開示は、収容具及び断熱容器に関する。
特許文献1,2に開示される断熱容器の内部には、蓄冷剤を収容するポケットが設けられている。特許文献3に開示される断熱容器は、蓄冷剤を収容する2つの収納部が隣接して配置される構成である。
特開2018-158743号公報 特開2019-14481号公報 特開2014-125259号公報
特許文献3の断熱容器では、一方の収容部から蓄冷剤を取り出しできない構成となっている。このような断熱容器では、一方の収容部内の蓄冷剤を別の蓄冷剤に交換できず、温度調整を行いにくくなっている。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、蓄熱剤又は蓄冷剤による温度調整を行い易い収容具及び断熱容器を提供することを目的とする。本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
〔1〕蓄熱剤又は蓄冷剤たる第1部材、及び蓄熱剤又は蓄冷剤たる第2部材を収容可能な収容具であって、
前記第1部材を収容する第1収容空間と、前記第2部材を収容する第2収容空間を備え、
前記第1収容空間を開放する第1開口と、前記第2収容空間を開放する第2開口を備える、収容具。
本開示の収容具は、蓄熱剤又は蓄冷剤による温度調整を行い易い。
第1実施形態のボックスユニットの一例を示す斜視図である。 開状態のボックスユニットの斜視図である。 収容具を断熱容器に取り付ける様子を示す説明図である。 収容具の斜視図である。 収容具の平面図である。 第2収容空間が開放された状態を示す斜視図である。 第1収容空間及び第2収容空間が開放された状態を示す斜視図である。 第1収容空間及び第2収容空間が閉じられた状態を示す斜視図である。 第2収容空間が開放された状態を示す側面図である。 第1収容空間及び第2収容空間が開放された状態を示す側面図である。 第1収容空間及び第2収容空間が閉じられた状態を示す左側から見た断面図である。 第2収容空間が開放された状態を示す左側から見た断面図である。 第1収容空間及び第2収容空間が開放された状態を示す左側から見た断面図である。 第1収容空間及び第2収容空間が開放された状態を示す正面から見た断面図である。 第2実施形態の収容具の斜視図である。 第2実施形態の収容具の左側から見た断面図である。
ここで、本開示の望ましい例を示す。
〔2〕前記第1部材が前記第1収容空間に収容された状態を維持するように前記第1開口の少なくとも一部を塞いで閉じる第1閉塞部材と、
前記第2部材が前記第2収容空間に収容された状態を維持するように前記第2開口の少なくとも一部を塞いで閉じる第2閉塞部材を備える、収容具。
〔3〕前記第1閉塞部材が前記第1開口を閉じた状態を解除する力が、前記第2閉塞部材が前記第2開口を閉じた状態を解除する力よりも大きく構成されている、収容具。
〔4〕前記第1開口と前記第2開口が並んで配置されており、
前記第1閉塞部材は、一端部が前記第1開口の周りで前記第2開口側の位置に固定され、他端部を前記第2開口と反対側の外側面に固定することで、前記第1閉塞部材が前記第1開口の少なくとも一部を塞いで閉じる構成とされ、
前記第2閉塞部材は、一端部が前記第2開口の周りで前記第1開口と反対側の位置に固定され、他端部を前記外側面に固定することで、前記第2閉塞部材が前記第2開口の少なくとも一部を塞いで閉じる構成とされ、
前記第2閉塞部材の他端部は、前記第1開口を閉じた状態の前記第1閉塞部材を跨いで前記外側面に固定される構成である、収容具。
〔5〕前記第1収容空間と前記第2収容空間は、仕切り壁を挟んで隣接しており、
前記仕切り壁には、貫通口が設けられている、収容具。
〔6〕収容具が内面に設けられた断熱容器。
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態を詳しく説明する。以下の収容具の説明において、上下方向は、図4、図6~図14の上下方向とする。左右方向は、図4~図7、図14の左右方向とする。前側及び後側は、図4~図7、図14のそれぞれ手前側及び奥側である。
1.ボックスユニット1
