JP3270897B2 - 開放式バックル型のブレスレットの留め金 - Google Patents

開放式バックル型のブレスレットの留め金

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JP3270897B2 JP50123795A JP50123795A JP3270897B2 JP 3270897 B2 JP3270897 B2 JP 3270897B2 JP 50123795 A JP50123795 A JP 50123795A JP 50123795 A JP50123795 A JP 50123795A JP 3270897 B2 JP3270897 B2 JP 3270897B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブレスレット、特に腕時計用ブレスレット
の開放式バックル型の留め金に関し、特に、そのような
留め金は少なくとも1個のブランチと、一端が前記ブラ
ンチの第1端に蝶番接続された少なくとも1つのアーム
と、を有し、前記ブランチは、この留め金が閉鎖位置に
ある時、前記アームの側面に対面して配置された側面
と、前記留め金を前記閉鎖位置に保持する手段とを有す
る。
前述の一般定義に対応する留め金は、特許書類EP−A
−0509938に記載されている。この書類では、留め金
は、その一端がブレスレット部分に蝶番接続された2つ
のアームで成り、他端は、ストレッチャー形で中心部材
に平行をなす2つのブランチの端部に蝶番接続される。
前記中心部材は、アームのそれに対応するような形と寸
法を有する2個の切欠部を呈しているので、それらのア
ームは、ブレスレットの閉鎖位置で、完全に切欠部内に
包含されるようになっている。閉鎖位置でブレスレット
を掛け止めするには、その掛け留めを確実にするため
に、そのブレスレット部分に取付られるアームの端部は
くちばしの状態となり、その両部分の一方は溝であっ
て、これは、ブランチが弾力的に互いに結合された後、
それらのブランチを接続させる円筒部材、又はブリッジ
と共働する。
この掛け留めシステムは、摩耗し易いという欠点を有
している。その結果、或る回数だけ開閉した後には、そ
の留め金はもはや、有効性の保証はない。
そのような急速な摩耗はまた、開閉力に著しい変化を
生じさせるので、使用者にとって満足が得られない。そ
のような力はさらに、その留め金を形成するために使用
される材料の性質によって決まる。
その上、溝と円筒部材との間に本質的に遊びが存在す
るので、この掛け留めシステムに対して魅力が感じられ
ない。
その他、そのような留め金は、精密に形成することが
比較的むずかしい。なぜなら、多くの機械加工を必要と
するからである。特に、ブランチとアームをスタンピン
グ加工した後、機械加工の仕上げを必要とし、また、開
放力と閉鎖力との適切な力を得るために留め金を組立て
た後、ブリッジに対してくちばしを調整する必要もあ
る。
そこで、本発明の主たる目的は、留め金をその閉鎖位
置に保持する確実なシステムで、その全体として留め金
に設計の改善を与えながら、比較的簡単かつ経済的な方
法で形成することのできる、ブレスレット用の開放式バ
ックル型の留め金を提供することによって、従来の技術
のもつ欠点を克服することである。
このために、本発明は、以下のもので成るブレスレッ
ト用の開放式バックス型留め金を提供することである。
そのような留め金は、少なくとも1つのブランチと、そ
の一端が、前記ブランチの第1端に蝶番接続された少な
くとも1本のアームと、前記留め金を前記閉鎖位置に保
持する手段とで成り、前記保持手段が少なくとも1個の
弾力的に変形可能な部材で構成されることを特徴とし、
前記保持手段は、留め金が閉鎖位置にある時、一方、前
記ブランチの前記側面に形成された縦中空部により、他
方では、前記アームの前記側面に形成された縦中空部に
よって形成されるハウジング内へ伸長する。
そのような特性により、構造が簡単かつ経済的で、閉
鎖力と開放力とが時間が経っても一定しているような、
留め金を提供することができる。そのようなことは、そ
の留め金の他の部分を形成するために使用される材料の
性質が何であれ、弾性的に変形可能な部材の大きさ、及
び/又は強度を調整することによって容易にマスターす
ることができる。
本発明の他の特徴及び効果は、例示によって与えら
れ、それに制限されない発明の種々の実施例に関する以
下の記載から一層明らかとなるであろう。そのような記
載は図面に関連しながら説明されている。
図1は本発明の留め金の一実施例の斜視図であり、そ
の留め金は開放位置で示されている。
図2は図1の留め金の平面図であって、この留め金は
閉鎖位置で示されている。
