JP2022061476A - 取り外し可能なホーンを備える携行型時計 - Google Patents

取り外し可能なホーンを備える携行型時計 Download PDF

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Abstract

【課題】 溶接、接着、クリッピングを用いずに、ホーンを金属製の携行型時計ケースに組み付ける。【解決手段】 本発明は、腕時計(1)用のケース(2)に関し、これは、ミドル部(4)及び2つのホーン(6)を備え、ミドル部(4)には、ブレスレット(24)の2つの取り付け領域(12)がある壁(10)があり、取り付け領域(12)は、ケース(2)の裏部(20)に実質的に垂直でありミドル部(4)を横断する平面(P)の両側に形成され、ホーン(6)は、ブレスレット(4)の異なる端に接続することによって、ブレスレット(24)をミドル部(4)に完全に取り付けることを確実にすることができ、ホーン(6)は、取り付け領域(12)に取り外し可能かつ摺動可能に取り付けられ、裏部(20)は、ケース(2)のマウント用領域(21)に取り付けられ、ケース(2)の中心軸(A)に平行なミドル部(4)における摺動移動方向(D)の並進運動をホーン(6)がすることをブロックすることに寄与する。【選択図】 図1

Description

本発明は、腕時計ケース、そして、この腕時計ケースを備える腕時計に関する。
腕時計製造の分野においては、ばね付き棒体を用いて携行型時計ケースのミドル部にブレスレットを取り付けることが知られている。このような棒体には、伝統的には、その両端に取り付けるためのピンがある。前記棒体においては、第1のピンが、管状部分に摺動ピストンと一体的にマウントされ、次に、第2のピンが、この棒体の他の管状部分に配置される。この構成においては、ピストンは、一般的には、管状部分に配置されたコイルばねを備え、管状のハウジングから第1のピンを突出させる。
しかし、このような棒体の主な課題として、携行型時計のミドル部にブレスレットを取り付けるときに、特定の道具を用いて、管状部分にピストンを入れ込んで維持する必要があるということがある。また、このような場合にこのような道具を用いるには、正確かつ注意深く取り扱って、ブレスレットや携行型時計のケースを損傷しないようにする必要がある。
したがって、このようなアタッチメントを実装してもあらゆる人を満足させることができないことは明らかである。
本発明は、前記の従来技術の課題の少なくとも1つを克服することを目的とする。特に、本発明の目的の1つは、溶接を用いず、かつ/又は接着を用いず、かつ/又はクリッピングを用いずに、特にプラスチック材料によって作られた、ホーンを金属製の携行型時計ケースにマウントする/組み付けることができるようにすることである。
他の目的として、携行型時計のブレスレットのマウントや交換の操作を単純化することである。
このために、本発明は、腕時計用のケースに関し、これは、ミドル部及び2つのホーンを備え、前記ミドル部には、ブレスレットの2つの取り付け領域がある壁があり、前記取り付け領域は、前記ケースの裏部に実質的に垂直であり前記ミドル部を横断する平面の両側に形成され、前記ホーンは、前記ブレスレットの異なる端に接続することによって、前記ブレスレットを前記ミドル部に完全に取り付けることを確実にすることができ、前記ホーンは、前記取り付け領域に取り外し可能かつ摺動可能に取り付けられ、前記裏部は、前記ケースのマウント用領域に取り付けられ、前記ケースの中心軸に平行な前記ミドル部における摺動移動方向の並進運動を前記ホーンがすることをブロックすることに寄与する。
他の実施形態においては、以下の特徴を有する。
- 各取り付け領域には、前記裏部に対して垂直に延在している少なくとも1つの溝があり、各ホーンには、前記少なくとも1つの溝内を摺動することができる少なくとも1つのリブがある。
- 各取り付け領域には、各ホーンにあるリブの数と同じ数の溝があり、前記リブは、前記溝内を摺動することができる。
- 前記ケースの前記裏部には、取り付け部分があり、これによって、対応する溝におけるリブの並進運動のブロックを確実にする。
