JP2022059910A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2022059910A
JP2022059910A JP2020167801A JP2020167801A JP2022059910A JP 2022059910 A JP2022059910 A JP 2022059910A JP 2020167801 A JP2020167801 A JP 2020167801A JP 2020167801 A JP2020167801 A JP 2020167801A JP 2022059910 A JP2022059910 A JP 2022059910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
line
recording medium
paper
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020167801A
Other languages
English (en)
Inventor
佳弘 ▲高▼橋
Yoshihiro Takahashi
登 平野
Noboru Hirano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2020167801A priority Critical patent/JP2022059910A/ja
Priority to US17/487,885 priority patent/US11956392B2/en
Publication of JP2022059910A publication Critical patent/JP2022059910A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00742Detection methods
    • H04N1/00761Detection methods using reference marks, e.g. on sheet, sheet holder or guide
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0095Detecting means for copy material, e.g. for detecting or sensing presence of copy material or its leading or trailing end
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/36Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
    • B41J11/42Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering
    • B41J11/46Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering by marks or formations on the paper being fed
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00567Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
    • H04N1/0057Conveying sheets before or after scanning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00684Object of the detection
    • H04N1/00702Position
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00729Detection means
    • H04N1/00734Optical detectors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00742Detection methods
    • H04N1/00748Detecting edges, e.g. of a stationary sheet
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00795Reading arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

【課題】用紙に印刷されたマークの位置を精度よく検出する。【解決手段】画像形成装置は、マークが形成された記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体に形成された画像を、前記記録媒体が搬送されている状態で読み取る画像読取手段と、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送量に応じた検出値を出力する出力手段と、前記記録媒体上の前記マークの搬送方向での位置を、前記記録媒体の端部と前記マークとが前記画像読取手段により読み取られるときに前記出力手段からそれぞれ出力される前記検出値に基づいて算出するマーク位置算出手段と、を有することを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関する。
画像形成装置において、ローラ上を搬送される用紙に各色の画像を順次テスト印刷し、各色の画像のずれ量に応じて印刷位置を補正することで、用紙に印刷される画像のローラの偏心による色ずれを抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、スキャナとプリンタとを含む複合機等の画像形成装置において、搬送される用紙に印刷された補正用のマークを画像読取装置により検出し、検出したマークの位置に応じて印刷画像を補正する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
この種の画像形成装置では、用紙に印刷されたマークの位置は、例えば、マークを検出するまでに走査したライン数と、ラインの走査周期と、予め設定された用紙の搬送速度とを乗じることで算出される。しかしながら、マークが印刷された用紙の画像の読み取り時に搬送速度が変動する場合、マークの位置を精度よく算出することが困難になる。マークの位置が正しく算出できない場合、マークの位置に応じた印刷画像の補正を正しく行うことができないおそれがある。
開示の技術は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、用紙に印刷されたマークの位置を精度よく検出することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態の画像形成装置は、マークが形成された記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体に形成された画像を、前記記録媒体が搬送されている状態で読み取る画像読取手段と、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送量に応じた検出値を出力する出力手段と、前記記録媒体上の前記マークの搬送方向での位置を、前記記録媒体の端部と前記マークとが前記画像読取手段により読み取られるときに前記出力手段からそれぞれ出力される前記検出値に基づいて算出するマーク位置算出手段と、を有することを特徴とする。
用紙に印刷されたマークの位置を精度よく検出することができる。
