JP2022108449A - 軸部材 - Google Patents

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Yuki Ogawa
聖也 丸亀
Seiya Marugame
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Abstract

【課題】モーメント荷重が加わる高温環境下におけるクリープ変形の抑制及び転動疲労寿命の改善が可能な軸部材を提供する。【解決手段】軸部材は、鋼製であり、転動体に接触する外周面を備える。軸部材の径方向における外周面からの距離が第1距離以下の領域では、硬さが653Hv以上になっている。軸部材の径方向における距離が第2距離以上の領域では、残留オーステナイト量が7体積パーセント以下になっている。第1距離は、外周面から転動体と外周面とが接触した際の最大せん断応力が650MPaとなる位置までの径方向における距離よりも大きい。第2距離は、外周面から転動体と外周面とが接触した際の最大せん断応力が650MPaとなる位置までの径方向における距離の1.5倍以下である。【選択図】図3

Description

本発明は、軸部材に関する。
特許文献1(特開2010-1521号公報)には、ピニオンシャフトが記載されている。特許文献1に記載のピニオンシャフトは、芯部における残留オーステナイト量が0体積パーセントになっている。特許文献1に記載のピニオンシャフトは、外周面における硬さが650Hv以上とされている。
ピニオンシャフトは、モーメント荷重が加わる高温環境下において使用される。そのため、ピニオンシャフトは、使用に伴い、クリープ変形することがある。特許文献1に記載のピニオンシャフトでは、芯部における残留オーステナイト量が0体積パーセントになっているため、使用に伴うクリープ変形の発生が抑制されている。また、特許文献1に記載のピニオンシャフトでは、外周面における硬さが650Hv以上であるため、転動疲労寿命が改善されている。
特開2010-1521号公報
しかしながら、本発明者らが鋭意検討を行ったところ、特許文献1に記載のピニオンシャフトは、クリープ変形に対する耐性及び転動疲労寿命に関して改善の余地がある。すなわち、特許文献1に記載のピニオンシャフトでは、外周面に存在している表面硬化層の深さ及び外周面から芯部までの距離が特定されていないため、クリープ変形に対する耐性及び転動疲労寿命が不十分になり得る。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、モーメント荷重が加わる高温環境下におけるクリープ変形の抑制及び転動疲労寿命の改善が可能な軸部材を提供するものである。
本発明の第1態様に係る軸部材は、鋼製であり、転動体に接触する外周面を備える。軸部材の径方向における外周面からの距離が第1距離以下の領域では、硬さが653Hv以上になっている。軸部材の径方向における距離が第2距離以上の領域では、残留オーステナイト量が7体積パーセント以下になっている。第1距離は、外周面から転動体と外周面とが接触した際の最大せん断応力が650MPaとなる位置までの径方向における距離よりも大きい。第2距離は、外周面から転動体と外周面とが接触した際の最大せん断応力が650MPaとなる位置までの径方向における距離の1.5倍以下である。
本発明の第2態様に係る軸部材は、軸部材は、鋼製であり、転動体に接触する外周面を備える。軸部材の径方向における外周面からの距離が第1距離以下の領域では、硬さが653Hv以上になっている。軸部材の径方向における距離が第2距離以上の領域では、残留オーステナイト量が7体積パーセント以下になっている。第1距離は、軸部材の直径が12mm未満である場合に直径の0.038倍以上であり、直径が12mm以上16mm未満である場合に直径の0.03倍以上であり、直径が16mm以上20mm未満である場合に直径の0.025倍以上であり、直径が20mm以上である場合に直径の0.02倍以上である。第2距離は、直径が12mm未満である場合に直径の0.04倍以下であり、直径が12mm以上16mm未満である場合に直径の0.038倍以下であり、直径が16mm以上20mm未満である場合に直径の0.03倍以下であり、直径が20mm以上である場合に直径の0.025倍以下である。
本発明の第3態様に係る軸部材は、軸部材は、鋼製であり、転動体に接触する外周面を備える。軸部材の径方向における外周面からの距離が第1距離以下の領域では、硬さが653Hv以上になっている。軸部材の径方向における距離が第2距離以上の領域では、残留オーステナイト量が7体積パーセント以下になっている。第1距離は、軸部材の直径が12mm以下である場合に直径の0.02倍以上である。第1距離は、直径が12mm超である場合に直径の0.015倍以上である。第2距離は、直径が12mm以下である場合に直径の0.025倍以下である。第2距離は、直径が12mm超である場合に直径の0.02倍以下である。