第1実施形態のボックスユニット1を図1に示す。ボックスユニット1は、図2に示すように、断熱容器3と、袋5と、を備えている。断熱容器3は、袋5に収容されている。断熱容器3は、例えば内部に収容した物品を冷えた状態で保つ保冷ボックスなどとして使用される。断熱容器3は、上部に開口が設けられた容器本体3Aと、容器本体3Aの開口を塞ぐ蓋部3Bと、を有している。断熱容器3の内面には、収容具10が設けられている。例えば、図2では、手前側の2つの内壁面に設けられる収容具10の図示を省略しているが、断熱容器3の内面を構成する全ての内壁面に、任意の数の収容具10が設けられることが好ましい。
収容具10において、図3に示すように、後述する背壁41の後面に面ファスナー10Aが設けられている。断熱容器3の内面に設けられた面ファスナー7に面ファスナー10Aを貼り付けることで、収容具10を断熱容器3の内面に取り付ける。後述する第1収容空間20が断熱容器3の内部の中央側に位置し、第2収容空間30が断熱容器3の内面側(面ファスナー10Aが貼り付けられる側)に位置する。
2.収容具10
収容具10は、図4に示すように、蓄熱剤又は蓄冷剤たる第1部材11、及び蓄熱剤又は蓄冷剤たる第2部材12を収容可能である。第1部材11及び第2部材12の構成及び形態は、特に限定されず、様々な構成及び形態が想定される。第1部材11は、例えば、蓄熱剤としてパラフィン系の材料を用いたものが挙げられる。第2部材12は、例えば、蓄冷剤として主剤の水とゲル化剤とを含むものが挙げられる。ゲル化剤としては、カルボキシメチルセルロース(CMC)等が使用される。なお、第1部材11及び第2部材12として、同種の材料を用いた蓄冷剤又は蓄熱剤であってもよい。また、第1部材11及び第2部材12は、同種の材料を用い、それぞれ凍結状態が異なるように収容具10に収容してもよい。例えば、第1部材11及び第2部材12の一方が凍結状態であり、他方が非凍結状態であってもよい。また、第1部材11及び第2部材12は、同種の材料を用い、それぞれのサイズが異なる構成であってもよい。
収容具10は、図4,5に示すように、第1部材11を収容する第1収容空間(第1ポケット)20と、第2部材12を収容する第2収容空間(第2ポケット)30を備えている。第1収容空間20及び第2収容空間30は、正面視で略四角形の扁平形状である。第1収容空間20及び第2収容空間30は、厚み方向(前後方向)で重なるように並んで配置されている。
収容具10は、図4,5に示すように、第1収容空間20を開放する第1開口21と、第2収容空間30を開放する第2開口31と、を備えている。第1開口21と第2開口31は、例えば各開口領域が同一平面上に位置するように、並んで配置されている。第1開口21は、第1収容空間20の上端に設けられている。第1部材11は、第1開口21を介して第1収容空間20に出し入れされる。第2開口31は、第2収容空間30の上端に設けられている。第2部材12は、第2開口31を介して第2収容空間30に出し入れされる。
収容具10は、図4,5に示すように、例えば、背壁41と、内壁42と、表壁43と、底壁44と、を備えている。背壁41、内壁42、表壁43、及び底壁44は、略四角形のシート状である。背壁41、内壁42、表壁43、及び底壁44は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリエチレンなどの合成樹脂のフィルムや織布、アルミニウムなどの金属の層などを重ねた複層構造である。収容具10は、例えば、背壁41、内壁42、表壁43、及び底壁44を縫製して形成されている。内壁42は、背壁41の左右両端に連なり、背壁41を前方から覆っている。表壁43は、内壁42の左右両端付近に連なり、内壁42を前方から覆っている。底壁44は、背壁41、内壁42、及び表壁43によって構成される筒状部材の下側の開口を閉塞している。
第1収容空間20は、図4,5に示すように、内壁42、表壁43、及び底壁44によって囲まれた空間である。第1開口21は、内壁42の上縁の一部(具体的には後述する仕切り壁45の上縁)、及び表壁43の上縁によって構成されている。第2収容空間30は、背壁41、内壁42、及び底壁44によって囲まれた空間である。第2開口31は、背壁41の上縁、及び内壁42の上縁によって構成されている。
第1収容空間20と第2収容空間30は、図5に示すように、内壁42の一部に相当する仕切り壁45を挟んで隣接している。仕切り壁45は、内壁42における左右方向の中央側部分である。仕切り壁45には、図14に示すように、4つの貫通口46が設けられている。貫通口46は、例えば四角形状であり、第1収容空間20と第2収容空間30とを連通させる。
