JP7056389B2 - 画像形成装置、画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに含まれるタブに印刷可能な画像形成装置及び画像形成方法に関する。
シートに含まれるタブに印刷可能なコピー機のような画像形成装置が知られている。例えば、シートに含まれるタブの検出結果を示すタブ情報を登録可能であって、予め登録された前記タブ情報に基づいてシートに含まれるタブに印刷可能な画像形成装置が関連技術として知られている(特許文献1参照)。
特開2006-142610号公報
しかしながら、上述の関連技術に係る画像形成装置では、予めユーザーがタブを含むシートの画像を画像形成装置に読み取らせて前記タブ情報を登録しておく必要があり、ユーザーにおいて前記タブ情報を登録する手間が生じる。
本発明の目的は、シートに含まれるタブに印刷する際に生じるユーザーの手間を軽減可能な画像形成装置、及び画像形成方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、画像読取部と、タブ検出部と、画像形成処理部とを備える。前記画像読取部は、画像形成位置を経由するシートの搬送経路における当該画像形成位置よりもシートの搬送方向の上流側の読取位置で前記搬送経路に沿って搬送されるシートの画像を読み取る。前記タブ検出部は、前記読取位置で読み取られる前記シートの画像に基づいて当該シートに含まれるタブを検出する。前記画像形成処理部は、前記タブ検出部によって検出される前記タブに画像を形成する。
本発明の他の局面に係る画像形成方法は、画像形成位置を経由するシートの搬送経路における当該画像形成位置よりもシートの搬送方向の上流側の読取位置で前記搬送経路に沿って搬送されるシートの画像を読み取ることと、前記読取位置で読み取られる前記シートの画像に基づいて当該シートに含まれるタブを検出することと、検出される前記タブに画像を形成することと、を含む。
本発明によれば、シートに含まれるタブに印刷する際に生じるユーザーの手間を軽減可能な画像形成装置、及び画像形成方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における画像形成部の構成を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における画像読取部、タブ検出部、制御部、及び操作表示部の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行されるタブ印刷処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行されるタブ検出処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で読み取られる画像データの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1~図3を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面模式図である。また、図2は画像形成部3の構成を示す平面図である。なお、図1では、画像形成装置10の筐体11内部におけるシートの搬送経路R1が二点鎖線によって示されている。また、図3では、画像データの流れが実線の矢印線によって、電気信号の流れが破線の矢印線によって、それぞれ示されている。
画像形成装置10は、インクジェット方式で画像を形成可能なプリンターである。なお、本発明は、インクジェット方式で画像を形成可能なファクシミリ装置、コピー機、及び複合機などの画像形成装置に適用されてもよい。また、本発明は、電子写真方式などのインクジェット方式とは異なる方式で画像を形成可能な画像形成装置に適用されてもよい。
図1及び図3に示されるように、画像形成装置10は、給紙カセット1、給紙部2、画像形成部3、インクコンテナ部4、搬送ユニット5、排紙部6、画像読取部7、タブ検出部8、制御部9、及び操作表示部12を備える。
給紙カセット1には、画像形成装置10において印刷対象となるシートが収容される。例えば、給紙カセット1に収容されるシートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート材料である。
画像形成装置10では、給紙カセット1に収容されたシートが、画像形成部3による画像形成位置P11~P14を経由する搬送経路R1(図1参照)に沿って筐体11内部を搬送されて、排紙部6の排紙トレイ64に排出される。
給紙部2は、給紙カセット1に収容されているシートを搬送ユニット5に供給する。図1に示されるように、給紙部2は、ピックアップローラー21、搬送ローラー22、搬送路23、手差しトレイ24、給紙ローラー25、及びレジストローラー26を備える。
ピックアップローラー21は、給紙カセット1からシートを1枚ずつ取り出す。搬送ローラー22は、ピックアップローラー21によって取り出されたシートをレジストローラー26まで搬送する。搬送路23は、給紙カセット1及び手差しトレイ24から搬送ユニット5へ至るシートの移動通路である。手差しトレイ24及び給紙ローラー25は、外部からシートを供給するために用いられる。
レジストローラー26は、搬送経路R1における画像形成位置P11~P14よりも上流側に設けられる。レジストローラー26は、予め定められた搬送タイミングが到来するごとに、搬送ユニット5に向けてシートを搬送する。例えば、前記搬送タイミングは、搬送経路R1におけるレジストローラー26よりも上流側に設けられた不図示のシートセンサーによってシートの先端が検出された時から予め定められた時間が経過したタイミングである。レジストローラー26は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて回転する。
画像形成部3は,現像剤であるインクを用いて、給紙部2から供給されるシートに画像データに基づく画像を形成する。図1に示されるように、画像形成部3は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応するラインヘッド31、32、33、34と、これらを支持するヘッドフレーム35とを備える。ヘッドフレーム35は画像形成装置10の筐体11に支持されている。なお、画像形成部3の備えるラインヘッドの数は、1つであってもよく、4を除く複数であってもよい。
ラインヘッド31~34は、所謂ラインヘッド型の記録ヘッドである。即ち、画像形成装置10は、所謂ラインヘッド型の画像形成装置である。図2に示されるように、ラインヘッド31~34は、幅方向D2に長尺である。具体的に、ラインヘッド31~34各々は、幅方向D2において、給紙カセット1に収容可能なシートのうち最大サイズのシートの幅に対応する長さを有する。ラインヘッド31~34各々は、シートの搬送方向D1(図2参照)に沿って所定間隔を隔てられて、ヘッドフレーム35に固定されている。搬送経路R1上におけるラインヘッド31~34各々との対向位置が、画像形成部3による画像形成位置P11~P14である。