上記の軸部材では、鋼が、0.10重量パーセント以上0.40重量パーセント以下の炭素と、0.10重量パーセント以上2.50重量パーセント以下のシリコンと、0.30重量パーセント以上1.20重量パーセント以下のマンガンと、1.20重量パーセント以下のクロムと、0.30重量パーセント以下のモリブデンとを含んでいてもよい。
上記の軸部材では、鋼が、0.90重量パーセント以上1.20重量パーセント以下の炭素と、0.10重量パーセント以上2.50重量パーセント以下のシリコンと、0.50重量パーセント以下のマンガンと、1.20重量パーセント以上1.70重量パーセント以下のクロムと、0.08重量パーセント以下のモリブデンとを含んでいてもよい。
上記軸部材では、鋼が、0.90重量パーセント以上1.20重量パーセント以下の炭素と、0.10重量パーセント以上2.50重量パーセント以下のシリコンと、0.80重量パーセント以上1.30重量パーセント以下のマンガンと、0.80重量パーセント以上1.30重量パーセント以下のクロムと、0.08重量パーセント以下のモリブデンとを含んでいてもよい。
上記の軸部材では、外周面に、浸炭処理又は浸炭浸窒処理が施されていてもよい。外周面における残留オーステナイト量は、10体積パーセント以上40体積パーセント以下であってもよい。上記の軸部材は、遊星歯車装置用のピニオンシャフトであってもよい。
本発明の第1態様及び第2態様に係る軸部材によると、モーメント荷重が加わる高温環境下におけるクリープ変形の抑制及び転動疲労寿命の改善が可能である。
遊星歯車装置100の正面図である。 図1中のII-IIにおける断面図である。 外周面30a近傍における軸部材30の拡大断面図である。 軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が外径D1の0.015倍となる位置での最大せん断応力と外径D1との間の関係を示すグラフである。 軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が外径D1の0.02倍となる位置での最大せん断応力と外径D1との間の関係を示すグラフである。 軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が外径D1の0.025倍となる位置での最大せん断応力と外径D1との間の関係を示すグラフである。 軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が外径D1の0.03倍となる位置での最大せん断応力と外径D1との間の関係を示すグラフである。 軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が外径D1の0.038倍となる位置での最大せん断応力と外径D1との間の関係を示すグラフである。 軸部材30の製造方法を示す工程図である。 4点曲げ試験の内容を説明するための模式図である。 4点曲げ試験における試験片W中の残留オーステナイト量と試験片Wの反り量との関係を示すグラフである。 4点曲げ試験の前後での試験片W中の残留オーステナイト量の変化と試験片Wの反り量との関係を示すグラフである。 軸部材30の径方向における外周面30aからの距離と最大せん断応力との関係を示すグラフである。
実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。ここでは、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
(実施形態に係る遊星歯車装置及び実施形態に係る軸部材の構成)
以下に、実施形態に係る遊星歯車装置(以下「遊星歯車装置100」とする)及び実施形態に係る軸部材(以下「軸部材30」とする)の構成を説明する。
図1は、遊星歯車装置100の正面図である。図2は、図1中のII-IIにおける断面図である。図1及び図2に示されるように、遊星歯車装置100は、内歯車10と、軸部材20と、太陽歯車21と、軸部材30と、遊星歯車31と、キャリア40(図1中において図示を省略)とを有している。遊星歯車装置100は、例えば、自動車のトランスミッションの減速機に用いられる。
内歯車10は、円環形状を有している。内歯車10は、内周面と、外周面とを有している。内歯車10の内周面には、内歯車10の周方向に沿って複数の歯が形成されている。内歯車10の歯は、内歯車10の径方向内側に向かって、内歯車10の内周面から突出している。
