JP2020135647A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自社に転職を希望する求職者がいる場合に、その求職者が以前に属していた企業等から、当該求職者の人事的評価に関する情報を効率良く取得できる手法を提供すること。【解決手段】受付部101は、会社C1の被用者として使用されていた求職者Uが、会社C2の被用者として使用されることを望む場合に、求職者U又は会社C2から、求職者Uのリファレンス情報の提示を求める問合せの受付けを行う。通知部103は、問合せの受付けが行われると、会社C1に対し、問合せがあった旨を通知する。取得部104は、会社C1への通知の結果として、会社C1から、リファレンス情報を提示された場合に、これを取得する。提示部105は、取得されたリファレンス情報を、会社C2に提示する。これにより、上記の課題を解決する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
複数の企業が人事情報を共有することを目的とした技術は存在する(例えば特許文献1)。
特開2014−049107号公報
例えば特許文献1に記載された技術は、統合化された給与制度と、人材スキルの評価制度とを多数の企業が共用することで、人事情報システムを共有するものである。
しかしながら、企業等は、独自の人事管理システムによって従業員等を夫々管理するのが通常であり、多数の企業間で給与制度や人材スキルの評価制度を統合化することは困難である。
このため、企業等は、他の企業に属する(又は属していた)人材の人事的評価に関する情報を取得することはできなかった。
その結果、企業の人事担当者は、自社に転職を希望する者がいる場合であっても、その者が以前に属していた企業における、その者の人事的評価に関する情報を取得することができなかった。
このため、企業の人事担当者は、提出された履歴書及び職務経歴書から得られる限られた情報や、その者と面接を行うことで得られる印象等に基づいて、短期間でその者の採用の有無を判断しなければならなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、自社に転職を希望する求職者がいる場合に、その求職者が以前に属していた企業等から、当該求職者の人事的評価に関する情報を効率良く取得できる手法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の表示制御装置は、
第1使用者の被用者として使用されていた求職者が、第2使用者の被用者として使用されることを望む場合に、当該求職者又は当該第2使用者から、当該求職者の評価に関する第1情報の提示を求める問合せの受付けを行う受付手段と、
前記受付けが行われると、前記第1使用者に対し、前記問合せがあった旨を通知する通知手段と、
前記通知の結果として、前記第1使用者から、前記第1情報を提示された場合に、これを取得する取得手段と、
取得された前記第1情報を、前記第2使用者に提示する提示手段と、
を備える。
また、前記求職者を一意に識別する情報に、前記取得手段により取得された1以上の前記第1情報を紐付けて、前記求職者毎に管理する管理手段をさらに備えることができる。
また、前記第1使用者から提示された前記第1情報の対象及び情報源の少なくとも一方に基づいて、当該第1情報の、情報としての価値のランク付けを行うランク付手段をさらに備えることができる。
また、前記ランク付手段は、
前記第1情報の対象に含まれ得る、前記第1使用者を示す名称、前記求職者が属していた部署を示す名称、及び前記求職者を示す名称と、前記第1情報の情報源に含まれ得る、前記第1使用者の人事を担当する部署、及び当該部署に属する、前記求職者の人事を担当していた者とのうち少なくとも1つに基づいて、前記第1情報の価値のランク付けを行うことができる。
また、前記提示手段は、さらに、前記第2使用者における、前記第1情報の提示を行った実績の有無、及び提示した前記第1情報の内容に応じて、当該第2使用者に提示する前記第1情報の価値に差を設けることができる。
本発明によれば、自社に転職を希望する求職者がいる場合に、その求職者が以前に属していた企業等から、当該求職者の人事的評価に関する情報を効率良く取得できる手法を提供することが可能となる。
本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む、情報処理システムにより実現可能なリファレンスチェック支援サービスの概要を示すイメージ図である。 本サービスにおいて提示されるリファレンス情報のランク付けに用いられる、「情報の対象」及び「情報源」の夫々の種類とランクとを示す図である。 本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む、情報処理システムの構成を示す図である。 図3の情報処理システムを構成するサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4のサーバ1を含む情報処理システムの機能的構成のうち、リファレンスチェック処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を適宜参照しつつ説明する。
