JP2022074547A - ランフラットタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ランフラット走行時のリム外れを抑制しつつ、リム組み作業の容易化を可能とするランフラットタイヤを提供する。【解決手段】一対のビード11と、ビード11からタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォール12と、サイドウォール12の間に配置されたトレッド13と、ビード11の間に架け渡されたカーカスプライ23と、カーカスプライ23のタイヤ内腔側に配置された補強ゴム41と、を備え、ビード11のタイヤ幅方向外側にリムプロテクタ33を有し、リムプロテクタ33は、ビード11からタイヤ幅方向外側に延び、リムフランジ64に対向する内周部34と、内周部34のタイヤ幅方向外端からタイヤ径方向内側に延びる突出部35と、を含み、突出部35は、リムフランジ64のタイヤ幅方向外端から離間しており、ランフラット走行時にはリムフランジ64のタイヤ幅方向外端に接触可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、サイドウォールに補強ゴムが配置されたサイド補強タイプのランフラットタイヤに関する。
従来、サイドウォールに補強ゴムを配置したサイド補強タイプのランフラットタイヤが知られている。この補強ゴムは、タイヤの内圧が低下した場合であっても、タイヤが完全に偏平化することを妨げる機能を有する。よって、ランフラットタイヤは、この補強ゴムを備えることにより、ある程度の距離のランフラット走行(タイヤの内圧が低下した状態での走行)を行うことが可能である。
例えば、特許文献1には、ビードのタイヤ幅方向外側に、リムフランジからタイヤ幅方向外側に突出する突出部を備えた環状突起を設け、ランフラット走行時には、その突出部がリムフランジに係合してビードの内側への変位を規制し、耐リム外れ性の向上を図ったランフラットタイヤが開示されている。
特開2008-273481号公報
リムフランジに係合する突出部によりリム外れを抑制する構造を備えたタイヤにおいては、タイヤをリムフランジに嵌合させるいわゆるリム組みを行う際に、突出部がリムフランジに干渉してリム組みの作業が煩雑になることが懸念される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ランフラット走行時のリム外れを抑制しつつ、リム組み作業の容易化を可能とするランフラットタイヤを提供することにある。
本発明のランフラットタイヤは、リムフランジに嵌合される一対のビードと、前記一対のビードの各々からタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォールと、前記一対のサイドウォールの間に配置されたトレッドと、前記一対のビードの間に架け渡されたカーカスプライと、前記サイドウォールにおいて、前記カーカスプライのタイヤ内腔側に配置された補強ゴムと、を備えるランフラットタイヤであって、前記ビードのタイヤ幅方向外側にリムプロテクタを有し、前記リムプロテクタは、前記ビードからタイヤ幅方向外側に延び、リムフランジに対向する内周部と、前記内周部のタイヤ幅方向外端からタイヤ径方向内側に延びる突出部と、を含み、前記突出部は、リムフランジのタイヤ幅方向外端から離間しており、かつ、ランフラット走行時にはリムフランジのタイヤ幅方向外端に接触可能である。
本発明によれば、ランフラット走行時のリム外れを抑制しつつ、リム組み作業の容易化を可能とするランフラットタイヤを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るランフラットタイヤの、通常走行時におけるタイヤ幅方向の半断面を示す図である。 第1実施形態に係るランフラットタイヤの、ランフラット走行時におけるタイヤ幅方向の半断面を示す図である。 図1の部分拡大断面図である。 図2の部分拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係るランフラット走行時のタイヤの、ビードおよびリムプロテクタの部分を示す断面図である。 第2実施形態に係る補強繊維層の、ランフラット走行時での配置の状態の一例を模式的に示す図である。 第2実施形態に係る補強繊維層の、ランフラット走行時での配置の状態の他の例を模式的に示す図である。 第2実施形態に係るタイヤの一部側面図であって、補強繊維層の一例を示す図である。 上記補強繊維層を構成する繊維の、リムに対する角度を説明する図である。 第2実施形態に係るタイヤの一部側面図であって、補強繊維層の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るランフラットタイヤであるタイヤ1のタイヤ幅方向の半断面を示す図である。タイヤ1の構造は、タイヤ幅方向の断面において左右対称となっているため、ここでは、右半分の断面を示す。図中、符号S1は、タイヤ赤道面である。タイヤ赤道面S1は、タイヤ回転軸(タイヤ子午線)に直交する面で、かつタイヤ幅方向中心に位置する面である。
