JP2021128594A - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Junsuke Sakuma
淳介 佐久間
尚志 奥村
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尚志 奥村
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Abstract

【課題】個人毎に、経歴に関する情報を効率的に管理して容易に取得する技術を提供すること。【解決手段】個人に関する属性を示す情報を属性情報として管理するPDSサーバ1において、認証済情報取得部51は、前記個人の経歴を示す前記属性情報を経歴情報として取得する。そして認証済情報取得部51は、前記個人毎に経歴情報を対応付けて管理する。属性情報の提供を希望する者に対し、経歴提供部52は、参照依頼に基づいて前記個人毎に紐づく経歴情報を検索し、検索した結果をサーバに送信する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来より、就職活動等において求職者から提示される自身の経歴に関する情報について、求職者及び採用予定者以外の第三者によってその情報の正当性が確認され、その結果が採用予定者に提示される技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−190452号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術を含む従来技術では、求職者の経歴に関する情報の正当性を確認する際、求職者が自ら登録した情報が参照される。即ち、求職者自らによって登録された情報を参照して正当性の判断を行うため、その判断の信頼性は必ずしも確保されたものではなかった。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、正当性が確認された信頼性のある情報が提供されることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理システムは、
第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置と通信を行うと共に、個人に関する属性を示す情報を属性情報として管理する第2情報処理装置とを含む情報処理システムにおいて、
前記第1情報処理装置は、
前記個人の前記属性情報の認証をする認証手段を備え、
前記第2情報処理装置は、
前記認証手段により認証された前記個人の前記属性情報を管理する管理手段、
を備える。
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムの夫々は、本発明の一態様の情報処理システムに対応する情報処理方法及びプログラムの夫々である。
本発明によれば、正当性が確認された信頼性のある情報が提供される。
本発明の情報処理システムの一実施形態の適用対象となる本サービスの概要を示す図である。 本発明の情報処理システムの一実施形態に係る構成の一例を示す図である。 図2に示す情報処理システムのうち、PDSサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図2の情報処理システムの認証サーバ及び図3のPDSサーバの機能的構成のうち、経歴登録処理及び経歴参照発酵処理の際に機能する機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図4の機能的構成を有する認証サーバ及びPDSサーバ実行される経歴登録処理及び経歴参照発行処理の流れの一例を示すアローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
本サービスは、Personal Data Store(以下、「PDS」と略記する)に関連するサービスである。
PDSとは、個人がパーソナルデータを管理できるようにするためのデータベースや当該データベースを利用したサービスである。
ここで、パーソナルデータには、例えば個人の属性(以下「個人属性」と呼ぶ)に関する情報が含まれる。このような個人属性に関する情報を、以下、「個人属性情報」と呼ぶ。
具体的には例えば、個人属性情報には、その個人についての経歴、特に個人情報や学歴や職歴を含む経歴等、個人に関する各種の情報が含まれる。以下、個人属性情報のうち経歴に関する情報を「経歴情報」と呼ぶ。さらに「経歴情報」のうち、学歴に関する情報を「学歴情報」と呼び、また、職歴に関する情報を「職歴情報」と呼ぶ。
本サービスでは、複数の求職希望者の夫々毎に、その個人属性(例えば、学歴、職歴、性別等)のうち経歴が、認証がなされた後に登録されて管理される。
ここで、経歴の認証として、例えば本実施形態では、その経歴についての正当性の確認が、認証として行われる。
また、本サービスでは、このように管理されている経歴は、求職希望者等の取得の要求に応じて、参照されたり、経歴書が発行される。
即ち、本サービスには、求職希望者の経歴の管理といったサービスと、その求職希望者の経歴についての参照や経歴書の発行といったサービスとが含まれる。
本サービスのさらなる詳細について、以下、図1を用いて具体的に説明する。
図1は、本発明の情報処理システムの一実施形態の適用対象となる本サービスの概要を示す図である。
図1に示すように、ステップSF1において、求職希望者Uは、申請ウェブサイトWSにアクセスして、自身の経歴情報を経歴情報SIとして登録する。
