JP2022125492A - 就労管理支援装置及び就労管理支援方法 - Google Patents

就労管理支援装置及び就労管理支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】就労希望の外国人とその雇用主とのミスマッチを効率的に回避し、また、当該外国人の的確な就労管理を可能とする就労管理支援装置及び就労管理支援方法を提供する。【解決手段】就労管理支援システムにおいて、就労管理支援装置100の演算装置104は、求職者管理DB126が保持する求職者情報が示す各外国人の就労制限及び保有スキルの各情報と、求人管理DB125が保持する求人情報が示す各求人の勤務内容及び必要スキルの各条件とを照合し、マッチする外国人及び求人の組合せの情報を外国人等の端末に通知する。そして、演算装置104は、外国人の就労状況の情報を取得し、外国人の就労状況の情報に基づき各求人企業での就労実績を集計し、当該集計の結果が当該外国人の就労制限に抵触するか判定し、その結果を外国人の端末等に通知する。【選択図】図2

Description

本発明は、就労管理支援装置及び就労管理支援方法に関するものである。
我が国は慢性的な人手不足問題を抱えている。そのため、当該問題を解決すべく留学生など外国人人材の積極的な受け入れ政策を実行している。しかし、日本語や日本文化に深く馴染んでいる外国人は限定的であり、我が国特有の雇用慣行や人材ニーズ等を理解する者は更に少ない。
他方、外国人を採用しようとする企業側でも、外国人採用の十分な知見を持っていないケースが多い。そのため、求人に応募してきた外国人とそれを採用する企業との間でミスマッチが生まれやすい。
そこで、上述のような外国人と企業との間のマッチングに関連する従来技術としては、求人雇用主が、特別な知識を有することなく、在留資格が網羅的に考慮された就労希望外国人の管理手法を提供する情報処理装置(特許文献1参照)などが提案されている。
この技術は、求人を希望する雇用主と、就労を希望する就労希望者とのマッチングを支援する情報処理装置において、前記雇用主の求人の条件を示す情報を少なくとも含む前記雇用主に関する第1情報と、前記就労希望者が所定国に在留する条件を示す情報を少なくとも含む前記就労希望者に関する第2情報とを取得して管理する管理手段と、前記第1情報と前記第2情報とに基づいて、前記雇用主と前記就労希望者とのマッチングを行うマッチング手段と、前記マッチングの結果を少なくとも含む第3情報を、前記雇用主及び前記就労希望者の少なくとも一方に提示する提示手段と、を備えるものである。
特開2020-107339号公報
ところが、従来技術におけるマッチング手法であっても、外国人それぞれの技能や労働意欲等の属性と企業ごとの実際の求人ニーズをきめ細かく考慮することは困難であった。また、企業側の意識として、雇用した外国人が予定通りに業務を遂行してくれることが重要であって、他企業での就労状況も含めたトータルでの就労管理を的確に継続することはできていない。すると、当該外国人に関して、所定の就労制限を踏まえた適宜な管理を行うことは覚束ない。
そこで本発明の目的は、就労希望の外国人とその雇用主とのミスマッチを効率的に回避し、また、当該外国人の的確な就労管理を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の就労管理支援装置は、外国人の求職者情報、及び企業における求人情報を保持する記憶装置と、前記求職者情報が示す、各外国人の就労制限及び保有スキルの各情報と、前記求人情報が示す各求人の勤務内容及び必要スキルの各条件とを照合し、前記各情報と前記各条件とがマッチする外国人及び求人の組合せを特定する処理と、前記組合せの情報を、当該外国人、及び当該求人を行った求人企業の各端末に通知す
る処理と、前記外国人による前記求人企業での就労状況の情報を、前記外国人及び前記求人企業の少なくともいずれかの端末から取得して記憶装置に格納する処理と、前記外国人の前記就労状況の情報に基づき、当該外国人の就労先である各求人企業での就労実績を集計し、当該集計の結果が、当該外国人の就労制限に抵触するか判定する処理と、前記判定の結果を、前記外国人及び前記求人企業の少なくともいずれかの端末に通知する処理を実行する演算装置と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の就労管理支援方法は、情報処理装置が、外国人の求職者情報、及び企業における求人情報を保持して、前記求職者情報が示す、各外国人の就労制限及び保有スキルの各情報と、前記求人情報が示す各求人の勤務内容及び必要スキルの各条件とを照合し、前記各情報と前記各条件とがマッチする外国人及び求人の組合せを特定する処理と、前記組合せの情報を、当該外国人、及び当該求人を行った求人企業の各端末に通知する処理と、前記外国人による前記求人企業での就労状況の情報を、前記外国人及び前記求人企業の少なくともいずれかの端末から取得して記憶装置に格納する処理と、前記外国人の前記就労状況の情報に基づき、当該外国人の就労先である各求人企業での就労実績を集計し、当該集計の結果が、当該外国人の就労制限に抵触するか判定する処理と、前記判定の結果を、前記外国人及び前記求人企業の少なくともいずれかの端末に通知する処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、就労希望の外国人とその雇用主とのミスマッチを効率的に回避し、また、当該外国人の的確な就労管理が可能となる。
