JPH04346843A - 穀粒処理装置 - Google Patents

穀粒処理装置

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Publication number
JPH04346843A
JPH04346843A JP11589891A JP11589891A JPH04346843A JP H04346843 A JPH04346843 A JP H04346843A JP 11589891 A JP11589891 A JP 11589891A JP 11589891 A JP11589891 A JP 11589891A JP H04346843 A JPH04346843 A JP H04346843A
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JP
Japan
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dryer
grains
grain
drying
stage
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Pending
Application number
JP11589891A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Kakizoe
国博 垣添
Shigeo Kobayashi
繁夫 小林
Akira Sakai
昌 酒井
Kosaku Maeda
耕作 前田
Yuzumi Okada
柚実 岡田
Eiji Nishino
栄治 西野
Tomoyuki Ichimaru
智之 市丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP11589891A priority Critical patent/JPH04346843A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、上部に穀粒を放冷する放冷装置
と下部に穀粒を乾燥する熱風乾燥装置とを上下に積重ね
て設けてなる二段型穀粒乾燥機か、又は乾燥する該熱風
乾燥装置よりなる普通型穀粒乾燥機かのいずれか一方が
設置され、穀粒をいずれか一方の乾燥機へ移送張込する
張込移送装置及び乾燥済穀粒を移送して穀粒貯留タンク
へ排出する排出移送装置よりなる穀粒処理装置であった
【0003】
【発明が解決しようとする課題】穀粒を張込移送装置へ
供給すると、この張込移送装置で移送されて二段型穀粒
乾燥機か、又は普通型穀粒乾燥機かのいずれか設置され
た一方へ張込され、この張込穀粒は乾燥機内を循環され
ながら熱風に晒されて乾燥され、乾燥済穀粒はこの乾燥
機から排出移送装置へ排出され、この排出移送装置で移
送されて穀粒貯留タンク内へ排出される。
【0004】この一連の作業のときに、該二段型乾燥機
のみの配設であれば、乾燥済穀粒を放冷装置へ供給して
放冷する必要のないときであっても、該放冷装置が組込
まれたこの二段型乾燥機を運転することとなり、大きい
機械の運転となって不経済であり、又普通型乾燥機のみ
の配設であれば、乾燥済穀粒を放冷する必要のあるとき
に放冷ができないことがあり、これらを解消すると共に
、作業効率の向上を図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このためこの発明は、上
部に穀粒を放冷する放冷装置1と下部に穀粒を乾燥する
熱風乾燥装置2とを上下に積重ねて設けてなる二段型穀
粒乾燥機3と、穀粒を乾燥する熱風乾燥装置2よりなる
普通型穀粒乾燥機4とを設けると共に、該二段型乾燥機
3と該普通型乾燥機4とへ穀粒を移送張込する張込移送
装置5を設け、該二段型乾燥機3と該普通型乾燥機4と
から排出される乾燥済穀粒を排出移送装置6で受けて移
送して穀粒貯留タンク7へ排出すべく設けたことを特徴
