JP2022102713A - ペダルボード - Google Patents
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Abstract
【課題】エフェクタを取り付ける位置の自由度を確保しつつ、配線の露出を抑制できるペダルボードを提供すること。【解決手段】被取付面のそれぞれの間に段差が生じないため、エフェクタEを取り付ける位置の自由度を確保できる。一方、エフェクタEを自由な位置に取り付けると、配線が乱雑な状態で取り廻されるところ、配線EW1~EW4をクッション400の背面側の空間(収容部)に収容できる。これにより、配線EW1~EW4を隠して、見た目を良くすることができると共に、操作したエフェクタEに配線EW1~EW4が挟まることや、配線EW1~EW4がエフェクタEの操作子に接触することを抑制できる。【選択図】図2
Description
本発明は、ペダルボードに関し、特に、エフェクタを取り付ける位置の自由度を確保しつつ、配線の露出を抑制できるペダルボードに関する。
複数のエフェクタ(効果装置)を取り付けることができるペダルボードが知られている。例えば、非特許文献1には、エフェクタケースを正面ケース及び背面ケースから形成すると共に、背面ケースにエフェクタを取り付け、正面ケースを取り外すことで、複数のエフェクタが露出され、ペダルボードとなる一方、正面ケースを背面ケースに取り付けることで、エフェクタを持ち運び可能なケースとなる製品が開示される。この製品によれば、エフェクタを背面ケースの自由な位置に取り付けることができる。
ローランド株式会社製ペダルボード(BCB-60)の取扱説明書
しかしながら、上述した従来のペダルボードでは、配線が露出されているため、エフェクタが自由な位置で取り付けられると、配線の取り廻しが乱雑となり、見た目が悪くなることがあった。また、そのような状態では、操作したエフェクタに配線が挟まれて損傷することや、配線がエフェクタの操作子に接触して、設定値が変化してしまうことがあった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、エフェクタを取り付ける位置の自由度を確保しつつ、配線の露出を抑制できるペダルボードを提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明のペダルボードは、効果装置が取り付けられる被取付面および前記効果装置に接続される配線が収容可能な凹みとして前記被取付面に形成される収容部を有する被取付部材と、前記効果装置を嵌め込み可能な開口が形成され前記被取付部材の被取付面側に置かれる弾力性のある板と、を備える。
以下、好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1及び図2を参照して、エフェクタケース1の全体構成について説明する。図1(a)は、一実施形態におけるエフェクタケース1の背面斜視図であり、図1(b)は、開いた状態におけるエフェクタケース1の斜視図である。図2は、背面ケース300及びクッション400の正面図である。
なお、図1及び図2の矢印F方向、矢印B方向、矢印U方向、矢印D方向、矢印L方向、矢印R方向を向く側の面を、背面ケース300の正面、背面、上側面、下側面、左側面、右側面と定義する。図3以降においても同様とする。
図1及び図2に示すように、エフェクタケース1は、正面ケース100と、正面ケース100に取り付けられる緩衝パッド200と、エフェクタE(効果装置、図1(b)では図示せず)が設置される被取付面311を有する背面ケース300と、その背面ケース300に取り付けられるクッション400と、を備え、閉じた状態では直方体形状に形成される。
エフェクタケース1は、正面ケース100を背面ケース300に取り付ける(閉じた状態とする)ことで、エフェクタEを収納した状態で持ち運び可能なケースとして使用可能とされ(図1(a)参照)、正面ケース100を背面ケース300から取り外した状態では、背面ケース300がペダルボードとして使用可能とされる(図2参照)。
ペダルボードとして使用される状態では、配線EW1~EW4の一部をクッション400により隠して露出が抑制される。これにより、見た目を良くすることができると共に、操作したエフェクタEに配線EW1~EW4が挟まることや、配線EW1~EW4がエフェクタEの操作子に接触することを抑制できる。
なお、本実施形態では、電力供給用の配線EW1と、エフェクタEの接続列の内の2段目及び3段目を接続する配線EW2と、3段目および4段目を接続する配線EW3と、最後尾(9段目)をジャックJに接続する配線EW4とのそれぞれの一部がクッション400により隠される。
正面ケース100は、一側の面(閉じた状態で背面ケース300に対向する側の面)が開放した箱状に形成され、ABS樹脂から中空成形(ブロー成形)により形成される。なお、正面ケース100を他の樹脂材料(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン)から形成しても良い。
