JP2022061003A - 情報提供装置、情報提供方法、及び情報提供プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】施設の混雑状況及び待ち時間に関する情報を直感的に把握し易い態様でユーザに提供する装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】管理サーバ10は、位置情報を取得する第1取得部13と、位置情報に応じたエリアに存在する各店舗20の店舗位置及び混雑状況を取得する第2取得部14と、エリアを含む地図画像上において、各店舗20の店舗位置に各店舗20の混雑状況に応じたアイコンを重畳させた重畳画像を生成する生成部15と、重畳画像をユーザに提示する提示部16と、を備える。生成部15は、第1ステータスに関連付けられるアイコンと第1ステータスよりも低い混雑度に対応する第2ステータスに関連付けられるアイコンとを互いに類似しない表示態様によって表示し、予想待ち時間を店舗20に関連付ける場合には、予想待ち時間を第1ステータスに対応する表示態様と同一又は類似する表示態様で表現されたアイコンに表示する。【選択図】図2
Description
本開示は、情報提供装置、情報提供方法、及び情報提供プログラムに関する。
従来、店舗等の施設の空席情報をオンラインでユーザに提供する手法が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザ(移動端末)の現在位置に応じたエリア内で利用可能な施設(空席のある施設)の情報をユーザに提示するシステムが開示されている。
しかしながら、空席があるか否かの情報だけでは、ユーザにとって十分ではない場合があり得る。例えば、現時点で空席がなかったとしても、ある程度の時間(例えば10分程度)であれば待つことを許容できるユーザも存在し得る。このようなユーザにとっては、現時点で空席があるか否かの情報だけでなく、待ち時間に関する情報も有用な情報となり得る。一方で、ユーザに提示される情報の種類が多くなると、ユーザが情報の種類を見分けにくくなってしまうという問題が生じ得る。
そこで、本開示の一側面は、施設の混雑状況及び待ち時間に関する情報を直感的に把握し易い態様でユーザに提供することができる情報提供装置、情報提供方法、及び情報提供プログラムを提供することを目的とする。
本開示の一側面に係る情報提供装置は、表示対象となる施設の混雑状況を示す混雑情報を取得する取得部と、前記施設の混雑状況に応じた表示態様で前記施設の混雑状況を示すオブジェクトを生成する生成部と、前記生成部により生成された前記オブジェクトを含む画像をユーザに提示する提示部と、を備え、前記生成部は、満席状態に対応する第1ステータスに関連付けられるオブジェクトと前記第1ステータスよりも低い混雑状況に対応する第2ステータスに関連付けられるオブジェクトとは互いに類似しない表示態様を用いて生成し、前記施設を利用するための待ち情報に対応する第3ステータスを該施設に関連付けて表示する場合には、前記第3ステータスが記載されるオブジェクトを前記第1ステータスに関連付けられるアイコンと同一又は類似する表示態様を用いて生成する。
上記情報提供装置によれば、満席状態に対応する第1ステータスに関連付けられるオブジェクトと前記第1ステータスよりも低い混雑状況に対応する第2ステータスに関連付けられるオブジェクトとは互いに類似しない表示態様を用いて生成され、前記施設を利用するための待ち情報に対応する第3ステータスを該施設に関連付けて表示する場合には、前記第3ステータスが記載されるオブジェクトを前記第1ステータスに関連付けられるアイコンと同一又は類似する表示態様を用いて生成される。
本開示の一側面によれば、施設の混雑状況及び待ち時間に関する情報を直感的に把握し易い態様でユーザに提供することができる情報提供装置、情報提供方法、及び情報提供プログラムを提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本開示の一実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[システム構成] 図1は、一実施形態に係る情報提供システム1の全体構成を示す図である。図1に示されるように、情報提供システム1は、管理サーバ10(情報提供装置)と、一以上の店舗20(施設)と、一以上のユーザ端末30と、を含んで構成されている。情報提供システム1は、店舗20を利用する可能性のある潜在顧客であるユーザに対して、ユーザの周辺エリアに存在する店舗20の混雑状況及び待ち時間に関する情報を提供するためのシステムである。混雑状況とは、人の多さ、席の利用率等を示し、空き状態、空き状況等と言い換えることもできる。店舗20は、店内に案内されたユーザに対して所定のサービスを提供する施設である。本実施形態では一例として、店舗20は飲食店である。ただし、店舗20の種類は上記に限定されず、店舗20は飲食店以外の施設であってもよい。施設とは、カフェ、レストラン等の飲食店の他、スーパーマーケット、薬局等の小売店、自治体、銀行の窓口、図書館、美術館等、利用者の数によって混雑している状況が変化する施設であればよい。
各店舗20には、受付端末21と管理端末22とが設置されている。各店舗20の受付端末21及び管理端末22と一以上のユーザ端末30とは、それぞれネットワークNを介して管理サーバ10と通信可能に接続されている。ネットワークNは、有線又は無線の任意の通信ネットワークである。ネットワークNは、例えば、インターネット、公衆回線網、専用回線網等である。
