JP2022096531A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力軸の回転速度に対する同一回転方向における駆動軸の回転速度を変更することができる技術を提供する。【解決手段】遮蔽装置における遮蔽材の開閉状態を操作するための操作装置であって、遮蔽材を開閉するための回転力を遮蔽装置に伝達する駆動軸30と、駆動軸30を回転させるように設けられ、それぞれの径が異なる第1及び第2駆動ギア31,32と、第1及び第2駆動ギア31,32のそれぞれと選択的に噛み合い、駆動軸30に回転力を伝達する入力ギア36とを備えた。【選択図】図3

Description

本実施形態は、ブラインドの操作装置に関する。
従来、ブラインドの開閉状態を操作するための操作装置として、操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸の遮蔽材下降方向の回転を、遮蔽材上昇方向の回転より増速して駆動軸に伝達する伝達手段を備える日射遮蔽装置が知られている(特許文献1参照)。
この日射遮蔽装置によれば、遮蔽材の引き上げ操作時には入力軸と同速度で駆動軸を回転させることができるとともに、遮蔽材の下降操作時には入力軸の回転速度よりも早い回転速度で駆動軸を回転させることによって、同一の回転速度で入力軸を回転させた場合、遮蔽材の引き上げ速度よりも遮蔽材の下降速度を高速化することができる。
特開2006-028871号公報
しかしながら、上述の日射遮蔽装置によれば、同一回転速度の入力軸の回転に対して、引き上げ操作時と下降操作時とにおける駆動軸の回転速度、すなわち、駆動軸における正回転方向速度と逆回転方向速度と互いにを異ならせることができるものの、駆動軸における同一回転方向の回転速度を変更することができない、という問題がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、入力軸の回転速度に対する同一回転方向における駆動軸の回転速度を変更することができる技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、遮蔽装置における遮蔽材の開閉状態を操作するための操作装置であって、前記遮蔽材を開閉するための回転力を前記遮蔽装置に伝達する駆動軸と、前記駆動軸を回転させるように設けられ、それぞれの径が異なる複数の駆動ギアと、前記複数の駆動ギアのそれぞれと選択的に噛み合い、前記駆動軸に回転力を伝達する入力ギアとを備える。
本発明によれば、入力軸の回転速度に対する同一回転方向における駆動軸の回転速度を変更することができる。
第1の実施形態に係るブラインドの構成を示す正面図である。 第1の実施形態に係る操作装置及びクラッチ駆動機構を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る操作装置の構成を示す斜視図である。 第1駆動状態にある操作装置の構成を示す縦断面図である。 図4のA-A線断面図である。 切替状態にある操作装置を示す縦断面図である。 第2駆動状態にある操作装置を示す縦断面図である。 図7のB-B線断面図である。 第2の実施形態に係る操作装置の構成を示す斜視図である。 収容部材の内壁を示す斜視図である。 切替案内溝の構成を示す図である。 第1駆動状態にある操作装置の構成を示す縦断面図である。 第2駆動状態にある操作装置の構成を示す縦断面図である。 第1駆動状態にある操作装置を示す概略図である 第1駆動状態から第2駆動状態に切り替えられる操作装置を示す概略図である。 第2駆動状態にある操作装置を示す概略図である。 第2駆動状態から第1駆動状態に切り替えられる操作装置を示す概略図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。以下の実施形態においては、遮蔽材としてスラットを備える横型ブラインドに本発明を適用した場合を例にとり説明を行う。なお、以下の実施形態においては、ブラインドが設けられた際の室内側の面を正面、室外側の面を背面、正面と背面とからなる方向を前後方向、ブラインドの長手方向を左右方向と称して以後説明を行う。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1の実施形態>
(全体構成)
第1の実施形態に係るブラインドの全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係るブラインドを示す正面図である。なお、図1においてはヘッドボックスのみ、その内部が示されている。