正面ケース100には、ハンドル部101と、一対の被係合部102と、一対のヒンジ部103とが一体に形成される。ハンドル部101及び被係合部102は、エフェクタケース1を閉じた状態において、背面ケース300のハンドル部331及び被係合部332と重なる位置にそれぞれ形成され、ハンドル部101,331は、エフェクタケース1の持ち手となり、被係合部102,332は、固定具360が係合する部位となる。
なお、固定具360は、固定位置または解除位置に操作可能な状態で背面ケース300に取り付けられ、固定位置に操作された固定具360が被係合部102,332と係合されることで、正面ケース100が背面ケース300に固定され(図1(a)参照)、固定具360が解除位置に操作されることで、被係合部102,332との係合が解除される(図1(b)参照)。
ヒンジ部103には、円柱状の軸(図示せず)が突出して形成されており、この軸が背面ケース300の受け部333(軸孔333a)に挿入されることで、正面ケース100が背面ケース300に回転可能に軸支される。なお、一方のヒンジ部103を受け部333へ押し付けた状態で、他方のヒンジ部103を軸に直交する方向へ動かすことで、他方のヒンジ部103の軸を受け部333(軸孔333a)から抜き取り、正面ケース100を背面ケース300から取り外すことができる。
緩衝パッド200は、凹凸の波形面が形成された軟質ウレタンフォーム製のスポンジである。ここで、エフェクタケース1によれば、正面ケース100により背面ケース300(被取付面311)の正面側が覆われるので、持ち運び時にエフェクタEから配線EW1~EW5(ジャック)が外れることや、操作子の設定値が変化することを抑制できる。特に、本実施形態では、エフェクタEの高さの分、部分的に圧縮変形された緩衝パッド200により、エフェクタEが背面ケース300(被取付面311)に押し付けられた状態で拘束される。これにより、持ち運び時にエフェクタEが被取付面311に衝突して異音が発生することを抑制できる。
次いで、図3及び図4を参照して、背面ケース300について説明する。図3は、背面ケース300の正面図である。図4(a)は、図3のIVa-IVa線における背面ケース300の部分拡大断面図であり、図4(b)は、図3のIVb-IVb線における背面ケース300の部分拡大断面図である。なお、図4(a)及び図4(b)では、クッション400及びエフェクタEが取り付けられた状態が図示される。また、図4(b)では、エフェクタEが二点鎖線により図示される。
図3及び図4に示すように、背面ケース300は、正面(矢印F方向側の面)が開放した箱状に形成され、ABS樹脂から中空成形(ブロー成形)により形成される。これにより、背面ケース300の軽さと強度との両立を図ることができる。なお、背面ケース300を他の樹脂材料(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン)から形成しても良い。
詳細には、背面ケース300は、正面視(平面視、矢印B方向視)長方形状に形成される本体部310と、その本体部310の4辺(外縁)に沿って形成される壁部321,322,323と、ハンドル部331と、被係合部332と、受け部333と、リブ334と、支持部335(図1(a)参照)と、を備え、これらが一体に形成される。
本体部310は、その正面(図3紙面手前側の面)に、エフェクタEが設置される被取付面311と、ジャックJが配設されるジャック配設面313,314とが形成される部位であり、被取付面311には、配線EW1~EW4の収容空間となる複数の溝312が背面側(矢印B方向側)へ向けて凹んで形成される。なお、被取付面311は、全体の高さ位置(矢印F-B方向の位置)が同一の位置にある平坦面(矢印U-D方向および矢印L-R方向に平行な平面)として形成される。
ここで、本体部310の正面を2分割し、ハンドル部331側(壁部321側、矢印U方向側)の領域を第1の領域S1と、受け部333側(壁部323側、矢印D方向側)の領域を第2の領域S2と、それぞれ定義する。
第1の領域S1には、横方向(壁部321,323に沿う方向、矢印L-R方向)に延びる複数の溝312と、縦方向(壁部322に沿う方向、矢印U-D方向)に延びる複数の溝312とが形成され、これら縦横の溝312が互いに交差される一方、第2の領域S2には、溝312が形成されない。
これにより、第1の領域S1には、溝312に取り囲まれることで正面視略矩形の領域として区画された被取付面311が複数か所(本実施形態では9か所)に形成される。一方、第2の領域S2は、その領域全体が被取付面311とされる。
複数の被取付面311は、上述したように、互いに高さ位置が同一の位置にある平坦面とされ、各被取付面311の間に段差が生じないため、エフェクタEを取り付ける位置に制約が生じることを抑制できる。例えば、第2の領域S2では、1の被取付面311上の任意の位置にエフェクタEを取り付けることができ、第1の領域S1では、2以上の被取付面311を跨いだ状態で任意の位置にエフェクタEを取り付けることができる。よって、エフェクタEを取り付ける位置の自由度を確保できる。
なお、第1の領域S1における被取付面311と第2の領域S2における被取付面311とを跨いだ状態の任意の位置にエフェクタEを取り付けても良い。