ここで、認証機関Aとは、経歴を含む個人に関する属性についての認証を行う機関であって、例えば本実施形態では、後述するPDSサーバ1の管理者たるサービスの提供者Gとは独立した機関である。
また、申請ウェブサイトWSは、認証機関Aにより管理されるウェブサイトであって、本サービスに必要な各種申請を受け付ける機能を有している。
また、本実施形態では、経歴情報SIには、求職希望者Uについての、氏名(漢字、読み仮名)、生年月日、年齢、性別、現住所、日中連絡先、E−mail、趣味、特技、最寄駅、配偶者有無、配偶者の扶養義務といった個人情報が含まれる。学歴に関する情報として、その学校等における各講座の履修履歴(年、修得した授業科目名、単位数、評価)や成績等が含まれる。さらに、学歴に関する情報には、その学校等に関する情報(学校名等)も含まれる。また職歴に関する情報として、その会社等における、勤続年数(年、月含む)、役職、年収といった情報や、求職希望者Uについての、スキル(例えば免許や資格)、本人の希望記入事項(勤務時間、その他希望)、評価等が含まれる。
ステップSF2において、認証機関Aは、経歴審査ウェブサイトKSを介し、求職希望者Uが存在していた又はしている組織Wが管理するシステムにアクセスする。そして、認証機関Aは、組織Wが管理するシステムに登録されている求職希望者Uの経歴を検索して確認する。
ここで、経歴審査ウェブサイトKSは、外部の情報保持機関の有するシステムにアクセスするためのウェブサイトである。外部の情報保持の有するシステムには、例えば、学校、ベンダ資格等の卒業資格や認定資格等の情報を有する認定システムや、就業年月、就業期間、会社名等に関する情報を有する就業実績システム等が含まれる。
ステップSF3において、認証機関Aは、認証サーバ2を用いて、経歴審査ウェブサイトKSを介して、組織Wより求職希望者Uの経歴に関する情報である登録情報MIの提供を受ける。
登録情報MIは、求職希望者Uが組織Wに存在している又はしていた際の、組織Wにおける経歴に関する情報である。登録情報MIには、本実施形態では、例えば、求職希望者Uについての、学校やベンダ等の卒業資格、認定資格、就業年月、就業期間、会社名等が含まれる。
ステップSF4において、認証機関Aは、認証サーバ2を用いて、求職希望者Uの学歴(学歴情報EI)の認証を行う。認証の手法は、特に限定されないが、例えば本実施形態では、求職希望者Uにより登録された経歴情報SIについて、組織Wより提供された登録情報MIが参照される。そして、経歴情報SIと登録情報MIとの一致性が確認されたことをもって、その正当性の確認を行うといった手法が採用されている。
認証機関Aは、認証サーバ2を用いて、求職希望者Uの認証済みの経歴情報SIを、自身が管理するデータベースに格納する。これにより、求職希望者Uの経歴が登録される。
登録後、認証機関Aは、認証サーバ2を用いて、求職希望者Uの経歴情報SIをPDSサーバ1に送信する。
本サービスの提供者Gは、PDSサーバ1を用いて、認証サーバ2から送信されてきた求職希望者Uの経歴情報SIを取得する。
なお、本実施形態では、求職希望者Uの経歴情報SIは、ブロックチェーンBの技術を用いて管理される。
このように、ブロックチェーンBを用いることで、求職希望者Uの経歴情報SIについては、PDSサーバ1等への不正アクセスによる改ざんがなされるおそれが限りなく低くなる。これにより、求職希望者Uの経歴が認証済みであることの信頼性が担保される。
ステップSF5において、求職希望者Uは、自身の経歴を参照したい場合、自身の経歴を参照したい旨の依頼を認証機関Aにする。
即ち、求職希望者Uは、申請ウェブサイトWSにアクセスして、自身の経歴を参照したい旨の依頼を、参照依頼情報RIとして入力する。
ここで、参照依頼情報RIには、例えば本実施形態では、自身の経歴を参照したい旨の情報が含まれ、さらには、修正したい旨の情報も含ませることができる。
また例えば、求職希望者Uは、経歴のうち、学歴のみ、或いは職歴のみといった特定の情報を参照したい旨を参照依頼情報RIとして、認証機関Aに入力することもできる。
ステップSF6において、認証機関Aは、認証サーバ2を用いて、求職希望者Uの経歴情報SIを検索するため、参照依頼情報RIをPDSサーバ1に送信する。
これにより、サービスの提供者Gは、PDSサーバ1を用いて、求職希望者Uの経歴に該当する経歴情報SIを検索する。
本サービスの提供者Gは、PDSサーバ1を用いて、検索した結果(求職希望者Uの経歴情報SI)を、検索結果の情報として認証サーバ2に送信する。
認証機関Aは、PDSサーバ1から送信された検索結果として、求職希望者Uの経歴情報SIを取得する。
そして、認証機関Aは、認証サーバ2を用いて、上述の検索結果を、求職希望者Uに対する参照結果として送信することで、求職希望者Uに経歴(経歴情報SI)を提示する。
求職希望者Uは、提示された参照結果により、自身の経歴の内容が正しいか否かを確認することができる。
また、求職希望者Uは、確認の結果、自身の経歴に誤りがあったり欠落している場合、経歴の追加や変更をしたい旨を認証機関Aに依頼して、自身の経歴情報SIを変更してもらうことも可能である。
このようなステップSF5及びSF6の流れにより、求職希望者Uは、自身の認証済みの経歴を自身で参照することができる。
これに対して、次のステップS7及びS8の流れにより、求職希望者Uは、自身の認証済みの経歴に関する経歴書を採用予定会社Rに発行してもらうこともできる。
ステップSF7において、求職希望者Uは、自身の経歴書を採用予定会社Rに発行してほしい場合、認証機関Aに、認証付きの経歴が記載された経歴書を発行してほしい旨の申請をする。
