JP2022100286A - 第1のコネクタ、第2のコネクタ、及びコネクタアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックに対する信頼性の高い、第1のコネクタ、第2のコネクタ、及びコネクタアセンブリを提供する。【解決手段】第1のコネクタは、絶縁性ハウジングと、絶縁性ハウジングに固定された複数の第1の導電性端子と、絶縁性ハウジングに埋設された金属ロックプレートと、を含む。第2のコネクタは、端子基部と、端子基部に固定された複数の第2の導電性端子と、複数の第2の導電性端子に電気的に接続されたケーブルと、端子基部を覆っている外側カバーと、外側カバーに枢動的に接続されたロック構成要素と、を含む。2つのロック機構は、金属ロックプレートの2つの側から上向きに突出しており、ロック構成要素は、2つのロックアームを備え、ロックアームは、ロック機構と協働してロックするために、ロック開口部を有する。コネクタアセンブリのロックは、信頼性が高い。【選択図】図1

Description

本開示は、電気コネクタの分野に関し、特に、ロックに対する信頼性の高い、第1のコネクタ、第2のコネクタ、及びコネクタアセンブリに関する。
中国特許第104425971号明細書は、互いに嵌合することができる第1のコネクタ及び第2のコネクタからなるコネクタ装置を開示しており、第1のコネクタは、第1の端子と、第1の外側ケースと、を有し、第2のコネクタは、第1のコネクタ及び第2のコネクタが互いに嵌合したときに第1の端子に接続することができる第2の端子と、第2の外側ケースと、を有し、第2の外側ケースは、突出縁部分を備え、突出縁部分は、第1のコネクタが第2のコネクタと嵌合する側で第1のコネクタと嵌合する嵌合表面が形成され、第1の外側ケースは、ロック部分を有し、ロック部分は、第1の外側ケースにシャフトによって支承されて、回転することができ、かつ自由端部を有し、ロック部分は、第2の外側ケースの被ロック部分によってロックされるように第1の外側ケースに対して回転し、それにより、第1のコネクタと第2のコネクタとの間の嵌合状態が維持され、第1の外側ケースは、支持部分を更に有し、支持部分は、ロック部分が第1の外側ケースのシャフトに提供されるロック部分の側の反対側の自由端部の近傍で、被ロック部分によってロックされるロック部分を支持し、支持部分は、第1のコネクタ及び第2のコネクタを第2のコネクタに向かう側で互いに嵌合させたときに、第1のコネクタが突出縁部分に到達することができるようにする厚さを有する。
かかるロック設計では、被ロック部分がプラスチック材料の第2の外側ケースによって一体的に形成されており、被ロック部分の構造強度が低く、被ロック部分が過大な力を受けた場合、被ロック部分が容易に破損し、ロックの不具合をもたらす。
本開示によって解決されるべき技術的問題は、上記の従来技術に存在する欠陥を克服するために、ロックに対する信頼性の高い、第1のコネクタ、第2のコネクタ、及びコネクタアセンブリを提供することである。
本開示の一態様によれば、本開示は、第2のコネクタと対応してロックされ得る第1のコネクタを提供し、該第1のコネクタは、絶縁性ハウジングであって、絶縁性ハウジングの上面が、第1の嵌合キャビティを備え、絶縁性ハウジングの下面が、第2の嵌合キャビティを備える、絶縁性ハウジングと、複数の第1の導電性端子であって、第1の導電性端子が、絶縁性ハウジングに固定され、第1の導電性端子の上端部が、第1の嵌合キャビティの中へ上向きに延在しており、第1の導電性端子の下端部が、第2の嵌合キャビティの中へ下向きに延在している、複数の第1の導電性端子と、金属ロックプレートであって、絶縁性ハウジングに埋設され、金属ロックプレートの中間部分が、開口部を有し、複数の第1の導電性端子が、開口部を上下方向に通過し、ロック機構が、金属ロックプレートの開口部の2つの側の各々で上向きに突出している、金属ロックプレートと、を備える。
本開示の別の態様によれば、本開示は、第1のコネクタによって対応してロックされ得る第2のコネクタを提供し、該第2のコネクタは、端子基部と、端子基部に固定される複数の第2の導電性端子であって、各第2の導電性端子が、嵌合部分と、ワイヤ接続部分と、を有する、複数の第2の導電性端子と、ワイヤ接続部分に電気的に接続されたケーブルと、端子基部を覆う外側カバーであって、2つの枢動溝が、外側カバーの2つの側に提供され、かつ上下方向に貫通しており、外側カバーが、外向きに突出している少なくとも1つのロック突起を更に備える、外側カバーと、本体と、本体の2つの側からそれぞれ曲がっている2つのロックアームと、を備える、ロック構成要素であって、2つのロックアームを、それぞれ2つの枢動溝に枢動可能に収容することが可能であり、各ロックアームが、外側カバーと枢動的に接続される枢動部分と、第1のコネクタと対応してロックするために使用されるロック開口部と、を有し、少なくとも1つのロック弾性片が、本体から内向きに延在しており、ロック構成要素がロック状態に維持されるように、ロック突起によってロック弾性片を止めることが可能である、ロック構成要素と、を備える。
更に別の本開示の1つの態様によれば、本開示は、コネクタアセンブリを提供し、該コネクタアセンブリは、上記の第1のコネクタと、上記の第2のコネクタと、を備え、第1のコネクタの2つのロック機構を、第2のコネクタの2つの枢動溝に対応して挿入し、第2のコネクタのロック構成要素の2つのロック開口部によって対応してロックし、第1のコネクタの第1の導電性端子は、第2のコネクタの対応する第2の導電性端子の嵌合部分と嵌合する。
本開示の更に別の態様によれば、本開示は、コネクタアセンブリを提供し、該コネクタアセンブリは、絶縁性ハウジングと、絶縁性ハウジングに固定された複数の第1の導電性端子を備える、第1のコネクタであって、絶縁性ハウジングの上面が、第1の嵌合キャビティを備え、絶縁性ハウジングの下面が、第2の嵌合キャビティを備え、第1の導電性端子が、ピン形状の形態であり、複数の第1の導電性端子の上端部が、第1の嵌合キャビティの中へ上向きに突出しており、複数の第1の導電性端子の下端部が、第2の嵌合キャビティの中へ下向きに突出している、第1のコネクタと、第1のコネクタと対応して嵌合する第2のコネクタであって、第2のコネクタが、端子基部と、端子基部に固定された複数の第2の導電性端子と、第2の導電性端子に電気的に接続されたケーブルと、端子基部の外周を取り囲む外側カバーと、を備え、各第2の導電性端子が、弾性嵌合部分を有し、弾性嵌合部分が、対応する第1の導電性端子の上端部と嵌合する、第2のコネクタと、シェルと、シェルの内部に固定された複数の第3の導電性端子と、を備える、少なくとも1つの端子モジュールであって、シェルを、第1のコネクタの第2の嵌合キャビティに対応して挿入し、各第3の導電性端子が、弾性嵌合部分を有し、第3の導電性端子の弾性嵌合部分が、対応する第1の導電性端子の下端部と嵌合する、少なくとも1つの端子モジュールと、を備える。
従来技術と比較すると、本開示の第1のコネクタでは、第2のコネクタのロック構成要素と対応して係合し、ロックするために、絶縁性ハウジングに埋設される、金属ロックプレートから突出している2つのロック機構を使用し、ロック機構の構造強度が良好であり、これは、かかるロックを確実にし、かつ信頼性を高くする。第2のコネクタでは、ロック弾性片をロック突起によって止めることができ、これは、ロック構成要素をロック状態に維持し、ロック及びロック解除を好都合にすることができる。