ジャック配設面313,314は、第1の領域S1における角部(壁部321,322が交わる部分)にそれぞれ形成され、被取付面311よりも高い位置(図3の紙面手前側となる位置)にジャックJを配置可能に形成される。
これにより、外部機器とジャックJとを接続する配線(図示せず)を演奏者から遠い位置として、その配線が演奏時にエフェクタEの操作に邪魔なることを抑制できる。また、ジャック配設面313,314にエフェクタEが隣接して配設された状態でも、ジャックJへのプラグの抜き差しを行いやすくできる。また、ジャック配設面313,314には、その外縁の一部に隣り合う位置に溝312が形成されるので、ジャックJに接続された配線EW1,EW4を溝312に取り廻しやすくできる。なお、外部機器としては、楽器(ギター)、AC電源、アンプが例示される。
被取付面311及び溝312には、支柱部311a,312aが複数か所に形成される。支柱部311a,312aは、被取付面311及び溝312から背面側(矢印B方向側)へ向けて凹むことで中空の円柱状に形成され、その円柱状に形成される部位の先端が、本体部310の背面側を形成する部位(リブ334が形成される部位)の内面(矢印F方向側の面)に当接可能とされる。
これにより、エフェクタEが踏み込み操作された際には、支柱部311a,312aが支柱となり、本体部310の正面側の部位(被取付面311及び溝312が形成される部位)を支えることができるので、被取付面311が背面側に撓むことを抑制できる。その結果、エフェクタEの操作感を向上させることができる。
なお、第1の領域S1における支柱部311aは、被取付面311の正面視(矢印B方向視)略中央位置に形成され、第2の領域S2における支柱部312aは、千鳥状の配列で被取付面311の全体に分散して形成される。また、支柱部312aは、横方向(壁部321,323に沿う方向、矢印L-R方向)に延びる溝312に形成される。
被取付面311の外縁には、凹部311bが複数か所に形成される。凹部311bは、被取付面311と溝312の壁面との稜線部分を部分的に凹ませて形成される部位であり、第1の領域S1における被取付面311には、壁部321側の外縁の幅方向(矢印L-R方向)略中央に、第2の領域S2における被取付面311には、壁部321側の外縁に沿って略等間隔となる複数か所(本実施形態では6か所)に、それぞれ形成される。
これにより、背面ケース300の被取付面311にエフェクタEを取り付ける(設置する)際には、凹部311bの形成位置を目印(目安)として、エフェクタEの取り付け位置を決定できる。また、凹部311bの形成位置に合わせてエフェクタEを取り付けることで、エフェクタEの前方側に接続される配線EW1を凹部311bに受け入れることができる分、配線EW1の取り廻しの自由度を向上できる(図4(b)参照)。
リブ334及び支持部335(図1(a)参照)は、本体部310の背面(矢印B方向側の面)から突出して形成される。リブ334は、本体部310の剛性を高めるための部位であり、複数条が本体部310の長手方向(矢印L-R方向)に沿って延びる。支持部335は、背面ケース300をペダルボードとして使用する際に床に接地される部位であり、本体部310の角部となる4か所に加え、壁部323側にも形成される。
次いで、図5を参照して、クッション400について説明する。図5(a)は、クッション400の正面図であり、図5(b)は、図5(a)のVb-Vb線におけるクッション400の部分拡大断面図である。
図5に示すように、クッション400は、エフェクタEを保持すると共に配線EW1~EW4を隠すための部材であり、硬質ウレタンフォームから厚み寸法が略一定で弾力性のある板として形成され、背面ケース300の被取付面311に置かれて使用される(図3及び図4参照)。なお、クッション400を他の素材(発泡ポリエチレン、チップウレタン、ゴムスポンジ)から形成しても良い。
クッション400の正面視(平面視、矢印B方向視)形状(外形)は、背面ケース300の本体部310において、ジャック配設面313,314を除いた領域(即ち、被取付面311及び溝312により形成される領域)の正面視形状と略同一の形状(又は若干大きな形状)に形成される(図2参照)。よって、被取付面311に置かれたクッション400は、壁部321~323の内面およびジャック配設面313,314の壁面によって拘束され、水平方向(被取付面311に平行な方向)の移動が規制される。
クッション400には、開口401と切欠き部402a~402cとがそれぞれ複数か所に形成される。開口401は、エフェクタEの外形と略同一の形状(又は若干小さな形状)の開口として形成される。よって、開口401に嵌め込まれたエフェクタEは、開口401の内面によって拘束され、水平方向(被取付面311に平行な方向)の移動が規制される(図3及び図4(a)参照)。
これにより、エフェクタEが被取付面311に取り付けられた状態に保持される。よって、エフェクタEを面ファスナや両面テープにより被取付面311に固定することを不要とできる。その結果、エフェクタEを着脱する際の作業性を向上できる。同様に、クッション400も背面ケース300に取り付けられた状態に保持され、面ファスナや両面テープにより被取付面311に固定することを不要とできる。その結果、クッション400を着脱する際の作業性も向上できる。