とする穀粒処理装置の構成とする。
【0006】又該二段型乾燥機3の該放冷装置1を穀粒
放冷以外の通風乾燥等に使用のときには、該二段型乾燥
機3を該張込移送装置5始端側へ配設した構成とし、該
普通型乾燥機4も該張込移送装置5始端側へ配設した構
成とし、更に該二段型乾燥機3と該普通型乾燥機4とを
該張込移送装置5を挾んで筋向いに配設したことを特徴
とする穀粒処理装置の構成とする。
【0007】
【発明の作用】穀粒を乾燥及び乾燥済穀粒を放冷を行な
うときは、穀粒を張込移送装置5へ供給すると、この張
込移送装置5で移送されて二段型穀粒乾燥機3の熱風乾
燥装置2へ張込され、この張込穀粒は該熱風乾燥装置2
内を循環されながら熱風に晒されて乾燥され、乾燥済穀
粒は放冷装置1へ供給されて放冷され、放冷が終了する
と放冷済穀粒は該二段型乾燥機3から排出移送装置6へ
排出され、この排出移送装置6で移送されて穀粒貯留タ
ンク7内へ排出される。
【0008】穀粒を乾燥のみ行なうときは、穀粒を該張
込移送装置5へ供給すると、この張込移送装置5で移送
されて普通型穀粒乾燥機4へ張込され、この張込穀粒は
該普通型乾燥機4内を循環されながら熱風に晒されて乾
燥され、乾燥済穀粒はこの普通型乾燥機4から該排出移
送装置6へ排出され、この排出移送装置6で移送されて
該穀粒貯留タンク7内へ排出される。
【0009】又前記二段型乾燥機3及び該普通型乾燥機
4の両者へ穀粒を張込を行なったが、穀粒(生籾)が残
ったときには、前記張込移送装置5の始端部の該二段型
乾燥機3の前記放冷装置1に空きがあるときには、この
穀粒は該張込移送装置5で移送されて該放冷装置1へ張
込され、この放冷装置1内で通風による通風乾燥される
。該二段型乾燥機3の前記熱風乾燥装置2の穀粒乾燥が
終了して空きが発生すると、この空きとなった熱風乾燥
装置2へ該放冷装置1内で通風乾燥中の穀粒が転送され
て、この熱風乾燥装置2内で熱風乾燥される。
【0010】
【発明の効果】この発明により、二段型穀粒乾燥機3と
普通型穀粒乾燥機4との両者を配設したことにより、穀
粒乾燥及び放冷の作業内容によって、これら両乾燥機3
,4の使用方法を選定することができることにより、作
業効率を向上させることができたと同時に、経済的効果
も大幅に向上させることができた。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒処理装置8を示し、穀粒を乾燥す
る複数台の放冷装置1と熱風乾燥装置2とよりなる二段
型穀粒乾燥機3及び該熱風乾燥装置2よりなる普通型穀
粒乾燥機4を配設したいずれか一方側に穀粒を貯留する
穀粒貯留タンク7及び穀粒を籾摺する籾摺機9を設け、
他方側には穀粒を荷受けする張込ホッパ10を下部に設
けた張込昇穀機11を設けた構成としている。
【0012】前記各二段型乾燥機3と該普通型乾燥機4
との間には該張込昇穀機11から供給される穀粒を、張
込コンベア等を回転自在に内装した張込移送装置5で受
け、この張込移送装置5でこの穀粒を移送して所定の該
各二段型乾燥機3と該普通型乾燥機4とへ供給すべく設
けると共に、該各二段型乾燥機3と該普通型乾燥機4と
から排出される乾燥済穀粒を、排出コンベア等を回転自
在に内装した排出移送装置6で受け、この排出移送装置
6でこの穀粒を移送して排出昇穀機12下部の排出ホッ
パ13へ供給すべく設け、この排出昇穀機12で上部へ
搬送された穀粒は、該穀粒貯留タンク7内へ排出されて
貯留される構成としている。
【0013】前記二段型乾燥機3と前記普通型乾燥機4
とは、前記張込移送装置5を挾んで筋向いに配設した構
成とし、この張込移送装置5上側には該排出移送装置6
を設けた構成としている。前記穀粒処理装置8は、前記
各二段型乾燥機3、前記普通型乾燥機4、前記籾摺機9
、前記穀粒貯留タンク7、前記張込・排出移送装置5,
6及び前記張込・排出昇穀機11,12等を運転制御す
る中央制御装置14等よりなる構成としている。
【0014】前記普通型乾燥機4は、熱風乾燥装置2等