第1のコネクタでは、中実ピン形状の形態の第1の導電性端子が使用され、第2の導電性端子及び第3の導電性端子は、第1の導電性端子の上端部及び下端部とそれぞれ係合するために、弾性嵌合部分を使用し、かかる嵌合構造は、端子モジュールが使用される場合の位置公差の影響を低減させ得、かつそれらとのスムーズな嵌合に好都合であり得、中実ピン形状の形態の第1の導電性端子は更に、その強度を高め得、圧壊し難くなり、コネクタアセンブリが嵌合状態にあるとき、第1の導電性端子及び第2の導電性端子、第3の導電性端子は、それらの間に信頼性の高い嵌合を実現し得、かつ電流伝送品質を促進し得る。更に、より大きい電流が、同じ容量でより遠くに伝送され得、伝送効率が促進される。
モータに装着された、本開示の好ましい実施形態のコネクタアセンブリの斜視図である。 図1の斜視分解図である。 図1の上面図である。 図3の線A-Aに沿って切断した断面図である。 図4の線B-Bに沿って切断した断面図である。 図5の円Cによって示される部分拡大図である。 図1のコネクタアセンブリの斜視分解図である。 ともに接続され、別の角度から見た図7の第1のコネクタの斜視図及び端子モジュールである。 2つの異なる角度から見た図7の分解図である。 2つの異なる角度から見た図7の分解図である。 更に分解した、図10の絶縁性ハウジング及び端子モジュールの分解図である。 別の角度からの図7の第2のコネクタの斜視図である。 図12の分解図である。 ケーブルに関連する構造を取り除いた、別の角度からの図12の分解図である。 図14の第2の導電性端子の構造の拡大概略図である。 ともに組み立てられた図7のコネクタアセンブリの上面図である。 図16の線D-Dに沿って切断した断面図である。 図16の線E-Eに沿って切断した断面図である。 図16の線F-Fに沿って切断した断面図である。 本開示の別の好適な実施形態のコネクタアセンブリの斜視図である。 図20の斜視分解図である。 図21の円Gによって示される部分の部分拡大図である。 図21の円Hによって示される部分の部分拡大図である。 ともにロックされた図20の金属ロックプレート及びロック構成要素の概略図である。 図24の円Jによって示される部分の部分拡大図である。 図24のロック構成要素がロック動作を実行する中間過程の状態図である。 図26の側面図である。 図21の金属ロックプレートの別の実施形態の概略図である。 図28の側面図である。
参照符号は、以下のように表される。
100 コネクタアセンブリ
500 モータ
600 コネクタアセンブリ
1 第1のコネクタ
11 絶縁性ハウジング
111 基部部分
1111 装着孔
112 突出部分
1121 収容溝
113 突起
1131 嵌合側面
1133 案内溝
1135 吊り下げ溝
115 第1の嵌合キャビティ
1151 第1の信号分割キャビティ
1152 第1のブレーキ分割キャビティ
1153 第1の電力分割キャビティ
1154 接地分割キャビティ
117 第2の嵌合キャビティ
1171 第2の信号分割キャビティ
1172 第2のブレーキ分割キャビティ
1173 第2の電力分割キャビティ
119 分割壁
12 第1の導電性端子
121 第1の信号端子
122 第1のブレーキ端子
123 第1の電力端子
13 金属ロックプレート
131 プレート状本体
1311 装着孔
1312 開口部
132 ロック機構
1321 ロック片
1322 ロック突起
1324 ロック平面
133 第1の接地端子
134 接地片
14 第1の遮蔽金属フレーム
141 側壁
142 吊り下げ部分
143 突出片
144 ノッチ
145 第1の弾性当接部分
15 防水シールガスケット
16 防水リング
17 ねじ
2 第2のコネクタ
21 端子基部
211 端子キャビティ
212 協働係合部分
2121 回避溝
2123 ラッチ溝
22 第2の導電性端子
2201 ワイヤ接続部分
2202 弾性嵌合部分
2204 弾性接点アーム
221 第2の信号端子
222 第2のブレーキ端子
223 第2の電力端子
224 第2の接地端子
23 ケーブル
231 導電性ワイヤ
232 ジャケット
24 外側カバー
241 カバー本体
2411 案内リブ
2412 弾性ラッチアーム
2413 枢動溝
2414 シェルタ壁
2415 回転シャフト溝
2416 ロック突起
2417 ロック解除溝
242 ワイヤ通過部分
25 ロック構成要素
251 本体
252 ロックアーム
2521 枢動部分
2522 ロック開口部
253 ハンドル
254 ロック弾性片
255 開口
26 第2の遮蔽金属フレーム
261 貫通孔
262 第2の弾性当接部分
27 シリカゲルループ
28 ロック部材
29 シールキャップ
3 第1の端子モジュール
3a 第2の端子モジュール
31 シェル
32 第3の導電性端子
321 弾性嵌合部分
323 ワイヤ接続部分
33 接続ワイヤ
6 第1のコネクタ
61 絶縁性ハウジング
63 金属ロックプレート
632 ロック機構
6321 ロック片
63211 引き裂き窓
63212 窓
6322 ロック突起
63221 ロックセグメント
63222 接続セグメント
63224 ロック平面
63225 回避湾曲面
7 第2のコネクタ
74 外側カバー
75 ロック構成要素
752 ロックアーム
7522 ロック開口部
756 接続アーム
本開示は、本開示の原理の例証とみなされるべきであり、本開示を例示されるように限定することを意図しないという理解のもとで、本開示は、異なる形態の実施形態が可能であり得るが、本明細書で図に示され、詳細に説明されるものは、特定の実施形態にすぎない。
したがって、特徴の参照は、本開示の一実施形態の特徴を説明することを意図しており、すべての実施形態が、説明される特徴を有しなければならないことを暗示するものではない。更に、説明がいくつかの特徴を例示することに留意されたい。特定の特徴は、潜在的なシステム設計を例示するためにともに組み合わせられ得るが、それらの特徴は、明示的に説明されていない他の組み合わせでも使用され得る。したがって、説明される組み合わせは、別途注記のない限り、限定することを意図しない。
図に例示される実施形態では、本開示の様々な構成要素の構造及び移動を説明するために使用される上、下、左、右、前、及び後などの方向の表現は、絶対的なものではなく、相対的なものである。これらの表現は、構成要素が図に示される位置にあるときに適切なものである。しかしながら、構成要素の位置の説明が変化した場合は、これらの表現がそれに応じて変化する。
以下、本明細書の図面と組み合わせて、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1及び図2を参照すると、本開示の好ましい実施形態のコネクタアセンブリ100は、好ましくはモータ500に適用される。コネクタアセンブリ100は、主に第1のコネクタ1を含み、第2のコネクタ2は、第1のコネクタ1と嵌合される。ここで、第1のコネクタ1は、複数のねじ17によってモータ500に装着され、第2のコネクタ2は、第1のコネクタ1と対応して嵌合し、第2のコネクタ2は、その外へ延在しているケーブル23を有する。
好都合な説明のために、「下」は、使用に際して第1のコネクタ1及び第2のコネクタ2がモータ500の端部に近い方向として定義され、「上」は、「下」の反対方向として定義される。加えて、「後」は、ケーブル23が第2のコネクタ2の外へ延在している方向として定義され、「前」は、「前」と反対の方向として定義される。
図2に示されるように、第1のコネクタ1は、上向きに突出している2つのロック機構132を備え、2つのロック機構132の各々は、ロック突起1322を有する。図2~図4に示されるように、第2のコネクタ2は、ロック構成要素25を備え、ロック構成要素25は、2つのロックアーム252を有する。第1のコネクタ1及び第2のコネクタ2が互いに嵌合されると、ロック構成要素25のロックアーム252が、ロック機構132のロック突起1322にロックされ得、第1のコネクタ1及び第2のコネクタ2をロックする。