なお、図1の断面図は、タイヤ1をリム60に装着して、規定内圧を充填した状態で走行する通常走行時(通常内圧時)のタイヤ幅方向断面図(タイヤ子午線断面図)である。規定内圧とは、例えばタイヤが乗用車用である場合には180kPaである。リム60は、タイヤサイズに対応してJATMAに定められた標準リムである。
図2は、タイヤ1の内圧が大気圧程度に低下したランフラット走行時において、路面R上を走行する際のタイヤ1の幅方向断面を示している。ランフラット走行時においては、タイヤ1は図2のように路面Rに接地して変形する。
ここで、タイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸に平行な方向であり、図1、図2の断面図における紙面左右方向である。図1、図2においては、タイヤ幅方向Xとして図示されている。
そして、タイヤ幅方向内側とは、タイヤ赤道面S1に近づく方向であり、図1、図2においては、紙面左側である。タイヤ幅方向外側とは、タイヤ赤道面S1から離れる方向であり、図1、図2においては、紙面右側である。
また、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸に垂直な方向であり、図1、図2における紙面上下方向である。図1、図2においては、タイヤ径方向Yとして図示されている。
そして、タイヤ径方向外側とは、タイヤ回転軸から離れる方向であり、図1、図2においては、紙面下側である。タイヤ径方向内側とは、タイヤ回転軸に近づく方向であり、図1、図2においては、紙面上側である。
なお、後述する図3~図7についても同様である。
タイヤ1は、例えば乗用車用のランフラットタイヤである。また、タイヤ1は、偏平率(断面幅に対する高さの比率)が、例えば60%、65%、70%といった、60%以上の高偏平率タイヤである。
図1に示されるように、タイヤ1は、タイヤ幅方向両側に設けられ、リム60に嵌合される一対のビード11と、一対のビード11の各々からタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォール12と、一対のサイドウォール12間に配置されたトレッド13と、を備える。
ビード11は、ビードコア21と、ビードコア21のタイヤ径方向外側に延出するビードフィラー22と、を備える。
ビードコア21は、ゴムが被覆された金属製のビードワイヤを複数回巻いて形成した環状の部材である。ビードコア21は、空気が充填されたタイヤ1を、リム60に固定する役目を果たす部材である。
ビードフィラー22は、ビードコア21のタイヤ径方向外側に延出する、先端先細り形状のゴム部材である。ビードフィラー22は、ビード周辺部の剛性を高め、高い操縦性および安定性を確保するために設けられている部材である。ビードフィラー22は、例えば周囲のゴム部材よりも硬度の高いゴムにより構成される。
ビード11は、そのタイヤ径方向内側の端部を構成するビードベース部11Aが、リム60のシート部62に配置されて、リム60に装着される。リム60については、後述する。
ビードベース部11Aは、タイヤ幅方向内側の端部に形成されたトウ部11bと、タイヤ幅方向外側の端部に形成されたヒール部11cと、トウ部11bとヒール部11cとの間のシート面11dと、を有する。トウ部11bは、断面形状が直角に近い鋭角形状の頂部に形成されている。ヒール部11cは、断面凸R形状に湾曲形成されており、リム60の移行部62aに密着している。シート面11dは、リム60のシート部62の一部に密着している。
タイヤ1の内部には、一対のビード11間を架け渡されたカーカスプライ23が埋設されている。カーカスプライ23は、タイヤ1の骨格となるプライを構成しており、一対のビード11間を、一対のサイドウォール12およびトレッド13を通過する態様で、タイヤ1内に埋設されている。
