JP2022099955A - 作業床の拡縮機構 - Google Patents

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【課題】作業床の拡縮機構において、段差無く作業床を拡張できるようにすることで、拡張された作業床で作業員が床面を気にすることなく快適に作業を行えるようにする。【解決手段】作業床の拡縮機構において、主作業床1と、主作業床1の下に設けた副作業床2と、先端部と基端部を有し、基端部を回転中心として副作業床2の上側で回転自在に支持された段差解消プレート3と、を備え、作業床の縮小状態では、段差解消プレート3が起立し、作業床の拡張状態では、スライドした副作業床2の上に段差解消プレート3を重ねて、主作業床1の上面と副作業床2の上面との間の段差を解消する。【選択図】図1

Description

本発明は、高所作業車などにおける作業床の拡縮機構に関するものである。
高所作業車などの作業台は、不使用時には格納スペースの制約などからできる限り小さい床面積である方が好ましく、作業員が搭乗して作業を行う際には、車両を移動させることなく作業員の広い移動範囲を確保できるようにするために、床面積は広くすることが好ましい。
このような観点から、従来、高所作業車における作業員搭乗用の作業台は、作業台としての本体床に対して格納・張り出し自在とした拡張床を設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術は、本体床(主作業床)に対して拡張床(副作業床)を張り出した状態では、本体床の床面積に拡張床の床面積を加えた広い作業床になり、本体床に対して拡張床を収納した状態では、本体床のみの縮小した作業床になる。
特開2011-57399号公報
本体床に対して拡張床を設けるに際して、前述した従来技術は、本体床の下側に拡張床が張り出し自在に収納されている。このため、拡張床を張り出して作業床を拡張させた状態では、本体床の床面と拡張床の床面の間に段差が生じることになる。このように作業床に段差が存在すると、拡張した作業床内で作業員が移動する際に、作業員は躓かないように床面に気を配りながら作業を行うことになり、快適に作業を行うことができない問題があった。
本発明は、このような問題に対処するために提案されたものであり、作業床の拡縮機構において、段差無く作業床を拡張できるようにすることで、拡張された作業床で作業員が床面を気にすることなく快適に作業を行えるようにすること、などが本発明の課題である。
このような課題を解決するために、本発明による作業床の拡縮機構は、以下の構成を具備するものである。
作業床の拡縮機構において、主作業床と、主作業床の下に設けた副作業床と、先端部と基端部を有し、基端部を回転中心として副作業床の上側で回転自在に支持された段差解消プレートと、を備え、作業床の縮小状態では、段差解消プレートが起立し、作業床の拡張状態では、スライドした副作業床の上に段差解消プレートを重ねて、主作業床の上面と副作業床の上面との間の段差を解消する。
このような特徴を有する本発明における作業床の拡縮機構によると、段差無く作業床を拡張することができるので、拡張された作業床で、作業員が床面を気にすることなく快適に作業を行うことができる。
実施例1の段差解消プレートの回転を示す図。 実施例1の第1回転機構を示す図。 実施例1の第2回転機構を示す図。 実施例1の第3回転機構を示す図。 実施例2の段差解消プレートの回転を示す図。 実施例2の第4回転機構を示す図。 実施例2の第5回転機構を示す図。 実施例2の第6回転機構を示す図。 実施例2の第7回転機構を示す図。 実施例2の第8回転機構を示す図。 本発明を高所作業車に適用した状況を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
図1にて、本発明の実施例1を説明する。図1(a)は縮小状態の作業床を、図1(b)は拡張状態の作業床を示す斜視図である。作業床の拡縮機構(以下、単に拡縮機構)100は、主作業床1、副作業床2、段差解消プレート3、立設体である立設板4を備えている。主作業床1は、副作業床2の上に載置されている。立設板4は、X方向(拡縮方向)に2つ並んだ副作業床2の、X方向における外側端部において、Y方向に延在してZ方向に立設している。段差解消プレート3は基端部を回転中心とし、基端部にはY方向に延在した回転シャフト5が設けられている。そして、副作業床2の外側端部近傍で、段差解消プレート3を回転シャフト5が回転自在に支持している。回転シャフト5は、立設板4の内側で、副作業床2の側部から上方に突出する固定突起(図示せず)に固定されている。副作業床2、段差解消プレート3、および立設板4等は2セット設けられ、副作業床2のX方向の内側端部を向き合わせて対称に設置されている。また、作業床を拡張、縮小する動力として、駆動部6(図示せず)を備えている。本実施例では、駆動部6はモータである。
