JP7137394B2 - 遮蔽装置 - Google Patents

遮蔽装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7137394B2
JP7137394B2 JP2018147833A JP2018147833A JP7137394B2 JP 7137394 B2 JP7137394 B2 JP 7137394B2 JP 2018147833 A JP2018147833 A JP 2018147833A JP 2018147833 A JP2018147833 A JP 2018147833A JP 7137394 B2 JP7137394 B2 JP 7137394B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
pulley
gear
case
relay means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018147833A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020023792A (ja
Inventor
英希 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichibei Co Ltd
Original Assignee
Nichibei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichibei Co Ltd filed Critical Nichibei Co Ltd
Priority to JP2018147833A priority Critical patent/JP7137394B2/ja
Publication of JP2020023792A publication Critical patent/JP2020023792A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7137394B2 publication Critical patent/JP7137394B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Blinds (AREA)

Description

本発明は、遮蔽装置に関する。
従来の遮蔽装置として、特開2010-112049号公報(特許文献1)に開示されるものがある。この特許文献1に開示される遮蔽装置としてのブラインドでは、ブラインドの第1動作を駆動可能な第1駆動軸には第1ギヤが、またブラインドの第2動作を駆動可能な第2駆動軸には第2ギヤがそれぞれ一体回転可能に設けられ、第1ギヤ及び第2ギヤ間で揺動可能な伝達ギヤが設けられる。伝達ギヤは、第1ギヤ及び第2ギヤがそれぞれ単独で回転可能な非連動位置と、第1ギヤに接続されて、伝達ギヤを介して第1ギヤ及び第2ギヤの内の一方のギヤの回転を他方のギヤに伝達する連動位置とに揺動可能である。
これによれば、伝達ギヤを揺動可能に設けることにより、2つの駆動軸の連動と非連動とを簡単に切り替えることができ、ブラインドの2つの動作を、それぞれ単独に動作させるか、または連動させるかを切り替えることができる効果を有する。
特開2010-112049号公報
ところで、特許文献1に開示されるような遮蔽装置では、前後に並設された第1回転軸と第2回転軸のそれぞれの軸心上に連結させたプーリに巻き掛けられた操作チェーンを操作することで、第1回転軸と第2回転軸を独立的に回転させることができる。しかし、プーリは各駆動軸の軸線上に配置されているため、ヘッドボックス端部の操作ケース内にプーリを収容するためには、操作ストロークの短い小径のプーリで対応する必要がある。操作ストロークが長い比較的径が大きいプーリを収容するためには、操作ケースのサイズを大きくする必要があり、操作ケースがヘッドボックスの前後から突出してしまうという課題があった。
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ヘッドボックス内に収容される2つのプーリを比較的径が大きいものとしながら、ヘッドボックスの前後から突出することなく収容することができる遮蔽装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、ヘッドボックス内に、第1移動部材を移動させる第1駆動軸と、前記第1駆動軸の前後方向に平行に配置され、第2移動部材を移動させる第2駆動軸と、第1駆動軸を駆動する第1プーリと、第2駆動軸を駆動する第2プーリと、が配置され、前記第1プーリと前記第2プーリの少なくとも一方のプーリは、当該プーリからの駆動力を対応する前記駆動軸に伝達可能な中継手段を介して当該駆動軸の前後方向にオフセットした位置に配置されることを特徴とする、遮蔽装置が提供される。
かかる構成によれば、駆動軸の軸心上からオフセットしたプーリからの駆動力を駆動軸に伝達可能な中継手段を駆動軸に設けることで、プーリを駆動軸の軸心上から前後方向にオフセットした位置に配置することができるようになる。よって、プーリを駆動軸の位置にかかわらずヘッドボックスの前後方向の所望位置に配置できるため、プーリを含む操作部がヘッドボックスの前後から突出することなく小型化できる。よって、ヘッドボックスの前後から突出することなく比較的径が大きいプーリを収容することができる。
本発明は様々な応用が可能である。例えば、前記第1プーリは、前記ヘッドボックスの一端側において前記第1駆動軸の端部に設けられており、前記第2プーリは、前記ヘッドボックスの他端側において前記第2駆動軸の端部に設けられており、前記第1プーリの軸心と前記第2プーリの軸心は、後方の前記駆動軸の軸心と同一軸心上に配置されてもよい。ヘッドボックスの両端に設けたプーリを後方側の駆動軸の軸心と同一線上に配置することで、プーリを操作ユニットの後方側に配置することができ、プーリを収容した操作ケースがヘッドボックスの前方に突出することを防止でき、意匠性を向上させることができる。