カーカスプライ23は、一方のビードコア21から他方のビードコア21に延び、トレッド13とビード11との間を延在するプライ本体24と、ビードコア21の周りで屈曲部25Aを経て折り返されているプライ折り返し部25と、を備える。本実施形態においては、プライ折り返し部25は、プライ本体24に重ね合わされている。屈曲部25Aは、カーカスプライ23においてタイヤ径方向の最も内側の部分を構成している。
カーカスプライ23は、タイヤ幅方向に延びる複数のプライコードにより構成されている。複数のプライコードは、タイヤ周方向に並んで配列されている。このプライコードは、金属製のスチールコード、あるいはポリエステルやポリアミド等の絶縁性の有機繊維コード等により構成されており、トッピングゴムにより被覆されている。
なお、本実施形態のカーカスプライ23は、第1カーカスプライ231および第2カーカスプライ232が重ねられた2層のカーカスプライによって構成されているが、カーカスプライ23は1層であってもよいし、3層以上であってもよい。
本実施形態のように、ビードフィラー22と後述する補強ゴム41との間には、少なくとも2層以上のプライにより構成されるカーカスプライ23が挟まれていることが好ましい。これにより、リム装着部付近で局所的な変形が生じることをより効果的に抑制し、ランフラット耐久性をさらに向上させることができる。
ビード11は、チェーハー31と、チェーハー31のタイヤ幅方向外側に配置されたリムストリップゴム32と、をさらに備える。
チェーハー31は、屈曲部25Aを含むカーカスプライ23のタイヤ径方向内側の端部を取り囲むように設けられている。すなわち、チェーハー31は、タイヤ1のタイヤ径方向内側の端部において、カーカスプライ23のタイヤ幅方向内側の外面から、屈曲部25Aのタイヤ径方向内側の外面を覆い、さらにカーカスプライ23のプライ折り返し部25のタイヤ幅方向外側の外面を覆っている。
リムストリップゴム32は、チェーハー31およびカーカスプライ23のプライ折り返し部25のタイヤ幅方向外側に配置されている。リムストリップゴム32は、リム60と接触する部材であり、かつ、後述するリムプロテクタ33を構成する部材である。
サイドウォール12は、カーカスプライ23のタイヤ幅方向外側に配置されたサイドウォールゴム40と、カーカスプライ23のタイヤ幅方向内側に配置された補強ゴム41と、を備える。
サイドウォールゴム40は、タイヤ1の外壁面を構成するゴム部材である。このサイドウォールゴム40は、タイヤ1がクッション作用をする際に最もたわむ部分であり、通常、耐疲労性を有する柔軟なゴムが採用される。
補強ゴム41は、タイヤ幅方向断面視(タイヤ子午線断面視)において、略三日月形状のサイド補強ゴムである。この補強ゴム41は、タイヤ1の内圧が低下した場合であっても、タイヤ1が完全に偏平化することを妨げる機能を有する。補強ゴム41は、そのタイヤ径方向外側の端部および内側の端部のいずれもが、先端に向かうにしたがい先細るような形状となっている。補強ゴム41の、タイヤ径方向外側の端部は、トレッド13の領域まで延出している。一方、補強ゴム41におけるタイヤ径方向内側の端部は、ビード11の領域まで延出している。
トレッド13は、カーカスプライ23のタイヤ径方向外側に配置されたスチールベルト26と、スチールベルト26のタイヤ径方向外側に配置されたキャッププライ27と、キャッププライ27のタイヤ径方向外側に配置されたトレッドゴム43と、を備える。
スチールベルト26は、ゴムで被覆された複数のスチールコードにより構成されている。スチールベルト26を設けることにより、タイヤ1の剛性が確保され、トレッド13と路面Rの接地状態が良くなる。本実施形態においては、2層構造のスチールベルト(内側のスチールベルト261と外側のスチールベルト262)が設けられているが、積層されるスチールベルト26の枚数はこれに限らない。
キャッププライ27は、スチールベルト26のタイヤ径方向外側に配置された部材であり、ベルト補強層としての機能を有する。キャッププライ27は、ポリアミド繊維等の絶縁性の有機繊維層により構成されており、トッピングゴムにより被覆されている。キャッププライ27を設けることにより、耐久性の向上、走行時のロードノイズの低減を図ることができる。
トレッドゴム43は、トレッド13の主体を構成するゴム部材であって、通常走行時の踏面(図2に示される路面Rとの接地面)13Cを有する。トレッドゴム43の踏面13Cには、複数の溝で構成されるトレッドパターン13Dが設けられている。
図1に示されるように、ビード11、サイドウォール12、トレッド13において、カーカスプライ23および補強ゴム41のタイヤ内腔側には、タイヤ1の内壁面を構成するゴム層としてのインナーライナー29が設けられている。インナーライナー29は、トレッド13においては、主にカーカスプライ23の内面を覆い、サイドウォール12およびビード11においては、主に補強ゴム41およびチェーハー31の内面を覆っている。インナーライナー29は、耐空気透過性ゴムにより構成されており、タイヤ内腔内の空気が外部に漏れるのを防ぐ。