収容具10は、図4に示すように、第1閉塞部材22と、第2閉塞部材32と、を備えている。第1閉塞部材22は、第1部材11が第1収容空間20に収容された状態を維持するように、第1開口21の一部を塞いで閉じる。第1部材11が第1収容空間20に収容された状態を維持することとは、第1収容空間20から第1部材11が飛び出さないようにすることである。第2閉塞部材32は、第2部材12が第2収容空間30に収容された状態を維持するように、第2開口31の一部を塞いで閉じる。第2部材12が第2収容空間30に収容された状態を維持することとは、第2収容空間30から第2部材12が飛び出さないようにすることである。
第1閉塞部材22は、少なくとも一部が面ファスナーで構成されている。第1閉塞部材22は、全体として帯状をなしている。第1閉塞部材22の先端部(後述する他端部22B)が面ファスナーで構成されていることが好ましい。第1閉塞部材22の少なくとも一部を構成する面ファスナーは、雌タイプ(ループ状に密集して起毛された構成)のループ面ファスナーである。第1閉塞部材22の一端部22Aは、図13に示すように、第1開口21の周りで第2開口31側の位置に固定されている。具体的には、第1閉塞部材22の一端部22Aは、内壁42(仕切り壁45)の前面において、左右方向中央かつ上端付近に固定されている。第1閉塞部材22の一端部22Aは、例えば縫い付けて固定されている。
図7に示すように、収容具10における第2開口31と反対側の外側面(表壁43の前面)には、第1閉塞部材22の他端部22Bが固定される第1固定部23が設けられている。第1固定部23は、雄タイプ(フック状に密集して起毛された構成)の面ファスナーである。第1固定部23は、表壁43の左右方向中央であって、上端付近に設けられている。第1閉塞部材22は、他端部22Bを第1固定部23に固定することで、図4に示すように、第1閉塞部材22が第1開口21の一部(左右方向の中央領域)を塞いで閉じる構成とされている。
第2閉塞部材32は、少なくとも一部が面ファスナーで構成されている。第2閉塞部材32は、全体として帯状をなしている。第2閉塞部材32の先端部(後述する他端部32B)が面ファスナーで構成されていることが好ましい。第2閉塞部材32の少なくとも一部を構成する面ファスナーは、雌タイプ(ループ状に密集して起毛された構成)のループ面ファスナーである。第2閉塞部材32の一端部32Aは、図13に示すように、第2開口31の周りで第1開口21と反対側の位置に固定されている。具体的には、第2閉塞部材32の一端部32Aは、背壁41の後面において、左右方向中央かつ上端付近に固定されている。第2閉塞部材32の一端部32Aは、例えば縫い付けて固定されている。
図7に示すように、収容具10における第2開口31と反対側の外側面(表壁43の前面)には、第2閉塞部材32の他端部32Bが固定される第2固定部33が設けられている。第2固定部33は、雄タイプ(フック状に密集して起毛された構成)の面ファスナーである。第2固定部33は、第1固定部23の下側に設けられている。第2閉塞部材32は、他端部32Bを第2固定部33に固定することで、図11に示すように、第2閉塞部材32が第2開口31の一部(左右方向の中央領域)を塞いで閉じる構成とされている。第2閉塞部材32の他端部32Bは、第1開口21を閉じた状態の第1閉塞部材22を跨いで表壁43の前面(第2固定部33)に固定される構成である。第2閉塞部材32は、第1閉塞部材22の全体を覆うように第2開口31を閉じる。
第1閉塞部材22が第1開口21を閉じた状態を解除する力は、第2閉塞部材32が第2開口31を閉じた状態を解除する力よりも大きい。すなわち、第1閉塞部材22の他端部22Bを第1固定部23から剥がす力(引き剥がし強度)は、第2閉塞部材32の他端部32Bを第2固定部33から剥がす力(引き剥がし強度)よりも大きい。
3.第2部材12の取り出し
収容具10から第2部材12を取り出す際には、図6、図9、図12に示すように、第2閉塞部材32の他端部32Bを第2固定部33から剥がし、第2開口31を開く。これにより、第2収容空間30が開放され、第2開口31を介して第2部材12を出し入れできる。例えば、第2収容空間30に収容されていた第2部材12を、異なる種類の第2部材12に交換できる。