また、前記第1プーリと前記第2プーリの少なくとも一方のプーリの軸心は、前記第1駆動軸と前記第2駆動軸の前後方向の間の位置に配置されてもよい。少なくとも一方のプーリを第1駆動軸と第2駆動軸との間に配置するため、プーリと駆動軸を結ぶ中継手段の距離を短くすることができ、中継手段を小型化することができる。
また、前記第1プーリと前記第2プーリはそれぞれケースに収納され、前記第1プーリの軸心と前記第2プーリの軸心は前記ケースの中心の位置に配置されてもよい。プーリの軸心がケースの中心の位置に配置されるため、プーリをケースの前後幅の大きさにすることができ、操作ストロークの長い大きいプーリを配置することができる。
また、前記第1プーリと前記第2プーリを、前記ヘッドボックスの一端側に並設してもよい。駆動軸の左右どちらか一方に操作ケースを設け、操作ケース内に2つのプーリを並設することができるため、操作者は、一方の操作ユニット側から操作することができ、操作性を向上させることができる。
また、前記第1プーリの軸心と前記第2プーリの軸心は、後方の前記駆動軸の軸心と同一軸心上に配置されてもよい。操作ケース内に2つのプーリを後方の同一軸心上に並設することができるため、プーリを収容した操作ケースがヘッドボックスの前方に突出することを防止でき、意匠性を向上させることができる。
本発明によれば、ヘッドボックス内に収容される2つのプーリを比較的径が大きいものとしながら、ヘッドボックスの前後から突出することなく収容することができる遮蔽装置を提供することができる。本発明のその他の効果については、後述する発明を実施するための形態においても説明する。
第1の実施形態の遮蔽装置100の全体構成を示す正面図である。 遮蔽装置100の平面図である。 第1操作ユニット200の近傍の部分断面図である。 図3のA-A断面図である。 図3のB-B断面図である。 図3のC-C断面図である。 図3のA-A断面図において、第1操作コード212を引いた状態を示す図である。 図3のB-B断面図において、第1操作コード212を引いた状態を示す図である。 図3のC-C断面図において、第1操作コード212を引いた状態を示す図である。 中継手段240を説明するための図であり、(a)は中継手段240の斜視図であり、(b)は中継手段240の内部を示す図である。 中継手段240の動作を説明するための図であり、(a)は第1操作コード212を引いた状態の図であり、(b)は各ギアの動作を示す図である。 遮蔽装置100の動作を説明するための図であり、左の第1操作コード212を引いた状態を示す図である。 遮蔽装置100の動作を説明するための図であり、右の第2操作コード312を引いた状態を示す図である。 遮蔽装置100の動作を説明するための図であり、(a)は連動ギア118が作動した状態の正面図であり、(b)は連動ギア118が作動した状態の平面図である。 第2の実施形態の遮蔽装置400のヘッドボックス410内の状態を示す平面図である。 第3の実施形態の遮蔽装置700のヘッドボックス710内の状態を示す平面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る遮蔽装置100の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の遮蔽装置100の全体構成を示す正面図である。図2は、遮蔽装置100の平面図である。
遮蔽装置100は、図1に示したように、ヘッドボックス110と、ヘッドボックス110に上端が連結される第1プリーツスクリーン120と、第1プリーツスクリーン120の下端に設けられる中間バー130(第1移動部材)と、中間バー130に上端が連結される第2プリーツスクリーン140と、第2プリーツスクリーン140の下端に設けられるボトムレール150(第2移動部材)と、中間バー130を昇降させる調光コード160と、ボトムレール150を昇降させる昇降コード170と、を備えて構成される。以下、本実施形態の特徴的な構成であるヘッドボックス110を中心に説明する。
(ヘッドボックス110)
ヘッドボックス110は、図1に示したように、ブラケット111を介して図示していない窓枠や天井等に固定される。ヘッドボックス110内には、図2に示したように、中間バー130を移動させる第1駆動軸180と、第1駆動軸180の後方に平行に配置され、ボトムレール150を移動させる第2駆動軸190と、が設けられる。ヘッドボックス110の左端部には、第1駆動軸180を駆動する第1プーリ202が配置される第1操作ユニット200が設けられる。第1プーリ202は、第1プーリ202からの駆動力を第1駆動軸180に伝達可能な中継手段240を介して第1駆動軸180の後方にオフセットした位置に配置される。
また、ヘッドボックス110の右端部には、第2駆動軸190を駆動する第2プーリ302が配置される第2操作ユニット300が設けられる。なお、本実施形態では、ヘッドボックス110の左側に配置される第1操作ユニット200を第1駆動軸180に連結し、右側に配置される第2操作ユニット300を第2駆動軸190に連結したが、第1操作ユニット200を第2駆動軸190に、第2操作ユニット300を第1駆動軸180に連結してもよい。
第1及び第2駆動軸180、190は、図2に示したように、ヘッドボックス110の長手方向ほぼ全長にわたって設けられており、第1駆動軸180が前方に第2駆動軸190が後方になるように並設されている。第1駆動軸180の左端部は、中継手段240を介して第1プーリ202に連結されている。第2駆動軸190の右端部は第2プーリ302に連結されている。第2駆動軸190の軸心と第2プーリ302の軸心とは同一軸心上に配置されている。