- 各取り付け領域にある前記溝は、前記横断面と、前記ケースの前記裏部との両方に対して実質的に直交する又は直交する平面の両方の側に対称的に形成される。
- 各溝は、支持部によって閉じられる。
- 各リブには、止め面と接触するように意図された凹部がある。
- 各リブは、前記溝と連係するように構成している少なくとも1つのクランプ用要素を備え、前記リブは、摺動によって配置されることができる。
- 前記少なくとも1つのクランプ用要素は、各リブの周壁から突出している。
- 前記ホーンは、前記裏部と、前記溝の前記支持部とによって、前記ミドル部における摺動移動方向の並進運動がブロックされる。
本発明は、さらに、このようなケースを備える腕時計に関する。
好ましいことに、この腕時計においては、前記ホーンが前記ブレスレットと一体的な要素を形成する。
一般的には、本発明の各態様における有利な実施形態は、本発明の他の態様にも等しく適用可能である。本発明の各態様は、可能なかぎり、他の態様と組み合わせることができる。また、本発明の態様は、本説明に記載される実施形態とも組み合わせることができ、これらの実施形態は、互いに組み合わせることができる。
以下の説明と図面によって、本発明の他の特徴及び利点をよく理解することができる。
本発明の一実施形態に係る、携行型時計の斜視図である。 本発明の実施形態に係る携行型時計ケースのミドル部を示している分解斜視図であり、1つのホーンがこのミドル部にマウントされており、別のホーンがこのミドル部から分離している。 本発明の実施形態に係る、図2に示している携行型時計のホーンのリブについての拡大図である。 携行型時計の実施形態に係る、単一のホーンを備えるミドル部を下から見た図である。 本発明の実施形態に係る、ミドル部の溝内にある図4に示しているホーンのリブについての拡大図である。 ケースの分解斜視図であり、このケースのいくつかの要素、例えば、ミドル部、2つのホーン、及び本発明の実施形態に係る、裏部によって前記ホーンをブロックするための要素、を示している。 本発明の実施形態に係る携行型時計ケースを下から見た図である。 図7に示しているケースの平面VIII-VIIIに沿った図である。
図1は、携行型時計ケース2を備える携行型時計1を示している。この携行型時計ケース2は、特に、腕時計1に備えられる。このようなケース2は、特に、ミドル部4、裏部20、2つのホーン6を備え、そして、計時器用ムーブメントは、表盤36や針35などを備える表示モジュールを備える。ケース2、そして特に、ミドル部4には、ブレスレット24の長手方向に対して実質的に垂直又は厳密に垂直な横断面Pがある。すなわち、この横断面Pは、ケース2の中心軸Aに実質的に平行又は厳密に平行であるか、又はケース2の中心軸Aを含む。この中心軸Aは、このケース2をその中心Oで通過し、携行型時計1の少なくとも1つの針35の回転軸Bと一致する。このような中心軸Aは、ブレスレット24の長手方向に対して実質的に垂直又は厳密に垂直である。このような中心軸Aは、表盤36及び/又はケース2の裏部20に対して、特に、この裏部20の外面及び/又は内面に対して、実質的に垂直又は厳密に垂直である。図2に示しているこの横断面Pは、ミドル部4、したがって、ケース2、の対称面である。
この構成においては、2つのホーン6どうしは、横断面Pに対して対称に配置され、それらの2つのホーン6が、ケース2に、したがって、このケース2のミドル部に、マウントされるときに互いに反対側になる。すなわち、これらの2つのホーン6はそれぞれ、この横断面Pに対して互いに対称的に直交する。
これらの2つのホーン6は、ブレスレット24がミドル部4に完全に取り付けられることを確実にするように設けられる。これらのホーン6は、ブレスレット24の異なる端に取り付けられるように意図されている。より正確には、第1のホーン6には、ブレスレット24の第1の端が取り付けられ、第2のホーンには、ブレスレット24の第2の端が取り付けられるように意図されている。ブレスレット24が2つのストランドを備える場合、第1のホーン6には第1のストランドが取り付けられ、第2のホーン6には第2のストランドが取り付けられる。また、このような構成には、従来技術の場合のように4つのホーンではなく2つのホーン6のみを備えるケース2を備えることを可能にするという本発明の特定の特徴がある。このような構成は、特に、ケース2に対するブレスレット24の組み付け及び分解の操作を単純化することに寄与する。