軸部材20は、円柱形状を有している。軸部材20の中心軸の位置は、内歯車10の中心軸の位置に一致している。太陽歯車21は、内周面と、外周面とを有している。太陽歯車21の外周面には、太陽歯車21の周方向に沿って複数の歯が形成されている。太陽歯車21の歯は、太陽歯車21の径方向外側に向かって、太陽歯車21の外周面から突出している。太陽歯車21の中心部には、太陽歯車21を厚さ方向に沿って貫通している中心孔が形成されている。軸部材20は、太陽歯車21の中心孔に嵌め合わされることにより太陽歯車21に取り付けられている。
軸部材30は、円柱形状を有している。軸部材30は、外周面30aを有している。軸部材30の詳細構成は、後述する。遊星歯車31は、内歯車10と太陽歯車21との間に配置されている。遊星歯車31の中心部には、遊星歯車31を厚さ方向に貫通している中心孔が形成されている。軸部材30の外径は、外径D1である。
遊星歯車31は、内周面31aと、外周面31bとを有している。遊星歯車31の中心孔の内壁面が、内周面31aである。外周面31bには、遊星歯車31の周方向に沿って複数の歯が形成されている。遊星歯車31の歯は、遊星歯車31の径方向外側に向かって外周面31bから突出している。遊星歯車31の歯は、内歯車10の歯及び太陽歯車21の歯と噛み合っている。
軸部材30は、遊星歯車31の中心孔に挿入されている。すなわち、軸部材30は、いわゆるピニオンシャフトである。軸部材30は、内周面31aにより、回転自在に支持されている。より具体的には、外周面30aと内周面31aとの間には、複数の転動体32が配置されている。このことを別の観点から言えば、外周面30aは、転動体32に接触する軸部材30の面である。転動体32は、例えば、針状ころである。転動体32の外径は、外径D2である。外径D2は、外径D1の0.5倍以下である。キャリア40は、軸部材30の軸方向における一方端に固定されている。
入力軸になる軸部材20を中心軸回りに回転させることにより、太陽歯車21が軸部材20の中心軸回りに回転する。遊星歯車31の歯は太陽歯車21の歯及び内歯車10の歯と噛み合っているため、太陽歯車21の回転に伴って、遊星歯車31は、太陽歯車21の回りを公転することになる。遊星歯車31の公転は、軸部材30を介してキャリア40に伝達され、キャリア40に固定された出力軸(図示せず)を中心軸回りに回転させる。このように、遊星歯車装置100によると、入力軸の回転が減速された上で出力軸に伝達されることになる。
<実施形態に係る軸部材の詳細構成>
以下に、軸部材30の詳細構成を説明する。
軸部材30は、鋼製である。軸部材30を構成している鋼は、好ましくは、以下の第1組成、第2組成又は第3組成の鋼である。
表1に示されるように、第1組成の鋼は、0.10重量パーセント以上0.40重量パーセント以下の炭素と、0.10重量パーセント以上2.50重量パーセント以下のシリコンと、0.30重量パーセント以上1.20重量パーセント以下のマンガンと、1.20重量パーセント以下のクロムと、0.30重量パーセント以下のモリブデンとを含んでいる。なお、第1組成の鋼は、クロム及びモリブデンを含んでいなくてもよい。第1組成の鋼の残部は、鉄及び不可避不純物である。
Figure 2022108449000002
表2に示されるように、第2組成の鋼は、0.90重量パーセント以上1.20重量パーセント以下の炭素と、0.10重量パーセント以上2.50重量パーセント以下のシリコンと、0.50重量パーセント以下のマンガンと、1.20重量パーセント以上1.70重量パーセント以下のクロムと、0.08重量パーセント以下のモリブデンとを含んでいる。なお、第2組成の鋼は、モリブデンを含んでいなくてもよい。第2組成の鋼の残部は、鉄及び不可避不純物である。
Figure 2022108449000003
表3に示されるように、第2組成の鋼は、0.90重量パーセント以上1.20重量パーセント以下の炭素と、0.10重量パーセント以上2.50重量パーセント以下のシリコンと、0.80重量パーセント以上1.30重量パーセント以下のマンガンと、0.80重量パーセント以上1.30重量パーセント以下のクロムと、0.08重量パーセント以下のモリブデンとを含んでいる。なお、第3組成の鋼は、モリブデンを含んでいなくてもよい。第3組成の鋼の残部は、鉄及び不可避不純物である。
Figure 2022108449000004
図3は、外周面30a近傍における軸部材30の拡大断面図である。図3には、軸部材30の中心軸を通る断面が示されている。図3に示されるように、軸部材30は、第1領域30bと、第2領域30cとを有している。
第1領域30bは、外周面30aにある。第1領域30bは、軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が距離L1以下の領域である。第1領域30bでは、硬さが653Hv以上(58HRC以上)となっている。