開口401の内縁には、切欠き部401a,401bが形成され、エフェクタEの外面との間に空間(隙間)が形成される(図2及び図4(b)参照)。同様に、クッション400の外縁には、切欠き部402a~402cが形成され、壁部321~323の内面またはジャック配設面313,314の壁面との間に空間(隙間)が形成される(図2参照)。これにより、クッション400の正面側と背面側との間における配線EW1~EW4の取り廻しを行いやすくできる。
切欠き部402a~402cは、クッション400を背面ケース300の被取付面311に置いた状態において、背面ケース300の溝312と正面視(矢印B方向視)において重なる位置に形成される(図2及び図3参照)。これにより、クッション400の正面側から溝312(又はその逆方向)への配線EW1~EW4の取り廻しを行いやすくできると共に、背面ケース300の被取付面311に置かれたクッション400を取り出す際に、切欠き部402a~402cから入れた指を、溝312の空間を利用して、クッション400の背面に回しやすくできる。
なお、開口401(切欠き部401a,401b)の個数や位置、形状は、使用するエフェクタEの個数や形状、配置(レイアウト)などの使用態様に応じて、適宜設定可能とされる。即ち、本実施形態では、クッション400は、初期状態(販売状態)では、開口401(切欠き部401a,401b)が形成されていない状態とされる。
クッション400は、硬質ウレタンフォームから形成されるため、ペダルボードの使用者(エフェクタケース1の購入者)がカッターナイフなどにより容易に加工(切断)できる。これにより、上記使用態様に応じて、使用者が必要な分の開口401のみを形成することで、開口面積を最小限とできる。その結果、クッション400の剛性を確保して、エフェクタEを保持(水平方向の移動を規制)する効果を高められると共に、溝312に沿って取り廻される配線EW1~EW4をクッション400により隠す効果を確保して、見た目(外観)を向上させることができる。
次いで、図2から図5を参照して、背面ケース300及びクッション400をペダルボードとして使用する際のエフェクタEの取り付け方法について説明する。
まず、クッション400の背面側を取り廻す配線EW1~EW4を、背面ケース300の溝312に配置する。
なお、電力供給用の配線EW1は、複数のジャックを備え、それら各ジャックに接続された各エフェクタEのそれぞれへ電力を分配して供給可能とされるDC分岐ケーブルとして形成される。この場合、複数に分岐した配線EW1の内の使用しない部分(ケーブルおよびプラグ)を溝312に配置する。
これにより、後述するように、クッション400が取り付けられることで、配線EW1の分岐した配線EW1の内、使用しない部分が生じた場合でも、その部分をクッション400により隠すことができ、操作したエフェクタEに挟まることや、見た目が悪くなることを抑制できる。
次いで、使用するエフェクタEの形状や配置に応じて開口401を予め形成しておいたクッション400を被取付面311に置き、各開口401にエフェクタEを嵌め込むと共に、上記した配線EW1~EW4を各エフェクタEに接続する。併せて、残りの配線(即ち、クッション400の正面側を取り廻す配線EW5)をエフェクタEに接続し、接続列を完成させる。これにより、ペダルボードとして使用可能な状態が形成される。
以上のように構成されたペダルボード(背面ケース300及びクッション400)によれば、各被取付面311が同一の高さ位置にある平坦面とされ、各被取付面311の間に段差が生じないため、エフェクタEを取り付ける位置の自由度を確保できる。一方、エフェクタEを自由な位置に取り付けると、EW1~EW5が乱雑な状態で取り廻されるところ、本実施形態では、特に乱雑な状態となりやすい配線EW1~EW4の一部を溝312とクッション400との間に収容できる。
これにより、配線EW1~EW4の露出を抑制できる。その結果、見た目を良くすることができると共に、操作したエフェクタEに配線EW1~EW4が挟まることや、配線EW1~EW4がエフェクタEの操作子に接触して設定が変化することを抑制できる。
ここで、1の溝312に複数の配線EW1~EW4を取り廻す(収容させる)必要が生じた場合に、その1の溝312の深さ寸法が足りず、配線EW1~EW4があふれてしまう(被取付面311よりも上方へ飛び出す)ことがある。本実施形態では、クッション400に弾力性があるため、配線EW1~EW4の飛び出し分をクッション400の弾性変形により吸収できる。よって、見た目を悪化させることなく、配線EW1~EW4を溝312とクッション400との間に収容できる。この場合には、クッション400の弾性回復力により配線EW1~EW4を押さえ付けて固定できるという効果も得られる。