即ち、求職希望者Uは、認証機関Aが管理する申請ウェブサイトWSにアクセスして、自身の経歴書を発行してほしい旨の依頼を、証明書発行申請情報AIとして入力する。
ここで、証明書発行申請情報AIには、例えば本実施形態では、経歴書に記載してほしい内容、希望する発行年月日、発行する経歴書の枚数、経歴書の発行先(例えば採用予定会社R)、希望する提供形態等が含まれる。
また、経歴書には、認証サーバ2で認証がなされ、PDSサーバ1に登録された求職希望者Uの経歴が含まれる。なお、経歴書の形態は、特に限定されず紙媒体やデータでもよいが、本実施形態ではPDF(Portable Document Format)等の電子媒体が採用されているものとする。
なお、この経歴書の発行先や、ステップSF5及びSF6で上述の参照結果の情報の送信先については、求職希望者Uが自由に変更することができる。
ステップSF8において、認証機関Aは、認証サーバ2を用いて、ステップSF6と同様の処理をすることで、求職希望者Uの認証済み経歴情報SIを取得する。
認証機関Aは、求職希望者Uの認証済み経歴情報SIに基づいて、認証付きの経歴に関する経歴書として、証明書情報CIを生成して採用予定会社Rに送信することで、当該証明書を発行する。
証明書情報CIは、求職希望者Uの認証済み経歴情報SIから求職希望者Uの経歴がまとめられた情報であり、従来の履歴書や職務経歴書等と等価な内容を含む情報である。つまり、経歴情報SIは認証済みであることから、これらの内容も認証付きとなり、結果として、証明書情報CIは、証明書の役割を果たすことになる。
これにより、採用予定会社Rは、証明書情報CIを、認証付きの経歴の証明書として閲覧することができる。即ち、採用予定会社Rは、経歴の信頼性の高い情報を取得することができる。
なお、図1には図示はしないが、採用予定会社Rは、求職希望者Uの経歴を知りたい場合、求職希望者Uからではなく、第三者である認証機関Aから求職希望者Uの経歴を証明書という形で直接取得することもできる。
即ち、求職希望者Uの就職や転職活動の際、採用予定会社Rは、求職希望者Uの同意のもと、求職希望者Uの経歴書の発行を依頼することもできる。
これにより、採用予定会社Rは、求職希望者Uを採用するうえで判断するのに必要な経歴等の情報を経歴書として取得することができる。
以上、図1を参照して、本サービスの概要について説明した。
このように、本サービスは、求職希望者Uの経歴等は、サービスの提供者Gとは異なる、認証機関Aにおいて、正当性が確認されることによって認証され、そしてその認証された情報がサービスの提供者Gにより管理される。即ち、情報を管理するサービスの提供者Gとは異なる、独立した第三者機関である認証機関Aによって認証がなされるため、情報の信頼性を確保することができるようになる。
また本サービスでは、認証機関Aは、外部の情報保持機関である組織Wより取得した情報に基づいて、認証を行う。そのため、認証機関Aによって認証された情報の信頼性はさらに高いものとなる。
また本サービスでは、認証機関Aは、求職希望者Uの経歴として、例えば、学歴、職務履歴、あるいはソフトウェアエンジニアのソフトウェア作成履歴に関する情報の認証を行う。
このように、採用予定会社Rは、求職希望者Uの経歴に情報について、信頼性の高い情報の提供を受けることができるようになる。
次に、図1を用いて上述した本サービスの提供を実現化させる情報処理システム、即ち、本発明の情報処理システムの一実施形態に係るPDSサーバを含む情報処理システムの構成について説明する。
図2は、本発明の情報処理システムの一実施形態に係る構成の一例を示す図である。
図2に示す情報処理システムは、PDSサーバ1、認証サーバ2、求職希望者端末3、組織装置4、及び採用予定会社装置5を含むように構成されている。
PDSサーバ1、認証サーバ2、求職希望者端末3、組織装置4、及び採用予定会社装置5の夫々は、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
PDSサーバ1は、サービスの提供者Gにより管理され、認証サーバ2と適宜通信をしながら、本サービスを実現するための各種処理を実行する。このように、本実施形態では、PDSサーバ1は、認証サーバ2を介して、求職希望者端末3、組織装置4、及び採用予定会社装置5の夫々と各種情報を授受している。なお、当然ながら、PDSサーバ1は、認証サーバ2を介さずに、求職希望者端末3、組織装置4、及び採用予定会社装置5と相互に各種情報を授受してもよい。
PDSサーバ1は、認証サーバ2で認証がなされ、求職希望者U等の経歴情報を各個人毎に紐づけることで、認証済みの経歴を各個人毎に管理する。
認証サーバ2は、認証機関Aにより管理され、PDSサーバ1、求職希望者端末3、組織装置4、及び採用予定会社装置5の夫々と適宜通信をしながら、求職希望者Uの経歴情報SIの認証を行う。
具体的には例えば、認証サーバ2は、求職希望者端末3から送信された経歴情報SIと、組織装置4から提供された登録情報MIとを取得する。そして、経歴情報SIについて、登録情報MIを参照し、経歴情報SIの正当性を確認する。ここで経歴情報SIの正当性が確認されたことをもって、認証サーバ2は、求職希望者Uの経歴を認証するものとする。
また、認証サーバ2は、求職希望者端末3から参照依頼情報RIを取得した場合、参照依頼情報RIに対する検索結果を参照結果として求職希望者端末3に送信する。
さらに、認証サーバ2は、求職希望者端末3から証明書発行申請情報AIを取得した場合、証明書発行申請情報AIに対する検索結果に基づく証明書情報CIを送信することで経歴書を発行する。
求職希望者端末3は、求職希望者Uにより操作され、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