よりなり、この熱風乾燥装置2は、上部より穀粒を貯留
する貯留室、穀粒を乾燥する複数条の乾燥室、この各乾
燥室下部には穀粒を繰出し流下させる繰出バルブを軸支
し、この乾燥室の左右側には送風室及び排風室を設け、
又下側には移送螺旋を内装した集穀樋を設け、該貯留室
上側には移送螺旋を内装した移送樋15及び天井板を設
け、この移送樋15前後方向中央部の底板には移送穀粒
を供給する供給口を設け、この供給口の下側には該貯留
室内へ穀粒を均等に拡散供給する拡散盤を設けた構成と
している。
【0015】前記移送樋15始端部の底板には穀粒を排
出する乾燥排出漏斗16を設け、この乾燥排出漏斗16
内には正逆回転する開閉モータ17で開閉自在な開閉弁
18を設け、この開閉弁18の開状態で穀粒は該乾燥排
出漏斗16から排出筒19を経て前記排出移送装置6又
は、排出筒19′を経て筋向いの前記二段型乾燥機3,
3…へ排出される構成であり、又閉状態で該移送螺旋で
移送されて該拡散盤で該貯留室内へ均等に拡散供給する
構成としている。
【0016】前記普通型乾燥機4前壁板には、前記送風
室と連通する熱風装置20を設け、又後壁板には排風装
置21を設けた構成であり、該熱風装置20から発生す
る熱風は前記送風室から前記乾燥室を通風して前記排風
室を経て該排風装置21で吸引排風される構成としてい
る。前記普通型乾燥機4後壁板外側には、バケットコン
ベア付ベルトを内装した循環昇穀機22を設け、上部は
、投出筒23を設けて前記移送樋15始端部と連通させ
、下部は、供給樋24を設けて前記集穀樋終端部と連通
させた構成としている。
【0017】前記循環昇穀機22一側部には、該バケッ
トコンベアで上部へ搬送中に落下する穀粒を受け、この
穀粒を挟圧粉砕すると同時に、この粉砕穀粒の水分を検
出する水分センサ25を設け、この水分センサ25の各
部は、水分モータ26の回転によって回転駆動される構
成であり、この水分モータ26は、前記中央制御装置1
4からの測定信号の発信により、回転する構成としてい
る。
【0018】前記二段型乾燥機3は、上部の放冷装置1
と下部の前記熱風乾燥装置2等とよりなり、該放冷装置
1は、上部に穀粒を放冷する放冷室及び放冷移送螺旋を
内装した放冷集穀樋27を設け、この放冷集穀樋27下
側には開閉自在な集穀開閉弁を設け、この集穀開閉弁の
開状態で下側の該熱風乾燥装置2へ穀粒は落下供給され
る構成であり、閉状態と該放冷移送螺旋の回転とにより
、該放冷集穀樋27始端部の底板に設けた放冷排出漏斗
28から排出筒29を経て前記排出移送装置6へ放冷済
穀粒を排出する構成としている。
【0019】前記放冷室上側には移送螺旋を内装した放
冷移送樋30及び天井板を設け、この放冷移送樋30前
後方向中央部の底板には移送穀粒を供給する供給口を設
け、この供給口の下側には該放冷室内へ穀粒を均等に拡
散供給する放冷拡散盤を設けた構成としている。前記二
段型乾燥機3の前記熱風乾燥装置2は、上部より穀粒を
貯留する貯留室、穀粒を乾燥する複数条の乾燥室、この
各乾燥室下部には穀粒を繰出し流下させる繰出バルブを
軸支し、この乾燥室の左右側には送風室及び排風室を設
け、又下側には移送螺旋を内装した集穀樋を設け、該貯
留室上側には移送螺旋を内装した乾燥移送樋31を設け
、この乾燥移送樋31前後方向中央部の底板には移送穀
粒を供給する供給口を設け、この供給口の下側には該貯
留室内へ穀粒を均等に拡散供給する乾燥拡散盤を設けた
構成としている。
【0020】前記乾燥移送樋31始端部の底板には穀粒
を排出する乾燥排出漏斗32を設け、この乾燥排出漏斗
32内には正逆回転する開閉モータ33で開閉自在な開
閉弁34を設け、この開閉弁34の開状態で穀粒は該乾
燥排出漏斗32から排出筒35を経て前記排出移送装置
6へ排出される構成であり、又閉状態で該移送螺旋で移
送されて該乾燥拡散盤で該貯留室内へ均等に拡散供給す
る構成としている。
【0021】前記二段型乾燥機3前壁板には、前記送風
室と連通する熱風装置36を設け、又後壁板には排風装