第1の実施形態における画像形成装置の一例を示すブロック図である。 図1のマーク位置算出装置の概要を示す説明図である。 図1のマーク位置算出装置の一例を示す機能ブロック図である。 用紙に印刷されたマークの図3のマーク位置算出装置による読取動作の概要を示す説明図である。 図4の先端側のマークの位置を検出するマーク位置算出装置の動作の一例を示すタイミング図である。 用紙の先端、マークの先端およびマークの後端の位置の算出方法の一例を示す説明図である。 図1の画像形成装置によりマークの副走査方向での用紙上の位置を算出する例を示す動作フロー図である。 図7のステップS11の一例を示す動作フロー図である。 図7のステップS19の一例を示す動作フロー図である。 第2の実施形態における画像形成装置に搭載されるマーク位置算出装置の概要を示す説明図である。 第3の実施形態における画像形成装置に搭載されるマーク位置算出装置の概要を示す説明図である。 第4の実施形態における画像形成装置に搭載されるマーク位置算出装置の概要を示す説明図である。
以下、図面を参照して実施の形態の説明を行う。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。以下では、信号を示す符号は、信号線を示す符号としても使用される。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における画像形成装置の一例を示すブロック図である。例えば、図1に示す画像形成装置100は、オンデマンド方式のライン走査型インクジェット記録装置である。画像形成装置100は、画像形成部210、給紙部220、レジスト調整部230、乾燥部240、用紙反転部250および排紙部290を有する。
給紙部220は、給紙スタック221に積載された用紙をエアー分離部222に送り出し、エアー分離部222により1枚ずつに分離し、分離した用紙をレジスト調整部230に順次搬送する。レジスト調整部230は、レジストローラ対231により用紙の傾きを補正し、傾きを補正した用紙を画像形成部210に向けて搬送する。用紙は、記録媒体の一例である。
画像形成部210は、円筒形状のドラム50の表面に設けられた用紙グリッパ51により、搬送された用紙の先端を挟む。画像形成部210は、ドラム50を回転することでヘッドモジュール28(28K、28C、28M、28Y、28S、28P)に対向する位置へ用紙を搬送する。ヘッドモジュール28K、28C、28M、28Y、28S、28Pは、ドラム50の表面に所定間隔を置いて放射状に配置されている。各ヘッドモジュール28は、インクジェット方式によりインクを吐出する記録ヘッドユニットであり、所定のインク色が充填されている。
そして、画像形成部210は、複数のヘッドモジュール28K~28Pに、ドラム50の表面に保持された用紙の外周面へインク(液体)を吐出させることで、用紙上に画像を形成する。ドラム50の外周面には、空吐出受け52が設けられており、ヘッドモジュール28が用紙にインクを吐出していないときに、空吐出として吐出されたインクを受け取る。画像形成部210により画像が形成された用紙は、乾燥部240に送られる。
乾燥部240は、乾燥ユニット241を有し、乾燥ユニット241の下を用紙が通過することによって、用紙に含まれる水分を蒸発させる。また、乾燥部240は、用紙反転機構251と反転搬送部252とを含む用紙反転部250を有する。用紙反転部250は、両面印刷モード時に片面が印刷された用紙を反転し、反転した用紙を反転搬送部252により画像形成部210に向けて搬送する。
片面印刷モード時に用紙の片面が印刷され乾燥部240による乾燥を終えた用紙は、排紙部290に搬送される。また、両面印刷モード時に用紙の両面が印刷され乾燥部240による乾燥を終えた用紙は、排紙部290に搬送される。排紙部290に搬送された用紙は、揃えられた状態で排紙部290に積載される。
反転搬送部252により画像形成部210に搬送された用紙は、画像形成部210の内部に設けられたレジストローラ253によって用紙の傾きが補正された後、マーク位置算出装置300を通ってドラム50に送られる。
マーク位置算出装置300は、用紙の表面(第1面)に印刷された補正用のマークの用紙上の位置を検出する。補正用のマークの形状等については、図2で説明する。例えば、マーク位置算出装置300は、用紙の搬送方向におけるマークの用紙上の位置を検出する。画像形成部210は、検出されたマークの用紙上の位置に基づいて、用紙の裏面(第2面)に画像を印刷するときに、画像の位置、傾きまたは形状等を補正する。
これにより、用紙の両面に印刷される画像間に位置ずれ等が発生することを防止できる。なお、マーク位置算出装置300により検出されたマークの用紙上の位置は、用紙の片面の所定の位置に画像が印刷されたかどうかの確認にも使用することができる。画像形成部210は、用紙が所定の位置に印刷されていない場合、次の印刷ジョブの実施時に、画像の印刷位置を補正する。
なお、画像形成装置100は、マーク位置算出装置300を含み、コピー機能、ファクシミリ機能、プリント機能またはスキャナ機能等を有するMFP(MultiFunction Printer)でもよい。あるいは、画像形成装置100は、マーク位置算出装置300を含み、両面印刷機能を有する各種プリンタでもよい。
図2は、図1のマーク位置算出装置300の概要を示す説明図である。図2の上側は、マーク位置算出装置300の要部の上面図を示し、図2の下側は、マーク位置算出装置300の要部の側面図を示す。マーク位置算出装置300は、搬送ローラ10、12、搬送モータ14、16、エンコーダ18、20、搬送センサ22およびCIS(Contact Image Sensor)24、26を有する。搬送モータ14、16は、搬送手段の一例である。エンコーダ18、20は、出力手段の一例である。CIS24、26は、画像読取手段の一例である。
なお、搬送路TPに搬送される用紙Pの表面(図2の上面)の四隅には、用紙Pの裏面に画像を印刷するときの画像の補正用のマークMKが印刷されている。以下では、用紙Pの搬送方向TDの先端側(図2の右側)に位置するマークMKをマークMKfとも称し、用紙Pの搬送方向TDの後端側(図2の左側)に位置するマークMKをマークMKrとも称する。また、以下では、用紙Pの搬送方向TDを副走査方向とも称し、用紙Pの搬送方向TDの直交方向を主走査方向とも称する。
搬送ローラ10は、用紙Pが搬送される搬送路TPの上流側(図2の左側)において、搬送路TPの下側に配置された駆動ローラ10aと搬送路TPの上側に配置された従動ローラ10bとを有する。搬送路TPに載置された用紙Pは、駆動ローラ10aと従動ローラ10bとに挟まれながら搬送方向TDに移動される。
搬送ローラ12は、用紙Pが搬送される搬送路TPの下流側(図2の右側)において、搬送路TPの下側に配置された駆動ローラ12aと搬送路TPの下側に配置された従動ローラ12bとを有する。搬送路TPに載置された用紙Pは、駆動ローラ12aと従動ローラ12bとに挟まれながら搬送方向TDに移動される。
搬送モータ14は、駆動ローラ10aの一端に取り付けられ、駆動ローラ10aを回転させることで搬送ローラ10を回転させる。搬送モータ16は、駆動ローラ12aの一端に取り付けられ、駆動ローラ12aを回転させることで搬送ローラ12を回転させる。
エンコーダ18は、駆動ローラ10aの他端に取り付けられ、駆動ローラ10aの回転量をカウント値として出力する。エンコーダ20は、従動ローラ12bの他端に取り付けられ、従動ローラ12bの回転量をカウント値として出力する。エンコーダ18、20がそれぞれ出力するカウント値は、用紙Pの搬送量に応じて出力される検出値の一例である。
例えば、駆動ローラ10aに取り付けられるエンコーダ18により、搬送ローラ10により送り出す用紙Pの速度である搬送線速が管理される。従動ローラ12bに取り付けられるエンコーダ20により、用紙Pの測長が実施される。
搬送センサ22は、搬送路TP上を搬送される用紙Pの端部(搬送方向の先端と後端)を検出する。CIS24、26は、主走査方向に並ぶ複数のイメージセンサを有する。例えば、各イメージセンサは、RGBの3つの色をそれぞれ検出する3つの受光素子を有する。
CIS24は、搬送路TP上のエンコーダ18、20側に配置され、搬送路TP上を搬送される用紙Pに印刷されたマークMKのうち、エンコーダ18、20側のマークMKを読み取るために使用される。CIS26は、搬送路TP上の搬送モータ14、16側に配置され、搬送路TP上を搬送される用紙Pに印刷されたマークMKのうち、搬送モータ14、16側のマークMKを読み取るために使用される。なお、CIS24、26の代わりにCDDを使用して、搬送路TP上を搬送される用紙Pの画像データが取得されてもよい。