また、複数の溝312が互いに交差されるので、配線EW1~EW4の取り廻しの自由度を向上できる。即ち、接続位置(配線EW1~EW4の始端および終端)が同じ位置であっても、配線EW1~EW4の長さに応じて、その取り廻しを変更できる。例えば、配線EW3として、適切な長さのものを準備できず、長過ぎるものを使用しなければならない場合でも、溝312同士が交差されていることで、複数の溝312を利用して、配線EW3を迂回させることができる。これにより、配線EW3が長過ぎるものであっても、その長すぎる部分をクッション400の背面側に収容することができる。
本実施形態では、複数の溝312がそれぞれ十字型に交差されるので、各被取付面311を正面視略矩形の領域とすることができる。よって、エフェクタEを取り付けるための領域の面積を確保して、エフェクタEを安定して支えることができる。また、このように、全ての溝312同士が交差されていることで、配線EW1~EW4の長さを短くできる(即ち、所望の接続位置までの取り廻しに必要な経路として、より短い経路が選択できるようになる)ので、その分、被取付面311の面積を大きくできる。
また、複数の溝312は、背面ケース300の正面視における外辺に略平行な方向に延びる。即ち、溝312は、壁部321,323に沿う方向または壁部322に沿う方向に延びる溝として形成される。これにより、本体部310の正面側の領域において、溝312を効率的に配置して、無駄な領域が形成されることを抑制できる。その結果、被取付面311及び溝312の面積を確保できる。
また、エフェクタEは、見た目の良さから、背面ケース300の外辺(壁部321~323)と略平行となる向きで被取付面311に取り付けられるところ、配線EW1~EW5の端部(エフェクタEに接続される始端または終端)は、エフェクタEの外面に直交または平行な方向に延びる。そのため、溝312が背面ケース300の外辺に略平行な方向に延びていることで、配線EW1~EW5を無理に曲げることなく溝312に沿わせやすくできる。
ここで、背面ケース300は、樹脂材料から中空成形により形成されるので、溝312に取り囲まれた領域(被取付面311)において、平面度が確保し難いところ、第2の領域S2における被取付面311は、溝312が形成されていないので、平面度を確保できる。これにより、エフェクタEを安定して支持することができる。
特に、第2の領域S2における被取付面311は、ジャック配設面313,314が形成される側と反対側(矢印D方向側)に形成されるので、ペダルボードとして使用される際には、演奏者に近い側に位置され、操作頻度の高いエフェクタEが取り付けられる。よって、第2の領域S2における被取付面311の平面度が確保されていることが特に有効となる。
一方、第2の領域S2における被取付面311とジャック配設面313,314との間には、溝312が形成されているので、第2の領域S2における被取付面311に複数のエフェクタEを集中的に取り付けた場合でも、それら各エフェクタEとジャック配設面313,314とを接続する配線EW3,EW4を溝312とクッション400との間に収容でき、見た目が悪くなることや、操作したエフェクタEに挟まれること、操作子に接触して設定値が変化されることを抑制できる。
次いで、図6から図8を参照して、第2実施形態を説明する。上述した第1実施形態では、溝312が第1の領域S1のみに形成されたが、第2実施形態の溝2312は、本体部2310の正面の全域に形成される。なお、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付し、その説明は省略する。
図6は、第2実施形態におけるエフェクタケース2001の斜視図であり、図7は、背面ケース2300の正面図である。図8は、図7のVIII-VIII線における背面ケース2300の部分拡大断面図である。なお、図6では、開いた状態のエフェクタケース2001が図示される。
図6から図8に示すように、背面ケース2300は、正面視(平面視、矢印B方向視)長方形状に形成される本体部2310と、その本体部2310の4辺(外縁)に沿って形成される壁部321,322,323とを備え、ABS樹脂から中空成形(ブロー成形)により形成される。
本体部2310は、その正面(図7紙面手前側の面)に、エフェクタEが取り付けられる被取付面2311が形成される。なお、被取付面2311は、全体が同一の高さ位置(矢印F-B方向の位置)にある平坦面(矢印U-D方向および矢印L-R方向に平行な平面)として形成される。
被取付面2311には、配線の収容空間となる溝2312が背面側(矢印B方向側)へ向けて凹んで形成される。これにより、溝2312に取り囲まれることで正面視略円形の領域として区画された被取付面2311が本体部2310の全域にわたって分散して形成される。即ち、本体部2310には、溝2312に取り囲まれることで略円柱状に形成され、その先端側(矢印F方向側)の端面が被取付面2311となる突部が分散して配置される。
本実施形態では、複数の突部は、横方向(壁部321,323に沿う方向、矢印L-R方向)及び縦方向(壁部322に沿う方向、矢印U-D方向)に沿って略等間隔に配置される。よって、溝2312は、横方向および縦方向に延び、それぞれが十字型に交差される。