置37を設けた構成であり、該熱風装置36から発生す
る熱風は前記送風室から前記乾燥室を通風して前記排風
室を経て該排風装置37で吸引排風される構成としてい
る。前記二段型乾燥機3前壁板外側には、バケットコン
ベア付ベルトを内装した循環昇穀機38を設け、上部は
、切換弁を有する投出筒39を設けて前記放冷移送樋3
0、又は流下筒41を経て前記乾燥移送樋31始端部と
連通させ、下部は、供給樋40を設けて前記集穀樋終端
部と連通させた構成としている。
【0022】前記循環昇穀機38一側部には、該バケッ
トコンベアで上部へ搬送中に落下する穀粒を受け、この
穀粒を挟圧粉砕すると同時に、この粉砕穀粒の水分を検
出する前記水分センサ25を設け、この水分センサ25
の各部は、前記水分モータ26の回転によって回転駆動
される構成であり、この水分モータ26は、前記中央制
御装置14からの測定信号の発信により回転する構成と
している。
【0023】前記穀粒貯留タンク7内上部には、穀粒の
満量を検出する満量センサを設け、又下部には穀粒の有
無を検出する穀粒センサを設けた構成としている。前記
籾摺機9は、前記穀粒貯留タンク7から供給される穀粒
を受け、この籾摺機9内でこの穀粒を籾摺すべく設けた
籾摺ロール間で籾摺されて、籾殻と玄米とに選別すべく
設けた揺動選別装置と風選別装置とで選別されて機外へ
別々に排出される構成としている。
【0024】前記中央制御装置14は、箱形状でこの箱
体の表面板には、前記各二段型乾燥機3と前記普通型乾
燥機4とを選定する各選定スイッチ42、張込、乾燥、
排出及び放冷の各作業別に始動操作する各始動スイッチ
43、停止操作する停止スイッチ44、穀粒を通風乾燥
する通風スイッチ42′、穀粒を貯留する貯留スイッチ
43′、該二段型各乾燥機3と該普通型乾燥機4とで乾
燥する穀粒の仕上目標水分を設定する水分設定抓み45
、前記各熱風装置20,36から発生する熱風温度を設
定する穀物種類設定抓み46及び張込量設定抓み47を
設け、又各種項目をデジタル表示するデジタル表示部4
8を設けた構成としている。
【0025】又内部には、前記各水分センサ25が検出
する検出値をA−D変換するA−D変換器49、このA
−D変換器49で変換された変換値が入力される入力回
路50、該スイッチ42,43,44,42′,43′
の操作及び該設定抓み45,46,47の操作が入力さ
れる入力回路51これら入力回路50,51から入力さ
れる各種入力値を算術論理演算及び比較演算等を行なう
CPU52、このCPU52から指令される各種指令を
受けて出力する出力回路53等よりなる制御装置54を
内蔵する構成である。尚該設定抓み45,46,47は
ロータリースイッチ方式とし、操作位置によって所定の
数値及び種類等が設定される構成としている。
【0026】前記制御装置54による穀粒乾燥制御は、
下記の如く行なわれる構成である。即ち、前記選定スイ
ッチ42が操作され、この操作内容が該CPU52へ入
力され、この入力によって前記二段型乾燥機3の1号〜
4号機の選定と前記普通型乾燥機4の選定とが行なわれ
る構成としている。前記通風スイッチ42′が操作され
、この操作内容が前記CPU52へ入力され、この入力
によって前記二段型乾燥機3の前記放冷装置1が空き状
態であるかが検出され、かつこの空き状態の内から前記
張込移送装置5始端部に位置する該二段型乾燥機3が選
定され、この選定された二段型乾燥機3の該放冷装置1
へ穀粒(生籾)が供給され、この放冷装置1内で通風乾
燥される構成としている。
【0027】前記貯留スイッチ43′が操作され、この
操作内容が前記CPU52へ入力され、この入力によっ
て前記二段該乾燥機3の前記放冷装置1が空き状態であ
るかが検出され、かつこの空き状態の内から前記張込移
送装置5終端部に位置する該二段型乾燥機3が選定され
、この選定された二段型乾燥機3の該放冷装置1へ乾燥
済穀粒が供給され、この放冷装置1内へ貯留される構成
としている。
【0028】穀粒乾燥と乾燥済穀粒の放冷とを同時に行
