JP2022095032A - エレベーターの乗場敷居装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エレベーターの乗場開口の下縁に配置されると共に、ゴミ落とし孔が形成された乗場敷居19と、乗場敷居を昇降路壁に固定する固定部材20と、乗場敷居と昇降路壁との間の隙間を塞ぐ仕切部材23と、を備える。仕切部材は、乗場敷居に第1締結具によって固定される第1仕切部材231と、第1仕切部材と昇降路壁との間を塞ぐように第1仕切部材に第2締結具によって固定されると共に、第2締結具を挿入する締結用孔232cが形成され、締結用孔が乗場敷居の持ち出し方向と平行な方向に長い長孔である第2仕切部材232と、を備える。
【選択図】図3
Description
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一つを挙げるならば、エレベーターの乗場開口の下縁に配置されると共に、ゴミ落とし孔が形成された乗場敷居と、乗場敷居を昇降路壁に固定する固定部材と、乗場敷居と昇降路壁との間の隙間を塞ぐ仕切部材と、を備える。仕切部材は、乗場敷居に第1締結具によって固定される第1仕切部材と、第1仕切部材と昇降路壁との間を塞ぐように第1仕切部材に第2締結具によって固定されると共に、第2締結具を挿入する締結用孔が形成され、締結用孔が乗場敷居の持ち出し方向と平行な方向に長い長孔である第2仕切部材と、を備える。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明によって明らかにされる。
図1に示すように、エレベーター10は、昇降路11内を昇降する乗りかご12と、乗りかご12に接続されたロープ13と、建屋の階床ごとに形成された乗場開口14と、乗場敷居装置15と、を備えている。乗場開口14は、エレベーター10の出入り方向から見て縦長の長方形に形成されている。なお、図中のX方向は乗場開口14の幅方向を示し、Y方向は昇降路11の奥行き方向を示し、Z方向は乗りかご12の移動方向である鉛直方向(上下方向)を示している。X方向、Y方向およびZ方向の定義は、他の図面でも同様である。
図3は、第1実施形態に係るエレベーターの乗場敷居装置の構成例を示す斜視図である。
図3に示すように、仕切部材23は、第1仕切部材231と、第2仕切部材232と、第3仕切部材233と、第4仕切部材234と、を備えている。以下、図4~図7を用いて、各々の仕切部材231,232,233,234の構成について順に説明する。なお、図4~図7に示すX方向、Y方向およびZ方向は、図3に示すように各々の仕切部材231,232,233,234を取り付けた状態での方向を示している。
図4に示すように、第1仕切部材231は、長尺状の部材であり、乗場敷居19の長手方向であるX方向(図1参照)から見て横U字形に形成されている。横U字形は、日本語のカタカナで表すとコ字形に相当する。第1仕切部材231は、第1固定片231aと、第2固定片231bと、連結片231cとを一体に有している。第1固定片231aと第2固定片231bは、互いに対向する状態に配置されている。第1固定片231aは乗場敷居19に固定され、第2固定片231bは第2仕切部材232に固定される。
図5に示すように、第2仕切部材232は、長尺状の部材であり、乗場敷居19の長手方向(X方向)から見てL字形に形成されている。第2仕切部材232は、第3固定片232aと、接触片232bとを一体に有している。
図6に示すように、第3仕切部材233は、長尺状の部材であり、乗場敷居19の長手方向(X方向)から見てL字形に形成されている。第3仕切部材233は、固定部材20と第1仕切部材231および第2仕切部材232とが干渉する部分に設けられる。固定部材20と第1仕切部材231および第2仕切部材232とが干渉する部分では、この干渉を避けるために、第1仕切部材231および第2仕切部材232が長手方向(X方向)で途切れており、この途切れた部分に第3仕切部材233が配置される。第3仕切部材233は、固定部材20と干渉しないように配置される。第3仕切部材233は、X方向で途切れる左右の第1仕切部材231によって担持される部材である。第3仕切部材233は、第1遮蔽片233aと、第2遮蔽片233bとを一体に有している。第1遮蔽片233aは、第1仕切部材231の第1固定片231aの外面に沿って配置され、第2遮蔽片233bは、第1仕切部材231の連結片231cの外面に沿って配置される。これにより、第3仕切部材233は、X方向で途切れる左右の第1仕切部材231の間を塞ぐように配置される。
図7に示すように、第4仕切部材234は、長尺状で平らな板状の部材である。第4仕切部材234は、固定部材20と第1仕切部材231および第2仕切部材232とが干渉する部分に、第3仕切部材233と共に設けられる。第4仕切部材234は、第3仕切部材233と昇降路壁17との間を塞ぐように第2仕切部材232の上に載せられる。
