JP2022117607A - 車体組立ライン - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の円滑な生産を開始するまでの立ち上げ時間、費用工数を顕著に低減し得る車体組立ラインを提供する。【解決手段】車体Bに構成部品Pを装着可能な搬送台車22をフロア12上で案内する第1搬送路14と、車体Bを吊り下げた状態で車体Bの下方から構成部品Pを装着可能な搬送ハンガー24を案内する第2搬送路20と、第1及び第2搬送路14、20の係合位置16に設けられ搬送台車22と搬送ハンガー24と間で車体Bを移動させる移載リフター28と、移載リフター28の近傍に配設され車体Bの形状を測定する車体測定機40と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、車体に、車両の駆動源等の構成部品を組み付ける車体組立ラインに関する。
例えば、特許文献1には、小スペースで効率のよい生産ライン等として使用に供される車体組立ラインが開示されている。
この車体組立ラインは、車体を下方より支持し着座させる着座式搬送装置を案内し全搬送位置で組立作業が可能なループ状の第1搬送路と、車体を吊り下げ支持する複数の吊下式搬送装置を案内し全搬送位置で組立作業が可能なループ状の第2搬送路を備える。
この車体組立ラインには、また、前記第1搬送路と前記第2搬送路とが上下に並設される箇所の少なくとも1箇所に、前記着座式搬送装置と前記吊下式搬送装置間で車体を移載可能な昇降移載装置が設けられている。
特許第3765509号公報
ところで、上記のような車体組立ラインにより前記構成部品が組み付けられた車体、すなわち車両は、所定の品質が保持されている必要がある。
しかしながら、所定の品質を確保するために、前記車体組立ラインでは、特に、量産立ち上げ時に、組立中の車体に種々の想定外の不具合が発生する可能性があり、円滑な生産を開始するまでに膨大な費用工数を計上する必要がある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、例えば、新機種の車両の車体組立ラインにおいて、前記車両の円滑な生産を開始するまでの立ち上げ時間を大幅に短縮することを可能とし、生産を開始するまでの費用工数を顕著に低減することが可能な車体組立ラインを提供することを目的とする。
この発明の一態様に係る車体組立ラインは、車体を下方より支持し着座させた状態で前記車体に複数の構成部品を装着可能な搬送台車を案内する第1搬送路と、前記第1搬送路に比較して高い位置に設けられ、係合位置で前記第1搬送路に係合すると共に、前記車体を吊り下げ支持した状態で前記車体の下方から複数の構成部品を装着可能な搬送ハンガーを案内する第2搬送路と、前記第1搬送路と前記第2搬送路との前記係合位置に設けられ、前記第1搬送路上の前記搬送台車に着座した車体を上昇させて前記搬送ハンガーに移載させるか、前記搬送ハンガーに吊下支持された車体を下降させて前記搬送台車に移載させる移載リフターと、前記移載リフターの近傍に配設され、前記車体の形状を測定する車体測定機と、を備える。
この発明によれば、移載リフターの近傍に配設された車体測定機により車体形状を測定できるので、車体組立ラインで車体の高精度な造り込み、検証が可能になる。
車体測定機が配設されていない量産用車体組立ライン等への車体投入までの作業工数、例えば、新機種の車両の新規生産立ち上げ時の初期工数を大幅に削減することができる。
図1は、実施形態に係る車体組立ラインの構成例を示す模式的な鳥瞰斜視図である。 図2Aは、実施形態に係る車体組立ラインの平面視概略ライン構成図、図2Bは、第1変形例の車体組立ラインの平面視概略ライン構成図、図2Cは、第2変形例の車体組立ラインの平面視概略ライン構成図、図2Dは、第3変形例の車体組立ラインの平面視概略ライン構成図である。 図3は、インテリアステーション側から見た移載・測定ブースの一部省略斜視レイアウト図である。 図4は、移載・測定ブースの一部省略正面レイアウト図である。 図5は、移載・測定ブースの一部省略上面レイアウト図である。 図6は、第1シャーシステーション側から見た移載・測定ブースの一部省略斜視レイアウト図である。 図7は、実施形態に係る車体組立ラインの動作説明に供される模式的工程図である。