図2に示されるように、ラインヘッド31~34各々は、複数の記録ヘッド30を有する。記録ヘッド30は、搬送ユニット5によって搬送されるシートへ向けてインクを吐出する。具体的に、記録ヘッド30における搬送ユニット5によって搬送されるシートとの対向面には、開口を有するインク吐出用の多数のノズル30A(図2参照)が設けられている。また、記録ヘッド30は、ノズル30A各々に対応する加圧室(不図示)、前記加圧室各々に対応して設けられる圧電素子(不図示)、及び前記加圧室各々と連通する連通流路(不図示)を備える。前記圧電素子は、予め定められた駆動電圧の印加に応じてノズル30Aからインクを吐出させる。具体的に、前記圧電素子は、前記加圧室に収容されているインクを加圧することで、ノズル30Aからインクを吐出させる。
本実施形態では、ラインヘッド31は、幅方向D2に沿って3つの記録ヘッド30が千鳥状に配列されている。また、他のラインヘッド32~34各々も、ラインヘッド31と同様に、幅方向D2に沿って3つの記録ヘッド30が千鳥状に配列されている。なお、図2には、画像形成部3を図1の上側から見た状態が示されている。
インクコンテナ部4は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応するインクが収容されたインクコンテナ41、42、43、44を備える。インクコンテナ41~44は、不図示のインク供給部を介して同色のラインヘッド31~34に接続されている。
搬送ユニット5は、搬送経路R1における画像形成位置P11~P14でシートを搬送する。具体的に、搬送ユニット5は、図1に示されるように、ラインヘッド31~34の下方に配置されている。搬送ユニット5は、シートを記録ヘッド30に対向させつつ搬送する。図1に示されるように、搬送ユニット5は、シートが載置される搬送ベルト51、搬送ベルト51を張架する張架ローラー52~54、及びこれらを支持する搬送フレーム55を備える。なお、搬送ベルト51と記録ヘッド30との間隙は、例えば、画像形成時のシートの表面と記録ヘッド30との間隙が1mmとなるように調整される。
張架ローラー52は、不図示のモーターから供給される回転駆動力により回転駆動される。これにより、搬送ベルト51は、シートを搬送方向D1(図1参照)へ搬送可能な方向に回動する。そのため、給紙部2から供給されたシートは、搬送ベルト51の回動によって画像形成位置P11~P14(図1参照)を経由して排紙部6へ搬送される。
なお、搬送ユニット5には、シートを搬送ベルト51に吸着させるべく、搬送ベルト51に形成された多数の貫通孔から吸気を行う吸引ユニット(不図示)なども設けられている。また、張架ローラー52の対向位置には、シートを搬送ベルト51に押しつけて搬送させるための圧ローラー56が設けられている。
排紙部6は、画像形成部3よりも搬送方向D1の下流側に設けられている。図1に示されるように、排紙部6は、乾燥装置61、搬送路62、排紙ローラー63、及び排紙トレイ64を備える。乾燥装置61は、例えばシートに送風することにより、シートに付着したインクを乾燥させる。搬送路62は、搬送ユニット5から排紙トレイ64へ至るシートの移動通路である。排紙ローラー63は、シートを排紙トレイ64に排出する。
図3に示されるように、制御部9は、CPU9A、ROM9B、RAM9C、及び不揮発性メモリー9Dなどの制御機器を備える。CPU9Aは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM9Bは、CPU9Aに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。RAM9Cは、揮発性の記憶装置であって、CPU9Aが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。不揮発性メモリー9Dは、フラッシュメモリー及びEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶装置である。制御部9では、CPU9AによりROM9Bに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部9により統括的に制御される。
操作表示部12は、制御部9からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部9に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
ところで、シートに含まれるタブに印刷可能な画像形成装置が知られている。例えば、前記タブの検出結果を示すタブ情報を登録可能であって、予め登録された前記タブ情報に基づいて前記タブに印刷可能な画像形成装置が関連技術として知られている。
しかしながら、上述の関連技術に係る画像形成装置では、予めユーザーが前記タブを含むシートの画像を当該画像形成装置に読み取らせて前記タブ情報を登録しておく必要があり、ユーザーにおいて前記タブ情報を登録する手間が生じる。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10は、以下に説明するように、前記タブに印刷する際に生じるユーザーの手間を軽減することが可能である。
画像読取部7は、搬送経路R1における画像形成位置P11~P14よりもシートの搬送方向D1の上流側の読取位置P1(図1参照)で搬送経路R1に沿って搬送されるシートの画像を読み取る。
具体的に、図1及び図3に示されるように、画像読取部7は、読取位置P1を通過するシートに対向して設けられるラインセンサー71と、AFE(アナログフロントエンド)回路72とを備える。
ラインセンサー71は、読取位置P1を通過するシートから幅方向D2と同方向の主走査方向に沿った1ライン分のモノクロの画像データを読み取ることが可能である。例えば、ラインセンサー71は、発光部及び受光部を備えるCIS(コンタクトイメージセンサー)などのイメージセンサーである。前記発光部は、読取位置P1へ向けて前記主走査方向に沿った1ラインの光を射出する。前記受光部は、前記発光部から射出されて読取位置P1を通過するシートで反射された光を受光可能に設けられ、受光量に応じたアナログの電気信号を出力する。ラインセンサー71は、制御部9から入力される制御信号に応じて、予め定められた間隔で前記受光部から前記主走査方向に沿った1ラインの画像データに対応するアナログの電気信号を出力する。
AFE回路72は、ラインセンサー71の前記受光部から出力されるアナログの電気信号をデジタルの電気信号(画像データ)に変換する電子回路である。例えば、AFE回路72は、前記受光部から出力されるアナログの電気信号を、画素の濃度が0から255までの256階調で表現された画像データに変換する。なお、以下においては、濃度値0が最も濃く(暗く)、濃度値255が最も薄い(明るい)ものと仮定する。AFE回路72は、変換後の画像データをタブ検出部8に出力する。