これにより、突部の間の空間(溝2312)を縦方向(矢印U-D方向)や横方向(矢印L-R方向)に沿って直線状に取り廻すだけでなく、突部の間の空間(溝2312)をジグザクに結んで(即ち、縦横の屈曲を繰り返して)斜め方向に配線を取り廻すこともできる。その結果、配線の取り廻しの自由度を向上できる。
また、クッション400の正面側から溝312(又はその逆方向)へ配線を取り廻すことのできる位置(即ち、切欠き部401a,401bを形成可能な位置)が拡大されるので、その分、クッション400の正面側で露出される配線の量を低減でき、見た目を向上できるだけでなく、エフェクタEの取り付け位置(取付方向を含む)の自由度を向上できる。
溝2312に沿って配線を取り廻す際、取り廻し方向が方向転換される位置では、配線が突部の形状に沿って折り曲げられるところ、本実施形態では、突部が円柱状に形成されるので、配線の折り曲げ部分の半径を確保して、配線の負担を軽減できる。
ここで、本実施形態では、突部の外径ODが略12mmに設定される。但し、突部の外径ODは、略12mmに限られず、被取付面2311の平面度を確保でき、エフェクタEの支持を安定化できる範囲内で、更に小さくしても良い。突部の外径ODを小さくすることで、溝2312の配設数(領域)を確保して、配線の取り廻しやエフェクタEの取り付け位置および向きの自由度を向上できるからである。
突部同士の間隔Wは、縦方向(矢印U-D方向)及び横方向(矢印L-R方向)において、略10mm以上かつ略15mm以下としても良い。略10mm以上とすることで、溝2312の配設数(領域)を確保して、配線の取り廻しの自由度およびエフェクタEの取り付け位置や向きの自由度を向上できる一方、突部(被取付面2311)の配設数(領域)を確保でき、エフェクタEの支持を安定化できるからである。
また、上記間隔Wによれば、一般的に使用される市販の配線の太さと同等の寸法とできる。よって、溝2312に沿って取り廻した配線(例えば、縦横に屈曲させて取り廻した配線)を突部の間に固定できる。これにより、エフェクタケース2001を持ち運ぶ際の振動で配線が揺れ動くことを抑制でき、接続(ジャック)が外れることや緩むことを抑制できる。
特に、本実施形態では、背面ケース2300が樹脂材料から中空成形により形成されることで、突部が中空の円柱状に形成されるため、溝2312に沿って取り廻された配線により突部を変形させて食い込ませることができる。よって、持ち運びの際の配線の固定(揺れ防止)に対し、上記間隔Wを採用することが特に有効となる。
本実施形態では、突部同士の間隔Wが、縦方向(矢印U-D方向)及び横方向(矢印L-R方向)において、略12mmに設定される。なお、突部の先端側(被取付面2311側)では、金型からの抜き勾配の分、間隔Wが若干大きくされる。
エフェクタEは、上述したように、クッション400の開口401に嵌め込まれることで、開口401の内面によって拘束され、水平方向(被取付面311に平行な方向)の移動が規制される。これにより、エフェクタEが被取付面311に取り付けられた状態に保持される。よって、エフェクタEを面ファスナや両面テープにより被取付面311に固定することを不要とできる。第2実施形態では、被取付面2311の面積が小さく、また、被取付面2311の平面度が確保し難いため、面ファスナや両面テープによるエフェクタEの固定が不要とできる構成が特に有効となる。
以上、上記実施形態に基づき説明をしたが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
上記各実施形態では、同一種類のエフェクタEが取り付けられる場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。異なる種類のエフェクタEを取り付けることは当然可能である。また、エフェクタE以外の他の装置(例えば、チューナー)を取り付けることも当然可能である。他の装置は、エフェクタEと配線で接続されないものであっても良い。
上記各実施形態では、正面ケース100及び背面ケース300が中空成形により中空品に形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。正面ケース100及び背面ケース300を射出成形により中実品として形成しても良い。
上記各実施形態では、エフェクタEを背面ケース300,2300の外辺(壁部321~323)に沿う向き(正面視においてエフェクタEの外形が矢印U-D及び矢印L-R方向に平行となる向き)で取り付ける場合を説明したが必ずしもこれに限られない。複数のエフェクタEの内の一部または全部を、背面ケース300,2300の外辺(壁部321~323)に傾斜する向きで取り付けても良い。この場合、配線の取り廻しがより乱雑となるところ、上記実施形態によれば、溝312,2312とクッション400との間に配線を収容できるので、エフェクタを取り付ける位置(向き)の自由度を確保しつつ、配線による悪影響を抑制できる。