この発明に係る車体組立ラインについて実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
[構成]
図1は、実施形態に係る車体組立ライン10の構成例を示す模式的な鳥瞰斜視図である。
この車体組立ライン10は、基本的には、フロア12に設けられるレール状の第1搬送路14と、該第1搬送路14と係合位置16で係合し、フロア12上の高架18に設けられるレール状の第2搬送路20とを有する。
図2A~図2Dは、車体組立ライン10及びその変形例の平面視概略ライン構成図である。図2Aは、実施形態に係る車体組立ライン10で、8の字ライン(ループ+ループ)に形成されている。
図2Bは、それぞれがU字状経路に形成された台車搬送に係わる第1搬送路14Aとハンガー搬送に係わる第2搬送路20Aが、X状ライン(非ループ+非ループ)に結合された第1変形例の車体組立ライン10Aを示している。
図2Cは、閉ループ経路に形成された第1搬送路14とU字状経路に形成された第2搬送路20Aが、左側X状ライン(非ループ+ループ)に結合された第2変形例の車体組立ライン10Bを示している。
図2Dは、U字状経路に形成された第1搬送路14Aと閉ループ経路に形成された第2搬送路20が、右側X状ライン(ループ+非ループ)に結合された第3変形例の車体組立ライン10Cを示している。
なお、図2Dの車体組立ライン10Cは、比例記号(∝)状ライン、図2Cの車体組立ライン10Bは、反転比例記号状ラインと称してもよい。
図2A~図2D中の1st~8stの意味については後述する。
以下、図1、図2Aに示す実施形態に係る車体組立ライン10を代表として説明する。
図1及び図2Aに示すように、実施形態に係る車体組立ライン10の第1搬送路14及び第2搬送路20は、それぞれ、平面視で4隅が、R形状とされた略矩形状の閉ループ経路に形成され、フロア12の面(水平面)に対し、平行に配設されている。第1搬送路14及び第2搬送路20は、上記したように、平面視では、略数字の8の字形状を呈している。
第1搬送路14は、着座式搬送装置である搬送台車22を案内する台車搬送路として形成されている。
搬送台車22は、車体(ボディ)Bを下方より支持し着座させた状態で自走(自動走行)又は手動によるレールに沿った走行が可能である。
搬送台車22によって着座搬送される車体Bには、第1搬送路14を走行中、又は停止中に、それぞれ図示しない作業者又はロボットにより上方向又は横方向(前後左右方向)から複数の構成部品P(図6参照)が装着される。
一方、第2搬送路20は、吊下式搬送装置である搬送ハンガー24を案内するハンガー搬送路として形成されている。
搬送ハンガー24は、車体Bを吊り下げ支持した状態で自走(自動走行)又は手動によるレールに沿った走行が可能である。
搬送ハンガー24により吊下搬送される車体Bには、第2搬送路20を走行中、又は停止中に、それぞれ図示しない作業者又はロボットにより横方向(前後左右方向)又は下方向から複数の構成部品Pが装着される。
なお、第1搬送路14又は第2搬送路20で車体Bに装着される構成部品Pには、後述するように、電気配線、液媒の配管、インストルメントパネル、サスペンション、主機(エンジン又はモータ)、タイヤ等が含まれる。
なお、車体組立ライン10にて、車体Bに全ての構成部品Pが組み付けられた物体、すなわち車両V(図1中、右下位置参照)には、第1搬送路14から払い出される(車両Vとして走行開始する)前に液媒(油、クーラント等)等が注入される。
第1搬送路14と第2搬送路20とが上下に並設される箇所の少なくとも1箇所の係合位置16に、着座式搬送装置である搬送台車22と吊下式搬送装置である搬送ハンガー24との間で車体Bを相互に移載可能な昇降移載装置としての移載リフター28と、三次元形状測定機である車体測定機40が設けられている。