タブ検出部8は、読取位置P1で読み取られるシートの画像に基づいて、当該シートに含まれる前記タブを検出する。タブ検出部8は、集積回路(ASIC、DSP)などの電子回路で構成される。なお、制御部9のCPU9Aが、ROM9Bに記憶された前記制御プログラムを実行することにより、タブ検出部8として機能してもよい。
具体的に、タブ検出部8は、前記タブの突出方向が搬送方向D1の上流側を向く姿勢で搬送されるシートの画像に基づいて、前記タブを検出する。なお、画像形成装置10では、前記タブに印刷が行われる場合に、前記タブを含むシートが、当該タブの突出方向が搬送方向D1の上流側を向く姿勢で手差しトレイ24に載置される。
図3に示されるように、タブ検出部8は、二値化部81、第4検出部82、第5検出部83、第1検出部84、第2検出部85、及び第3検出部86を備える。
二値化部81は、画像読取部7から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに含まれる画素各々を、シートの存否を示す値に二値化する二値化処理を実行する。具体的に、二値化部81は、画素の濃度値が予め定められた第1閾値以下である場合は、当該画素の濃度値をシートの不存在を示す0に変換する。一方、二値化部81は、画素の濃度値が前記第1閾値を超える場合は、当該画素の濃度値をシートの存在を示す1に変換する。例えば、前記第1閾値は100である。なお、前記第1閾値はシートの存否を判定可能な範囲で任意に定められてよい。
二値化部81によって二値化された画像データは、第4検出部82、第5検出部83、第1検出部84、第2検出部85、及び第3検出部86に入力される。第4検出部82、第5検出部83、第1検出部84、第2検出部85、及び第3検出部86は、二値化部81による二値化後の画像データに基づく処理を実行する。
なお、タブ検出部8は、二値化部81を含んでいなくてもよい。この場合、第4検出部82、第5検出部83、第1検出部84、第2検出部85、及び第3検出部86は、画像読取部7から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づく処理を実行してよい。
第4検出部82は、二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて、給紙部2によって搬送されるシートの搬送方向D1における先端部が読取位置P1を通過する第3タイミングを検出する。
具体的に、第4検出部82は、前記主走査方向の1ライン分の画像データに含まれる濃度値が1の画素の数が予め定められた第2閾値を超える場合に、前記第3タイミングを検出する。例えば、前記第2閾値は、給紙部2によって搬送されるシートのサイズごとに予め定められる。例えば、給紙部2によって搬送されるシートが、その長手方向が搬送方向D1に直交する姿勢で手差しトレイ24に載置されたA4サイズのシートである場合、前記第2閾値は、A4サイズのシートの長手方向(幅方向D2)における長さに対応する画素数の2分の1である。なお、前記第2閾値は、画像形成装置10で印刷可能なシートの最小サイズに基づいて定められてもよい。
第4検出部82は、前記第3タイミングを検出した場合に、その旨を第5検出部83に通知する。
第5検出部83は、第4検出部82による前記第3タイミングの検出後に二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて、シートの幅方向D2における長さを検出する。
例えば、第5検出部83は、第4検出部82による前記第3タイミングの検出の通知後に二値化部81から入力される画像データの数をカウントする。そして、第5検出部83は、カウント数が予め定められた基準値を超えるタイミングで入力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて、シートの幅方向D2における長さを検出する。具体的に、第5検出部83は、前記主走査方向の1ライン分の画像データに含まれる濃度値が1の画素の数を、シートの幅方向D2における長さを示す値として検出する。なお、第5検出部83は、二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて前記第3タイミングが検出される場合に、当該画像データに基づいてシートの幅方向D2における長さを検出してもよい。
第5検出部83は、シートの幅方向D2における長さを検出した場合に、検出結果を第1検出部84に通知する。
なお、タブ検出部8は、第4検出部82を含んでいなくてもよい。この場合、第5検出部83は、例えば、レジストローラー26によるシートの搬送の開始時から予め定められた時間の経過後に二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて、シートの幅方向D2における長さを検出してよい。
第1検出部84は、第5検出部83によるシートの幅方向D2における長さの検出後に二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて、前記タブの搬送方向D1における先端部が読取位置P1を通過する第1タイミングを検出する。なお、前記タブの搬送方向D1における先端部とは、前記タブを含むシートにおける、前記タブの領域とその他の領域との境目の部分である。
具体的に、第1検出部84は、第5検出部83による検出結果と前記主走査方向の1ライン分の画像データに含まれる濃度値が1の画素の数との差が予め定められた第3閾値を超える場合に、前記第1タイミングを検出する。例えば、第5検出部83による検出結果の2分の1又は3分の2の値である。
第1検出部84は、前記第1タイミングを検出した場合に、その旨を制御部9、第2検出部85、及び第3検出部86に通知する。
なお、タブ検出部8は、第4検出部82及び第5検出部83を含んでいなくてもよい。この場合、第1検出部84は、例えば、給紙部2により搬送されるシートのサイズごとに予め定められた当該シートの長手方向の長さに対応する画素数と前記主走査方向の1ライン分の画像データに含まれる濃度値が1の画素の数との差が前記第3閾値を超える場合に、前記第1タイミングを検出してよい。
第2検出部85は、第1検出部84による前記第1タイミングの検出後に二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて、前記タブの搬送方向D1における後端部が読取位置P1を通過する第2タイミングを検出する。
具体的に、第2検出部85は、前記主走査方向の1ライン分の画像データに含まれる濃度値が1の画素の数が予め定められた第4閾値以下である場合に、前記第2タイミングを検出する。例えば、前記第4閾値は0である。なお、前記第4閾値は、二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて前記第1タイミングが検出される場合に、当該画像データに含まれる濃度値が1の画素の数に基づいて定められてもよい。
第2検出部85は、前記第2タイミングを検出した場合に、その旨を第3検出部86に通知する。なお、第2検出部85は、前記第2タイミングを検出した場合に、その旨を制御部9、及び第3検出部86に通知してもよい。