受付端末21は、店内が満席状態であるときに、店舗20の利用を希望するユーザの予約(順番待ち)を受け付ける端末である。受付端末21は、例えば、店頭(店の入口)に配置される。受付端末21は、店頭に設置される専用装置であってもよいし、専用アプリケーションがインストールされた汎用端末(例えば、タブレット端末等)であってもよい。一例として、受付端末21は、ユーザからの操作を受け付けると共にユーザに情報(例えば、順番待ちの客数、予想待ち時間等)を提示するためのタッチパネルディスプレイを備える。
受付端末21は、ユーザからの操作を受け付けることにより、利用人数の情報を取得する。なお、受付端末21は、利用人数以外の情報(例えば、希望座席の種類(例えば、カウンター、テーブル、座敷等)等)を利用人数と併せて取得してもよい。受付端末21は、上記操作を行ったユーザに対して、整理番号が記載されたチケット(紙)を発券する。なお、受付端末21は、受付端末21に対する直接のユーザ操作を受け付けるだけでなく、例えばインターネット等を介してオンラインでユーザの予約を受け付けてもよい。
受付端末21により受け付けられた予約に関する予約情報は、受付端末21から管理サーバ10へと送信される。一例として、予約情報は、例えば、整理番号、利用人数、受付時間、及び受付ステータスを含む。受付ステータスは、案内が完了したか否かを示す情報である。一例として、受付ステータスは、案内前であることを示す「案内待ち」と、案内が完了したことを示す「案内完了」と、を含む。例えば、各店舗20の受付端末21は、予約を受け付ける度に、予約情報を管理サーバ10に送信する。これにより、管理サーバ10には、店舗20毎の予約情報が蓄積(集約)される。
管理端末22は、店舗20のスタッフ(店員)によって利用される端末である。管理端末22は、予約状況を管理する機能(管理機能)と、店舗20の混雑状況を入力(登録)する機能(入力機能)と、を有する。管理端末22は、店内に設置される据置型のコンピュータ端末であってもよいし、スタッフによって携帯される携帯端末(例えば、スマートフォン等)であってもよい。
管理機能は、管理サーバ10からのデータ(詳しくは後述)に基づいて、管理端末22のディスプレイ上に予約リスト(順番待ちのリスト)を表示する機能を含む。一例として、予約リストは、受付ステータスが「案内待ち」である予約情報を案内順に並べた情報である。また、管理機能は、予約リストに含まれる各予約情報の受付ステータスを変更するユーザ操作を受け付ける機能を含む。例えば、店舗20のスタッフは、案内が完了した予約情報の受付ステータスを「案内待ち」から「案内完了」に変更する操作を行う。受付ステータスが「案内完了」にされた予約情報は、管理端末22上に表示される予約リストから削除される。また、管理端末22は、予約情報の受付ステータスを変更したことを示す情報を管理サーバ10に通知する。その後、管理サーバ10では、管理端末22から通知された情報に基づいて、当該予約情報の受付ステータスが更新される。
入力機能は、例えば、管理端末22のディスプレイ上に表示された混雑状況を示す領域(例えば、「空きあり」、「やや混雑」、「満席」等に対応する領域)に対する店舗20のスタッフによるタッチ操作(タップ操作)を受け付ける機能と、タッチされた領域に対応する混雑状況を示す情報を管理サーバ10に送信する機能と、を含む。「満席」は、席が全て埋まっている状況を示す。「やや混雑」は、1以上の空席があるが空席数が少ない状況(例えば、空席数が予め設定された閾値以下である状況)を示す。「空きあり」は、十分な数(例えば、上記閾値より多い数)の空席がある状況を示す。混雑状況は、店舗20のスタッフによる手動操作により入力されてもよいし、自動的に検出されてもよい。例えば、管理端末22は、店舗内に設置されたカメラから店舗内を撮影した画像を取得し、当該画像を解析することによって空席の有無及び個数を自動で判定し、その判定結果に基づいて混雑状況を検出するように構成されてもよい。
ユーザ端末30は、本実施形態の情報提供システム1によるサービスの顧客(当該サービスの利用者)であり、いずれかの店舗20を利用する可能性のある潜在顧客であるユーザが所有する端末である。ユーザ端末30は、例えば、ユーザによって携帯されるスマートフォン、タブレット等の携帯端末であってもよいし、デスクトップPC、ノートPC等の他の端末であってもよい。本実施形態では、ユーザ端末30は、ユーザによって携帯される携帯端末である。また、ユーザ端末30には、ウェブサイト等を閲覧するためのウェブブラウザがインストールされており、管理サーバ10から送信される重畳画像(詳しくは後述)が当該ウェブブラウザによって表示される。
管理サーバ10は、各店舗20の混雑状況を管理すると共に、各店舗20の混雑状況に関する情報を視覚的に分かり易く表現した重畳画像を生成し、ユーザ(ユーザ端末30)に提供する機能を有する。図2は、管理サーバ10の機能構成図である。図2に示されるように、管理サーバ10は、機能的構成要素として、情報更新部11と、店
舗情報DB12と、第1取得部13と、第2取得部14と、生成部15と、提示部16と、を備える。
舗情報DB12と、第1取得部13と、第2取得部14と、生成部15と、提示部16と、を備える。