本実施形態の就労管理支援装置を含むネットワーク構成図である。 本実施形態の就労管理支援装置のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の求人管理データベースの構成例を示す図である。 本実施形態の求職者データベースの構成例を示す図である。 本実施形態の就労状況管理データベースの構成例を示す図である。 本実施形態における就労管理支援方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。 本実施形態における就労管理支援方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。 本実施形態における就労管理支援方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。
<ネットワーク構成について>
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の就労管理支援装置100を含むネットワーク構成図である。図1に示す就労管理支援装置100は、就労希望の外国人とその雇用主とのミスマッチを効率的に回避し、また、当該外国人の的確な就労管理を可能とするコンピュータである。
本実施形態の就労管理支援装置100は、図1で示すように、ネットワーク1を介して、ユーザ端末200、企業システム300、学校システム400、金融機関システム500、及び公的機関システム600と通信可能に接続されている。よって、これらを総称して就労管理支援システム10としてもよい。
本実施形態の就労管理支援装置100は、外国人を雇用したい企業や当該企業にて就労したい外国人をユーザとした求人マッチングサービスの提供装置と言える。また、宿泊施設管理支援装置100は、上述の求人マッチングサービスで就労が決まった外国人の就労状況に関して、複数の就労先企業を跨がって統合管理する装置でもある。
一方、ユーザ端末200は、外国人が求人マッチングサービスを利用する際に使用する端末である。具体的には、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどを想定できる。
また、企業システム300は、外国人を雇用したい上述の企業(求人企業)の業務システムである。この企業システム300は、就労管理支援装置100に対して求人情報を送信し、また、そうした求人情報で雇用できた各就労外国人の就労状況に関する情報を送信する、労務管理システムを想定できる。就労状況とは、例えば、当該企業での当該外国人の勤務シフトを想定できる。
また、学校システム400は、上述の外国人の留学先たる学校の業務システムである。この学校システム400は、学生である外国人の就学状況に関する情報を、就労管理支援装置100に対して送信するシステムとなる。就学状況とは、例えば、当該学校での当該外国人による出席対象講義の予定を想定できる。
また、金融機関システム500は、上述の外国人が口座開設した金融機関の業務システムである。この金融機関システム500は、各外国人の口座情報を保持・管理しており、例えば、一定期間ごとに入出金状況を就労管理支援装置100に通知する。
また、公的機関システム600は、外国人の入管業務を管理するシステムを想定する。この公的機関システム600は、例えば、就労管理支援装置100から、在留外国人の就労状況に関するアラートを受ける。
<ハードウェア構成>
また、本実施形態の就労管理支援装置100のハードウェア構成は、図2に以下の如くとなる。
すなわち就労管理支援装置100は、記憶装置101、メモリ103、演算装置104、および通信装置105、を備える。
このうち記憶装置101は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される。
また、メモリ103は、RAM(Random Access Memory)など揮発性記憶素子で構成される。
また、演算装置104は、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUである。
また、通信装置105は、ネットワーク1と接続して、ユーザ端末200や企業システム300など外部装置との通信処理を担うネットワークインターフェイスカード等を想定する。
なお、就労管理支援装置100がスタンドアロンマシンである場合、ユーザからのキー
入力や音声入力を受け付ける入力装置、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置、を更に備えるとすれば好適である。
