JP2022096255A - せん断補強方法及びせん断補強構造 - Google Patents

せん断補強方法及びせん断補強構造 Download PDF

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【課題】ひび割れ幅の拡大を抑制するせん断補強筋を効率的に配置することができるせん断補強方法及びせん断補強構造を提供する。【解決手段】フラットスラブ20は、上端筋21と下端筋22とを備えた鉄筋コンクリートで構成され水平方向に延在する。フラットスラブ20は、上端筋21に掛止する掛止部31aと、掛止部31aから下端筋22の近傍まで延在する補強部31bと、補強部31bの下端部に設けた定着プレート32とを備えた複数のせん断補強筋30を備える。せん断補強筋30の掛止部31aを上端筋21に掛止させて、せん断補強筋30を上端筋21に吊り下げた後、せん断補強筋30の補強部31b及び定着プレート32を非掛止状態で、コンクリート打設を行なうことにより、フラットスラブ20を構築する。【選択図】図1

Description

本発明は、梁等の横架材やフラットスラブ等の水平方向に延在する水平部材において生じるせん断ひび割れ幅の拡大を抑制するためのせん断補強方法及びせん断補強構造に関する。
従来、フラットスラブは、押抜きせん断(パンチングシア)破壊が生じないように設計され、長期荷重や短期荷重に対しては、せん断ひび割れが発生しても、ひび割れ幅の拡大を抑えて、過度なひび割れが生じないように設計されることが多い。
そこで、フラットスラブには、パンチングシアによるひび割れの幅を抑制するために、多数のせん断補強筋を設けている(例えば、特許文献1参照。)。この文献においては、フラットプレートに、第1所定長さ寸法で第1柱せん断補強領域を形成し、周辺のスラブ筋よりも高剛性のスラブ筋を配筋する。更に、かつ第1せん断補強領域の境界から第2所定長さ寸法で第2せん断補強領域を形成する。この場合、せん断補強領域においては、せん断補強筋の上部の平坦部を、高剛性のスラブ筋の上端筋に引っ掛け、せん断補強筋の下部のフック部を、高剛性のスラブ筋の下端筋に引っ掛ける。
図9に、従来のフラットスラブ90に用いられるせん断補強筋の2種類の具体例を示す。図9の左側においては、上端部及び下端部を180°に折り曲げたせん断補強筋95を示している。このせん断補強筋95の上端部及び下端部を、それぞれフラットスラブ90の上端筋91と下端筋92とに引っ掛ける。また、図9の右側においては、鉄筋の両側にヘッドバーが固定されたせん断補強筋96を示している。このせん断補強筋96の各ヘッドバーを、それぞれフラットスラブ90の上端筋91と下端筋92と引っ掛ける。これにより、フラットスラブ90にひび割れC9が生じた場合においても、ひび割れC9の拡大を抑制することができる。
特開2008-208576号公報
しかしながら、せん断補強筋を、フラットスラブの上端筋及び下端筋に引っ掛けて配置する作業には、手間や時間が掛かるため、施工性が悪かった。
上記課題を解決するせん断補強方法は、上部に配置される上部鉄筋と下部に配置される下部鉄筋とを備えた鉄筋コンクリートで構成され水平方向に延在する水平部材を、せん断補強筋を用いて補強するせん断補強方法において、前記せん断補強筋は、前記上部鉄筋に掛止する掛止部と、前記掛止部が前記上部鉄筋に掛止した状態で前記掛止部から前記下部鉄筋の近傍まで延在する補強部とを備え、前記せん断補強筋の前記掛止部を前記上部鉄筋に掛止させて、前記補強部を吊り下げた後、前記補強部を前記下部鉄筋に非掛止状態で、コンクリート打設を行なう。ここで、水平部材とは、フラットスラブに限られず、梁や床等、水平方向に延在する部材であればよい。また、下部鉄筋の近傍まで延在とは、下部鉄筋まで届く長さであってもよいし、また届かない長さであっても、水平部材のひび割れの幅を抑制できる長さまで延在していればよい。
本発明によれば、ひび割れ幅の拡大を抑制するせん断補強筋を効率的に配置することができる。
実施形態のせん断補強構造を用いたフラットスラブの断面図。 実施形態のせん断補強構造を用いたフラットスラブの斜視図。 第1変更例におけるせん断補強構造を用いたフラットスラブの要部の断面図。 第2変更例におけるせん断補強構造を用いたフラットスラブの要部の断面図。 第3変更例におけるせん断補強構造を用いたフラットスラブの要部の断面図。 第4変更例におけるせん断補強構造を用いたフラットスラブの要部の断面図。 第5変更例におけるせん断補強構造を用いた梁の要部の断面図。 第5変更例におけるせん断補強構造を用いた梁を構成する鉄筋籠の斜視図。 従来におけるせん断補強構造を説明するフラットスラブの断面図。