図3は、管理サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示されるように、管理サーバ10は、物理的には、プロセッサである一以上のCPU(Central Processing Unit)101と、一以上のROM(Read Only Memory)102と、主記憶装置である一以上のRAM(Random Access Memory)103と、補助記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)104と、ネットワークNと通信を行うための通信インタフェース等の通信部105と、を含むコンピュータシステムとして構成され得る。例えば、CPU101が、HDD104に予め格納されているプログラムP(情報提供プログラム)をRAM103に読み出して実行することにより、CPU101の制御のもとで各ハードウェアが動作し、ROM102、RAM103及びHDD104におけるデータの読み出し及び書き込みが行われる。これにより、図2に示される管理サーバ10の各機能が実現される。なお、管理サーバ10は、図3に示したハードウェア構成以外にも、例えば、マウス及びキーボード等の入力装置、ディスプレイ及びスピーカ等の出力装置等を適宜備え得る。
情報更新部11は、各店舗20の受付端末21及び管理端末22から送信されるデータに基づいて店舗情報DB12の情報を更新する機能を有する。店舗情報DB12は、店舗20毎の店舗情報(図4参照)を記憶するデータベースである。また、情報更新部11は、更新された情報を管理端末22に送信する機能も有する。
情報更新部11は、各店舗20の受付端末21から、上述した予約情報(整理番号、利用人数、受付時間、及び受付ステータス)を受信する。情報更新部11は、各店舗20の受付端末21において予約が受け付けられる度に、当該受付端末21から予約情報を受信してもよいし、予め定められた時間間隔で定期的に、各店舗20の受付端末21から、前回の受信タイミングから今回の受信タイミングまでの間に生成された予約情報を一括で受信してもよい。情報更新部11は、例えば、受付端末21から受信した予約情報を、当該受付端末21が設置された店舗20を示す施設IDと関連付けて蓄積する。
また、情報更新部11は、受付端末21から受信した予約情報を、当該受付端末21と同じ店舗20に設置された管理端末22に送信する。後述するように、情報更新部11は、施設IDと、当該施設IDにより特定される店舗20に設置される管理端末22を示す管理端末IDと、を関連付けた店舗情報を保持している。また、情報更新部11は、例えば、管理端末IDと、当該管理端末IDにより特定される管理端末22と通信するための接続先情報と、を関連付けた情報を保持している。これにより、情報更新部11は、受付端末21から予約情報を受信した際に、当該受付端末21と同じ店舗20に設置された管理端末22を特定し、特定された管理端末22に当該予約情報を送信することができる。
また、情報更新部11は、各店舗20の管理端末22から、各店舗20の混雑状況を示す情報(本実施形態では一例として、「空きあり」、「やや混雑」、「満席」のいずれか)を受信する。情報更新部11は、例えば、各店舗20の管理端末22において混雑状況を更新する操作が実行される度に、当該管理端末22から混雑状況を示す情報を受信してもよいし、予め定められた時間間隔で定期的に、各店舗20の管理端末22から、その時点の混雑状況を示す情報を受信してもよい。
情報更新部11は、上記のように各店舗20の受付端末21から受信した予約情報、及び管理端末22から受信した混雑状況を示す情報に基づいて、店舗情報DB12に記憶された店舗20毎の店舗情報を更新する。
図4は、店舗情報DB12に記憶される店舗情報テーブルの一例を示す図である。店舗情報テーブルは、店舗20毎(施設毎)の店舗情報を格納するデータセットである。一例として、1つの店舗情報(すなわち、1レコード)は、施設ID、名称、ジャンル、緯度・経度、管理端末ID、混雑状況、予約組数、及び平均案内間隔を関連付けた情報である。「施設ID」は、店舗20を一意に特定するための識別情報である。「名称」及び「ジャンル」は、施設IDにより特定される店舗20の名称及びジャンルである。「緯度・経度」は、施設IDにより特定される店舗20の緯度・経度を示す情報である。店舗20の緯度・経度は、店舗20の位置(施設位置)を示す情報の一例である。「管理端末ID」は、施設IDにより特定される店舗20に設置された管理端末22を一意に特定するための識別情報である。「混雑状況」は、施設IDにより特定される店舗20の混雑状況を示す情報であり、当該店舗20の管理端末22から送信された混雑状況を示す情報に基づいて更新される。「予約組数」は、施設IDにより特定される店舗20における案内待ちの組数である。情報更新部11は、例えば、店舗20毎に受付ステータスが「案内待ち」である予約情報の個数をカウントすることにより、店舗20毎の予約組数を算出し、店舗情報DB12を更新する。「平均案内間隔」は、施設IDにより特定される店舗20において、一のユーザ(又はグループ)が店内に案内された後に次のユーザ(又はグループ)が店内に案内されるまでの時間(案内間隔)の平均である。店舗情報のうち混雑状況及び予約組数以外の情報(施設ID、名称、ジャンル、緯度・経度、管理端末ID、及び平均案内間隔)は、予め設定及び登録される固定された(静的な)情報である。一方、混雑状況及び予約組数は、各店舗20の受付端末21又は管理端末22から送信される情報に基づいて更新される動的な情報である。