第1及び第2駆動軸180、190は、第1及び第2巻取ドラム112、113を一体に回転するように挿通している。第1巻取ドラム112は、調光コード160の上端が巻取り及び巻解き可能に連結されている。よって、第1巻取ドラム112の回転により、中間バー130が昇降して第1プリーツスクリーン120が畳上げられたり展開したりする。第2巻取ドラム113は、昇降コード170の上端が巻取り及び巻解き可能に連結されている。よって、第2巻取ドラム113の回転により、ボトムレール150が昇降して第2プリーツスクリーン140が畳上げられたり展開したりする。
さらに、第1及び第2駆動軸180、190には、図2に示したように、第1及び第2駆動軸180、190の回転を拘束する第1及び第2ストッパ114、115と、第1及び第2駆動軸180、190の回転速度を減速させる第1及び第2ブレーキ116、117と、調光コード160の弛みを検出すると、第1巻取ドラム112の回転と第2巻取ドラム113の回転を連動させる連動ギア118と、がさらに設けられる。
(第1操作ユニット200、第2操作ユニット300)
第1操作ユニット200は、図2に示したように、ヘッドボックス110の左端部に設けられており、第1駆動軸180の回転を操作するものである。第2操作ユニット300は、ヘッドボックス110の右端部に設けられており、第2駆動軸190の回転を操作するものである。第1操作ユニット200は、第3駆動軸230を介して中継手段240に連結されており、中継手段240は第1駆動軸180に連結されている。第1操作ユニット200は、第1プーリ202の回転を第3駆動軸230に伝達するが、第3駆動軸230からの回転を第1プーリ202に伝達しないように構成されている。
第2操作ユニット300は、第2駆動軸190に直接連結されている。第2操作ユニット300は、第2プーリ302からの回転を第2駆動軸190に伝達するが、第2駆動軸190からの回転を第2プーリ302に伝達しないように構成されている。第1操作ユニット200と第2操作ユニット300は、ヘッドボックス110の幅方向において線対称に構成されているものである。よって、以下、第1操作ユニット200を例にとって図3~図6を参照しながら構成を説明する。
図3は、第1操作ユニット200の近傍の部分断面図である。図4は、図3のA-A断面図である。図5は、図3のB-B断面図である。図6は、図3のC-C断面図である。
第1操作ユニット200は、図3に示したように、第1駆動軸180の回転を操作する第1プーリ202と、第1プーリ202を回転可能に支持するケース204と、第1プーリ202を巻取り方向に付勢するぜんまい206と、第1プーリ202を回転駆動する引込みコード208と、引込みコード208の一定量以上の引き込みを規制するストッパ210と、引込みコード208を操作する第1操作コード212と、ケース204に固定される中継軸214と、中継軸214に相対回転不能に支持されるクラッチドラム216と、クラッチドラム216に対して締結及び弛緩するクラッチばね218と、第1プーリ202と一体回転するカムドライブ220と、カムドライブ220と所定角度相対回転後に一体回転可能なガイドワッシャ222と、カムドライブ220と連動部材226とを連結したり連結を解除したりするクラッチピン224(図6参照)と、第3駆動軸230と一体に回転する連動部材226と、を備えて構成されている。
第1プーリ202は、第1駆動軸180の回転を操作するものである。第1プーリ202は、図3に示したように、後述するケース204の固定軸204cに回転可能に支持されている。第1プーリ202の内周には、図4に示したように、ぜんまい206が設けられている。ぜんまい206は、一端(外周側の端部)が第1プーリ202に固定され、他端(内周側の端部)が後述するケース204の固定軸204cに固定されており、第1プーリ202に引込みコード208が巻き取られる方向の付勢力を付与する。
第1プーリ202には、図4に示したように、引込みコード208が巻取り及び巻解き可能に巻き付けられている。引込みコード208の上端は第1プーリ202に連結されており、下端にはストッパ210が設けられている。ストッパ210は、引込みコード208が一定量以上引き込まれることを規制するものである。ストッパ210は、引込みコード208が第1プーリ202に一定量巻き取られると、後述するケース204の凹部204dに当接してそれ以上の引き込みを規制する。ストッパ210には、引込みコード208を操作する第1操作コード212が設けられている。
ケース204は、図3に示したように、ヘッドボックス110の端部に配置されており、操作ユニット200を構成する部品を収容する。ケース204は、第1ケース部204aと第2ケース部204bとに分割されて構成されている。第1ケース部204aにはプーリ202を回転可能に支持する固定軸204cが設けられている。固定軸204cには、図4に示したように、ぜんまい206の他端(内周側の端部)が連結されている。第1ケース部204aと第2ケース部204bの前面下方には、図3に示したように、凹部204dが構成されている。凹部204dは、ストッパ210を収容し、ストッパ210の上方への移動を規制する。
中継軸214は、図3に示したように、一端が固定軸204cに嵌入し、他端がクラッチドラム216の中空部に嵌入してこれを相対回転不能に支持している。クラッチドラム216は、図6に示したように、中空円筒状をなしており、その周壁にクラッチばね218が嵌合している。クラッチドラム216は、クラッチばね218が締結及び弛緩することにより、回転可能な状態と回転が拘束された状態とに切り替えられる。
カムドライブ220は、図6に示したように、中空円盤状をなしてその中空部にクラッチドラム216が挿通し、相対回転可能に支持されている。カムドライブ220は、第1プーリ202の突起202aが挿通されて第1プーリ202と一体回転可能に係合する開口220aが設けられる。カムドライブ220の一方の面には、後述するクラッチピン224を進退移動させるカム面を有する突起220bと、ガイドワッシャ222の突起222bに当接可能な突起220cとが設けられている。カムドライブ220はガイドワッシャ222と互いに相対回転可能であるが、突起222bと突起220cとが当接した際には相対回転が規制される。