[サービス概要]
図1は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバ1を含む、情報処理システムにより実現可能なリファレンスチェック支援サービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要を示すイメージ図である。
まず図1及び図2を参照しつつ、後述する図3の情報処理システムの適用対象となる本サービスの概略について説明する。
本サービスは、企業等の人事担当者Jが、自社に転職を希望する者U(以下、「求職者U」と呼ぶ)のリファレンスチェックに有用となり得る情報(以下、「リファレンス情報」と呼ぶ)を取得したい場合に利用するサービスである。
ここで、「リファレンスチェック」とは、企業等が求職者を中途採用する際に、信用調査の一環として、その者の前職の在籍期間、実績、人物像などの調査を事前に行うことをいう。
本サービスによれば、当該求職者Uが以前に属していた1以上の企業等から、当該求職者Uのリファレンス情報を効率良く取得することができる。その結果、リファレンスチェックを容易に行うことができる。
ここで、「企業等」とは、事業等を遂行するために従業員や職員等として採用した他人を、被用者として使用する使用者のことをいう。法人、国、地方公共団体等は、いずれも「企業等」に含まれる。
図1には、会社C1を退社した求職者Uが、転職先として選んだ会社C2に対し、自身を採用してもらうべく所定の応募を行ったケースが示されている。なお、会社C1及びC2は、いずれも本サービスを利用するユーザとして、予め本サービスに登録されているものとする。
ここで、従来からある手法によれば、求職者Uは、まず、転職を希望する会社C2に対し、自身の履歴書と職務経歴書(以下、「履歴書等」と呼ぶ)を送付する。履歴書等の送付を受けた会社C2の人事担当者J2は、履歴書等から得られる情報に基づいて、求職者Uに対する面接の有無を決定する。その後、求職者Uと、会社C2の人事担当者J2等との面接が行われて、求職者Uの採用の有無が決定する。
このように、従来からある手法の場合、履歴書等に記載できる情報と、面接においてやり取りされる情報とからなる限られた情報に基づいて、求職者Uの採用の有無が決定されることになる。このため、求職者Uの立場からすれば、会社C2に対し、自身の「売り」を十分にアピールすることができない場合がある。これは、言い換えると、会社C2の人事担当者J2の立場からすれば、求職者Uの「売り」を十分に理解することができなかったことにもなる。
また、近年、「履歴書等に最低限記載すべき内容」、「企業に好印象を与える履歴書等の書き方」など、求職者Uが履歴書等を記載する際に参考にし得る情報は、市販されている書籍やインターネット上のWebサイト等に溢れている。また、「面接試験で企業に伝えるべき内容」、「正しい面接試験の受け方」など、求職者Uが面接を受ける際に参考にし得る情報も同様である。
以上のような理由から、会社C2の人事担当者J2は、履歴書等に記載された情報、及び面接においてやり取りされる情報から、求職者Uの「人となり」を正確に把握することは困難であった。
このため、求職者Uの会社C2への採用が見送られた場合には、計り知れないとも言い得るが、将来、会社C2に大きなメリットを生じさせたであろう求職者Uの採用が見送られていた、ということもあり得る。
そこで、本サービスによれば、会社C2は、求職者Uが本サービスに登録することを前提として、求職者Uが退職した会社C1に対し、求職者Uのリファレンス情報の提示を求めることができる。
なお、ここでいう「提示」には、第1の情報処理装置(例えば図1のサーバ1)の制御の下で送信されたリファレンス情報が、送信先である第2の情報処理装置(例えば図1の人事端末3−2)において出力されることで、第2の情報処理装置の操作を行う者(例えば図1の人事担当者J2)に、リファレンス情報を認識させることが含まれるものとする。
会社C1(特に人事部S1)には、通常、求職者Uが会社C1に属していた時代の業務上の評価に関する情報(役職、成績、態度、周囲からの評価等)のみならず、家族構成等のプライベートな情報等が保管されている。
なお、上述したように、会社C1及びC2は、いずれも本サービスの利用者であることが前提となっている。このため、ユーザ間における本サービスの円滑利用を確保する見地から、本サービスでは、ユーザ(例えば会社C1及びC2)に対し、自社に属していた者のリファレンス情報を所定期間保管することについて協力(場合によっては義務)を求めてもよい。
会社C2からのリファレンス情報の提示の求めに対し、会社C1からリファレンス情報の提示があった場合には、会社C2の人事担当者J2は、本サービスを介して求職者Uのリファレンス情報を取得することができる。
これにより、会社C2の人事担当者J2は、求職者Uのリファレンスチェックを行うにあたり、本サービスを利用することで取得した求職者Uのリファレンス情報を参考にすることができる。
その結果、求職者Uの「人となり」を容易に把握することが可能となるので、例えば、後に会社Cに大きなメリットを生じさせたかもしれない求職者Uの採用を知らぬ間に見送ってしまうような事態を避けることができる。
ここで、本サービスの流れについて説明する。