図3は図2のIII−III線に沿ってとった横断面図であ
り、 図4は図1の本発明の留め金の変形実施例を一部破断
した側面図であって、その留め金は開放位置で示されて
いる。
図5は図4の留め金の平面図であって、一部切除した
ものであり、その留め金は閉鎖位置で示されている。
図6は本発明の留め金の第2実施例の斜視図であっ
て、この留め金は開放位置で示されている。
図1は本発明の開放式バックル型留め金の第1実施例
の斜視図を示し、その全体が符号1で示されている。
留め金1は基本的には、ベース2とアーム4とで成
る。そのような部材はその一端が互いに蝶番接続され、
他端が第1ブレスレット部分6と第2ブレスレット部分
8とに接続される。図1に点線で一部が示されている構
成部分6、8は特に、腕時計(図示せず)のように身に
つける物に取付られる。
ベース2は手首の湾曲に合うようにその長さ方向へ内
側へわずかにカーブしたうすい伸長したブレードの形を
している。ベース2は2個の平行ブランチ10、12で成
り、それらのブランチは各端部を連結手段14、16によっ
て連結され、両ブランチの間に、事実上矩形の縦方向の
自由空間が形成される。図示の実施例において、連結手
段14は管で構成され、その端部分は、例えば、ブランチ
10、12の一端の上面20、22に溶接することによって固定
される。管14はその中にピン(図示せず)を受入れるよ
うになっており、そのピンのまわりをブレスレット部分
8が包囲するので、ピンはブレスレット部分8を固定す
る手段を構成する。
ブランチ10、12の端部にあって、アーム4を蝶番接続
させる連結手段16は蝶番で成る。図2は蝶番16を形成す
る1つの方法を示す。切欠部26を備えた管24は、ブラン
チ10、12の他端にこの目的のために備えられた開口に挿
入される。アーム4はその管24のまわりでピボット回転
する。各々、溝30を備えたピン28は管24に挿入され、溝
30まで達する切欠部26を介して適所に保持される。かく
して、組立て分解が容易である組立体が形成される。
アーム4は伸長型ブレードで構成され、ベース2と同
じ厚みを有し、かつ同一の縦方向の湾曲を示す。その大
きさは、ほぼ矩形に形成されるので、アーム4はベース
2の自由空間18におさまる。アーム4の一端には、穴が
形成され、そこを通って切欠部付管24が貫通しており、
従って、アーム4は管24のまわりでピボット回転するこ
とができる。アーム4の他端には、第2ブレスレット部
分6の取付手段32が備えられ、これもまた、ピン(図示
せず)を受入れる管によって構成され、その管のまわり
を、ブレスレット部分6が包囲する。管32は、例えば、
アーム4の上面34の端部分に溶接することによって取付
られる。
図示の実施例において、管14と管32は特に、金属リン
クを使った型のブレスレット部分を取付けるようになっ
ているが、そのような取付手段は、例えば、レザー等で
形成されたブレスレット部分を受入れるように、この技
術に熟達した人によって容易に変形しうることは全く明
らかである。
この実施例において、アーム4はブランチ10、12の長
さよりわずかに長く作られ、その上面34に横断溝36を有
している。この横断溝は留め金が閉鎖位置にある時、管
14と一致し、これを受入れるように仕組まれている。か
くして、留め金が図2、3に示すように、閉鎖位置にあ
る時、アーム4はブランチ10、12の厚みの範囲にとどめ
られる。但し、管32は、管14と同じ高さで留め金の厚み
から突出する。前述の実施例において、アーム4は図1
の矢印Fの方向へピボット回転すると、留め金はその開
放位置を呈することがわかる。周知のように、変形例に
より、アーム4をブランチ10、12より短くすることによ
り、それが管14によって止められず、反対方向へピボッ
ト回転するようにして、留め金をその開放位置にもって
いくこともできる。その場合、ベース及びアームにブレ
スレット部分を取付ける取付けも、変形することにな
る。
留め金1はさらに留め金を保持する手段、即ちアーム
4をブランチ10、12に対して閉鎖位置に保持する手段を
有する。この目的で、ブランチ10、12は各々、側面36、
38を有し、そこに縦方向の中空部40、42が形成される。
アーム4も2つの側面44、46を反対側に有し、その側面
に、各々、縦方向の中空部48、50を備えている。ブラン
チ10、12の各中空部40、42は留め金が閉鎖位置にある
時、アームの中空部48、50の1つと対向するように仕組
まれているので、2つの平行な縦ハウジング52、54(図
3参照)が形成され、その各ハウジング内に弾力的に変
形可能な部材56、58が伸びている。
各弾力的に変形可能な部材56、58はそのハウジング5