ガイドワッシャ222は、図6に示したように、中空円盤状をなしてその中空部にクラッチドラム216が嵌合し、相対回転可能に支持されている。また、ガイドワッシャ222の一方の面には、クラッチピン224の進退動作を案内する3組の突起222aと、カムドライブ220と一体回転するための2組の突起222bが設けられている。
クラッチピン224は、円柱状をなしており、径方向に沿って進退することにより連動部材226に対し第1プーリ202の回転の伝達と非伝達を行う。連動部材226は、第2ケース部204b内において第3駆動軸230と一体に回転するように嵌合しており、クラッチピン224と係合可能に径内方向に突出する係合部226aが設けられている。
以上、第1操作ユニット200の構成を説明した。以下、第1操作ユニット200の動作について、図7~図9を参照しながら説明する。図7は、図3のA-A断面図において、第1操作コード212を引いた状態を示す図である。図8は、図3のB-B断面図において、第1操作コード212を引いた状態を示す図である。図9は、図3のC-C断面図において、第1操作コード212を引いた状態を示す図である。
第1操作コード212を引き下げる操作をすると、引込みコード208が巻き解かれて第1プーリ202が回転する。よって、図7に示したように、ぜんまい206が回転に応じて縮径する。続いて、図8に示したように、第1プーリ202はカムドライブ220と一体回転し始め、突起220bのカム面とクラッチピン224とが当接してクラッチピン224が径外方向に移動し、連動部材226の係合部226aに係合する。係合時には、突起222bと突起220cとが当接し、図9に示される状態となる。第1プーリ202の回転によって突起220cが突起222bを押圧すると、突起部222bがクラッチバネ218を弛緩し、第1プーリ202の回転が許容される。これにより、第1プーリ202の回転がカムドライブ220、ガイドワッシャ222、クラッチピン224及び連動部材226を介して第3駆動軸230に伝達される。第3駆動軸230の回転は後述する中継手段240を介して第1駆動軸180を第1巻取ドラム112が調光コード160を巻き取る方向に回転させる。
第1操作コード212をある程度引いた状態において手を離すと、ぜんまい206により引込みコード208が巻き取られるとともに、第1プーリ202が逆回転となるが、これに応じてクラッチピン224と連動部材226との係合が解除されるため、第3駆動軸230にはその逆回転が伝達することはない。
また、第1駆動軸180が第1巻取ドラム112が調光コード160を巻解く方向に回転すると、中継手段240を介して第3駆動軸230が逆回転するが、クラッチピン224と連動部材226との係合が解除されているため、第1プーリ202に回転が伝達することはない。
(中継手段240)
中継手段240について、図10を参照しながら説明する。図10は、中継手段を説明するための図であり、(a)は中継手段の斜視図であり、(b)は中継手段の内部を示す図である。中継手段240は、第1操作ユニット200の操作を第1駆動軸180に伝達するものである。中継手段240は、図10に示したように、第1ケース241と、第2ケース242と、第1ギア243と、第2ギア244と、第3ギア245と、を備えて構成される。
第1ケース241及び第2ケース242は、第1ギア243、第2ギア244及び第3ギア245を収容するものである。第1ケース241には、第1ギア243の一端を回転可能に支持するとともに、第3駆動軸230が挿通する第1挿通孔241aと、第3ギア245の一端を回転可能に支持するとともに、第1駆動軸180が挿通する第2挿通孔241bとが設けられている。第1挿通孔241aと第2挿通孔241bは、前後方向に間隔をあけて並設されている。さらに、第1ケース241には、第2ギア244を回転可能に支持する支持部241cが設けられている。支持部241cは、第1挿通孔241aと第2挿通孔241bの中間の下方に配置されている。
第1ギア243、第2ギア244及び第3ギア245は、第2ケース242に回転可能に支持されている。第1ギア243は、第2ケース242の後方寄りに配置されており、第3駆動軸230が一体に回転するように軸心を貫通している。第2ギア244は、第2ケース242の中央下方に設けられており、第1ギア243から回転が伝達されるようにかみ合っている。第3ギア245は、第2ケース242の前方寄り配置されており、第2ギア244から回転が伝達されるようにかみ合っている。第3ギア245の軸心には、第1駆動軸180が一体に回転するように貫通している。
以上、中継手段240の構成について説明した。次に、中継手段240の動作について、図11を参照しながら説明する。図11は、中継手段240の動作を説明するための図であり、(a)は第1操作コード212を引いた状態の図であり、(b)は各ギアの動作を示す図である。
第1操作コード212を図11(a)の矢印A方向に引き下ろす操作をすると、第1操作ユニット200を介して第3駆動軸230が図11(a)の矢印B方向に回転する。すると、第3駆動軸230と一体に第1ギア243が図11(b)の矢印B方向に回転する。第1ギア243の回転によって第1ギア243とかみ合っている第2ギア244が、図11(b)の矢印Cで示したように、第1ギア243とは逆回転する。よって、第2ギア244とかみ合っている第3ギア245が、図11(b)の矢印Dで示したように、第2ギア244とは逆回転である、第1ギア243と同方向に回転する。このため、第3ギア245と一体に第1駆動軸180が回転する。第1駆動軸180と一体に第1巻取ドラム112が回転するため、調光コード160が第1巻取ドラム112に巻き取られる。よって、中間バー130及び第1プリーツスクリーン120が上昇する。
以上、本実施形態の遮蔽装置100の構成について説明した。以下、遮蔽装置100の動作について、図12~図14を参照しながら説明する。図12は、遮蔽装置100の動作を説明するための図であり、左の第1操作コード212引いた状態を示す図である。図13は、遮蔽装置100の動作を説明するための図であり、右の第2操作コード312を引いた状態を示す図である。図14は、遮蔽装置100の動作を説明するための図であり、(a)は連動ギア118が作動した状態の正面図であり、(b)は連動ギア118が作動した状態の平面図である。
