JP2022072673A - カバー開閉構造及び該カバー開閉構造を備えた画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿カバーに設けられた軸部を、軸受穴により回動可能に支持するカバー開閉構造において、安価で且つ簡単な構成により厚みが嵩張るブック原稿等にも対応できるようにする。【解決手段】軸部8は、軸本体部8aと、該軸本体部8aに対して軸方向に隣接して回転一体に接続された凸部8dを有する回転ストッパー部8bとを有している。軸受穴101は、軸本体部8aを回動可能に受け入れるとともに上下方向に移動可能にガイドするガイド穴部101aと、ガイド穴部101aに対して深さ方向に隣接して形成された上側ストッパー回動穴102と、下側ストッパー回動穴103と、両ストッパー穴部102,103に跨がって上下方向に延びるストッパー移動穴104とを有し、各ストッパー穴部102,103はそれぞれ、回転ストッパー部8bの凸部8dに当接することで、原稿カバー3の回動角度を規制する角度規制部102c,103dを有している。【選択図】図7
Description
本発明は、カバー開閉構造及び該カバー開閉構造を備えた画像読取装置に関する。
従来より、上面にコンタクトガラスが装着されたスキャナー筐体と、該スキャナー筐体の上面を開閉可能に覆う原稿カバーとを備えた画像読取装置が知られている。この画像読取装置は、原稿カバーをスキャナー筐体に対して開閉可能に支持するヒンジ機構を備えている。
例えば、特許文献1にはこのヒンジ機構の一例が開示されている。該ヒンジ機構は、静止支持枠と、静止支持枠に対してヒンジ軸を介して回動可能に支持された旋回支持枠とを有している。旋回支持枠には旋回ストッパーが設けられており、旋回支持枠は、旋回ストッパーが静止支持枠に当接することでそれ以上の回動が阻止される。
静止支持枠の底面には、鉛直下側に向かって延びる脚部が固定されている。この脚部は、スキャナー筐体の後端部に形成された筒状穴に挿入される。脚部は、この筒状穴内において上下方向にスライド可能に構成されている。これにより、原稿カバーを脚部と共に上方にスライドさせて厚みが嵩張るブック原稿等に対してもしっかりと押し当てることができる。
しかしながら、特許文献1のヒンジ機構(支持機構)では、厚みが嵩張るブック原稿等に対応するために脚部を設けたり、スキャナー筐体に筒状穴を形成したりする必要があるので、構成が複雑化してコスト増加を招くという問題がある。また、原稿カバーにヒンジ機構を組付ける作業に加えて、ヒンジ機構の脚部をスキャナー筐体の筒状穴に挿入する作業が必要になるので組立工数が増加するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、厚みが嵩張るブック原稿等に対応可能な原稿カバーの開閉構造を安価に且つ簡単な構成により実現することにある。
本発明に係るカバー開閉構造は、原稿カバーを、スキャナー筐体の上面の一端縁に沿った軸線を支点として回動可能に支持することで、前記原稿カバーによって前記スキャナー筐体の上面を開閉する構造である。
そして、前記カバー開閉構造は、前記原稿カバーの端部に設けられ、前記軸線を構成する軸部と、前記スキャナー筐体の端部に設けられ、前記軸部を回動可能に支持する軸受穴を有する軸受部とを有し、前記軸部は、外周面が円筒面状をなす軸本体部と、該軸本体部に対して軸方向に隣接して回転一体に接続され、軸方向から見て該軸本体部の外周面よりも径方向外側に突出する凸部を有する回転ストッパー部とを有し、前記軸受穴は、前記軸本体部を回動可能に受け入れるとともに上下方向に移動可能にガイドするガイド穴部と、該ガイド穴部に対して深さ方向に隣接して形成され、前記軸本体部が前記ガイド穴部の上端壁に当接した状態で、前記回転ストッパー部を回動可能に受け入れる上側ストッパー回動穴と、前記軸本体部が前記ガイド穴部の下端壁に当接した状態で、前記回転ストッパー部を回動可能に受け入れる下側ストッパー回動穴と、上側ストッパー回動穴及び下側ストッパー回動穴に跨がって上下方向に延び、前記回転ストッパー部の上下方向の移動を許容するストッパー移動穴とを有し、上側ストッパー回動穴及び下側ストッパー回動穴はそれぞれ、前記回転ストッパー部の凸部に当接することで、前記原稿カバーの閉位置を基準とる開放側への回動角度を規制する角度規制部を有している。