更に図5及び図6を参照すると、第1のコネクタ1は、複数の第1の導電性端子12を有し、第2のコネクタ2は、複数の第2の導電性端子22を有し、第2の導電性端子22の下端部は、第1の導電性端子12の上端部と対応して嵌合する。
図5~図7を組み合わせると、コネクタアセンブリ100は、第1の端子モジュール3と、第2の端子モジュール3aと、を更に含み、2つの端子モジュール3、3aを、第1のコネクタ1の下側から第1のコネクタ1に挿入する。2つの端子モジュール3、3aは、各々が複数の第3の導電性端子32を有し、第3の導電性端子32の上端部は、それぞれ、複数の第1の導電性端子12の下端部と対応して嵌合する。2つの端子モジュール3、3aの下部分は、モータ500内で受容される。ここで、第2の端子モジュール3aは、下向きに延在している複数の接続ワイヤ33を有する。複数の接続ワイヤ33は、モータ500の内部に収容され、かつそれぞれ、モータ500の対応する電気ポートと接続される。第1の端子モジュール3の接続ワイヤは、示されていない。
それによって、第1の導電性端子12、第2の導電性端子22、及び第3の導電性端子32は、互いに対応して嵌合し、モータ500とコネクタアセンブリ100との間での電気信号の交換が実現され得、それにより、モータ500が正常に動作することができる。
以下、コネクタアセンブリ100を構成している部分を詳細に説明する。
第1に、図8~図12を参照すると、第1のコネクタ1は、主に、絶縁性ハウジング11と、絶縁性ハウジング11に固定される複数の第1の導電性端子12と、絶縁性ハウジング11に埋設される金属ロックプレート13と、絶縁性ハウジング11に装着される第1の遮蔽金属フレーム14と、絶縁性ハウジング11の上面の上側の絶縁性ハウジング11の一部を外装する防水シールガスケット15と、絶縁性ハウジング11の下面に固定される防水リング16と、を含む。
主に図9を参照すると、絶縁性ハウジング11は、一般に、基部部分111と、基部部分111の上面から上向きに突出している突出部分112と、更に上向きに、それにより突出部分112から突出している突起113と、を含む。絶縁性ハウジング11は、好ましくは、射出成形を通して、絶縁材料によって一体的に形成される。
基部部分111は、その4つの隅部の各々が装着孔1111を備える、長方形状の形態である。突出部分112は、その長さが基部部分111の長さよりも短く、かつその幅が基部部分111の幅よりもわずかに細い、長方形状の形態である。突出部分112の外周面は、突出部分112の外周面を囲む収容溝1121を備え、防水シールガスケット15を収容するために使用される。突起113は、その幅が突出部分112の幅よりも狭く、かつその長さが突出部分112の長さと同様である長方形状の形態であり、すなわち、長方形状の2つの短い側に対応する突起113の2つの側面は、突出部分112の2つの側面とそれぞれ面一である。互いに面一である2つごとの側面は、嵌合側面1131として画定され、嵌合側面1131は、嵌合側面1131から凹設され、上下方向に延在している案内溝1133を備える。
更に図9を参照すると、絶縁性ハウジング11は、突起113の上面に第1の嵌合キャビティ115を備え、ここで、本好適な実施形態では、第1の嵌合キャビティ115は、複数の分割キャビティに分割され、具体的には、第1の嵌合キャビティ115は、1つの第1の信号分割キャビティ1151と、1つの第1のブレーキ分割キャビティ1152と、3つの第1の電力分割キャビティ1153と、1つの接地分割キャビティ1154と、を有する。
図10を再度参照すると、絶縁性ハウジング11の下面は、第2の嵌合キャビティ117を更に備え、同様に、第2の嵌合キャビティ117もまた、複数の分割キャビティに分割され、それぞれ、1つの第2の信号分割キャビティ1171、1つの第2のブレーキ分割キャビティ1172、及び3つの第2の電力分割キャビティ1173である。第2の嵌合キャビティ117の分割キャビティ1171、1172、1173は、それぞれ、第1の嵌合キャビティ115の対応する分割キャビティ1151、1152、1153に上下方向に面し、第2の嵌合キャビティ117の分割キャビティ1171、1172、1173は、絶縁性ハウジング11内部に形成される分割壁119によって、第2の嵌合キャビティ117の分割キャビティ1171、1172、1173から上下方向に分割される。
図8~図10を組み合わせると、複数の第1の導電性端子12は、上下方向に沿って延在しており、絶縁性ハウジング11内に固定される。複数の第1の導電性端子12は、分割壁119を通過し、複数の第1の導電性端子12の上端部は、第1の嵌合キャビティ115の中へ上向きに延在しており、複数の第1の導電性端子12の下端部は、第2の嵌合キャビティ117の中へ下向きに延在している。
好ましくは、第1の導電性端子12は、中実ピン形状を有する導電性要素であり、すなわち、第1の導電性端子12の延在方向において、各断面は、中実の閉じた形状である。中実ピン形状を有する第1の導電性端子12は、第1の導電性端子12が繰り返しの嵌合を受けた後、ばねプレート端子に対して良好な強度を有し、第1の導電性端子12は、第1の導電性端子12が圧壊するリスクを生じ難くし、第1の導電性端子12と第2の導電性端子22と第3の導電性端子32との間の接触信頼性が促進され得る。また、中実ピン形状を使用することは、更に、同じ容量に対してより大きい電流を伝送し得、かつ伝送効果を促進し得る。加えて、複数の第1の導電性端子12は、好ましくは、インサート成形によって絶縁性ハウジング11と一体であり、これは、位置の精度を確実にし得、端子の嵌合に対する位置公差の影響を低減させ得、また、接触信頼性を促進し得る。
複数の第1の導電性端子12の異なる機能によれば、複数の第1の導電性端子12は、信号を送信するために使用される6つの第1の信号端子121、ブレーキ機能を実現するために使用される2つの第1のブレーキ端子122、及び電力を伝送するために使用される3つの第1の電力端子123に分けられる。6つの第1の信号端子121の各々は、第1の信号分割キャビティ1151及び第2の信号分割キャビティ1171の中へ延在しており、2つの第1のブレーキ端子122は、第1のブレーキ分割キャビティ1152及び第2のブレーキ分割キャビティ1172の中へ対応して延在しており、3つの第1の電力端子123は、3つの第1の電力分割キャビティ1153及び3つの第2の電力分割キャビティ1173の中へ対応して延在している。
図8及び図9を参照すると、第1の遮蔽金属フレーム14の本体は、第1の嵌合キャビティ115の第1の信号分割キャビティ1151に固定され、第1の遮蔽金属フレーム14の本体の下端部は、分割壁119を通過し、第2の嵌合キャビティ117の第2の信号分割キャビティ1171の中へ延在しており、第1の遮蔽金属フレーム14の本体は、6つの第1の信号端子121を取り囲む。第1の遮蔽金属フレーム14は、6つの第1の信号端子121の外周側を取り囲み、遮蔽機能を果たし、信号伝送過程における干渉を少なくし得る。
主に図9を参照すると、第1の遮蔽金属フレーム14は、上下方向に貫通する長方形フレームを形成するように囲まれており、金属シートを囲むことによって形成され得る。第1の遮蔽金属フレーム14は、主に、囲まれている4つの側壁141を含み、2つの吊り下げ部分142は、最初に、4つの側壁141のうちの互いに面する2つの側壁141の上端部からそれぞれ外向きに曲がり、次いで、下向きに曲がっている。2つの吊り下げ部分142は、第1の信号分割キャビティ1151の上端部の開口部において対応して吊り下がり得、ここで、突起113は、2つの吊り下げ部分142をそれぞれ収容するために第1の信号分割キャビティ1151の上端部の開口部に位置付けられる2つの吊り下げ溝1135を更に対応して備える。突出片143は、第1の遮蔽金属フレーム14の各側壁141の下部分から下向きに突出しており、ノッチ144は、2つの突出片143ごとの間に形成され、4つの突出片143は、分割壁119を下向きに通過して、第2の信号分割キャビティ1171の中へ延在している。