図3は、図1のマーク位置算出装置300の一例を示す機能ブロック図である。マーク位置算出装置300は、図2に示した各種要素に加えてCPU(Central Processing Unit)30と、CPU30にアクセスされるメモリ32と、通信インタフェース(I/F)34とを有する。CPU30は、図示しない用紙P上のマークMKの搬送方向での位置を算出するマーク位置算出手段の一例である。メモリ32は、記憶手段の一例である。
例えば、CPU30は、メモリ32に格納された制御プログラムを実行することで、マーク位置算出装置300の機能を実現する。メモリ32は、SRAM等の揮発メモリ、またはフラッシュメモリ等の電気的に書き換え可能な不揮発メモリである。
通信インタフェース34は、図1の画像形成部210を制御するコントローラとの間で情報を送受信する。例えば、CPU30は、マーク位置算出装置300で検出したマークMKの用紙P上での位置を示す位置情報を画像形成部210のコントローラに出力する。これにより、画像形成部210において、用紙Pの裏面に印刷される画像を、マーク位置算出装置300により算出されたマークMKの位置に基づいて補正することができる。
CPU30は、搬送モータ14、16を制御し、搬送ローラ10、12を回転させる。なお、CPU30は、図2の搬送路TP上を搬送される用紙Pが送り出し速度が一致するように、搬送ローラ10、12の回転速度を調整する。
CPU30は、搬送ローラ10の回転量を示すカウント値をエンコーダ18から受信し、搬送ローラ12の回転量を示すカウント値をエンコーダ20から受信する。図2に示したように、エンコーダ18は、搬送ローラ10の駆動ローラ10aに接続され、エンコーダ20は、搬送ローラ12に接続される。
エンコーダ18は、搬送ローラ10の回転量に応じて更新されるカウンタ18aを有し、カウンタ18aのカウント値をCPU30に出力する。エンコーダ20は、搬送ローラ12の回転量に応じて更新されるカウンタ20aを有し、カウンタ20aのカウント値をCPU30に出力する。
なお、エンコーダ18は、搬送ローラ10の回転量をそれぞれカウントする複数のカウンタ18aを有してもよい。エンコーダ20は、搬送ローラ12の回転量をそれぞれカウントする複数のカウンタ20aを有してもよい。また、カウンタ18aは、エンコーダ18の外部に設けられてもよく、カウンタ20aは、エンコーダ20の外部に設けられてもい。
CIS24、26は、搬送路TPにおいてCIS24、26にそれぞれ対向する領域の画像を読み取り、読み取った画像を画像データとしてCPU30に出力する。CIS24、26は、対向する領域に用紙がない場合、搬送路TPの画像(例えば、黒い背景)を読み取る。CIS24、26は、対向する領域に用紙がある場合、用紙に印刷された画像または用紙の白地の画像を読み取る。用紙に印刷された画像は、マークMK(黒色)を含む。
搬送センサ22は、例えば、搬送路TP上に搬送される用紙Pの端部を検出し、CPU30に通知する。なお、CPU30が、搬送センサ22から受信するセンサ情報に基づいて、用紙Pの端部を検出してもよい。CPU30は、CIS24、26から受信する画像データおよびエンコーダ18、20のカウント値をメモリ32に格納する。
図4は、用紙Pに印刷されたマークMKの図3のマーク位置算出装置300による読取動作の概要を示す説明図である。図4で説明する動作は、CPU30が実行する制御プログラムにより実現されてもよい。図4では、エンコーダ18、20側に位置するマークMKf、MKrを、図2に示したCIS24により読み取る例を示す。CIS26による用紙Pの読み取り動作も、図4と同様である。図4は、搬送路TP上を用紙Pが搬送されている状態を示す。
まず、CPU30は、搬送路TP上を搬送される用紙Pの先端EGfが搬送センサ22により検出されたことに基づいて、CIS24からの画像データの受信を開始することで、用紙Pの先端側の読み取りを開始する(先端読取開始)。CPU30は、CIS24から受信するライン毎の画像データの輝度の変化に基づいて、用紙Pの先端EGf、マークMKfの先端MKffおよびマークMKfの後端MKfrを順次検出する。
CPU30は、輝度が所定の閾値より高くなったときに用紙Pの先端EGfを検出する。この後、CPU30は、輝度が所定の閾値より低くなったときにマークMKfの先端MKffを検出する。さらに、CPU30は、輝度が所定の閾値より高くなったときにマークMKfの後端MKfrを検出する。そして、CPU30は、マークMKrの後端MKfrの検出から所定時間後に用紙Pの先端側の読み取りを終了する(先端読取終了)。
次に、CPU30は、エンコーダ20のカウント値が所定値になったことに基づいて、CIS24からの画像データの受信を開始することで、用紙Pの後端側の読み取りを開始する(後端読取開始)。CPU30は、CIS24から受信するライン毎の画像データの輝度の変化に基づいて、マークMKrの後端MKrr、マークMKrの先端MKrfおよび用紙Pの後端EGrを順次検出する。
CPU30は、輝度が所定の閾値より低くなったときにマークMKrの後端MKrrを検出し、輝度が所定の閾値より高くなったときにマークMKrの先端MKrfを検出する。さらに、CPU30は、輝度が所定の閾値より低くなったときに用紙Pの後端EGrを検出する。そして、CPU30は、用紙Pの後端EGrの検出から所定時間後に用紙Pの後端側の読み取りを終了する(後端読取終了)。
なお、CPU30は、マークMKrの後端MKfrの検出からエンコーダ20のカウント値が所定値更新された後に用紙Pの先端側の読み取りを終了してもよい。同様に、CPU30は、用紙Pの後端EGrの検出からエンコーダ20のカウント値が所定値更新された後に用紙Pの後端側の読み取りを終了してもよい。用紙Pの先端EGfおよび後端EGrは、端部の一例である。
図5は、図4の先端側のマークMKfの位置を検出するマーク位置算出装置300の動作の一例を示すタイミング図である。図4と同様の動作については、詳細な説明を省略する。なお、図5において、参考のために記載した用紙Pの向き(搬送方向TD)は、図3の用紙Pの向きと逆である。
CPU30は、先端読取開始のタイミングを判定した場合、CIS24、26のクロックCISCLKのクロック数を示すカウント値CNTcを"0"にリセットし、クロックCISCLKのクロック数のカウントを開始する。ここで、クロックCISCLKの1周期は、CIS24、26のライン周期である。図5の例では、クロックCISCLKの立ち下がりエッジから次の立ち下がりエッジまでを1ライン周期とする。図5では、CISCLKのカウント値CNTcは、直線状に増加しているが、実際には、階段状になる。
また、CPU30は、先端読取開始のタイミングを判定した場合、エンコーダ20のクロックENCLKpのクロック数を示すカウント値CNTeを"0"にリセットし、クロック数のカウントを開始する。ここで、クロックENCLKpは、エンコーダ20の基本クロックENCLKの周波数を逓倍することで生成され、搬送ローラ12の回転量の検出に使用される。すなわち、カウント値CNTeの増分は、用紙Pの搬送量を示す。
この後、CPU30は、CIS24、26が取得したライン毎の画像データをエンコーダ20のカウント値CNTeに対応付けてメモリ32に格納する。すなわち、CPU30は、用紙Pの先端EGf、マークMKfの先端MKffおよびマークMKfの後端MKfrを検出したときのライン数と、カウント値CNTeとを紐付けて保持する。
次に、CPU30は、先端読取終了のタイミングを判定した場合、カウント値CNTc、CNTeを"0"にリセットする。この後、CPU30は、図8で説明するように、用紙P上でのマークMKfの位置を算出する処理を実施する。なお、各マークMKの搬送方向TDの長さは、1ラインの幅の2倍より大きく設定される。このため、CIS24、26は、各マークMKを読み取るために少なくとも3ラインの走査が必要である。
図4で説明したように、この後、CPU30は、後端読取開始のタイミングを判定した場合、クロックCISCLKのクロック数のカウントと、エンコーダ20のクロックENCLKpのクロック数のカウントとを開始する。そして、CPU30は、CIS24、26が取得したライン毎の画像データをエンコーダ20のカウント値CNTeに対応付けてメモリ32に格納する。すなわち、CPU30は、マークMKrの先端MKrf、マークMKrの後端MKrrおよび用紙Pの後端EGrを検出したときのライン数と、カウント値CNTeとを紐付けて保持する。この後、CPU30は、図9で説明するように、用紙P上でのマークMKrの位置を算出する処理を実施する。