上記各実施形態では、複数の溝312,2312のそれぞれが他の溝312,2312と交差される場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。複数の溝312,2312の一部を、他の溝312,2312と交差されない構成(独立した溝)としても良い。この独立した溝によっても、クッション400との間に配線を収容することができるので、エフェクタを取り付ける位置の自由度を確保しつつ、配線による悪影響を抑制できる。
上記各実施形態では、溝312,2312が、横方向(壁部321,323に沿う方向、矢印L-R方向)と、縦方向(壁部322に沿う方向、矢印U-D方向)とに延び、これらが略90度の角度で交差する場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。横方向に延びる溝312,2312又は縦方向に延びる溝312,2312の一方が他方に対して90度以外の角度(例えば、45度)で交差する構成としても良い。この場合には、溝312,2312に沿わせる際の配線の折り曲げ角度を90度よりも緩やかとして、配線を損傷し難くできる。
上記第1実施形態では、第2の領域S2における被取付面311には溝312が形成されない場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。第2の領域S2における被取付面311に溝312を形成しても良い。この場合には、第1の領域S1における溝312よりも第2の領域S2における溝312を少なくしても良い。即ち、第2の領域S2における1の被取付面311の面積が、第1の領域S1における1の被取付面311の面積よりも大きくされても良い。使用頻度の高いエフェクタEの配置を考慮して決めれば良い。
上記各実施形態では、クッション400の開口401に嵌め込まれて拘束されることで、エフェクタEがクッション400によって保持される場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。これに加え、エフェクタEを被取付面311に面ファスナや両面テープで固定しても良い。
同様に、クッション400が背面ケース300,2300の壁部321~323の内面に拘束されて保持される場合を説明したが、必ずしもこれに限られず、他の手段を採用しても良い。
他の手段としては、面ファスナや両面テープによりクッション400を被取付面311に固定する構成、クッション400の背面から突出する突部を溝312,2312に嵌め入れて保持させる構成、被取付面311から突出する突部をクッション400の背面に形成される凹部に嵌め入れて保持させる構成が例示される。
なお、これらの構成(他の手段)を採用する場合には、背面ケース300,2300において、壁部321~323を省略しても良い。壁部321~323を省略する場合には、被係合部332及び受け部333は、本体部310,2310の外側面に形成する。
上記各実施形態では、配線EW5をクッション400の正面に配置する場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。クッション400に開口を設け、その開口を通して配線EW5の一部を溝312,2312とクッション400との間に収容しても良い。
上記各実施形態では、クッション400の開口401に切欠き部401a,401bを形成する場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。切欠き部401a,401bを省略しても良い。この場合でも、クッション400を弾性変形させることで、配線EW2,EW3を開口401の内縁とエフェクタEの外面との間を通すことができる。切欠き部402a~402cについても同様である。
上記各実施形態では、背面ケース300が床(平坦面)に置かれた場合(支持部335が床に接地された場合)に、被取付面311,2311が床に略平行とされる場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。被取付面311,2311が床に対して傾斜するように形成しても良い。この場合には、壁部321側から壁部323側へ向けて被取付面311,2311が下降傾斜する態様とすることが好ましい。
上記第2実施形態では、溝2312に取り囲まれて形成される突部が略円柱形状とされる場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。突部を他の形状としても良い。他の形状としては、例えば、略円錐形状、略円錐台形状、半球形状、細い棒形状(針形状)などが例示される。略円錐形状、略円錐台形状、半球形状の場合には、円錐、円錐台、半球の底面側(矢印B方向側)の外径およびそれらの間隔を、第2実施形態における外径OD及び間隔W(図8参照)と同じ寸法とすることで、溝2312の空間をより大きく確保して、配線を収容しやすくできる。また、細い棒形状(針形状)の場合には、その底面側の間隔を間隔Wとすることで、溝2312の空間を確保して、配線を収容できる。
上記第2実施形態では、溝2312に取り囲まれて形成される突部が、横方向および縦方向に沿って略等間隔に直線状に配置される場合を説明したが、必ずしもこれに限られない。横方向または縦方向に沿う突部の列の一方または両方をジグザクの配置(千鳥状の配置)としても良い。この場合には、横方向または縦方向に沿って取り廻す配線を各突部によって屈曲させ、溝2312に固定しやすくできる。その結果、エフェクタケース2001を持ち運ぶ際の振動で配線が揺れ動くことを抑制できる。