図1、2、4、6及び7において、ミドル部4は、好ましくは、実質的に円筒状の形である。このミドル部4には、2つの取り付け領域12がある周壁10があり、その各取り付け領域12には支持部3があり、前記取り付け領域12は、横断面Pの両方の側に形成されている。前記第1及び第2の取り付け領域12は、好ましくは、互いに直径的に反対側でありつつ対称的に周壁10上に形成される。前記第1及び第2の取り付け領域12は、この携行型時計1のケース2の第1及び第2のホーン6を受けるために特別に設けられている。図2に示している前記取り付け領域12は、実質的に円弧状であり、その形は、ホーン6と合致させることができる。また、前記取り付け領域12において、支持部3は、前記ホーン6がケース2にマウントされるときに、この前記支持部3に支持されるホーン6の上面32の一部を覆うように構成している。前記領域12の支持部3はそれぞれ、ケース2の風防を受けることができるミドル部4の上部を前記周壁に接続するミドル部4のエッジの近くにおける又はこのエッジ内における周壁10に形成される。これに関連して、このミドル部4の下部25は、ケース2の裏部を受けるように設計されている。このケース2においては、第1及び第2のホーン6は、ミドル部4の両方の側における取り付け領域12において取り付けられる/マウントされるように設計されている。すでに述べたように、各ホーン6の形は、ミドル部4におけるその取り付け領域12の形に対して相補的な形である。前記ホーン6は、ミドル部4に対して、取り外し可能かつ摺動可能に、取り付けられ/マウントされる。すなわち、前記ホーン6は、特定のタイプのアタッチメント、ここでは、摺動することによって取り外し可能なアタッチメント、によって前記固定領域12に取り付けられ/マウントされる。また、前記ホーン6は、摺動機構とも呼ばれる摺動式アタッチメントデバイスによって、前記取り付け領域12に取り付けられ/マウントされる。下で説明するように、これらのホーン6のそれぞれは、直接又は間接的に、特にこの携行型時計ケース2の裏部20によって、ミドル部4における摺動移動方向Dの並進運動がブロックされる。この摺動移動方向Dは、ケース2の中心軸Aに実質的に平行又は厳密に平行であり、以下を表す方向を向いている。
- ケース2のホーン6の組み付け/マウントの際に、取り付け領域12の支持部3が表す方向
- ケース2のホーン6を分解/取り外しするときに裏部が表す方向
図2~6を参照すると、携行型時計1のケース2は、このケース2のミドル部4にある各ホーン6の摺動式アタッチメントデバイスを備え、このデバイスには、本質的に以下がある。
- ミドル部4の各取り付け領域12上/内に形成される、「穴」又は「空洞」とも呼ばれる、少なくとも1つの溝14
- 各ホーン6の内壁17に形成される、「スタッド」とも呼ばれる、少なくとも1つのリブ16
なお、前記少なくとも1つの溝14及び前記少なくとも1つのリブ16はそれぞれ、ランダムな形であることができる。また、取り付け領域12の各溝14は、ケース2のミドル部の周壁において、刻まれ/彫られ/トレースされる。
また、このアタッチメントデバイスは、さらに、相補的な形態であるように、裏部20とブロック要素8を備えることができ、これらについては下で説明する。したがって、前記デバイスは、ケース2のミドル部4に対するホーン6の取り外し可能な取り付けを達成することを可能にする。
取り付け領域12にはそれぞれ、例として、少なくとも1組の2つ組の溝14、又は少なくとも1組の3つ組の溝14、又は少なくとも1組の4つ組の溝14があることができる。