管理サーバ10は、各店舗20の混雑状況及び待ち時間を把握したいユーザ(すなわち、当該ユーザが所有するユーザ端末30)からの要求を受けて、各店舗20の混雑状況及び待ち時間を視覚的に分かり易い態様で表示した重畳画像P2(図7参照)を当該ユーザ端末30に提供する機能を有する。上記機能は、第1取得部13、第2取得部14、生成部15、及び提示部16により実現される。以下、図5に示されるフローチャートを参照しつつ、上記機能に関する各部の処理(本実施形態における情報提供方法を含む)について説明する。
まず、ステップS1において、ユーザ端末30から管理サーバ10へと位置情報を含むリクエストが送信される。位置情報は、例えば,ユーザ端末30の位置(例えば、緯度・経度)を示す情報である。位置情報の例としては、ユーザ端末30が有するGPS機能等によって取得された測位結果を示す情報が挙げられる。
続いて、ステップS2において、第1取得部13は、ユーザ端末30から送信された位置情報を取得する。続いて、第2取得部14は、ステップS2で取得された位置情報に応じたエリアに存在する一以上の店舗20の各々について、店舗位置及び混雑状況を示す情報を取得する(ステップS3~S5)。
一例として、まず、ステップS3において、第2取得部14は、ステップS2で取得された位置情報に応じたエリアの地図情報を取得する。例えば、図7に示されるように、第2取得部14は、ステップS2で取得された位置情報が示す点(緯度・経度)を中心とする所定半径を有するエリアAを含む地図画像P1を取得する。地図画像P1の情報(レイアウト、拡大率等の情報)は、管理サーバ10に予め保存されている。或いは、地図画像P1の情報は、管理サーバ10がアクセス可能な場所(例えば、管理サーバ10と通信可能な外部のデータベース装置等)に保存されていてもよい。
続いて、ステップS4において、第2取得部14は、エリアAに含まれる一以上の店舗20を特定する。例えば、第2取得部14は、店舗情報DB12に記憶された各店舗20の店舗情報を参照することにより、店舗位置(緯度・経度)がエリアA内に含まれる店舗20を特定する。
続いて、ステップS5において、第2取得部14は、ステップS4で特定された店舗20の店舗情報(図4参照)を取得する。これにより、第2取得部14は、店舗情報に含まれる店舗位置(緯度・経度)及び混雑状況を示す情報を取得する。また、第2取得部14は、店舗20を利用するための待ち時間に関する待ち情報を取得する。本実施形態で一例として、第2取得部14は、店舗情報に含まれる予約組数と平均案内間隔とに基づいて算出される予想待ち時間を、上記待ち情報として取得する。予想待ち時間は、例えば、予約組数に平均案内間隔を乗じることにより得られる。
続いて、ステップS6において、生成部15は、エリアAを含む地図画像P1上において、各店舗20の店舗位置(緯度・経度)に各店舗20の混雑状況に応じたアイコン50を重畳させた重畳画像P2を生成する(図7参照)。アイコン50は、店舗20の位置及び混雑状況を図又は絵柄等で表現したオブジェクトである。図7の例では、アイコン50は、店舗20の位置を指し示す吹き出し画像によって表現されている。また、アイコン50内(吹き出しの中)には、混雑状況を示すテキスト情報が表示されている。アイコン50には、例えば、対応する店舗20の関連情報(例えばWebサイトの情報等)へのリンクが関連付けられてもよい。この場合、アイコン50をクリック(或いはタッチ)することにより、店舗20の関連情報を画面上に表示させること等が可能となる。
ステップS6において、生成部15は、一定以上の混雑度に対応する第1ステータスに関連付けられるアイコン50と第1ステータスよりも低い混雑度に対応する第2ステータスに関連付けられるアイコン50とを互いに類似しない表示態様によって表示する。また、生成部15は、待ち情報(本実施形態では予想待ち時間)を店舗20に関連付けて重畳画像P2に表示する場合には、予想待ち時間を第1ステータスに対応する表示態様と同一又は類似する表示態様で表現されたアイコン50に表示する。
一例として、第1ステータスは、満席状態に対応する。本実施形態では、混雑状況は「空きあり」、「やや混雑」、及び「満席」の3種類であるため、「満席」が第1ステータスに対応し、「空きあり」及び「やや混雑」が第2ステータスに対応する。また、一例として、上記の表示態様は色である。すなわち、生成部15は、「満席」の店舗20に対応するアイコン51とそれ以外の状態のアイコン50(「やや混雑」の店舗20に対応するアイコン52及び「空きあり」の店舗20に対応するアイコン53)とを互いに類似しない色を用いて表示する。言い換えれば、生成部15は、「満席」に対応するアイコン51とそれ以外のアイコン52,53とが同系色で表示されないように、互いに異なる系統の色を用いて表示する。これにより、アイコン51とアイコン52,53とは、視覚的に明確に区別される態様で表示される。なお、本実施形態では、アイコン52とアイコン53とについても、互いに類似しない表示態様(色)によって表示される。例えば、アイコン51(満席)は赤系統の色で表示され、アイコン52(やや混雑)は黄系統の色で表示され、アイコン53(空きあり)は青系統の色で表示される。
また、生成部15は、「満席」の店舗20のうち、予想待ち時間を算出可能な店舗20については、予想待ち時間が表示されたアイコン54を生成する。そして、生成部15は、待ち時間表示付きのアイコン54の表示態様をアイコン51(満席)と同一又は類似する表示態様で表現する。一例として、生成部15は、アイコン54をアイコン51と同系統の色(本実施形態では赤)で表示する。図7においては、アイコン50間の表示態様(色)の違いをハッチングの有無及び種類の違いによって表現している。赤は、一般的に、停止、注意喚起等を想起させる色である。従って、待ち情報が記載されるアイコン54と満席を示すアイコン51とをいずれも同じ赤系統の色で表すことにより、アイコン51又はアイ