図1に示されるように、本実施形態に係るブラインド1は、ヘッドボックス2、操作装置3、複数のスラット4、昇降コード5、ラダーコード6、ボトムレール7、昇降軸22、スラット回転軸23、ドラム装置24、クラッチ駆動機構25を備える。
ヘッドボックス2は、全体として略直方体状に形成され、内部に収容空間が画成され、遮蔽材としての複数のスラット4を吊り下げ支持する支持部材であり、複数のブラケット21を介して窓枠等に固定される。ヘッドボックス2内には、昇降軸22、スラット回転軸23、巻取ドラム241及び回転ドラム242を有するドラム装置24、クラッチ駆動機構25が設けられる。また、ヘッドボックス2の一端部には操作装置3が設けられる。
スラット4は、ヘッドボックス2とボトムレール7との間において、ヘッドボックス2から垂下するラダーコード6によって、上下方向に複数配置されるように支持されている。ラダーコード6は、一端がドラム装置24における回転ドラム242に連結されてヘッドボックス2から垂下すると共に、他端がボトムレール7に連結され、スラット4を挟むようにその前方及び後方に配されてスラット4を個別に支持する。
ボトムレール7は、ヘッドボックス2から垂下する昇降コード5によりブラインド1の最下端に位置するように吊り下げ支持される。昇降コード5は、一端がドラム装置24における巻取ドラム241に巻取り及び巻解き可能に連結されるとともに、他端がボトムレール7に連結されることによって、ボトムレール7を吊り下げ支持する。
昇降軸22及びスラット回転軸23は、その軸方向がヘッドボックス2の長手方向、即ち左右方向を向くように、ヘッドボックス2内において回転可能に支持される。ドラム装置24における巻取ドラム241は、昇降軸22により回転され、ボトムレール7を昇降させることによってスラット4をも昇降させる。また、ドラム装置24における回転ドラム242は、スラット回転軸23により回転されることによって、前方及び後方のラダーコード6が上下方向に相対移動してスラット4が回転される。
クラッチ駆動機構25は、操作装置3により入力された回転力を昇降軸22及びスラット回転軸23に伝達する。クラッチ駆動機構25は、入力された回転力をスラット回転軸23により回転される回転ドラム242が所定の角度範囲回転された後に昇降軸22に伝達させるように伝達状態を切り替える。
(操作装置の構成)
第1の実施形態に係る操作装置の構成について説明する。図2は、操作装置及びクラッチ駆動機構を示す斜視図である。図3は、操作装置の構成を示す斜視図である。
図2及び図3に示すように、操作装置3は、駆動軸30、第1駆動ギア31、第2駆動ギア32、可動支持部33、プーリ34、操作部材35、入力ギア36、これらを内部に収容する収容部材39を備える。なお、図2においては、収容部材39が切断された状態で示される。また、後述するように、操作装置3は、第1駆動状態または第2駆動状態に切り替え可能に構成され、図2における操作装置3は第1駆動状態にあり、図3における操作装置3は第2駆動状態にある。
駆動軸30は、その軸方向が左右方向を向くように、収容部材39内において回転可能且つ左右方向に移動可能に支持される。第1駆動ギア31、第2駆動ギア32は、いずれも駆動軸30に一体回転可能に設けられたギアであり、本実施形態においては平歯車として形成される。第2駆動ギア32は第1駆動ギア31よりも大きい径に形成される。第1駆動ギア31、第2駆動ギア32は、いずれも入力ギア36に噛み合うように形成されるため、第2駆動ギア32は、第1駆動ギア31よりも多くの歯数を有する。
駆動軸30の左右方向内方側(図1中左側)には、第1駆動ギア31及び第2駆動ギア32を左右方向外方側(図1中右側)に付勢する弾性部材である圧縮コイルばね302が駆動軸30に挿通されるように設けられる。また、駆動軸30は、左右方向外方側の一端部が収容部材39から外部に突出するように設けられており、駆動軸30の一端部には、ブラインド1の操作者が駆動軸30を軸方向に移動させるための把持部301が設けられる。
操作装置3の左右方向内方側にはクラッチ駆動機構25が設けられており、駆動軸30の他端部がその回転力を伝達可能且つ軸方向に移動可能にクラッチ駆動機構25に連結される。クラッチ駆動機構25は、駆動軸30による回転力により昇降軸22及びスラット回転軸23を回転させる。
可動支持部33は収容部材39に対して、上下方向に可動に設けられ、プーリ34及び入力ギア36を入力軸330(図5参照)により軸支する。可動支持部33は圧縮コイルばね331を有するとともに、2つの上下案内溝332、把持部333が形成される。圧縮コイルばね331は、その付勢方向が上下方向を向くように設けられ、上端が収容部材39の内壁に接続されるとともに、下端が可動支持部33の上面に接続され、可動支持部33を下方に付勢する。