第1の遮蔽金属フレーム14の4つの側壁141のうちのいくつか及び4つの突出片143のうちのいくつかは、そこからそれぞれ外向きに突出している複数の第1の弾性当接部分145を更に備える。第1の弾性当接部分145は、第1の遮蔽金属フレーム14の4つの側壁141のうちのいくつか又は4つの突出片143のうちのいくつかを打ち抜き加工することによって形成され得、各々が、自由端部を有する弾性構造であり得るか、又は各々が、その2つの端部を拘束し、その中間部分を突出させる弾性構造であり得る。第1の弾性当接部分145は、第1の嵌合キャビティ115の内壁又は第2の嵌合キャビティ117の内壁に弾性的に当接し、それにより、第1の遮蔽金属フレーム14は、絶縁性ハウジング11と強固に係合され得る。
続けて図8及び図9を参照すると、金属ロックプレート13は、全体的に、金属プレートを打ち抜き加工及び曲げ加工することによって形成され得、金属ロックプレート13は、好ましくは、インサート成形過程によって、一体構造として絶縁性ハウジング11に固定される。
金属ロックプレート13は、実質的に長方形状の形態であるプレート状本体131と、プレート状本体131の2つの側からそれぞれ上向きに突出している2つのロック機構132と、プレート状本体131の中間部分から上向きに突出している第1の接地端子133及び2つの接地片134と、を含む。プレート状本体131の中間部分は、上下方向に貫通する開口部1312を有し、プレート状本体131の4つの隅部の各々は、装着孔1311を備える。
プレート状本体131は、絶縁性ハウジング11の基部部分111に実質的に埋設され、プレート状本体131の4つの隅部は、基部部分111の上面に露出しており、プレート状本体131の装着孔1311及び基部部分111の装着孔1111は、互いに対応して連通しており、また、ねじ17が通過して、金属ロックプレート13及び絶縁性ハウジング11を固定することを可能にするために使用される。プレート状本体131の開口部1312の縁部は、絶縁性ハウジング11と一体である複数の第1の導電性端子12の外周側を取り囲み、すなわち、各第1の導電性端子12は、開口部1312を上下方向に通過する。
2つのロック機構132は、開口部1312の2つの側にそれぞれ位置付けられる。金属ロックプレート13及び絶縁性ハウジング11が一体構造として固定されると、2つのロック機構132が、基部部分111から上向きに突出し、2つのロック機構132が、絶縁性ハウジング11の突出部分112の2つの側にそれぞれ位置付けられ、また、絶縁性ハウジング11の2つの嵌合側面1131からそれぞれ離間されて面する。本好適な実施形態では、ロック機構132は、プレート状本体131の側縁部から上向きに曲がって延在しているロック片1321と、ロック片1321の表面から外向きに水平に突出しているロック突起1322と、を含む。ロック片1321は、基本的に、嵌合側面1131と平行に面しており、ロック突起1322は、嵌合側面1131から離れて突出している。ロック突起1322は、ロック片1321を打ち抜き加工することによって形成され得、ロック突起1322は、中空円筒の形態であり、その頂部側は、ロック平面1324を形成する。すなわち、ロック突起1322の外周輪郭部は、1つの完全な円ではないが、ロック突起1322の外周輪郭部の上部分は、直線であり、ロック突起1322の外周輪郭部の下部分は、直線と接続されて180度よりも大きい中心角を有する円弧である。ロック突起1322は、第2のコネクタ2のロックアーム252と協働してロックすることを達成するために使用され、その上部分が平坦であり、その下部分が円弧である、かかる構造を使用することは、ロック過程が、好都合かつスムーズであり、また、ロック突起1322及びロックアーム252がロックされた後、ロック状態が安定するように、かつ堅固であるように機能し得る。示されていないいくつかの実施形態では、ロック突起1322はまた、ロック片1321の表面から内向きに水平に突出し得ることに留意されたい。
第1の接地端子133及び2つの接地片134の各々は、プレート状本体131の開口部1312の縁部から上向きに曲がっており、第1の接地端子133は、第1の嵌合キャビティ115の接地分割キャビティ1154の中へ上向きに延在しており、2つの接地片134は、第1の嵌合キャビティ115の第1の信号分割キャビティ1151の中へ上向きに延在している。
図8及び図9によれば、防水シールガスケット15は、絶縁性ハウジング11の突出部分112の収容溝1121に外装され、第1のコネクタ1及び第2のコネクタ2が互いに嵌合されたときに防水シールするために使用される。
図7及び図11によれば、防水リング16は、絶縁性ハウジング11の基部部分111の下面に固定され、第1のコネクタ1がモータ500に装着されると、防水リング16は、絶縁性ハウジング11の接触面とモータ500の接触面との間に位置付けられて、防水として機能する。
第1のコネクタ1の組立過程は、実質的に、最初に、絶縁性ハウジング11、複数の第1の導電性端子12、及び金属ロックプレート13をインサート成形によってともに一体構造として形成し、次いで、防水リング16及び防水シールガスケット15をそれぞれ絶縁性ハウジング11に外装し、最後に、第1の遮蔽金属フレーム14を絶縁性ハウジング11に挿入する。
図10及び図11を参照すると、第1の端子モジュール3は、シェル31と、シェル31の内部に固定される複数の第3の導電性端子32と、を含む。第1の端子モジュール3は、接続ワイヤ(図示せず)を介してモータ500のエンコーダ(図示せず)を接続するために使用される。第2の端子モジュール3aは、同様に、シェル31と、複数の第3の導電性端子32と、を含み、各第3の導電性端子32の下端部は、接続ワイヤ33に接続する。第2の端子モジュール3aは、電力ポート及びモータ500のブレーキポートを接続するために使用される。
第1の端子モジュール3のシェル31及び第2の端子モジュール3aのシェル31は、それぞれ第1のコネクタ1の第2の嵌合キャビティ117に対応して挿入し得、具体的には、本好適な実施形態では、第1の端子モジュール3のシェル31は、第2の嵌合キャビティ117の第2の信号分割キャビティ1171に挿入し、第2の端子モジュール3aのシェル31は、第2の嵌合キャビティ117の第2のブレーキ分割キャビティ1172及び3つの第2の電力分割キャビティ1173に挿入する。対応して、第1の端子モジュール3の各第3の導電性端子32は、第1のコネクタ1の対応する第1の信号端子121の下端部と嵌合され得る。第2の端子モジュール3aの複数の第3の導電性端子32は、第1のブレーキ端子122の下端部及び第1のコネクタ1の第1の電力端子123の下端部とそれぞれ嵌合する。
図11を参照すると、第3の導電性端子32は、第3の導電性端子32の上端部に位置付けられた弾性嵌合部分321と、第3の導電性端子32の下端部に位置付けられたワイヤ接続部分323と、を有し、第3の導電性端子32が中実ピン形状の形態である第1の導電性端子12と嵌合すると、第3の導電性端子32の弾性嵌合部分321が、第1の導電性端子12の下端部を弾性的にクランプし得、同時に、上下方向に沿って互いに嵌合される弾性嵌合部分321及び第1の導電性端子12の接触面は、より長い長さを有し、これは、位置公差を吸収し、かつ嵌合の信頼性を確実にし得る。