上述したように、会社C2が本サービスの利用によるメリットを享受するためには、求職者Uの本サービスへのユーザ登録が前提となる。
図1に示すように、求職者Uは、求職者端末2を操作することで、本サービスへのユーザ登録を行う。具体的には、図示はしないが、所定の入力フォームに対し、所定の登録事項を入力することで、本サービスのユーザとして登録することができる。
求職者Uが本サービスのユーザとして登録される場合、ステップS1において、サーバ1は、求職者Uに対し、求職者Uを一意に識別する情報として、「求職者ID」を付与する。
ここで、求職者Uが、転職を希望する会社C2に採用してもらうための応募を行うと、会社C2の人事担当者J2は、リファレンスチェックを開始する。
具体的には、ステップS2において、人事端末3−2は、人事担当者J2による操作に基づいて、サーバ1に対し、会社C1が保有している求職者Uのリファレンス情報の提示を求める問合せを行う。なお、人事担当者J2は、本サービスの利用にあたり、会社C1(求職者Uの前職)の存在を認識している必要はない。
本サービスでは、会社C2から求職者Uのリファレンス情報の提示を求める問合せが行われると、求職者Uが属していた会社C1に対し、当該問合せがあった旨の通知が行われる。
具体的には、ステップS3において、サーバ1は、会社C1の人事部S1で管理されている人事端末3−1に対し、求職者Uのリファレンス情報の提示を求める問合せがあった旨を通知する。
本サービスから、会社C1に対し、求職者Uのリファレンス情報の提示を求める問合せがあった旨の通知が行われると、会社C1の人事担当者J1は、自身が属する人事部S1の判断に従って行動する。
人事部S1による判断が、本サービスに対し、求職者Uのリファレンス情報を「提示してもよい」というものである場合には、人事担当者J1は、本サービスに対し、求職者Uのリファレンス情報を提示する。これに対して、人事部S1による判断が、本サービスに対し、求職者Uのリファレンス情報を「提示してはならない」というものである場合には、人事担当者J1は、本サービスに対し、求職者Uのリファレンス情報を提示しない。つまり、会社C1が求職者Uのリファレンス情報を提示するか否かは、専ら会社C1による任意の選択事項となる。ただし、本サービスでは、会社C1がリファレンス情報の提示を積極的に行うようにするための措置が設けられている。なお、当該措置の内容については後述する。
会社C1から、本サービスに対し、求職者Uのリファレンス情報の提示が行われる場合には、人事担当者J1は、人事部S1の人事端末3−1を操作することにより、自社が保有する求職者Uのリファレンス情報の提示を行う。
具体的には、ステップS4において、人事端末3−1は、サーバ1に対し、求職者Uのリファレンス情報の提示を行う。
本サービスでは、会社C1からサーバ1に対し、求職者Uのリファレンス情報の提示が行われると、提示されたリファレンス情報の管理が行われる。
具体的には、ステップS5において、サーバ1は、求職者Uの求職者IDに、提示されたリファレンス情報を紐付けて管理する。
ここで、本サービスによれば、求職者ID、及びこれに紐付けられるリファレンス情報は、Web上で容易に取り交わすことができる求職者Uの名刺のように活用することができる。このため、本サービスでは、求職者IDと、これに紐付けられるリファレンス情報とのセットを「Web名刺」と呼び、サーバ1のWeb名刺DB181に記憶させて求職者U毎に管理する。
本サービスは、問合せを行った会社C2に対し、会社C1により提示され、Web名刺DB181に記憶されている、求職者UのWeb名刺を提示する。
具体的には、ステップS6において、サーバ1は、人事端末3−2に対し、求職者Uの求職者ID、及びリファレンス情報を提示する。
これにより、会社C2の人事担当者J2は、求職者Uの採用の有無を判断するにあたり、本サービスを介して取得した求職者UのWeb名刺に含まれるリファレンス情報を参考にすることができる。
その結果、求職者Uの「人となり」を容易に把握することが可能となるので、リファレンスチェックを容易に行うことが可能となる。
このように、会社C2に提示されるリファレンス情報は、会社C1により提示されるものであるが、リファレンス情報の対象、又はリファレンス情報の情報発信源(以下、「情報源」と呼ぶ)によって、情報としての価値が異なってくる。
つまり、リファレンス情報は、求職者U個人を特定したものに限定されず、求職者Uに関連する情報も含まれ得るため、例えば、求職者Uが属していた部署に関する情報や、求職者Uが属していた会社C1に関する情報も含まれ得る。また、リファレンス情報の情報源として、求職者Uの人事を実際に担当していた者である場合もあれば、その担当者が属する人事担当部門の他の者である場合もある。また、情報源が、会社C1の人事担当部門である場合や、会社C1である場合もある。
このように、リファレンス情報には、その対象や情報源によって違いがあるため、信頼性の高い情報もあれば、信頼性の低い情報もあり得る。
このため、本サービスでは、すべてのリファレンス情報を一律に同一価値として取り扱うことは、求職者Uの一生を左右し得る採用業務を遂行する上で妥当ではないとし、情報としての価値についてのランク付けが行われる。