主作業床1と副作業床2は、図示X-Y平面(水平面)に沿って上面である床面(1A,2A)をそれぞれ有している。副作業床2は、主作業床1の下部に設けられ、副作業床2の床面2Aは主作業床1の下側に位置している。段差解消プレート3は、図1(a)に示した作業床の縮小状態では、副作業床2の外側端部に起立して収納されている。この縮小状態では、主作業床1の床面1Aのみが床として使用される。図1(b)に示した作業床の拡張状態では、スライドした副作業床2の上に段差解消プレート3を重ねて、主作業床1の上面と副作業床2の上面との間の段差を解消する。
また、作業床の拡縮機構は、主作業床1及び段差解消プレート3に接続して、段差解消プレート3を起立させる回転機構7を有している。主作業床1の下方における副作業床2のスライドと、段差解消プレート3の回転は、回転機構7によりリンクしている。
作業床を拡張する際には、図1(b)に矢印で示すように2つの副作業床2をX方向にスライドし、段差解消プレート3を図1(b)に曲線矢印で示すように主作業床1の向き(X方向の内側)へ倒して拡張状態とする。拡張状態では、主作業床1の一部と段差解消プレート3が副作業床2と重なる。段差解消プレート3は主作業床1と同じ厚さを有するため、主作業床1の床面1Aと副作業床2の床面2Aとの段差を解消し、段差解消プレート3の上面である床面3Aは主作業床1の床面1Aとともに平面を形成する。
作業床を縮小する際には、図1(b)の曲線矢印と逆向きに2つの段差解消プレート3を、回転シャフト5を中心に回転させて立ち上げ、2つの副作業床2をX方向にスライドして閉じる。縮小状態では、図1(a)のように副作業床2は広い面積で主作業床1の下方に重なり、段差解消プレート3は立設板4に重なった状態となる。実施例1においては、段差解消プレート3が、作業床の拡張の際に回転中心が副作業床2と共にスライドして主作業床1から離れる。
次に、実施例1の回転機構7として、3つの機構を示す。
<第1回転機構>
第1回転機構71は、3つのアームによるリンク機構を用いた回転機構である。第1回転機構71では、主作業床1に対する副作業床2のスライドと、回転中心に対する段差解消プレート3の回転とをリンクするリンク機構を備える。図2は、第1回転機構71を図1の作業床に適用した構成を示す。図2では、図1に記載した2セットの段差解消プレート3等のうちの一方のみを示す。なお、以下に示す他の回転機構の図においても、同様に一方のみを示す。図2(a)は縮小状態の作業床であり、図2(b)は拡張状態の作業床である。図1には記載していないが、主作業床1は、図2に示すように端部の上方で厚さの半分が切り欠かれた上部切欠き1Bを、段差解消プレート3は、先端部の下方で厚さの半分が切り欠かれた下部切欠き3Bを有している。図2(b)の拡張状態で、主作業床1の端部は段差解消プレート3の先端部に対向する。上部切欠き1Bと下部切欠き3Bは、実施例1の他の回転機構でも同様に設けている。
図2(b)において、第1アーム711は、主作業床1において、側部下面の第1軸712に回転可能に一端が取り付けられており、第2アーム713は、段差解消プレート3の側部上面近傍の第2軸714に回転可能に一端が取り付けられている。第3アーム715は、副作業床2の側部の第3軸716に回転可能に一端が取り付けられている。そして、第1アーム711、第2アーム713、第3アーム715の他端は、リンク接点717で回転可能に繋がっている。段差解消プレート3の上面近傍ではサポート板718がY方向側方に張り出している。
次に、第1回転機構71により、作業床を拡張する際に段差解消プレート3を倒す動作を説明する。作業床の拡張のために、駆動部6の作用により、図2(a)の縮小状態から副作業床2が矢印の向き(Xの向き)にスライドすると、副作業床2上の第3軸716が矢印の向きに移動する。第3軸716の移動により、リンク接点717は第1軸712を中心にして左方へ回転する。このとき、副作業床2からみて、リンク接点717が第3軸716を中心に点線上を右方へ回転するため、第2軸714が第2アーム713により引かれる。そして、第2軸714が取り付けられた段差解消プレート3は、回転シャフト5を軸として右側へ回転して倒れる。副作業床2が十分に移動すると、段差解消プレート3は副作業床2の上に倒れ込んで重なり、図2(b)の拡張状態となる。そして、段差解消プレート3の床面3Aと主作業床1の床面1Aは平面を形成して、主作業床1の床面1Aと副作業床2の床面2Aの間の段差を解消する。主作業床1の上部切欠き1Bは厚みの上部半分を切り欠いており、段差解消プレート3の下部切欠き3Bは厚みの下部半分を切り欠いている。上部切欠き1Bと下部切欠き3Bの作用により、作業床を拡張する際に主作業床1の端部の上に段差解消プレート3の先端部が掛かること無く平面が形成される。