コン54に対応する店舗20がすぐに店内に入れる状態ではないことを、直感的にユーザに想起させることができる。
コン54に対応する店舗20がすぐに店内に入れる状態ではないことを、直感的にユーザに想起させることができる。
図6は、ステップS6の処理手順の一例を示すフローチャートである。図6に示されるように、まず、ステップS11において、生成部15は、ステップS4で特定された一以上の店舗20のうちから未処理の店舗20を処理対象の店舗20として選択する。続いて、ステップS12において、生成部15は、処理対象として選択された店舗20の店舗情報を参照することにより、予約組数が1以上であるか否かを判定する。
予約組数が1以上であると判定された場合(ステップS12:YES)、生成部15は、予想組数に平均案内間隔を乗じることにより予想待ち時間を算出する(ステップS13)。そして、生成部15は、算出された予想待ち時間(例えば「30分」等)が表示された待ち時間表示付きのアイコン54を生成し、当該店舗20の店舗位置に配置する(ステップS14)。
一方、予想組数が0であると判定された場合(ステップS12:NO)、すなわち混雑状況が「空きあり」又は「やや混雑」である場合、生成部15は、混雑状況に応じたアイコン(アイコン52又はアイコン53)を生成し、当該店舗20の店舗位置に配置する(ステップS15)。
生成部15は、上述したステップS11以降の処理を、ステップS4で特定された全ての店舗20について実行する。すなわち、生成部15は、未処理の店舗20がある場合(ステップS16:YES)には、ステップS11以降の処理を繰り返し、未処理の店舗20がなくなった場合(ステップS16:NO)に、処理を終了する。以上の処理により、エリアAに含まれる各店舗20に対応するアイコン50を地図画像P1に重畳させた重畳画像P2が生成される。
図5に戻り、ステップS7において、提示部16は、生成部15により生成された重畳画像P2をユーザに提示する。すなわち、提示部16は、重畳画像P2をユーザ端末30に送信する。これにより、ステップS8において、ユーザ端末30上に重畳画像P2が表示される。本実施形態では一例として、ユーザ端末30にインストールされているウェブブラウザによって、重畳画像P2が表示される。
[作用効果] 以上説明した管理サーバ10によれば、一定以上の混雑度(第1ステータス。本実施形態では「満席」)に関連付けられるアイコン51と第1ステータスよりも低い混雑度(第2ステータス。本実施形態では「やや混雑」及び「空きあり」)に関連付けられるアイコン52,53とが互いに類似しない表示態様(本実施形態では色)によって表示される。これにより、一定以上の混雑度を有する店舗20とそれ以外の店舗20とを明確に区別可能な態様で、各店舗20の混雑状況をユーザに提示することができる。また、待ち時間に関する待ち情報(本実施形態では予想待ち時間)を店舗20に関連付けて重畳画像P2に表示する場合には、当該予想待ち時間が第1ステータスに対応する表示態様と同一又は類似する表示態様で表現されたアイコン54に表示される。これにより、本実施形態のように予想待ち時間をアイコン54上に数字で表現する場合において、当該数字が予想待ち時間を示すことをユーザに直感的に把握させることができる。従って、管理サーバ10によれば、店舗20の混雑状況及び待ち時間に関する情報を直感的に把握し易い態様でユーザに提供することができる。
また、上述したように混雑度に応じて使い分けられるアイコン50の表示態様は、アイコン50の色であってもよい。この場合、第1ステータスのアイコン51と第2ステータスのアイコン52,53とを互いに異なる系統の色で表現すると共に、待ち情報(予想待ち時間)が表示されるアイコン54と第1ステータスのアイコン51とを同系統の色で表現することにより、店舗20の混雑状況及び待ち時間に関する情報をユーザに直感的に把握させることができる。仮に、待ち情報が表示されるアイコン54と満席に関連付けられるアイコン51とを異なる系統の色で表示した場合、どちらの状態も満席ですぐに案内できない状態を示すにもかかわらず、アイコン54に対応する店舗20の混雑度とアイコン51に対応する店舗20の混雑度とが異なるという誤った印象をユーザに与えてしまうおそれがある。上記実施形態によれば、このような誤った印象をユーザに与えることを回避することができる。
[変形例] 以上、実施形態について説明したが、本開示は、上述した実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態では、管理端末22が管理機能及び入力機能の両方の機能を備えていたが、管理端末22は、管理機能を有する第1端末と入力機能を有する第2端末とに分けられてもよい。
また、上記実施形態では、管理サーバ10が、重畳画像P2を生成する処理を実行したが、重畳画像P2は、ユーザ端末30によって生成されてもよい。例えば、管理サーバ10の第1取得部13、第2取得部14、生成部15、及び提示部16の機能を実行するためのアプリケーションプログラム(上述したプログラムPの一部)が、ユーザ端末30にインストールされてもよい。この場合、ユーザ端末30が、上述した第1取得部13、第2取得部14、生成部15、及び提示部16として機能する。すなわち、ユーザ端末30は、管理サーバ10から店舗情報DB12に記憶された店舗情報等のデータを取得し、取得されたデータに基づいて、上述した重畳画像P2の生成及び表示を実行してもよい。
