JP2022085046A - 音響パラメータ編集方法、音響パラメータ編集システム、管理装置、および端末 - Google Patents
音響パラメータ編集方法、音響パラメータ編集システム、管理装置、および端末 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ミキサ等の音響装置を直接操作しない複数の利用者でも音響パラメータのプレビューを行なうことができる音響パラメータ編集方法、音響パラメータ編集システム、管理装置、および端末を提供する。【解決手段】音響パラメータ編集方法は、音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と、前記複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを有する管理装置と、を用いた音響パラメータ編集方法であって、前記複数の端末のうちの第1端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記管理装置は、前記第1端末のリクエストに応じて前記プレビュー用メモリを参照させ、その後、前記複数の端末のうちの第2端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記管理装置は、前記第2端末に、前記第1端末に参照させた前記プレビュー用メモリを共有させる。【選択図】図6
Description
この発明の一実施形態は、音響パラメータ編集方法、音響パラメータ編集システム、管理装置、および端末に関する。
ミキサは、現在設定されている音響パラメータをシーンデータとしてシーンメモリにストアすることができる。利用者は、シーンデータをリコールすることにより、過去に設定した音響パラメータをミキサに再現することができる。これにより、利用者は、例えばコンサートのリハーサル中に設定したシーン毎に最適な値を即座に呼び出すことができる。この様な再現操作は、「シーンリコール」と呼ばれる。
特許文献1には、シーンメモリをリコールしてミキサに音響パラメータを反映する前に、音響パラメータの内容をプレビューすることができるディジタル・ミキサが開示されている。
特許文献1のディジタル・ミキサは、パネルを直接操作する1人の利用者しかプレビューを行うことができない。
そこで、この発明の一実施形態は、ミキサ等の音響装置を直接操作しない複数の利用者でも音響パラメータのプレビューを行なうことができる音響パラメータ編集方法、音響パラメータ編集システム、管理装置、および端末を提供することを目的とする。
音響パラメータ編集方法は、音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と、前記複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを有する管理装置と、を用いた音響パラメータ編集方法であって、前記複数の端末のうちの第1端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記管理装置は、前記第1端末のリクエストに応じて前記プレビュー用メモリを参照させ、その後、前記複数の端末のうちの第2端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記管理装置は、前記第2端末に、前記第1端末に参照させた前記プレビュー用メモリを共有させる。
あるいは、音響パラメータ編集方法は、音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と、前記複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを複数有する管理装置と、を用いた音響パラメータ編集方法であって、前記複数の端末のうちの第1端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記管理装置は、前記第1端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第1プレビュー用メモリを参照させ、前記複数の端末のうちの第2端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記管理装置は、前記第2端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第2プレビュー用メモリを参照させる。
あるいは、音響パラメータ編集方法は、音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と、前記複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを複数有する管理装置と、を用いた音響パラメータ編集方法であって、前記複数の端末のうちの第1端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記管理装置は、前記第1端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第1プレビュー用メモリを参照させ、前記複数の端末のうちの第2端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記管理装置は、前記第2端末に、前記第1端末に参照させた前記第1プレビュー用メモリを共有させるか、前記第2端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第2プレビュー用メモリを参照させるか、の選択を受け付け、選択された前記第1プレビュー用メモリまたは前記第2プレビュー用メモリを前記第2端末に参照させる。