以下、図1及び図2を用いて、せん断補強方法及びせん断補強構造を具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、フラットスラブのパンチングシアによるひび割れの幅を抑制するせん断補強方法及びせん断補強構造について説明する。
図1に示すように、柱15の周囲には、水平部材としてのフラットスラブ20が設けられている。柱15及びフラットスラブ20は、鉄筋コンクリートで構成される。具体的には、フラットスラブ20は、複数の上端筋21、下端筋22及びせん断補強筋30を備える。複数の上端筋21は、フラットスラブ20の上部に格子状に配置された上部鉄筋であり、複数の下端筋22は、フラットスラブ20の下部に格子状に配置された下部鉄筋である。そして、これら上端筋21、下端筋22及びせん断補強筋30は、コンクリート25に埋設されて、平面状に延在するフラットスラブ20を構成する。
せん断補強筋30は、中央の掛止部31aと、掛止部31aの両端に接続され下方に延在した2個の補強部31bと、各補強部31bの下端部にそれぞれ設けた定着プレート32とを備える。本実施形態では、1本の鉄筋31をU字形状に折り曲げて、掛止部31a及び補強部31bを構成する。掛止部31aは、上端筋21の格子の間隔に対応した長さを有する。補強部31bは、ひび割れC1が発生した際にひび割れが拡大しないように、上端筋21から下端筋22の近傍(下端筋22の上面から数ミリ上の位置)まで延在させる。定着プレート32は、金物等で構成され、せん断補強筋30の鉄筋31をコンクリート25内に定着させる定着部である。
(フラットスラブの施工方法)
次に、上述したせん断補強構造を用いたフラットスラブ20の施工方法について説明する。
図2に示すように柱15の周囲にフラットスラブ20の下端筋22を格子状に配置し、交点を緊結する。そして、下端筋22の上方に、下端筋22と離間させて上端筋21を格子状に配置し、交点を緊結する。
次に、フラットスラブ20の上端筋21に、複数のせん断補強筋30を吊下する。
この場合、図1に示すように、せん断補強筋30の掛止部31aを、隣接する2つの上端筋21に引っ掛けるようにして、上から降ろす。そして、せん断補強筋30の定着プレート32は、下端筋22よりも数mm程度、上方に配置される。
図2に示すように、せん断補強筋30は、柱15の周囲のせん断補強領域に、適切な間隔で配置される。ここで、せん断補強領域は、例えば、ひび割れC1(図1)が発生する可能性がある領域である。なお、せん断補強筋30の掛止部31aの延在方向は任意である。
そして、上述したように、上端筋21、下端筋22及びせん断補強筋30の配置後、コンクリート打設を行なう。以上により、フラットスラブ20が完成する。
(作用)
フラットスラブ20の上端筋21にせん断補強筋30を吊るして、せん断補強筋30の下端部の定着プレート32を非掛止状態にしてコンクリート打設を行なってフラットスラブ20を構築する。この場合、せん断補強筋30の補強部31bを上端筋21から下端筋22の近傍まで配置する。これにより、せん断補強筋30の下端部をフラットスラブ20の下端筋22に引っ掛けなくても、ひび割れの拡大を抑制できる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態のせん断補強筋30の掛止部31aを、フラットスラブ20の上端筋21に引っ掛けて、せん断補強筋30を配置する。これにより、せん断補強筋30の下部を、フラットスラブ20の下端筋22に固定しないので、せん断補強筋30の配置の作業負担を軽減できる。
(2)本実施形態のせん断補強筋30の各補強部31bは、上端筋21から下端筋22の近傍まで延在する。これにより、ひび割れC1が生じた場合においても、ひび割れC1が拡大することを抑制することができる。日本機械学会RC規準における設計方法では、フラットスラブの耐力は、フラットスラブの断面厚とコンクリート強度のみで決定されており、せん断補強筋30の下端筋22の固定は、フラットスラブ20の終局設計には考慮されていない。従って、せん断補強筋30を下端筋22に固定しなくても、フラットスラブの断面厚とコンクリート強度を担保すれば、従来と同様に、フラットスラブの耐力を維持することができる。