次に、第1回転機構71により、作業床を縮小する際に段差解消プレート3を起立させる動作を説明する。拡張状態では第1アーム711と第3アーム715はリンク接点717で上に凸になっている。駆動部6の作用により、図2(b)の拡張状態から副作業床2を右方(-Xの向き)にスライドすると、第1アーム711と第3アーム715が逆向きに回転しつつリンク接点717を押し上げる。この際、主作業床1の上部切欠き1Bと段差解消プレート3の下部切欠き3Bにより、主作業床1の端部は段差解消プレート3の先端部の下に容易に入り込むことができる。副作業床2からみて、第3アーム715は点線上を左向きに回転するため、リンク接点717は第2アーム713を介して第2軸714を押圧し、段差解消プレート3を起立させる。サポート板718は、作業床を縮小する過程でリンク接点717が段差解消プレート3の上面よりも上に折れ曲がらないようにしている。
第1回転機構71では、拡張状態で第1アーム711と第3アーム715が上に凸でリンク接点717に接続していればよい。上に凸であることにより、作業床の縮小の際にリンク接点717が上方に移動する。また、サポート板718は無くても良いが、サポート板718があることにより、縮小状態で段差解消プレート3の上面がリンク接点717よりも下方になり、段差解消プレート3が斜めになってしまうことを確実に防止できる。
<第2回転機構>
第2回転機構72は、1つのアームによるリンク機構を用いた回転機構である。第2回転機構72では、主作業床1に対する副作業床2のスライドと、回転中心に対する段差解消プレート3の回転とをリンクするリンク機構を備える。図3は、第2回転機構72を図1の作業床に適用した構成を示す。図3(a)は縮小状態であり、図3(b)は拡張状態である。第4アーム721は、一端が主作業床1の取付位置に回転可能に取り付けられ、他端が取付位置より上方で段差解消プレート3に回転可能に取り付けられる。図3(b)の拡張状態において、第4アーム721は、段差解消プレート3の上面近傍側部の第4軸724に回転可能に一端が取り付けられており、主作業床1の下面近傍側部の可動軸722に回転可能に他端が取り付けられている。可動軸722は、主作業床1の側面に設けられた軸収容溝723内を、X方向に一定の範囲内で移動可能である。
次に、第2回転機構72において、作業床を拡張する動作を説明する。駆動部6の作用により、図3(a)の縮小状態で段差解消プレート3を右側(-Xの向き)に倒すと、第4軸724は回転シャフト5を中心に点線に沿って移動する。可動軸722は軸収容溝723を右方(-Xの向き)に移動してから、右側(-X側)の端に当接して押圧する。そうすると回転シャフト5が左方(Xの向き)に押されて、副作業床2が矢印の向き(Xの向き)にスライドする。さらに段差解消プレート3を倒すと、段差解消プレート3が副作業床2の上に倒れ込んで重なる。重なった際に、可動軸722は軸収容溝723の中を左方(Xの向き)に移動できるため、段差解消プレート3の先端部と主作業床1の端部に隙間を形成できるため、上部切欠き1Bと下部切欠き3Bの作用もあり、より確実に段差解消プレート3と主作業床1の重なりを抑制できる。段差解消プレート3が副作業床2の上に倒れ込んで重なった後に、副作業床2を右方(-Xの向き)に移動させると、図3(b)の拡張状態となる。そして、主作業床1の床面1Aと副作業床2の床面2Aの間の段差を解消し、段差解消プレート3の床面3Aは主作業床1の床面1Aとともに平面を形成する。
次に、第2回転機構72において、作業床を縮小する動作を説明する。駆動部6の作用により、図3(b)の拡張状態から段差解消プレート3を引き起こすと、第4軸724が点線に沿って移動し、第4アーム721が引かれる。そうすると、可動軸722が軸収容溝723の左方(X側)の端に当接し、さらなる第4軸724の移動により回転シャフト5が右方(-Xの向き)へ引かれて副作業床2が右方(-Xの向き)にスライドする。段差解消プレート3が立ち上がると、図3(a)の縮小状態になる。第2回転機構72では、可動軸722と軸収容溝723の作用によって、段差解消プレート3が上がってから副作業床2がスライドする。そのため、段差解消プレート3の先端部の下に作業床1の端部が入り込みやすい。
第2回転機構72では、可動軸722と軸収容溝723を用いて第4アーム721の他端がX方向に一定の範囲内で移動可能としたが、移動可能としない通常の回転可能な取り付けとしてもよい。また、可動軸722と軸収容溝723を用いて第4アーム721の他端がX方向に一定の範囲内で移動可能として、上部切欠き1Bや下部切欠き3Bが無い構成としてもよい。
<第3回転機構>