移載リフター28と車体測定機40とにより移載・測定ブース(又は移載・測定ステーションともいう。)32が形成される。
<車体組立ライン10の工程ステーション(1st~8st)の概要説明>
車体組立ライン10の工程ステーションを工程順に概略的に説明すると、平面視で、第1搬送路14の右上隅に投入・下回りステーション(ST)101(1st)、左上隅にインテリアステーション102(2st)、第2搬送路20の右下隅に第1シャーシステーション103(3st)、左下隅に第2シャーシステーション104(4st)、左上隅に第3シャーシステーション105(5st)、右上隅に第4シャーシステーション106(6st)、第1搬送路14の左下隅に外観ステーション107(7st)、右下隅に複合・検査ステーション108(8st)が設けられる。
複合・検査ステーション108から完成車体Bが車両Vとして払い出される。この場合、車両Vは、手動運転あるいは自動運転により図示しない最終検査ステーションまで走行される。
<移載・測定ブース32における移載リフター28の構成の説明>
平面視でそれぞれのレールが空間を介して重なり合う第1搬送路14と第2搬送路20の係合位置16には、昇降移載装置としての移載リフター28と、車体測定機40が配設される。
上記したように、移載リフター28と車体測定機40により係合位置16に移載・測定ブース32が形成される。
なお、当該車体組立ライン10が全世界の各地に展開され、その各地で車両Vを生産する際には、コスト低減のために、車体測定機40が省略され、簡易な構成の、例えば2柱の移載リフターのみが配設される。
すなわち、図1に示す車体組立ライン10は、国内の他地域あるいは海外(現地)での機種立ち上がりの工数低減を実証するためのライン(実証ライン)である。
係合位置16に配設された移載リフター28と車体測定機40を備える移載・測定ブース32の構成について、図1の他に、図3、図4、図5、図6を参照して説明する。
図3は、インテリアステーション102側から見た移載・測定ブース32の一部省略斜視レイアウト図、図4は、移載・測定ブース32の一部省略正面レイアウト図、図5は、移載・測定ブース32の一部省略上面レイアウト図、図6は、第1シャーシステーション103側から見た移載・測定ブース32の一部省略斜視レイアウト図である。
図4に示すように、移載・測定ブース32には、フロア12下(この実施形態では、地下)に、ピット34が設けられる。
図4、図5に示すように、ピット34内の基底部の4隅には、上下方向に伸縮自在な4本のコラム36を上下方向に同期して伸縮させる各1個のリフター駆動機構38が設けられている。
4本のコラム36は、平面視で矩形の各頂点にそれぞれ植立されている。移載リフター28は、コラム36及びリフター駆動機構38により構成される。
移載リフター28は、リフター駆動機構38を介して、4本のコラム36を該コラム36のホーム位置である縮小状態から同期して伸長させることで、係合位置16に位置決めされた搬送台車22から車体Bを上昇させて離間させ、搬送ハンガー24に移載する。
すなわち、図3から分かるように、移載リフター28は、搬送台車22に積載された車体Bの左右両サイド下のフレームの下部を4本のコラム36の頂部棚板部37で当接支持しながらリフター駆動機構38を駆動して4本のコラム36をホーム位置から同期して上昇させる。これにより、車体Bが、搬送台車22(第1搬送路14)から離間して上昇する。
車体Bが第2搬送路20の搬送位置(高さ)まで持ち上げられると、搬送ハンガー24が係合位置16まで移動し、搬送ハンガー24の爪部25により車体Bを引っかけて吊架することで、車体Bを移載リフター28から離間可能状態にする。
搬送ハンガー24が車体Bを吊架した後に、移載リフター28の4本のコラム36を同期してホーム位置まで下降させることで、搬送台車22から搬送ハンガー24への車体Bの移載(上昇移載)が完了する。