次に図12~図14を参照すると、第2のコネクタ2は、主に、端子基部21と、端子基部21に固定される複数の第2の導電性端子22と、複数の第2の導電性端子22に電気的に接続されるケーブル23と、端子基部21を覆う外側カバー24と、外側カバー24に枢着されるロック構成要素25と、端子基部21に装着される第2の遮蔽金属フレーム26と、を含む。
端子基部21は、上下方向に延在する複数の端子キャビティ211を備え、端子基部21は、端子基部21の2つの側において上向きに突出する2つの協働する係合部分212を備え、ワイヤ接続空間は、2つの協働する係合部分212の間に形成される。回避溝2121は、各協働する係合部分212の外面の中間部分から凹設され、2つのラッチ溝2123は更に、回避溝2121の底面から凹設され、かつ互いに離間される。
複数の第2の導電性端子22の異なる機能によれば、第2の導電性端子22は、信号を送信するために使用される6つの第2の信号端子221、ブレーキ機能を実現するために使用される2つの第2のブレーキ端子222、電力を伝送するために使用される3つの第2の電力端子223、及び1つの第2の接地端子224に分けられる(ここで、第2の接地端子224は、図13に示される)。
図15を参照すると、各第2の導電性端子22は、各第2の導電性端子22の上端部に位置付けられるワイヤ接続部分2201と、各第2の導電性端子22の下端部に位置付けられる弾性嵌合部分2202と、を有する。好ましくは、第2の導電性端子22は、金属端子であり、弾性嵌合部分2202は、互いに面して延在している2つの弾性接点アーム2204を有する。
図17と組み合わせて、複数の第2の導電性端子22は、端子基部21の複数の端子キャビティ211の中へそれぞれ対応して挿入し、各第2の導電性端子22の弾性嵌合部分2202は、下方へ向かい、また、対応する第1の導電性端子12の上端部と嵌合するために使用され、弾性嵌合部分2202の2つの弾性接点アーム2204は、対応する第1の導電性端子12の上端部をクランプする。
図17及び図14を組み合わせて、第2の遮蔽金属フレーム26は、6つの第2の信号端子221の外周側を取り囲み、遮蔽機能を果たして、信号伝送過程における干渉を少なくする。第2の遮蔽金属フレーム26は、端子基部21に固定的に装着される。
第2の遮蔽金属フレーム26は、好ましくは、金属片を囲むことによって形成され、第2の遮蔽金属フレーム26の頂部分は、閉じられ、第2の遮蔽金属フレーム26の側部分のうちの1つは、ケーブル23がそこを通過することを可能にするために、貫通孔261を備える。複数の第2の弾性当接部分262は、第2の遮蔽金属フレーム26の側壁の、互いに面する2つの側壁に提供されて、外向きに突出している。第2の弾性当接部分262は、端子基部21の対応する端子キャビティ211の内壁に弾性的に当接し、それにより、第2の遮蔽金属フレーム26は、端子基部21と強固に係合され得る。
図13を参照すると、ケーブル23は、複数の導電性ワイヤ231と、複数の導電性ワイヤ231を外側から取り囲むジャケット232と、を含む。複数の導電性ワイヤ231の端部分は、ジャケット232から前向きに延在し、端子基部21のワイヤ接続空間の中へ延在して、複数の第2の導電性端子22にそれぞれ対応して接続することができる。
図13及び図14と組み合わせて、外側カバー24は、カバー本体241と、カバー本体241の後側から後方に延在しているワイヤ通過部分242と、を含む。外側カバー24は、好ましくは、射出成形を通してプラスチックによって一体的に形成される。カバー本体241は、実質的に立方構造の形態であり、カバー本体241の下端部は、開いており、カバー本体241の内部は、くぼんでおり、カバー本体241は、端子基部21を対応して覆う。ワイヤ通過部分242は、実質的に中空円筒の形態であり、カバー本体241の内部と連通する。第2のコネクタ2は、シリカゲルループ27と、ロック部材28と、シールキャップ29と、を更に含み、シリカゲルループ27、ロック部材28、及びシールキャップ29は、ケーブル23を外装し、ワイヤ通過部分242と接続して、ケーブル23をワイヤ通過部分242に固定して、シールを実現する。
下向きに突出している案内リブ2411、及び案内リブ2411の2つの側にそれぞれ配設された2つの弾性ラッチアーム2412は、カバー本体241の2つの側壁の近くにあるカバー本体241の内面の位置に形成され、案内リブ2411は、2つの弾性ラッチアーム2412を下向きに越える。図17を参照すると、案内リブ2411及び2つの弾性ラッチアーム2412は、端子基部21の回避溝2121の中へ対応して延在し得、2つの弾性ラッチアーム2412は、端子基部21の2つのラッチ溝2123と対応してラッチ係合し、それにより、端子基部21及びカバー本体241がともに固定される。
2つの枢動溝2413は、カバー本体241の2つの側に提供されて、上下方向に貫通し、シェルタ壁2414は、カバー本体241の2つの側壁の各々の外側に提供され、枢動溝2413は、シェルタ壁2414と側壁との間に位置付けられる。回転シャフト溝2415は、各枢動溝2413の上に更に提供されて、凹設され、カバー本体241の2つの側の2つの回転シャフト溝2415の軸は、同じ直線上にある。
カバー本体241の前側外面は、下向きに傾斜した傾斜面であり、前方へ突出している2つのロック突起2416を備える。ロック突起2416の上面は、下向き及び前向きに徐々に傾斜している傾斜面であり、ロック突起2416の下面は、基本的に、カバー本体241の前側外面に対して垂直である。本好適な実施形態では、各ロック突起2416は、上下方向に沿って斜めに延在しているロック解除溝2417を備え、ロック解除溝2417は、ロック突起2416を2つの部分に分ける。
図13及び図14を更に参照すると、ロック構成要素25は、本体251と、本体251の2つの側からそれぞれ曲がっている2つのロックアーム252と、本体251の上端部から外向きに曲がっているハンドル253と、本体251からカバー本体241に向かって延在している2つのロック弾性片254と、を含む。具体的には、本実施形態では、ロック構成要素25の本体251は、2つの開口255を備え、ロック弾性片254は、各開口255の下端部縁部から上向きかつ内向きに曲がっている。ロック構成要素25は、好ましくは、金属材料を使用し、金属シートを曲げ加工することによって形成され得る。
各ロックアーム252の上部分は、他のロックアーム252に向かって突出している枢動部分2521を有し、枢動部分2521は、中空円筒の形態であり、ロックアーム252を打ち抜き加工することによって形成され得る。枢動部分2521は、カバー本体241の対応する回転シャフト溝2415に挿入し得、それにより、ロックアーム252が、対応する枢動溝2413に枢動可能に収容され得る。ロックアーム252の下部分は、本体251から離れたロックアーム252の下部分の側にロック開口部2522を備え、ロック開口部2522は、第1のコネクタ1のロック突起1322によってロックするために使用され得る。
ハンドル253は、操作者が、本体251をカバー本体241の上へ移動させて、2つのロックアーム252を回転させ得るように、把握して操作することを可能にし得る。
ロック弾性片254の位置は、外側カバー24のロック突起2416の位置に対応し、ロック弾性片254は、ロック構成要素25が枢動することを防止するために、ロック突起2416によって止められ得る。