図12に示したように、左に配置される第1操作コード212を引き下ろす操作をすると、第1操作ユニット200及び中継手段240が上述したように動作して、第1駆動軸180が回転する。第1駆動軸180と一体に第1巻取ドラム112が回転し、第1巻取ドラム112に調光コード160が巻き取られる。よって、中間バー130が所定量上昇し、第1プリーツスクリーン120が畳上げられる。
図13に示したように、右に配置される第2操作コード312を引き下ろす操作をすると、第2駆動軸190が回転する。第2駆動軸190と一体に第2巻取ドラム113が回転し、第2巻取ドラム113に昇降コード170が巻き取られる。よって、ボトムレール150が所定量上昇し、第2プリーツスクリーン140が畳上げられる。
第2操作コード312を引き下ろす操作を繰り返し続けると、図14(a)に示したように、第2プリーツスクリーン140がすべて畳上げられ、ボトムレール150及び第2プリーツスクリーン140が中間バー130を押し上げる。よって、調光コード160が弛み、第1巻取ドラム112の回転と第2巻取ドラム113の回転を連動させる連動ギア118が作動する。
このため、図14(b)に示したように、第1駆動軸180と第2駆動軸190が連動して、第1駆動軸180と第2駆動軸190が一体に回転する。よって、第1駆動軸180と一体に回転する第1巻取ドラム112が調光コード160を巻取り、第2駆動軸190と一体に回転する第2巻取ドラム113が昇降コード170を巻き取る。このため、ボトムレール150、畳上げられた第2プリーツスクリーン140及び中間バー130が上昇し、第1プリーツスクリーン120が畳上げられる。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、第1駆動軸180の軸心上からオフセットした第1プーリ202からの駆動力を第1駆動軸180に伝達可能な中継手段240を第1駆動軸180に設けることで、第1プーリ202を第1駆動軸180の軸心上から前後方向にオフセットした位置に配置することができるようになる。よって、第1プーリ202を第1駆動軸180の位置にかかわらずヘッドボックス110の前後方向の所望位置に配置できるため、第1プーリ202を含む第1操作ユニット200がヘッドボックス110の前後から突出することなく小型化できる。よって、ヘッドボックス110の前後から突出することなく比較的径が大きい第1、第2プーリ202、302を収容することができる。
ヘッドボックス110の両端に設けた第1及び第2プーリ202、302を後方側の第2駆動軸190の軸心と同一線上に配置することで、第1及び第2プーリ202、302を第1及び第2操作ユニット200、300の後方側に配置することができ、第1及び第2プーリ202、302を収容したケース204がヘッドボックス110の前後方向に突出することを防止でき、意匠性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る遮蔽装置400について、図15を参照しながら説明する。図15は、第2の実施形態の遮蔽装置400のヘッドボックス410内の状態を示す平面図である。本実施形態は、第1操作ユニット500と第2操作ユニット600の配置が第1の実施形態の遮蔽装置100の構成と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の第1巻取ドラム412、第2巻取ドラム413、第1ストッパ414、第2ストッパ415、第1ブレーキ416、第2ブレーキ417、連動ギア418、第1駆動軸480、第2駆動軸490、第1操作ユニット500、第1プーリ502、中継手段540、第2操作ユニット600、第2プーリ602は、第1の実施形態の第1巻取ドラム112、第2巻取ドラム113、第1ストッパ114、第2ストッパ115、第1ブレーキ116、第2ブレーキ117、連動ギア118、第1駆動軸180、第2駆動軸190、第1操作ユニット200、第1プーリ202、中継手段240、第2操作ユニット300、第2プーリ302に対応するため、説明を省略する。
遮蔽装置400は、図15に示したように、第1の実施形態の遮蔽装置100では、ヘッドボックス110の左側に配置されていた第1操作ユニット200と中継手段240を右側に配置したものである。第1操作ユニット500と第2操作ユニット600は、間に中継手段540を挟んでヘッドボックス410の右端部に配置されている。第1プーリ502、中継手段540及び第2プーリ602は、ケース504に収容されている。第1駆動軸480は第2操作ユニット600の前方を通過して中継手段540に連結されている。第2駆動軸490は、第2操作ユニット600に直接連結されている。
第1操作ユニット500の第1操作コード(図示せず)と、第2操作ユニット600の第2操作コード(図示せず)はともに、ヘッドボックス410の右端部に配置されている。よって、第1操作ユニット500と第2操作ユニット600の操作をともにヘッドボックス410の同じ側(右側)で行うことができる。第1及び第2プーリ502、602は第2駆動軸490の軸心と同一軸心上に配置される。よって、ケース504がヘッドボックス110の前後方向に突出することを防止できる。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、第1及び第2駆動軸180、190の右側にケース504を設け、ケース504内に第1及び第2プーリ502、602を並設することができるため、操作者は、一方の操作ユニット側から操作することができ、操作性を向上させることができる。