求職希望者端末3は、認証サーバ2に対して、経歴情報SI、参照依頼情報RIや証明書発行申請情報AIを送信する。
組織装置4は、組織Wにより管理され、認証サーバ2に対して、登録情報MIを送信する。
採用予定会社装置5は、採用予定会社Rにより操作され、認証サーバ2から証明書情報CIを受信する。
次に、図3を用いて上述した情報処理システムを構成するPDSサーバ1のハードウェア構成の一例について説明する。
図3は、図2に示す情報処理システムのうちPDSサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
PDSサーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
入力部16は、例えばキーボード等により構成され、各種情報が入力される。
出力部17は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成される。 記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば図2の認証サーバ2)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア30が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア30から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図2の認証サーバ2、求職希望者端末3、組織装置4、及び採用予定会社装置5も、図3に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有することができる。従って、認証サーバ2、求職希望者端末3、組織装置4、及び採用予定会社装置5の構成の説明については省略する。
このようなPDSサーバ1、及び認証サーバ2等の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、経歴登録処理及び経歴参照発行処理の実行が可能になる。
経歴登録処理とは、経歴情報SI、及び登録情報MIを取得し、認証サーバ2が認証を行い、PDSサーバ1が登録するまでの一連の処理をいう。
経歴参照発行処理とは、経歴登録処理の結果として管理された経歴情報SIを参照させるために提示したり、証明書情報CIを発行するまでの一連の処理をいう。
PDSサーバ1及び認証サーバ2等は、経歴登録処理及び経歴参照発行処理を実行するにあたり、図4に示すような機能的構成を有する。
そこで、以下、図4を参照して、本実施形態に係るPDSサーバ1及び認証サーバ2等において実行される経歴登録処理及び経歴参照発行処理を実行するための機能的構成について説明する。
図4は、図2の情報処理システムの認証サーバ及び図3のPDSサーバの機能的構成のうち、経歴登録処理及び経歴参照発酵処理の際に機能する機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
まず、PDSサーバ1側の経歴登録処理の機能的構成について説明する。
図4に示すように、PDSサーバ1のCPU11において、経歴登録処理が実行される際は、経歴管理部50のうち認証済情報取得部51が機能する。
また、PDSサーバ1の記憶部18の一領域には、認証済経歴記憶DB200が設けられている。
求職希望者Uによって入力された求職希望者Uの経歴を示す情報は、経歴情報SIとして、認証サーバ2において認証がなされた後、PDSサーバ1に送信される。
認証済情報取得部51は、認証サーバ2によって認証がなされた求職希望者Uの経歴情報SIを、通信部19を介して取得する。
そして、認証済情報取得部51は、取得された求職希望者Uの経歴情報SIを管理する。
例えば、本実施形態では、認証済情報取得部51は、取得された求職希望者Uの経歴情報SIを認証済経歴記憶DB200に格納する。これにより、求職希望者Uについての認証済みの経歴情報SIが登録されて管理される。
以上、PDSサーバ1側についての経歴登録処理が実行される際の機能的構成について説明した。
次に、認証サーバ2側についての経歴登録処理が実行される際の機能的構成について説明する。
図4に示すように、認証サーバ2のCPU21においては、経歴登録処理が実行される際には、サイト管理部70と、経歴情報登録部71と、経歴認証部72とが機能する。
サイト管理部70は、主に、上述の申請ウェブサイトWSや経歴審査ウェブサイトKSを管理する。
求職希望者Uは、申請ウェブサイトWSにアクセスして、求職希望者Uの経歴情報SIを入力する。
経歴情報登録部71は、求職希望者Uの経歴情報SIを申請ウェブサイトWSを介して取得する。
経歴認証部72には、登録情報取得部720と、正当性確認部721とが設けられている。
経歴情報登録部71が求職希望者端末3から経歴情報SIを取得すると、経歴認証部72のうち登録情報取得部720は、組織装置4から経歴審査ウェブサイトKSを介して登録情報MIを取得する。
経歴認証部72のうち正当性確認部721は、経歴情報登録部71で取得された求職希望者Uの経歴情報SIについて認証を行う。
例えば本実施形態では、経歴認証部72のうち正当性確認部721は、経歴情報登録部71で取得された経歴情報SIについての正当性の確認を行うことで経歴情報SIの認証を行う。ここで正当性の確認は、経歴情報SIと、組織装置4から申請ウェブサイトWSを介して取得された登録情報MIとの一致性が確認されたことをもって行われる。正当性確認部721は、認証後の求職希望者Uの経歴情報SIを、図示せぬデータベースに格納すると共に、PDSサーバ1に送信する。