第3検出部86は、第1検出部84による前記第1タイミングの検出後に二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて、前記タブの幅方向D2における両端部の位置を検出する。
具体的に、第3検出部86は、二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて前記第2タイミングが検出されない場合に、当該画像データ及び前記第1タイミングの検出時からの二値化部81による画像データの出力数に基づいて画定される印字可能領域に予め定められた見出し情報を印刷可能な印刷文字の最大サイズを判定する判定処理を実行する。
ここで、前記印字可能領域は、前記主走査方向における長さが二値化部81から出力される画像データに含まれる濃度値が1の画素の数に対応し、搬送方向D1における長さが前記第1タイミングの検出時からの二値化部81による画像データの出力数に1を加えた値に対応する矩形の領域である。
また、前記見出し情報は、タブ検出部8によって検出される前記タブに印刷される一列の文字情報である。画像形成装置10では、タブ検出部8によって検出される前記タブに、前記主走査方向に沿って並ぶ一又は複数の文字により構成される前記見出し情報が印刷される。前記見出し情報は、予めユーザーによって画像形成装置10に入力される。
具体的に、前記判定処理では、前記印字可能領域における搬送方向D1の長さ、及び当該印字可能領域における前記主走査方向の長さを前記見出し情報に含まれる文字の文字数で除算した長さのうち、小さい方を一辺とする正方形の領域が、印刷文字の最大サイズであると判定される。なお、前記見出し情報に含まれる文字の文字数は、前記タブへの印刷が行われる場合に予め制御部9から通知される。
そして、第3検出部86は、前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少しない場合は、当該判定処理に用いられた画像データに基づいて前記タブの幅方向D2における両端部の位置を示す位置情報を取得する。例えば、第3検出部86は、当該判定処理に用いられた画像データに含まれる画素のうち、濃度値0の画素に隣接する濃度値1の画素各々の位置を示す情報を前記位置情報として取得する。そして、第3検出部86は、取得された前記位置情報、及び当該判定処理により判定された文字サイズを示すサイズ情報を記憶部861(図3参照)に格納する格納処理を実行する。例えば、記憶部861はレジスタなどの記憶装置であって、一組の前記位置情報、及び前記サイズ情報を格納可能な記憶領域を有する。前記格納処理では、前記位置情報、及び前記サイズ情報が記憶部861に上書きで格納される。
一方、第3検出部86は、前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少する場合は、記憶部861に格納されている記憶部861への格納タイミングが最も遅い前記位置情報、及び前記サイズ情報を出力する出力処理を実行する。
また、第3検出部86は、二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて前記第2タイミングが検出される場合に、前記出力処理を実行する。なお、第3検出部86は、記憶部861に前記位置情報、及び前記サイズ情報が格納されていない場合、前記出力処理において空データを出力する。
なお、前記格納処理は、前記位置情報だけを記憶部861に格納する処理であってもよい。また、前記出力処理は、前記位置情報だけを出力する処理であってもよい。
また、第3検出部86は、前記判定処理を実行しなくてもよい。この場合、第3検出部86は、二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて前記第2タイミングが検出されない場合に、当該画像データに基づいて取得される前記位置情報を記憶部861に格納してよい。即ち、前記格納処理は、前記位置情報だけを記憶部861に格納する処理であってよい。また、前記出力処理は、前記位置情報だけを出力する処理であってよい。
また、第3検出部86は、二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて前記第1タイミングが検出される場合に、当該画像データに基づいて前記タブの幅方向D2における両端部の位置を検出してもよい。また、第3検出部86は、第1検出部84による前記第1タイミングの検出後、予め定められた時間が経過した後に二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて、前記タブの幅方向D2における両端部の位置を検出してもよい。
また、記憶部861は、複数組の前記位置情報、及び前記サイズ情報を格納可能であってもよい。この場合、第3検出部86は、前記出力処理において、記憶部861への格納タイミングが最も遅い前記位置情報、及び前記サイズ情報の組とは異なる組の前記位置情報、及び前記サイズ情報を出力してもよい。
一方、制御部9は、図3に示されるように、画像形成処理部91を含む。具体的に、制御部9は、CPU9Aを用いてROM9Bに記憶されている前記制御プログラムを実行する。これにより、制御部9は、画像形成処理部91として機能する。
画像形成処理部91は、タブ検出部8によって検出される前記タブに前記見出し情報を印刷する。
具体的に、画像形成処理部91は、第3検出部86から出力される前記位置情報、及び前記サイズ情報に基づいて、当該サイズ情報が示すサイズの文字によって構成された前記見出し情報が前記位置情報に基づいて配置された印刷データを生成する。そして、画像形成処理部91は、第1検出部84による前記第1タイミングの検出時から予め定められた時間が経過したタイミングで、前記印刷データを画像形成部3に入力する。
なお、画像形成処理部91は、第1検出部84によって検出される前記第1タイミング、第2検出部85によって検出される前記第2タイミング、及び第3検出部86から出力される前記位置情報に基づいて、前記タブの領域を画定する処理、及び当該領域に前記見出し情報を印刷可能な印刷文字の最大サイズを判定する処理を実行してもよい。
[タブ印刷処理]
以下、図4を参照しつつ、画像形成装置10において制御部9により実行されるタブ印刷処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部9により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記タブ印刷処理は、操作表示部12において前記タブ印刷処理の実行を指示する旨の操作入力が行われた場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部9は、前記見出し情報の入力、印刷される前記タブを含むシートのサイズの入力、及び印刷処理の実行操作に用いられる入力画面を操作表示部12に表示させる。