昇降路11の奥行き方向であるY方向において、昇降路壁17の位置は建屋の誤差によってばらつく。これに対して、乗場敷居19の位置は、昇降路11の最上部から垂下されるピアノ線の位置を基準に調整される。このため、昇降路壁17から乗場敷居19の端部までの距離、すなわち乗場敷居19の持ち出し寸法L(図8参照)は、建屋の誤差によって変わる。その際、第2仕切部材232の締結用孔232cをY方向に長い長孔としておけば、乗場敷居19の持ち出し寸法Lが変わっても、第2仕切部材232の接触片232bを昇降路壁17に接触させた状態で、第2仕切部材232の第3固定片232aを第2ボルト32によって第1仕切部材231に固定することができる。したがって、エレベーター10の施工現場で建屋の誤差に柔軟に対応することができる。
図10は、第2実施形態に係るエレベーターの乗場敷居装置の構成例を示す斜視図である。
なお、第2実施形態においては、上記第1実施形態で挙げた構成要素と同一または対応する要素に同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
第2実施形態に係るエレベーターの乗場敷居装置15Aは、乗場敷居19と昇降路壁17との間の隙間を塞ぐ仕切部材40を備えている。仕切部材40は、長尺状の部材であり、乗場敷居19の長手方向(X方向)から見てL字形に形成されている。仕切部材40は、乗場敷居19に固定される固定片40aと、昇降路壁17に接触して配置される接触片40bとを一体に有している。固定片40aには長孔40cが形成されている。長孔40cは、乗場敷居19の持ち出し方向と平行な方向であるY方向に長い孔である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。たとえば、上述した実施形態では、本発明の内容を理解しやすいように詳細に説明しているが、本発明は、上述した実施形態で説明したすべての構成を必ずしも備えるものに限定されない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、これを削除し、または他の構成を追加し、あるいは他の構成に置換することも可能である。
Claims (10)
- エレベーターの乗場開口の下縁に配置されると共に、ゴミ落とし孔が形成された乗場敷居と、
前記乗場敷居を昇降路壁に固定する固定部材と、
前記乗場敷居と前記昇降路壁との間の隙間を塞ぐ仕切部材と、
を備え、
前記仕切部材は、
前記乗場敷居に第1締結具によって固定される第1仕切部材と、
前記第1仕切部材と前記昇降路壁との間を塞ぐように前記第1仕切部材に第2締結具によって固定されると共に、前記第2締結具を挿入する締結用孔が形成され、前記締結用孔が前記乗場敷居の持ち出し方向と平行な方向に長い長孔である第2仕切部材と、
を備えるエレベーターの乗場敷居装置。 - 前記第1仕切部材は、前記乗場敷居の底面に対して前記ゴミ落とし孔の形成位置よりも前記昇降路壁側に偏った位置で、前記第1締結具により前記乗場敷居に固定されている
請求項1に記載のエレベーターの乗場敷居装置。 - 前記第1仕切部材は、前記乗場敷居に固定される第1固定片と、前記第1固定片と対向すると共に、前記第2仕切部材に固定される第2固定片と、前記第1固定片および前記第2固定片と直角をなす連結片とを有し、前記乗場敷居の長手方向から見て横U字形に形成されている
請求項1に記載のエレベーターの乗場敷居装置。 - 前記第2仕切部材は、前記第1仕切部材に固定される第3固定片と、前記第3固定片と直角をなし、前記昇降路壁に接触して配置される接触片とを有し、前記乗場敷居の長手方向から見てL字形に形成されている
請求項1に記載のエレベーターの乗場敷居装置。 - 前記仕切部材は、前記固定部材と前記第1仕切部材および前記第2仕切部材とが干渉する部分に設けられる第3仕切部材をさらに備え、
前記第3仕切部材は、前記固定部材と干渉しないように前記第1仕切部材よりも前記昇降路壁側に配置されている
請求項1に記載のエレベーターの乗場敷居装置。 - 前記仕切部材は、前記固定部材と前記第1仕切部材および前記第2仕切部材とが干渉する部分に前記第3仕切部材と共に設けられる第4仕切部材をさらに備え、
前記第4仕切部材は、前記第3仕切部材と前記昇降路壁との間を塞ぐように前記第2仕切部材の上に載せられている
請求項5に記載のエレベーターの乗場敷居装置。 - 前記第3仕切部材は、前記乗場敷居の長手方向から見てL字形に形成されている
請求項5に記載のエレベーターの乗場敷居装置。 - 前記第4仕切部材は、平板状に形成されている
請求項6に記載のエレベーターの乗場敷居装置。 - エレベーターの乗場開口の下縁に配置されると共に、ゴミ落とし孔が形成された乗場敷居と、
前記乗場敷居を昇降路壁に固定する固定部材と、
前記乗場敷居と前記昇降路壁との間の隙間を塞ぐ仕切部材と、
を備え、
前記仕切部材は、前記乗場敷居の持ち出し方向と平行な方向に長い長孔を有し、前記長孔に挿通する締結具によって前記乗場敷居に固定されている
エレベーターの乗場敷居装置。 - 前記仕切部材は、前記乗場敷居の長手方向から見てL字形に形成されている
請求項9に記載のエレベーターの乗場敷居装置。
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2020
- 2020-12-16 JP JP2020208115A patent/JP7470029B2/ja active Active
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