JP2022090296A - シートカバー、シートカバー連続体 - Google Patents

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seat cover
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謙一 川島
Kenichi Kawashima
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KAWASHIMA CO Ltd
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Abstract

【課題】製造時の手間とコストを削減でき、被覆作業が容易なシートカバーを提供する。【解決手段】本願発明に係るシートカバー1は、筒状の樹脂シートを素材に用いる。樹脂シートを折りつぶして前面2および背面3とし、前面2および背面3を両側部で熱融着し、熱融着線7を形成する。背面3に、筒軸方向に伸びる帯状のスリット6を設け、背もたれ52や座部53を挿入する開口部とする。また、シートカバー1は、熱融着線7に沿う外縁部10を有し、外縁部10は、熱融着線7から離れる方向に曲がる曲線12を含む。【選択図】図2

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本発明は、主に車両用シートに利用できるシートカバーに関する。
従来より、樹脂シートを熱融着し、車両用シートのシートカバーを製造する技術が知られている。例えば、特許文献1には、筒状に成型されたシート状の樹脂を熱融着して袋体を設ける熱融着機構とミシン目を設けるためのミシン目刃を備え、自動的かつ連続的にシートカバーを製造する装置の発明が開示されている。
実開平4-11622号公報
ところが、特許文献1のシートカバーによると、背もたれや座部を収容する袋体に開口部(窓)を設け、開口部周縁にゴム紐を通す小孔を設けたため、シートカバーの製造に手間がかかり、コストが増えるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、製造時の手間を減らし、コストを削減可能なシートカバーを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のシートカバーは、筒状の樹脂シートを素材とするシートカバーであって、樹脂シートを折りつぶして設けた前面および背面と、前面および背面を両側部で熱融着した熱融着線と、を備え、背面に、筒軸方向に伸びるスリットを設けたことを特徴とする。
このとき、本発明のシートカバーは、熱融着線に沿う外縁部を備え、外縁部は、熱融着線から離れる方向に曲がる曲線を含むように構成してもよい。
また、本発明のシートカバー連続体は、シートカバーを複数備え、隣接するシートカバーの間に、シートカバーを単体に切り離す第一切取線を設けたことを特徴とする。
このとき、隣接するシートカバーの間に、外縁部を残して余剰部分を切り離す第二切取線を設け、第二切取線が、曲線を含むように構成してもよい。
本発明のシートカバーによれば、背面に帯状のスリットを設けたため、窓部を設けた場合に比較して深底の袋部が形成され、開口部をゴム紐などで絞る必要がない。このため、ゴム紐を通すための小孔を形成する手間が無くなり、製造コストを削減できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すシートカバーの使用状態を示す模式図である。 シートカバーの(a)正面図、(b)背面図である。 図3のシートカバーの(a)平面図、(b)底面図、(c)右側面図(左側面図は右側面図と対称に表れる。)、(d)AA線断面図である。 シートカバー連続体の(a)正面図、(b)背面図である。 シートカバー連続体の運搬方法を示す説明図である。
以下、本発明を車両用シートのシートカバーに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。図1~3に示すように、シートカバー1は、筒状の樹脂シートを素材とし、樹脂シートを折りつぶして設けた前面2および背面3と、前面2および背面3を両側部で熱融着した熱融着線7と、背面3に設けられた、筒軸方向に伸びる帯状のスリット6と、熱融着線7に各々沿う外縁部10を備える。