なお、画像形成装置10は、手差しトレイ24に載置されたシートの幅方向D2の位置を調整するサイドカーソルの位置に基づいて、当該シートのサイズを検出してもよい。この場合、前記入力画面は、シートのサイズの入力に用いられる入力欄などの画像を含んでいなくてもよい。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部9は、前記入力画面において、前記見出し情報、及びシートのサイズが入力された状態で前記実行操作が行われたか否かを判断する。
ここで、制御部9は、前記見出し情報、及びシートのサイズが入力された状態で前記実行操作が行われたと判断すると(S12のYes側)、処理をステップS13に移行させる。また、前記見出し情報、及びシートのサイズが入力された状態で前記実行操作が行われていなければ(S12のNo側)、制御部9は、ステップS12で前記見出し情報、及びシートのサイズが入力された状態で前記実行操作が行われるのを待ち受ける。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部9は、給紙部2を制御して、手差しトレイ24に載置されたシートを搬送する。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部9は、画像読取部7にシートの画像の読み取りを指示するとともに、タブ検出部8に後述するタブ検出処理の実行を指示する。また、制御部9は、タブ検出部8の第3検出部86に前記入力画面で入力された前記見出し情報に含まれる文字の文字数を通知する。また、制御部9は、タブ検出部8の第4検出部82に前記入力画面で入力されたシートのサイズに対応する前記第2閾値を通知する。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部9は、タブ検出部8の第1検出部84から前記第1タイミングを検出した旨の通知を受けたか否かを判断する。
ここで、制御部9は、第1検出部84から前記第1タイミングを検出した旨の通知を受けたと判断すると(S15のYes側)、処理をステップS16に移行させる。また、第1検出部84から前記第1タイミングを検出した旨の通知を受けていなければ(S15のNo側)、制御部9は、ステップS15で第1検出部84から前記第1タイミングを検出した旨の通知を受けるのを待ち受ける。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部9は、タブ検出部8の第3検出部86から前記位置情報、及び前記サイズ情報が入力されたか否かを判断する。
ここで、制御部9は、第3検出部86から前記位置情報、及び前記サイズ情報が入力されたと判断すると(S16のYes側)、処理をステップS17に移行させる。また、第3検出部86から前記位置情報、及び前記サイズ情報が入力されていなければ(S16のNo側)、制御部9は、ステップS16で第3検出部86から前記位置情報、及び前記サイズ情報が入力されるのを待ち受ける。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部9は、エラーを検出したか否かを判断する。例えば、制御部9は、ステップS15における通知の受信からステップS16における前記位置情報等の入力までの時間が予め定められた時間よりも短い場合、エラーを検出する。また、制御部9は、ステップS16で入力された前記位置情報及び前記サイズ情報のいずれか一方又は両方が空データなどの異常データである場合に、エラーを検出する。
ここで、制御部9は、エラーを検出したと判断すると(S17のYes側)、処理をステップS171に移行させる。また、エラーを検出していなければ(S17のNo側)、制御部9は、処理をステップS18に移行させる。
<ステップS171>
ステップS171において、制御部9は、前記タブの検出に失敗した旨を報知する。例えば、制御部9は、前記タブの検出に失敗した旨のメッセージを操作表示部12に表示させる。また、制御部9は、前記メッセージの表示とともに、予め定められた警告ランプを点灯させてもよい。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部9は、前記入力画面で入力された前記見出し情報、並びにステップS16で入力された前記位置情報、及び前記サイズ情報に基づいて、前記印刷データを生成する。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部9は、ステップS15において通知を受けた時から予め定められた時間が経過したタイミングで、ステップS19で生成された前記印刷データを画像形成部3に入力する。ここで、ステップS18、及びステップS19の処理は、制御部9の画像形成処理部91により実行される。
[タブ検出処理]
次に、図5を参照しつつ、画像形成装置10においてタブ検出部8により実行されるタブ検出処理の手順の一例について説明する。
<ステップS21>
まず、ステップS21において、タブ検出部8は、画像読取部7から前記主走査方向の1ライン分の画像データが入力されたか否かを判断する。
ここで、タブ検出部8は、画像読取部7から画像データが入力されたと判断すると(S21のYes側)、処理をステップS22に移行させる。また、画像読取部7から画像データが入力されていなければ(S21のNo側)、タブ検出部8は、ステップS21で画像読取部7から画像データが入力されるのを待ち受ける。
<ステップS22>
ステップS22において、タブ検出部8は、画像読取部7から入力された前記主走査方向の1ライン分の画像データに対して前記二値化処理を実行する。ここで、ステップS22の処理は、タブ検出部8の二値化部81により実行される。
<ステップS23>
ステップS23において、タブ検出部8は、直前のステップS22で実行された前記二値化処理後の画像データに基づいて、前記第3タイミングを検出したか否かを判断する。ここで、前記第3タイミングを検出する処理は、タブ検出部8の第4検出部82により実行される。
ここで、タブ検出部8は、前記第3タイミングを検出したと判断すると(S23のYes側)、処理をステップS24に移行させる。また、前記第3タイミングを検出していなければ(S23のNo側)、タブ検出部8は、処理をステップS21に移行させる。
<ステップS24>
ステップS24において、タブ検出部8は、ステップS21と同様に、画像読取部7から前記主走査方向の1ライン分の画像データが入力されたか否かを判断する。
ここで、タブ検出部8は、画像読取部7から画像データが入力されたと判断すると(S24のYes側)、処理をステップS25に移行させる。また、画像読取部7から画像データが入力されていなければ(S24のNo側)、タブ検出部8は、ステップS24で画像読取部7から画像データが入力されるのを待ち受ける。
<ステップS25>
ステップS25において、タブ検出部8は、ステップS22と同様に、画像読取部7から入力された前記主走査方向の1ライン分の画像データに対して前記二値化処理を実行する。
<ステップS26>
ステップS26において、タブ検出部8は、ステップS23における前記第3タイミングの検出後に画像読取部7から入力された画像データの入力数が前記基準値を超えたか否かを判断する。