図1に示されるように、ビード11からサイドウォール12への移行領域付近であってリム60のタイヤ径方向外側の部分においては、カーカスプライ23のタイヤ外表面側に、リムストリップゴム32とサイドウォールゴム40とが、順に積層された状態となっている。この移行領域付近におけるリムストリップゴム32とサイドウォールゴム40とにより、タイヤ周方向に環状に連続して延びるリムプロテクタ33が設けられている。リムプロテクタ33は、外傷からリム60を保護する機能を有する。
リムプロテクタ33を構成するリムストリップゴム32は、その外表面におけるタイヤ径方向の略中央部に、断面三角形状の頂部33Aを有する。リムストリップゴム32は、その頂部33Aから、タイヤ径方向内側および該側の双方に向かってそれぞれ先細り形状となっている。リムストリップゴム32のタイヤ径方向内側の端部は、チェーハー31を覆い、ビードベース部11Aの途中まで延びている。ビードベース部11Aのヒール部11cの外表面はリムストリップゴム32で構成されている。
このリムストリップゴム32の、頂部33Aよりもタイヤ径方向外側の外表面に、サイドウォールゴム40のタイヤ径方向内側の端部が積層している。このリムストリップゴム32にサイドウォールゴム40が積層する部分が、リムプロテクタ33の主体を構成している。リムプロテクタ33は、リムストリップゴム32の、頂部33Aからタイヤ径方向内側の端部に連なる外表面の部分に、内周部34を有する。この内周部34は、後述するリム60のエッジ部64bのタイヤ径方向外側に対向配置されている。
また、リムプロテクタ33は、タイヤ径方向内側に突出して頂部33Aを覆う突出部35を有する。突出部35は、リムストリップゴム32に設けられた内周部34に連続して設けられている。突出部35は、内周部34のタイヤ幅方向外端からタイヤ径方向内側に延びている。突出部35は、頂部33Aからタイヤ径方向内側に突出しており、その先端の頂部33Bは、タイヤ幅方向断面視において半円弧状に丸く形成されている。本実施形態の突出部35は、サイドウォールゴム40のタイヤ径方向内側の端部に一体に形成されている。すなわち、突出部35は、サイドウォールゴム40のタイヤ径方向内側の端部において、タイヤ幅方向内側の方向に膨出する状態に形成されている。
また、ビード11においては、カーカスプライ23のタイヤ内腔側に、補強ゴム41およびチェーハー31が積層され、さらに、補強ゴム41およびチェーハー31の内面に、インナーライナー29が積層されている。
本実施形態のタイヤ1において、サイドウォール12のサイドウォールゴム40は、トレッド13のタイヤ幅方向外側の領域、およびタイヤ径方向外側の領域まで延出している。本実施形態では、サイドウォール12からトレッド13への移行領域であるショルダー部45におけるカーカスプライ23のタイヤ外表面側に、トレッドゴム43のタイヤ幅方向端部が積層している。トレッドゴム43のタイヤ幅方向端部は、先細り形状となっている。そして、トレッドゴム43のタイヤ幅方向端部の外表面に、サイドウォールゴム40が積層している。サイドウォールゴム40のタイヤ径方向外側の端部は、先細り形状となっている。
上述したビードフィラー22、リムストリップゴム32、サイドウォールゴム40、補強ゴム41、トレッドゴム43は、次のようなモジュラスを有するゴムを用いることが好ましい。なお、本実施形態におけるモジュラスは、JIS K6251に準拠し、ダンベル状3号形の試験片を用いて引張試験を実施した時の300%伸張時のモジュラス(M300(MPa)の測定値をいう。
すなわち、ビードフィラー22のモジュラスは、6.0以上15.0以下の範囲が好ましく、リムストリップゴム32のモジュラスは、2.5以上4.5以下の範囲が好ましい。また、サイドウォールゴム40のモジュラスは、5.0以上6.5以下の範囲が好ましく、補強ゴム41のモジュラスは、8.0以上9.5以下の範囲が好ましい。また、トレッドゴム43のモジュラスは、7.5以上14.0以下の範囲が好ましい。
また、各ゴムの硬度に関して述べると、ビードフィラー22および補強ゴム41に採用するゴムとしては、少なくともサイドウォールゴム40およびインナーライナー29よりも硬度が高いゴムを用いる。また、リムストリップゴム32に採用するゴムとしては、少なくともサイドウォールゴム40およびインナーライナー29よりも硬度が高いゴムを用いる。なお、サイドウォールゴム40とインナーライナー29は、ほぼ同じ硬度のゴムが用いられる。