この発明の一実施形態は、ミキサ等の音響装置を直接操作しない複数の利用者でも音響パラメータのプレビューを行なうことができる。
図1は、音響パラメータ編集システム1の構成を示すブロック図である。音響パラメータ編集システム1は、ミキサ11、管理装置12、ネットワーク13、スピーカ14、マイク15、および複数の情報処理端末16A~16Cを備えている。
ミキサ11、スピーカ14、マイク15、および管理装置12は、ネットワークケーブルを介して接続されている。管理装置12は、情報処理端末16A~16Cと無線通信を介して接続されている。
ただし、本発明において、機器間の接続は、この例に限るものではない。例えば、ミキサ11、スピーカ14、およびマイク15は、オーディオケーブルで接続されていてもよい。また、管理装置12および情報処理端末16A~16Cは、有線通信を介して接続されていてもよいし、USBケーブル等の通信線で接続されていてもよい。
ミキサ11は、マイク15から音信号を受信する。また、ミキサ11は、スピーカ14に音信号を出力する。本実施形態ではミキサ11に接続される音響機器の一例としてスピーカ14およびマイク15を示すが、実際にはミキサ11には多数の音響機器が接続される。ミキサ11は、マイク15等の複数の音響機器から音信号を受信し、ミキシング等の信号処理を施して、スピーカ14等の複数の音響機器に音信号を出力する。
図2は、ミキサ11の構成を示すブロック図である。ミキサ11は、表示器201、ユーザI/F202、オーディオI/O(Input/Output)203、信号処理部(DSP)204、ネットワークI/F205、CPU206、フラッシュメモリ207、およびRAM208を備えている。
CPU206は、ミキサ11の動作を制御する制御部である。CPU206は、記憶媒体であるフラッシュメモリ207に記憶された所定のプログラムをRAM208に読み出して実行することにより各種の動作を行なう。
なお、CPU206が読み出すプログラムは、自装置内のフラッシュメモリ207に記憶する必要はない。例えば、プログラムは、サーバ等の外部装置の記憶媒体に記憶されていてもよい。この場合、CPU206は、該サーバから都度プログラムをRAM208に読み出して実行すればよい。
信号処理部204は、各種信号処理を行なうためのDSPから構成される。信号処理部204は、オーディオI/O203またはネットワークI/F205を介してマイク15等の音響機器から入力される音信号に、ミキシング処理およびフィルタ処理等の信号処理を施す。信号処理部204は、信号処理後のオーディオ信号を、オーディオI/O203またはネットワークI/F205を介して、スピーカ14等の音響機器に出力する。
図3は、信号処理部204およびCPU206で実現される信号処理の機能的ブロック図である。図3に示すように、信号処理は、機能的に、入力パッチ41、入力チャンネル42、バス43、出力チャンネル44、および出力パッチ45によって行なわれる。
入力チャンネル42は、複数のチャンネル(一例として24チャンネル)の信号処理機能を有する。入力パッチ41は、入力側の音響機器を入力チャンネル42のいずれかのチャンネルに割り当てる。
入力チャンネル42の各チャンネルには、入力パッチ41から音信号が供給される。入力チャンネル42の各チャンネルは、入力された音信号に対して、各種の信号処理を施す。また、入力チャンネル42の各チャンネルは、信号処理後の音信号を、後段のバス43へ送出する。
バス43は、入力される音信号をそれぞれミキシングして出力する。バス43は、例えばSTL(ステレオL)バス、STR(ステレオR)バス、AUXバス、あるいはMIXバス等の複数のバスを有する。
出力チャンネル44は、複数のバスから出力されたそれぞれの音信号に信号処理を施す。出力パッチ45は、出力チャンネル44のそれぞれのチャンネルを出力側の音響機器に割り当てる。出力パッチ45は、オーディオI/O203またはネットワークI/F205を介して音信号を出力する。
利用者は、ユーザI/F202を介して、入力パッチ41、入力チャンネル42、バス43、出力チャンネル44、および出力パッチ45の設定を行なう。利用者は、例えば入力チャンネル42の各チャンネルの音信号の送り先および送り量を設定する。入力パッチ41、入力チャンネル42、バス43、出力チャンネル44、および出力パッチ45の設定を示す音響パラメータは、カレントメモリ251に記憶される。信号処理部204およびCPU206は、カレントメモリ251の内容に基づいて、入力パッチ41、入力チャンネル42、バス43、出力チャンネル44、および出力パッチ45を動作させる。この様に、ミキサ11は、カレントメモリ251の音響パラメータを反映して信号処理を行なう信号処理エンジンの一例として機能する。
利用者がユーザI/F202を操作してシーンのストアを指示すると、CPU206は、カレントメモリ251の内容を1つのシーンデータとしてシーンメモリ252に記憶する。なお、シーンメモリ252に記憶するシーンデータは1つに限らない。シーンメモリ252は、複数のシーンデータを記憶してもよい。利用者は、複数のシーンデータから任意のシーンデータを呼び出すことにより、各種音響パラメータの設定値を呼び出す(リコールする)ことができる。
次に、図4は、管理装置12の構成を示すブロック図である。管理装置12は、例えばパーソナルコンピュータまたは専用の組み込みシステム(embedded system)等の情報処理装置である。
管理装置12は、表示器301、ユーザI/F302、CPU303、RAM304、ネットワークI/F305、およびフラッシュメモリ306を備えている。