ここで、タブ検出部8は、画像データの入力数が前記基準値を超えたと判断すると(S26のYes側)、処理をステップS27に移行させる。また、画像データの入力数が前記基準値を超えていなければ(S26のNo側)、タブ検出部8は、処理をステップS24に移行させる。
<ステップS27>
ステップS27において、タブ検出部8は、直前のステップS25で実行された前記二値化処理後の画像データに基づいて、給紙部2によって搬送されるシートの幅方向D2における長さを検出する。ここで、ステップS27の処理は、タブ検出部8の第5検出部83により実行される。
<ステップS28>
ステップS28において、タブ検出部8は、ステップS21と同様に、画像読取部7から前記主走査方向の1ライン分の画像データが入力されたか否かを判断する。
ここで、タブ検出部8は、画像読取部7から画像データが入力されたと判断すると(S28のYes側)、処理をステップS29に移行させる。また、画像読取部7から画像データが入力されていなければ(S28のNo側)、タブ検出部8は、ステップS28で画像読取部7から画像データが入力されるのを待ち受ける。
<ステップS29>
ステップS29において、タブ検出部8は、ステップS22と同様に、画像読取部7から入力された前記主走査方向の1ライン分の画像データに対して前記二値化処理を実行する。
<ステップS30>
ステップS30において、タブ検出部8は、直前のステップS29で実行された前記二値化処理後の画像データに基づいて、前記第1タイミングを検出したか否かを判断する。
ここで、タブ検出部8は、前記第1タイミングを検出したと判断すると(S30のYes側)、処理をステップS31に移行させる。また、前記第1タイミングを検出していなければ(S30のNo側)、タブ検出部8は、処理をステップS28に移行させる。
<ステップS31>
ステップS31において、タブ検出部8は、前記第1タイミングの検出を制御部9に通知する。ここで、ステップS30における前記第1タイミングを検出する処理、及びステップS31の処理は、タブ検出部8の第1検出部84により実行される。
<ステップS32>
ステップS32において、タブ検出部8は、ステップS21と同様に、画像読取部7から前記主走査方向の1ライン分の画像データが入力されたか否かを判断する。
ここで、タブ検出部8は、画像読取部7から画像データが入力されたと判断すると(S32のYes側)、処理をステップS33に移行させる。また、画像読取部7から画像データが入力されていなければ(S32のNo側)、タブ検出部8は、ステップS32で画像読取部7から画像データが入力されるのを待ち受ける。
<ステップS33>
ステップS33において、タブ検出部8は、ステップS22と同様に、画像読取部7から入力された前記主走査方向の1ライン分の画像データに対して前記二値化処理を実行する。
<ステップS34>
ステップS34において、タブ検出部8は、直前のステップS33で実行された前記二値化処理後の画像データに基づいて、前記第2タイミングを検出したか否かを判断する。ここで、前記第2タイミングを検出する処理は、タブ検出部8の第2検出部85により実行される。
ここで、タブ検出部8は、前記第2タイミングを検出したと判断すると(S34のYes側)、処理をステップS39に移行させる。また、前記第2タイミングを検出していなければ(S34のNo側)、タブ検出部8は、処理をステップS35に移行させる。
<ステップS35>
ステップS35において、タブ検出部8は、直前のステップS33で実行された前記二値化処理後の画像データに基づいて、前記判定処理を実行する。
<ステップS36>
ステップS36において、タブ検出部8は、ステップS35で実行された前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少したか否かを判断する。
具体的に、タブ検出部8は、ステップS35で実行された前記判定処理により判定される文字サイズが記憶部861に格納されている前記サイズ情報が示す文字サイズよりも小さい場合に、当該判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少したと判断する。なお、タブ検出部8は、記憶部861に前記サイズ情報が格納されていない場合は、ステップS35で実行された前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少していないと判断する。
ここで、タブ検出部8は、前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少したと判断すると(S36のYes側)、処理をステップS39に移行させる。また、前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少していなければ(S36のNo側)、タブ検出部8は、処理をステップS37に移行させる。
<ステップS37>
ステップS37において、タブ検出部8は、直前のステップS33で実行された前記二値化処理後の画像データに基づいて、前記位置情報を取得する。
<ステップS38>
ステップS38において、タブ検出部8は、ステップS35で実行された前記判定処理により判定された文字サイズを示す前記サイズ情報、及びステップS37で取得された前記位置情報を記憶部861に格納する前記格納処理を実行する。
<ステップS39>
ステップS39において、タブ検出部8は、記憶部861に格納されている前記位置情報、及び前記サイズ情報を制御部9に出力する前記出力処理を実行する。ここで、ステップS35~ステップS39の処理は、タブ検出部8の第3検出部86により実行される。
次に、図6を参照しつつ、タブ検出部8の動作について説明する。ここで、図6は、画像読取部7により前記タブを含むシートから読み取られ、二値化部81によって出力される前記二値化処理後の画像データの一部を示す図である。
具体的に、図6には、ラインデータL1~L12が示されている。ここで、ラインデータL1~L12各々は、前記主走査方向の1ライン分の画像データである。図6では、画像データに含まれる画素各々がシートの存在を示す1又はシートの不存在を示す0で示されている。また、図6では、シートの輪郭を把握しやすくするため、画素値が0の画素と画素値が1の画素との間に太線が引かれている。
なお、以下の説明では、図6に示された前記主走査方向(幅方向D2)における画素位置X1から画素位置X8までの間に、100個の画素が存在すると仮定する。換言すると、図6に示されたシートにおける前記主走査方向の長さは、画素100個分の長さであると仮定する。また、前記基準値、前記第2閾値、前記第3閾値、及び前記第4閾値を、それぞれ1、50、50、0であるものと仮定する。また、前記見出し情報に含まれる文字の文字数を3であると仮定する。
まず、第4検出部82により、前記第3タイミングを検出する処理が実行される。