図4、図8、図11に示すように、第1閉塞部材22が第2閉塞部材32に覆われているため、第2閉塞部材32の他端部32Bを第2固定部33から剥がす際に、第1閉塞部材22に触れにくくなり、誤って第1閉塞部材22の他端部22Bを第1固定部23から剥がすことを防げる。また、第1閉塞部材22の他端部22Bを第1固定部23から剥がす力(引き剥がし強度)が、第2閉塞部材32の他端部32Bを第2固定部33から剥がす力(引き剥がし強度)よりも大きいため、第1閉塞部材22の他端部22Bを第1固定部23から剥すよりも第2閉塞部材32の他端部32Bを第2固定部33から剥がしやすくなり、誤って第1閉塞部材22の他端部22Bを第1固定部23から剥がすことを防げる。
4.第1部材11の取り出し
図6、図12に示すように第2収容空間30が開放された状態から、図7、図10、図13に示すように、第1閉塞部材22の他端部22Bを第1固定部23から剥がし、第1開口21を開く。これにより、第1収容空間20が開放され、第1開口21を介して第1部材11を出し入れできる。例えば、第1収容空間20に収容されていた第1部材11を、異なる種類の第1部材11に交換できる。
第1閉塞部材22の他端部22Bを第1固定部23から剥がす力(引き剥がし強度)が、第2閉塞部材32の他端部32Bを第2固定部33から剥がす力(引き剥がし強度)よりも大きいため、第1固定部23を第1収容空間20から容易に取り出せなくし得る。また、第2収容空間30の開放手順と第1収容空間20の開放手順とが異なり、第2収容空間30の開放に必要な力と第1収容空間20の開放に必要な力とが異なるため、取り出す部材の位置関係を間違うことを防げる。
5.第1実施形態の効果
第1実施形態の断熱容器3及び収容具10に関する効果について説明する。
収容具10は、第1収容空間20を開放する第1開口21と、第2収容空間30を開放する第2開口31を備えている。そのため、第1開口21を介して第1収容空間20内の第1部材11の出し入れができ、第2開口31を介して第2収容空間30内の第2部材12の出し入れができる。第1部材11及び第2部材12が所望の温度と異なる温度である場合に、変更することができる。また、第1部材11の量及び第2部材12の量が少なすぎたり多すぎたりする場合に、調整することができる。したがって、1つの収容具10で第1部材11の量及び第2部材12による温度調整を行い易くなる。
収容具10は、第1開口21の一部を塞いで閉じる第1閉塞部材22と、第2開口31の一部を塞いで閉じる第2閉塞部材32を備えている。そのため、第1収容空間20と第2収容空間30とを選択的に開放でき、第1部材11と第2部材12とをそれぞれ出し入れできる。
収容具10において、第1閉塞部材22が第1開口21を閉じた状態を解除する力が、第2閉塞部材32が第2開口31を閉じた状態を解除する力よりも大きく構成されている。そのため、第2閉塞部材32の他端部32Bを第2固定部33から剥がしやすくなり、誤って第1閉塞部材22の他端部22Bを第1固定部23から剥がすことを防げる。
収容具10において、第2閉塞部材32の他端部32Bは、第1開口21を閉じた状態の第1閉塞部材22を跨いで表壁43の前面に固定される構成である。そのため、第2閉塞部材32の他端部32Bを第2固定部33から剥がす際に、第1閉塞部材22に触れにくくなり、誤って第1閉塞部材22の他端部22Bを第1固定部23から剥がすことを防げる。
収容具10において、仕切り壁45に貫通口46が設けられている。そのため、第1収容空間20と第2収容空間30とが連通し、第1部材11と第2部材12との熱交換が行われ易くなる。
断熱容器3は、収容具10が内面に設けられている。そのため、断熱容器3内を所望の温度環境となるように調整し易くなる。
[第2実施形態]
以下、本開示の第2実施形態を詳しく説明する。
第2実施形態の収容具210は、図15、図16に示すように、第1閉塞部材22及び第2閉塞部材32が設けられていない点が第1実施形態と異なっている。第1閉塞部材22及び第2閉塞部材32以外の構成は第1実施形態の収容具10と同様であり、同じ付号を付している。このような構成であっても、収容具210は、第1部材11及び第2部材12の出し入れができる。そのため、1つの収容具210で第1部材11の量及び第2部材12による温度調整を行い易くなる。
[他の実施形態]
本開示は上記で詳述した第1,2実施形態に限定されず、様々な変形又は変更が可能である。