2、54を形成する中空部の各々内へ部分的に伸びている
ので、その部材56、58はブランチ10、12に対してアーム
4を動かないように固定する。
図示の実施例において、弾力的に変形可能な部材56、
58は各々、螺旋ばねで成り、ハウジング52、54は実質的
に円形横断面を呈する。
この留め金はさらに、そのハウジングを形成する中空
部、すなわちアーム4の中空部48、50の一方に弾力的に
変形可能な部材を保持する手段を有する。そのために、
留め金が開放位置にある時も、弾力的に変形可能な部材
を前記中空部に保持することができる。
この実施例において、第3図にはっきりと示すよう
に、中空部48、50は、ばね56、58の直径より小さい距離
だけ離れた2つのエッジ60、62及び64、66によって区画
された開口を通ってアーム4の側面36、38に開いてい
る。各ばね56、58の縦軸Lはかくして、そのばねを受入
れる中空部48、50内に包含される。要するに、中空部4
8、50は断面でみた時180゜を越えて、好ましくは約240
゜の円弧となっている。
ブランチ10、12の側面に形成された中空部40、42に関
して言えば、これらは断面でみて、90゜未満、好ましく
は約60゜程度の円弧である。
中空部40、42、48、50は異なる横断面にすることもで
きる。例えば、弾力的に変形可能な部材56、58を保持す
る中空部48、50の横断面を蟻溝形、又は、T字型にし、
それに対応する中空部40、42の横断面を任意の凹状を示
す、弾力的に変形可能な部材56、58を受入れることので
きるハウジングを形成できるU字形にすることもでき
る。
ばね56、58の直径は、ハウジング52、54の直径よりわ
ずかに小さいので、ばね56、58とハウジング52、54との
間にいくらかの遊びができ、ばね56、58とそれを保持す
る中空部48、50との間に、ゆとりができる。かくして、
ばね56、58は後で説明するように、留め金1の開閉中、
困難なく変形可能となる。
ブランチ10、12の側面36、38は、そのような面の下底
部分に形成された掛け留め用傾斜路68、70を有する。そ
のような傾斜路68、70はそれぞれ、面36、38の下縁から
中空部40、42の下縁まで伸長する。そのような傾斜路6
8、70は、下記の説明から一層、明らかとなるように、
留め金の閉鎖動作中に、弾力的に変形可能な部材を次第
に変形させることができる。
留め金1はさらに、中空部48、50内に縦方向へばね5
6、58の止め手段72、74を有する。そのような止め手段7
2、74はばね56、58の少なくとも2つの当接端部コイル
によって形成される。その直径は、そのばねが中空部4
8、50に組込まれていない時、ハウジング52、54の直径
より実質的に大きい。かくして、ばね56、58は、ハウジ
ングの直径より実質的に直径が小さいその端部を対応す
る中空部48、50へ容易に挿入することができ、その後、
中空部48、50で止め手段を形成する最後のコイル72、74
がそのような中空部48、50へ押入される。そこで、これ
らの中空部において、ばね56、58の縦方向への止めが保
証される。変形例によれば、止め手段を構成するコイル
72、74はそれぞれ、中空部48、50に形成された環状溝
(図示せず)と共働する。
前述の留め金の操作原理は次の如くである。即ち、閉
鎖の過程で、アームは、矢印F1の方向へ押される時、中
空部48、50から突出するばね56、58部分によりブランチ
10、12の掛け留め用傾斜路68、70と接触する。その時、
ばね56、58のコイルが弾力的に変形を生じる。その場
合、ばねはブランチ10、12に形成された対応中空部40、
42内へばね56、58の突出部分が次第に侵入するまで瞬間
的に横方向へ押しやられる。かくして、2つのブランチ
10、12間にアーム4は固定される。
逆に、開放時には、アームは矢印Fの方向へ押圧さ
れ、同時に、ばね56、58のコイル全体に作用してそれら
のばねを変形させ、そしてアーム4を解放する。保持手
段の構造により、留め金を開くためにかけられる力はそ
の閉鎖のためにかける力より大きくなる。そのことは、
使用者に一層大きな快適さを与え、閉鎖位置で高度の安
全性を与える。
これに関連して、留め金を開くためには、ブレスレッ
ト部分8の端部に母指の爪溝(図示せず)を備えること
は効果的であろう。
さらに、留め金を開閉する力は基本的には、ばねの特
性に依存するので、それは容易に調整可能となる。これ
を達成するためには、各ばねの特徴的パラメータ、即
ち、ワイヤの直径やばねのコイル数に働きかけるだけで
十分である。
ここで、図4、5を参照すれば、図1〜3に示される
留め金の変形実施例が示されており、これらの図面にお
いても、同一部品は同一符号で示す。