このように、移載リフター28は、リフター駆動機構38を介して、4本のコラム36をホーム位置から同期して伸長することで、搬送台車22に着座支持されて係合位置16のフロア12側に位置決めされていた車体Bを搬送ハンガー24まで上昇させて該搬送ハンガー24に移載させることができる。
一方、搬送ハンガー24に吊架されている車体Bを搬送台車22へ移載(下降移載)する場合は、係合位置16まで車体Bを吊架している搬送ハンガー24を移動する。係合位置16で、移載リフター28は、4本のコラム36を同期してホーム位置から第2搬送路20の搬送位置まで上昇させ、搬送台車22に積載された車体Bの左右両サイド下のフレームの下部を4本のコラム36の頂部棚板部37で当接支持する。
車体Bを下方から当接支持した状態で搬送ハンガー24を係合位置16から移動(離間)させる。次いで、移載リフター28は、車体Bを下方から当接支持したまま4本のコラム36をホーム位置まで同期して下降させる。
これにより、車体Bが、第1搬送路14上の係合位置16に待機していた空の搬送台車22(第1搬送路14)に着座支持される。
このようにして、搬送ハンガー24から搬送台車22への車体Bの移載(下降移載)が完了する。
すなわち、移載リフター28は、リフター駆動機構38を介して、4本のコラム36を伸長状態から同期して縮小することで、搬送ハンガー24により係合位置16に位置決めされた車体Bを搬送ハンガー24から搬送台車22に下降させて移載させることができる。
移載リフター28は、車体Bの上昇中、又は下降中、任意の上下位置でコラム36を位置決め停止させることができる。
<移載・測定ブース32における車体測定機40の構成の説明>
図4及び図5に示すように、移載リフター28が設けられた第1搬送路14と第2搬送路20の係合位置16には、第1及び第2搬送路14、20の延びる方向に沿う両側に右側の車体測定機40Rと左側の車体測定機40Lが設けられている。車体測定機40Rと車体測定機40Lを区別して説明する場合を除いて、煩雑さを回避するために、2つの車体測定機40R、40Lと、各別の車体測定機40R、40Lとを、単に、車体測定機40という。
車体測定機40の近傍に車体測定機40の制御装置であり、パーソナルコンピュータ(PC)を含んで構成される測定機操作PC41(41L、41R)と車体測定機40の駆動装置である制御盤43(43L、43R)が設けられている(図1、図5)。
図5に示すように、移載・測定ブース32の車体測定機40による測定領域は、車体Bを測定する車体測定領域52と、該車体測定領域52の傍に併設されターンテーブル63(図6)上に載置された構成部品Pを測定する構成部品測定領域54からなる。
すなわち、車体測定機40R、40Lは、測定機操作PC41及び制御盤43の制御下に、係合位置16内の車体Bを車体Bの測定領域(車体測定領域)52内で形状を測定する。この場合、一方の車体測定機40Lは、隣接する構成部品測定領域54内に搬送された構成部品Pの形状をも測定可能である。
図3、図5、図6に示すように、車体測定機40R、40Lは、それぞれ、エンドイフェクタに3次元形状測定器である3次元スキャナ56(56R、56L)が取り付けられた6軸ロボット58(58R、58L)で構成される。
該6軸ロボット58の基部は、図3に示すように、コラム60(60R、60L)側面に配設されている。
測定機操作PC41及び制御盤43の制御下に6軸ロボット58を支持するコラム60は、フロア12に配設されたサイドレール62上を車体Bの搬送方向である図中X方向(前後方向)に移動自在である。同様に、6軸ロボット58の基部は、コラム60の溝65に沿ってZ方向(上下方向)に移動自在である。
また、測定機操作PC41及び制御盤43の制御下に、6軸ロボット58の3次元スキャナ56は、6軸ロボット58のベース部及び関節部の回転によりY方向(左右幅方向)に移動自在である。
これにより、車体測定機40の3次元スキャナ56により、車体Bの略全周の形状を測定することができる。測定した形状データは、測定機操作PC41の記憶装置に記憶され、測定機操作PC41上で予め設定されている基準形状と対比される。
