JP2022103552A - モータルーム内の配置構造 - Google Patents

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皓太 ▲高▼市
Kota Takaichi
健志 福永
Kenji Fukunaga
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Abstract

【課題】車両の衝突によりフレームが移動しても、フレームと周辺部材との間でハーネスが挟まれることを防止すること。【解決手段】一実施形態に係るモータルーム1内の配置構造は、車両のモータルーム1に電気機器5を取り付けるフレーム構造10と、電気機器5に接続されるハーネス20と、モータルーム1と車室2とを隔てる隔壁30とを備え、フレーム構造10は、隔壁30に対向する第1フレーム12を有し、ハーネス20は、第1フレーム12に沿うように第1フレーム12上に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、モータルーム内の配置構造に関する。
特許文献1には、車両の衝突時等においても、電力制御装置が他の搭載機器と干渉することを抑制し、電力制御装置等が損傷することを抑制可能な電力制御装置の搭載構造が開示されている。
具体的には、車両と障害物(衝突バリア30)との衝突が発生した場合であっても、パワーケーブル17を収容する空間を確保することで、PCUケース13から伸びるパワーケーブル17への影響が抑制されることが開示されている(段落[0004]~[0005]参照)。
特開2012-144227号公報
しかしながら、上述の従来技術では、上述の収容空間が確保できないような衝撃が加わった場合(例えば、ダッシュクロスメンバ26が車両後方に変形する場合)は、ダッシュパネル22とPCUケース13とで挟まれ、パワーケーブル17が損傷するおそれがあるという問題点があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、車両の衝突によりフレームが移動しても、フレームと周辺部材との間でハーネスが挟まれることを防止できるモータルーム内の配置構造を提供することを目的とする。
一実施形態に係るモータルーム内の配置構造は、車両のモータルームに電気機器を取り付けるフレーム構造と、前記電気機器に接続されるハーネスと、前記モータルームと車室とを隔てる隔壁とを備え、前記フレーム構造は、前記隔壁に対向する第1フレームを有し、前記ハーネスは、前記第1フレームに沿うように前記第1フレーム上に配置されることを要旨とする。
図1は、一実施形態に係るモータルーム1内の配置構造の一例の平面図である。 図2は、一実施形態に係るモータルーム1内の配置構造の要部の一例の平面図である。 図3は、一実施形態に係るモータルーム1内の配置構造の要部の一例の平面図である。 図4は、一実施形態に係るモータルーム1内の配置構造の要部の一例の斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
以下、図1~図4を参照して、本発明の一実施形態に係るモータルーム1内の配置構造について説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るモータルーム1内の配置構造は、フレーム構造10と、ハーネス20と、隔壁30と、補器バッテリ3と、インバータ4と、電気機器5とを備えている。なお、インバータ4は、電気機器5の上方に載置されている。
図1~図3に示すように、ハーネス20は、補器バッテリ3、インバータ4及び電気機器5に接続されるように構成されている。図3は、図2から、インバータ4を取り除いた図である。ハーネス20は、補器バッテリ3、インバータ4及び電気機器5との間での信号のやり取りや、補器バッテリ3、インバータ4及び電気機器5への電力供給としての役割を果たすように構成されている。
図1に示すように、隔壁30は、モータルーム1と車室2とを隔てるように構成されている。
補器バッテリ3は、インバータ4や電気機器5内の制御装置の電力源としての役割を果たすように構成されている。
インバータ4は、直流電流を交流電流に変換する役割と共に、車速に合わせてモータ(図示せず)を駆動させるために周波数を調整する役割を果たすように構成されている。
電気機器(チャージャ・コンバータ)5は、車両外部から供給される交流電流を直流電流に変換して走行用バッテリを充電する役割、及び、走行用バッテリの高電圧を低電圧化して補器バッテリ3を充電する役割を果たすように構成されている。
フレーム構造10は、車両のモータルーム1に電気機器5を取り付けることができるように構成されている。図1~図3に示すように、フレーム構造10は、第1フレーム12を有している。ここで、かかる第1フレーム12は、図1に示すように、隔壁30に対向するように配置されている。
図2に示すように、ハーネス20は、第1フレーム12に沿うように第1フレーム12上に配置される。具体的には、ハーネス20は、図3に示すハーネス取付部20Aによって、第1フレーム12上に取り付けられる。
かかる構成によれば、ハーネス20が第1フレーム12上に取り付けられるので、車両が外部から衝突を受けても、ハーネス20がフレーム構造10と隔壁30とで挟まれることを抑制でき、ハーネス20の損傷を抑制できる。
図1~図4に示すように、フレーム構造10は、第1フレーム12よりも前側に配置されているメインフレーム11を更に有していてもよい。
ここで、図1、図3及び図4に示すように、メインフレーム11は、隔壁30及び水平部12A(後述)に沿って延びる一対の第1部材11Aと、かかる第1部材11A間を繋ぐように伸びる一対の第2部材11Bとによって構成されている。
