JP2022096290A - 穀物乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】穀物乾燥部に上載して穀物貯留部を設け、前記穀物乾燥部の底部に横設する下部スクリューコンベアと前記穀物貯留部の上部に横設する上部スクリューコンベアとを連絡するバケットエレベータを立設し、前記穀物乾燥部を通過した排風を機外へ排出する排風機を備え、前記下部スクリューコンベアと前記バケットエレベータの下部とを接続する接続樋を設けた穀物乾燥機において、前記下部スクリューコンベアのコンベアケース底面を多孔壁面に形成するとともに、前記コンベアケース下方に送風箱を設け、前記送風箱には、前記送風箱内部に空気を送風する送風機を設け、さらに、前記多孔壁面には、前記送風機による送風が前記下部スクリューコンベアの搬送方向に向けて噴風されるよう指向性を有する傾斜スリットを形成したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
穀物乾燥部に上載して穀物貯留部を設け、前記穀物乾燥部の底部に横設する下部スクリューコンベアと前記穀物貯留部の上部に横設する上部スクリューコンベアとを連絡するバケットエレベータを立設し、前記穀物乾燥部を通過した排風を機外へ排出する排風機を備え、前記下部スクリューコンベアと前記バケットエレベータの下部とを接続する接続樋を設けた穀物乾燥機において、
前記下部スクリューコンベアのコンベアケース底面を多孔壁面に形成するとともに、前記コンベアケース下方に送風箱を設け、前記送風箱には、前記送風箱内部に空気を送風する送風機を設け、さらに、前記多孔壁面には、前記送風機による送風が前記下部スクリューコンベアの搬送方向に向けて噴風されるよう指向性を有する傾斜スリットを形成したことを特徴とする。
前記下部スクリューコンベアのコンベアケース底面を多孔壁面に形成するとともに、前記コンベアケース下方に送風箱を設け、前記送風箱には、前記送風箱内部に空気を送風する送風機を設け、さらに、前記多孔壁面には、前記送風機による送風が前記下部スクリューコンベアの搬送方向に向けて噴風されるよう指向性を有する傾斜スリットを形成したので、人手を介することなく、機体内部の下部スクリューに残留する穀物を排出することができる。
図1は本発明の実施態様における穀物乾燥機の全体の斜視図を示す。図2は図1の穀物乾燥機の正面断面図を示す。
本発明の実施態様における穀物乾燥機1は、下部の穀物乾燥部3と該穀物乾燥部3に上載する穀物貯留部2からなり、前記穀物乾燥部3内部には中央部に、前後方向にわたって熱風室4が形成され、該熱風室4の両側には該熱風室4を挟んで一対の排風室5を設け、これら熱風室4と排風室5の間に、その上部を前記穀物貯留部2と接続する一対の穀物乾燥室6を形成する。前記熱風室4の前端面は熱風発生装置としてのバーナ(図示せず)に接続され、前記バーナによって生成される熱風が前記熱風室4内に供給される。前記穀物乾燥室6は多孔壁(スクリーン)によって形成され、前記熱風室4内の熱風が前記穀物乾燥室6を通過して前記排風室5内に流入し、後述する排風機36によって機外へ排風されるよう構成される。
前記穀物乾燥室6の下端部には該穀物乾燥室6内の穀物を順次流下させるために間歇駆動するロータリーバルブ11が横設され、前記穀物乾燥部3の底部には前記ロータリーバルブ11から落下する穀物を受ける集穀ホッパ12を設け、該集穀ホッパ12の中央部には下部スクリューコンベア13を横設する。該下部スクリューコンベア13の搬送終端部と前記バケットエレベータ9の供給口との間にはこれらを連絡する接続樋10を設ける。
本発明の実施形態における穀物乾燥機1は、あらかじめ乾燥させる穀物の品種銘柄を記憶して登録する登録部を備える。
乾燥機の運転停止中、図3に示すように、前記操作部7においてタッチパネル7aの初期画面に表示される「張込」ボタン22を選択すると、前記タッチパネル7aには、図4の左列に示すように「穀物種類設定」画面が表示される。