[動作]
基本的には、以上のように構成される実施形態に係る車体組立ライン10の動作について、図7の模式的工程図を参照して説明する。
車体組立ライン10の前工程である塗装工程(不図示)での塗装が終了した後に、ドア等の構成部品Pが取り外された車体Bが、フロア12上の高架に設けられたレール状の搬送路200(図1)を介し、搬送ハンガー24により投入・下回りステーション101に搬送される。
図7に示すように、投入・下回りステーション101では、車体Bが搬送ハンガー24に吊架された状態で、一部の電気配線、配管等が下方より組み付けられ(オーバーヘッド作業)、さらに、車体Bは、搬送ハンガー24から搬送台車22に移載される。搬送台車22に支持された状態で残りの電気配線、配管等が車体Bに組み付けられる。
電気配線、配管等が組み付けられた車体Bは、搬送台車22により第1搬送路14に沿って、インテリアステーション102まで搬送される。
次のインテリアステーション102では、車体Bが搬送台車22に着座支持された状態で、車体Bにルーフライニング、フロアマット、及びインストルメントパネルのモジュール等のインテリア部品が組み付けられる。
インテリア部品が組み付けられた車体Bは、搬送台車22により第1搬送路14に沿って、係合位置16の移載・測定ブース32まで搬送される。
移載・測定ブース32では、4柱リフターである移載リフター28の4本のコラム36の頂部棚板部37を車体Bに当接させ、上昇可能な状態に設定する。上昇可能な状態に設定された状態で、移載リフター28によりコラム36が伸長され、車体Bが予め決められた所定高さ位置Hp(図7)まで上昇されることで搬送台車22から切離され、車体測定領域52内に位置決めされる。
次に、投入・下回りステーション101及びインテリアステーション102において上記した電気配線、配管及びインテリア部品等が組み付けられた車体Bの外観形状、寸法が、測定機操作PC41の制御下に制御盤43を介して移載・測定ブース32の車体測定機40(40R、40L)の3次元スキャナ56(56R、56L)により測定され、測定機操作PC41の記憶装置に記録される。
測定機操作PC41では、予め測定されている基準の車体(基準車体)Bの形状・寸法と、現に測定した車体Bの形状・寸法が対比され、例えば、部品取り付け用の面の面精度の変化、例えば、ADAS(Advanced Driver-Assistance System)部品の取り付け面の精度の変化の他、車体Bの構成部品間の隙間、構成部品の段差、変形等が所定範囲以内であるかが判定(形状判定という。)される。
測定(対比)後、移載リフター28により、車体Bが第2搬送路20の搬送ハンガー24の位置までさらに上昇されることで、搬送ハンガー24に車体Bが吊架される。
車体Bが搬送ハンガー24に吊架された状態で、第2搬送路20に沿って、第1シャーシステーション103の位置まで搬送され、車体測定機40で測定された形状の判定が測定機操作PC41で合格とされた車体Bに対して複数の構成部品Pが下方から組み付けられる。
組み付けられる構成部品Pは、車体Bの車種により異なる内容となるが、例えば、第1シャーシステーション103では、燃料タンクモジュール等が組み付けられ、第2シャーシステーション104では、フロントサスペンションモジュール、エンジンモジュール(及び/又はモータモジュール)が組み付けられ、第3シャーシステーション105では、リアサスペンション、ブレーキモジュール等が組み付けられ、第4シャーシステーション106では、ADAS部品が組み込まれたフロントエンドモジュール及び車両の制御モジュールが組み付けられる。
シャーシ関連部品が組み付けられた車体Bは、搬送ハンガー24により第2搬送路20に沿って、再び、係合位置16の移載・測定ブース32まで搬送される。
移載・測定ブース32では、4柱リフターである移載リフター28の4本のコラム36の頂部棚板部37を車体Bに当接させ、下降可能な状態に設定する。下降可能な状態に設定された状態で、移載リフター28により、車体Bが予め決められた所定高さ位置Hp(図7参照)まで下降されることで搬送ハンガー24から切離され、車体測定領域52内に位置決めされる。