本発明に係る画像読取装置は前記カバー開閉構造を備えている。
本発明によれば、厚みが嵩張るブック原稿等に対応可能な原稿カバーの開閉構造を安価に且つ簡単な構成により実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態》
図1及び図2は、実施形態におけるカバー開閉構造を含む画像読取装置1を示している。この画像読取装置1は、例えば複写機等の画像形成装置(図示省略)に搭載されて、原稿の画像を読取るとともにその画像データを生成して画像形成装置本体に送信する。画像形成装置本体は、画像読取装置1から受信した画像データを基に印刷処理を実行する。尚、以下の説明において、「前側」、「後側」はそれぞれ、画像読取装置1の前側、後側(図1の右側、左側)を意味し、「左側」、「右側」は、画像読取装置1を前側から見たときの左側、右側を意味する。
図1及び図2は、実施形態におけるカバー開閉構造を含む画像読取装置1を示している。この画像読取装置1は、例えば複写機等の画像形成装置(図示省略)に搭載されて、原稿の画像を読取るとともにその画像データを生成して画像形成装置本体に送信する。画像形成装置本体は、画像読取装置1から受信した画像データを基に印刷処理を実行する。尚、以下の説明において、「前側」、「後側」はそれぞれ、画像読取装置1の前側、後側(図1の右側、左側)を意味し、「左側」、「右側」は、画像読取装置1を前側から見たときの左側、右側を意味する。
画像読取装置1は、スキャナー筐体2、原稿カバー3、及び操作パネル4を有している。スキャナー筐体2は、上面にコンタクトガラス2aが装着された扁平な矩形箱状をなしている。スキャナー筐体2の内部には、左右方向(図1の紙面垂直方向)に移動可能に構成された読取ユニットが収容されている。読取ユニットは、画像センサー(例えばコンタクトイメージセンサー)を搭載している。読取ユニットは、コンタクトガラス2a上の原稿に向けて光を照射しながら左右方向に往復走査することで、原稿からの反射光を画像センサーにより受光して画像データに変換する。この画像データは、読取ユニットに接続されたデータ送信ケーブルを介して前記画像形成装置本体に送信される。
前記操作パネル4はスキャナー筐体2の前側に突設されている。操作パネル4の上面にはユーザーが指で操作可能なタッチパネルやテンキー等の操作ボタンが配置されている。ユーザーは、操作パネル4を指で操作することで、画像読取装置1に対する各種設定やジョブの実行指令等を行えるようになっている。
原稿カバー3は、スキャナー筐体2のコンタクトガラス2aに載置された原稿を上側から固定するための部材である。原稿カバー3は、左右方向に長い矩形板状をなしていて、その後端部に固定された一対の軸部8を支点に回動することでスキャナー筐体2の上面を開閉可能に構成されている。尚、軸部8の軸線は、スキャナー筐体2の上面の後端縁2b(一端縁の一例)と平行に延びている。
原稿カバー3の開閉構造5は、原稿カバー3の後端部に固定された前記一対の軸部8(図5参照)と、各軸部8を介して原稿カバー3を回動可能に支持する左右一対の支持機構6と、原稿カバー3の回動角度を最大開放角度θmax(図2参照)に規制する後述の角度規制部とを有している。最大開放角度θmaxは、90°以上であり、図2の例では例えば100°に設定されている。
前記一対の軸部8はそれぞれ、原稿カバー3の後側部に一体形成された一対の軸固定リブ9(図3~図5参照)に固定されている。
一対の軸固定リブ9(図5では一方のみを示す)は、原稿カバー3の後端面に左右方向に間隔を空けて配置されている。各軸固定リブ9は、原稿カバー3の後端面から下側に突出するブロック状に形成されている。各軸固定リブ9の上側半部には、成形時のヒケ等の成形不良を回避するための除肉部9aが形成されている。一対の軸固定リブ9の互いの内側面における除肉部9aよりも下側の面部9bには、前記軸部8が突設されている。
軸部8は、図5に示すように、外周面が円筒面状をなす軸本体部8aと、軸本体部8aに回転一体に接続され、その軸方向の基端側に隣接して配置された回転ストッパー部8bとを有している。