また、記憶装置101内には、本実施形態の就労管理支援装置として必要な機能を実装する為のプログラム102に加えて、求人管理データベース125、求職者管理データベース126、及び就労状況管理データベース127が少なくとも記憶されている。ただし、これらデータベースについての詳細は後述する。
<データ構造例>
続いて、本実施形態の就労管理支援システム10を構成する各装置が用いる各種情報について説明する。図3に、本実施形態における求人管理データベース125の一例を示す。
本実施形態の求人管理データベース125は、企業システム300からアップロードされた求人情報を格納し、管理しているデータベースである。
この求人管理データベース125は、例えば、求人企業を一意に特定する求人企業ID
をキーとして、当該求人企業の企業名及び住所、求人内容、及び優先度といったデータを紐付けレコードの集合体となっている。
このうち、求人内容は、職種、給与、採用期間、及び採用形態、といった条件を規定したものとなる。また、優先度は、当該企業がこの求人で重視している条件とその内容を規定したものとなる。図3の例では、例えば、在留資格の有無、勤務期間や勤務時間の長さ、日本語や外国語の能力(スキル)を規定している。
また、図4に、本実施形態における求職者管理データベース126の一例を示す。本実施形態の求職者管理データベース126は、ユーザ端末200からアップロードされた求職中の外国人の情報を格納したデータベースである。
この求職者管理データベース126は、例えば、求職者である外国人を一意に特定する求職者IDをキーとして、当該外国人の国籍、氏名、住所、在留資格の種類及び番号、在留期限、就労可能期間、就労可否、銀行口座、就労中企業、就労実施状況(就労実績時間/就労可能時間)、日本語及び外国語の能力、在学先/在籍先、求職情報たる希望時給、希望勤務期間、といったデータを紐付けレコードの集合体となっている。
また、図5に、本実施形態における就労状況管理データベース127の一例を示す。本実施形態の就労状況管理データベース127は、企業で就労中の各外国人について、その就労状況に関する情報を、企業システム300から取得し格納したデータベースである。
この就労状況管理データベース127は、例えば、就労者である外国人を一意に特定する就労者IDをキーとして、当該外国人の国籍、氏名、住所、在留資格の種類及び番号、在留期限、就労可能期間、就労可否、就労中企業、就労時間、シフトといったデータを紐付けレコードの集合体となっている。
<フロー例:マッチング処理>
以下、本実施形態における就労管理支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する就労管理支援方法に対応する各種動作は、就労管理支援装置100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図6は、本実施形態における就労管理支援方法のフロー例を示す図である。この場合、就労管理支援100は、ネットワーク1を介し、企業システム300から求人情報を受信し、これを求人管理データベース125に格納する(s1)。ここで得た求人情報は、就労管理支援装置100により、上述のマッチングサービスを提供するWEBサイトにて公開し、外国人のユーザ端末200からの検索対象となるものとする。
また、就労管理支援装置100は、ネットワーク1を介し、ユーザ端末200から、当該ユーザ端末200を操作する外国人の求職情報を受信し、これを求職者管理データベース126に格納する(s2)。この求職情報は、当該外国人の在留資格や在留期間、希望する賃金レベルや職種、勤務時間といった情報を含むもので、上述のWEBサイトで当該外国人が入力したものとなる。
続いて、就労管理支援装置100は、求職者管理データベース126における各レコードが示す、各外国人の在留資格の有無、在留期限、就労可能期間、就労可否、日本語や外国語の能力、希望する時給や勤務期間の各情報と、求人管理データベース125における各レコードが示す、各求人の給与、採用期間、在留資格の有無、勤務期間、勤務時間、日本語及び外国語の能力の各条件とを照合し、求職者に関する上述の各情報と求人に関する上述の各条件とがマッチする外国人及び求人の組合せを特定する(s3)。
例えば、在留資格を有した外国人で、その就労可能期間が1年、日本語能力が上級、希望の時給が1000円以上、勤務期間が1年以内、という者に関して、給与が1100円/時、採用期間が1年以上、日本語能力が上級、という求人がマッチするとして、その組合せを特定することになる。
続いて、就労管理支援装置100は、上述のs3で特定した組合せの情報を、当該外国人のユーザ端末200、及び当該求人を行った求人企業の企業システム300に通知し(s4)、処理を終了する。求職者たる外国人からすれば、自身のニーズにマッチした求人情報を得られることになる。また、企業からすれば、必要な人材の候補者として外国人の情報を得られることになる。