次に、第1シャーシステーション103、第2シャーシステーション104、第3シャーシステーション105、及び第4シャーシステーション106においてシャーシ関連部品が組み付けられた車体Bの外観形状、寸法が、測定機操作PC41及び制御盤43の制御下に移載・測定ブース32の車体測定機40(40R、40L)の3次元スキャナ56(56R、56L)により測定され、測定機操作PC41の記憶装置に記録される。
測定機操作PC41では、予め測定した基準車体の形状・寸法と、現に測定した車体Bの形状・寸法が対比され、部品取り付け後の面精度の変化、及び構成部品間隙間、構成部品の段差、変形等が所定範囲以内であるかが判定(形状判定という。)される。
測定(対比)後、移載リフター28により、車体Bが第1搬送路14の搬送台車22の位置までさらに下降されることで、搬送台車22に車体Bが着座支持される。
車体Bが搬送台車22に着座支持された状態で、第1搬送路14に沿って、搬送台車22により外観ステーション107の位置まで搬送され、形状判定が合格とされた車体Bに対して残りの構成部品Pが組み付けられる。
外観ステーション107では、車体Bにバンパー、タイヤ、ウインドウ、シート等が組み付けられる。次いで、車体Bは、複合・検査ステーション108の位置まで第1搬送路14に沿って、搬送台車22により搬送される。
複合・検査ステーション108では、取り外されていたドアにパワーウインドウユニット、スピーカ、ドアライニング等が小組されたドアモジュールである構成部品Pが車体Bに組み付けられる。
なお、取り外されていたドアには、第1搬送路14の外周に配設されたドア小組場110において、ウインドウ、アクチュエータ、スピーカ、配線、スイッチ、ドアライニング等が組み付けられてドアモジュールとして完成される。
完成されたドアモジュールが、搬送台車(不図示)により構成部品測定領域54まで搬送されターンテーブル63に構成部品P(図6)として載置される。
ターンテーブル63に載置されたドアモジュールとしての構成部品Pが、車体測定機40Lの3次元スキャナ56Lにより精度・形状・寸法が測定され、基準値と比較されて合格となった後、複合・検査ステーション108まで搬送され車体Bに組み付けられる。
車体Bにドアモジュール等が組み付けられることで車両V(図1)として完成される。
複合・検査ステーション108では、さらに、車両Vに液媒が注入されると共に、燃料が給油される。これにより車両Vは、走行可能状態にされる。
次いで、車両Vは、搬送台車22からフロア12に移されることで、車体組立ライン10から払い出され、次工程で完成車検査が実施される。完成車検査は、複合・検査ステーション108で実施するようにしてもよい。
なお、車体測定機40により形状が不合格となった車体Bは、その都度、オフラインで原因究明及び対策がなされた後、再び、車体組立ライン10に戻される。
第1搬送路14又は第2搬送路20の外周には、上記したドア小組場110の他に、図示しない、サスペンション小組場、フロントエンドモジュール小組場等が設けられる。
[実施形態及び変形例から把握し得る発明]
ここで、上記実施形態及び変形例1~3から把握し得る発明について、以下に記載する。なお、理解の便宜のために構成要素には上記で用いた符号を付けているが、該構成要素は、その符号を付けたものに限定されない。
この発明に係る車体組立ライン10、10A~10Cは、車体Bを下方より支持し着座させた状態で前記車体に複数の構成部品Pを装着可能な搬送台車22を案内する第1搬送路14と、前記第1搬送路14に比較して高い位置に設けられ、係合位置16で前記第1搬送路14に係合すると共に、前記車体Bを吊り下げ支持した状態で前記車体Bの下方から複数の構成部品Pを装着可能な搬送ハンガー24を案内する第2搬送路20と、前記第1搬送路14と前記第2搬送路20との前記係合位置16に設けられ、前記第1搬送路14上の前記搬送台車22に着座した車体Bを上昇させて前記搬送ハンガー24に移載させるか、前記搬送ハンガー24に吊下支持された車体Bを下降させて前記搬送台車22に移載させる移載リフター28と、前記移載リフター28の近傍に配設され、前記車体Bの形状を測定する車体測定機40と、を備える。