また、上記実施形態における「店舗20」は、ユーザに対して何らかのサービスを提供する施設であって同時にサービス提供可能なユーザ数(キャパシティ)に上限がある施設であればよく、店舗(すなわち、ユーザが金銭を支払い、その対価としてサービスの提供を受ける施設)には限られない。
また、管理端末22において、予想待ち時間は手動で登録されてもよい。例えば、店舗20のスタッフが管理端末22を操作することによって、予想待ち時間(例えば「○○分」)を手動で入力してもよい。また、店舗20内において、案内待ちの人が滞在する領域を撮像可能なカメラが設置される場合、当該カメラによって撮像された画像の解析結果(人物の検出結果等)に基づいて、案内待ちの人数(或いは組数)が自動的に検出されてもよい。
また、例えば店舗情報として平均案内間隔の情報が登録されていない店舗等、予想待ち時間を算出することができない店舗20については、当該店舗20に対応するアイコン50として、図7に示されるアイコン51(満席)が適用されてもよいし、アイコン54の予想待ち時間の表記を待ち人数(或いは予約組数)の表記(例えば、「○組」、「○人」等)に置き換えたアイコンが適用されてもよい。また、上記に関連して、重畳画像P2上には、予想待ち時間が表記されたアイコン54と、待ち人数(或いは予約組数)が表記されたアイコンとが混在してもよい。この場合でも、これらのアイコンが、アイコン51と同一又は類似する表示態様で表示されることにより、重畳画像P2を閲覧したユーザは、これらのアイコンに対応する店舗20がいずれも同程度に混雑していること(すなわち「満席」であること)を、直感的に把握することができる。その上で、ユーザは、アイコン上の待ち時間表記(例えば「○分」等)又は待ち人数表記(例えば、「○組」、「○人」等)が、それぞれ待ち時間又は待ち人数(或いは待ち組数)を示していることを、容易に把握することができる。
また、上記実施形態では、混雑状況は、「満席」、「やや混雑」、及び「空きあり」の3種類であったが、用意される混雑状況の種類は、2種類(例えば、「満席」又は「空きあり」)でもよい。或いは、混雑度を細分化することで4種類以上の混雑状況が用意されてもよい。
また、重畳画像P2に表示される店舗20に対応するアイコンの形状及び表示情報等は、上記実施形態に限られない。例えば、アイコンには、テキストの代わりに混雑度を示す絵柄(例えば、人型の図形の数によって混雑度を示す絵柄)が表示されてもよい。また、上記実施形態では、アイコン51とアイコン54とに共通して適用されるアイコンの表示態様として、アイコンの色が用いられたが、上記表示態様は、アイコンの模様・図柄(例えば、ハッチングの種類等)等の色以外の態様であってもよい。
また、上記実施形態では、ユーザ端末30の位置(緯度・経度)を示す位置情報が管理サーバ10に送信され、当該位置を中心とするエリアAが決定されたが、管理サーバ10に送信される位置情報は、ユーザ端末30自体の位置を示す情報でなくてもよい。例えば、ユーザ端末30に表示された地図アプリケーション上でユーザが選択した地点(例え、ユーザがこれから向かおうとしている地点)を示す位置情報が管理サーバ10に送信されてもよい。また、エリアAの形状は上記実施形態で例示した円形状に限られない。
また、重畳画像P2において各店舗20のアイコン50の表示形式は、上記実施形態で示したもの(図7参照)に限られない。以下、重畳画像P2におけるアイコン50の表示形式の変形例として、アイコンのサイズ調整処理が適用された重畳画像と受付終了判定処理が適用された重畳画像とについて説明する。
(アイコンのサイズ調整処理) 生成部15は、図6に示した手順に加えて、以下に説明するアイコンのサイズ調整処理を実行してもよい。アイコンのサイズ調整処理は、待ち情報(例えば、予想待ち時間、待ち人数、待ち組数等)が関連付けられた店舗20に対応するアイコン50のサイズを、待ち情報に対応する待ち時間の長さに応じて決定する。例えば、生成部15は、待ち情報が関連付けられた店舗20に対応するアイコン50のサイズを、待ち情報に対応する待ち時間が長いほど小さくする。ここで、待ち情報に対応する待ち時間の長さとは、待ち情報が予想待ち時間を示す場合には、予想待ち時間の長さ(すなわち予想待ち時間そのもの)であり、待ち情報が待ち人数又は待ち組数を示す場合には、当該待ち人数又は待ち組数から推定される待ち時間の長さであってもよい。
図8は、店舗20毎に実施されるアイコンのサイズ調整処理の手順の一例を示すフローチャートである。ここでは一例として、待ち情報が予想待ち時間を示す場合について説明する。まず、生成部15は、予想待ち時間T(図6のステップS13で算出される予想待ち時間)が予め定められた閾値時間T1以内(すなわち、T≦T1)であるか否かを判定する(ステップS21)。予想待ち時間Tが閾値時間T1以内である場合(ステップS21:YES)、生成部15は、当該予想待ち時間Tが関連付けられたアイコン50のサイズを通常サイズ(アイコン51~53と同一のサイズ)とする(ステップS22)。一方、予想待ち時間Tが閾値時間T1より大きい場合(ステップS21:NO)、生成部15は、予想待ち時間Tが予め定められた閾値時間T2(T2>T1)以下(すなわち、T1<T≦T2)であるか否かを判定する(ステップS23)。