なお、上述のs4の実行後、就労管理支援装置100は、当該外国人と求人企業との間での採用手続の結果について、例えば、企業システム400から通知を受け、当該外国人と求人企業との組合せに関してレコードを生成し、これを就労状況管理データベース127に格納するものとする。当該外国人が既に他の企業で就労している場合、当該外国人のレコード中の「就労中企業」のうち空欄となっている欄に値を設定することとなる。
<フロー例:就労管理処理>
続いて、本実施形態における就労管理のフローについて説明する。図9は、本実施形態における就労管理支援方法のフロー例を示す図である。この場合、就労管理支援100は、上述のように求人に応募して就労している外国人に関して、その就労状況を把握・管理する一連の処理を実行する。
まず、就労管理支援装置100は、企業で就労中の外国人に関して、その就労先の企業(求人企業)での就労状況の情報を、当該外国人のユーザ端末200及び求人企業の企業システム300、の少なくともいずれかから取得する(s10)。
また、就労管理支援装置100は、s10で得た情報を含むレコードを生成し、これを就労状況管理データベース127に格納する(s11)。具体的には、就労状況管理データベース127における、「就労中企業」ごとの「就労時間(週)」の各欄に、該当企業での就労時間の実績値を、また、「シフト」の各欄に該当企業での勤務シフトの情報を格
納する。図5の例では、就労時間として月ごとの週平均就労時間を例示しているが、これに限定しない。
続いて、就労管理支援装置100は、上述のように就労実績について情報を得た外国人に関して、当該外国人による各時間帯の就労スケジュールを特定し、当該特定した就労スケジュール(図9の画面1100)を、当該外国人のユーザ端末200及び当該求人企業の企業システム300の少なくともいずれかに通知する(s12)。
この場合、就労管理支援装置100は、就労状況管理データベース127における「シフト」欄を参照することで、外国人による各時間帯の就労スケジュールを特定し、その情報を所定のフォーマット(例:予め曜日ごとに時間帯の枠を設定したテーブル)に設定することで、図9の画面1100のごとき就労スケジュールを生成できる。
また、就労管理支援装置100は、当該外国人の留学先の学校システム400にアクセスし、当該外国人の授業スケジュールを取得するとすれば更に好適である。このように授業スケジュールを併せて取得できる場合、図9のように、当該外国人が大学での講義を受講する各曜日の時間帯と、アルバイト先の企業とそこでのシフトの時間帯の両方を合わせた就労スケジュールを生成できる。
続いて、就労管理支援装置100は、就労状況管理データベース127における各外国人の就労状況の情報に基づき、外国人一人ずつ、その就労先である各求人企業での就労実績を集計し、当該集計の結果(例:月の総就労時間)が、当該外国人の就労制限に抵触するか判定する(s13)。
外国人が複数企業で就労している場合、或いは、就労先が1つだけであっても、学業が疎かになることもいとわず長時間労働を毎日している、といった場合、月の総就労時間は長大となり、例えば、就学ビザで許容されている就労時間上限を超える恐れが出てくる。そうした場合、当該外国人にとっても、またその就労先の企業にとっても、適切ではない。
上述の判定の結果、外国人における各就労先の求人企業での総就労時間が、当該外国人の就労制限の規定値を超える見込み又は越えた場合(s14:Y)、就労管理支援装置100は、その旨について外国人のユーザ端末200及び求人企業の企業システム300の少なくともいずれかに通知(図10の画面1200)し(s15)、処理を終了する。
なお、上述のs13以降の処理は、外国人に関して新たな就労状況の情報を得るごとに実行するものとする。
<フロー例:就労終了時の管理>
続いて、外国人が就労制限での規定を超えた長時間労働を行うことを、効果的に抑止する処理について説明する。図11は、本実施形態における就労管理支援方法のフロー例を示す図である。
この場合、就労管理支援100は、或る外国人のユーザ端末200から、当該外国人が就労中であった企業での就労を終了する旨の通知を受けたとする(s20)。なお、この就労の終了の正否は現時点ではわからない。よって、当該外国人が就労を終了していないにも関わらず、終了を偽装し、さらに別の企業でも就労しようとしている可能性はある。
そこで就労管理支援装置100は、当該外国人に関して、対象企業での就労終了の正否について、当該企業の企業システム300に照会する(s21)。この照会では、少なく
とも外国人の就労者IDがキーとして使用されることになる。
一方、企業システム300では、上述の照会が含む就労者IDをキーに、自身の労務管理システムに問合せし、当該外国人が就労中であるか否か特定する。また企業システム300は、その特定結果を上述の照会への応答として就労管理支援装置100に返す。