図6は、用紙Pの先端EGf、マークMKfの先端MKffおよびマークMKfの後端MKfrの位置の算出方法の一例を示す説明図である。予め、用紙Pの先端EGfの位置を算出するための輝度の閾値Lu1が設定される。マークMKfの先端MKffの位置を算出するための輝度の閾値Lu2が設定される。マークMKfの後端MKfrの位置を算出するための輝度の閾値Lu3が設定される。閾値Lu1は、第1閾値の一例である。閾値Lu2は、第2閾値の一例である。閾値Lu3は、第3閾値の一例である。
以下、閾値Lu1、Lu2、Lu3について説明する。搬送路TP上を用紙Pが搬送され、CIS24、26の下を用紙の先端EGfが通過するとき、CIS24、26が検出する画像の輝度は、搬送路TPの黒の輝度(最小値)から用紙Pの下地の白(地色)の輝度(最大値)に変化する。
CIS24、26の下をマークMKfの先端MKffが通過するとき、CIS24、26が検出する画像の輝度は、用紙Pの下地の白の輝度(最大値)からマークMKfの黒の輝度(最小値)に変化する。CIS24、26の下をマークMKfの後端MKfrが通過するとき、CIS24、26が検出する画像の輝度は、マークMKfの黒の輝度(最小値)から用紙Pの下地の白の輝度(最大値)に変化する。
例えば、用紙の先端EGfがCIS24、26のライン(例えば、受光素子の副走査方向の長さ)の中央にあるとき、検出する輝度は最大値と最小値の中央値になる。用紙の先端EGfがCIS24、26のラインの搬送ローラ10側(搬送方向TDの上流側)に近い位置にあるとき、検出する輝度は最大値と最小値との中央値より低くなる。
同様に、マークMKfの先端MKffがCIS24、26のラインの中央にあるとき、検出する輝度は最大値と最小値の中央値になる。マークMKfの先端MKffがCIS24、26のラインの搬送ローラ10側に近い位置にあるとき、検出する輝度は最大値と最小値の中央値より高くなる。
マークMKfの後端MKfrがCIS24、26のラインの中央にあるとき、検出する輝度は最大値と最小値の中央値になる。マークMKfの後端MKfrがCIS24、26のラインの搬送ローラ10側に近い位置にあるとき、検出する輝度は最大値と最小値の中央値より低くなる。
この実施形態では、例えば、閾値Lu1、Lu2、Lu3は、いずれも、輝度の最大値と最小値との差の50%に設定される。これより、CPU30は、用紙Pの先端EGf、マークMKfの先端MKffおよびマークMKfの後端MKfrが、CIS24、26のラインの中央を越えたか否かを判定することができる。
そして、CPU30は、図9で説明するように、輝度が閾値Lu1以上になったラインPnの輝度値Lu(Pn)と、1つ前のラインPn-1の輝度値Lu(Pn-1)と、閾値Lu1とに基づいて2点間補正をする。これにより、CPU30は、用紙の先端EGfの位置を正確に算出することができる。
また、CPU30は、輝度が閾値Lu2以下になったラインPmの輝度値Lu(Pm)と、1つ前のラインPm-1の輝度値Lu(Pm-1)と、閾値Lu2とに基づいて2点間補正をする。これにより、CPU30は、マークMKfの先端MKffの位置を正確に算出することができる。
さらに、CPU30は、輝度が閾値Lu3以上になったラインPkの輝度値Lu(Pk)と、1つ前のラインPk-1の輝度値Lu(Pk-1)と、閾値Lu3とに基づいて2点間補正をする。これにより、CPU30は、マークMKfの後端MKfrの位置を正確に算出することができる。また、CPU30は、同様の2点間補正を実施することで、用紙Pの後端EGr、マークMKrの先端MKrfおよびマークMKrの後端MKrrの位置を正確に算出することができる。
用紙の先端EGfまたは後端EGrの位置の算出に使用するラインPnは、端ラインの一例である。用紙の先端EGfまたは後端EGrの位置の算出に使用する1つ前のラインPn-1は、直前端ラインの一例である。
マークMKfの先端MKffまたはマークMKrの先端MKrfの位置の算出に使用するラインPmは、先ラインの一例である。マークMKfの先端MKffまたはマークMKrの先端MKrfの位置の算出に使用するラインPm-1は、直前先ラインの一例である。
マークMKfの後端MKfrまたはマークMKrの後端MKrrの位置の算出に使用するラインPkは、後ラインの一例である。マークMKfの後端MKfrまたはマークMKrの後端MKrrの位置の算出に使用するラインPk-1は、直前後ラインの一例である。
図7は、図1の画像形成装置100によりマークMKの副走査方向での用紙P上の位置を算出する例を示す動作フロー図である。すなわち、図3は、画像形成装置100の制御方法の一例を示す。例えば、図7に示す処理は、CPU30が画像形成装置100の制御プログラムを実行することで実現される。
図7は、搬送路TP上での用紙Pの搬送が開始されたことに基づいて開始される。まず、ステップS01において、CPU30は、搬送路TP上を搬送される用紙Pの先端EGfが搬送センサ22により検出されるまで待つ、搬送センサ22が用紙の先端EGfを検出した場合、CPU30は、ステップS02を実施する。
ステップS02において、CPU30は、CIS24、26のクロックCISCLKのカウント値CNTcをクリアする。次に、ステップS03において、CPU30は、クロックCISCLKのカウントを開始する。次に、ステップS04において、CPU30は、先端読取開始位置を判定するまで待ち、先端読取開始位置を判定した場合、ステップS05を実施する。特に限定されないが、例えば、CPU30は、搬送センサ22により用紙の先端EGfが検出された後のエンコーダ20の基本クロックENCLKのカウント値の増分に基づいて、先端読取開始位置がCIS24、26の下に到達したことを検出する。
次に、ステップS05において、CPU30は、エンコーダ20のクロックENCLKpのクロック数を示すカウント値CNTeをクリアする。次に、ステップS06において、CPU30は、クロックENCLKpのカウントを開始する。次に、ステップS07において、CPU30は、CIS24、26による画像の読み取りを開始する。
次に、ステップS08において、CPU30は、CIS24、26により取得されたライン毎の画像データをメモリ32に格納する。ここで、画像データは、マークMKfの位置を算出するための輝度データでもある。また、CPU30は、CIS24、26による画像の読み取りタイミング(CNTc)に同期して、クロックENCLKpのカウント値CNTeをメモリ32に保持する。これにより、ライン毎の輝度値と、カウント値CNTeとが紐付けられる。
次に、ステップS09において、CPU30は、エンコーダ20のクロックENCLKのカウント値の増分に基づいて、先端読取終了位置がCIS24、26の下に到達したことを検出し、CIS24、26による画像の読み取りを終了する。
次に、ステップS10において、CPU30は、クロックENCLKpのカウントを終了する。次に、ステップS11において、CPU30は、先端側のマークMKfの位置を算出する。ステップS11の詳細は、図8で説明される。
次に、ステップS12において、CPU30は、例えば、エンコーダ20のクロックENCLKのカウント値の増分に基づいて、後端読取開始位置を判定するまで待つ。CPU30は、後端読取開始位置を判定した場合、ステップS13を実施する。
次に、ステップS13において、CPU30は、エンコーダ20のクロックENCLKpのクロック数を示すカウント値CNTeをクリアする。次に、ステップS14において、CPU30は、クロックENCLKpのカウントを開始する。次に、ステップS15において、CPU30は、CIS24、26による画像の読み取りを開始する。
次に、ステップS16において、CPU30は、CIS24、26により取得されたライン毎の画像データをメモリ32に格納する。また、CPU30は、CIS24、26による画像の読み取りタイミング(CNTc)に同期して、クロックENCLKpのカウント値CNTeをメモリ32に保持する。