また、ケース504内に第1及び第2プーリ502、602を後方の同一軸心上に並設することができるため、第1及び第2プーリ502、602を収容したケース504がヘッドボックス110の前後方向に突出することを防止でき、意匠性を向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る遮蔽装置700について、図16を参照しながら説明する。図16は、第3の実施形態の遮蔽装置700のヘッドボックス710内の状態を示す平面図である。本実施形態は、第1及び第2プーリ802、902位置と、第1及び第2操作ユニット800、900の両方に中継手段840、940が連結している点が第1の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態のヘッドボックス710、第1巻取ドラム712、第2巻取ドラム713、第1ストッパ714、第2ストッパ715、第1ブレーキ716、第2ブレーキ717、連動ギア718、第1駆動軸780、第2駆動軸790、第1操作ユニット800、中継手段840、第2操作ユニット900は、第1の実施形態のヘッドボックス110、第1巻取ドラム112、第2巻取ドラム113、第1ストッパ114、第2ストッパ115、第1ブレーキ116、第2ブレーキ117、連動ギア118、第1駆動軸180、第2駆動軸190、第1操作ユニット200、中継手段240、第2操作ユニット300に対応するため、説明を省略する。
遮蔽装置700は、図16に示したように、第1及び第2操作ユニット800、900において、第1及び第2プーリ802、902が第1及び第2駆動軸780、790の中間位置に配置され、第1プーリ802と第2プーリ902の軸心がケース804、904の中心に配置される。第1及び第2プーリ802、902の軸心はともに第1及び第2駆動軸780、790の軸心とは同一軸心上に配置されないため、中継手段840、940を介して第1及び第2駆動軸780、790に連結されている。ケース804とケース904、中継手段840と中継手段940は、それぞれ同一の構成とすることができる。中継手段840と中継手段940は、第1の実施形態の中継手段240(図2参照)に比べて前後方向の大きさがコンパクトになっている。かかる構成は、例えば、高さ方向のスペースを利用して第1の実施形態の中継手段240(図10参照)の各ギアの配列を変更したり、各ギアの径を小さくしたりすることで実現することができる。
(第3の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、第1プーリ802と第2プーリ902を第1駆動軸780と第2駆動軸790との間に配置するため、第1プーリ802と第2プーリ902と第1駆動軸780と第2駆動軸790を結ぶ中継手段940の距離を短くすることができ、中継手段940を小型化することができる。
また、第1プーリ802と第2プーリ902の軸心がケース804、904の中心の位置に配置されるため、第1プーリ802と第2プーリ902をケース804、904の前後幅の大きさにすることができ、操作ストロークの長い大きい第1プーリ802と第2プーリ902を配置することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、第1プーリの軸心と第2プーリの軸心は、後方の第2駆動軸の軸心と同一軸心上に配置される構成としたが、ヘッドボックスの前後方向に突出しない構成であれば、本発明はこの例に限定さない。例えば、第1プーリと第2プーリのうち一方のプーリのみを後方の第2駆動軸の軸心と同一軸心上に配置するようにしてもよい。
また、上記第3の実施形態では、第1プーリ802の軸心と第2プーリ902の軸心は、第1駆動軸780と第2駆動軸790の前後方向の中間の位置に配置される構成としたが、ヘッドボックス710の前後方向に突出しない構成であれば、第1駆動軸780と第2駆動軸790の間の任意の位置に配置することができる。
また、上記第3の実施形態では、第1プーリ802と第2プーリ902はそれぞれケース804、904に収納され、第1プーリ802の軸心と第2プーリ902の軸心はケース804、904の中心の位置に配置される構成としたが、本発明はこの例に限定されない。ヘッドボックスの前後方向に突出しない構成であれば、第1プーリと第2プーリはケースの任意の位置に配置することができる。
なお、上述の実施形態において、第1駆動軸の回転により移動される第1移動部材と、第2駆動軸の回転により移動される第2移動部材とを、それぞれ、上下方向に移動されるボトムレール、中間バーとしたが、第1移動部材及び第2移動部材の移動方向はいずれの方向であっても良く、第1移動部材及び第2移動部材は前後に配列されてそれぞれ上下方向又は左右に移動するものであっても良い。また、遮蔽装置としてプリーツスクリーンを例に挙げて説明したが、横型ブラインド、縦型ブラインド、ロールスクリーン、ハニカムスクリーン、たくし上げカーテン、アコーディオンドアといったブラインド、カーテン、又は間仕切り等の遮蔽装置に適用できる。
以上説明した実施形態・応用例・変形例等は、適宜組み合わせて実施することができる。
100、400、700 遮蔽装置
110、410、710 ヘッドボックス
111 ブラケット
112、412、712 第1巻取ドラム
113、413、713 第2巻取ドラム
114、414、714 第1ストッパ
115、415、715 第2ストッパ
116、416、716 第1ブレーキ
117、417、717 第2ブレーキ
118、418、718 連動ギア
120 第1プリーツスクリーン
130 中間バー(第1移動部材)
140 第2プリーツスクリーン
150 ボトムレール(第2移動部材)
160 調光コード
170 昇降コード
180、480、780 第1駆動軸
190、490、790 第2駆動軸
200、500、800 第1操作ユニット
202、502、802 第1プーリ
202a 突起
204、504、804、904 ケース
204a 第1ケース部
204b 第2ケース部
204c 固定軸
204d 凹部
206 ぜんまい
208 引込みコード
210 ストッパ
212 第1操作コード
214 中継軸
216 クラッチドラム