回転ストッパー部8bは、軸本体部8aよりも大径の円柱体の両端部をD字状にカットした形状をなす回転部8cと、回転部8cの外周面から径方向外側に突出する矩形柱状のストッパー凸部8d(図7参照)とを有している。
前記各支持機構6は、図4に示すように、前記軸部8を回動可能に支持する軸受部10を有している。軸受部10は、スキャナー筐体2の後端面に突設された突出ブロック部11と、その側面に形成された軸受穴100とを有している。
突出ブロック部11は、左右方向から見て、スキャナー筐体2の上面位置よりも上側に突出する平行四辺形状をなしている。図6及び図7に示すように、軸受穴100は、ガイド穴部101、上側ストッパー回動穴102、下側ストッパー回動穴103、及びストッパー移動穴104を有している。
ガイド穴部101は、上下方向に延びる長穴であり、軸部8の軸本体部8aを回動可能に且つ上下方向に移動可能にガイドする。具体的には、ガイド穴部101の内壁は、下側に開放する半円筒状の上端壁101aと、上側に開放する半円筒状の下端壁101bと、上端壁101a及び下端壁101b同士を接続するストレート状の中間壁101cとを有している。
上側ストッパー回動穴102、下側ストッパー回動穴103及びストッパー移動穴104は、ガイド穴部101に対して深さ方向の手前側に隣接して形成されていて、ガイド穴部101との間に段差面105を形成している。
具体的には、上側ストッパー回動穴102は、ガイド穴部101の上端壁101aと同心状に形成された円弧面部102aを有していて、軸部8がガイド穴部101の上端位置に移動した状態で、該軸部8の回転ストッパー部8b(後述する図9及び図10参照)を回動可能に受け入れる。ここで、上側ストッパー回動穴102の内壁面には、軸部8の回転に伴い移動するストッパー凸部8dを受け入れる凹状部102bが形成されている。この凹状部102bは、ストッパー凸部8dの先端の軌跡に対応する円弧状に形成されており、その周方向の端面は、ストッパー凸部8dに当接して軸部8の回転を規制する規制周端面102c(角度規制部の一例)とされている。
下側ストッパー回動穴103は、ガイド穴部101の下端壁101bと同心状に形成された円弧面部103aを有していて、軸部8がガイド穴部101の下端位置に移動した状態で、該軸部8の回転ストッパー部8bを回動可能に受け入れる。ここで、下側ストッパー回動穴103の内壁面には、軸部8の回転に伴い移動するストッパー凸部8dを受け入れる凹状部103bが形成されている。この凹状部103bは、ストッパー凸部8dの先端の軌跡に対応する円弧状に形成されており、その周方向の両端面は、ストッパー凸部8dに当接して軸部8の回転を規制する第一及び第二規制周端面103c,103dとで構成されている。第一規制周端面103cは、原稿カバー3を閉側に回動させる際の回動量を規制し、第二規制周端面103d(角度規制部の一例)は、原稿カバー3を開放側に回動させる際の回動量を規制する。尚、第一規制周端面103cは必ずしも必要ではない。第一規制周端面103cを廃止したとしても、原稿カバー3はスキャナー筐体2の上面に当接することでその閉側への回動量が規制される。
ストッパー移動穴104は、軸部8がガイド穴部101に沿って上下方向に移動した際に、該軸部8の回転ストッパー部8bが通過可能に形成されている。具体的には、ストッパー移動穴104は、上側ストッパー回動穴102と下側ストッパー回動穴103とに跨がって上下方向にストレート状に延びている。
[作用効果]
次に、図7~図10を参照して、本実施形態の原稿カバー3の開閉構造5による作用効果を説明する。
次に、図7~図10を参照して、本実施形態の原稿カバー3の開閉構造5による作用効果を説明する。
原稿カバー3がスキャナー筐体2の上面に当接する閉位置にある状態(図1の二点鎖線の状態)では、図7に示すように、軸部8の軸本体部8aはガイド穴部101の下端壁101bに当接し、ストッパー凸部8dが、下側ストッパー回動穴103の凹状部103bにおける第一規制周端面103cに当接している。