次に、ステップS17において、CPU30は、エンコーダ20のクロックENCLKのカウント値の増分に基づいて、後端読取終了位置がCIS24、26の下に到達したことを検出し、CIS24、26による画像の読み取りを終了する。
次に、ステップS18において、CPU30は、クロックENCLKpのカウントを終了する。次に、ステップS19において、CPU30は、後端側のマークMKrの位置を算出する。ステップS19の詳細は、図9で説明される。
図8は、図7のステップS11の一例を示す動作フロー図である。ステップS111において、CPU30は、図7のステップS08でメモリ32に格納した画像データとエンコーダ20のカウント値CNTeとを、CIS24、26のライン毎にメモリ32から読み出す。次に、ステップS112において、CPU30は、画像データの輝度値が閾値Lu1以上になるまで、読み出した順に画像データを検索する。CPU30は、輝度値が閾値Lu1以上になったラインを見つけた場合、ステップS113を実施する。
ステップS113において、CPU30は、輝度値が閾値Lu1以上になったラインPnのカウント値CNTe(Pn)および輝度値Lu(Pn)をメモリ32から読み出す。また、CPU30は、1つ前のラインPn-1のカウント値CNTe(Pn-1)および輝度値Lu(Pn-1)をメモリ32から読み出す。次に、ステップS114において、CPU30は、用紙の先端EGfの位置に対応するカウント値CNTe(EGf)を2点間補正により算出する。
例えば、CPU30は、式(1)を使用した2点間補正により、用紙の先端EGfの位置に対応するカウント値CNTe(EGf)を算出する。式(1)および後述する式において、符号"*"は乗算を示す。
CNTe(EGf)=CNTe(Pn-1)+{(CNTe(Pn)-CNTe(Pn-1))/(Lu(Pn)-Lu(Pn-1))}*(Lu1-Lu(Pn-1)) ‥(1)
次に、ステップS115において、CPU30は、CIS24、26のライン毎の画像データのメモリ32から読み出しを再開する。次に、ステップS116において、CPU30は、画像データの輝度値が閾値Lu2以下になるまで、読み出した順に画像データを検索する。CPU30は、輝度値が閾値Lu2以下になったラインを見つけた場合、ステップS117を実施する。
ステップS117において、CPU30は、輝度値が閾値Lu2以下になったラインPmのカウント値CNTe(Pm)および輝度値Lu(Pm)をメモリ32から読み出す。また、CPU30は、1つ前のラインPm-1のカウント値CNTe(Pm-1)および輝度値Lu(Pm-1)をメモリ32から読み出す。
次に、ステップS118において、CPU30は、用紙Pの先端側のマークMKfの先端MKffの位置に対応するカウント値CNTe(MKff)を2点間補正により算出する。
例えば、CPU30は、式(2)を使用した2点間補正により、マークMKfの先端MKffの位置に対応するカウント値CNTe(MKff)を算出する。
CNTe(MKff)=CNTe(Pm-1)+{(CNTe(Pm)-CNTe(Pm-1))/(Lu(Pm)-Lu(Pm-1))}*(Lu2-Lu(Pm-1)) ‥(2)
次に、ステップS119において、CPU30は、CIS24、26のライン毎の画像データのメモリ32から読み出しを再開する。次に、ステップS120において、CPU30は、画像データの輝度値が閾値Lu3以上になるまで、読み出した順に画像データを検索する。CPU30は、輝度値が閾値Lu3以上になったラインを見つけた場合、ステップS121を実施する。
ステップS121において、CPU30は、輝度値が閾値Lu3以上になったラインPkのカウント値CNTe(Pk)および輝度値Lu(Pk)をメモリ32から読み出す。また、CPU30は、1つ前のラインPk-1のカウント値CNTe(Pk-1)および輝度値Lu(Pk-1)をメモリ32から読み出す。次に、ステップS122において、CPU30は、用紙Pの先端側のマークMKfの後端MKfrの位置に対応するカウント値CNTe(MKfr)を2点間補正により算出する。
例えば、CPU30は、式(3)を使用した2点間補正により、マークMKfの後端MKfrの位置に対応するカウント値CNTe(MKfr)を算出する。
CNTe(MKfr)=CNTe(Pk-1)+{(CNTe(Pk)-CNTe(Pk-1))/(Lu(Pk)-Lu(Pk-1))}*(Lu3-Lu(Pk-1)) ‥(3)
次に、ステップS123において、CPU30は、ステップS118、S122で算出したカウント値CNTe(MKff)、CNTe(MKfr)を用いて、用紙Pの先端側のマークMKfの中心位置に対応するカウント値CNTe(MKf)を算出する。カウント値CNTe(MKf)は、中間値の一例である。例えば、CPU30は、式(4)を使用して用紙Pの先端側のマークMKfの中心位置に対応するカウント値CNTe(MKf)を算出する。
CNTe(MKf)=(CNTe(MKff)+CNTe(MKfr))/2 ‥(4)
次に、ステップS124において、CPU30は、ステップS114で算出した用紙Pの先端EGfに対応するカウント値CNTe(EGf)を使用して、用紙Pの先端EGfから先端側のマークMKfの中心位置までの距離Xを算出する。例えば、CPU30は、式(5)を使用して距離Xを算出する。式(5)において、符号ENresは、エンコーダ20の分解能であり、1カウント値CNTeあたりの距離を示す。
X=(CNTe(MKf)-CNTe(EGf))*ENres ‥(5)
次に、ステップS125において、CPU30は、画像データの読み出しを終了し、図8に示した先端側のマークMKfの副走査方向の用紙P上での位置の算出動作を終了する。
以上、図8で説明したように、式(1)~(3)を使用して、2点間補正により用紙Pの先端EGf、マークMKfの先端MKffおよび後端MKfrの位置を、エンコーダ20のカウント値CNTeとして正確に算出することができる。そして、先端EGf、先端MKffおよび後端MKfrの位置に対応するカウント値CNTeを使用することで、用紙Pの先端EGfからマークMKfの中心までの距離Xを正確に算出することができる。
図9は、図7のステップS19の一例を示す動作フロー図である。図8と同じ処理については、詳細な説明は省略する。後端側のマークMKrの用紙P上での位置を算出する場合、CPU30は、ステップS190において、図4の後端読取開始から後端読取終了までにCIS24、26が読み取った画像データのラインの順番を反転する。メモリ32から読み出す画像データのラインの順番を逆順にする場合、CPU30は、用紙Pの後端EGrを用紙の先端EGfとして扱う。これにより、図8と同様の動作フローを使用して、後端側のマークMKrの用紙P上での位置を算出することができる。例えば、上述した式(1)~(3)を流用することができる。
ステップS190の後に実施するステップS191、S192、S193の処理は、それぞれ図8のステップS111、S112、S113の処理と同様である。ステップS193の後、ステップS194において、CPU30は、用紙の後端EGrの位置に対応するカウント値CNTe(EGr)を2点間補正により算出する。例えば、CPU30は、上述した式(1)の左辺のカウント値CNTe(EGf)をカウント値CNTe(EGr)に置き換え、式(1)を使用してカウント値CNTe(EGr)を算出する。
ステップS194の後に実施するステップS195、S196、S197の処理は、それぞれ図8のステップS115、S116、S117の処理と同様である。ステップS197の後、ステップS198において、CPU30は、用紙Pの後端側のマークMKrの先端MKrfの位置に対応するカウント値CNTe(MKrf)を2点間補正により算出する。
例えば、CPU30は、式(2)を使用した2点間補正により、マークMKrの先端MKrfの位置に対応するカウント値CNTe(MKrf)を算出する。この際、CPU30は、上述した式(2)の左辺のカウント値CNTe(MKff)をカウント値CNTe(MKrf)に置き換え、式(2)を使用してカウント値CNTe(MKff)を算出する。
ステップS198の後に実施するステップS199、S200、S201の処理は、それぞれ図8のステップS119、S120、S121の処理と同様である。ステップS201の後、ステップS202において、CPU30は、用紙Pの後端側のマークMKrの後端MKrrの位置に対応するカウント値CNTe(MKrr)を2点間補正により算出する。