図2、4及び6に示している実施形態において、第1及び第2の取り付け領域12にはそれぞれ、2組の3つ組の溝14、又は3組の2つ組の溝14、すなわち、6つの溝14がある。すなわち、各取り付け領域12に、これらの2組の3つ組の溝14、又は3組の2つ組の溝14がある場合、ミドル部4には、論理的に、その壁10に12個の溝が形成される。この構成においては、第1の取り付け領域12に形成される6つの溝14(2組の3つ組の溝14、又は3組の2つ組の溝14のいずれか)は、第2の取り付け領域12に形成される6つの他の溝に対して、実質的に対称又は対称的な形態で、横断面Pの反対側に形成される。また、各取り付け領域12において、第1の3つ組の溝14、及び第2の3つ組の溝14は、横断面Pに直交する直交平面の両方の側にて対称的に、前記第1の3つ組がこの直交平面の片側にあり、前記第2の3つ組がこの直交平面の他方の側にあるように、配置されることができる。同様に、3組の2つ組の溝14の溝14は、横断面Pに直交する前記直交平面に対して対称的に分布しており、3つの溝14がこの直交平面の両側に形成される。なお、横断面Pに直交するこの直交平面は、ブレスレット24の長手方向に対して平行である。
また、各溝14においては、一端が支持部33によって閉じており、他端がミドル部4の下部25において開いている。なお、この支持部33が溝14の底を形成する。
この構成においては、第1及び第2のホーン6にはそれぞれ、少なくとも1組の2つ組のリブ16又は少なくとも1組の3つ組のリブ16がある。図2及び4においては、これらの第1及び第2のホーン6にはそれぞれ、2組の3つ組のリブ16、又は3組の2つ組のリブ16、すなわち、6つのリブ16、がある。各ホーン6には、各取り付け領域12にある溝14の数と同じ数のリブ16が設けられることがわかる。すなわち、第1及び第2のホーン6には、ミドル部4の第1及び第2の取り付け領域12に形成される溝14の数と同様の数のリブ16がある。例として、各ホーン6に1組の2つ組のリブ16がある場合、これらのリブ16のそれぞれは、ホーン6の内壁17に形成されて、対応する取り付け領域12に含まれる2つ組の溝14内にて摺動する。前記ホーン6の形は、ミドル部4の取り付け領域12の形と合致することを可能にする細長い円弧状である。各ホーン6のこれらのリブ16にはそれぞれ、「中実」部分と呼ばれる上部26と、「凹」部と呼ばれる下部22との2つの部分がある。この凹部22は、特に、ケース2の裏部20と直接的又は間接的に連係するように設計されている。したがって、この構成においては、裏部20は、ミドル部4における摺動移動方向Dの並進運動をホーン6がすることをブロックすることに直接的又は間接的に寄与することができる。各リブ16には、溝14の内面と連係することができる少なくとも1つのクランプ用要素27があり、前記リブ16は、摺動することによって配置されることができる。前記少なくとも1つのクランプ用要素27は、溝14内のこのリブ16の軸方向の保持及び/又は溝14内のこのリブ16の保持、を確実にすることを可能にする。すなわち、前記少なくとも1つのクランプ用要素27は、このリブ16とこの溝14の間の間隙をいずれもなくすことに寄与する。前記クランプ用要素27は、各リブ16の周壁から突出している。特に、このクランプ用要素27は、リブ16のこの周壁、特に、この周壁におけるこのリブ16の上部26に位置する部分、に配置される。図3及び5において、リブ16には、3つのクランプ用要素27がある。例として、このクランプ用要素27は、角柱の形であることができる。また、このリブ16の上部26の自由端には、対応する溝14の支持部分33に支持されることができる支持用領域34がある。
図2~8を参照すると、ケース2には、このケース2のミドル部4にある裏部20のマウント用領域21がある。このマウント用領域21には、特に、ケースの裏部20を受けるように設けられた環状空洞18又は環状溝18と、この裏部20をミドル部4に対してブロックするためのブロック要素8がある。この空洞18には、底部29と、第1及び第2の周壁28a、28bがある。第1及び第2の周壁28a、28bは、好ましくは、互いに実質的に対向している又は厳密に対向している。環状空洞18のこの第2の周壁28b及びこの底部29は両方とも、ミドル部4の下部25によって、そして、リブ16が対応する溝14内に摺動して入っているときには各リブ16の凹部22によって、同時に形成される。この空洞18は、ブロック要素8、そして、携行型時計ケースの裏部20の本体と一体的に形成される取り付け部分30、を受けることができる。特に、この取り付け部分30は、環状空洞18の底部29の方を向いて延在していることによって、ケースのこの裏部20の内面から突出する。また、この取り付け部分30は、さらに、ケースのこの裏部20のエッジから等距離にある裏部の内面にわたっても延在している。なお、この取り付け部分30は、特に環状空洞18内に配置されるように、設けられている/構成している。この取り付け部分30は、単一の要素又はいくつかの要素によって形成していることができる。