この構成により車体組立ライン10、10A~10Cでは、移載リフター28の近傍に配設された車体測定機40により車体形状を測定できるので、当該車体組立ライン10、10A~10Cで車体Bの高精度な造り込み、検証が可能になる。
車体測定機40が配設されていない量産用車体組立ライン等への車体投入までの作業工数、例えば、新機種の車両Vの新規生産立ち上げ時の初期工数を大幅に削減することができる。
また、車体組立ライン10、10A~10Cにおいては、前記車体測定機40は、前記車体Bに前記構成部品Pが装着されたときの車体形状と予め設定されている基準車体形状とを比較することで、前記車体形状の変化度合を測定する。
この車体組立ライン10、10A~10Cでは、車体Bに構成部品Pが装着されたときの車体形状と予め設定されている基準車体形状とを比較することで、前記車体形状の変化度合を測定するようにしたので、当該車体組立ライン10、10A~10Cで車体Bの高精度な造り込み、検証が可能になる。
車体測定機40が配設されていない、量産用車体組立ライン等への車体投入までの作業工数、例えば、新機種の新規生産立ち上げ時の初期工数を大幅に削減することができる。
さらに、車体組立ライン10、10A~10Cにおいて、前記車体測定機40は、車体Bへの前記構成部品Pの装着前後での車体形状の変化を測定するようにしてもよい。
この車体組立ライン10、10A~10Cでは、移載リフター28の近傍に配設された車体測定機40により構成部品装着前後の車体形状の変化を測定できるので、当該車体組立ライン10、10A~10Cで車体Bの高精度な造り込み、検証が可能になる。
車体測定機40が配設されていない、量産用車体組立ライン等への車体投入までの作業工数、例えば、新機種の新規生産立ち上げ時の初期工数を大幅に削減することができる。
さらに、車体組立ライン10、10A~10Cにおいては、複数の前記構成部品Pには、車両Vの駆動源が含まれており、前記車体測定機40は、前記駆動源の装着前後の車体Bを測定する。
これにより、車両Vの駆動源は重量物であり、該重量物の構成部品Pの装着前後の車体Bを測定することで、車体組立ライン10、10A~10Cでの組立中に、車体Bの品質が確保されているか否かを容易に判定することができる。
さらに、車体組立ライン10、10A~10Cにおいては、前記第1搬送路14及び前記第2搬送路20は、それぞれ、閉ループ経路に形成されているとしてもよい。
さらにまた、車体組立ライン10、10A~10Cにおいては、前記第1搬送路14又は前記第2搬送路20の一方が、閉ループ経路に形成され、他方がU字状経路に形成されているとしてもよい。
さらにまた、車体組立ライン10、10A~10Cにおいては、前記第1搬送路14又は前記第2搬送路20は、それぞれU字状経路に形成されているとしてもよい。
さらにまた、車体組立ライン10、10A~10Cにおいては、前記第1搬送路14又は前記第2搬送路20の傍に、部品を小組して前記構成部品Pを組み立てる小組場110が設けられているようにしてもよい。
これによれば、コンパクトな工程レイアウトで車体組立ライン10、10A~10Cのスペースの有効活用ができる。
さらにまた、車体組立ライン10、10A~10Cにおいては、前記車体測定機40の前記係合位置の近傍に配設される構成部品Pの測定ブース32をさらに、備え、前記測定ブース32では、前記小組場110から搬送されて配設された前記小組後の構成部品Pの形状が前記車体測定機40により測定されるようにしてもよい。
これによれば、第1搬送路14又は第2搬送路20で車体Bに装着される小組構成部品単体を、測定ブース32にて、車体Bへの装着前に車体測定機40を利用して形状を測定できるので、車体Bへの装着前に、小組構成部品Pの形状品質が確保されているか否かを容易に判定することができる。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10、10A~10C…車体組立ライン 12…フロア