具体的に、第4検出部82は、二値化部81からラインデータL1が入力されると、当該ラインデータL1に含まれる濃度値が1の画素の数をカウントし、当該画素の数が前記第2閾値を超えるか否かを判断する。図6に示されるように、ラインデータL1に含まれる濃度値が1の画素の数は0である。そのため、第4検出部82は、ラインデータL1に含まれる濃度値が1の画素の数は前記第2閾値を超えないと判断する。この場合、第4検出部82は、前記第3タイミングを検出しない。
また、第4検出部82は、二値化部81からラインデータL2が入力されると、当該ラインデータL2に含まれる濃度値が1の画素の数をカウントし、当該画素の数が前記第2閾値を超えるか否かを判断する。図6に示されるように、ラインデータL2に含まれる濃度値が1の画素の数は100である。そのため、第4検出部82は、ラインデータL2に含まれる濃度値が1の画素の数は前記第2閾値を超えると判断する。この場合、第4検出部82は、前記第3タイミングを検出する。そして、第4検出部82は、前記第3タイミングの検出を第5検出部83に通知する。
次に、第5検出部83により、シートの幅方向D2における長さが検出される。
具体的に、第5検出部83は、第4検出部82から前記第3タイミングの検出を通知されると、画像データの入力数のカウント値(以下、「第1カウント値」と呼称する)を0にセットする。また、第5検出部83は、二値化部81からラインデータL3が入力されると、前記第1カウント値をカウントアップし、当該第1カウント値が前記基準値を超えるか否かを判断する。この時点では、前記第1カウント値は1である。そのため、第5検出部83は、前記第1カウント値は前記基準値を超えないと判断する。この場合、第5検出部83は、シートの幅方向D2における長さを検出しない。
また、第5検出部83は、二値化部81からラインデータL4が入力されると、前記第1カウント値をカウントアップし、当該第1カウント値が前記基準値を超えるか否かを判断する。この時点では、前記第1カウント値は2である。そのため、第5検出部83は、前記第1カウント値は前記基準値を超えると判断する。この場合、第5検出部83は、ラインデータL4に基づいてシートの幅方向D2における長さを検出する。図6に示されるように、ラインデータL4に含まれる濃度値が1の画素の数は100である。そのため、第5検出部83は、シートの幅方向D2における長さを画素100個分の長さであると判断する。そして、第5検出部83は、検出されたシートの幅方向D2における長さを第1検出部84に通知する。
次に、第1検出部84により、前記第1タイミングを検出する処理が実行される。
具体的に、第1検出部84は、二値化部81からラインデータL5が入力されると、当該ラインデータL5に含まれる濃度値が1の画素の数をカウントし、第5検出部83によって検出されたシートの幅と当該画素の数との差が前記第3閾値を超えるか否かを判断する。図6に示されるように、ラインデータL5に含まれる濃度値が1の画素の数は100である。そのため、第1検出部84は、第5検出部83によって検出されたシートの幅とラインデータL5に含まれる濃度値が1の画素の数との差が前記第3閾値を超えないと判断する。この場合、第1検出部84は、前記第1タイミングを検出しない。
また、第1検出部84は、二値化部81からラインデータL6が入力されると、当該ラインデータL6に含まれる濃度値が1の画素の数をカウントし、第5検出部83によって検出されたシートの幅と当該画素の数との差が前記第3閾値を超えるか否かを判断する。図6に示されるように、ラインデータL6に含まれる濃度値が1の画素の数は14である。そのため、第1検出部84は、第5検出部83によって検出されたシートの幅とラインデータL5に含まれる濃度値が1の画素の数との差が前記第3閾値を超えると判断する。この場合、第1検出部84は、前記第1タイミングを検出する。そして、第1検出部84は、前記第1タイミングの検出を制御部9、第2検出部85、及び第3検出部86に通知する。
次に、第2検出部85により、前記第2タイミングを検出する処理が実行されるとともに、第3検出部86により、前記タブの幅方向D2における両端部の位置を検出する処理が実行される。
具体的に、第2検出部85は、二値化部81からラインデータL7が入力されると、当該ラインデータL7に含まれる濃度値が1の画素の数をカウントし、当該画素の数が前記第4閾値以下であるか否かを判断する。図6に示されるように、ラインデータL7に含まれる濃度値が1の画素の数は14である。そのため、第2検出部85は、ラインデータL7に含まれる濃度値が1の画素の数は前記第4閾値以下ではないと判断する。この場合、第2検出部85は、前記第2タイミングを検出しない。そして、第2検出部85は、前記第2タイミングが検出されていない旨を第3検出部86に通知する。
一方、第3検出部86は、第1検出部84から前記第1タイミングの検出を通知されると、画像データの入力数のカウント値(以下、「第2カウント値」と呼称する)を1にセットする。また、第3検出部86は、二値化部81からラインデータL7が入力されると、前記第2カウント値をカウントアップする。そして、第3検出部86は、第2検出部85から前記第2タイミングが検出されていない旨を通知されると、ラインデータL7、前記第2カウント値、及び前記見出し情報に含まれる文字の文字数に基づいて、前記判定処理を実行する。この判定処理では、幅方向D2における長さが画素14個分(ラインデータL7に含まれる濃度値が1の画素の数)、搬送方向D1における長さが画素2個分(前記第2カウント値に対応する画素数)の印字可能領域A1(図6参照)が画定される。なお、図6では、印字可能領域A1が一点鎖線で囲まれた領域として示されている。また、この判定処理では、画素2個分の長さを一辺とする正方形の領域が印刷文字の最大サイズであると判定される。第3検出部86は、前記判定処理の実行後に、記憶部861に格納されている前記サイズ情報に基づいて、当該判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少するか否かを判断する。この時点では、記憶部861に前記サイズ情報が格納されていない。そのため、第3検出部86は、前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少しないと判断して、前記格納処理を実行する。この格納処理では、画素位置X2及び画素位置X7を前記タブの幅方向D2における両端部の位置とする前記位置情報、及び画素2個分の長さを一辺とする正方形の領域を文字サイズとする前記サイズ情報が記憶部861に格納される。
また、第2検出部85は、二値化部81からラインデータL8が入力されると、当該ラインデータL8に含まれる濃度値が1の画素の数をカウントし、当該画素の数が前記第4閾値以下であるか否かを判断する。図6に示されるように、ラインデータL8に含まれる濃度値が1の画素の数は12である。そのため、第2検出部85は、ラインデータL8に含まれる濃度値が1の画素の数は前記第4閾値以下ではないと判断する。この場合、第2検出部85は、前記第2タイミングを検出しない。そして、第2検出部85は、前記第2タイミングが検出されていない旨を第3検出部86に通知する。