把持部333は、収容部材39の前方に形成された穴から収容部材39の外部に突出するように形成され、操作者が可動支持部33を圧縮コイルばね331による下方への付勢力に抗して上方に移動させる際に把持される。2つの上下案内溝332は、可動支持部33の左右方向両側において、2つの上下案内部391(図4参照)の形状に合致するように、上下方向に延びる溝として形成される。2つの上下案内部391は、図4に示すように収容部材39の内壁において、左右方向内方に突出するとともに上下方向に延在するように形成される。2つの上下案内溝332に2つの上下案内部391が嵌合することによって、可動支持部33の移動方向が上下方向のみに規制される。
入力軸330は、その軸方向が左右方向を向き、プーリ34及び入力ギア36を一体回転可能に軸支する。プーリ34には操作装置3から垂下して操作者が牽引可能なボールチェーンとして構成された操作部材35が巻き掛けられる。入力ギア36は、第1駆動ギア31または第2駆動ギア32と噛み合うように形成されており、操作部材35が牽引されてプーリ34が回転された際にプーリ34と一体回転し、第1駆動ギア31または第2駆動ギア32に回転力を伝達する。また、入力ギア36と第1駆動ギア31または第2駆動ギア32との噛合は、圧縮コイルばね331による付勢力によってより確実にされる。
(操作装置の動作)
第1の実施形態に係る操作装置の動作について説明する。図4は、第1駆動状態にある操作装置の構成を示す縦断面図である。図5は、図4のA-A線断面図である。図6は、切替状態にある操作装置を示す縦断面図である。図7は、第2駆動状態にある操作装置を示す縦断面図である。図8は、図7のB-B線断面図である。なお、図4,6,7においては、操作装置の内部構成を示すために、一部の部材が切断された状態が示される。
上述したように、操作装置3は、第1駆動状態と第2駆動状態とに切り替えることができる。図4,5に示すように、第1駆動状態は、入力ギア36と第1駆動ギア31とが噛み合った状態である。第1駆動状態によれば、操作者は、第2駆動状態と比較して、より少ない牽引距離でスラット4を駆動させることができる。また、第1駆動ギア31、第2駆動ギア32は、左右方向に所定距離だけ離間するように駆動軸30に対して設けられる。
これによって、第1駆動状態において、プーリ34が第1駆動ギア31と第2駆動ギア32との間に位置することとなり、プーリ34やプーリ34に巻き掛けられた操作部材35が第1駆動ギア31及び第2駆動ギア32に接触することが防止される。
操作装置3を第1駆動状態から第2駆動状態へ切り替える場合、操作者は、まず、図6に示すように、把持部333を把持して可動支持部33を圧縮コイルばね331の付勢力に抗して上方に移動させる。更に、操作者は、図7に示すように把持部301を把持して駆動軸30を圧縮コイルばね302の付勢力に抗して左右方向内方(図7中左方)へ移動させ、把持部333を手放して可動支持部33を下方に移動させる。
このような切替操作によって操作装置3が第2駆動状態に切り替えられ、図8に示すように、入力ギア36と第2駆動ギア32とが噛み合う。このような第2駆動状態によれば、操作者は、第1駆動状態と比較して、より少ない牽引力でスラット4を駆動させることができる。
第2駆動状態においては、圧縮コイルばね302により左右方向外方(図7中右側)へ付勢される第2駆動ギア32がプーリ34に係止されることにより、操作装置3が第2駆動状態に維持される。第2駆動状態において、可動支持部33が操作者により上方に移動されることによって、プーリ34による第2駆動ギア32の係止が解除され、圧縮コイルばね302の付勢力により駆動軸30が左右方向外方へ移動し、操作装置3が第1駆動状態となる。
なお、駆動軸30に設けられた圧縮コイルばね302は省略されても良い。この場合、操作者は、操作装置3を第1駆動状態から第2駆動状態とする際に可動支持部33を上方に移動させた状態で駆動軸30を左右方向外方に移動させれば良い。また、第1駆動ギア31の左右方向外方側端部及び第2駆動ギア32の左右方向内方側端部にそれぞれ傾斜部を形成し、切替操作時において、入力ギア36と噛み合う方向に誘導しやすくしても良い。
このように、本実施形態に係る操作装置3は、入力ギア36による回転力の伝達対象をギア比が異なる複数の駆動ギアに切替可能に構成される。これによって、スラット4のいずれの動作方向に対しても、入力軸330に対する駆動軸30の回転速度を変更させることができ、延いては、ブラインド1の操作感を操作者が選択することができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係る操作装置について説明する。本実施形態に係る操作装置は、第1駆動状態と第2駆動状態との切替に係る構成が第1の実施形態に係る操作装置とは異なる。