第2のコネクタ2の組立過程は、実質的に、最初に、複数の第2の導電性端子22及び第2の遮蔽金属フレーム26をそれぞれ端子基部21に装着し、次いで、ケーブル23の前端部を外側カバー24のワイヤ通過部分242に通過させ、ケーブル23の各導電性ワイヤ231を対応する第2の導電性端子22のワイヤ接続部分2201と対応して接続し、次に、端子基部21を外側カバー24のカバー本体241に装着して、カバー本体241の弾性ラッチアーム2412を端子基部21の対応するラッチ溝2123とラッチ係合させ、ケーブル23を準備し、シールキャップ29がシリカゲルループ27及びロック部材28を押し潰して、ケーブル23とワイヤ通過部分242との間にシール効果を形成するようにシールキャップ29を回転させることによって、シールキャップ29及びワイヤ通過部分242を固定し、最後に、ロック構成要素25を外側カバー24のカバー本体241に装着する。
上記の説明に基づいて、図12及び図16~図19を参照すると、第1のコネクタ1及び第2のコネクタ2が互いに嵌合される前に、第2のコネクタ2のロック構成要素25が、図12に示されるように自由な状態で位置付けられるように維持され、次いで、第2のコネクタ2及び第1のコネクタ1が、上下方向に互いに嵌合され、第1のコネクタ1の突出部分112が、第2のコネクタ2の外側カバー24の中へ延在して、第2の導電端子22の弾性嵌合部分2202を対応する第1の導電性端子12の上端部と嵌合させ、それにより、第1のコネクタ1と第2のコネクタ2との間に電気的接続が確立される。第2のコネクタ2及び第1のコネクタ1が互いに嵌合されると、第2のコネクタ2の案内リブ2411が、第1のコネクタ1の案内溝1133に挿入され得、これは、第1のコネクタ1及び第2のコネクタ2を互いにスムーズに嵌合させるように誘導し、第1のコネクタ1及び第2のコネクタ2を互いに正確に整列させるのに好都合である。
同時に、第1のコネクタ1のロック機構132は、第2のコネクタ2の外側カバー24の枢動溝2413に延在し、この時点で、第2のコネクタ2のロック構成要素25を動作させて、ロックを実現し得る。
具体的には、初期状態では、ロック構成要素25が、図12に示されるような位置に位置付けられ、次いで、ロック構成要素25が図18に示されるロック状態に到達するまで、ロック構成要素25のハンドル253を下向きに押して、ロック構成要素25を下向きに回転させる。
具体的には、図18を参照すると、この時点で、ロック構成要素25のロックアーム252のロック開口部2522を、ロック機構132のロック突起1322によってロックし、それにより、第1のコネクタ1及び第2のコネクタ2がロックされる。ロック突起1322の下部分輪郭部が円弧の形態であるので、ロック構成要素25が下向きに回転すると、ロックアーム252のロック開口部2522がロック突起1322と協働し、それにより、ロックアーム252がスムーズに移動し得る。ロック状態に到達した後、ロック開口部2522及びロック突起1322の頂部側のロック平面1324が互いに付着し、ロック平面1324が、ロックアーム252の更なる回転を止め、これは、ロックをより強固にする。
図17と組み合わせて、ロック状態では、外側カバー24のシェルタ壁2414は更に、ロック開口部2522のロックアーム252の外側を保護する役割を果たし、外側からの意図しない接触を防止し得、かつロックアーム252の意図しない枢動の発生を防止し得、それにより、ロックの信頼性を更に促進する。
更に、図19を参照すると、ロック状態では、ロック突起2416が、ロック弾性片254を越えるのを止め、それにより、ロック構成要素25が、上向きに回転すること、及びロック解除されることを防止し、これは、ロック構成要素25をロック状態に維持する。
第1のコネクタ1と第2のコネクタ2との間のロック状態をロック解除することが必要である場合、この時点で、ロック解除溝2417がロック弾性片254の内側と連通しているので、操作者は、針形状のツールがロック突起2416のロック解除溝2417を通過することを可能にし得、針形状のツールは、ロック弾性片254を上向きに押すようにロック弾性片254の内側に延在しており、ロック弾性片254に対するロック突起2416の停止をロック解除し、次いで、ロック構成要素25が上向きに押されて回転して、ロック構成要素25のロックアーム252及びロック機構132のロック突起1322をロック解除し、第1のコネクタ1及び第2のコネクタ2が、互いに好都合に分離され得る。ロック弾性片254は、金属材料のロック構成要素25に一体的に形成されているので、ロック弾性片254は、より高い構造強度を有し、ロック弾性片254がロック動作及びロック解除動作を多数回受けても、ロック弾性片254は、より良好な信頼性を維持し得る。
上記の説明に基づいて、本好適な実施形態のコネクタアセンブリ100は、以下の有益な効果を有する。第1のコネクタ1では、第2のコネクタ2のロック構成要素25によって、対応して係合及びロックするために、絶縁性ハウジング11に埋設される金属ロックプレート13から突出している2つのロック機構132が使用され、ロック機構132の構造強度が良好であり、これは、かかるロックを堅固で信頼性の高いものにする。第2のコネクタ2では、ロック弾性片254は、ロック突起2416によって止めることができ、これは、ロック構成要素25をロック状態に維持し、ロック及びロック解除を好都合にすることができる。
第1のコネクタ1では、中実ピン形状の形態の第1の導電性端子12が使用され、第2の導電性端子22及び第3の導電性端子32は、弾性嵌合部分2202、321を使用して、第1の導電性端子12の上端部及び下端部とそれぞれ係合し、かかる嵌合構造は、端子モジュール3、3aが使用される場合の位置公差の影響を低減させ得、かつそれらとのスムーズな嵌合に好都合であり得る。中実ピン形状の形態の第1の導電性端子12は更に、その強度を高め得、圧壊し難くなり、また、コネクタアセンブリ100が嵌合状態にあるとき、第1の導電性端子12及び第2の導電性端子22、第3の導電性端子32は、それらの間に信頼性の高い嵌合を実現し得、かつ電流伝送品質を促進し得る。更に、より大きい電流が、同じ容量で更に伝送され得、伝送効率が促進される。
図20は、本開示の別の好適な実施形態のコネクタアセンブリ600の構造を例示する。コネクタアセンブリ600は、主に、第1のコネクタ6と、第1のコネクタ6と嵌合された第2のコネクタ7と、を含む。
第1のコネクタ6の主な構造は、先の実施形態の第1のコネクタ1を指し得、ここで、図21は、主に、第1のコネクタ6の絶縁性ハウジング61及び金属ロックプレート63を例示する。第1のコネクタ1と比較すると、本実施形態の第1のコネクタ6は、主に、金属ロックプレート63の構造がいくつかの違いを有するという点で異なり得る。
具体的には、図21及び図22を組み合わせて、金属ロックプレート63のロック機構632は、上向きに延在するロック片6321と、ロック片6321から切り離されて外向きに突出しているロック突起6322と、を含む。ロック片6321は、細長い切り離し窓63211を備える。ロック突起6322の2つの端部は、切り離し窓63211の前側及び後側において接続され、ロック突起6322は、切り離し窓63211の上側及び下側から分離される。ロック突起6322は、ロックセグメント63221と、ロックセグメント63221の前端部及び後端部をそれぞれ接続する2つの接続セグメント63222と、を含み、2つの接続セグメント63222は、切り離し窓63211の前側及び後側にそれぞれ接続し、ロックセグメント63221は、ロック片6321が存在する平面を外向きに越える。製造に際して、ロック突起6322は、切り離し窓63211においてシートを外向きに打ち抜き加工することによって形成され、シートの上側及び下側は、切り離されて、シートの上側と下側との間のシートの一部は、外向きに突出し、シートの一部の前端部及び後端部は、切り離し窓63211でのシートとの接続を維持する。示されていないいくつかの実施形態では、ロック突起6322はまた、切り離し窓63211においてシートを内向きに打ち抜き加工して切り離すことによって形成され得、これは、ロック突起6322が外向きに切り離すことによって形成されることと、同等の効果を達成し得ることに留意されたい。かかるロック突起6322は、より信頼性の高いロック効果を好都合に得るために、より良好な強度を有し、かかるロック突起6322のための処理は、比較的好都合であり、同時に、材料の厚さ及び伸び率の要件が高くなく、加えて、最終的に形成されるロック機構632の寸法の精度がより正確である。