(3)本実施形態のせん断補強筋30は、2つの上端筋21に引っ掛ける掛止部31aを備え、掛止部31aは、2つの上端筋21に対応する長さを有する。これにより、フラットスラブ20のコンクリート打設時にも、せん断補強筋30の揺動や配置ずれを抑制できる。
(4)本実施形態のせん断補強筋30はU字形状を有する。これにより、1回の作業で、2つの補強部31bを効率的に配置することができる。
(5)本実施形態のせん断補強筋30は、掛止部31a及び補強部31bを1本の鉄筋で構成するので、簡単な構成でせん断補強筋30を実現できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、フラットスラブ20の上端筋21にせん断補強筋30を吊下させた場合に、定着プレート32が下端筋22よりも数ミリ上に位置するように、せん断補強筋30の補強部31bの長さを決定した。せん断補強筋30の補強部31bの長さは、水平部材のひび割れの幅を抑制できる長さであれば、これに限定されない。
例えば、図3に示すように、フラットスラブ40の下端筋22まで、補強部36bが延在するせん断補強筋35を用いてもよい。このせん断補強筋35は、中央部の掛止部36aと、掛止部36aの両端部に接続された補強部36bと、補強部36bの下端部に設けた定着プレート32とを備える。掛止部36a及び2個の補強部36bは1本の鉄筋36で構成される。更に、せん断補強筋35は、2つの補強部36bの間隔が下になるに従って広がる形状を有してもよい。これにより、せん断補強筋35の配置を効率的に行なうことができる。
更に、せん断補強筋の補強部は、下部鉄筋に対して非掛止状態であればよく、例えば、コンクリート打設時に他の部材に仮止めされた状態であってもよい。
・上記実施形態では、せん断補強筋30の掛止部31aは、隣接する2つの上端筋21に掛止させた。せん断補強筋の掛止部は、上端筋21に引っ掛けることができれば、隣接する2つの上端筋に引っ掛ける構造に限られない。
例えば、図4に示すように、フラットスラブ41に埋設されるせん断補強筋37の掛止部38aの長さを、3つの上端筋21に渡る長さとする。そして、掛止部38aを3個の上端筋21に当接させた後、掛止部38aに接続する補強部38bが下方に延在する構成のせん断補強筋37としてもよい。ここで、掛止部38aとこれに接続する2個の補強部38bは、1本の鉄筋38で構成される。
・上記実施形態のせん断補強筋30は、2本の補強部31bを有する。せん断補強筋30の補強部の数は2個に限定されない。
例えば、図5に示すように、1個の補強部51bのみを備えるせん断補強筋50を用いたフラットスラブ42でもよい。このせん断補強筋50は、略平坦な掛止部51aの一方の端部にのみ接続する補強部51bを備える。せん断補強筋の掛止部51a及び1個の補強部51bを、1本の鉄筋51で構成する。更に、せん断補強筋は、補強部51bの下端部に定着プレート52を設ける。
・上記実施形態のせん断補強筋30は、2個の補強部31bの下端部のそれぞれに定着プレート32を設けている。せん断補強筋の補強部を定着させる定着部は、補強部の下端部において設けられていれば、定着プレートに限られない。
例えば、図6に示すように、定着プレートの代わりに、折り曲げた定着長さ以上の鉄筋で定着部を構成してもよい。この場合、フラットスラブ43に、1本の鉄筋によって構成されたせん断補強筋55を用いることもできる。このせん断補強筋55は、中央の掛止部55a、掛止部55aの両側に接続される補強部55b、各補強部55bに接続される定着部55cを備える。補強部55bは、補強部31bと同様に、上端筋21から下端筋22までの距離に応じて、掛止部55aが上端筋21に掛止した場合に、上端筋21から下端筋22の近傍まで延在する長さを有する。定着部55cは、フラットスラブ43の面の延在方向に、定着長さ以上の長さで延在させる。更に、補強部がコンクリートから抜けにくい構造の場合には、定着部を省略してもよい。
・上記実施形態のせん断補強筋30の掛止部31a及び補強部31bは、中央が平坦のU字形状とした。せん断補強筋の掛止部及び補強部は、この形状に限られず、例えば、フラットスラブ43のコンクリート25に埋設可能であれば、円弧形状の掛止部を備えたせん断補強筋であってもよい。また、せん断補強筋30の掛止部31a及び補強部31bは、1本の鉄筋で構成したが、異なる部材で構成してもよい。