218 クラッチばね
220 カムドライブ
220a 開口
220b、220c 突起
222 ガイドワッシャ
222a、222b 突起
224 クラッチピン
226 連動部材
226a 係合部
230 第3駆動軸
240、540、840、940 中継手段
241 第1ケース
241a 第1挿通孔
241b 第2挿通孔
241c 支持部
242 第2ケース
243 第1ギア
244 第2ギア
245 第3ギア
300、600、900 第2操作ユニット
302、602、902 第2プーリ
312 第2操作コード

Claims (8)

  1. ヘッドボックス内に、
    第1移動部材を移動させる第1駆動軸と、
    前記第1駆動軸の前後方向に平行に配置され、第2移動部材を移動させる第2駆動軸と、
    第1駆動軸を駆動する第1プーリと、
    第2駆動軸を駆動する第2プーリと、
    前記第1プーリと前記第2プーリの少なくとも一方のプーリの回転によって駆動する第3駆動軸と、
    が配置され、
    前記第3駆動軸は、前記第1駆動軸又は前記第2駆動軸に前後方向に平行にオフセットした位置に配置され、
    前記第1駆動軸又は前記第2駆動軸のいずれか一方と前記第3駆動軸とが前後方向にオフセットした位置に連結され、前記第3駆動軸からの駆動力を連結されたいずれか一方の前記駆動軸に伝達可能な中継手段を備え、
    前記中継手段は、前記第1駆動軸又は前記第2駆動軸のいずれか一方と前記第3駆動軸とが連結される位置を入れ替え可能に構成されていることを特徴とする、遮蔽装置。
  2. 前記中継手段は、
    前記第1駆動軸、前記第2駆動軸、及び前記第3駆動軸のいずれかが一体回転可能に連結される第1ギアと、
    前記第1駆動軸、前記第2駆動軸、及び前記第3駆動軸のいずれかが一体回転可能に連結される第2ギアと、
    前記第1ギアと前記第2ギアとを互いに動力を伝達可能に連結する第3ギアと、
    前記第1ギア、前記第2ギア、及び前記第3ギアを回転可能に支持し、収容するケースと、
    を備えており、
    前記第1駆動軸、前記第2駆動軸、及び前記第3駆動軸は、前記第1ギアと前記第2ギアのいずれにも前記ケースの外側から前記ケース内に挿入されることによって連結可能であることを特徴とする、請求項1に記載の遮蔽装置。
  3. ヘッドボックス内に、
    第1移動部材を移動させる第1駆動軸と、
    前記第1駆動軸の前後方向に平行に配置され、第2移動部材を移動させる第2駆動軸と、
    第1駆動軸を駆動する第1プーリと、
    第2駆動軸を駆動する第2プーリと、
    前記第1プーリと前記第2プーリの少なくとも一方のプーリの回転によって駆動する第3駆動軸と、
    が配置され、
    前記第1プーリ又は前記第2プーリは、前記第1プーリ又は前記第2プーリを回転可能に支持するケースと、前記第1プーリ又は前記第2プーリを巻取り方向に付勢するぜんまいと、前記第1プーリ又は前記第2プーリを回転駆動する引込みコードと、前記引込みコードの一定量以上の引き込みを規制するストッパと、前記引込みコードを操作する操作コードと、を備えて構成されており、
    前記第1プーリと前記第2プーリの少なくとも一方のプーリは、当該プーリからの駆動力を対応する前記駆動軸に伝達可能な中継手段を介して当該駆動軸の前後方向にオフセットした位置に配置され
    前記中継手段は、
    前記第1駆動軸、前記第2駆動軸、及び前記第3駆動軸のいずれかが一体回転可能に連結される第1ギアと、
    前記第1駆動軸、前記第2駆動軸、及び前記第3駆動軸のいずれかが一体回転可能に連結される第2ギアと、
    前記第1ギアと前記第2ギアとを互いに動力を伝達可能に連結する第3ギアと、
    前記第1ギア、前記第2ギア、及び前記第3ギアを回転可能に支持し、収容するケースと、
    を備えており、
    前記第1駆動軸、前記第2駆動軸、及び前記第3駆動軸は、前記第1ギアと前記第2ギアのいずれにも前記ケースの外側から前記ケース内に挿入されることによって連結可能であることを特徴とする、遮蔽装置。
  4. ヘッドボックス内に、
    第1移動部材を移動させる第1駆動軸と、
    前記第1駆動軸の前後方向に平行に配置され、第2移動部材を移動させる第2駆動軸と、
    第1駆動軸を駆動する第1プーリと、
    第2駆動軸を駆動する第2プーリと、
    が配置され、
    前記第1プーリと前記第2プーリの少なくとも一方のプーリは、当該プーリからの駆動力を対応する前記駆動軸に伝達可能な中継手段を介して当該駆動軸の前後方向にオフセットした位置に配置され、
    前記第1プーリは、前記ヘッドボックスの一端側において前記第1駆動軸の端部に設けられており、前記第2プーリは、前記ヘッドボックスの他端側において前記第2駆動軸の端部に設けられており、
    前記第1プーリの軸心と前記第2プーリの軸心は、後方の前記駆動軸の軸心と同一軸心上に配置されることを特徴とする、遮蔽装置。
  5. 前記第1プーリと前記第2プーリの少なくとも一方のプーリの軸心は、前記第1駆動軸と前記第2駆動軸の前後方向の間の位置に配置されることを特徴とする、請求項1~4のいずれかに記載の遮蔽装置。
  6. 前記第1プーリと前記第2プーリはそれぞれケースに収納され、前記第1プーリの軸心と前記第2プーリの軸心は前記ケースの中心の位置に配置されることを特徴とする、請求項に記載の遮蔽装置。
  7. ヘッドボックス内に、
    第1移動部材を移動させる第1駆動軸と、
    前記第1駆動軸の前後方向に平行に配置され、第2移動部材を移動させる第2駆動軸と、
    第1駆動軸を駆動する第1プーリと、
    第2駆動軸を駆動する第2プーリと、
    が配置され、
    前記第1プーリと前記第2プーリの少なくとも一方のプーリは、当該プーリからの駆動力を対応する前記駆動軸に伝達可能な中継手段を介して当該駆動軸の前後方向にオフセットした位置に配置され、