第1実施例とは異なり、溶接管14は、図2の符号16で
示すものの形の連結手段14'により置き換えられてお
り、管15'は留め金のブランチ10と12との間に適切な距
離を保持するためにスペーサーとして作用する。
その他、ブランチ10、12は各々、ブランチ部分10'、1
2'だけ、連結手段14'をこえて伸長する。各ブランチ部
分10'、12'は穴11'、13'を有し、それらの穴は互いに対
向して配置され、ブレスレット部分を固定するためピン
(図示せず)がその穴に挿入される。
この変形実施例において、ばね56、58はそれぞれ、ア
ーム4に形成された穴に挿入されるピンG1の端部によっ
て、その一端が中空部48、50内を縦方向へ止められる。
そのピンの両端は、中空部48、50へそれぞれ伸びてい
る。
また、ばね56、58はそれぞれアーム4に取付られた部
材EによってピンG1の端部に対向して保持される。詳細
に見れば、部材EはU字形部分を有し、そのブランチ
6、6'がそれぞれ、中空部48、50へ伸びてばね56、58の
第2端に当接する。アーム4に対する部材Eの取付け
は、それぞれ、アーム4と、2個のブランチ6、6'に形
成された穴へ挿入されたピンG2によって行われる。特に
図4から明らかなように、部材Eは、アーム4の面より
上方へ伸長する締結部分としての第2部分を有し、この
部分はブレスレット部分を締結するためピン(図示せ
ず)を挿入する締結用小穴を有する。
この変形実施例によれば、留め金の開放は上方へ、図
面の矢印F2の方向へ行われる。
ここで、図6を参照すれば、ここには第2実施例が示
されており、この図でも、図1〜5と同一部材は、同一
符号で示す。
この第2実施例において、留め金1'は、2個の平行ブ
ランチ74、76で形成されるベース72と、その一端がブラ
ンチ74、76の端部に蝶番接続される2本のアーム78、80
とで成る。アーム78、80の他端は、それぞれ、この図面
に点線で示すブレスレット部分6、8の取付手段14、32
を有する。
留め金1'はさらに、その中間ゾーンに、ブランチ74、
76を連結する強化部材82を有する。この強化部材82は、
ブランチ74、76と共に、ほぼ矩形の2個の自由空間84、
86を形成する。その自由空間には、留め金が閉鎖位置に
ある時、アーム78、80がそれぞれおさまるようになって
おり、それらのアームの端部は、事実上、並置されたブ
レスレット部分に連結される。
そのような留め金1'はかくして、その一端を互いに連
結された図1〜3に示すような2個の留め金1により形
成されるものと考えられており、それは、これらの図面
に関連して説明したものと同じ保持手段を利用してい
る。
本発明の留め金は非常に製造し易いという効果があ
る。なぜなら、ブランチの場合も、アームの場合と同様
に、これらの部材は、原型にして、曲げ、そして組立る
ことのできる部分で構成しうるからである。かくして、
スタンピング操作がないので、材料の無駄がなく、その
操作にかかる加工費も不必要である。従って、本発明の
留め金は、エレガンスのある単線を示す。
そこで、本発明は前述したいくつかの実施例に制限さ
れるものではなく、この技術に熟達した人にとって、自
明の多くの変形も、請求の範囲により限定された本発明
の範囲から逸脱することなく可能となる。例えば、一個
のハウジングを、1個の弾性的に変形可能な部材と共働
させるようにした保持手段を予定することもできる。ま
た、弾力的に変形可能な部材が螺旋ばねの形をしていな
くて、弾性材料のシリンダーの形をしており、或いは、
また、弾性的に変形可能な材料の管で形成することもで
き、弾性的に変形可能な材料を1本又は複数本のアーム
で保持しないで、ブランチに保持させることもでき、或
いはまた、留め金が1個のブランチと、両端をそのブラ
ンチに蝶番接続させたアームとで成るようにすることも
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A44C 5/24 A44C 5/22

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1個のブランチ(10,12)と、
    一端が前記ブランチの第1端に蝶番接続される少なくと
    も1つのアーム(4)と、留め金を前記閉鎖位置に保持
    する保持手段とを有し、前記ブランチ(10,12)は、留
    め金が閉鎖位置にあるとき前記アーム(4)の側面(4
    4,46)と相対する側面(36,38)とを有し、前記保持手
    段は、少なくとも1個の弾性的に変形可能な部材(56,5
    8)で成り、この部材は、留め金が閉鎖位置にあると
    き、一方では、前記ブランチ(10,12)の前記側面(36,