主に図22を参照すると、窓63212は、ロック片6321の切り離し窓63211の前端部及び後端部の各々の下側に提供され、各窓63212は、ロック突起6322の1つの接続セグメント63222の下側に対応して位置付けられ、2つの接続セグメント63222の底面の各々は、回避湾曲面63225を形成する。本実施形態では、回避湾曲面63225は、ロックセグメント63221と接続されて、上向きに突出している円弧面、及びロックセグメント63221から離れている水平面からなり、示されていないいくつかの実施形態では、回避湾曲面63225の特定の形状は、それに限定されず、実際の状況に従って設計され得ることが理解され得る。ロックセグメント63221の底面は、水平方向に沿って延在しているロック平面63224を形成し、ロック平面63224は、回避湾曲面63225を下向きに越え、それにより、ロックセグメント63221と回避湾曲面63225との間に回避空間が形成される。
第1のコネクタ6の他の特徴は、第1のコネクタ1を指し得、繰り返し説明しない。
第2のコネクタ7の主な構造は、先の実施形態の第2のコネクタ2を指し得、図21は、主に、第2のコネクタ7の外側カバー74及びロック構成要素75を例示する。第2のコネクタ2と比較すると、本実施形態の第2のコネクタ7は、主に、ロック構成要素75の構造がいくつかの違いを有するという点で異なる。
具体的には、図21及び図23と組み合わせて、ロック構成要素75では、接続アーム756は、各ロックアーム752のロック開口部7522の先端部の上側と下側との間に接続され、接続アーム756は、ロックアーム752から外向きにアーチ形になり、ロックアーム752の外面を越える。接続アーム756は、ロックアーム752を切り離すことによって、外向きにアーチ形になり、接続アーム756の上端部及び下端部の各々は、ロックアーム752と斜めに接続され、接続アーム756の中間部分は、ロックアーム752と実質的に平行で、ロックアーム752を外向きに越え、接続アーム756は、打ち抜き加工及び切り離しの処理を使用することによって形成され得る。接続アーム756は、本実施形態では外向きに切り離すことによって形成されるが、いくつかの実施形態では、接続アーム756はまた、内向きに切り離すことによって形成され得ることに留意されたい。
接続アーム756は、ロック開口部7522の先端部の上側及び下側を接続し、これは、ロック開口部7522での構造強度を大幅に促進し得、かつロック開口部7522が力を受けたときに、ロック開口部7522が拡張されることを防止し得、それにより、より大きいロック力を提供することができ、ロックの信頼性が促進される。同時に、接続アーム756は、ロックアーム752から外向きにアーチ形になり、接続アーム756とロックアーム752との間の偏差が回避空間を形成し、それにより、ロック構成要素75のロック開口部7522が、金属ロックプレート63のロック突起6322に対応してロックするのに好都合である。
図24及び図25を参照すると、第1のコネクタ6及び第2のコネクタ7が互いに嵌合されると、ロック機構632のロック突起6322及びロックアーム752のロック開口部7522が互いにロックし、それにより、第1のコネクタ6及び第2のコネクタ7がロック状態に維持される。このとき、ロック突起6322のロック平面63224及びロック開口部7522の下部側壁が互いに付着し、ロック平面63224が、ロックアーム752の更なる回転を止め、それにより、ロック状態が維持される。
図25及び図26と組み合わせて、ロック構成要素75をロック状態に向かって回転させるように動作させる過程では、ロックアーム752から外向きにアーチ形になっている接続アーム756は、ロック突起6322を回避し得、接続アーム756は、ロック突起6322の外側から通過し、それにより、ロックアーム752は、スムーズに回転して、ロック開口部7522及びロック突起6322を互いに協働させ得る。図27を再度参照すると、ロック突起6322の回避湾曲面63225もまた、ロック開口部7522の下部側壁を回避し、これは、ロックアーム752が、回転過程においてロック突起6322と干渉しないことを確実にするが、そうでない場合、ロックアーム752は、ロック突起6322と協働することができない。
図27の図の位置を参照すると、金属ロックプレート63の右側に装着されたロックアーム752は、時計回りに回転して、ロック動作を行い、この時点で、ロック突起6322の右側の回避湾曲面63225は、回避機能を果たす。本実施形態では、前後方向におけるロック突起6322の2つの接続セグメント63222の各々は、回避湾曲面63225を備えるので、ロック構成要素75が水平に180度回転して、金属ロックプレート63の左側に装着されると、すなわち、ロックアーム752が、反時計回りに回転してロック動作を行うと、ロック突起6322の左側の回避湾曲面63225が、ロックアーム752が反時計回りに回転してロックすることを回避する。本実施形態のロック突起6322の構造は、双方向協働関係を形成し得、これは同時に、ロックアーム752が時計回りに回転したときのロック、及びロックアーム752が反時計回りに回転したときのロックに適合し得、異なる適用状況における普遍性を促進する。
図28及び図29を参照すると、別の好ましい実施形態では、ロック機構632aはまた、ロック片6321aに窓63212aを1つのみ備え得、対応して、回避湾曲面63225aは、ロック突起6322aの底面の窓63212aに対応する位置にのみ形成され、かかる設計は、ロックアーム752が反時計回りに回転してロックを実現する場合にのみ適合される。
上記の内容は、本開示の好適な実施形態にすぎず、本開示の実施する解決策を限定し得ず、当業者は、本開示の主要な概念及び趣旨に基づいて、対応する変更又は修正を好都合に行い得、したがって、本開示の保護の範囲は、特許請求の範囲の用語によって決定されるものとする。

Claims (21)

  1. 第2のコネクタと相応じてロックされ得る第1のコネクタであって、
    絶縁性ハウジングであって、該絶縁性ハウジングの上面が、第1の嵌合キャビティを備え、前記絶縁性ハウジングの下面が、第2の嵌合キャビティを備える、絶縁性ハウジングと、
    複数の第1の導電性端子であって、該第1の導電性端子が、前記絶縁性ハウジングに固定され、前記第1の導電性端子の上端部が、前記第1の嵌合キャビティの中へ上向きに延在しており、前記第1の導電性端子の下端部が、前記第2の嵌合キャビティの中へ下向きに延在している、複数の第1の導電性端子と、
    金属ロックプレートであって、前記絶縁性ハウジングに埋設され、前記金属ロックプレートの中間部分が開口部を有し、前記複数の第1の導電性端子が、前記開口部を上下方向に通過し、ロック機構が、前記金属ロックプレートの前記開口部の2つの側の各々で上向きに突出している、金属ロックプレートと、を備える、第1のコネクタ。
  2. 前記ロック機構が、上向きに延在しているロック片と、水平方向に沿って該ロック片の表面から突出しているロック突起と、を備え、該ロック突起が、円筒の形態であり、前記ロック突起の頂部側が、ロック平面を形成する、請求項1に記載の第1のコネクタ。