CPU303は、記憶媒体であるフラッシュメモリ306に記憶されているプログラムをRAM304に読み出して、所定の機能を実現する。なお、CPU303が読み出すプログラムも、自装置内のフラッシュメモリ306に記憶されている必要はない。例えば、プログラムは、サーバ等の外部装置の記憶媒体に記憶されていてもよい。この場合、CPU303は、該サーバから都度プログラムをRAM304に読み出して実行すればよい。
フラッシュメモリ306は、カレントメモリ351、シーンメモリ352、プレビュー用メモリ353、およびGUIプログラム354を有する。
GUIプログラム354は、管理装置12のオペレーティングシステム上で動作するネイティブアプリケーションプログラムであってもよいが、例えばウェブアプリケーションプログラムであってもよい。GUIプログラム354がウェブアプリケーションプログラムである場合、利用者は、ウェブブラウザのアプリケーションプログラムを介してGUIプログラム354からGUIの提供を受ける。これにより、利用者は、GUIプログラム354を介して、カレントメモリ351、シーンメモリ352、およびプレビュー用メモリ353を編集することができる。
カレントメモリ351およびシーンメモリ352は、ミキサ11のカレントメモリ251およびシーンメモリ252と同期している。例えば、利用者がミキサ11のユーザI/F202を操作して音響パラメータを変更すると、ミキサ11は、カレントメモリ251の内容を更新し、更新した後のカレントメモリ251の内容を管理装置12に送信する。CPU303は、ネットワークI/F305を介して、更新後のカレントメモリ251の内容を受信し、更新後のカレントメモリ251の内容にカレントメモリ351の内容を同期する。また、利用者がユーザI/F202を操作して新たなシーンデータを登録したり、シーンデータの内容を編集したり、あるいはシーンデータを削除したりすると、ミキサ11は、シーンメモリ252の内容を更新する。ミキサ11は、更新したシーンメモリ252の内容を管理装置12に送信する。CPU303は、ネットワークI/F305を介して、更新後のシーンメモリ252の内容を受信し、更新後のシーンメモリ252の内容にシーンメモリ352の内容を同期する。
プレビュー用メモリ353は、シーンメモリ352から特定のシーンデータを転記し、当該特定のシーンデータの内容をプレビューするためのメモリである。利用者は、GUIプログラム354のGUIを介して、特定のシーンデータを指定し、プレビューをリクエストする。指定されたシーンデータは、カレントメモリ351にリコールされずにプレビュー用メモリ353に転記される。利用者は、GUIプログラム354を介してプレビュー用メモリ353に展開されたシーンデータを参照し、音響パラメータを参照することができる。
CPU303は、GUIプログラム354を介して利用者から音響パラメータの入力を受け付け、カレントメモリ351、シーンメモリ352、およびプレビュー用メモリ353の編集を受け付ける。利用者は、編集したプレビュー用メモリ353の内容をシーンメモリ352にストアすることもできる。利用者は、プレビュー用メモリ353の内容で指定したシーンデータを上書きしてもよいし、編集後の内容を新たなシーンデータとしてストアしてもよい。
CPU303は、編集後のカレントメモリ351およびシーンメモリ352の内容をミキサ11に送信する。ミキサ11は、更新されたカレントメモリ351およびシーンメモリ352の内容にカレントメモリ251およびシーンメモリ252の内容を同期する。
なお、ミキサ11のフラッシュメモリ207は、プレビュー用メモリを備えていてもよい。この場合、利用者がミキサ11のユーザI/F202を操作してシーンデータを指定し、ミキサ11のプレビュー用メモリに展開する。ミキサ11の利用者は、ミキサ11の表示器201を介してプレビュー用メモリの内容を参照することができる。なお、ミキサ11は、プレビュー用メモリの内容を信号処理部204に反映し、カレントメモリ251の代わりにプレビュー用メモリの内容に応じた信号処理を行ない、信号処理後の音信号をモニタバスに送出してもよい。この場合、利用者は、プレビュー用メモリの内容がカレントメモリ251に展開された場合の音を聞くこともできる。
利用者がミキサ11のプレビュー用メモリを編集し、シーンメモリ252にストアすると、ミキサ11は、シーンメモリ252の内容を更新する。この場合、ミキサ11は、更新したシーンメモリ252の内容を管理装置12に送信する。CPU303は、ネットワークI/F305を介して、更新後のシーンメモリ252の内容を受信し、更新後のシーンメモリ252の内容にシーンメモリ352の内容を同期する。
以上の様にして、利用者は、管理装置12を用いてミキサ11等の音響機器(信号処理エンジン)を制御することができる。
次に、図5は、情報処理端末16Aの構成を示すブロック図である。情報処理端末16A~16Cは、同じ構成および機能を有する。そのため、図5では代表して情報処理端末16Aの構成を示す。情報処理端末16Aは、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、あるいはタブレット型コンピュータ等の汎用の情報処理装置である。
情報処理端末16Aは、表示器401、ユーザI/F402、CPU403、RAM404、ネットワークI/F405、およびフラッシュメモリ406を備えている。