シートカバー1は、背もたれ52または座部53を被覆する袋部5を備えている。このとき、袋部5の側部5aは、熱融着線7を含み、底部5bは、折り返し線4を含む。また、スリット6は、袋部5の開口部として機能する。背もたれ52を被覆する袋部5に、ヘッドレスト54を挿通させる穴部5cを設けてもよい。
外縁部10は各々、熱融着線7から離れる方向に曲がる曲線12を含む。外縁部10は、熱融着線7を保護するための綴じ代である。樹脂材としては、低密度と高密度のポリエチレンを用いた樹脂材を採用し、シートカバーに好適な硬度を付与することが好ましい。
図4に、シートカバー1を単体に切り離す前のシートカバー連続体21を示す。シートカバー連続体21は、筒状の樹脂シートの筒軸方向に連続して並列に形成される。スリット6は、筒軸方向に連続して帯状に設けられている。
シートカバー連続体21は、隣接するシートカバー1との間に、シートカバー1を単体に切り離す第一切取線8と、外縁部10を残して余剰部分11を切り離す第二切取線9を備える。このとき、第一切取線8は、余剰部分11を横断しないように設けられている。第一切取線8、第二切取線9は、熱融着線7よりも細い線となるように樹脂シートを加熱して形成したものであり、切り離し跡が滑らかになるように切り離すことが可能である。この実施例では、ヘッドレスト54を挿通させる穴部5cを切り取るための切取線55も設けられている。なお、第一切取線8、第二切取線9を、ミシン目線により形成してもよい。
第二切取線9は各々、曲線12を含む。余剰部分11は各々、外縁部10と相補的形状を備え、外縁部10に各々含まれる曲線12は、余剰部分11および第二切取線9にも含まれる。
曲線12は、第一切取線8の端部8aに向けて湾出するR形状に形成されている。例えば、図5に示すように、シートカバー連続体21をロール状に巻き取って搬送する場合、巻取り方向(筒軸方向)に引張力がかかる。ここで、第二切取線9が、端部8aに向けてV字状に突出していた場合、V字の頂点(鋭角部)に引張応力が集中し、簡単に引き裂かれて、単体のシートカバー1となり、ロール状に巻き取ることが困難になるおそれがある。端部8aに曲線12のようなR形状を設けることにより、引張応力を分散し、ロール状に巻き取る際に、簡単に引き裂かれてしまうことを抑制することができる。
したがって、この実施形態のシートカバー1によれば、背面3に帯状のスリット6を設け、窓部を設けた場合に比較して深底の袋部5を形成したため、開口部を絞ることなくしっかりと背もたれ52と座部53を被覆することができ、ゴム紐を通す小孔が不要となる。また、ゴム紐用の小孔が無いため、ロール状に巻き取った場合の荷姿が良い。また、帯状のスリット6が袋部5の開口部となるため、幅広の開口部を大きく開いてスムーズに背もたれ52および座部53を被覆できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状や構成を適宜に変更して実施することも可能である。例えば、車両用シートを車体に組み付ける際に利用するフォークリフト用の孔(スリット)や、シートベルトを挿通する穴を設けることもできる。
1 シートカバー
2 前面
3 背面
4 折り返し線
5 袋部(a:側部、b:底部)
6 スリット
7 熱融着線
8 第一切取線(a:端部)
9 第二切取線
10 外縁部
11 余剰部分
12 曲線
21 シートカバー連続体
51 シート
52 背もたれ
53 座部
54 ヘッドレスト

Claims (4)

  1. 筒状の樹脂シートを素材とするシートカバーであって、
    前記樹脂シートを折りつぶして設けた前面および背面と、前記前面および前記背面を両側部で熱融着した熱融着線と、を備え、
    前記背面に、筒軸方向に伸びるスリットを設けたことを特徴とするシートカバー。
  2. 前記熱融着線に沿う外縁部を備え、
    前記外縁部は、前記熱融着線から離れる方向に曲がる曲線を含む請求項1に記載のシートカバー。
  3. 請求項1または2に記載のシートカバーを複数備え、
    隣接するシートカバーの間に、シートカバーを単体に切り離す第一切取線を設けたシートカバー連続体。
  4. 隣接するシートカバーの間に、前記外縁部を残して余剰部分を切り離す第二切取線を設け、
    前記第二切取線が、前記曲線を含む請求項3に記載のシートカバー連続体。
JP2020202613A 2020-12-07 2020-12-07 シートカバー、シートカバー連続体 Pending JP2022090296A (ja)

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