このようなモジュラスおよび硬度を有する各ゴム部材を用いることで、タイヤとしての柔軟性とビード11付近の剛性のバランスを保ち、かつランフラット耐久性を確保することができる。
次に、リム60について説明する。
図1には、リム60における、タイヤ1のビード11が装着される部分が示されており、図3は、その装着部分を拡大した断面図である。図3に示されるように、リム60は、ビード11のビードベース部11Aが配置されるシート部62と、シート部62よりも軸方向(タイヤ幅方向に相当)外側のリムフランジ64と、を備えている。シート部62の軸方向内側(図3で左側)は、リム60の主体をなす円筒状のウェル部66が連続して形成されている。
シート部62は、リムフランジ64に移行する部分である断面R形状の移行部62aを有する。移行部62aの内面に、ビードベース部11Aのヒール部11cが密着している。
リムフランジ64は、移行部62aから、リム60の略径方向(タイヤ径方向に相当:図3で上下方向)の内側(図3で下側)に延びる側壁部64aと、軸方向外側端部のエッジ部64bと、側壁部64aからエッジ部64bに移行する断面R形状に屈曲するガイド部64cと、を有する。ガイド部64cは、リム60へのタイヤ装着時において、ビード11をリム60の軸方向内側に導いてタイヤ1の円滑な装着を可能とするように機能する部分である。エッジ部64bは、リムフランジ64の、ガイド部64cからタイヤ幅方向外側に短く延在している。このエッジ部64bの外周面64dは、リム60の軸方向(タイヤ幅方向に相当:図3で左右方向)と略平行に延びている。
上記リム60に対して装着されるタイヤ1は、図3に示されるように、通常走行時においては、ビード11のビードベース部11Aがシート部62に配置されて密着する。すなわち、シート部62には、チェーハー31の一部とリムストリップゴム32のタイヤ径方向内側の端部が密着する。また、リムストリップゴム32のタイヤ径方向外側の端部におけるタイヤ幅方向外側の外表面が、側壁部64aからガイド部64cにわたる部分に配置されて密着する。そして、ガイド部64cの途中からエッジ部64bにわたる端縁部分と、リムストリップゴム32との間には、隙間が形成される。リムプロテクタ33の内周部34は、エッジ部64bのタイヤ径方向外側に離間して対向配置される。
このような通常走行時のタイヤ装着状態において、リムプロテクタ33の突出部35は、リムフランジ64から離間し、接触しない位置に設けられている。詳しくは、通常走行時において、突出部35は、リムフランジ64におけるエッジ部64bの外端64b1から、タイヤ幅方向外側に距離L1をおいて離間し、タイヤ径方向外側に距離L2をおいて離間している。
一方、ランフラット走行時には、サイドウォール12とともにビード11が撓むことにより、図4に示されるように、リムフランジ64のガイド部64cからエッジ部64bにわたり、リムストリップゴム32の、内周部34を含む頂部33Aよりもタイヤ径方向内側の外表面が密着し、通常走行時に存在したリムフランジ64とリムストリップゴム32との間の隙間は、リムストリップゴム32によって塞がれる。そして、ランフラット走行時においては、リムプロテクタ33の突出部35は、リムフランジ64のエッジ部64bに接触可能である。詳しくは、突出部35は、そのタイヤ幅方向内側の面が、エッジ部64bの外端64b1に接触する。
突出部35は、このようにランフラット走行時においてはエッジ部64bに接触した状態で、その先端部がエッジ部64bからタイヤ径方向内側に突出することが可能な長さを有する。このように突出部35が突出することにより、タイヤ1が横力を受けた際において、突出部35がリムフランジ64に確実に接触することにより、横力によってビード11がリム60から外れるリム外れが抑制される。このようなリム外れ抑制の効果を確実に得る観点から、図4に示されるように、リムフランジ64からの突出部35の突出量T1は、5mm以上確保されていると好ましく、突出部35のタイヤ幅方向の厚みT2は、5mm以上確保されていると好ましい。
本実施形態に係るタイヤ1によれば、ランフラット走行時にリムフランジ64に接触してリム外れを抑制するリムプロテクタ33の、内周部34および突出部35は、通常走行時においては、リムフランジ64から離間している。これにより、タイヤ1のビード11をリムフランジ64に嵌合してリム組みを行う際、突出部35がリムフランジ64に干渉しにくいため、リム組み作業を行いやすい。また、内周部34および突出部35は、通常走行時にはリムフランジ64から摩擦や圧縮応力によるストレスを受けず、劣化しにくい。その結果、ランフラット走行時において、突出部35がリムフランジ64に接触してリム外れを抑える機能が保持され、リム外れが抑制される。