(操作装置の構成)
第2の実施形態に係る操作装置の構成について説明する。図9は、本実施形態に係る操作装置の構成を示す斜視図である。図10は、収容部材の内壁を示す斜視図である。図11は、切替案内溝の構成を示す図である。図12,13は、それぞれ、第1駆動状態、第2駆動状態にある操作装置の構成を示す縦断面図である。なお、図9,10においては、収容部材が切断された状態で示される。
図9に示すように、本実施形態に係る操作装置3Aは、第1駆動ギア31、第2駆動ギア32、可動支持部33、収容部材39に代えて、第1駆動ギア31A、第2駆動ギア32A、可動支持部33A、収容部材39Aを備える点において第1の実施形態に係る操作装置3と異なる。更に、操作装置3Aは、切替係止部38、2つの鋼球382を備える点において操作装置3とは異なる。
可動支持部33Aは、把持部333が設けられない点において、可動支持部33とは異なる。第1駆動ギア31Aの左右方向外方側には、左右方向外方側に向かうにつれて漸次縮径するように傾斜部311(図13参照)が設けられている点において、第1駆動ギア31とは異なる。第2駆動ギア32Aの左右方向内方側には、左右方向内方側に向かうにつれて漸次縮径するように傾斜部321(図13参照)が設けられている点において、第2駆動ギア32とは異なる。
収容部材39Aは、2つの切替案内溝392が内壁面に設けられる点において、収容部材39とは異なる。2つの切替案内溝392は、それぞれ、収容部材39Aの前方、後方の壁部の内壁面において、上下方向及び左右方向に延在する平面に関して互いに面対称となるように設けられるが、前後いずれか一方の内壁面にのみ設けてもよい。
図11に示すように、切替案内溝392は、全体として環状の溝として形成された鋼球382を案内する経路であり、第1係止部L1、第2係止部L2、往路G、復路Rを有する。第1係止部L1は、第2係止部L2に対して左右方向外方側(図11中右側)に設けられ、左右方向外方側への移動を規制するように鋼球382を係止する。第2係止部L2は、第1係止部L1に対して左右方向内方側(図11中左側)に設けられ、左右方向外方側(図11中右側)への移動を規制するように鋼球382を係止する。
往路Gは、復路Rよりも下方において第1係止部L1と第2係止部L2とを接続する鋼球382の経路である。また、往路Gは、後述するように切替係止部38に対して上下方向のみに移動可能とされた鋼球382が、第1係止部L1から第2係止部L2へ移動し、第2係止部L2から第1係止部L1へは移動しないように形成される。復路Rは、往路Gよりも上方において第1係止部L1と第2係止部L2とを接続する鋼球382の経路である。また、復路Rは、切替係止部38に対して上下方向のみに移動可能とされた鋼球382が、第2係止部L2から第1係止部L1へ移動し、第1係止部L1から第2係止部L2へは移動しないように形成される。
切替係止部38は、全体として、上下方向及び前後方向に延在する略板状に形成され、2つの溝部381が設けられる。また、切替係止部38は、駆動軸30と相対回転可能に駆動軸30により挿通されて、左右方向において、圧縮コイルばね302と第1駆動ギア31Aとの間に位置付けられるように設けられる。これによって、圧縮コイルばね302の付勢力は、圧縮された状態において、収容部材39Aにおける左右方向内方側の内壁と切替係止部38とを離間させるように作用する。この際、駆動軸30は、切替係止部38、第1駆動ギア31Aを介して、圧縮コイルばね302により左右方向外方側へ付勢される。
2つの溝部381は、それぞれ、2つの切替案内溝392のそれぞれに対応して、切替係止部38の前端部、後端部に設けられ、上下方向に延びる溝として形成された鋼球382の経路である。2つの鋼球382のうち、前方に配される鋼球382は、前方の切替案内溝392と前方の溝部381とが協働することにより案内され、後方に配される鋼球382は、後方の切替案内溝392と後方の溝部381とが協働することにより案内される。なお、以降の説明においては、前方、後方における切替案内溝392、溝部381、鋼球382を区別せず、単に切替案内溝392、溝部381、鋼球382と呼称する。
切替案内溝392、溝部381、鋼球382によれば、後述する操作者による操作に応じて2つの係止状態に交互に移行可能なカム機構が構成される。このカム機構によれば、第1係止状態においては、図12に示すように、操作装置3Aが第1駆動状態となり、第2係止状態においては、図13に示すように、操作装置3Aが第2駆動状態となる。第1係止状態において、鋼球382は第1係止部L1により係止され、第2係止状態において、鋼球382は第2係止部L2により係止される。