就労管理支援装置100は、上述の照会の結果、企業システム300から、当該外国人の就労終了は正しくない、との応答を得られた場合(s22:NG)、就労状況管理データベース127における当該外国人のレコードにて、「就労中企業」欄のうち当該企業に関する欄の値について変更を行わず、就労は終了していない旨の通知(図12の画面1300)を外国人のユーザ端末200に返す(s23)。
一方、就労終了が正しいとの応答を得られた場合(s22:OK)、就労管理支援装置100は、就労状況管理データベース127での当該外国人のレコードにて、「就労中企業」欄のうち当該企業に関する欄の値について削除し、就労情報を削除した旨の通知(図13の画面1400)を外国人のユーザ端末200に返し(s24)、処理を終了する。
こうしたフローを実行することで、当該外国人が就労を終了していないにも関わらず、終了を偽装し、さらに別の企業でも就労しようとする行為を効果的に抑止できる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、就労希望の外国人とその雇用主とのミスマッチを効率的に回避し、また、当該外国人の的確な就労管理が可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の就労管理支援装置において、前記演算装置は、前記判定の結果、前記外国人における各就労先の求人企業での総就労時間が、当該外国人の就労制限の規定値を超える見込み又は越えた場合、その旨について前記通知を実行するものである、としてもよい。
これによれば、就労制限について、複数企業での就労実態を踏まえて判定し、適宜な管理を行うことができる。
また、本実施形態の就労管理支援装置において、前記演算装置は、前記外国人の前記就労状況の情報に基づき、当該外国人による各時間帯の就労スケジュールを特定し、当該特定した就労スケジュールを、当該外国人及び当該求人企業の少なくともいずれかの端末に通知する処理をさらに実行するものである、としてもよい。
これによれば、外国人の留学先での就学スケジュールや就労先での勤務シフトを特定・生成し、これを就労実態の把握・管理に提供することが可能となる。
また、本実施形態の就労管理支援装置において、前記演算装置は、前記外国人に関して新たな就労状況の情報を得るごとに、前記集計と前記判定を行うものである、としてもよい。
これによれば、就労に関する情報更新があるごとに就労管理を実行することが可能となる。
また、本実施形態の就労管理支援装置において、前記演算装置は、前記外国人の端末か
ら、当該外国人による前記求人企業での就労終了の通知を受けて、前記就労終了の正否について当該求人企業の端末に照会し、当該就労終了が正しいとの応答を得られた場合、前記外国人に関して情報を保持する前記就労状況のうち、当該求人企業の就労ステータスを就労終了とする又は当該求人企業に関する就労状況の情報を削除する処理をさらに実行するものである、としてもよい。
これによれば、外国人の過重労働やそれによる就労制限違反といった事態を効果的に回避することが可能となる。
また、本実施形態の就労管理支援方法において、前記情報処理装置が、前記判定の結果、前記外国人における各就労先の求人企業での総就労時間が、当該外国人の就労制限の規定値を超える見込み又は越えた場合、その旨について前記通知を実行する、としてもよい。
また、本実施形態の就労管理支援方法において、前記情報処理装置が、前記外国人の前記就労状況の情報に基づき、当該外国人による各時間帯の就労スケジュールを特定し、当該特定した就労スケジュールを、当該外国人及び当該求人企業の少なくともいずれかの端末に通知する処理をさらに実行する、としてもよい。
また、本実施形態の就労管理支援方法において、前記情報処理装置が、前記外国人に関して新たな就労状況の情報を得るごとに、前記集計と前記判定を行う、としてもよい。
また、本実施形態の就労管理支援方法において、前記情報処理装置が、前記外国人の端末から、当該外国人による前記求人企業での就労終了の通知を受けて、前記就労終了の正否について当該求人企業の端末に照会し、当該就労終了が正しいとの応答を得られた場合、前記外国人に関して情報を保持する前記就労状況のうち、当該求人企業の就労ステータスを就労終了とする又は当該求人企業に関する就労状況の情報を削除する処理をさらに実行する、としてもよい。
1 ネットワーク
10 就労管理支援システム
100 就労管理支援装置
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
125 求人管理データベース
126 求職者管理データベース
127 就労者管理データベース
200 ユーザ端末
300 企業システム
400 学校システム
500 金融機関システム
600 公的機関システム

Claims (10)

  1. 外国人の求職者情報、及び企業における求人情報を保持する記憶装置と、
    前記求職者情報が示す、各外国人の就労制限及び保有スキルの各情報と、前記求人情報が示す各求人の勤務内容及び必要スキルの各条件とを照合し、前記各情報と前記各条件とがマッチする外国人及び求人の組合せを特定する処理と、