これにより、リファレンス情報を提示された会社C2は、リファレンス情報のランクに応じて、「信頼に値する」、「一応の信頼を置く」、又は「参考情報程度」といったような区分けを行うことができるようになる。
その結果、例えば、それほど信頼性が高いともいえないリファレンス情報が決め手となり、求職者Uの採用を見送ってしまった、といった事態が生じることを未然に防ぐことができる。
具体的には、本サービスでは、同じ求職者Uのリファレンス情報について、その「情報の対象」又は「情報源」の違いに応じて、情報としての価値についてのランク付けを行う。
図2は、本サービスにおいて提示されるリファレンス情報のランク付けに用いられる、「情報の対象」及び「情報源」の夫々の種類とランクとを示す図である。
図2(A)には、リファレンス情報のランク付けに用いられる、「情報の対象」の種類とランクとが示されている。
具体的には、「情報の対象」が「求職者(個人名特定)」である場合には、「情報としての価値」を示すランクは「◎」となっている。これは、リファレンス情報の対象が、求職者Uを特定しているものである場合には、情報としての価値が極めて高いことを示している。
また、「情報の対象」が「求職者が属していた部署」である場合には、「情報としての価値」を示すランクは「○」となっている。これは、リファレンス情報の対象が、求職者Uを特定している情報ではないものの、求職者Uが所属していた部署を特定している情報であるため、情報としての価値は比較的高いことを示している。
また、「情報の対象」が「求職者が退職した会社」である場合には、「情報としての価値」を示すランクは「△」となっている。これは、リファレンス情報の対象が、求職者Uを特定している情報や、所属していた部署を特定している情報ではなく、求職者Uが勤めていた会社(例えば図1の会社C1)を特定している情報にすぎないため、情報としての価値は高くないことを示している。
図2(B)には、リファレンス情報のランク付けに用いられる、「情報源」の種類とランクとが示されている。
具体的には、「情報源」が「求職者の人事を担当していた者」である場合には、「情報としての価値」を示すランクは「◎」となっている。これは、リファレンス情報の情報源が、実際に求職者Uの人事を担当していた者(例えば図1の人事担当者J1)である場合には、情報としての価値が極めて高いことを示している。
また、「情報源」が「求職者が退職した会社の人事担当部門」である場合には、「情報としての価値」を示すランクは「○」となっている。これは、リファレンス情報の情報源が、求職者Uの人事を実際に担当していた者ではないものの、その者が属する人事担当部門(例えば図1の人事部S1)であるため、情報としての価値は比較的高いことを示している。
また、「情報源」が「求職者が退職した会社」である場合には、「情報としての価値」を示すランクは「△」となっている。これは、リファレンス情報の情報源が、実際に求職者Uの人事を担当していた者でも、その者が所属する人事担当部門でもなく、求職者Uが務めていた会社(例えば図1の会社C1)であるため、情報としての価値は高くないことを示している。
図2(A)及び図2(B)の夫々に示されている情報は、サーバ1のランクDB182に記憶されて管理されている。
[システム構成]
次に、図1に示す本サービスの提供を実現化させる情報処理システムの構成について説明する。
図3は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバ1を含む、情報処理システムの構成を示す図である。
図3に示す情報処理システムは、サーバ1と、求職者端末2と、人事端末3とを含むように構成されている。
サーバ1、求職者端末2、及び人事端末3は、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
(サーバ)
サーバ1は、サービス提供者(図示せず)により管理される情報処理装置である。サーバ1は、求職者端末2、及び人事端末3と適宜通信をしながら、本サービスを実現するための各種処理を実行する。
具体的には、サーバ1は、求職者Uにより、求職者端末2に対し、本サービスへのユーザ登録を行うための所定の入力操作が行われた場合には、その入力内容に基づいて、本サービスへの登録を行う。また同時に、サーバ1は、本サービスに登録された求職者Uに対し、求職者IDを付与する。
また、サーバ1は、人事端末3(例えば図1の人事端末3−2)から、求職者Uのリファレンス情報の提示を求める問合せが行われた場合には、これを受付けて、求職者Uが属していた会社C(例えば図1の会社C1)の人事端末3(例えば図1の人事端末3−1)に対し、当該問合せがあった旨の通知を行う。
また、サーバ1は、人事端末3(例えば図1の人事端末3−1)から、求職者Uのリファレンス情報を提示された場合には、これを取得し、Web名刺DB181に記憶させて求職者U毎に管理する。
また、サーバ1は、問合せを行った人事端末3(例えば図1の人事端末3−2)に対し、求職者Uの求職者ID、及びリファレンス情報を提示する。
また、サーバ1は、リファレンス情報について、その「情報の対象」又は「情報源」の違いに応じて、情報としての価値についてのランク付けを行う。
(求職者端末)