第3回転機構73は、ワイヤーとプーリーによるワイヤー機構を用いた回転機構である。第3回動機構73では、作業床が縮小する際に、主作業床1に対する副作業床2のスライドによって生じる張力によって、回転中心に対する段差解消プレート3の回転を行う。図4は、第3回転機構73を図1の作業床に適用した構成を示す。第3回転機構73では、ワイヤー731が、主作業床1の端部近傍に設けた第1固定点732と、段差解消プレート3に設けた第2固定点733を結んでいる。また、ワイヤー731は、第1プーリー734、第2プーリー735、第3プーリー736に係合している。第1プーリー734は副作業床2の-Xの側の端部近傍に、第2プーリー735は立設板4に設けられ、第3プーリー736は、作業床の外端部近傍である副作業床2と立設板4の接合部近傍に設けられている。
次に、第3回転機構73において、作業床を拡張する際に段差解消プレート3を倒す動作を説明する。作業床の拡張に伴い、図4(a)の縮小状態の副作業床2が駆動部6の作用により矢印の向き(Xの向き)へスライドすると、第1固定点732が第1プーリー734に近づいてワイヤー731が緩む。第3回転機構73では、段差解消プレート3は回転シャフト5に設けたバネにより倒れる側へ付勢されており、ワイヤー731が緩むと右側(-Xの向き)へ倒れる。副作業床2が十分に移動すると、段差解消プレート3は副作業床2の上に倒れ込んで重なり、図4(b)の状態となる。そして、段差解消プレート3の床面3Aと主作業床1の床面1Aで平面を形成して、主作業床1の床面3Aと副作業床2の床面2Aの間の段差を解消する。
次に、第3回転機構73において、作業床を縮小する際に段差解消プレート3を起立させる動作を説明する。図4(b)の拡張状態から駆動部6の作用により副作業床2を右方(-Xの向き)へ移動すると、第1固定点732と第1プーリー734の間が拡がり、ワイヤー731が牽引される。そうすると、ワイヤー731は第3プーリー736、第2プーリー735により牽引の向きを変えて、第2固定点733を左上へ牽引する。これにより、段差解消プレート3が立ち上がり、図4(a)の起立状態になる。
第3回転機構73では、3つのプーリーを用いたが、ワイヤー731と他の構成が干渉しないように配慮しつつ第3プーリー736を省略した構成としてもよい。
実施例1では、上部切欠き1Bと下部切欠き3Bにより、作業床を拡張する際に主作業床1の端部の上に段差解消プレート3の先端部が掛かること無く平面が形成される。しかし切欠きを無くしても、第2回転機構72のように、拡張の際に、主作業床1の一端と段差解消プレート3の先端部の間に一度隙間ができるようにしてから縮小の向きにスライドするようにして、端部と先端部が掛からないようにすることができる。また、第1回転機構71は、副作業床2のスライドにより段差解消プレート3を倒したり立ち上げたりしている。しかし、第2回転機構72のように段差解消プレート3を動かして、副作業床2をスライドさせるようにしてもよい。第1回転機構71と第2回転機構72は、アームや軸を移動させることにより副作業床2と段差解消プレート3を移動させ、作業床の拡縮を行うこともできる。
図5にて、本発明の第2実施例を説明する。段差解消プレート3は基端部を回転中心とし、基端部に設けた回転シャフト5により主作業床1の端部に回転自在に支持されている。そのため、拡張の際には2つの段差解消プレート3が主作業床1と反対の向き(X方向の外側)へ向けて倒れる。それ以外の構成は、基本的に実施例1と同様である。段差解消プレート3は、図5(a)に示した作業床の縮小状態では、副作業床2の外側端部に起立して収納されている。この縮小状態では、主作業床1の床面1Aのみが床として使用される。図5(b)に示した作業床の作業床の拡張状態では、スライドした副作業床2の上に段差解消プレート3が重なり、主作業床1の上面と副作業床2の上面との間の段差を解消する。
また、作業床の拡縮機構は、主作業床1及び段差解消プレート3に接続して、段差解消プレート3を起立させる回転機構8を有している。作業床を縮小する際には、駆動部6により主作業床1の下方を副作業床2がスライドすることによって、回転機構8により段差解消プレート3が起立する。本実施例では、駆動部6はモータである。
作業床を拡張する際には、駆動部6により2つの副作業床2を拡縮方向(X方向)にスライドして開く。実施例1と異なり、段差解消プレート3は回転シャフト5により主作業床1の端部に回転自在に支持されている。そして、拡張の際には2つの段差解消プレート3が、図5(b)に曲線矢印で示すように拡縮方向(X方向)の外側へ向けて倒れる。段差解消プレート3の厚さは主作業床1の厚さと同じである。拡張状態では、段差解消プレート3の上面である床面3Aは主作業床1の上面である床面1Aとともに平面を形成し、主作業床1の床面1Aと副作業床2の上面である床面2Aとの段差を解消する。実施例2においては、段差解消プレート3は、回転中心を主作業床1の端部に設け、作業床の拡張の際に主作業床1と反対の向きへ倒れる。