具体的には例えば、経歴情報SIが、求職希望者Uが履修機関で履修した履修履歴と履修科目の成績証明書を含む学歴を示す学歴情報である場合、正当性確認部721のうち学歴認証部751が機能する。
学歴認証部751は、経歴情報登録部71で取得された経歴情報SI(学歴情報)についての正当性の確認を行うことで経歴情報SIの認証を行う。学歴認証部751は、認証後の求職希望者Uの経歴情報SI(学歴情報)を、図示せぬデータベースに格納すると共に、PDSサーバ1に送信する。
また例えば、経歴情報SIが、求職希望者Uの職務履歴を示す職歴情報である場合、正当性確認部721のうち職歴認証部752が機能する。
職歴認証部752は、経歴情報登録部71で取得された経歴情報SI(職歴情報)についての正当性の確認を行うことで経歴情報SIの認証を行う。職歴認証部752は、認証後の求職希望者Uの経歴情報SI(学歴情報)を、図示せぬデータベースに格納すると共に、PDSサーバ1に送信する。
ここで、求職希望者Uがソフトウェアエンジニアである場合には、職歴情報たる経歴情報SIにソフトウェア作成履歴が含まれていることがある。このような場合には、職歴認証部752のうち特にソフトウェア作成履歴認証部771が機能する。
ソフトウェア作成履歴認証部771は、経歴情報SIに含まれる、求職希望者Uのソフトウェア作成履歴の正当性を認証する。
このようにして正当性確認部721で経歴情報SIの認証をする際に、外部の情報保持機関である組織装置4から認証に必要な登録情報MIを取得し、この登録情報MIを参照してその正当性の確認を行う。これにより、経歴情報SIの信頼性を確保することができるようになる。
以上、認証サーバ2の機能的構成のうち、経歴登録処理が実行される際の機能的構成について説明した。
次に、認証サーバ2の機能的構成のうち、経歴参照発行処理が実行される際の機能的構成について説明する。
図4に示すように、認証サーバ2のCPU21においては、経歴参照発行処理が実行される際には、照会部73が機能する。
照会部73には、参照申請管理部731と、参照発行管理部732とが設けられている。
まずは、参照依頼情報RIが取得された場合の機能的構成について説明する。
求職希望者Uは、自身の経歴情報を参照したい場合、求職希望者端末3を介して申請ウェブサイトWSにアクセスして、参照依頼情報RIを入力する。
そこで、参照申請管理部731は、申請ウェブサイトWSに入力された参照依頼情報RIを取得して、参照発行管理部732に提供する。
参照発行管理部732は、参照申請管理部731から提供された参照依頼情報RIを、PDSサーバ1に送信する。
ここで、PDSサーバ1の機能的構成のうち、経歴参照発行処理が実行される際の機能的構成について説明する。
参照依頼情報RIがPDSサーバ1に送信されてきて経歴参照発行処理が実行される際には、PDSサーバ1のCPU11においては、経歴管理部50のうち経歴提供部52が機能する。
経歴提供部52は、認証サーバ2から送信されてきた参照依頼情報RIを取得すると、求職希望者Uの経歴情報SIを検索し、検索結果として認証サーバ2に送信する。
認証サーバ2の参照発行管理部732は、検索結果として、求職希望者Uの経歴情報SIをPDSサーバ1から取得し、その検索結果に基づく情報を、参照申請管理部731に提供する。
ここで、検索結果に基づく情報とは、検索結果たる求職希望者Uの経歴情報SI自体であってもよいし、それらが加工された情報、或いはそれらに基づいて新たに生成された情報であってもよい。
参照申請管理部731は、参照発行管理部732から提供された検索結果に基づく情報を、参照結果として求職希望者端末3を介して求職希望者Uに提示する。
次に、証明書発行申請情報AIが取得された場合の機能的構成について説明する。
求職希望者Uは、自身の経歴情報に関する経歴書を発行して採用予定会社Rに提出等したい場合、求職希望者端末3を介して申請ウェブサイトWSにアクセスして、証明書発行申請情報AIを入力する。
そこで、参照申請管理部731は、申請ウェブサイトWSに入力された証明書発行申請情報AIを取得して、参照発行管理部732に提供する。
参照発行管理部732は、参照申請管理部731から提供された証明書発行申請情報AIを、PDSサーバ1に送信する。
ここで、PDSサーバ1側の経歴参照発行処理の機能的構成について説明する。
証明書発行申請情報AIがPDSサーバ1に送信されてきて経歴参照発行処理が実行される際には、PDSサーバ1のCPU11においては、経歴管理部50のうち経歴提供部52が機能する。
経歴提供部52は、認証サーバ2から送信されてきた証明書発行申請情報AIを取得すると、求職希望者Uの経歴情報SIを検索し、検索結果として認証サーバ2に送信する。
認証サーバ2の参照発行管理部732は、検索結果として、求職希望者Uの経歴情報SIをPDSサーバ1から取得し、それに基づいて証明書情報CIを生成して、参照申請管理部731に提示する。
参照申請管理部731は、参照発行管理部732から提供された証明書情報CIを採用予定会社装置5に送信することで、経歴書の発行をする。
以上、図4を参照して、図2の情報処理システムの認証サーバ及び図3のPDSサーバの機能的構成のうち、経歴登録処理及び経歴参照発行処理の際に機能する機能的構成の一例について説明した。
以上で説明したように、サービスの提供者Gにより管理されるPDSサーバ1とは異なる、独立した認証機関Aにより管理される認証サーバ2において、経歴情報SIは、その正当性が確認されることで、認証がなされる。そしてその正当性の確認がなされた経歴情報SIは、サービスの提供者Gにより管理されるPDSサーバ1において管理され、情報の提供を希望する者に対して提供される。