CPU403は、記憶媒体であるフラッシュメモリ406に記憶されているプログラムをRAM404に読み出して、所定の機能を実現する。なお、CPU403が読み出すプログラムも、自装置内のフラッシュメモリ406に記憶されている必要はない。例えば、プログラムは、サーバ等の外部装置の記憶媒体に記憶されていてもよい。この場合、CPU403は、該サーバから都度プログラムをRAM404に読み出して実行すればよい。
情報処理端末16Aは、ネットワークI/F405を介して管理装置12に接続されている状態では、利用者は、ウェブブラウザのアプリケーションプログラムを介してGUIプログラム354からGUIの提供を受けることができる。
この場合、情報処理端末16Aの利用者は、GUIプログラム354を介して、カレントメモリ351およびシーンメモリ352を編集することができる。また、情報処理端末16Aの利用者は、GUIプログラム354を介してシーンメモリ352から特定のシーンデータを指定し、プレビューをリクエストすることができる。情報処理端末16Aの利用者は、GUIプログラム354を介してプレビュー用メモリ353に展開されたシーンデータの音響パラメータを参照することができる。また、利用者は、GUIプログラム354を介して音響パラメータを入力し、プレビュー用メモリ353の編集を行なうことができる。利用者は、編集したプレビュー用メモリ353の内容をシーンメモリ352にストアすることもできる。
この様に、GUIプログラム354がウェブアプリケーションプログラムである場合、情報処理端末16は、専用のオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを用いる必要なく、汎用のウェブブラウザのアプリケーションプログラムを介して管理装置12のカレントメモリ351、シーンメモリ352、およびプレビュー用メモリ353を編集することができる。
図6は、情報処理端末16Aおよび管理装置12の動作を示すフローチャートであり、図7は、情報処理端末16Bおよび管理装置12の動作を示すフローチャートである。図6および図7は、まず第1端末である情報処理端末16Aが管理装置12に接続してプレビュー用メモリ353を参照し、その後に第2端末である情報処理端末16Bが管理装置12に接続してプレビュー用メモリ353を参照する例を示す。
図6に示す様に、情報処理端末16Aは、管理装置12に接続されると、管理装置12に対してGUIプログラム354に接続するためのリクエストを行う(S11)。管理装置12は、当該接続リクエストを受信し(S21)、GUIプログラム354を情報処理端末16Aに展開する(S22)。上述の様に、GUIプログラム354がウェブアプリケーションプログラムである場合、情報処理端末16Aは、ウェブブラウザを介してGUIプログラム354にアクセスすることで、自装置にGUIプログラム354を展開することができる。
情報処理端末16Aは、ユーザI/F402を介して利用者からプレビューリクエストを受け付ける(S12)。プレビューリクエストは、対象のシーンデータを特定する情報が含まれる。
管理装置12は、情報処理端末16Aからのプレビューリクエストを受信すると(S23)、プレビュー用メモリが展開済であるか否かを判断する(S24)。管理装置12は、プレビュー用メモリを展開済であると判断した場合、図7の動作に進む(S24→Yes)。管理装置12は、プレビュー用メモリを新たに展開する場合(S24→No)、情報処理端末16Aからのリクエストに応じたシーンデータをプレビュー用メモリ353に展開する(S25)。情報処理端末16Aは、GUIプログラム354によりプレビュー用メモリ353を参照する(S13)。これにより、情報処理端末16Aの利用者は、指定したシーンデータをプレビューすることができる。
また、情報処理端末16Aは、GUIプログラム354を介して利用者から音響パラメータの入力を受け付ける(S14)。利用者は、カレントメモリ351、シーンメモリ352、またはプレビュー用メモリ353の内容を編集する。
情報処理端末16Aは、音響パラメータの入力を受け付けると、カレントメモリ351、シーンメモリ352、およびプレビュー用メモリ353の値を更新する(S26)。
一方、情報処理端末16Aの後に情報処理端末16Bが管理装置12に接続してプレビューリクエストを行なうと、管理装置12は、S24において、プレビュー用メモリを展開済であると判断し、図7の動作に進む(S24→Yes)。
図7に示す様に、管理装置12は、情報処理端末16Aに対して展開済のプレビュー用メモリ353を情報処理端末16Bに共有させる(S27)。情報処理端末16Bは、情報処理端末16Aと同様に、GUIプログラム354によりプレビュー用メモリ353を参照する(S13)。これにより、情報処理端末16Bの利用者は、情報処理端末16Aで参照しているプレビュー用メモリ353を共有する。また、情報処理端末16Bは、情報処理端末16Aと同様に、GUIプログラム354を介して利用者から音響パラメータの入力を受け付ける(S14)。情報処理端末16Bは、音響パラメータの入力を受け付けると、カレントメモリ351、シーンメモリ352、およびプレビュー用メモリ353の値を更新する(S26)。
これにより、情報処理端末16Bの利用者も、カレントメモリ351、シーンメモリ352、またはプレビュー用メモリ353の内容を編集することができる。すなわち、情報処理端末16Aの利用者と情報処理端末16Bの利用者は、同じプレビュー用メモリを参照し、編集する。
この様に、本実施形態の音響パラメータ編集システムは、ミキサ等の音響装置を直接操作しない複数の利用者で音響パラメータのプレビューを行なうことができる。
次に、図8は、プレビュー用メモリを複数有する場合の管理装置12の構成を示すブロック図である。図8に示す管理装置12の構成は、複数のプレビュー用メモリ353A~353Nを備える点以外、図4に示した構成と同じである。