    前記組合せの情報を、当該外国人、及び当該求人を行った求人企業の各端末に通知する処理と、
    前記外国人による前記求人企業での就労状況の情報を、前記外国人及び前記求人企業の少なくともいずれかの端末から取得して記憶装置に格納する処理と、
    前記外国人の前記就労状況の情報に基づき、当該外国人の就労先である各求人企業での就労実績を集計し、当該集計の結果が、当該外国人の就労制限に抵触するか判定する処理と、
    前記判定の結果を、前記外国人及び前記求人企業の少なくともいずれかの端末に通知する処理を実行する演算装置と、
    を含むことを特徴とする就労管理支援装置。
  2. 前記演算装置は、
    前記判定の結果、前記外国人における各就労先の求人企業での総就労時間が、当該外国人の就労制限の規定値を超える見込み又は越えた場合、その旨について前記通知を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の就労管理支援装置。
  3. 前記演算装置は、
    前記外国人の前記就労状況の情報に基づき、当該外国人による各時間帯の就労スケジュールを特定し、当該特定した就労スケジュールを、当該外国人及び当該求人企業の少なくともいずれかの端末に通知する処理をさらに実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の就労管理支援装置。
  4. 前記演算装置は、
    前記外国人に関して新たな就労状況の情報を得るごとに、前記集計と前記判定を行うものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の就労管理支援装置。
  5. 前記演算装置は、
    前記外国人の端末から、当該外国人による前記求人企業での就労終了の通知を受けて、前記就労終了の正否について当該求人企業の端末に照会し、当該就労終了が正しいとの応答を得られた場合、前記外国人に関して情報を保持する前記就労状況のうち、当該求人企業の就労ステータスを就労終了とする又は当該求人企業に関する就労状況の情報を削除する処理をさらに実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の就労管理支援装置。
  6. 情報処理装置が、
    外国人の求職者情報、及び企業における求人情報を保持して、
    前記求職者情報が示す、各外国人の就労制限及び保有スキルの各情報と、前記求人情報が示す各求人の勤務内容及び必要スキルの各条件とを照合し、前記各情報と前記各条件とがマッチする外国人及び求人の組合せを特定する処理と、
    前記組合せの情報を、当該外国人、及び当該求人を行った求人企業の各端末に通知する処理と、
    前記外国人による前記求人企業での就労状況の情報を、前記外国人及び前記求人企業の
    少なくともいずれかの端末から取得して記憶装置に格納する処理と、
    前記外国人の前記就労状況の情報に基づき、当該外国人の就労先である各求人企業での就労実績を集計し、当該集計の結果が、当該外国人の就労制限に抵触するか判定する処理と、
    前記判定の結果を、前記外国人及び前記求人企業の少なくともいずれかの端末に通知する処理と、
    を実行することを特徴とする就労管理支援方法。
  7. 前記情報処理装置が、
    前記判定の結果、前記外国人における各就労先の求人企業での総就労時間が、当該外国人の就労制限の規定値を超える見込み又は越えた場合、その旨について前記通知を実行する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の就労管理支援方法。
  8. 前記情報処理装置が、
    前記外国人の前記就労状況の情報に基づき、当該外国人による各時間帯の就労スケジュールを特定し、当該特定した就労スケジュールを、当該外国人及び当該求人企業の少なくともいずれかの端末に通知する処理をさらに実行する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の就労管理支援方法。
  9. 前記情報処理装置が、
    前記外国人に関して新たな就労状況の情報を得るごとに、前記集計と前記判定を行う、
    ことを特徴とする請求項6に記載の就労管理支援方法。
  10. 前記情報処理装置が、
    前記外国人の端末から、当該外国人による前記求人企業での就労終了の通知を受けて、前記就労終了の正否について当該求人企業の端末に照会し、当該就労終了が正しいとの応答を得られた場合、前記外国人に関して情報を保持する前記就労状況のうち、当該求人企業の就労ステータスを就労終了とする又は当該求人企業に関する就労状況の情報を削除する処理をさらに実行する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の就労管理支援方法。
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