上記第2実施形態において、被取付面2311又は溝2312の一方または両方に、支柱部311a,312aを形成しても良い。これにより、第1実施形態の場合と同様に、支柱部311a,312aが支柱として機能することで、被取付面2311が背面側に撓むことを抑制でき、エフェクタEの操作感を向上させることができる。
上記各実施形態の構成や変形例の構成を組み合わせても良い。例えば、第1実施形態の第1の領域S1において、被取付面311及び溝312に変えて、第2実施形態における被取付面2311及び溝2312を形成しても良い。この場合には、操作頻度の高いエフェクタEが取り付けられる領域では平面度を確保して、エフェクタEを安定して支持可能としつつ、配線の取り廻しが多くなる領域では、配線を収容する空間を確保できる。
1,2001 エフェクタケース(ペダルボード)
100 正面ケース(カバー部材)
300 背面ケース(被取付部材)
311,2311 被取付面
312,2312 溝(収容部)
313,314 ジャック配設面
321~323 壁部
400 クッション(板)
401 開口
402a~402c 切欠き部
OD 外径
W 間隔
S1 第1の領域
S2 第2の領域
矢印L-R方向 第1の方向または第2の方向
矢印U-D方向 第2の方向または第1の方向
E エフェクタ(効果装置)
100 正面ケース(カバー部材)
300 背面ケース(被取付部材)
311,2311 被取付面
312,2312 溝(収容部)
313,314 ジャック配設面
321~323 壁部
400 クッション(板)
401 開口
402a~402c 切欠き部
OD 外径
W 間隔
S1 第1の領域
S2 第2の領域
矢印L-R方向 第1の方向または第2の方向
矢印U-D方向 第2の方向または第1の方向
E エフェクタ(効果装置)
Claims (10)
- 効果装置が設置される被取付面および前記効果装置に接続される配線が収容可能な凹みとして前記被取付面に形成される収容部を有する被取付部材と、
前記効果装置を嵌め込み可能な開口が形成され前記被取付部材の被取付面側に置かれる弾力性のある板と、を備えることを特徴とするペダルボード。 - 前記収容部は、複数が溝状に延びて形成され、前記複数の収容部の内の少なくとも一部の収容部同士が交差されることを特徴とする請求項1記載のペダルボード。
- 前記複数の収容部の内の少なくとも一部の収容部同士が十字型に交差されることを特徴とする請求項2記載のペダルボード。
- 前記十字型に交差する収容部は、前記被取付部材の平面視における外辺に略平行とされることを特徴とする請求項3記載のペダルボード。
- 前記被取付部材には、前記収容部に取り囲まれることで形成され先端側が前記被取付面となる複数の突部が分散して配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のペダルボード。
- 前記突部は、略円柱形状に形成されることを特徴とする請求項5記載のペダルボード。
- 前記複数の突部は、前記第1の方向および前記第2の方向における突部同士の間隔が略10mm以上かつ略15mm以下とされることを特徴とする請求項6記載のペダルボード。
- 前記被取付部材は、外縁に沿って形成される壁部を備え、
前記板は、外縁の少なくとも一部が前記壁部の内面に接することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のペダルボード。 - 前記収容部により複数に区分けされた複数の前記被取付面が略同一の高さ位置に形成されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のペダルボード。
- 前記被取付部材は、樹脂材料から中空成形により形成されることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のペダルボード。
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JP2020217604A JP2022102713A (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | ペダルボード |
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JP (1) | JP2022102713A (ja) |
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JP1691769S (ja) * | 2020-12-18 | 2021-08-02 | ||
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2021
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