    38)に形成された縦中空部(40,42)と、他方では、前
    記アーム(4)の前記側面(44,46)に形成された縦中
    空部(48,50)とによって形成されたハウジング(52,5
    4)内で伸びていることを特徴とするブレスレット用の
    開放式バックル型留め金。
  2. 【請求項2】前記弾性的に変形可能な部材(56,58)
    は、保持手段(60,62,64,66)により前記側面の第1側
    面(44,46)に形成された前記中空室の第1中空部(48,
    50)に保持されることを特徴とする請求の範囲1に記載
    の留め金。
  3. 【請求項3】前記弾性的に変形可能な部材(56,58)は
    螺旋ばねで成ることを特徴とする請求の範囲1又は2に
    記載の留め金。
  4. 【請求項4】前記ばね(56,58)の縦軸(L)は第1中
    空部(48,50)内に含まれ、前記第1中空部(48.50)
    は、ばね(56,58)の直径より小さい距離だけ離れて位
    置する2つのエッジ(60,62,64,66)により区画される
    開口を通って前記第1側面へ開いており、前記保持手段
    は前記エッジ(60,62,64,66)によって構成されること
    を特徴とする請求の範囲3に記載の留め金。
  5. 【請求項5】中空部(40,48,42,50)によって形成され
    るハウジング(52,54)は円形横断面を表すことを特徴
    とする請求の範囲1に記載の留め金。
  6. 【請求項6】ばね(56,58)の直径はハウジング(52,5
    4)の直径に実質的に等しいことを特徴とする請求の範
    囲5に記載の留め金。
  7. 【請求項7】前記中空部内にその縦方向へのばね(56,5
    8)の動きの止め手段(72,74)をさらに有することを特
    徴とする請求の範囲5又は6に記載の留め金。
  8. 【請求項8】前記ばね(56,58)は少なくとも2つの当
    接端部コイル(72,74)を有し、そのコイルの直径は、
    ばねを前記第1中空部(48,50)内に組立てる前の状態
    では、前記ハウジング(52,54)の直径より実質的に大
    きいことを特徴とする請求の範囲7に記載の留め金。
  9. 【請求項9】さらに、第1ブランチ(10)に実質的に平
    行をなす第2ブランチ(12)を有し、前記第1及び第2
    ブランチ(10,12)は、接続手段により、その一端が一
    緒に連結され、そして、留め金が閉鎖位置にある時、前
    記アーム(4)を少なくとも一部、受入れることのでき
    る自由空間(18)により互いから分離されており、前記
    第2ブランチ(12)は、前記アーム(4)の第2側面
    (46)に対向して位置する側面(38)を有することを特
    徴とする前述の請求の範囲のいずれかに記載の留め金。
  10. 【請求項10】前記第1中空部(48,50)は前記アーム
    (4)の側面(44,46)に形成されることを特徴とする
    請求の範囲9に記載の留め金。
  11. 【請求項11】留め金が閉鎖位置にあるとき、一方で
    は、第2ブランチ(12)の前記側面(38)に形成された
    中空部(42)によって、他方では、前記アーム(4)の
    前記第2側面(46)に形成された中空部(50)によって
    形成される第2ハウジング(54)へ伸びる第2(58)の
    弾力的に変形可能な部材をさらに有することを特徴とす
    る請求の範囲10に記載の留め金。
  12. 【請求項12】前記ブランチ(10,12)の第2端と、前
    記アーム(4)の第2端とはブレスレット部分(6,8)
    の取付手段を構成することを特徴とする前述の請求の範
    囲のいずれかに記載の留め金。
  13. 【請求項13】前記ブランチ(74,76)の第2端に一端
    が蝶番接続される第2アームをさらに有し、前記第1及
    び第2アーム(78,80)の第2端は留め金が閉鎖位置に
    あるとき、実質的に並置して位置することを特徴とする
    請求の範囲9〜11のいずれかに記載の留め金。
  14. 【請求項14】前記アーム(78,80)の第2端は、ブレ
    スレット部分(6,8)の固定手段(14,32)を有すること
    を特徴とする請求の範囲13に記載の留め金。
  15. 【請求項15】第1及び第2ブランチ(74,76)を連結
    する横行強化部材(82)をさらに有することを特徴とす
    る請求の範囲14に記載の留め金。
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