この空洞18において、第1の周壁28aには、この第1の壁28a内にブロック要素8の本体の一部を配置するために設けられる凹部31がある。この凹部31の断面は、「L」字の形であることができる。この構成において、ケースの裏部20がミドル部4に組み付けられたときに、ブロック要素8は、この裏部20の取り付け部分30に力を与えて、ケースの裏部20が前記ミドル部4に取り付けられた状態を維持することができる。したがって、ケース2のこのブロック要素8によって及ぼされる力の影響下で、この取り付け部分30は、リブ16の凹部22と機械的に連係して、溝14内に入り込んだリブ16の並進運動に対するブロックを確実にし、したがって、これらのリブ16がこれらの溝14内を摺動すること、及び/又はこれらの溝14から出てくること、を防ぐことができる。すなわち、マウント用領域21にて取り付けられた裏部20は、ミドル部4における摺動移動方向Dの並進運動をしようとするホーン6の直接的なブロックに寄与する。
したがって、図6に示しているブロック要素8は、リング、Oリング状のシール、又はOリングシールであることができ、これは、ケース2の密封に、そして、ミドル部4に対する裏部20のブロック/取り付けに、寄与することができることがわかる。
なお、各リブ16、そして、特に各リブ16の凹部22は、取り付け部分30の局所的部分に形成される止め面に接触することができる。すなわち、この取り付け部分30には、各リブ16に関連づけられた止め面を定める部分がある。好ましいことに、各リブ16は、このブロック要素8に対して、したがって、ケース2の裏部に対して、実質的に垂直に又は垂直に延在している。
したがって、これらのホーン6のそれぞれは、裏部20によって、そして、溝14の支持部33によって、ミドル部4における摺動移動方向Dの並進運動をしないようにブロックされている。また、取り付け領域12の支持部もこの並進運動のブロックに寄与することができる。
また、この携行型時計ケース2において、ホーン6にはそれぞれ、ブレスレット24のストランドを取り付けるための取り付け領域23がある。代わりに、ホーン6は、ブレスレットとともに、携行型時計の一体的な要素、すなわち、携行型時計の1つの単一の要素、を形成することができる。
また、ミドル部4は、第1の材料によって作ることができ、2つのホーン6は、第2の材料によって作ることができ、前記第1の材料は、好ましくは、前記第2の材料とは異なる。代わりに、いくつかのアプリケーションにおいては、ミドル部4とホーン6のために選択された材料は同じであることができる。第1及び/又は第2の材料は、ステンレス鋼(通常は、316L鋼)、金、白金、チタン、真鍮、セラミックス、プラスチック、炭素、木材、銀、他の金属、金属合金、又はこれらの任意の組み合わせであることができる。
好ましいことに、ミドル部4とホーン6はそれぞれ、(少なくとも)被覆層を備えることができる。ミドル部4とホーン6にそれぞれ同じ組成の被覆層がある場合、ミドル部4の材料を2つのホーン6の材料とは異なるようにして、製造コストを最適化すること、及び/又は携行型時計ケース2の耐久性を最適化することができる。各層は、金属層、ワニス又は着色層、又はそれらの任意の組み合わせであることができる。
本発明は、さらに、前記のケース2の特徴を備える携行型時計ケース2を備える腕時計1に関する。
特定の実施形態について詳細に説明したが、当業者であれば、本説明によって与えられる全体的な教示内容に鑑みて、様々な変更や代替形態について考えることができることを理解することができる。特に、リブ16の数、したがって、溝14の数、及びそれらの配置について、所望の構成にしたがって、特に、携行型時計1のケース2を構成している材料において発生する張りを低減することなどを目的とする構成にしたがって、変えることができる。したがって、ここで説明している特定の構成は、本発明の範囲を限定することを意図するものではなく、説明のためにのみ与えられるものである。