次に、実施例2の回転機構8として5つの機構を示す。第4回転機構81~第8回転機構85は、作業床が縮小する初期に、段差解消プレート3の先端を持ち上げる機構を備える。
<第4回転機構>
第4回転機構81は、スロープを用いた回転機構である。図6は、第4回転機構81を図5の作業床に適用した構成を示す。図6(a)は拡張状態を示し、図6(d)にかけて縮小する際の様子を示す。作業床の外端部である副作業床2と立設板4の接合部内側には、2段階の角度を有したスロープ811を備えている。また、段差解消プレート3のXの向きの先端部には、Y方向の両端にホイール812を設けている。
次に、第4回転機構81において、作業床を縮小する際に段差解消プレート3を起立させる動作を説明する。図6(a)は作業床の拡張状態である。縮小状態へ移行すべく、駆動部6の作用により副作業床2が-Xの向きにスライドすると、縮小の初期に図6(b)のように、ホイール812がスロープ811に乗り上げて段差解消プレート3の先端部が持ち上がる。副作業床2がさらに-Xの向きに移動すると、図6(c)に示すように、ホイール812は立設板4の内側を上方へ移動し、段差解消プレート3の先端部がさらに持ち上がる。そして、図6(d)のようにホイール812が立設板4の内側を上昇して、図5(a)のように段差解消プレート3が起立し、縮小状態となる。
次に、第4回転機構81において、作業床を拡張する動作を説明する。段差解消プレート3は、回転シャフト5に設けたバネにより、X方向の外側へ付勢されている。したがって、駆動部6の作用により副作業床2がXの向きにスライドして縮小状態から拡張すると、作業床を縮小したときの逆にホイール812が移動し、図5(b)の拡張状態になる。
<第5回転機構>
第5回転機構82は、サポートレールとガイド係止部を用いた回転機構である。図7は、第5回転機構82を図5の作業床に適用した構成を示す。図7(a)は拡張状態であり、図7(d)にかけて拡張状態から縮小する際の様子を示す。第5回転機構82では、縮小の初期に段差解消プレート3の先端を持ち上げるために、サポートレール821とガイド係止部であるガイドピン822を用いる。サポートレール821は、図示X-Z平面において、副作業床2と立設板4の側面に斜めに設置されている。サポートレール821とガイドピン822は、段差解消プレート3のY方向の両端に1セットずつ設けられている。
次に、第5回転機構82において、作業床を縮小する際に段差解消プレート3を起立させる動作を説明する。図7(a)は作業床の拡張状態である。縮小状態へ移行すべく、駆動部6の作用により副作業床2が-Xの向きにスライドすると、縮小の初期に、図7(b)のように、ガイドピン822がサポートレール821に乗り上げて段差解消プレート3の先端部が持ち上がる。副作業床2が-Xの向きにさらにスライドすると、図7(c)に示すように、ガイドピン822がサポートレール821の上を斜め上方へ移動し、段差解消プレート3の先端部がさらに持ち上がる。さらにスライドすると、図7(d)のようにホイール823が立設板4の内側に到達し、上昇する。そして、図5(a)のように段差解消プレート3が起立し、縮小状態となる。
次に、第5回転機構82において、作業床を拡張する動作を説明する。段差解消プレート3は、回転シャフト5に設けたバネにより、外側へ付勢されている。したがって、駆動部6の作用により副作業床2がXの向きにスライドして縮小状態から拡張すると、作業床を縮小したときの逆にホイール823および段差解消プレート3が移動し、図5(b)の拡張状態になる。
<第6回転機構>
第6回転機構83は、先端プレート等を用いた回転機構である。図8は、第6回転機構83を図5の作業床に適用した構成を示す。図8(a)は拡張状態であり、図8(d)にかけて拡張状態から縮小する際の様子を示す。第6回転機構83は、第4回転機構81と同様に、副作業床2と立設板4の接合部内側に2段階の角度を有したスロープ831を備えている。また、段差解消プレート3のXの向きの先端部には、幅方向(Y方向)の両端に第1ホイール832を設けている。さらに、第6回転機構83は、第5回転機構82と同様に、サポートレール834とガイド係止部であるガイドピン833を用いる。サポートレール834とガイドピン833は、段差解消プレート3の幅方向(Y方向)の両端に1セットずつ設けられている。