予想待ち時間Tが閾値時間T1より大きく閾値時間T2以下である場合(ステップS23:YES)、生成部15は、当該予想待ち時間Tが関連付けられたアイコン50のサイズを通常サイズよりも小さいサイズ(通常サイズのx%(x<100))とする(ステップS24)。一方、予想待ち時間Tが閾値時間T2より大きい場合(ステップS23:NO)、生成部15は、当該予想待ち時間Tが関連付けられたアイコン50のサイズを通常サイズよりもさらに小さいサイズ(通常サイズのy%(y<x))とする(ステップS25)。
図9は、図8に示したアイコンのサイズ調整処理が適用された重畳画像P2の一例を示す図である。この例では、「T1」は5分に設定されており、「T2」は30分に設定されており、「x」は80に設定されており、「y」は「60」に設定されている。すなわち、予想待ち時間が5分以下である店舗20に対応す
るアイコン54Aは、通常サイズとされている。予想待ち時間が5分より大きく30分以下である店舗20に対応するアイコン54Bは、通常サイズの80%の大きさとされている。予想時間が30分より大きい店舗20に対応するアイコン54Cは、通常サイズの60%の大きさとされている。なお、図9において「60」と記載されたアイコン54Cは、予想待ち時間が60分であることを示す。この例では、吹き出しが小さいため単位が省略されているが、単位を記載することを優先してアイコン内に単位も記載するようにしてもよい。特に、地図上に表示されるアイコンに付加される待ち情報の種類として、待ち時間と待ち組数とが混在する場合には、単位(分、組等)を記載する方が好ましい。一方、待ち情報の種類が1つのみである場合(例えば、待ち時間(例えば分)のみの場合等)には、単位の記載が省略されてもよい。上述した通り、本実施形態では、待ち情報(本実施形態では予想待ち時間)が表示されるアイコン54が、満席を示すアイコン51と同じ表示態様(本実施形態では同じ色)で表現されるため、単位の記載が省略されたとしても、アイコン54に表示される数字が予想待ち時間を示す数字であることを、ユーザに暗に提示することができる。
るアイコン54Aは、通常サイズとされている。予想待ち時間が5分より大きく30分以下である店舗20に対応するアイコン54Bは、通常サイズの80%の大きさとされている。予想時間が30分より大きい店舗20に対応するアイコン54Cは、通常サイズの60%の大きさとされている。なお、図9において「60」と記載されたアイコン54Cは、予想待ち時間が60分であることを示す。この例では、吹き出しが小さいため単位が省略されているが、単位を記載することを優先してアイコン内に単位も記載するようにしてもよい。特に、地図上に表示されるアイコンに付加される待ち情報の種類として、待ち時間と待ち組数とが混在する場合には、単位(分、組等)を記載する方が好ましい。一方、待ち情報の種類が1つのみである場合(例えば、待ち時間(例えば分)のみの場合等)には、単位の記載が省略されてもよい。上述した通り、本実施形態では、待ち情報(本実施形態では予想待ち時間)が表示されるアイコン54が、満席を示すアイコン51と同じ表示態様(本実施形態では同じ色)で表現されるため、単位の記載が省略されたとしても、アイコン54に表示される数字が予想待ち時間を示す数字であることを、ユーザに暗に提示することができる。
上述したようなアイコンのサイズ調整処理が実施される場合には、アイコン50のサイズによって、ユーザに対して待ち時間の長さをより直感的に把握させることができる。さらに、待ち時間が長い程アイコンのサイズを小さくすることで、案内までの時間が短い店舗20に対応するアイコンを、案内までの時間が長い店舗20に対応するアイコンよりも目立たせることができる。これにより、今すぐに何らかの店舗20を利用したいと考えているユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上述した閾値時間T1,T2は、全ての店舗20で共通の値に設定されてもよいし、店舗20毎に異なる値に設定されてもよい。また、生成部15は、待ち情報が関連付けられた店舗20に対応するアイコン50を表示するか否かを、待ち情報に対応する待ち時間の長さに応じて決定してもよい。例えば、生成部15は、予想待ち時間が予め定められた閾値時間(例えば60分)以上である店舗20に対応するアイコン50を表示しないようにしてもよい。この場合、図9の例において、予想待ち時間が60分である店舗20に対応するアイコン54Cは、表示されないことになる。
(受付終了判定処理) また、生成部15は、図6に示した手順に加えて、以下に説明する受付終了判定処理を実行してもよい。受付終了判定処理を実施するにあたって、第2取得部14は、各店舗20について、サービスを受付可能な最終時刻を示す情報を更に取得してもよい。最終時刻は、例えば、営業終了時刻又はラストオーダー時刻の早い方の時刻である。例えば、各店舗20の店舗情報(図4参照)には、最終時刻を示す情報が含まれていてもよい。この場合、第2取得部14は、各店舗20の店舗情報を参照することにより、各店舗20の最終時刻を示す情報を取得することができる。また、生成部15は、各店舗20について、現在時刻に待ち情報に応じた待ち時間を加算した予想入店時刻と最終時刻とを比較し、予想入店時刻が最終時刻を超える店舗20については、待ち情報を表示しないように構成されてもよい。また、生成部15は、予想入店時刻が最終時刻を超える店舗20に対応するアイコン50を、第1ステータス(本実施形態では「満席」)及び第2ステータス(本実施形態では「やや混雑」及び「空きあり」)に対応する表示態様とは類似しない表示態様で表示してもよい。