図9は、全ての情報処理端末に対してそれぞれのリクエストに応じたプレビュー用メモリ353を展開する場合の管理装置12および情報処理端末16Aの動作を示すフローチャートである。図9では代表して第1端末である情報処理端末16Aの動作を示すが、他の情報処理端末でも同じ動作を行なう。また、図6と同じ処理については同一の符号を付す。
この例の管理装置12は、プレビューリクエストを受信した後にプレビュー用メモリを展開済であるか否かの判断をせずに、情報処理端末16Aからのリクエストに応じたシーンデータをプレビュー用メモリ353Aに展開する。管理装置12は、その後に第2端末である情報処理端末16Bがリクエストを行った場合も同様に、情報処理端末16Bからのリクエストに応じたシーンデータをプレビュー用メモリ353Bに展開する。また、管理装置12は、その後に第3端末である情報処理端末16Cがリクエストを行った場合も同様に、情報処理端末16Cからのリクエストに応じたシーンデータをプレビュー用メモリ353Cに展開する。すなわち、管理装置12は、全ての情報処理端末に対してそれぞれのリクエストに応じたプレビュー用メモリを展開する。そのため、それぞれの情報処理端末は、異なるプレビュー用メモリを参照する。その後、各情報処理端末は、GUIプログラム354を介して利用者から音響パラメータの入力を受け付けると(S14)、カレントメモリ351、シーンメモリ352、およびそれぞれ参照しているプレビュー用メモリの値を更新する(S261)。
これにより、情報処理端末16A~16Cのそれぞれの利用者は、互いに異なるプレビュー用メモリを参照し、編集することができる。
一方、図10は、リクエストに応じたプレビュー用メモリを展開するか、既に展開済のプレビュー用メモリを共有するか、の選択を受け付ける場合の情報処理端末16Aおよび管理装置12の動作を示すフローチャートであり、図11は、情報処理端末16Bおよび管理装置12の動作を示すフローチャートである。図10および図11は、最初に第1端末である情報処理端末16Aが管理装置12に接続してプレビュー用メモリ353Aを参照し、その後に第2端末である情報処理端末16Bが管理装置12に接続してプレビュー用メモリを参照する例を示す。
図10の情報処理端末16Aおよび管理装置12の動作は、S261を除き図6と同じであるため、説明を省略する。ただし、図10の例では、情報処理端末16Aの後に情報処理端末16Bが管理装置12に接続してプレビューリクエストを行なうと、管理装置12は、S24において、プレビュー用メモリを展開済であると判断し、図11の動作に進む(S24→Yes)。
図11に示す様に、管理装置12は、情報処理端末16Bに対して、新たなプレビュー用メモリ353Bを展開するか、既に情報処理端末16Aに展開済のプレビュー用メモリ353Aを共有するか、の選択要求を行なう(S31)。情報処理端末16Bは、選択要求を受信し(S41)、利用者から選択を受け付ける(S42)。情報処理端末16Bは、受け付けた選択を管理装置12に送信する(S43)。なお、この例では、展開済のプレビュー用メモリは、情報処理端末16Aに対して展開したプレビュー用メモリ353Aの1つだけであるが、複数のプレビュー用メモリを展開済である場合、どのプレビュー用メモリを共有するかの選択も受け付ける。
管理装置12は、情報処理端末16Bを介して利用者の選択を受け付け(S32)、新たなプレビュー用メモリ353Bを展開する選択を受け付けたか、既に情報処理端末16Aに展開済のプレビュー用メモリ353Aを共有する選択を受け付けたか否かを判断する(S33)。
管理装置12は、新たなプレビュー用メモリ353Bを展開する選択を受け付けた場合(S33→No)、情報処理端末16Bからのリクエストに応じたシーンデータをプレビュー用メモリ353Bに展開する(S25)。
一方、管理装置12は、展開済のプレビュー用メモリ353Aを共有する選択を受け付けた場合(S33→Yes)、対応するプレビュー用メモリ353Aを情報処理端末16Bに共有させる(S207)。
情報処理端末16Bは、GUIプログラム354によりプレビュー用メモリを参照する(S13)。これにより、情報処理端末16Bの利用者は、新たなプレビュー用メモリ353Bを参照するか、または情報処理端末16Aで参照しているプレビュー用メモリ353Aを共有する。また、情報処理端末16Bは、情報処理端末16Aと同様に、GUIプログラム354を介して利用者から音響パラメータの入力を受け付ける(S14)。各情報処理端末16は、音響パラメータの入力を受け付けると、カレントメモリ351、シーンメモリ352、およびそれぞれ参照しているプレビュー用メモリの値を更新する(S261)。
これにより、情報処理端末16A~16Cのそれぞれの利用者は、他の情報処理端末と同じプレビュー用メモリを参照し、編集することもできるし、各利用者の専用のプレビュー用メモリを参照し、編集することもできる。
本実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、音信号処理エンジンはミキサ11に限らない。例えば、管理装置12は、自装置にDSP(音信号処理エンジン)を備えていてもよい。この場合、管理装置12は、プレビュー用メモリ353の内容に応じた信号処理を行ない、信号処理後の音信号を管理装置12の利用者に提供してもよい。この場合、利用者は、プレビュー用メモリの内容をカレントメモリ351に展開した場合の音を聞くこともできる。なお、音信号処理は、CPUあるいはFPGA等で行なってもよい。つまり、音信号処理エンジンは、CPU、DSP、あるいはFPGA等、どの様な構成であってもよい。また、管理装置12とは別の装置(例えばサーバ)が音信号処理を行なう音信号処理エンジンとして機能してもよい。