求職者端末2−1乃至2−n(nは1以上の整数値)の夫々は、求職者U1乃至Unの夫々により操作される情報処理装置であって、例えばスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等で構成される。
以下、求職者U1乃至Unを区別せずに「求職者U」と呼んでいる場合、求職者端末2−1乃至2−nをまとめて、「求職者端末2」と呼ぶ。
求職者端末2は、本サービスにユーザ登録するための所定の入力操作を受付ける。
求職者端末2には、本サービスの提供を受けるための専用のアプリケーションプログラム(以下、「専用アプリ」と呼ぶ)がインストールされている。なお、以下、断りのない限り、「求職者Uが求職者端末2を操作する」と表現している場合、それは、求職者Uが、求職者端末2にインストールされた専用アプリを起動して各種操作を行うことを意味するものとする。
(人事端末)
人事端末3−1乃至3−m(mは1以上の整数値)の夫々は、人事担当者J1乃至Jmの夫々が操作する情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
以下、人事担当者J1乃至Umを区別せずに「人事担当者J」と呼んでいる場合、人事端末3−1乃至3−mをまとめて、「人事端末3」と呼ぶ。
例えば人事端末3は、図1の人事端末3−1のように、自社に転職を希望する求職者Uのリファレンスチェックを行う側の会社C(例えば図1の会社C2)の人事担当者J(例えば図1の人事担当者J2)により操作される場合がある。この場合、人事端末3は、サーバ1に対し、リファレンス情報の提示を求める問合せを行うとともに、提示されたリファレンス情報の取得と、表示とを行う。
また例えば、人事端末3は、図1の人事端末3−1のように、自社を退職した求職者Uのリファレンス情報の提示を求められる側の会社C(例えば図1の会社C1)の人事担当者J(例えば図1の人事担当者J1)により操作される場合がある。この場合、人事端末3は、サーバ1から、求職者Uのリファレンス情報の提示を求める問合せがあった旨の通知を受付けるとともに、リファレンス情報の提示を行う。
即ち、人事端末3は、人事担当者Jが、求職者Uのリファレンス情報を求める立場である場合と、求職者Uのリファレンス情報を求められる立場である場合とがあり、夫々実行する処理が異なる。
換言すると、例えば図1の例では、会社C2の人事担当者J2は、求職者Uのリファレンス情報を求める立場にあり、会社C1の人事担当者J1は、求職者Uのリファレンス情報を求められる立場にあるが、その立場が逆転する場合がある。また、会社C1を退職した求職者Uが、会社C2に転職した後、例えば数年で会社C1を退社し、図示しない会社C3にさらに転職を希望するような場合がある。このような場合には、会社C3の人事端末3−3(図示せず)から、会社C1及びC2の夫々の人事端末3−1及び3−2の夫々に対し、求職者Uのリファレンス情報の提示を求める問合せがあった旨が通知される。また、「情報の新しさ」を優先することとして、前職(会社C2)のみに通知されるようにすることもできる。
ここで、リファレンス情報を求める側の会社C2としては、できる限り情報としての価値が高い(ランクが高い)リファレンス情報を取得し、当該情報に基づいたリファレンスチェックを行いたいと考えるのが通常である。
これに対し、リファレンス情報を求められる側の会社C1としては、提示を求めている会社C2が競合他社であったり、リファレンス情報の提示がルーチン業務に直接関係しなかったりするため、非協力的になるおそれがある。このため、リファレンス情報を求められる側の会社C1は、リファレンス情報を提示することについて消極的になる場合がある。
このような事情から、本サービスでは、積極的にリファレンス情報の提示を行った会社C1については、後にリファレンス情報を求める立場(会社C2の立場)になったときに、所定のメリットを享受できるようにすることができる。
具体的には例えば、図1の例では、会社C1は、リファレンス情報の提示を積極的に行うことにより、後に会社C2の立場になったときに、情報としての価値が高い(ランクが高い)リファレンス情報を提示してもらうことができる。
これにより、各会社Cが、自社が後に本サービスを利用してリファレンスチェックを行うことを見越して、前もってリファレンス情報の提示を積極的に行うようになることが期待できる。
サーバ1を含む情報処理システムが以上のような構成を有することにより、自社(例えば図1の会社C2)に転職を希望する求職者Uがいる場合に、その求職者Uが以前に属していた企業等(例えば図1の会社C1)から、求職者Uのリファレンス情報を効率良く取得することができる。
[ハードウェア構成]
次に、図3の情報処理システムを構成するサーバ1のハードウェア構成について説明する。
図4は、図3の情報処理システムを構成するサーバ1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memoy)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、液晶等のディスプレイにより構成され、各種画像を表示する。