例えば、CPU30は、式(3)を使用した2点間補正により、マークMKrの後端MKrrの位置に対応するカウント値CNTe(MKrr)を算出する。例えば、CPU30は、上述した式(3)の左辺のカウント値CNTe(MKfr)をカウント値CNTe(MKrr)に置き換え、式(2)を使用してカウント値CNTe(MKrr)を算出する。
次に、ステップS203において、CPU30は、ステップS198、S202で算出したカウント値CNTe(MKrf)、CNTe(MKrr)を用いて、用紙Pの後端側のマークMKrの中心位置に対応するカウント値CNTe(MKr)を算出する。例えば、CPU30は、式(6)を使用して用紙Pの後端側のマークMKrの中心位置に対応するカウント値CNTe(MKr)を算出する。
CNTe(MKr)=(CNTe(MKrf)+CNTe(MKrr))/2 ‥(6)
次に、ステップS204において、CPU30は、ステップS194で算出した用紙Pの後端EGrに対応するカウント値CNTe(EGr)を使用して、用紙Pの後端EGrから後端側のマークMKrの中心位置までの距離Yを算出する。例えば、CPU30は、式(7)を使用して距離Yを算出する。
Y=(CNTe(MKr)-CNTe(EGr))*ENres ‥(7)
次に、ステップS205において、CPU30は、画像データの読み出しを終了し、図9に示した後端側のマークMKrの副走査方向の用紙P上での位置の算出動作を終了する。
以上、図9においても、式(1)~(3)を使用して、2点間補正により用紙Pの後端EGr、マークMKrの先端MKrfおよび後端MKrrの位置を、エンコーダ20のカウント値CNTeとして正確に算出することができる。そして、後端EGr、先端MKrfおよび後端MKrrの位置に対応するカウント値CNTeを使用することで、用紙Pの後端EGrからマークMKrの中心までの距離Yを正確に算出することができる。
以上、この実施形態では、CPU30は、エンコーダ20から出力されるカウント値CNTeをCIS24、26の読み取りラインと紐付けする。そして、CPU30は、用紙Pの端部EGf、EGrに対応するカウント値CNTeと、マークMKf、MKrの中央位置に対応するカウント値CNTeとの差分からマークMKf、MKrの用紙P上での位置を検出する。これにより、例えば、搬送モータ14、16による用紙Pの搬送速度が変動し、用紙Pに搬送むらが発生する場合にも、用紙Pに印刷されたマークMKf、MKrの位置を精度よく検出することができる。
式(1)~(3)を使用して、2点間補正により用紙Pの先端EGf、マークMKfの先端MKffおよび後端MKfrの位置を、エンコーダ20のカウント値CNTeとして正確に算出することができる。そして、先端EGf、先端MKffおよび後端MKfrの位置に対応するカウント値CNTeを使用することで、用紙Pの先端EGfからマークMKfの中心までの距離Xを正確に算出することができる。
また、式(1)~(3)を使用して、2点間補正により用紙Pの後端EGr、マークMKrの先端MKrfおよび後端MKrrの位置を、エンコーダ20のカウント値CNTeとして正確に算出することができる。そして、後端EGr、先端MKrfおよび後端MKrrの位置に対応するカウント値CNTeを使用することで、用紙Pの後端EGrからマークMKrの中心までの距離Yを正確に算出することができる。
後端側のマークMKrの用紙P上での位置を算出する場合に、画像データのラインの順番を反転することで、先端側のマークMKfの用紙P上での位置を算出する動作フローと同様の動作フローを使用して、マークMKrの用紙P上での位置を算出することができる。
例えば、輝度が閾値Lu1を超えたラインPnの輝度値Lu(Pn)と、1つ前のラインPn-1の輝度値Lu(Pn-1)と、閾値Lu1とに基づいて2点間補正をすることで、用紙の先端EGfの位置を正確に算出することができる。輝度が閾値Lu2以下になったラインPnの輝度値Lu(Pn)と、1つ前のラインPn-1の輝度値Lu(Pn-1)と、閾値Lu2とに基づいて2点間補正をすることで、マークMKfの先端MKffの位置を正確に算出することができる。
輝度が閾値Lu3以上になったラインPnの輝度値Lu(Pn)と、1つ前のラインPn-1の輝度値Lu(Pn-1)と、閾値Lu3とに基づいて2点間補正をすることで、マークMKfの後端MKfrの位置を正確に算出することができる。さらに、同様の2点間補正を実施することで、用紙Pの後端EGr、マークMKrの先端MKrfおよびマークMKrの後端MKrrの位置を正確に算出することができる。
マーク位置算出装置300により算出された用紙Pの表面に印刷されたマークMKの位置を利用して、用紙の裏面の印刷時の画像の位置、傾きまたは形状等を補正することができる。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態における画像形成装置に搭載されるマーク位置算出装置302の概要を示す説明図である。上述した実施形態と同様の要素については、詳細な説明は省略する。図10に示すマーク位置算出装置302は、図1の画像形成装置100の画像形成部210に、マーク位置算出装置300の代わりに搭載される。
マーク位置算出装置302は、図2に示した搬送モータ14の代わりにエンコーダ18が内蔵された搬送モータ14Aを有する。このため、駆動ローラ10aの他端にエンコーダ18は取り付けられない。また、マーク位置算出装置302は、図2に示した搬送モータ16の代わりにエンコーダ20が内蔵された搬送モータ16Aを有する。このため、従動ローラ12bの他端にエンコーダ20は取り付けられない。
マーク位置算出装置302のその他の構成は、図2のマーク位置算出装置300の構成と同様である。エンコーダ内蔵型の搬送モータ14A、16Aを採用することで、駆動ローラまたは従動ローラにエンコーダを取り付けなくてよいため、マーク位置算出装置302のコストを削減することができる。また、駆動ローラまたは従動ローラにエンコーダを取り付けるスペースがない場合にも、マークMKf、MKrの位置を検出することができる。
マーク位置算出装置302の機能ブロック図は、搬送モータ14A、16Aにエンコーダ18、20が内蔵されることを除き、図3と同様である。すなわち、マーク位置算出装置302は、CPU30が実行する制御プログラムを実行することで、マークMKf、MKrの位置を算出する動作を実行する。マークMKf、MKrの位置の算出方法は、図4から図9で説明した方法と同じである。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図11は、第3の実施形態における画像形成装置に搭載されるマーク位置算出装置304の概要を示す説明図である。上述した実施形態と同様の要素については、詳細な説明は省略する。図11に示すマーク位置算出装置304は、図1の画像形成装置100の画像形成部210に、マーク位置算出装置300の代わりに搭載される。
マーク位置算出装置304は、エンコーダ18、20の取り付け位置が相違することを除き、図2のマーク位置算出装置300と同様の構成を有する。すなわち、マーク位置算出装置304は、CPU30が実行する制御プログラムを実行することで、マークMKf、MKrの位置を算出する動作を実行する。マークMKf、MKrの位置の算出方法は、図4から図9で説明した方法と同じである。
マーク位置算出装置304は、図11(a)に示すように、駆動ローラ10aに取り付けられたエンコーダ18と、駆動ローラ12aに取り付けられたエンコーダ20とを有してもよい。また、マーク位置算出装置304は、図11(b)に示すように、従動ローラ10bに取り付けられたエンコーダ18と、従動ローラ12bに取り付けられたエンコーダ20とを有してもよい。
搬送路TPを搬送される用紙Pの位置または用紙P上のマークMKを位置の算出に使用するエンコーダは、搬送モータで直接駆動されない従動ローラに取り付けることが好ましい。しかし、従動ローラにエンコーダを取り付けるスペースがない場合、駆動ローラにエンコーダが取り付けられてもよい。以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