なわずに穀粒乾燥のみを行なうときは、普通型乾燥機4
選定用の前記選定スイッチ42が操作され、この操作内
容が前記CPU52へ入力され、この入力によって前記
張込移送装置5始端部に位置する前記普通型乾燥機4が
始動制御され、この普通型乾燥機4で穀粒乾燥が行なわ
れる構成である。又この普通型乾燥機4での乾燥済穀粒
を放冷を行なうときは、前記放冷始動スイッチ43が操
作され、この操作内容が該CPU52へ入力され、この
入力によって前記二段型乾燥機3の前記放冷装置1部の
空き状態の機械が選定されて、この乾燥済穀粒が該二段
型乾燥機3へ供給されて放冷される構成としている。
【0029】以下、上記実施例の作用について説明する
。張込移送装置5で移送されて二段型穀粒乾燥機3の熱
風乾燥装置2へ張込された穀粒の乾燥を行なうときは、
中央制御装置14の設定抓み45,46,47を所定位
置へ操作し、始動させる機械を選定する選定スイッチ4
2及び乾燥作業を開始する始動スイッチ43を操作する
ことにより、該二段型乾燥機3の各部、熱風装置36及
び水分センサ25等が始動して、該熱風装置36から熱
風が発生する。
【0030】この熱風が乾燥室を通過して排風装置37
で吸引排風されることにより、該熱風乾燥装置2を循環
中の穀粒は、この熱風に晒されて乾燥され、該水分セン
サ25が該水分設定抓み45を操作して設定した仕上目
標水分と同じ穀粒水分を検出すると、該中央制御装置1
4の制御装置54で自動制御して該二段型乾燥機3を自
動停止して穀粒の乾燥が停止される。
【0031】乾燥済穀粒の放冷を行なうときは、前記中
央制御装置14の始動させる機械を選定する前記選定ス
イッチ42及び放冷作業を開始する始動スイッチ43を
操作することにより、前記二段型乾燥機3の各部が始動
し、乾燥済穀粒は前記熱風乾燥装置2から放冷装置1へ
転送され、この放冷装置1内で放冷され、放冷が終了す
ると放冷済穀粒は、排出作業を開始する始動スイッチ4
3を操作することにより、該二段型乾燥機3から排出移
送装置6へ排出され、この排出移送装置6で移送されて
穀粒貯留タンク7へ供給される。
【0032】前記張込移送装置5で移送されて普通型穀
粒乾燥機4の熱風乾燥装置2へ張込された穀粒を乾燥を
行なうときには、前記中央制御装置14の前記設定抓み
45,46,47を所定位置へ操作し、始動させる機械
を選定する選定スイッチ42及び乾燥作業を開始する前
記始動スイッチ43を操作することにより、該普通型乾
燥機4の各部、熱風装置20及び水分センサ25等が始
動して、該熱風装置20から熱風が発生する。
【0033】この熱風が乾燥室を通過して排風装置21
で吸引排風されることにより、該熱風乾燥装置2を循環
中の穀粒は、この熱風に晒されて乾燥され、該水分セン
サ25が該水分設定抓み45を操作して設定した仕上目
標水分と同じ穀粒水分を検出すると、前記中央制御装置
14の前記制御装置54で自動制御して該普通型乾燥機
4を自動停止して穀粒の乾燥が停止される。
【0034】前記普通型乾燥機4で乾燥した乾燥済穀粒
の放冷を行なうときには、前記中央制御装置14の排出
作業を開始する始動スイッチ43を操作することにより
、該普通型乾燥機4から排出筒19′を経て前記二段型
乾燥機3の前記放冷装置1へ転送され、この放冷装置1
内で放冷される。穀粒の通風乾燥を行なうときには、前
記中央制御装置14の通風スイッチ42′を操作するこ
とにより、前記張込移送装置5の始端部で前記二段型乾
燥機3の前記放冷装置1の空き状態となっているこの二
段型乾燥機3が選定され、この選定された二段型乾燥機
3へ該張込移送装置5で移送される穀粒が張込されて通
風乾燥され、この通風乾燥中に該二段型乾燥機3の前記
熱風乾燥装置2に空きが発生すると、この通風乾燥中の
穀粒は空き状態の該熱風乾燥装置2へ転送されて上記と
同じように乾燥される。
【0035】乾燥済穀粒の貯留を行なうときは、前記中
央制御装置14の貯留スイッチ43′を操作することに
より、前記張込移送装置5の終端部で前記二段型乾燥機