突出部35は、通常走行時において、リムフランジ64におけるエッジ部64bの外端64b1から、タイヤ幅方向外側に距離L1をおいて離間し、タイヤ径方向外側に距離L2をおいて離間している。これにより、通常走行時において突出部35はリムフランジ64から確実に離間し、その結果、リムフランジ64に接触することに起因する突出部35の損傷が抑制される。
リムプロテクタ33の突出部35は、タイヤ幅方向の厚みは5mm以上であり、リムフランジ64に接触した状態でのリムフランジ64のエッジ部64bからタイヤ径方向内側へ突出する突出量は、5mm以上である。これにより、突出部35の剛性は十分に確保され、ランフラット走行時においてリムフランジ64への接触状態が保持される。したがって、リム外れ抑制の効果が確実なものとなる。
本実施形態に係るタイヤ1は、偏平率が、60%以上のタイヤである。これにより、補強ゴム41が設けられた、偏平率が60%以上の高偏平率のランフラットタイヤに、リムプロテクタ33の突出部35を設けて、ランフラット走行時においてもリム外れの発生が抑制されるランフラットタイヤが提供される。
上述した第1実施形態に係るタイヤ1によれば、以下の効果を奏する。
(1)第1実施形態に係るタイヤ1は、リムフランジ64に嵌合される一対のビード(例えば、ビード11)と、一対のビード11の各々からタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォール12と、一対のサイドウォール12の間に配置されたトレッド13と、一対のビード11の間に架け渡されたカーカスプライ23と、サイドウォール12において、カーカスプライ23のタイヤ内腔側に配置された補強ゴム41と、を備えるランフラットタイヤであって、ビード11のタイヤ幅方向外側にリムプロテクタ33を有し、リムプロテクタ33は、ビード11からタイヤ幅方向外側に延び、リムフランジ64に対向する内周部34と、内周部34のタイヤ幅方向外端からタイヤ径方向内側に延びる突出部35と、を含み、突出部35は、リムフランジ64のエッジ部64bの外端64b1から離間しており、かつ、ランフラット走行時にはリムフランジ64のエッジ部64bの外端64b1に接触可能である。
これにより、ランフラット走行時のリム外れを抑制しつつ、リム組み作業の容易化を可能とする。
(2)第1実施形態に係るタイヤ1において、リムプロテクタ33の内周部34は、リムフランジ64から離間している。
これにより、リムプロテクタ33は、通常走行時においてリムフランジ64から摩擦や圧縮応力によるストレスを受けず、劣化しにくい。
(3)第1実施形態に係るタイヤ1において、リムプロテクタ33の突出部35のタイヤ幅方向の厚みは5mm以上であり、突出部35は、リムフランジ64に接触した状態において、リムフランジ64のエッジ部64bの外端64b1からタイヤ径方向内側へ5mm以上突出する。
これにより、ランフラット走行時において、突出部35がリムフランジ64に接触する状態を確実に保持することができ、リム外れ抑制の効果を十分に得ることができる。
(8)第1実施形態に係るタイヤ1は、偏平率が、60%以上のタイヤである。
これにより、補強ゴム41が設けられた、偏平率が60%以上の高偏平率のランフラットタイヤに、リムプロテクタ33の突出部35を設けて、ランフラット走行時においてもリム外れの発生が抑制されるランフラットタイヤを提供することができる。
(第2実施形態)
次に、図5~図10を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、上述した第1実施形態のリムプロテクタ33が補強部としての補強繊維層50を有する点で、第1実施形態と相違しており、他の構成は同一または近似している。したがって、以下の説明においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略または簡略にし、主に相違点について説明する。
図5は、第2実施形態に係るタイヤ1の、ビード11およびリムプロテクタ33の部分を示す図であって、ランフラット走行時を示している。
第2実施形態に係るリムプロテクタ33は、突出部35に補強繊維層50を有する。補強繊維層50は、リムプロテクタ33を構成するサイドウォールゴム40のタイヤ径方向外側の端部内において、タイヤ1の全周にわたって環状に配置されている。補強繊維層50は、サイドウォールゴム40の内部に、タイヤ1と同心状に埋設されている。