その後、前記タッチパネル7aに表示された「品種銘柄選択」画面には、前記登録部に登録された「もみ」の品種銘柄が表示される。ここでは前記登録部に登録済の「もみ」の品種銘柄が2件表示されている。
前記携帯端末等により穀物の品種銘柄を登録する場合、図4の右列に示すように、例えば複数の乾燥機毎に前記品種銘柄を登録することができる。
まず、携帯端末等の操作画面に表示された「乾燥機選択」の画面において、穀物の品種銘柄を登録する乾燥機を選択する。ここでは「1号機」を選択する。
そして、「品種銘柄入力」画面に進み、穀物の品種銘柄を登録する。ここでは「もみ」の品種銘柄を選択することとして「コシヒカリ」と入力し、「入力完了」ボタンを選択して前記通信手段を通じて前記穀物乾燥機の「1号機」に送信し、前記「1号機」の登録部に「もみ」の品種銘柄を登録する。
また、前記穀物乾燥機1は、張込む穀物の品種銘柄を入力設定する入力設定部と、前記入力設定部に今回入力設定した品種銘柄と前回入力設定した品種銘柄とを比較する比較部を備える。
前記下部スクリューコンベア13のコンベアケース31において(図5参照)、コンベアケース底面32を多孔壁面に形成し、前記コンベアケース31下方に前記多孔壁面を上面に有する送風箱33を設けるとともに、前記送風箱33の内部に送風する送風機(図示せず)を設ける。ここでは(図5参照)、側方から前記送風箱33にエアを送風する例を示している。前記多孔壁面は、前記送風機による送風が前記下部スクリューコンベア13の搬送方向に向けて噴風されるよう指向性を有する傾斜スリット34aを形成する(図7参照)。
1 穀物乾燥機
2 穀物貯留部
3 穀物乾燥部
4 熱風室
5 排風室
6 穀物乾燥室
7 操作部
7a タッチパネル
8 バーナボックス
8a カバー体
9 バケットエレベータ
9a モータ
9b バケット
10 接続樋
11 ロータリーバルブ
12 集穀ホッパ
13 下部スクリューコンベア
14 排風口
15 ファンボックス
16 回転分散盤
19 上部スクリューコンベア
22 「張込」ボタン
31 コンベアケース
32 コンベアケース底面
33 送風箱
34a 傾斜スリット
34b 傾斜スリット
35 接続部
36 排風機
37 連接管
38 ダンパ
39 仕切り板
40 穀物搬送室
41 送風室
穀物乾燥部に上載して穀物貯留部を設け、前記穀物乾燥部の底部に横設する下部スクリューコンベアと前記穀物貯留部の上部に横設する上部スクリューコンベアとを連絡するバケットエレベータを立設し、前記穀物乾燥部を通過した排風を機外へ排出する排風機を備え、
前記下部スクリューコンベアと前記バケットエレベータの下部とを接続する接続樋を設け、
前記下部スクリューコンベアのコンベアケース底面を多孔壁面に形成し、前記コンベアケース下方に送風箱を設け、前記送風箱には、前記送風箱内部に空気を送風する送風機を設け、前記多孔壁面には、前記送風機による送風が前記下部スクリューコンベアの搬送方向に向けて噴風されるよう指向性を有する傾斜スリットを形成し、乾燥後の穀物の機外への排出作業終了後に前記下部スクリューコンベアに残留する穀物を機外へ排出する自動清掃運転モードを備えた制御部を設けたことを特徴とする。
穀物乾燥部に上載して穀物貯留部を設け、前記穀物乾燥部の底部に横設する下部スクリューコンベアと前記穀物貯留部の上部に横設する上部スクリューコンベアとを連絡するバケットエレベータを立設し、前記穀物乾燥部を通過した排風を機外へ排出する排風機を備え、
前記下部スクリューコンベアと前記バケットエレベータの下部とを接続する接続樋を設け、前記下部スクリューコンベアのコンベアケース底面を多孔壁面に形成し、前記コンベアケース下方に送風箱を設け、前記排風機と前記送風箱とを連通管にて連通し、前記排風機と前記連通管との接続部にダンパを設け、前記ダンパにより前記排風機の送風を前記下部スクリューコンベアの清掃に使用し、前記多孔壁面には、前記排風機による送風が前記下部スクリューコンベアの搬送方向に向けて噴風されるよう指向性を有する傾斜スリットを形成し、