転動体32と外周面30aとが接触した際の最大せん断応力が650MPaとなる位置を、位置Pとする。距離L1は、外周面30aから位置Pまでの軸部材30の径方向における距離よりも大きい。なお、転動体32と外周面30aとが接触した際の最大接触面圧は、例えば、2000MPa以上4000MPa以下である。
転動体32と外周面30aとが接触した際の最大せん断応力は、式(1)に式(2)及び式(3)を代入することにより、外周面30aからの距離の関数となる。そのため、この関数に基づき、位置Pが求められる。
Figure 2022108449000005
第2領域30cは、軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が距離L2以上の領域である。第2領域30cでは、残留オーステナイト量が7体積パーセント以下となっている。第2領域30cにおける残留オーステナイト量は、0体積パーセントであってもよい。
距離L2は、例えば距離L1以上である。但し、距離L2は、距離L1よりも小さくてもよい。このことを別の観点から言えば、第1領域30bと第2領域30cとは、軸部材30の径方向において、互いに重なり合っていてもよい。距離L2が大きすぎると、第2領域30cが細くなりすぎ、クリープ変形を抑制できなくなる。そのため、距離L2は、外周面30aから位置Pまでの軸部材30の径方向における距離の1.5倍以下である。距離L2は、好ましくは、外周面30aから位置Pまでの軸部材30の径方向における距離の1.3倍以下である。
図4は、軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が外径D1の0.015倍となる位置での最大せん断応力と外径D1との間の関係を示すグラフである。図5は、軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が外径D1の0.02倍となる位置での最大せん断応力と外径D1との間の関係を示すグラフである。図6は、軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が外径D1の0.025倍となる位置での最大せん断応力と外径D1との間の関係を示すグラフである。
図7は、軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が外径D1の0.03倍となる位置での最大せん断応力と外径D1との間の関係を示すグラフである。図8は、軸部材30の径方向における外周面30aからの距離が外径D1の0.038倍となる位置での最大せん断応力と外径D1との間の関係を示すグラフである。
なお、図4~図8に示されるグラフの算出に際して、転動体32と外周面30aとの間の最大接触面圧、外径D1、外径D2、転動体32と外周面30aとの間の接触幅、ヤング率、ポワソン比及び摩擦係数には、表4に示される値が適用された。
Figure 2022108449000006
図4~図8に示されるグラフ及び第1領域30bを形成するための熱処理のばらつきを考慮して、例示的な距離L1の最小値及び距離L2の最大値を外径D1及び外径D2ごとに求めると、表5及び表6に示されるとおりとなる。
Figure 2022108449000007
Figure 2022108449000008
外周面30aには、浸炭処理が行われていることが好ましい。外周面30aには、浸炭浸窒処理が行われていてもよい。浸炭処理は、外周面30aにおける炭素濃度が0.7重量パーセント以上となるように行われることが好ましい。浸炭浸窒処理は、外周面30aにおける炭素濃度及び窒素濃度がそれぞれ0.7重量パーセント以上及び0.3重量パーセント以上となるように行われることが好ましい。
外周面30aにおける残留オーステナイト量は、10体積パーセント以上40体積パーセント以上であることが好ましい。なお、外周面30aからの距離が外径D1の0.01倍までの領域における残留オーステナイト量が10体積パーセント以上40体積パーセント以上であれば、「外周面30aにおける残留オーステナイト量が10体積パーセント以上40体積パーセント以上である」ことが充足される。
第1領域30bにおける硬さは、JIS規格(JIS Z 2244:2009)に定められているビッカース硬さ試験法により測定される。第1領域30b及び第2領域30cにおける残留オーステナイト量は、X線回折法により測定される。すなわち、オーステナイトのX線回折ピークの積分強度と鋼中のオーステナイト以外の相のX線回折ピークの積分強度とを比較することにより、残留オーステナイト量が得られる。