加えて、第6回転機構83では、段差解消プレート3の先端に、折曲げ可能に先端プレート835を設けている。先端プレート835は、基端をガイドピン833により段差解消プレート3の先端部に回転可能に支持されている。また、先端プレート835の先端には第2ホイール836が取り付けられている。図8(a)の拡張状態では、先端プレート835は先端の薄さによりスロープ831に当接せずに第2ホイール836で当接する。そして、先端プレート835の床面835Aは、段差解消プレート3の床面3A、主作業床1の床面1Aとともに平面を形成する。
次に、第6回転機構83において、作業床を縮小する際に段差解消プレート3を起立させる動作を説明する。図8(a)は作業床の拡張状態である。縮小状態へ移行すべく、駆動部6の作用により副作業床2が-Xの向きにスライドすると、縮小の初期に、先端プレート835がXの向きに押されて第2ホイール836がスロープ831により持ち上げられる。そして、さらにスライドすると、立設板4の内側に当接してより上方へ持ち上げられる。また、図8(b)のように、ガイドピン833がサポートレール834に乗り上げて、段差解消プレート3の先端部も持ち上げられる。副作業床2がさらに-Xの向きに移動すると、図8(c)のように第1ホイール832が立設板4の内側に当接する。さらに、第1ホイール832も第2ホイール836と共に立設板4の内側に接して回転し、図8(d)のように段差解消プレート3の先端部と先端プレート835が持ち上がる。先端プレート835は、ガイドピン833の部分でバネにより立設板4の向き(Xの向き)へ付勢されており、先端が内側へ倒れ込むことはない。そして、図5(a)のように段差解消プレート3が起立し、縮小状態となる。この時、先端プレート835も同様に起立する。
次に、第6回転機構83において、作業床を拡張する動作を説明する。段差解消プレート3は、回転シャフト5に設けたバネにより、X方向の外側へ付勢されている。したがって、駆動部6の作用により副作業床2がXの向きにスライドして縮小状態から拡張すると、作業床を縮小したときの逆に先端プレート835および段差解消プレート3が移動し、図5(b)の拡張状態になる。
第6回転機構83では、先端プレート835は、基端をガイドピン833により段差解消プレート3の先端部に回転可能に支持されているが、ガイドピン833とは別の構成により回転可能に支持してもよい。
<第7回転機構>
第7回転機構84は、立ち上げフックと立ち上げサポートを用いた回転機構である。図9は、第7回転機構84を図5の作業床に適用した構成を示す。図9(a)は縮小状態の、図9(c)は拡張状態の作業床であり、図9(b)は縮小状態と拡張状態の間の状態の作業床である。第7回転機構84でも、段差解消プレート3の先端にホイール841を設けている。段差解消プレート3の基端部には、図9(c)の拡張状態で、Zの向きに床面3Aから突出した立ち上げフック842を設けている。立ち上げフック842は、図9(c)の拡張状態で回転中心である回転シャフト5よりも主作業床1の側(-Xの側)に設けられている。また、副作業床2の幅方向の両端には、立ち上げサポート843が固定されている。立ち上げサポート843は、副作業床2の側部からZの向きに立ち上がり、さらに段差解消プレート3の上面(床面3A)よりも上側(Zの向き側)で-Yの向きに凸部が突出している。図では示していないが、副作業床2の-Yの側にあるもう一つの立ち上げサポート843は、Yの向きに凸部が突出している。このように、拡張状態において、立ち上げサポート843は段差解消プレート3の上方に延在する。
次に、第7回転機構84において、作業床を拡張する際に段差解消プレート3を倒す動作を説明する。回転シャフト5はバネで付勢されており、作業床の拡張に伴い、図9(a)の縮小状態から駆動部6の作用により副作業床2が矢印の向きへスライドすると、段差解消プレート3は左側へ回転し、ホイール841は立設板4の内面に接したまま下方へ移動する。さらに駆動部6の作用により副作業床2が移動すると、図8(b)に示すように、立ち上げフック842は、立ち上げサポート843の凸部の下に入り込む。そして、最終的に図9(c)のように段差解消プレート3が副作業床2の上に重なるまで倒れ、段差解消プレート3の床面3Aと主作業床1の床面1Aで平面を形成する。
次に、第7回転機構84において、作業床を縮小する際に段差解消プレート3を起立させる動作を説明する。図9(c)の拡張状態から駆動部6の作用により副作業床2を右方(-Xの向き)へ移動すると、縮小の初期に、立ち上げフック842が立ち上げサポート843の凸部に当接して右方(-Xの向き)へ押される。これにより、段差解消プレート3の先端部が持ち上げられて図9(b)の状態になる。さらに駆動部6の作用により副作業床2を右方(-Xの向き)へ移動すると、ホイール841が立設板4の内面を走り、段差解消プレート3の先端部がさらに持ち上げられる。一方、立ち上げフック842は下がって、凸部の下を潜り、立ち上げサポート843の左側(X側)へ抜ける。そして、最終的に図9(a)の縮小状態となる。
<第8回転機構>