入力部17は、各種ハードウェアボタン等で構成され、操作者の指示操作に応じて各種情報を入力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(求職者端末2、及び人事端末3との間で行う通信を制御する。
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア30が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア30から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図3の情報処理システムのうち、求職者端末2、及び人事端末3も、図4に示すハードウェア構成を有している。ただし、求職者端末2、及び人事端末3がスマートフォンやタブレットで構成される場合には、出力部16及び入力部17として、タッチパネルを有している。
このような図4のサーバ1の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、サーバ1において、リファレンスチェック支援処理等の各種処理の実行が可能になる。その結果、サービス提供者(図示せず)は、求職者Uや人事担当者Jに対し、上述のサービスを提供することができる。
「リファレンスチェック支援処理」とは、リファレンスチェックを行おうとする会社C(例えば図1の会社C2)の人事担当者J(例えば図1の人事担当者J2)に対し、取得したリファレンス情報の少なくとも一部を提示する処理のことをいう。
以下、リファレンスチェック処理を実行するための機能構成について説明する。
[機能的構成]
図5は、図4のサーバ1を含む情報処理システムの機能的構成のうち、リファレンスチェック処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、サーバ1のCPU11においては、リファレンスチェック処理の実行が制御される場合、受付部101と、管理部102と、通知部103と、取得部104と、提示部105と、ランク付部106とが機能する。
受付部101は、第1使用者の被用者として使用されていた求職者Uが、第2使用者の被用者として使用されることを望む場合に、求職者U又は第2使用者から、求職者Uの評価に関する第1情報の提示を求める問合せの受付けを行う。
具体的には例えば、図1の例では、受付部101は、退職した会社C1に勤めていた求職者Uが、会社C2への転職を希望する場合に、会社C2から、求職者Uのリファレンス情報の提示を求める問合せの受付けを行う。
管理部102は、求職者U1乃至Unの夫々が本サービスを利用するために必要となる情報として、本サービスのユーザ登録時に提示された各種情報を管理する。
また、管理部102は、本サービスにユーザ登録された求職者U1乃至Unの夫々に求職者IDを付与する。また、管理部102は、後述する取得部104によりリファレンス情報が取得された場合には、これを求職者IDに紐付けて管理する。リファレンス情報が紐付けられた求職者IDは、Web名刺DB181に記憶されて、求職者U毎に管理される。
通知部103は、受付けが行われると、第1使用者に対し、問合せがあった旨を通知する。
具体的には例えば、図1の例では、通知部103は、受付部101による受付けが行われると、会社C1の人事端末3−1に対し、リファレンス情報の提示を求める問合せがあった旨を通知する。
取得部104は、通知の結果として、第1使用者から第1情報を提示された場合に、これを取得する。
具体的には例えば、図1の例では、取得部104は、会社C1に対する通知の結果として、会社C1から求職者Uのリファレンス情報が提示された場合に、これを取得する。取得部104により取得された求職者Uのリファレンス情報は、Web名刺DB181において求職者Uの求職者IDに紐付けられて管理される。
提示部105は、取得された第1情報を、求職者又は第2使用者に提示する。
具体的には例えば、図1の例では、提示部105は、取得部104により取得された求職者Uのリファレンス情報を、会社C2の人事端末3−2に提示する。
また、提示部105は、リファレンス情報の提示を求めた会社C2が、過去にリファレンス情報の提示を求められた実績がある場合には、以下のように取り扱う。即ち、提示部105は、過去に提示したリファレンス情報の情報としての価値の高さ(ランクの高さ)に応じて、会社C2に提示するリファレンス情報の、情報としての価値の高さ(ランクの高さ)に差異を設ける。
これにより、積極的にリファレンス情報の提示を行った会社C2については、後にリファレンス情報を求める立場になったときに所定のメリットを享受できるようにすることができる。
その結果、各会社Cが、自社が後に本サービスを利用してリファレンスチェックを行うことを見越して、前もってリファレンス情報の提示を積極的に行うようになることが期待できる。
ランク付部106は、第1使用者から提示された第1情報の対象及び情報源の少なくとも一方に基づいて、第1情報の、情報としての価値のランク付けを行う。
具体的には例えば、図1の例では、ランク付部106は、会社C1から提示されたリファレンス情報の対象及び情報源に基づいて、図2に示すように、リファレンス情報の、情報としての価値のランク付けを行う。