<実施形態に係る軸部材の製造方法>
図9は、軸部材30の製造方法を示す工程図である。図9に示されるように、軸部材30の製造方法は、準備工程S1と、浸炭浸窒処理工程S2と、焼入れ工程S3と、焼戻し工程S4と、後処理工程S5とを有している。
準備工程S1においては、加工対象部材が準備される。浸炭浸窒処理工程S2においては、加工対象部材の外周面に対する浸炭浸窒処理が行われる。浸炭浸窒処理は、炭素及び窒素を含有する雰囲気中において、加工対象部材を加熱保持することにより行われる。浸炭浸窒処理に用いられる雰囲気ガスは、例えば、RXガス、エンリッチガス及びアンモニアガスを含む。浸炭浸窒処理が行われる際の加熱保持温度は、例えば、加工対象部材を構成している鋼のA変態点以上の温度である。
焼入れ工程S3においては、第1に、加工対象部材が、A変態点以上の温度で加熱保持される。これにより、加工対象部材を構成している鋼中に、オーステナイトが生成される。焼入れ工程S3においては、第2に、加工対象部材が、M変態点以下の温度に急冷される。これにより、上記の加熱保持により生成されたオーステナイトの一部がマルテンサイトとなり、その残部が残留オーステナイトとなる。
焼戻し工程S4においては、加工対象部材がA変態点未満の温度で加熱保持される。これにより、焼入れ工程S3後に残存していた残留オーステナイトの一部が分解される。後処理工程S5においては、加工対象部材に対する仕上げ加工(研削、研磨等)及び洗浄が行われる。以上により、図3に示される構造の軸部材30が製造される。
加工対象部材中の残留オーステナイト量をさらに少なくしようとする場合には、焼入れ工程S3が行われた後焼戻し工程S4が行われる前に、深冷処理工程S6がさらに行われてもよい。深冷処理工程S6においては、加工対象部材が、M変態点以下の温度に冷却される。これにより、焼入れ工程S3後に残存していた残留オーステナイトの一部が、マルテンサイトに変態する。
なお、距離L1及び距離L2は、焼戻し工程S4における加熱温度及び保持時間並びに深冷処理工程S6における冷却温度を適宜調整することにより、調整される。
(実施形態に係る遊星歯車装置及び実施形態に係る軸部材の効果)
以下に、遊星歯車装置100及び軸部材30の効果を説明する。
距離L1が外周面30aから位置Pまでの軸部材30の径方向における距離よりも小さい場合、位置Pにおいて十分な硬さを確保することができない。その結果、軸部材30の転動疲労寿命が不十分となるおそれがある。しかしながら、軸部材30では、距離L1が外周面30aから位置Pまでの軸部材30の径方向における距離よりも大きいため、位置Pにおいて十分な硬さ(より具体的には、653Hv以上の硬さ)を確保することができる。そのため、軸部材30によると、転動疲労寿命を改善することができる。
図10は、4点曲げ試験の内容を説明するための模式図である。図10に示されるように、試験片Wが4点曲げ試験は、位置P1及び位置P2において支持された状態で、位置P3及び位置P4に荷重を加えることにより行われる。
試験片Wの寸法は、長さが140mm、幅が20mm、厚さが3mmである。位置P1及び位置P2は、試験片Wの長手方向における中心に関して、対称な位置に配置される。位置P1と位置P2との間の距離は、120mmである。位置P3と位置P4との間の距離は、60mmである。位置P3及び位置P4は、試験片Wの長手方向における中心に関して、対称な位置に配置される。試験片Wに対する荷重は、試験片Wに加わる曲げ応力の最大値が200MPaとなるように加えられる。この荷重は、試験片Wの第2面Wb側から第1面Wa側に向かって加えられる。上記の荷重が加わっている状態で、試験片Wは、大気中において、130℃で50時間保持される。試験片Wの反り量は、第2面Wbの試験片Wの長手方向における端と当該端からの距離が最大になる第2面Wb上の位置との間の距離である。
図11は、4点曲げ試験における試験片W中の残留オーステナイト量と試験片Wの反り量との関係を示すグラフである。図11に示されるように、4点曲げ試験が行われる前における試験片W中の残留オーステナイト量が小さくなるほど、試験片Wの反り量が小さくなっている。このことから、第2領域30cにおける残留オーステナイト量が7体積パーセント以下とすることにより、軸部材30のクリープ変形を抑制することができる。
しかしながら、距離L2が外周面30aから位置Pまでの軸部材30の径方向における距離の1.5倍よりも大きい場合、第2領域30cが細くなり過ぎ、残留オーステナイト量を7体積パーセント以下としたことによるクリープ変形の抑制効果が不足することがある。軸部材30では、距離L2が外周面30aから位置Pまでの軸部材30の径方向における距離の1.5倍以下であるため、クリープ変形が十分に抑制される。