(操作装置の動作)
第2の実施形態に係る操作装置の動作について説明する。図14は、第1駆動状態にある操作装置を示す概略図である。図15は、第1駆動状態から第2駆動状態に切り替えられる操作装置を示す概略図である。図16は、第2駆動状態にある操作装置を示す概略図である。図17は、第2駆動状態から第1駆動状態に切り替えられる操作装置を示す概略図である。
図14に示すような第1駆動状態にある操作装置3Aに対して、操作者が駆動軸30を圧縮コイルばね302の付勢力に抗して左右方向内方(図15中左側)に移動させると、図15に示すように、鋼球382が往路Gを通って左右方向内方に向かう。この際、入力ギア36が圧縮コイルばね331の付勢力に抗して第2駆動ギア32Aの傾斜部321により押し上げられる。
鋼球382が第2係止部L2よりも左右方向内方側に位置するまで駆動軸30が移動された後に操作者が駆動軸30の操作を止めると、図16に示すように、圧縮コイルばね302の付勢力により鋼球382が第2係止部L2まで移動される。この際、入力ギア36が第2駆動ギア32Aと噛み合った状態となり、圧縮コイルばね302の付勢力による駆動軸30の移動が第2係止部L2に位置する鋼球382によって係止されるため、操作装置3Aが第2駆動状態に維持される。
第2駆動状態において操作者が駆動軸30を左右方向内方側に移動させると、鋼球382が第2係止部L2から復路Rに移動することにより鋼球382による係止が解除される。第2係止部L2における係止の解除後、圧縮コイルばね302の付勢力により駆動軸30が左右方向外方へ移動し、これによって、入力ギア36が第2駆動ギア32の傾斜部321、第1駆動ギア31の傾斜部311を経由して第1駆動ギア31と噛み合い、操作装置3Aが図14に示すような第1駆動状態となる。この移行に際して、鋼球382は復路Rを通って第1係止部L1へ移動する。
このように、本実施形態に係る操作装置3Aによれば、操作者が可動支持部33Aを操作することなく駆動状態を切り替えることができる。
なお、上述した実施形態において、2つの駆動状態を切り替えるものとしたが、操作装置3,3Aは少なくとも2つ以上の駆動状態を切替可能に構成されるものであれば良い。また、操作装置3,3Aを上下方向に複数のスラット4が配置された横型ブラインドであるブラインド1としたが、軸部材の回転により遮蔽材の開閉状態を操作可能な全ての遮蔽装置に適用可能である。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
3 操作装置
30 駆動軸
31,31A 第1駆動ギア
32,32A 第2駆動ギア
36 入力ギア

Claims (8)

  1. 遮蔽装置における遮蔽材の開閉状態を操作するための操作装置であって、
    前記遮蔽材を開閉するための回転力を前記遮蔽装置に伝達する駆動軸と、
    前記駆動軸を回転させるように設けられ、それぞれの径が異なる複数の駆動ギアと、
    前記複数の駆動ギアのそれぞれと選択的に噛み合い、前記駆動軸に回転力を伝達する入力ギアと
    を備える操作装置。
  2. 前記複数の駆動ギアは、前記駆動軸と一体回転可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記入力ギアは、前記複数の駆動ギアと離隔可能に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作装置。
  4. 前記入力ギアは、前記複数の駆動ギアのいずれかに噛み合うように付勢されていることを特徴とする請求項3に記載の操作装置。
  5. 前記駆動軸は、該駆動軸の軸方向に移動可能に設けられることを特徴とする請求項2~請求項4のいずれか一項に記載の操作装置。
  6. 前記入力ギアは、前記複数の駆動ギアのいずれかにおいて、前記駆動軸の軸方向一端側に形成された傾斜部に沿うことによって上下方向に移動可能に設けられることを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
  7. 前記複数の駆動ギアのいずれかと前記入力ギアとが噛み合うように前記駆動軸の移動を係止するカム機構を更に備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の操作装置。
  8. 前記駆動軸は、該駆動軸の軸方向における一方側に付勢されることを特徴とする請求項7に記載の操作装置。
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