  3. 前記ロック機構が、上向きに延在しているロック片と、該ロック片から外向き又は内向きに切り離されるロック突起と、を備え、前記ロック片が、切り離し窓を備え、前記ロック突起が、前記切り離し窓の2つの側に接続する、請求項1に記載の第1のコネクタ。
  4. 前記ロック突起が、ロックセグメントと、該ロックセグメントの前端部及び後端部にそれぞれ接続される2つの接続セグメントと、を含み、該2つの接続セグメントが、それぞれ、前記切り離し窓の2つの側に接続し、前記ロックセグメントが、前記ロック片が存在する平面を外向きに越える、請求項3に記載の第1のコネクタ。
  5. 前記ロックセグメントの底面が、ロック平面を形成し、少なくとも1つの接続セグメントの底面が、回避湾曲面を形成し、前記ロック平面が、前記回避湾曲面を下向きに越える、請求項4に記載の第1のコネクタ。
  6. 前記第1のコネクタが、遮蔽金属フレームを更に備え、該遮蔽金属フレームが、その中にいくつかの第1の導電性端子を取り囲み、前記遮蔽金属フレームの本体が、前記第1の嵌合キャビティに位置付けられ、前記遮蔽金属フレームの下部が、前記第2の嵌合キャビティの中へ下向きに突出している、請求項1に記載の第1のコネクタ。
  7. 前記遮蔽金属フレームの前記本体が、長方形フレームを形成するように囲まれる4つの側壁を備え、突出片が、各側壁の下部分から下向きに突出しており、ノッチが、2つの突出片ごとの間に形成され、
    分割壁が、前記第1の嵌合キャビティと前記第2の嵌合キャビティとの間に提供され、4つの突出片が、前記分割壁を下向きに通過して、前記第2の嵌合キャビティの中へ延在している、請求項6に記載の第1のコネクタ。
  8. 前記複数の第1の導電性端子の各々が、中実ピン形状の形態の導電性素子であり、前記複数の第1の導電性端子が、インサート成形によって前記絶縁性ハウジングと一体である、請求項1~7のいずれか一項に記載の第1のコネクタ。
  9. 前記絶縁性ハウジングの第2の嵌合キャビティが、端子モジュールを収容するために使用され、前記端子モジュール及び前記複数の第1の導電性端子が、相応じて互いに電気的に接続される、請求項8に記載の第1のコネクタ。
  10. 第1のコネクタと相応じてロックされ得る第2のコネクタであって、
    端子基部と、
    該端子基部に固定される複数の第2の導電性端子であって、各第2の導電性端子が、嵌合部分と、ワイヤ接続部分と、を有する、複数の第2の導電性端子と、
    前記ワイヤ接続部分に電気的に接続されたケーブルと、
    前記端子基部を覆う外側カバーであって、2つの枢動溝が、前記外側カバーの2つの側に提供され、かつ上下方向に貫通しており、前記外側カバーが、外向きに突出している少なくとも1つのロック突起を更に備える、外側カバーと、
    本体と、該本体の2つの側からそれぞれ曲がっている2つのロックアームと、を備える、ロック構成要素であって、前記2つのロックアームを、それぞれ2つの枢動溝に枢動可能に収容することが可能であり、各ロックアームが、前記外側カバーと枢動的に接続される枢動部分と、前記第1のコネクタと対応してロックするために使用されるロック開口部と、を有し、少なくとも1つのロック弾性片が、前記本体から内向きに延在しており、前記ロック構成要素がロック状態に維持されるように、前記ロック突起によって前記ロック弾性片を止めることが可能である、ロック構成要素と、を備える、第2のコネクタ。
  11. 前記ロック構成要素の本体が、少なくとも1つの開口を備え、前記ロック弾性片が、前記開口の下端部縁部から上向きかつ内向きに曲がっている、請求項10に記載の第2のコネクタ。
  12. 前記ロック突起が、上下方向に沿って斜めに延在しているロック解除溝を備え、前記ロック弾性片が前記ロック突起によって止められたときに、前記ロック解除溝が、前記ロック弾性片の内側と連通する、請求項11に記載の第2のコネクタ。
  13. ラッチ溝が、上下方向に沿って前記端子基部の2つの側面の各々から凹設され、弾性ラッチアームが、前記外側カバーの2つの対向する内面の各々から下向きに突出しており、前記弾性ラッチアーム及び前記ラッチ溝が、互いに相応じてラッチ係合する、請求項10に記載の第2のコネクタ。
  14. 前記ロックアームが、前記ロック開口部の先端部に接続アームを備え、該接続アームの2つの端部が、前記ロック開口部の2つの側にそれぞれ接続される、請求項10~13のいずれか一項に記載の第2のコネクタ。
  15. 前記接続アームが、前記ロックアームから外向きなアーチ形であり、前記接続アームの中間部分が、前記ロックアームの外面を外向きに越える、請求項14に記載の第2のコネクタ。
  16. コネクタアセンブリであって、請求項1~9のいずれか1項に記載の第1のコネクタと、請求項10~15のいずれか1項に記載の第2のコネクタと、を備え、前記第1のコネクタの2つのロック機構を、前記第2のコネクタの2つの枢動溝に対応して挿入し、前記第2のコネクタのロック構成要素の2つのロック開口部によって対応してロックし、前記第1のコネクタの第1の導電性端子が、前記第2のコネクタの対応する第2の導電性端子の嵌合部分と嵌合する、コネクタアセンブリ。
  17. コネクタアセンブリであって、
    絶縁性ハウジングと、該絶縁性ハウジングに固定された複数の第1の導電性端子と、を備える、第1のコネクタであって、前記絶縁性ハウジングの上面が、第1の嵌合キャビティを備え、前記絶縁性ハウジングの下面が、第2の嵌合キャビティを備え、前記第1の導電性端子が、ピン形状の形態であり、前記複数の第1の導電性端子の上端部が、前記第1の嵌合キャビティの中へ上向きに突出しており、複数の第1の導電性端子の下端部が、前記第2の嵌合キャビティの中へ下向きに突出している、第1のコネクタと、
    前記第1のコネクタと対応して嵌合する第2のコネクタであって、前記第2のコネクタが、端子基部と、該端子基部に固定された複数の第2の導電性端子と、該第2の導電性端子に電気的に接続されたケーブルと、前記端子基部の外周を取り囲む外側カバーと、を備え、各第2の導電性端子が、弾性嵌合部分を有し、該弾性嵌合部分が、対応する第1の導電性端子の上端部と嵌合する、第2のコネクタと、
    シェルと、該シェルの内部に固定された複数の第3の導電性端子と、を備える、少なくとも1つの端子モジュールであって、前記シェルを、前記第1のコネクタの第2の嵌合キャビティに相応じて挿入し、各第3の導電性端子が、弾性嵌合部分を有し、前記第3の導電性端子の弾性嵌合部分が、対応する第1の導電性端子の下端部と嵌合する、少なくとも1つの端子モジュールと、を備える、コネクタアセンブリ。
  18. 前記複数の第1の導電性端子の各々が、中実ピン形状の形態の導電性素子であり、前記複数の第1の導電性端子が、インサート成形によって前記絶縁性ハウジングに固定される、請求項17に記載のコネクタアセンブリ。
  19. 案内溝が、前記第1のコネクタの絶縁性ハウジングの側壁から凹設され、
    案内リブは、前記第2のコネクタの外側カバーの内壁に提供され、前記案内リブを、前記案内溝に対応して挿入する、請求項17に記載のコネクタアセンブリ。
  20. 前記複数の第1の導電性端子及び前記複数の第2の導電性端子の各々が、信号を送信するために使用される信号端子を備え、前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタの各々が、前記信号端子を取り囲む遮蔽金属フレームを更に備える、請求項17~19のいずれか1項に記載のコネクタアセンブリ。
  21. 複数の弾性当接部分が、前記遮蔽金属フレームの側壁から外向きに突出しており、前記複数の弾性当接部分が、前記絶縁性ハウジングの内壁又は端子基部の内壁に当接する、請求項20に記載のコネクタアセンブリ。
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