このように、経歴情報SIの認証と、認証がなされた経歴情報SIの管理とが、異なる装置において独立して行われることにより、夫々の行為については、中立性が確保されることになる。そのため、PDSサーバ1で管理されている情報の提供を希望する者は、信頼性が確保された情報の提供を受けることができる。
また、経歴認証部72は、外部の情報保持機関である組織Wにより管理される組織装置4にアクセスして得た情報に基づき、経歴情報SIの正当性を確認する。これにより、情報の信頼性をさらに高めることができる。
次に、図5を参照して、図3のPDSサーバ1及び認証サーバ2等により実行される経歴登録処理及び経歴参照発行処理について説明する。
図5は、図4の機能的構成を有する認証サーバ及びPDSサーバを含む情報処理システムにおいて実行される経歴登録処理及び経歴参照発行処理の流れの一例を示すアローチャートである。
まず、経歴登録処理の流れの一例について説明する。
経歴登録処理は、図5のステップS1乃至S5の一連の処理として構成される。
ステップS1において、認証サーバ2の経歴情報登録部71は、求職希望者端末3により、経歴情報SIを、申請ウェブサイトWSを介して取得する。
ステップS2において、認証サーバ2の登録情報取得部720は、組織装置4に記録された求職希望者Uの登録情報MIを検索するために、経歴審査ウェブサイトKSを介して組織装置4にアクセスする。
そして、ステップS3において、認証サーバ2の登録情報取得部720は、組織装置4から登録情報MIを取得する。
認証サーバ2の経歴認証部72は、求職希望者Uの経歴情報SIの認証を行う。経歴認証部72は、認証がなされた求職希望者Uの経歴情報SIを、図示しないデータベースに格納すると共に、PDSサーバ1に送信する。
ステップS4において、PDSサーバ1の認証済情報取得部51は、ステップS3で認証サーバ2により認証がなされた求職希望者Uの経歴情報SIを取得する。
ステップS5において、認証済情報取得部51は、ステップS4で取得された求職希望者Uの認証済みの経歴情報SIを、認証済経歴記憶DB200に格納する。これにより、認証済みの経歴情報SIが、求職希望者Uの経歴として登録される。
次に、経歴参照発行処理の流れの一例について説明する。
経歴登録処理には、図5のステップS6乃至S13の処理として構成される。
求職希望者Uは、自身の経歴情報を参照したい場合、求職希望者端末3を介して申請ウェブサイトWSにアクセスして、参照依頼情報RIを入力する。
そこで、ステップS6において、認証サーバ2の照会部73は、求職希望者端末3により申請ウェブサイトWSが備える入力フォームに入力された参照依頼情報RIを取得する。
ステップS7において、認証サーバ2の照会部73は、参照依頼情報RIに基づいて、求職希望者Uの経歴情報SIの少なくとも一部を検索の対象の情報として決定し、当該対象の情報を検索するためにPDSサーバ1にアクセスする。
すると、ステップS8において、PDSサーバ1の経歴提供部52は、対象の情報を認証済経歴記憶DB200から抽出し、それを検索結果として認証サーバ2に送信する。
即ち、認証サーバ2の照会部73は、検索結果(対象の情報)を受信して取得する。
ステップS9おいて、認証サーバ2の照会部73は、ステップS8で取得した検索結果に基づく情報を、参照結果の情報として求職希望者端末3に表示等することで、求職希望者Uに提示する。
また、求職希望者Uは、自身の経歴情報に関する経歴書を発行して採用予定会社Rに提出等したい場合、求職希望者端末3を介して申請ウェブサイトWSにアクセスして、証明書発行申請情報AIを入力する。
そこで、ステップS10において、認証サーバ2の照会部73は、求職希望者端末3により申請ウェブサイトWSが備える入力フォームに入力された証明書発行申請情報AIを取得する。
ステップS11において、認証サーバ2の照会部73は、証明書発行申請情報AIに基づいて、求職希望者Uの経歴情報SIの少なくとも一部を検索の対象の情報として決定し、当該対象の情報を検索するためにPDSサーバ1にアクセスする。
すると、ステップS12において、PDSサーバ1の経歴提供部52は、対象の情報を認証済経歴記憶DB200から抽出し、それを検索結果として認証サーバ2に送信する。
即ち、認証サーバ2の照会部73は、検索結果(対象の情報)を受信して取得する。
ステップS13おいて、認証サーバ2の照会部73は、ステップS12において取得された証明書情報CIに基づいて経歴書を作成し、採用予定会社装置5に表示等することで、採用予定会社Rに提示する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態において、PDSサーバ1は、経歴情報SIを取得、管理する、と説明したが、特に限定されない。
即ち、PDSサーバ1が取得、管理する経歴情報の一例として例えば、学歴情報、職歴情報、病歴に関する情報でもよい。
例えば具体的に、学歴情報として、学校等に関する情報(学校名等)、求職希望者Uについての、氏名(漢字、読み仮名)、生年月日、年齢、性別、住所、各講座の履修履歴(年、修得した授業科目名、単位数、評価)、成績等の他、学校等でのクラブ活動や、生徒会活動等の履修履歴に関する情報以外の情報を含めてもよい。