図12は、4点曲げ試験の前後での試験片W中の残留オーステナイト量の変化と試験片Wの反り量との関係を示すグラフである。図12に示されるように、4点曲げ試験の前後での試験片W中の残留オーステナイト量の変化と試験片Wの反り量との間には、特段の相はない。
他方で、図11に示されるように、試験片WをJIS規格(JIS G 4805:2019)に定められているSUJ3で形成している場合、試験片WをJIS規格に定められているSUJ2で形成している場合と比較して、試験片Wの反り量が小さくなる。すなわち、軸部材30を構成している鋼中の合金成分は、軸部材30のクリープ変形に影響を与える。
SUJ3は、SUJ2と比較して、相対的に多くのシリコン及びマンガンを含有している。第1組成の鋼は、SUJ2及びSUJ3と比較して、相対的にシリコンの含有量が大きくなっている。第2組成及び第3組成の鋼は、SUJ2及びSUJ3と比較して相対的にシリコン及びマンガンの含有量が大きくなっている。そのため、軸部材30を第1組成ないし第3組成の鋼で形成することにより、クリープ変形がさらに抑制される。
鋼中の炭素濃度が低い場合、焼入れにより生成されたマルテンサイト中の転位密度が引くなり、高温保持がなされた際に転位が移動しにくい。第3組成の鋼は、炭素濃度がSUJ2及びSUJ3と比較して相対的に炭素濃度が低くなっている。そのため、軸部材30を第3組成の鋼で形成することにより、クリープ変形がさらに抑制される。
鋼中におけるクロムの含有量が増加すると、当該鋼のクリープ変形が促進される。第1組成ないし第3組成の鋼は、クロムの含有量が相対的に少ないため、クリープ変形を抑制することができる。また、鋼中のクロムの含有量が抑えられている結果、鋼材コストを低減することができる。
外周面30aに浸炭処理又は浸炭浸窒処理が行われている場合、外周面30aにおける軸部材30の硬さが上昇するため、軸部材30の転動疲労寿命をさらに改善できる。外周面30aにおける残留オーステナイト量が10パーセント以上40パーセント以下である場合、残留オーステナイトの存在により応力集中及び圧痕の発生が抑制され、異物混入環境下における転動疲労寿命がさらに改善される。
遊星歯車装置100は、ピニオンシャフトとして軸部材30を有しているため、ピニオンシャフトの転動疲労寿命及びピニオンシャフトのクリープ変形が抑制されている。
(変形例1)
生産効率等の観点から、表5及び表6に示されているように外径D1及び外径D2ごとに距離L1及び距離L2を変化させることが困難な場合がある。この場合には、外径D1ごとに距離L1及び距離L2を変化させることにより、同様の効果が得られる。より具体的には、軸部材30において、外周面30aと転動体32とが4000MPaの最大接触面圧で接触する場合、距離L1及び距離L2は、外径D1ごとに、表7に示されるよう設定されてもよい。
Figure 2022108449000009
(変形例2)
図13は、軸部材30の径方向における外周面30aからの距離と最大せん断応力との関係を示すグラフである。図13のグラフの算出に際して、外径D1は18mmとされ、外径D2は3.5mmとされた。また、図13のグラフの算出に際して、外周面30aと転動体32との間の最大接触面圧は、2164MPaとされた。
図13に示されるように、外径D1、外径D2及び外周面30aと転動体32との間の最大接触面圧によっては、軸部材30に加わる最大せん断応力が650MPaを下回ることがある。このような場合でも、表面起点の損傷を防ぐことを考慮する必要がある。この際も、第2領域30cが細すぎるとクリープ変形の抑制が困難となる。このような観点からは、軸部材30において、外周面30aと転動体32とが最大せん断応力が650MPa以下となるような最大接触面圧で接触する場合、距離L1及び距離L2は、外径D1ごとに、表8に示されるよう設定されてもよい。
Figure 2022108449000010
以上のように本発明の実施形態について説明を行ったが、上述の実施形態を様々に変形することも可能である。また、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むことが意図される。
本実施形態は、ピニオンシャフト及びピニオンシャフトを用いた遊星歯車装置に特に有利に適用される。
10 内歯車、20 軸部材、21 太陽歯車 30 軸部材、30a 外周面、30b 第1領域、30c 第2領域、31 遊星歯車、31a 内周面、31b 外周面、32 転動体、40 キャリア、100 遊星歯車装置、D1 外径、D2 外径、P 位置、P1 位置、P2 位置、P3 位置、P4 位置、L1 距離、L2 距離、S1 準備工程、S2 浸炭浸窒処理工程、S3 焼入れ工程、S4 焼戻し工程、S5 後処理工程、S6 深冷処理工程、W 試験片。