第8回転機構85は、ワイヤーとプーリーによるワイヤー機構を用いた回転機構である。図10は、第8回転機構85を図5の作業床に適用した構成を示す。図10(a)は縮小状態の、図10(c)は拡張状態の作業床であり、図10(b)は縮小状態と拡張状態の間の状態の作業床である。第8回転機構85でも、段差解消プレート3の先端部にホイール851を設けている。第8回転機構85では、ワイヤー852が、主作業床1の端部近傍の側部に設けた第3固定点853と、段差解消プレート3の先端部の側部に設けた第4固定点854を結んでいる。また、ワイヤー852は、第4プーリー855、第5プーリー856、第6プーリー857に係合している。第4プーリー855は副作業床2の-Xの側の端部近傍に、第5プーリー856は立設板4の上部に設けられ、第6プーリー857は副作業床2と立設板4の接合部近傍に設けられている。
次に、第8回転機構85において、作業床を拡張する際に段差解消プレート3を倒す動作を説明する。作業床の拡張に伴い、図10(a)の縮小状態で駆動部6の作用により副作業床2が矢印の向き(Xの向き)へ移動すると、第3固定点853と第4プーリー855が近づいてワイヤー852が緩む。第8回転機構85では、回転シャフト5に設けたバネにより段差解消プレート3が主作業床1の逆側(Xの向き)へ付勢されている。そのため、ワイヤー852が緩み主作業床1の端部と立設板4の間に隙間ができると、図10(b)のように左側へ倒れる。副作業床2が十分にスライドすると、段差解消プレート3は副作業床2の上に倒れ込んで重なり、図10(c)の状態となる。そして、段差解消プレート3の床面3Aと主作業床1の床面1Aで平面を形成して、主作業床1の床面3Aと副作業床2の床面2Aの間の段差を解消する。
次に、第8回転機構85において、作業床を縮小する際に段差解消プレート3を起立させる動作を説明する。図10(c)の拡張状態から駆動部6の作用により副作業床2を右方(-Xの向き)へ移動すると、第3固定点853と第4プーリー855の間が拡がり、ワイヤー852が牽引される。そうすると、ワイヤー852は第6プーリー857、第5プーリー856により牽引の向きを変えて、縮小の初期に、第4固定点854を左上へ牽引する。これにより、段差解消プレート3が立ち上がり、図10(b)の状態を経て図10(a)の起立状態になる。
第8回転機構85では、3つのプーリーを用いたが、ワイヤー852と他の構成が干渉しないように配慮しつつ第6プーリー857を省略した構成としてもよい。
実施例2の第4回転機構~第8回転機構では、段差解消プレート3の先端部や先端プレート835の先端の、幅方向側部に1つずつ、計2つのホイールを設けた。しかし、幅方向の適切な位置に1又は複数のホイールを設けても良い。また、段差解消プレート3の先端部や先端プレート835の先端を曲面にして摺動可能とし、立設板4の内面等を摺動させてもよい。また、実施例2の第4回転機構~第8回転機構では、回転シャフト5にバネを設けて、段差解消プレート3を倒す方向に付勢している。しかし、縮小状態で段差解消プレート3をやや斜めにしておき、拡張する際に段差解消プレート3の自重により倒れるようにしてもよい。
実施例1,2では、立設体として板状の立設板4を用いたが、棒状等の他の構造の立設体でもよい。また、実施例1,2で示した回転機構はX方向の両側に設けたが、一方だけに設けてもよい。
実施例1,2では回転機構7,8を用いることにより、作業床の拡縮の際に副作業床2と段差解消プレート3の回転の一方を移動させ、他方を連動させる。しかし、連動せずに副作業床2と段差解消プレート3を移動させることも可能であるし、拡張のときだけ連動させたり、縮小のときだけ連動させたりする構成としてもよい。実施例1,2では、駆動部6としてモータを設けたが、駆動部6は他の動力機構でもよい。駆動部6を設けず、人手により副作業床2をスライドさせたり、段差解消プレート3を回転させたりしてもよい。
実施例1,2で示した拡縮機構を有した作業床は、高所作業車に用いることができる。図11に示す高所作業車9の実施形態では、ブーム91の上部に設けたバスケット92に実施例1の作業床921を適用している。バスケット92には、拡縮可能な作業床921とともに、拡縮可能な拡縮柵922を設けることが望ましい。高所作業車だけでなく、本願の拡縮機構は、高所作業台、コンサートに用いる高所ステージ足場、高層ビルの外部に吊すゴンドラ等にも用いることができる。
本発明の各実施例は、このように構成されるので、次に記載する効果を奏する。