また、同様に、職歴情報については、その会社等に関する情報(会社名等)、求職希望者Uについての、氏名(漢字、読み仮名)、生年月日、年齢、性別、現住所、日中連絡先、E−mailアドレス、勤続年数(年、月含む)、役職、年収、免許、資格、趣味、特技、最寄駅、配偶者有無、配偶者の扶養義務、本人の希望記入事項(勤務時間、その他希望)、評価等の他、求職希望者Uの成果等の情報を含めてもよい。ここで、成果については、例えば、求職希望者Uが、実際に作成したプログラム等そのものや、それに関する評価等の情報を含めてもよい。
また、病歴に関する情報として、病院等に関する情報(病院名等)、求職希望者Uについての、氏名(漢字、読み仮名)、生年月日、年齢、性別、住所、身長、体重、健康保険加入情報、医療費情報、健康診断データ、病歴、受診履歴、通院履歴、入院歴に関する情報以外の情報を含めてもよい。
また例えば、上述の実施形態において、組織装置4は、登録情報MIを送信する、と説明したが、特に限定されない。
登録情報MIを送信する組織Wの一例として例えば、学校等Sの教育機関の他、学習塾、資格受験指導等の学校法人以外の教育機関が履修履歴や成績に関する情報を提供することもできる。また、会社等Cの他、パート、アルバイト先の会社が評価に関する情報を提供してもよい。さらには、病院等の医療機関の他、職業訓練校等以外の組織Wが登録情報MIを送信してもよい。
これにより、例えば、求職希望者Uが、就業経験がない学生であっても、アルバイト先の会社での評価を経歴情報SIに含めることができるので、本サービスを利用することができる。
また例えば、上述の実施形態において、経歴には評価も含む、と説明したが、特にこれに限定されない。即ち、会社等における求職希望者Uの評価については、特に限定されない。
具体的には例えば、Github(登録商標)を用いて、求職希望者Uが作成したプログラム等についても評価の対象としてもよい。
さらに、例えば、求職希望者Uが職人、いわゆる技能者が習得した技能習得の経歴を評価の対象としてもよい。
また例えば、上述の実施形態において、認証機関Aは、PDSサーバ1を管理するサービスの提供者Gとは独立した機関である、と説明したが、特にこれに限定されない。
即ち、認証機関Aとサービスの提供者Gは、同一の者であってもよい。
具体的には例えば、本サービスでは、サービスの提供者Gと認証機関Aは、同一の者であってもよいし、また、サービスの提供者G、認証機関Aとは異なる第三者が、PDSサーバ1や認証サーバ2を管理してもよい。
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図4に特に限定されず、任意でよい。例えば、PDSサーバ1の機能ブロックを認証サーバ2等に移譲させてもよい。逆に認証サーバ2の機能ブロックをPDSサーバ1等に移譲させてもよい。さらには、PDSサーバ1及び認証サーバ2の機能ブロックを求職希望者端末3等に移譲させてもよいし、求職希望者端末3等の機能ブロックをPDSサーバ1等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、求職希望者U等にプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で求職希望者U等に提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理システム(例えば図2のシステム)は、第1情報処理装置(例えば認証サーバ2)と、前記第1情報処理装置と通信を行うと共に、個人に関する属性(例えば学歴、職業履歴、病歴、性別)を示す情報を属性情報として管理する第2情報処理装置(例えばPDSサーバ1)とを含む情報処理システムにおいて、前記第1情報処理装置は、前記個人の前記属性情報の認証をする認証手段(例えば図4の経歴認証部72)を備え、前記第2情報処理装置は、前記認証手段により認証された前記個人の前記属性情報を管理する管理手段(例えば図4の経歴管理部50)、を備える。
これにより、第1情報処理装置の認証手段(例えば図4の経歴認証部72)によって認証がなされた個人の属性情報は、第2情報処理装置(例えばPDSサーバ1)によって管理される。即ち、個人の属性情報は、その認証と管理が、独立した装置においてなされるため、夫々の中立性が担保され、結果的に情報の信頼性を確保することができるようになる。
また、前記第1情報処理装置(認証サーバ2)の前記認証手段(例えば図4の経歴認証部72)は、第3情報処理装置(例えば図2の組織装置4)にアクセスして得た経歴に関する情報に基づいて、前記個人の経歴を示す前記属性情報の正当性を認証する経歴認証手段(例えば図4の正当性確認部721)を含む。
これにより、第1情報処理装置(認証サーバ2)の前記認証手段(例えば図4の経歴認証部72)は、第3情報処理装置(例えば図2の組織装置4)にアクセスして、個人の属性情報についての情報を取得する。そして、取得した情報に基づいて、第1情報処理装置(認証サーバ2)の前記認証手段(例えば図4の経歴認証部72)は、個人の属性情報の正当性を確認する。即ち、第三者となる外部の情報保持機関の有する情報に基づいて個人の属性情報の正当性が確認されるため、情報の信頼性はさらに向上する。
また、前記第2情報処理装置(例えばPDSサーバ1)は、前記個人の経歴の情報を要求する者に対して、認証された前記経歴を示す前記属性情報を提供する提供手段(例えば図4の経歴管理部50の経歴提供部52)、をさらに備える。
これにより、第2情報処理装置(例えばPDSサーバ1)は、個人の経歴の情報を要求する者に対して、認証された経歴を示す属性情報を提供するため、個人の経歴の情報を要求する者は、信頼性が確保された情報の提供を受けることができるようになる。
前記経歴認証手段(例えば正当性確認部721)は、前記個人が履修機関(学校)で履修した履修履歴と履修科目の成績証明書を含む学歴を示す前記属性情報の正当性を認証する学歴認証手段(例えば学歴認証部751)、を含む。