図5に示されるように、補強繊維層50は、ランフラット走行時でのタイヤ幅方向断面視において、リムフランジ64のエッジ部64bの延在方向に沿って延びる仮想延長線E上に配置されている。仮想延長線Eは、タイヤ幅方向と略平行である。そして、補強繊維層50は、その仮想延長線Eと交差する方向に沿って略直線状に延在している。図6に示されるように、その補強繊維層50の延在方向Fと仮想延長線Eとの交差角度θ1は、垂直であることが好ましい。したがってその場合においては、補強繊維層50の延在方向Fはタイヤ幅方向に直交することになる。あるいは、図7に示されるように、補強繊維層50の延在方向Fと、仮想延長線Eと垂直に交差する線Gとの交差角度θ2が、±5°以内であってもよい。
図8に示すように、補強繊維層50は、複数の繊維51と、これら繊維51を被覆して一体化するゴム52と、を含んで構成される。
繊維51は、例えば、タイヤ補強材として一般的な繊維材料であって、高強度でありながら柔軟性を有し、かつ、耐疲労性の高い繊維材料から構成されている。具体的には、スチール繊維、ガラス繊維等の無機繊維や、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、アラミド等の有機繊維等が挙げられる。例えば、スチール繊維の場合には、φ0.1~φ0.5mm程度の高炭素鋼からなる素線を数本から数十本撚り合わせ、必要に応じてゴムとの接着性を高めるメッキが施されたものなどが用いられる。
例えば、サイドウォールゴム40の製造工程の途中において、生ゴム状態のサイドウォールゴム40に形成したスリットに補強繊維層50を挟んだ後、加硫処理を行うなどしてサイドウォールゴム40の加工を行うことにより、内部に補強繊維層50が埋設されたサイドウォールゴム40を得ることができる。
図9に示すように、第2実施形態に係る補強繊維層50は、タイヤ1を軸方向から見た場合のタイヤ側面視において、リムフランジ64の外周面64dに対する繊維51の延在方向は、外周面64dに対して略垂直、または、外周面64dに対して垂直に交差する線Hに対する角度θ3が±30°以内であることが好ましい。すなわち、角度θ3は、線Hに対して、0°、または±30°以内であることが好ましく、この範囲では、角度θ3は±20°程度がより好ましい。図8に示される繊維51は、上記角度θ3が20°程度となっている。
リムフランジ64の外周面64dに対する繊維51の延在方向が、タイヤ側面視において、垂直以外、すなわち、上記角度θ3が0°以外の場合、図10に示されるように、リムフランジ64の外周面64dに対して同じ角度で交差する互いに逆向きの繊維51を、メッシュ状に組み込む形態が好ましい。図10の場合、繊維51は、上記角度θ3が±20°程度でリムフランジ64の外周面64dに交差している。
図10に示されるように、繊維51の延在方向を、タイヤ側面視において、リムフランジ64の外周面64dに対して同じ角度で交差する互いに逆向きとしてメッシュ状に組み込むことにより、ランフラット走行時においてタイヤ1の撓みに対する抵抗力(剛性)が、どちらか一方の周方向に偏ることなく周方向の両方にバランスよく働くため、好ましい。
また、突出部35においては、その表面から補強繊維層50までの厚みが、少なくとも2mm以上確保されている。突出部35の表面から補強繊維層50までの厚みが2mm以上であると、補強繊維層50が露出するおそれが回避され、補強繊維層50がリムフランジ64に直接当接して損傷することが抑制される。
上述した第2実施形態に係るタイヤ1によれば、第1実施形態で述べた(1)~(3)および(8)と同様の効果が奏される。
また、上述した第2実施形態に係るタイヤ1によれば、さらに以下の効果が奏される。
(4)第2実施形態に係るタイヤ1において、リムプロテクタ33の突出部35は、ランフラット走行時でのタイヤ幅方向断面視において、リムフランジ64のエッジ部64bの延在方向に沿って延びる仮想延長線E上に配置され、該仮想延長線Eと交差する方向に沿って略直線状に延在する補強繊維層50を有する。
これにより、突出部35は補強繊維層50によって剛性が向上して補強され、リムフランジ64に接触する際の変形を抑制することができ、ランフラット走行時におけるリム外れの抑制効果を向上させることができる。
(5)第2実施形態に係るタイヤ1において、補強繊維層50は、ランフラット走行時でのタイヤ幅方向断面視における延在方向と上記仮想延長線Eとの交差角度が、垂直、または垂直に交差する線に対して±5°以内である。