・上記実施形態では、フラットスラブ20にせん断補強筋30を設けた。本願発明のせん断補強筋の構造は、フラットスラブに限らず、水平方向に延在する水平部材であればよく、例えば、通常の床や梁にも適用することができる。
図7は、梁70の縦断面を示し、図8は、梁70のコンクリート75に埋設される鉄筋群の構造を示している。
図7に示すように、水平部材としての梁70は、鉄筋籠71をコンクリート75に埋設して構成される。
図8に示すように、鉄筋籠71は、離間して平行に配置された複数の主筋72と複数の帯筋73とを備える。帯筋73は、主筋72の外周を環状に囲む。そして、鉄筋籠71において上部に配置される主筋72に、複数のせん断補強筋80を配置する。せん断補強筋80は、掛止部81aと、掛止部81aの両側に設けられた補強部81bと、各補強部81bの下端部にそれぞれ設けられた定着プレート82とを備える。掛止部81a及び2つの補強部81bは、1本の鉄筋81で略U字形状に構成される。補強部81bは、上下方向の主筋72の間隔に応じて、上部の主筋72に掛止部81aが掛止した場合に、上部に配置された主筋72から下部に配置された主筋72の近傍まで延在する長さを有する。そして、鉄筋籠71を配置する際に、鉄筋籠71の上部の主筋72に、上からせん断補強筋80を降ろして、せん断補強筋80の掛止部81aを、隣接する2本の主筋72に引っ掛けて、吊下させる。その後、鉄筋籠71にせん断補強筋80を配置した鉄筋群をコンクリート打設して梁70を構築する。
この場合、せん断補強筋80を、鉄筋籠71の上部に配置される主筋72に引っ掛けたが、梁70のコンクリート75のかぶり厚を増加させる必要がない場合には、鉄筋籠71の帯筋73に引っ掛けてせん断補強筋80を配置してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下に追記する。
(a)前記せん断補強筋の前記掛止部は、2つの前記上部鉄筋に掛止したことを特徴とする請求項2に記載のせん断補強構造。
(b)前記せん断補強筋は、前記掛止部の両側に連結された2つの補強部を備え、
1本の鉄筋を曲げて、前記2つの補強部及び掛止部を構成したことを特徴とする前記(a)に記載のせん断補強構造。
(c)前記水平部材は、フラットスラブであり、
前記掛止部は、前記フラットスラブの上端筋の格子の間隔に対応した長さを有することを特徴とする請求項2、前記(a)又は前記(b)に記載のせん断補強構造。
15…柱、20,40,41,42,43…水平部材としてのフラットスラブ、21…上部鉄筋としての上端筋、22…下部鉄筋としての下端筋、25,75…コンクリート、30,35,37,50,55,80…せん断補強筋、31,36,38,51,81…鉄筋、31a,36a,38a,51a,55a,81a…掛止部、31b,36b,38b,51b,55b,81b…補強部、32,52,82…定着部としての定着プレート、55c…定着部、70…梁、71…鉄筋籠、72…主筋、73…帯筋。

Claims (2)

  1. 上部に配置される上部鉄筋と下部に配置される下部鉄筋とを備えた鉄筋コンクリートで構成され水平方向に延在する水平部材を、せん断補強筋を用いて補強するせん断補強方法において、
    前記せん断補強筋は、前記上部鉄筋に掛止する掛止部と、前記掛止部が前記上部鉄筋に掛止した状態で前記掛止部から前記下部鉄筋の近傍まで延在する補強部とを備え、
    前記せん断補強筋の前記掛止部を前記上部鉄筋に掛止させて、前記補強部を吊り下げた後、
    前記補強部を前記下部鉄筋に非掛止状態で、コンクリート打設を行なうことを特徴とするせん断補強方法。
  2. 上部に配置される上部鉄筋と下部に配置される下部鉄筋とを備えた鉄筋コンクリートで構成され水平方向に延在する水平部材を、せん断補強筋を用いて補強したせん断補強構造において、
    前記せん断補強筋は、前記上部鉄筋に掛止する掛止部と、前記掛止部が前記上部鉄筋に掛止した状態で前記掛止部から前記下部鉄筋の近傍まで延在する補強部とを備え、
    前記せん断補強筋の前記掛止部を前記上部鉄筋に掛止させることにより前記補強部を吊り下げた状態で、かつ前記補強部を前記下部鉄筋に非掛止状態で、前記せん断補強筋をコンクリートに埋設させたことを特徴とするせん断補強構造。
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