情報処理端末16A~16Cは、自装置にカレントメモリ、シーンメモリ、およびプレビュー用メモリを備えていてもよい。情報処理端末16A~16Cは、管理装置12との接続状態において管理装置12のカレントメモリ351、シーンメモリ352、およびプレビュー用メモリ353を編集した場合に、カレントメモリ351、シーンメモリ352、およびプレビュー用メモリ353の内容を自装置のカレントメモリ、シーンメモリ、およびプレビュー用メモリに転記して同期させる。そして、情報処理端末16A~16Cは、管理装置12との非接続状態において自装置のカレントメモリ、シーンメモリ、およびプレビュー用メモリの編集を受け付ける。情報処理端末16A~16Cは、次に管理装置12に接続した場合に、自装置のカレントメモリ、シーンメモリ、およびプレビュー用メモリを管理装置12のカレントメモリ351、シーンメモリ352、およびプレビュー用メモリ353に転記するか、または管理装置12のカレントメモリ351、シーンメモリ352、およびプレビュー用メモリ353を自装置のカレントメモリ、シーンメモリ、およびプレビュー用メモリに転記するか、の選択を受け付けてもよい。これにより、利用者は、音響機器の設置された会場(例えばコンサートホール)以外の場所でも音響パラメータを編集することができるし、会場においても音響機器の音響パラメータを直接編集することもできる。また、利用者は、会場以外の場所で音響パラメータの編集を行い、次に音響機器の設置された会場に戻った時に、情報処理端末16A~16Cで編集した音響パラメータを会場の音響機器に反映させることもできるし、既に会場の音響機器に設定されている音響パラメータを維持することもできる。
1…音響パラメータ編集システム
11…ミキサ
12…管理装置
13…ネットワーク
14…スピーカ
15…マイク
16A,16B,16C…情報処理端末
41…入力パッチ
42…入力チャンネル
43…バス
44…出力チャンネル
45…出力パッチ
201…表示器
202…ユーザI/F
203…オーディオI/O
204…信号処理部
205…ネットワークI/F
206…CPU
207…フラッシュメモリ
208…RAM
251…カレントメモリ
252…シーンメモリ
301…表示器
302…ユーザI/F
303…CPU
304…RAM
305…ネットワークI/F
306…フラッシュメモリ
351…カレントメモリ
352…シーンメモリ
353…プレビュー用メモリ
354…GUIプログラム
401…表示器
403…CPU
404…RAM
406…フラッシュメモリ
11…ミキサ
12…管理装置
13…ネットワーク
14…スピーカ
15…マイク
16A,16B,16C…情報処理端末
41…入力パッチ
42…入力チャンネル
43…バス
44…出力チャンネル
45…出力パッチ
201…表示器
202…ユーザI/F
203…オーディオI/O
204…信号処理部
205…ネットワークI/F
206…CPU
207…フラッシュメモリ
208…RAM
251…カレントメモリ
252…シーンメモリ
301…表示器
302…ユーザI/F
303…CPU
304…RAM
305…ネットワークI/F
306…フラッシュメモリ
351…カレントメモリ
352…シーンメモリ
353…プレビュー用メモリ
354…GUIプログラム
401…表示器
403…CPU
404…RAM
406…フラッシュメモリ
Claims (18)
- 音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と、
前記複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを有する管理装置と、
を用いた音響パラメータ編集方法であって、
前記複数の端末のうちの第1端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第1端末のリクエストに応じて前記プレビュー用メモリを参照させ、
その後、前記複数の端末のうちの第2端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第2端末に、前記第1端末に参照させた前記プレビュー用メモリを共有させる、
音響パラメータ編集方法。 - 音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と、
前記複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを複数有する管理装置と、
を用いた音響パラメータ編集方法であって、
前記複数の端末のうちの第1端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第1端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第1プレビュー用メモリを参照させ、
前記複数の端末のうちの第2端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第2端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第2プレビュー用メモリを参照させる、
音響パラメータ編集方法。 - 音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と、
前記複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを複数有する管理装置と、