乾燥後の穀物の機外への排出作業終了後に、前記ダンパにより前記排風機の送風を前記下部スクリューコンベアの清掃に使用し、機内に残留する穀物を機外へ排出する自動清掃運転モードを備えた制御部を設けたことを特徴とする。
また、前記接続樋は、仕切り板で上下に仕切ってその上部を穀物搬送室に、その下部を送風室にそれぞれ形成し、前記仕切り板は、前記バケットエレベータ側に向けて噴風されるよう指向性を有する傾斜スリットに形成し、前記穀物搬送室は、前記バケットエレベータ側に穀物を移送するよう前記バケットエレベータと連通する一方、前記送風室は、前記バケットエレベータ底部に向けて噴風するよう前記バケットエレベータと連通し、さらに、前記送風機からの風が送給されるよう、前記送風箱と、前記送風室とを連通したことを特徴とする。
また、前記接続樋は、仕切り板で上下に仕切ってその上部を穀物搬送室に、その下部を送風室にそれぞれ形成し、前記仕切り板は、前記バケットエレベータ側に向けて噴風されるよう指向性を有する傾斜スリットに形成し、前記穀物搬送室は、前記バケットエレベータ側に穀物を移送するよう前記バケットエレベータと連通する一方、前記送風室は、前記バケットエレベータ底部に向けて噴風するよう前記バケットエレベータと連通し、さらに、前記送風機からの風が送給されるよう、前記送風箱と、前記送風室とを連通したので、接続樋に残留する穀物を昇降機に搬送することができる。また、昇降機の底部に残留する穀物を噴風により巻き上げ、稼働中のバケットに回収できる。
Claims (3)
- 穀物乾燥部に上載して穀物貯留部を設け、前記穀物乾燥部の底部に横設する下部スクリューコンベアと前記穀物貯留部の上部に横設する上部スクリューコンベアとを連絡するバケットエレベータを立設し、前記穀物乾燥部を通過した排風を機外へ排出する排風機を備え、前記下部スクリューコンベアと前記バケットエレベータの下部とを接続する接続樋を設けた穀物乾燥機において、
前記下部スクリューコンベアのコンベアケース底面を多孔壁面に形成するとともに、前記コンベアケース下方に送風箱を設け、前記送風箱には、前記送風箱内部に空気を送風する送風機を設け、さらに、前記多孔壁面には、前記送風機による送風が前記下部スクリューコンベアの搬送方向に向けて噴風されるよう指向性を有する傾斜スリットを形成したことを特徴とする穀物乾燥機。 - 前記接続樋は、仕切り板で上下に仕切ってその上部を穀物搬送室に、その下部を送風室にそれぞれ形成し、前記仕切り板は、前記バケットエレベータ側に向けて噴風されるよう指向性を有する傾斜スリットに形成し、前記穀物搬送室は、前記バケットエレベータ側に穀物を移送するよう前記バケットエレベータと連通する一方、前記送風室は、前記バケットエレベータ底部に向けて噴風するよう前記バケットエレベータと連通し、さらに、前記送風機からの風が送給されるよう、前記送風箱と、前記送風室とを連通したことを特徴とする請求項1に記載の穀物乾燥機。
- 前記排風機と前記送風箱とを連通管にて連通し、前記排風機と前記連通管との接続部にダンパを設けたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の穀物乾燥機。
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JP2020209311A JP7021697B1 (ja) | 2020-12-17 | 2020-12-17 | 穀物乾燥機 |
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- 2020-12-17 JP JP2020209311A patent/JP7021697B1/ja active Active
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