また、図3に示すように、第1フレーム12は、水平部12Aと、延伸部12Bとを有していてもよい。
図1及び図3に示すように、水平部12Aは、隔壁30に沿って延びるように配置されている。
図3に示すように、延伸部12Bは、メインフレーム11から水平部12Aに延びるように配置されている。
かかる構成によれば、車両が外部から衝突を受け、フレーム構造10が隔壁30と接触する場合に、第1フレーム12が水平部12Aを介して隔壁30と接触するから、第1フレーム12が局所的に隔壁30に当たることを防止でき、フレーム構造10の車室2への侵入を抑制し、また、第1フレーム12や隔壁30の変形を抑制できる。
また、かかる構成によれば、ハーネス20を車両の外部から遠い位置に配置したので、衝突時にハーネス20が他の部材に衝突することで損傷することを抑制可能である。
図3に示すように、延伸部12Bの前側の端部12Eは、車両前側を向き、車両幅方向に延びるメインフレーム11に対して直交するように配置されている。
かかる構成によれば、車両が外部から衝突を受け、第1フレーム12が隔壁30に衝突した場合、延伸部12Bの前側の端部12Eがメインフレーム11に対して車両前後方向において直交するため、第1フレーム12の前側の端部12Eの局所的な変形を抑制することができる。
ここで、車両前後方向において延伸部12Bの前側の端部12Eがメインフレーム11に対して斜めに接続される場合、第1フレーム12の延伸部12Bの前側の端部12Eが隔壁30との接触で局所的に変形する恐れがあるが、上述の構成によれば、かかる恐れを軽減することができる。
また、ハーネス20が接続される電気機器5は、図3及び図4に示すように、フレーム構造10上に取り付けられるように構成されている。
一般的に、車両に外部からの衝撃が加わる場合、フレーム構造10に取り付けられている電気機器5に対して外部からの衝撃が加わり、電機機器5が後方に移動する恐れがある。上述の構成によれば、かかる場合に、電気機器5がハーネス20に接触しても、ハーネス20と隔壁30との間に隙間が存在するため、ハーネス20が電気機器5に押されてハーネス20を第1フレーム12と隔壁30との間に移動させることができ、ハーネス20の損傷を抑制することができる。
さらに、ハーネス20は、図4に示すように、電気機器5の側部から側方(すなわち、車両幅方向)に延びた後、後方(すなわち、車両前後方向)に延びるように配置されている。具体的には、図4に示すように、ハーネス20は、電気機器5の右側部から右方向に延びた後、後方に延びるように構成されている。
かかる構成によれば、ハーネス20の電気機器5への接続箇所が隔壁30を向いていないため、外部からの衝撃で電気機器5がハーネス20と共に隔壁30に向かって変位した場合、電気機器5から隔壁30に向かって延びるハーネス20が側方に膨らむように変形し、ハーネス20の損傷を抑制することができる。
ここで、ハーネス20の電気機器5への接続箇所が、隔壁30と対向する電気機器5の面(すなわち、電気機器5の車両後方の面)であると、ハーネス20が損傷しやすい。その理由は、ハーネス20が電気機器5の面から隔壁に向かって延びることになり、ハーネス20の電気機器5への接続箇所も同様に隔壁30を向く。かかる場合、電気機器5が外部からの衝撃で車両の内側へ押し込まれると、ハーネス20の電気機器5への接続箇所が側方や上下に曲げられるような力を受け、かかる接続箇所が損傷する恐れがあるためである。
図3に示すように、第1フレーム12の前側の端部12Eは、メインフレーム11に突き当て接続されている。
かかる構成によれば、フレーム構造10が外部からの衝突により後退し、隔壁30と第1フレーム12とが衝突した場合に、第1フレーム12の受けた衝撃をメインフレーム11でも受けることができ、第1フレーム12の変形を抑制してハーネス20の損傷を抑制することができる。
上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本実施形態によれば、車両の衝突によりフレームが移動しても、フレームと周辺部材との間でハーネス20が挟まれることを防止できるモータルーム1内の配置構造を提供することができる。
1…モータルーム
2…車室
3…補器バッテリ
4…インバータ
5…電気機器
10…フレーム構造
11…メインフレーム
11A…第1部材
11B…第2部材
12…第1フレーム
12A…水平部
12B…延伸部
12E…第1フレームの前側の端部
20…ハーネス
20A…ハーネス取付部
30…隔壁

Claims (5)

  1. 車両のモータルームに電気機器を取り付けるフレーム構造と、
    前記電気機器に接続されるハーネスと、
    前記モータルームと車室とを隔てる隔壁とを備え、
    前記フレーム構造は、前記隔壁に対向する第1フレームを有し、
    前記ハーネスは、前記第1フレームに沿うように前記第1フレーム上に配置される、モータルーム内の配置構造。
  2. 前記フレーム構造は、前記第1フレームよりも前側に配置されているメインフレームを更に有し、
    前記第1フレームは、
    前記隔壁に沿って延びる水平部と、
    前記メインフレームから前記水平部に延びる延伸部とを有する、請求項1に記載のモータルーム内の配置構造。
  3. 前記延伸部の前側の端部は、前記メインフレームに対して直交する、請求項1又は2に記載のモータルーム内の配置構造。
  4. 前記ハーネスが接続される前記電気機器は、前記フレーム構造上に取り付けられる、請求項1~3のいずれか一項に記載のモータルーム内の配置構造。
  5. 前記ハーネスは、前記電気機器の側部から側方に延びた後、後方に延びる、請求項1~4のいずれか一項に記載のモータルーム内の配置構造。
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