14、14A…第1搬送路 16…係合位置
18…高架 20、20A…第2搬送路
22…搬送台車 24…搬送ハンガー
28…移載リフター 32…移載・測定ブース
34…ピット 36…コラム
38…リフター駆動機構
40(40L、40R)…車体測定機
41(41L、41R)…測定機操作PC 43…制御盤
52…車体測定領域 54…構成部品測定領域
56(56L、56R)…3次元スキャナ
58…6軸ロボット 60…コラム
63…ターンテーブル
101…投入・下回りステーション 102…インテリアステーション
103…第1シャーシステーション 104…第2シャーシステーション
105…第3シャーシステーション 106…第4シャーシステーション
107…外観ステーション 108…複合・検査ステーション
110…ドア小組場

Claims (9)

  1. 車体を下方より支持し着座させた状態で前記車体に複数の構成部品を装着可能な搬送台車を案内する第1搬送路と、
    前記第1搬送路に比較して高い位置に設けられ、係合位置で前記第1搬送路に係合すると共に、前記車体を吊り下げ支持した状態で前記車体の下方から複数の構成部品を装着可能な搬送ハンガーを案内する第2搬送路と、
    前記第1搬送路と前記第2搬送路との前記係合位置に設けられ、前記第1搬送路上の前記搬送台車に着座した車体を上昇させて前記搬送ハンガーに移載させるか、前記搬送ハンガーに吊下支持された車体を下降させて前記搬送台車に移載させる移載リフターと、
    前記移載リフターの近傍に配設され、前記車体の形状を測定する車体測定機と、
    を備える車体組立ライン。
  2. 請求項1に記載の車体組立ラインにおいて、
    前記車体測定機は、
    前記車体に前記構成部品が装着されたときの車体形状と予め設定されている基準車体形状とを比較することで、前記車体形状の変化度合を測定する
    車体組立ライン。
  3. 請求項1に記載の車体組立ラインにおいて、
    前記車体測定機は、
    車体への前記構成部品の装着前後での車体形状の変化を測定する
    車体組立ライン。
  4. 請求項3に記載の車体組立ラインにおいて、
    複数の前記構成部品には、車両の駆動源が含まれており、前記車体測定機は、前記駆動源の装着前後の車体を測定する
    車体組立ライン。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の車体組立ラインにおいて、
    前記第1搬送路及び前記第2搬送路は、それぞれ、閉ループ経路に形成されている
    車体組立ライン。
  6. 請求項1~4のいずれか1項に記載の車体組立ラインにおいて、
    前記第1搬送路又は前記第2搬送路の一方が、閉ループ経路に形成され、他方がU字状経路に形成されている
    車体組立ライン。
  7. 請求項1~4のいずれか1項に記載の車体組立ラインにおいて、
    前記第1搬送路又は前記第2搬送路は、それぞれU字状経路に形成されている
    車体組立ライン。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の車体組立ラインにおいて、
    前記第1搬送路又は前記第2搬送路の傍に、部品を小組して前記構成部品を組み立てる小組場が設けられている
    車体組立ライン。
  9. 請求項8に記載の車体組立ラインにおいて、
    前記車体測定機の前記係合位置の近傍に配設される構成部品の測定ブースをさらに、備え、
    前記測定ブースでは、前記小組場から搬送されて配設された前記小組後の構成部品の形状が前記車体測定機により測定される
    車体組立ライン。
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