図7の状態から原稿カバー3を開放側に回動させて行くと、軸部8の軸本体部8aがガイド穴部101の下端壁101bにガイドされた状態で図7の反時計回り方向に回動する。そして、図8に示すように、軸部8のストッパー凸部8dが、下側ストッパー回動穴103の凹状部103bにおける第二規制周端面103dに当接することで原稿カバー3の開放角度(閉位置を基準とする開放角度)が最大開放角度θmax(図2参照)に規制される。
一方、図7の状態から原稿カバー3を上側にリフトアップすると、図9に示すように、軸部8の軸本体部8aがガイド穴部101の上端壁101aに当接する。この状態で、原稿カバー3を開放側に回動させて行くと、軸部8の軸本体部8aがガイド穴部101の上端壁101aにガイドされつつ図9の反時計回り方向に回動する。そして、図10に示すように、軸部8のストッパー凸部8dが、上側ストッパー回動穴102の凹状部102bにおける規制周端面102cに当接することで原稿カバー3の開放角度(閉位置を基準とする開放角度)が最大開放角度θmaxに規制される。
したがって、本実施形態の原稿カバー3の開閉構造5によれば、原稿カバー3をリフトアップして最大開放角度θmaxまで回動させた後、コンタクトガラス2a上に原稿をセットして原稿カバー3を閉位置に戻すことで、図11に示すように、厚みが嵩張るブック原稿B等を原稿カバー3によって確実に押さえることができる。したがって、従来のように、ヒンジ機構の脚部を筒部内でスライドさせる構成を採用した場合に比べて安価に且つ簡単な構成によりブック原稿Bに対応することができる。
また、本実施形態では、上側ストッパー回動穴102及び下側ストッパー回動穴103の周面には、回転ストッパー部8bのストッパー凸部8dを回動可能に受け入れる凹状部102b,103bが形成され、各凹状部102b,103bの周方向の端面である規制周端面102c,103dによって原稿カバー3の最大開放角度が規制されるようになっている。
これによれば、原稿カバー3の最大開放角度を規制する規制構造を簡素化してコストを低減することができる。
《他の実施形態》
前記実施形態において、上側ストッパー回動穴102の規制周端面102cにより規制される原稿カバー3の最大開放角度と、下側ストッパー回動穴103の第二規制周端面103dにより規制される原稿カバー3の最大開放角度を異ならせるようにしてもよい。換言すると、原稿カバー3のリフトアップ時の最大開放角度とリフトダウン時の最大開放角度を異ならせるようにしてもよい。一例として、リフトアップ時の原稿カバー3の最大開放角度を、リフトダウン時の原稿カバー3の最大開放角度よりも大きく設定することが考えられる。こうすることで、厚みが嵩張るブック原稿等をセットする際の原稿カバー3とコンタクトガラス2aとの間の空間を十分に確保して作業性を向上させることができる。
前記実施形態において、上側ストッパー回動穴102の規制周端面102cにより規制される原稿カバー3の最大開放角度と、下側ストッパー回動穴103の第二規制周端面103dにより規制される原稿カバー3の最大開放角度を異ならせるようにしてもよい。換言すると、原稿カバー3のリフトアップ時の最大開放角度とリフトダウン時の最大開放角度を異ならせるようにしてもよい。一例として、リフトアップ時の原稿カバー3の最大開放角度を、リフトダウン時の原稿カバー3の最大開放角度よりも大きく設定することが考えられる。こうすることで、厚みが嵩張るブック原稿等をセットする際の原稿カバー3とコンタクトガラス2aとの間の空間を十分に確保して作業性を向上させることができる。
前記実施形態では、回転ストッパー部8bが軸本体部8aの基端側に隣接する例を説明したが先端側に隣接していてもよい。この場合、上側ストッパー回動穴102、下側ストッパー回動穴103、及びストッパー移動穴104は、ガイド穴部101の深さ方向の奥側に隣接して形成すればよい。
以上説明したように、本発明は、カバー開閉構造及び該カバー開閉構造を備えた画像読取装置について有用である。
1 :画像読取装置
2 :スキャナー筐体
3 :原稿カバー
5 :開閉構造
8 :軸部
8a :軸本体部
8b :回転ストッパー部
10 :軸受部
100 :軸受穴
101 :ガイド穴部
102 :上側ストッパー回動穴
102b :凹状部
103 :下側ストッパー回動穴
103b :凹状部
103c :規制周端面(角度規制部)
103d :第二規制周端面(角度規制部)
104 :ストッパー移動穴