実施例1,2の作業床の拡縮機構によると、縮小状態では主作業床1の下に副作業床2が重なり、主作業床1の床面1Aを作業床の床面として使用する。そして、作業床を広くしたい場合には、主作業床1の下側で副作業床2をスライドして作業床を広げる。このとき、副作業床2の上に段差解消プレート3を倒すことで、副作業床2と主作業床1の段差を埋めて、作業床の床面を平坦にすることができる。このため、拡張された作業床で、作業員が床面を気にすることなく快適に作業を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
100 拡縮機構
1 主作業床
1A 床面
1B 上部切欠き
2 副作業床
2A 床面
3 段差解消プレート
3A 床面
3B 下部切欠き
4 立設板
5 回転シャフト
6 駆動部
7 回転機構
71 第1回転機構
711 第1アーム
712 第1軸
713 第2アーム
714 第2軸
715 第3アーム
716 第3軸
717 リンク接点
718 サポート板
72 第2回転機構
721 第4アーム
722 可動軸
723 軸収容溝
724 第4軸
73 第3回転機構
731 ワイヤー
732 第1固定点
733 第2固定点
734 第1プーリー
735 第2プーリー
736 第3プーリー
8 回転機構
81 第4回転機構
811 スロープ
812 ホイール
82 第5回転機構
821 サポートレール
822 ガイドピン
823 ホイール
83 第6回転機構
831 スロープ
832 第1ホイール
833 ガイドピン
834 サポートレール
835 先端プレート
836 第2ホイール
84 第7回転機構
841 ホイール
842 立ち上げフック
843 立ち上げサポート
85 第8回転機構
851 ホイール
852 ワイヤー
853 第3固定点
854 第4固定点
855 第4プーリー
856 第5プーリー
857 第6プーリー
9 高所作業車
91 ブーム
92 バスケット
921 作業床
922 拡縮柵

Claims (10)

  1. 主作業床と、
    前記主作業床の下に設けた副作業床と、
    先端部と基端部を有し、前記基端部を回転中心として前記副作業床の上側で回転自在に支持された段差解消プレートと、を備え、
    作業床の縮小状態では、前記段差解消プレートが起立し、
    作業床の拡張状態では、スライドした前記副作業床の上に前記段差解消プレートを重ねて、前記主作業床の上面と前記副作業床の上面との間の段差を解消することを特徴とする作業床の拡縮機構。
  2. 前記段差解消プレートは、前記作業床の拡張の際に前記回転中心が前記副作業床と共にスライドして前記主作業床から離れることを特徴とする請求項1に記載された作業床の拡縮機構。
  3. 前記主作業床に対する前記副作業床のスライドと、前記回転中心に対する前記段差解消プレートの回転とをリンクするリンク機構を備えることを特徴とする請求項2に記載された作業床の拡縮機構。
  4. 前記作業床が縮小する際に、前記主作業床に対する前記副作業床のスライドによって生じる張力によって、前記回転中心に対する前記段差解消プレートの回転を行うワイヤー機構を備えることを特徴とする請求項2に記載された作業床の拡縮機構。
  5. 前記段差解消プレートは、前記回転中心を前記主作業床の端部に設け、前記作業床の拡張の際に前記主作業床と反対の向きへ倒れることを特徴とする請求項1に記載された作業床の拡縮機構。
  6. 前記作業床が縮小する初期に、前記段差解消プレートの先端を持ち上げる機構を備えた請求項5に記載された作業床の拡縮機構。
  7. 前記副作業床の端部にスロープを有し、
    前記作業床が縮小する初期に、前記段差解消プレートの前記先端部が前記スロープに乗り上げて持ち上がることを特徴とする請求項6に記載された作業床の拡縮機構。
  8. 前記副作業床から斜めに設置したサポートレールと、
    前記段差解消プレートの側方に設けたガイド係止部と、を備え、
    前記作業床が縮小する初期に、前記ガイド係止部が前記サポートレールに乗り上げて、前記段差解消プレートの前記先端部が持ち上がることを特徴とする請求項6に記載された作業床の拡縮機構。
  9. 前記段差解消プレートに設けられ、前記拡張状態において、前記回転中心よりも前記主作業床の側で前記段差解消プレートの上面よりも上方に突出した立ち上げフックと、
    前記副作業床に固定された立ち上げサポートと、を備え、
    前記作業床が縮小する初期に、前記立ち上げサポートが前記立ち上げフックを押圧することにより前記段差解消プレートの先端部が持ち上がることを特徴とする請求項6に記載された作業床の拡縮機構。
  10. 前記作業床が縮小する初期に、前記主作業床に対する前記副作業床のスライドによって生じる張力によって、前記回転中心に対する前記段差解消プレートの先端を持ち上げるワイヤー機構を備えることを特徴とする請求項6に記載された作業床の拡縮機構。
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