上記第1実施形態において、第1収容空間20及び第2収容空間30が、それぞれ第1閉塞部材22及び第2閉塞部材32によって閉じられる構成であったが、いずれか一方の収容空間のみが閉じられる構成(第1閉塞部材22及び第2閉塞部材32のいずれか一方のみが設けられる構成)であってもよい。
上記第1実施形態において、第1閉塞部材22が雌タイプの面ファスナーであり、第1固定部23が雄タイプの面ファスナーであったが、第1閉塞部材22が雄タイプの面ファスナーであり、第1固定部23が雌タイプの面ファスナーであってもよい。第2閉塞部材32と第2固定部33との関係についても同様である。
上記第1実施形態において、第1閉塞部材22の他端部22Bが第1固定部23に固定される構成であったが、第1閉塞部材22の他の部分(例えば他端部22Bよりも一端部22A側の部分)が第1固定部23に固定される構成であってもよい。第2閉塞部材32と第2固定部33との関係についても同様である。
上記第1実施形態において、第1閉塞部材22及び第1固定部23が面ファスナーとして構成されていたが、着脱可能な構成であればその他の構成(例えばホック、掛け金、ボタン、磁石等)であってもよい。第2閉塞部材32と第2固定部33の構成についても同様である。
上記第1実施形態において、第1閉塞部材22が帯状の面ファスナーで構成されていたが、第1開口21の開口領域の少なくとも一部を塞ぐものであれば、紐状のものや布状のものであってもよい。第2閉塞部材32の構成についても同様である。
上記第1実施形態において、第1開口21における左右方向中央の開口領域が第1閉塞部材22に塞がれていたが、開口領域のその他の部分や、開口領域全体が塞がれる構成であってもよい。第2開口31と第2閉塞部材32との関係についても同様である。
上記第1,2実施形態において、仕切り壁45に4つの貫通口46が設けられていたが、その他の数の貫通口46が設けられていてもよい。
3…断熱容器
10,210…収容具
11…第1部材
12…第2部材
20…第1収容空間
21…第1開口
22…第1閉塞部材
22A…一端部
22B…他端部
30…第2収容空間
31…第2開口
32…第2閉塞部材
32A…一端部
32B…他端部
45…仕切り壁
46…貫通口

Claims (6)

  1. 蓄熱剤又は蓄冷剤たる第1部材、及び蓄熱剤又は蓄冷剤たる第2部材を収容可能な収容具であって、
    前記第1部材を収容する第1収容空間と、前記第2部材を収容する第2収容空間を備え、
    前記第1収容空間を開放する第1開口と、前記第2収容空間を開放する第2開口を備える、収容具。
  2. 前記第1部材が前記第1収容空間に収容された状態を維持するように前記第1開口の少なくとも一部を塞いで閉じる第1閉塞部材と、
    前記第2部材が前記第2収容空間に収容された状態を維持するように前記第2開口の少なくとも一部を塞いで閉じる第2閉塞部材を備える、請求項1に記載の収容具。
  3. 前記第1閉塞部材が前記第1開口を閉じた状態を解除する力が、前記第2閉塞部材が前記第2開口を閉じた状態を解除する力よりも大きく構成されている、請求項2に記載の収容具。
  4. 前記第1開口と前記第2開口が並んで配置されており、
    前記第1閉塞部材は、一端部が前記第1開口の周りで前記第2開口側の位置に固定され、他端部を前記第2開口と反対側の外側面に固定することで、前記第1閉塞部材が前記第1開口の少なくとも一部を塞いで閉じる構成とされ、
    前記第2閉塞部材は、一端部が前記第2開口の周りで前記第1開口と反対側の位置に固定され、他端部を前記外側面に固定することで、前記第2閉塞部材が前記第2開口の少なくとも一部を塞いで閉じる構成とされ、
    前記第2閉塞部材の他端部は、前記第1開口を閉じた状態の前記第1閉塞部材を跨いで前記外側面に固定される構成である、請求項2又は請求項3に記載の収容具。
  5. 前記第1収容空間と前記第2収容空間は、仕切り壁を挟んで隣接しており、
    前記仕切り壁には、貫通口が設けられている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の収容具。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の収容具が内面に設けられた断熱容器。
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