    前記第1プーリと前記第2プーリを、前記ヘッドボックスの一端側に並設したことを特徴とする、遮蔽装置。
  8. 前記第1プーリの軸心と前記第2プーリの軸心は、後方の前記駆動軸の軸心と同一軸心上に配置されることを特徴とする、請求項に記載の遮蔽装置。
JP2018147833A 2018-08-06 2018-08-06 遮蔽装置 Active JP7137394B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018147833A JP7137394B2 (ja) 2018-08-06 2018-08-06 遮蔽装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018147833A JP7137394B2 (ja) 2018-08-06 2018-08-06 遮蔽装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020023792A JP2020023792A (ja) 2020-02-13
JP7137394B2 true JP7137394B2 (ja) 2022-09-14

Family

ID=69618400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018147833A Active JP7137394B2 (ja) 2018-08-06 2018-08-06 遮蔽装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7137394B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010112049A (ja) 2008-11-05 2010-05-20 Nichibei Co Ltd ブラインドの駆動装置
JP2012219507A (ja) 2011-04-08 2012-11-12 Toso Co Ltd 日射遮蔽装置
JP3194531U (ja) 2014-09-16 2014-11-27 億豐綜合工業股▲分▼有限公司 ブラインド及びその遮蔽装置の昇降を制御する昇降制御モジュール
JP2019085851A (ja) 2017-11-10 2019-06-06 立川ブラインド工業株式会社 遮蔽装置
JP2020020132A (ja) 2018-07-31 2020-02-06 株式会社ニチベイ 遮蔽装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010112049A (ja) 2008-11-05 2010-05-20 Nichibei Co Ltd ブラインドの駆動装置
JP2012219507A (ja) 2011-04-08 2012-11-12 Toso Co Ltd 日射遮蔽装置
JP3194531U (ja) 2014-09-16 2014-11-27 億豐綜合工業股▲分▼有限公司 ブラインド及びその遮蔽装置の昇降を制御する昇降制御モジュール
JP2019085851A (ja) 2017-11-10 2019-06-06 立川ブラインド工業株式会社 遮蔽装置
JP2020020132A (ja) 2018-07-31 2020-02-06 株式会社ニチベイ 遮蔽装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020023792A (ja) 2020-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6412194B2 (ja) カーテン制御装置及びこのカーテン制御装置を含むカーテンシステム
TWI509146B (zh) A shielding device and a clutch for a shielding device
US11448009B2 (en) Shading device
JP2008163578A (ja) 日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置
KR20130066589A (ko) 블라인드
JP4423979B2 (ja) ツイン型日射遮蔽装置
JP4750663B2 (ja) ブラインドの昇降装置
JP7137394B2 (ja) 遮蔽装置
JP3349812B2 (ja) ロールスクリーン装置及びブラインド装置
JP7094820B2 (ja) 遮蔽装置
JP6199589B2 (ja) 横型ブラインドのスラット昇降装置
JP6640511B2 (ja) 日射遮蔽装置の駆動力伝達装置
JP2011094458A (ja) 遮蔽装置
EP2852730A1 (en) Venetian blind comprising pairwise interconnected slats
JP7329646B2 (ja) 遮蔽装置
JP5493129B2 (ja) ブラインド
JP2011202411A (ja) ブラインド
JP7250975B2 (ja) 遮蔽装置
JP7329643B2 (ja) 遮蔽装置
JP7329642B2 (ja) 遮蔽装置
JP6795346B2 (ja) 日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット
JP3073016U (ja) 自動車の電動遮光スクリーンの伝動構造
JP7199923B2 (ja) 遮蔽装置
JP2022120152A (ja) 操作装置、操作方法
WO2022050325A1 (ja) ブラインド

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190531

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7137394

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150