図12は、第4の実施形態における画像形成装置に搭載されるマーク位置算出装置306の概要を示す説明図である。上述した実施形態と同様の要素については、詳細な説明は省略する。図12に示すマーク位置算出装置306は、図1の画像形成装置100の画像形成部210に、マーク位置算出装置300の代わりに搭載される。
マーク位置算出装置306は、図2のエンコーダ18、20の代わりにレーザードップラー速度計27を有することを除き、図2のマーク位置算出装置300と同様の構成を有する。すなわち、マーク位置算出装置306は、CPU30が実行する制御プログラムを実行することで、マークMKf、MKrの位置を算出する動作を実行する。マークMKf、MKrの位置の算出方法は、図4から図9で説明した方法と同じである。
例えば、レーザードップラー速度計27は、搬送路TP上において、搬送センサ22とCIS24、26との間に、長手方向を主走査方向(CIS24、26の延在方向)に沿って配置される。図2に示したCPU30は、レーザードップラー速度計27から受信する用紙Pの搬送速度と、CIS24、26のライン周期とを使用して、マークMKf、MKrの用紙P上の位置を算出する。用紙Pの搬送速度とライン周期とを使用して、マークMKf、MKrの用紙P上の位置を算出するCPU30は、算出部の一例である。
レーザードップラー速度計27を使用することで、用紙Pの実際の搬送速度を検出することができる。このため、搬送モータ14、16による用紙Pの搬送速度に変動が発生する場合にも、その時々の搬送速度を正確に検出することができ、マークMKf、MKrの用紙P上の位置を正確に算出することができる。以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した実施形態では、図1の画像形成部210により用紙Pの表面に印刷されたマークMKの位置を検出する例について述べたが、マーク位置算出装置300、302、304、306は、用紙Pに予め印刷されたマークMKの位置をしてもよい。さらに、マーク位置算出装置300、302、304、306は、用紙Pの端からマークMKまでの位置だけではなく、任意のマークMK間の距離を算出することができる。あるいは、マーク位置算出装置300、302、304、306は、用紙Pの両端間の距離(用紙Pの搬送方向の長さ)を算出することができる。
10 搬送ローラ
10a 駆動ローラ
10b 従動ローラ
12 搬送ローラ
12a 駆動ローラ
12b 従動ローラ
14、14A 搬送モータ
16、16A 搬送モータ
18 エンコーダ
18a カウンタ
20 エンコーダ
20a カウンタ
22 搬送センサ
24、26 CIS
27 レーザードップラー速度計
28、28C、28K、28M、28P、28S、28Y ヘッドモジュール
30 CPU
32 メモリ
34 通信インタフェース
50 ドラム
51 用紙グリッパ
100 画像形成装置
210 画像形成部
220 給紙部
221 給紙スタック
222 エアー分離部
230 レジスト調整部
231 レジストローラ対
240 乾燥部
241 乾燥ユニット
250 用紙反転部
251 用紙反転機構
252 反転搬送部
253 レジストローラ
290 排紙部
300、302、304、306 マーク位置算出装置
CNTc、CNTe カウント値
EGf 先端
EGr 後端
ENCLK 基本クロック
Lu 輝度値
Lu1、Lu2、Lu3 閾値
MK、MKf、MKr マーク
MKff、MKrf 先端
MKfr、MKrr 後端
P 用紙
Pk、Pk-1 ライン
Pm、Pm-1 ライン
Pn、Pn-1 ライン
TD 搬送方向
TP 搬送路
X、Y 距離
特開2014-65255号公報 特開2008-271473号公報

Claims (10)

  1. マークが形成された記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記記録媒体に形成された画像を、前記記録媒体が搬送されている状態で読み取る画像読取手段と、
    前記搬送手段による前記記録媒体の搬送量に応じた検出値を出力する出力手段と、
    前記記録媒体上の前記マークの搬送方向での位置を、前記記録媒体の端部と前記マークとが前記画像読取手段により読み取られるときに前記出力手段からそれぞれ出力される前記検出値に基づいて算出するマーク位置算出手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像読取手段は、前記記録媒体の前記搬送方向の直交方向に沿う1ラインずつ前記画像を読取り、
    前記マークの前記搬送方向の長さは、前記ラインの幅の2倍より大きく、
    前記マーク位置算出手段は、
    前記画像読取手段が読み取った各ラインの輝度値に基づいて、前記記録媒体の端部と前記マークの先端と前記マークの後端とを検出し、
    前記マークの先端が検出された先ラインに対応する前記検出値と前記マークの後端が検出された後ラインに対応する前記検出値との中間値と、前記記録媒体の端部が検出された端ラインに対応する前記検出値との差に基づいて、前記記録媒体上の前記マークの前記搬送方向での位置を算出すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記マーク位置算出手段は、
    前記画像読取手段へ搬送される前記記録媒体の前記端部が前記画像読取手段に到達する前に前記画像読取手段により検出されるラインの輝度値と、前記記録媒体の地色の輝度値との間に設定された第1閾値に基づいて、前記記録媒体の端部を検出し、
    前記端ラインの輝度値および前記端ラインの1つ前のラインである直前端ラインの輝度値の差と前記直前端ラインの輝度値および前記第1閾値の差との比率と、前記端ラインに対応する前記検出値および前記直前端ラインに対応する前記検出値の差との積に基づいて、前記端部の前記端ライン中での位置を算出すること
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記マーク位置算出手段は、
    前記記録媒体の地色の輝度値と、前記マークの輝度値との間に設定された第2閾値に基づいて、前記マークの先端を検出し、
    前記先ラインの輝度値および前記先ラインの1つ前のラインである直前先ラインの輝度値の差と前記直前先ラインの輝度値および前記第2閾値の差との比率と、前記先ラインに対応する前記検出値および前記直前先ラインに対応する前記検出値の差との積に基づいて、前記先端の前記先ライン中での位置を算出すること
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記マーク位置算出手段は、
    前記記録媒体の地色の輝度値と、前記マークの輝度値との間に設定された第3閾値に基づいて、前記マークの後端を検出し、
    前記後ラインの輝度値および前記後ラインの1つ前のラインである直前後ラインの輝度値の差と前記直前後ラインの輝度値および前記第3閾値の差との比率と、前記後ラインに対応する前記検出値および前記直前後ラインに対応する前記検出値の差との積に基づいて、前記後端の前記後ライン中での位置を算出すること
    を特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像読取手段が読み取った各ラインの画像が前記検出値と対応付けて保持される記憶手段を有し、
    前記マークは、前記記録媒体の前記搬送方向の先端側と後端側とにそれぞれ形成され、
    前記マーク位置算出手段は、
    前記画像読取手段が読み取った順に各ラインの画像を前記記憶手段から読み出し、前記先端側の前記マークの位置を算出し、
    前記画像読取手段が読み取った順と逆順に各ラインの画像を前記記憶手段から読み出し、前記後端側の前記マークの位置を算出すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記出力手段は、搬送モータに接続される駆動ローラに取り付けられたエンコーダ、前記駆動ローラに従動する従動ローラに取り付けられたエンコーダ、前記搬送モータに内蔵されるエンコーダのいずれかであること