Claims (8)

  1. 鋼製の軸部材であって、
    転動体に接触する外周面を備え、
    前記軸部材の径方向における前記外周面からの距離が第1距離以下の領域では、硬さが653Hv以上になっており、
    前記径方向における前記外周面からの距離が第2距離以上の領域では、残留オーステナイト量が7体積パーセント以下になっており、
    前記第1距離は、前記外周面から前記転動体と前記外周面とが接触した際の最大せん断応力が650MPaとなる位置までの前記径方向における距離よりも大きく、
    前記第2距離は、前記外周面から前記転動体と前記外周面とが接触した際の最大せん断応力が650MPaとなる位置までの前記径方向における距離の1.5倍以下である、軸部材。
  2. 鋼製の軸部材であって、
    転動体に接触する外周面を備え、
    前記軸部材の径方向における前記外周面からの距離が第1距離以下の領域では、硬さが653Hv以上になっており、
    前記径方向における前記外周面からの距離が第2距離以上の領域では、残留オーステナイト量が7体積パーセント以下になっており、
    前記第1距離は、前記軸部材の直径が12mm未満である場合には前記直径の0.038倍以上であり、前記直径が12mm以上16mm未満である場合には前記直径の0.03倍以上であり、前記直径が16mm以上20mm未満である場合には前記直径の0.025倍以上であり、前記直径が20mm以上である場合には前記直径の0.02倍以上であり、
    前記第2距離は、前記直径が12mm未満である場合には前記直径の0.04倍以下であり、前記直径が12mm以上16mm未満である場合には前記直径の0.038倍以下であり、前記直径が16mm以上20mm未満である場合には前記直径の0.03倍以下であり、前記直径が20mm以上である場合には前記直径の0.025倍以下である、軸部材。
  3. 鋼製の軸部材であって、
    転動体に接触する外周面を備え、
    前記軸部材の径方向における前記外周面からの距離が第1距離以下の領域では、硬さが653Hv以上になっており、
    前記径方向における前記外周面からの距離が第2距離以上の領域では、残留オーステナイト量が7体積パーセント以下になっており、
    前記第1距離は、前記軸部材の直径が12mm以下である場合に前記直径の0.02倍以上であり、前記直径が12mm超である場合に前記直径の0.015倍以上であり、
    前記第2距離は、前記直径が12mm以下である場合に前記直径の0.025倍以下であり、前記直径が12mm超である場合に前記直径の0.02倍以下である、軸部材。
  4. 前記鋼は、0.10重量パーセント以上0.40重量パーセント以下の炭素と、0.10重量パーセント以上2.50重量パーセント以下のシリコンと、0.30重量パーセント以上1.20重量パーセント以下のマンガンと、1.20重量パーセント以下のクロムと、0.30重量パーセント以下のモリブデンとを含む、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の軸部材。
  5. 前記鋼は、0.90重量パーセント以上1.20重量パーセント以下の炭素と、0.10重量パーセント以上2.50重量パーセント以下のシリコンと、0.50重量パーセント以下のマンガンと、1.20重量パーセント以上1.70重量パーセント以下のクロムと、0.08重量パーセント以下のモリブデンとを含む、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の軸部材。
  6. 前記鋼は、0.90重量パーセント以上1.20重量パーセント以下の炭素と、0.10重量パーセント以上2.50重量パーセント以下のシリコンと、0.80重量パーセント以上1.30重量パーセント以下のマンガンと、0.80重量パーセント以上1.30重量パーセント以下のクロムと、0.08重量パーセント以下のモリブデンとを含む、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の軸部材。
  7. 前記外周面には、浸炭処理又は浸炭浸窒処理が施されており、
    前記外周面における残留オーステナイト量は、10体積パーセント以上40体積パーセント以下である、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の軸部材。
  8. 遊星歯車装置用のピニオンシャフトである、請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の軸部材。
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