2 :スキャナー筐体
3 :原稿カバー
5 :開閉構造
8 :軸部
8a :軸本体部
8b :回転ストッパー部
10 :軸受部
100 :軸受穴
101 :ガイド穴部
102 :上側ストッパー回動穴
102b :凹状部
103 :下側ストッパー回動穴
103b :凹状部
103c :規制周端面(角度規制部)
103d :第二規制周端面(角度規制部)
104 :ストッパー移動穴
Claims (4)
- 原稿カバーを、スキャナー筐体の上面の一端縁に沿った軸線を支点として回動可能に支持することで、前記原稿カバーによって前記スキャナー筐体の上面を開閉するカバー開閉構造であって、
前記原稿カバーの端部に設けられ、前記軸線を構成する軸部と、前記スキャナー筐体の端部に設けられ、前記軸部を回動可能に支持する軸受穴を有する軸受部とを備え、
前記軸部は、外周面が円筒面状をなす軸本体部と、該軸本体部に対して軸方向に隣接して回転一体に接続され、軸方向から見て該軸本体部の外周面よりも径方向外側に突出する凸部を有する回転ストッパー部とを有し、
前記軸受穴は、前記軸本体部を回動可能に受け入れるとともに上下方向に移動可能にガイドするガイド穴部と、該ガイド穴部に対して深さ方向に隣接して形成され、前記軸本体部が前記ガイド穴部の上端壁に当接した状態で、前記回転ストッパー部を回動可能に受け入れる上側ストッパー回動穴と、前記軸本体部が前記ガイド穴部の下端壁に当接した状態で、前記回転ストッパー部を回動可能に受け入れる下側ストッパー回動穴と、上側ストッパー回動穴及び下側ストッパー回動穴に跨がって上下方向に延び、前記回転ストッパー部の上下方向の移動を許容するストッパー移動穴とを有し、
上側ストッパー回動穴及び下側ストッパー回動穴はそれぞれ、前記回転ストッパー部の凸部に当接することで、前記原稿カバーの閉位置を基準とる開放側への回動角度を規制する角度規制部を有している、カバー開閉構造。 - 請求項1記載のカバー開閉構造において、
前記上側及び前記下側ストッパー回動穴の角度規制部は、該各ストッパー回動穴の周面に形成され、前記回転ストッパー部の凸部を回動可能に受け入れる凹部の周方向の端面によって構成される、カバー開閉構造。 - 請求項1記載のカバー開閉構造において、
前記上側ストッパー回動穴の前記角度規制部により規制される前記原稿カバーの開放側への回動角度は、前記下側ストッパー回動穴の前記角度規制部により規制される前記原稿カバーの開放側への回動角度よりも大きい、カバー開閉構造。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のカバー開閉構造を備えた画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020182239A JP2022072673A (ja) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | カバー開閉構造及び該カバー開閉構造を備えた画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020182239A Pending JP2022072673A (ja) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | カバー開閉構造及び該カバー開閉構造を備えた画像読取装置 |
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- 2020-10-30 JP JP2020182239A patent/JP2022072673A/ja active Pending
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Legal Events
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RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20221011 |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20230411 |