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記出力手段は、前記記録媒体の搬送速度を検出するレーザードップラー速度計と、前記レーザードップラー速度計が検出した搬送速度にラインの周期を乗じて前記検出値を算出する算出部とを有すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記記録媒体に画像を形成する画像形成手段を有し、
    前記搬送手段は、前記画像形成手段により前記マークが第1面に形成された前記記録媒体を搬送し、
    前記画像形成手段は、前記マーク位置算出手段により算出された前記マークの前記搬送方向での位置に基づいて、前記搬送手段を介して搬送される前記記録媒体の第2面に形成する画像の位置を補正すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置に搭載された搬送手段により、マークが形成された記録媒体を搬送し、
    前記画像形成装置に搭載された画像読取手段により、前記記録媒体に形成された画像を、前記記録媒体が搬送されている状態で読み取り、
    前記画像形成装置に搭載された出力手段により、前記記録媒体の搬送量に応じた検出値を出力し、
    前記画像形成装置に搭載されるマーク位置算出手段により、前記記録媒体上の前記マークの搬送方向での位置を、前記記録媒体の端部と前記マークとが前記画像読取手段により読み取られるときに前記出力手段からそれぞれ出力される前記検出値に基づいて算出すること
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
JP2020167801A 2020-10-02 2020-10-02 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 Pending JP2022059910A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020167801A JP2022059910A (ja) 2020-10-02 2020-10-02 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
US17/487,885 US11956392B2 (en) 2020-10-02 2021-09-28 Image forming apparatus and control method for controlling image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020167801A JP2022059910A (ja) 2020-10-02 2020-10-02 画像形成装置および画像形成装置の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022059910A true JP2022059910A (ja) 2022-04-14

Family

ID=80932666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020167801A Pending JP2022059910A (ja) 2020-10-02 2020-10-02 画像形成装置および画像形成装置の制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11956392B2 (ja)
JP (1) JP2022059910A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022098105A (ja) * 2020-12-21 2022-07-01 株式会社リコー 画像読取装置及び画像形成装置
US11868072B2 (en) * 2022-02-23 2024-01-09 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image processing apparatus

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4730838B2 (ja) * 2006-10-13 2011-07-20 株式会社リコー シート状部材搬送装置、および画像形成装置
JP2008271473A (ja) 2007-04-25 2008-11-06 Ricoh Co Ltd 画像読取装置及び画像形成装置
US8662623B2 (en) * 2011-08-25 2014-03-04 Eastman Kodak Company Printing registered patterns on multiple media sides
JP6286921B2 (ja) * 2012-09-14 2018-03-07 株式会社リコー 画像検査装置、画像検査システム及び画像検査方法
JP5991584B2 (ja) 2012-09-27 2016-09-14 Necエンベデッドプロダクツ株式会社 印刷装置、印刷方法及びプログラム
JP6142882B2 (ja) * 2015-01-28 2017-06-07 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
US10012939B2 (en) * 2015-11-06 2018-07-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and program product used in the image forming apparatus
JP2022052808A (ja) * 2020-09-24 2022-04-05 株式会社リコー 画像形成装置および画像形成装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US11956392B2 (en) 2024-04-09
US20220109767A1 (en) 2022-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150210070A1 (en) Printing apparatus and processing method therefor
US7699460B2 (en) Printing apparatus and printing method
JP2010000736A (ja) 画像形成装置
JP2022059910A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2008238700A (ja) 画像形成装置
CN112104790B (zh) 图像形成装置
JP2007098623A (ja) 画像形成装置
US11141971B2 (en) Image forming apparatus
JP5361415B2 (ja) 画像記録装置、及び画像記録装置の制御方法
JP2007098624A (ja) 画像形成装置
JP2007326235A (ja) インクジェットプリンタ及び画像形成装置
JP4688187B2 (ja) 画像形成装置
JP6988222B2 (ja) 画像形成装置
JP2004142269A (ja) 記録装置
JP2020182065A (ja) 画像形成装置、画像形成方法
US11660884B2 (en) Image forming apparatus
JP6350125B2 (ja) インクジェット記録装置、プログラム、及び画像記録方法
JP7056389B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法
KR100247400B1 (ko) 잉크젯프린터의화이트라인보정방법
JP2004243741A (ja) 液体噴射装置、液体噴射制御プログラム
WO2023054371A1 (ja) 画像形成装置
CN116719213A (zh) 图像形成装置
JP2010005882A (ja) 画像記録方法および画像記録装置
JP2009262381A (ja) 制御装置、印刷装置、制御装置の制御方法、及び、制御装置の制御プログラム
JP2006240792A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230829