これにより、リファレンス情報を提示された会社C2は、リファレンス情報のランクに応じて、「信頼に値する」、「一応の信頼を置く」、又は「参考情報程度」といったような区分けを行うことができるようになる。
その結果、例えば、それほど信頼性が高いともいえないリファレンス情報が採用の決め手になってしまったり、反対に、本来信頼性が高いはずのリファレンス情報が軽んじられ、結果的に求職者Uの採用が見送られてしまった、といった事態を避けることができる。
以上の機能的構成を有するサーバ1により、リファレンスチェック支援処理を実行することができる。
これにより、自社(例えば図1の会社C2)に転職を希望する求職者Uがいる場合に、その求職者Uが以前に属していた企業等(例えば図1の会社C1)から、求職者Uのリファレンス情報を効率良く取得することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、リファレンスチェックの手法については、上述の実施形態では、求職者Uが転職を希望する会社C2から、当該求職者Uの前職の会社C1にリファレンス情報の提示が求められる手法が採用されていたが、特にこれに限定されない。例えば、求職者UnoWeb名刺がネットワークを通じて会社C1及び会社C2に閲覧可能な状態であれば、会社C2は、会社C1に対して、当該Web名刺に記載されている内容の正否等を問い合わせることで、リファレンスチェックをするという手法を採用することもできる。
例えば、上述の実施形態では、求職者Uが属する(又は属していた)対象は、「会社」であるが、これに限られない。会社以外の法人、国、地方公共団体など、事業を遂行するために他人を被用者として採用して使用する使用者であれば、いずれも求職者Uが属する(又は属していた)対象とすることができる。
また例えば、上述の実施形態では、リファレンス情報の「情報源」として、求職者Uの人事を実際に担当していた者(例えば図1の人事担当者J1)、求職者Uが属していた会社の人事担当部門(例えば図1の人事部S1)、求職者Uが属していた会社(例えば図1の会社C1)が挙げられているが、これらは例示にすぎない。例えば、求職者Uが属していた部署の同僚、人事部門以外の部門等を情報源とするリファレンス情報があってもよい。
また例えば、上述の図2(A)及び(B)に示す例では、リファレンス情報のランク付けの手法として、「◎」「○」「△」による手法が用いられているが、これに限定されない。例えば「A」「B」「C」等のアルファベットを用いたランク付けが行われてもよいし、「1」「2」「3」等の数値を用いたランク付けが行われてもよい。また、それ以外の手法が用いられてもよい。
また例えば、上述の実施形態では、求職者Uのリファレンス情報の提示を求める主体は、リファレンスチェックを実際に行う会社C(例えば図1の会社C2)となっているが、これに限定されない。求職者U自らがリファレンス情報の提示を求めてもよい。この場合、求職者Uは、求職者端末2を操作することにより、サーバ1に対し、自身のリファレンス情報の提示を求める問合せを行う。
また例えば、上述の実施形態では、求職者端末2及び人事端末3の夫々にインストールされた専用アプリを起動させることで、求職者端末2及び人事端末3の夫々において本サービスを利用することができるとしている。ただし、これは本サービスを利用するための手法の一例に過ぎない。専用アプリをインストールすることなく、所定のウェブサイトにアクセスし、所定のログイン操作を行うことで本サービスを利用できるようにしてもよい。
また、図4に示すサーバ1のハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図5に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図5の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図5に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものである。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図5のサーバ1)は、
第1使用者(例えば図1の会社C1)の被用者(例えば従業員)として使用されていた求職者(例えば図1の求職者U)が、第2使用者(例えば図1の会社C2)の被用者として使用されることを望む場合に、当該求職者又は当該第2使用者から、当該求職者の評価に関する第1情報(例えばリファレンス情報)の提示を求める問合せの受付けを行う受付手段(例えば図5の受付部101)と、
前記受付けが行われると、前記第1使用者に対し、前記問合せがあった旨を通知する通知手段(例えば図5の通知部103)と、
前記通知の結果として、前記第1使用者から、前記第1情報を提示された場合に、これを取得する取得手段(例えば図5の取得部104)と、
取得された前記第1情報を、前記第2使用者に提示する提示手段(例えば図5の提示部105)と、
を備える。
これにより、自社(例えば図1の会社C2)に転職を希望する求職者Uがいる場合に、その求職者Uが以前に属していた企業等(例えば図1の会社C1)から、求職者Uのリファレンス情報を効率良く取得することができる。