3の前記放冷装置1の空き状態となっているこの二段型
乾燥機3が選定され、この選定された二段型乾燥機3の
該放冷装置1へ転送されて貯留される。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】穀粒処理装置のシステム構成正面図
【図2】穀
粒処理装置の一部のシステム構成平面図
【図3】ブロッ
ク図
【図4】二段型穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図

図5】図4のA−A断面図
【図6】普通型穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図

図7】図6のB−B拡大断面図
【図8】中央制御装置の拡大正面図
【符号の説明】
1    放冷装置 2    熱風乾燥装置 3    二段型穀粒乾燥機 4    普通型穀粒乾燥機 5    張込移送装置 6    排出移送装置 7    穀粒貯留タンク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上部に穀粒を放冷する放冷装置1と下
    部に穀粒を乾燥する熱風乾燥装置2とを上下に積重ねて
    設けてなる二段型穀粒乾燥機3と、穀粒を乾燥する熱風
    乾燥装置2よりなる普通型穀粒乾燥機4とを設けると共
    に、該二段型乾燥機3と該普通型乾燥機4とへ穀粒を移
    送張込する張込移送装置5を設け、該二段型乾燥機3と
    該普通型乾燥機4とから排出される乾燥済穀粒を排出移
    送装置6で受けて移送して穀粒貯留タンク7へ排出すべ
    く設けたことを特徴とする穀粒処理装置。
  2. 【請求項2】  上部に穀粒を放冷する放冷装置1と下
    部に穀粒を乾燥する熱風乾燥装置2とを上下に積重ねて
    設けてなる二段型穀粒乾燥機3と、穀粒を乾燥する該熱
    風乾燥装置2よりなる普通型穀粒乾燥機4とを設けると
    共に、該二段型乾燥機3と該普通型乾燥機4とへ穀粒を
    張込する張込移送装置5を設け、該二段型乾燥機3と該
    普通型乾燥機4とから排出される乾燥済穀粒を排出移送
    装置6で受けて移送して穀粒貯留タンク7へ排出すべく
    設け、該二段型乾燥機3の該放冷装置1を穀粒の放冷以
    外の通風乾燥等に使用のときは、該二段型乾燥機3を該
    張込移送装置5始端側へ配設したことを特徴とする穀粒
    処理装置。
  3. 【請求項3】  上部に穀粒を放冷する放冷装置1と下
    部に穀粒を乾燥する熱風乾燥装置2とを上下に積重ねて
    設けてなる二段型穀粒乾燥機3と、穀粒を乾燥する該熱
    風乾燥装置2よりなる普通型穀粒乾燥機4とを設けると
    共に、該二段型乾燥機3と該普通型乾燥機4とへ穀粒を
    張込する張込移送装置5を設け、該二段型乾燥機3と該
    普通型乾燥機4とから排出される乾燥済穀粒を排出移送
    装置6で受けて移送して穀粒貯留タンク7へ排出すべく
    設け、該普通型乾燥機4を該張込移送装置6始端側へ配
    設したことを特徴とする穀粒処理装置。
  4. 【請求項4】  上部に穀粒を放冷する放冷装置1と下
    部に穀粒を乾燥する熱風乾燥装置2とを上下に積重ねて
    設けてなる二段型穀粒乾燥機3と、穀粒を乾燥する該熱
    風乾燥装置2よりなる普通型穀粒乾燥機4とを設けると
    共に、該二段型乾燥機3と該普通型乾燥機4とへ穀粒を
    張込する張込移送装置5を設け、該二段型乾燥機3と該
    普通型乾燥機4とから排出される乾燥済穀粒を排出移送
    装置6で受けて移送して穀粒貯留タンク7へ排出すべく
    設け、該二段型乾燥機3と該普通型乾燥機4とを該張込
    移送装置5を挾んで筋向いに配設したことを特徴とする
    穀粒処理装置。
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