図10は、店舗20毎に実施される受付終了判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。ここでは一例として、待ち情報が予想待ち時間を示す場合について説明する。まず、第2取得部14は、該当する店舗20の店舗情報を参照することにより、サービスを受付可能な最終時刻を取得する(ステップS31)。続いて、生成部15は、現在時刻に予想待ち時間(図6のステップS13で算出される予想待ち時間)を加算することにより、予想入店時刻を算出する(ステップS32)。例えば、現在時刻が21時であり、予想待ち時間が45分である場合、予想入店時刻は21時45分と算出される。続いて、生成部15は、予想入店時刻が最終時刻を超えるか否かを判定する(ステップS33)。予想入店時刻が最終時刻を超えない場合(ステップS33:YES)、生成部15は、通常通り、当該店舗20に対して待ち時間表示付きのアイコン50(すなわち、図7に示されるアイコン54)を適用する(ステップS34)。一方、予想入店時刻が最終時刻を超える場合(ステップS33:NO)、生成部15は、当該店舗20に対して受付終了アイコンを適用する(ステップS35)。
図11は、図10に示した受付終了判定処理が適用された重畳画像P2の一例を示す図である。この例では、ステップS35の処理が実行された店舗20に対応するアイコンとして、第1ステータス及び第2ステータスに対応する表示態様とは類似しない表示態様で表現された受付終了アイコン55が適用されている。一例として、受付終了アイコン55は、第1ステータス及び第2ステータスに対応するアイコンの色(本実施形態では、赤、黄、青)とは異なる系統の色(例えば、グレー)で表示される。また、受付終了アイコン55には、「受付終了」のテキスト情報が付加されている。
上述したような受付終了判定処理が実施される場合には、現在時刻と予想待ち時間とから、店舗20を利用することができないと予想される場合(すなわち、入店時刻が最終時刻を超えることが予想される場合)に、その旨を示す情報をユーザに適切に提示することができる。すなわち、実際には待機したとしてもサービスを受けられない可能性が高い店舗20について、待機して自分の順番が来ればサービスを受けられるという誤った印象をユーザに与えてしまうことを回避することができる。
なお、上述したアイコンのサイズ調整処理及び受付終了判定処理は、併用されてもよいし、いずれか一方のみが適用されてもよい。また、アイコンのサイズ調整処理及び受付終了判定処理は、上記実施形態(すなわち、アイコン51をアイコン54の表示態様と同一又は類似の表示態様で表現する形態)と組み合わせて実施されてもよいし、上記実施形態とは独立して実施されてもよい。
10…管理サーバ(情報提供装置)、13…第1取得部、14…第2取得部、15…生成部、16…提示部、20…店舗(施設)、50,51,52,53,54,54A,54B,54C,55…アイコン、A…エリア、P1…地図画像、P2…重畳画像。
Claims (3)
- 表示対象となる施設の混雑状況を示す混雑情報を取得する取得部と、 前記施設の混雑状況に応じた表示態様で前記施設の混雑状況を示すオブジェクトを生成する生成部と、 前記生成部により生成された前記オブジェクトを含む画像をユーザに提示する提示部と、を備え、 前記生成部は、満席状態に対応する第1ステータスに関連付けられるオブジェクトと前記第1ステータスよりも低い混雑状況に対応する第2ステータスに関連付けられるオブジェクトとは互いに類似しない表示態様を用いて生成し、前記施設を利用するための待ち情報に対応する第3ステータスを該施設に関連付けて表示する場合には、前記第3ステータスが記載されるオブジェクトを前記第1ステータスに関連付けられるアイコンと同一又は類似する表示態様を用いて生成する情報提供装置。
- コンピュータにより実行される情報提供方法であって、 表示対象となる施設の混雑状況を示す混雑情報を取得するステップと、 前記施設の混雑状況に応じたオブジェクトを生成するステップと、 前記生成部により生成された前記オブジェクトを含む画像をユーザに提示するステップと、を備え、 前記アイコンを生成するステップにおいて、満席状態に対応する第1ステータスに関連付けられるオブジェクトと前記第1ステータスよりも低い混雑状況に対応する第2ステータスに関連付けられるオブジェクトとは互いに類似しない表示態様を用いて生成し、前記施設を利用するための待ち情報に対応する第3ステータスを該施設に関連付けて表示する場合には、前記第3ステータスが記載されるオブジェクトを前記第1ステータスに関連付けられるアイコンと同一又は類似する表示態様を用いて生成する、情報提供方法。
- コンピュータを、 表示対象となる施設の混雑状況を示す混雑情報を取得する取得部と、 前記施設の混雑状況に応じたオブジェクトを生成する生成部と、 前記生成部により生成された前記オブジェクトを含む画像をユーザに提示する提示部として機能させ、 前記生成部は、満席状態に対応する第1ステータスに関連付けられるオブジェクトと前記第1ステータスよりも低い混雑状況に対応する第2ステータスに関連付けられるオブジェクトとは互いに類似しない表示態様を用いて生成し、前記施設を利用するための待ち情報に対応する第3ステータスを該施設に関連付けて表示する場合には、前記第3ステータスが記載されるオブジェクトを前記第1ステータスに関連付けられるアイコンと同一又は類似する表示態様を用いて生成する、情報提供プログラム。
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