1 腕時計
2 携行型時計ケース
4 ミドル部
6 ホーン
10 壁
12 取り付け領域
14 溝
16 リブ
20 裏部
21 マウント用領域
22 凹部
24 ブレスレット
27 クランプ用要素
30 取り付け部分
33 支持部
A 中心軸
D 摺動移動方向
P 横断面

Claims (12)

  1. 腕時計(1)用のケース(2)であって、
    ミドル部(4)及び2つのホーン(6)を備え、
    前記ミドル部(4)には、ブレスレット(24)の2つの取り付け領域(12)がある壁(10)があり、
    前記取り付け領域(12)は、前記ケース(2)の裏部(20)に実質的に垂直であり前記ミドル部(4)を横断する横断面(P)の両側に形成され、
    前記ホーン(6)は、前記ブレスレット(24)の異なる端に接続することによって、前記ブレスレット(24)を前記ミドル部(4)に完全に取り付けることを確実にすることができ、
    前記ホーン(6)は、前記取り付け領域(12)に取り外し可能かつ摺動可能に取り付けられ、
    前記裏部(20)は、前記ケース(2)のマウント用領域(21)に取り付けられ、前記ケース(2)の中心軸(A)に平行な前記ミドル部(4)における摺動移動方向(D)の並進運動を前記ホーン(6)がすることをブロックすることに寄与する
    ことを特徴とする携行型時計ケース(2)。
  2. 各取り付け領域(12)には、前記裏部(20)に対して垂直に延在している少なくとも1つの溝(14)があり、
    各ホーン(6)には、前記少なくとも1つの溝(14)内を摺動することができる少なくとも1つのリブ(16)がある
    ことを特徴とする請求項1に記載のケース(2)。
  3. 各取り付け領域(12)には、各ホーン(6)にあるリブ(16)の数と同じ数の溝(14)があり、
    前記リブ(16)は、前記溝(14)内を摺動することができる
    ことを特徴とする請求項2に記載の携行型時計ケース(2)。
  4. 前記裏部(20)には、取り付け部分(30)があり、これによって、対応する溝(14)におけるリブ(16)の並進運動のブロックを確実にする
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の携行型時計ケース(2)。
  5. 各取り付け領域(12)にある前記溝(14)は、前記横断面(P)と、前記ケース(2)の前記裏部(20)との両方に対して実質的に直交する又は直交する平面の両方の側に対称的に形成される
    ことを特徴とする請求項2~4のいずれか一項に記載の携行型時計ケース(2)。
  6. 各溝(14)は、支持部(33)によって閉じられる
    ことを特徴とする請求項2~5のいずれか一項に記載の携行型時計ケース(2)。
  7. 各リブ(16)には、止め面と接触するように意図された凹部(22)がある
    ことを特徴とする請求項2~6のいずれか一項に記載の携行型時計ケース(2)。
  8. 各リブ(16)は、前記溝(14)と連係するように構成している少なくとも1つのクランプ用要素(27)を備え、前記リブ(16)は、摺動によって配置されることができる
    ことを特徴とする請求項2~7のいずれか一項に記載の携行型時計ケース(2)。
  9. 前記少なくとも1つのクランプ用要素(27)は、各リブ(16)の周壁から突出している
    ことを特徴とする請求項8に記載の携行型時計ケース(2)。
  10. 前記ホーン(6)は、前記裏部(20)と、前記溝(14)の前記支持部(33)とによって、前記ミドル部(4)における摺動移動方向(D)の並進運動がブロックされる
    ことを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の携行型時計ケース(2)。
  11. 請求項1~10のいずれか一項に記載のケース(2)を備える
    ことを特徴とする腕時計。
  12. 前記ホーン(6)は、ブレスレットとともに一体的な要素を形成する
    ことを特徴とする請求項11に記載の腕時計。
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