これにより、経歴認証手段(例えば学歴認証部751)は、個人の属性情報のうち、個人が履修機関(学校)で履修した履修履歴と履修科目の成績証明書を含む学歴の正当性を認証する。その結果、個人の学歴の情報を要求する者は、信頼性が確保された学歴の情報の提供を受けることができるようになる。
また、前記認証手段(例えば図4の正当性確認部721)は、前記個人の職務履歴を示す前記属性情報の正当性を認証する職務履歴認証手段(例えば図4の職歴認証部752)をさらに含む。
これにより、経歴認証手段(例えば職歴認証部752)は、個人の属性情報のうち、個人の職務履歴の正当性を認証する。その結果、個人の職務履歴の情報を要求する者は、信頼性が確保された職務履歴の情報の提供を受けることができるようになる。
また、前記個人がソフトウェアエンジニアである場合、前記職務履歴認証手段(例えば図4の職歴認証部752のうちソフトウェア作成履歴認証部771)は、当該ソフトウェアエンジニアのソフトウェア作成履歴(技能者が作業を行って習得した技能習得の経歴)の正当性を認証する。
これにより、職務履歴認証手段(例えばソフトウェア作成履歴認証部771)は、個人の属性情報のうち、ソフトウェアエンジニアのソフトウェア作成履歴の正当性を認証する。その結果、ソフトウェアエンジニアのソフトウェア作成履歴の情報を要求する者は、信頼性が確保されたソフトウェア作成履歴の情報の提供を受けることができるようになる。
1・・・PDSサーバ、2・・・認証サーバ、3・・・求職希望者端末、4・・・組織装置、5・・・採用予定会社装置、11、31・・・CPU、18・・・記憶部、19、29・・・通信部、51・・・認証済情報取得部、52・・・経歴提供部、71・・・経歴情報登録部、72・・・経歴認証部、73・・・照会部、720・・・登録情報取得部、721・・・正当性確認部、200・・・認証済経歴記憶DB、731・・・参照申請管理部、732・・・参照発行管理部、721・・・正当性確認部、751・・・学歴認証部、771・・・ソフトウェア作成履歴認証部

Claims (8)

  1. 第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置と通信を行うと共に、個人に関する属性を示す情報を属性情報として管理する第2情報処理装置とを含む情報処理システムにおいて、
    前記第1情報処理装置は、
    前記個人の前記属性情報の認証をする認証手段を備え、
    前記第2情報処理装置は、
    前記認証手段により認証された前記個人の前記属性情報を管理する管理手段、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記第1情報処理装置の前記認証手段は、
    第3情報処理装置にアクセスして得た経歴に関する情報に基づいて、前記個人の経歴を示す前記属性情報の正当性を認証する経歴認証手段、
    を含む、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第2情報処理装置は、
    前記個人の経歴の情報を要求する者に対して、認証された前記経歴を示す前記属性情報を提供する提供手段、
    をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記経歴認証手段は、
    前記個人が履修機関で履修した履修履歴と履修科目の成績証明書を含む学歴を示す前記属性情報の正当性を認証する学歴認証手段
    を含む、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記経歴認証手段は、
    前記個人の職務履歴を示す前記属性情報の正当性を認証する職務履歴認証手段、
    をさらに含む、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  6. 前記個人がソフトウェアエンジニアである場合、
    前記職務履歴認証手段は、
    前記個人の職務履歴を示す前記属性情報の正当性として、当該ソフトウェアエンジニアのソフトウェア作成履歴の正当性を認証する、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置と通信を行うと共に、個人に関する属性を示す情報を属性情報として管理する第2情報処理装置とを含む情報処理システムにおける情報処理方法において、
    前記第1情報処理装置が実行するステップとして、
    前記個人の前記属性情報の認証をする認証ステップを含み、
    前記第2情報処理装置が実行するステップとして、
    前記認証ステップにより認証された前記個人の前記属性情報を管理する管理ステップ、
    を含む、
    情報処理方法。
  8. 第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置と通信を行うと共に、個人に関する属性を示す情報を属性情報として管理する第2情報処理装置とを含む情報処理システムにおけるプログラムにおいて、
    前記第1情報処理装置を制御するコンピュータに、
    前記個人の前記属性情報の認証をする認証ステップ、を含む制御処理を実行させ、
    前記第2情報処理装置を制御するコンピュータに、
    前記認証ステップにより認証された前記個人の前記属性情報を管理する管理ステップ、
    を含む制御処理を実行させる、
    プログラム。
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