を用いた音響パラメータ編集方法であって、
前記複数の端末のうちの第1端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第1端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第1プレビュー用メモリを参照させ、
前記複数の端末のうちの第2端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第2端末に、前記第1端末に参照させた前記第1プレビュー用メモリを共有させるか、前記第2端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第2プレビュー用メモリを参照させるか、の選択を受け付け、
選択された前記第1プレビュー用メモリまたは前記第2プレビュー用メモリを前記第2端末に参照させる、
音響パラメータ編集方法。 - 前記音響パラメータの編集は、前記プレビュー用メモリの編集を含み、
前記管理装置は、前記複数の端末を介して前記プレビュー用メモリの編集を受け付ける、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の音響パラメータ編集方法。 - 前記管理装置は、前記音信号処理エンジンに反映するための前記音響パラメータをシーンデータとして記憶したシーンメモリを有し、
前記管理装置は、前記シーンメモリに対するプレビューのリクエストを受け付けて、受け付けた前記シーンメモリの内容を前記プレビュー用メモリに転記する、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の音響パラメータ編集方法。 - 前記管理装置は、前記音信号処理エンジンに反映するための前記音響パラメータをシーンデータとして記憶したシーンメモリと、前記音信号処理エンジンに現在反映されている前記音響パラメータを示したカレントメモリと、を有し、
音響パラメータ編集は、前記シーンメモリの編集、前記プレビュー用メモリの編集、および前記カレントメモリの編集を含む、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の音響パラメータ編集方法。 - 音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と、
前記複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを有する管理装置と、
を備えた音響パラメータ編集システムであって、
前記複数の端末のうちの第1端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第1端末のリクエストに応じて前記プレビュー用メモリを参照させ、
その後、前記複数の端末のうちの第2端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第2端末に、前記第1端末に参照させた前記プレビュー用メモリを共有させる、
音響パラメータ編集システム。 - 音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と、
前記複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを複数有する管理装置と、
を備えた音響パラメータ編集システムであって、
前記複数の端末のうちの第1端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第1端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第1プレビュー用メモリを参照させ、
前記複数の端末のうちの第2端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第2端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第2プレビュー用メモリを参照させる、
音響パラメータ編集システム。 - 音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と、
前記複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを複数有する管理装置と、
を備えた音響パラメータ編集システムであって、
前記複数の端末のうちの第1端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第1端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第1プレビュー用メモリを参照させ、
前記複数の端末のうちの第2端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、
前記管理装置は、前記第2端末に、前記第1端末に参照させた前記第1プレビュー用メモリを共有させるか、前記第2端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第2プレビュー用メモリを参照させるか、の選択を受け付け、
選択された前記第1プレビュー用メモリまたは前記第2プレビュー用メモリを前記第2端末に参照させる、
音響パラメータ編集システム。 - 前記音響パラメータの編集は、前記プレビュー用メモリの編集を含み、
前記管理装置は、前記複数の端末を介して前記プレビュー用メモリの編集を受け付ける、