これにより、ランフラット走行時における補強繊維層50の、タイヤ1の撓みに対する抵抗力を高くすることができ、その結果、ランフラット走行時のタイヤ偏平化によるリム外れを抑制することができる。
(6)第2実施形態に係るタイヤ1において、補強繊維層50は、複数の繊維51を含み、タイヤ側面視において、繊維51の延在方向とリムフランジ64との交差角度が、垂直、または垂直に交差する線に対して±30°以内である。
これにより、ランフラット走行時において、タイヤ1の撓みに対する補強繊維層50の抵抗力を高くすることができ、その結果、ランフラット走行時のタイヤ偏平化によるリム外れを抑制することができる。
(7)第2実施形態に係るタイヤ1において、リムプロテクタ33の突出部35は、その表面から補強繊維層50までの厚みが、2mm以上である。
これにより、補強繊維層50が露出するおそれが回避され、補強繊維層50がリムフランジ64に直接当接することにより損傷を抑制することができる。
以上の各実施形態で説明した本発明に係るランフラットタイヤは、乗用車、ライトトラック、トラック、バス等のタイヤとして採用することができるが、特に乗用車用のタイヤとして好適である。その中でも、タイヤ断面高さが大きいSUV(Sport Utility Vehicle)用のランフラットタイヤにおいて最も高い効果が得られる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されず、本発明の目的を達成できる範囲で変形、改良などを行っても、本発明の範囲に含まれる。
1 タイヤ(ランフラットタイヤ)
11 ビード
12 サイドウォール
13 トレッド
23 カーカスプライ
33 リムプロテクタ
34 内周部
35 突出部
41 補強ゴム
50 補強繊維層(補強部)
51 繊維
60 リム
64 リムフランジ
64b1 エッジ部の外端(リムフランジのタイヤ幅方向外端)

Claims (8)

  1. リムフランジに嵌合される一対のビードと、
    前記一対のビードの各々からタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォールと、
    前記一対のサイドウォールの間に配置されたトレッドと、
    前記一対のビードの間に架け渡されたカーカスプライと、
    前記サイドウォールにおいて、前記カーカスプライのタイヤ内腔側に配置された補強ゴムと、を備えるランフラットタイヤであって、
    前記ビードのタイヤ幅方向外側にリムプロテクタを有し、
    前記リムプロテクタは、
    前記ビードからタイヤ幅方向外側に延び、リムフランジに対向する内周部と、
    前記内周部のタイヤ幅方向外端からタイヤ径方向内側に延びる突出部と、を含み、
    前記突出部は、リムフランジのタイヤ幅方向外端から離間しており、かつ、ランフラット走行時にはリムフランジのタイヤ幅方向外端に接触可能である、ランフラットタイヤ。
  2. 前記内周部は、リムフランジから離間している、請求項1に記載のランフラットタイヤ。
  3. 前記突出部のタイヤ幅方向の厚みは5mm以上であり、
    前記突出部は、リムフランジに接触した状態において、リムフランジのタイヤ幅方向外端からタイヤ径方向内側へ5mm以上突出する、請求項1または2に記載のランフラットタイヤ。
  4. 前記突出部は、ランフラット走行時でのタイヤ幅方向断面視において、リムフランジのタイヤ幅方向外端の延在方向に沿って延びる仮想延長線上に配置され、該仮想延長線と交差する方向に沿って略直線状に延在する補強部を有する、請求項1~3のいずれか1項に記載のランフラットタイヤ。
  5. 前記補強部は、ランフラット走行時でのタイヤ幅方向断面視における延在方向と前記仮想延長線との交差角度が、垂直、または垂直に交差する線に対して±5°以内である、請求項4に記載のランフラットタイヤ。
  6. 前記補強部は、複数の繊維を含み、タイヤ側面視において、前記繊維の延在方向とリムフランジとの交差角度が、垂直、または垂直に交差する線に対して±30°以内である、請求項4または5に記載のランフラットタイヤ。
  7. 前記突出部は、その表面から前記補強部までの厚みが、2mm以上である、請求項4~6のいずれか1項に記載のランフラットタイヤ。
  8. 偏平率が、60%以上である、請求項1~7のいずれか1項に記載のランフラットタイヤ。
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