また、前記求職者を一意に識別する情報(例えば求職者ID)に、前記取得手段により取得された1以上の前記第1情報を紐付けて、前記求職者毎に管理する管理手段(例えば図5のWeb名刺DB181)をさらに備えることができる。
これにより、求職者U1乃至Unの夫々についての、求職者IDと、これに紐付けられたリファレンス情報とのセットを、Web上で取り交わすことができるWeb名刺として、求職者U毎に管理することができる。
また、前記第1使用者から提示された前記第1情報の対象及び情報源の少なくとも一方に基づいて、当該第1情報の、情報としての価値のランク付けを行うランク付手段(例えば図5のランク付部106)をさらに備えることができる。
また、前記ランク付手段は、
前記第1情報の対象に含まれ得る、前記第1使用者を示す名称(例えば図1の会社C1の名称)、前記求職者が属していた部署を示す名称(例えば図1の人事部S1)、及び前記求職者を示す名称(例えば図1の人事担当者J1の名称)と、前記第1情報の情報源に含まれ得る、前記第1使用者の人事を担当する部署(例えば図1の人事部S1)、及び当該部署に属する、前記求職者の人事を担当していた者(例えば図1の人事担当者J1)とのうち少なくとも1つに基づいて、前記第1情報の価値のランク付けを行うことができる。
これにより、会社C2は、リファレンス情報のランクに応じて、「信頼に値する」、「一応の信頼を置く」、又は「参考情報程度」といったような区分けを行うことができるようになる。その結果、例えば、それほど信頼性が高いともいえないリファレンス情報が採用の決め手になってしまったり、反対に、本来信頼性が高いはずのリファレンス情報が軽んじられ、結果的に求職者Uの採用が見送られてしまった、といった事態を避けることができる。
また、前記提示手段は、さらに、前記第2使用者(例えば図1の会社C2)における、前記第1情報(例えばリファレンス情報)の提示を行った実績の有無、及び提示した前記第1情報の内容に応じて、当該第2使用者に提示する前記第1情報の価値に差を設けることができる。
これにより、積極的にリファレンス情報の提示を行った会社C1については、後にリファレンス情報を求める立場になったときに所定のメリットを享受できるようにすることができる。その結果、各会社Cが、自社が後に本サービスを利用してリファレンスチェックを行うことを見越して、前もってリファレンス情報の提示を積極的に行うようになることが期待できる。
1:サーバ、2,2−1乃至2−n:求職者端末、3,3−1乃至3−m:人事端末、11:CPU、12:ROM、13:RAM、14:バス、15:入出力インターフェース、16:出力部、17:入力部、18:記憶部、19:通信部、20:ドライブ、30:リムーバブルメディア、101:受付部、102:管理部、103:通知部、104:取得部、105:提示部、106:ランク付部、181:Web名刺DB、182:ランクDB、N:ネットワーク、U,U1乃至Un:求職者、J,J1乃至Jm:人事担当者、C,C1,C2:会社、S:情報処理装置において実行される処理の各ステップ

Claims (5)

  1. 第1使用者の被用者として使用されていた求職者が、第2使用者の被用者として使用されることを望む場合に、当該求職者又は当該第2使用者から、当該求職者の評価に関する第1情報の提示を求める問合せの受付けを行う受付手段と、
    前記受付けが行われると、前記第1使用者に対し、前記問合せがあった旨を通知する通知手段と、
    前記通知の結果として、前記第1使用者から、前記第1情報を提示された場合に、これを取得する取得手段と、
    取得された前記第1情報を、前記第2使用者に提示する提示手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記求職者を一意に識別する情報に、前記取得手段により取得された1以上の前記第1情報を紐付けて、前記求職者毎に管理する管理手段をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1使用者から提示された前記第1情報の対象及び情報源の少なくとも一方に基づいて、当該第1情報の、情報としての価値のランク付けを行うランク付手段をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ランク付手段は、
    前記第1情報の対象に含まれ得る、前記第1使用者を示す名称、前記求職者が属していた部署を示す名称、及び前記求職者を示す名称と、前記第1情報の情報源に含まれ得る、前記第1使用者の人事を担当する部署、及び当該部署に属する、前記求職者の人事を担当していた者とのうち少なくとも1つに基づいて、前記第1情報の価値のランク付けを行う、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記提示手段は、さらに、前記第2使用者における、前記第1情報の提示を行った実績の有無、及び提示した前記第1情報の内容に応じて、当該第2使用者に提示する前記第1情報の価値に差を設ける、
    請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
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