請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載の音響パラメータ編集システム。 - 前記管理装置は、前記音信号処理エンジンに反映するための前記音響パラメータをシーンデータとして記憶したシーンメモリを有し、
前記管理装置は、前記シーンメモリに対するプレビューのリクエストを受け付けて、受け付けた前記シーンメモリの内容を前記プレビュー用メモリに転記する、
請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載の音響パラメータ編集システム。 - 前記管理装置は、前記音信号処理エンジンに反映するための前記音響パラメータをシーンデータとして記憶したシーンメモリと、前記音信号処理エンジンに現在反映されている前記音響パラメータを示したカレントメモリと、を有し、
音響パラメータ編集は、前記シーンメモリの編集、前記プレビュー用メモリの編集、および前記カレントメモリの編集を含む、請求項7乃至請求項11のいずれか1項に記載の音響パラメータ編集システム。 - 音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを有する管理装置であって、
前記複数の端末のうちの第1端末が接続され、前記プレビューのリクエストを受け付けると、
前記第1端末のリクエストに応じて前記プレビュー用メモリを参照させ、
その後、前記複数の端末のうちの第2端末が接続され、前記プレビューのリクエストを受け付けると、
前記第2端末に、前記第1端末に参照させた前記プレビュー用メモリを共有させる、
管理装置。 - 音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを複数有する管理装置であって、
前記複数の端末のうちの第1端末が接続され、前記プレビューのリクエストを受け付けると、
前記第1端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第1プレビュー用メモリを参照させ、
前記複数の端末のうちの第2端末が接続され、前記プレビューのリクエストを受け付けると、
前記第2端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第2プレビュー用メモリを参照させる、
管理装置。 - 音響パラメータの編集を受け付けるための複数の端末と個別に接続可能で、前記音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを複数有する管理装置であって、
前記複数の端末のうちの第1端末が接続され、前記プレビューのリクエストを受け付けると、
前記第1端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第1プレビュー用メモリを参照させ、
前記複数の端末のうちの第2端末が接続されると、前記プレビューのリクエストを受け付け、
前記第2端末に、前記第1端末に参照させた前記第1プレビュー用メモリを共有させるか、前記第2端末のリクエストに応じて前記複数のプレビュー用メモリのうちの第2プレビュー用メモリを参照させるか、の選択を受け付け、
選択された前記第1プレビュー用メモリまたは前記第2プレビュー用メモリを前記第2端末に参照させる、
管理装置。 - 音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを有する管理装置に接続され、前記音響パラメータの編集を受け付けるための端末であって、
前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記プレビュー用メモリを参照し、
他の端末が前記プレビュー用メモリを参照している状態で前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記他の端末で参照している前記プレビュー用メモリを共有する、
端末。 - 音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを複数有する管理装置に接続され、前記音響パラメータの編集を受け付けるための端末であって、
前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記複数のプレビュー用メモリのうちの第1プレビュー用メモリを参照し、
他の端末が前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記他の端末は、前記複数のプレビュー用メモリのうちの第2プレビュー用メモリを参照する、
端末。 - 音響パラメータを音信号処理エンジンに反映する前にプレビューするためのプレビュー用メモリを複数有する管理装置に接続され、前記音響パラメータの編集を受け付けるための端末であって、
前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記複数のプレビュー用メモリのうちの第1プレビュー用メモリを参照し、
他の端末が前記複数のプレビュー用メモリのいずれか1つを参照している状態で前記管理装置に接続し、前記プレビューのリクエストを行うと、前記他の端末が参照している前記プレビュー用メモリを共有させるか、前記複数のプレビュー用メモリのうちの第2プレビュー用メモリを参照させるか、の選択を受け付け、
前記他の端末が参照している前記プレビュー用メモリか、または前記第2プレビュー用メモリをする、
端末。
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---|---|---|---|
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