一方、第3検出部86は、二値化部81からラインデータL8が入力されると、前記第2カウント値をカウントアップする。そして、第3検出部86は、第2検出部85から前記第2タイミングが検出されていない旨を通知されると、ラインデータL8、前記第2カウント値、及び前記見出し情報に含まれる文字の文字数に基づいて、前記判定処理を実行する。この判定処理では、幅方向D2における長さが画素12個分(ラインデータL8に含まれる濃度値が1の画素の数)、搬送方向D1における長さが画素3個分(前記第2カウント値に対応する画素数)の前記印字可能領域が画定される。また、この判定処理では、画素3個分の長さを一辺とする正方形の領域が印刷文字の最大サイズであると判定される。第3検出部86は、前記判定処理の実行後に、記憶部861に格納されている前記サイズ情報に基づいて、当該判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少するか否かを判断する。この時点では、記憶部861に格納されている前記サイズ情報が示す文字サイズは、画素2個分の長さを一辺とする正方形の領域である。そのため、第3検出部86は、前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少しないと判断して、前記格納処理を実行する。この格納処理では、画素位置X3及び画素位置X6を前記タブの幅方向D2における両端部の位置とする前記位置情報、及び画素3個分の長さを一辺とする正方形の領域を文字サイズとする前記サイズ情報が記憶部861に格納される。
また、第2検出部85は、二値化部81からラインデータL9が入力されると、当該ラインデータL9に含まれる濃度値が1の画素の数をカウントし、当該画素の数が前記第4閾値以下であるか否かを判断する。図6に示されるように、ラインデータL9に含まれる濃度値が1の画素の数は12である。そのため、第2検出部85は、ラインデータL9に含まれる濃度値が1の画素の数は前記第4閾値以下ではないと判断する。この場合、第2検出部85は、前記第2タイミングを検出しない。そして、第2検出部85は、前記第2タイミングが検出されていない旨を第3検出部86に通知する。
一方、第3検出部86は、二値化部81からラインデータL9が入力されると、前記第2カウント値をカウントアップする。そして、第3検出部86は、第2検出部85から前記第2タイミングが検出されていない旨を通知されると、ラインデータL9、前記第2カウント値、及び前記見出し情報に含まれる文字の文字数に基づいて、前記判定処理を実行する。この判定処理では、幅方向D2における長さが画素12個分(ラインデータL9に含まれる濃度値が1の画素の数)、搬送方向D1における長さが画素4個分(前記第2カウント値に対応する画素数)の印字可能領域A2(図6参照)が画定される。なお、図6では、印字可能領域A2が二点鎖線で囲まれた領域として示されている。また、この判定処理では、画素4個分の長さを一辺とする正方形の領域が印刷文字の最大サイズであると判定される。第3検出部86は、前記判定処理の実行後に、記憶部861に格納されている前記サイズ情報に基づいて、当該判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少するか否かを判断する。この時点では、記憶部861に格納されている前記サイズ情報が示す文字サイズは、画素3個分の長さを一辺とする正方形の領域である。そのため、第3検出部86は、前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少しないと判断して、前記格納処理を実行する。この格納処理では、画素位置X3及び画素位置X6を前記タブの幅方向D2における両端部の位置とする前記位置情報、及び画素4個分の長さを一辺とする正方形の領域を文字サイズとする前記サイズ情報が記憶部861に格納される。
また、第2検出部85は、二値化部81からラインデータL10が入力されると、当該ラインデータL10に含まれる濃度値が1の画素の数をカウントし、当該画素の数が前記第4閾値以下であるか否かを判断する。図6に示されるように、ラインデータL10に含まれる濃度値が1の画素の数は10である。そのため、第2検出部85は、ラインデータL10に含まれる濃度値が1の画素の数は前記第4閾値以下ではないと判断する。この場合、第2検出部85は、前記第2タイミングを検出しない。そして、第2検出部85は、前記第2タイミングが検出されていない旨を第3検出部86に通知する。
一方、第3検出部86は、二値化部81からラインデータL10が入力されると、前記第2カウント値をカウントアップする。そして、第3検出部86は、第2検出部85から前記第2タイミングが検出されていない旨を通知されると、ラインデータL10、前記第2カウント値、及び前記見出し情報に含まれる文字の文字数に基づいて、前記判定処理を実行する。この判定処理では、幅方向D2における長さが画素10個分(ラインデータL10に含まれる濃度値が1の画素の数)、搬送方向D1における長さが画素5個分(前記第2カウント値に対応する画素数)の前記印字可能領域が画定される。また、この判定処理では、画素3個分の長さを一辺とする正方形の領域が印刷文字の最大サイズであると判定される。第3検出部86は、前記判定処理の実行後に、記憶部861に格納されている前記サイズ情報に基づいて、当該判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少するか否かを判断する。この時点では、記憶部861に格納されている前記サイズ情報が示す文字サイズは、画素4個分の長さを一辺とする正方形の領域である。そのため、第3検出部86は、前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少すると判断して、前記出力処理を実行する。この出力処理により、記憶部861に格納されている、画素位置X3及び画素位置X6を前記タブの幅方向D2における両端部の位置とする前記位置情報、及び画素4個分の長さを一辺とする正方形の領域を文字サイズとする前記サイズ情報が制御部9に出力される。
なお、第2検出部85は、第3検出部86によって前記出力処理が実行された後は、前記第2タイミングを検出する処理を実行しなくてもよい。
このように、画像形成装置10では、給紙部2によって搬送されるシートから読み取られる画像データに基づいて、当該シートに含まれる前記タブが検出されて、検出された前記タブに予め入力された前記見出し情報が印刷される。そのため、前記タブに印刷する際に生じるユーザーの手間を軽減することが可能である。
また、画像形成装置10では、シートに含まれる前記タブが前記見出し情報の印刷に必要な範囲で簡素化された形状で検出される。具体的に、画像形成装置10では、前記タブが幅方向D2に沿って長尺な矩形の領域として検出される。これにより、タブ検出部8の構成を簡素化することが可能である。
また、画像形成装置10では、前記印字可能領域の縦横比が前記見出し情報に含まれる文字列の縦横比に最も近づいたタイミングで、当該印字可能領域における幅方向D2の両端部の位置を示す前記位置情報が制御部9に出力される。そのため、前記第2タイミングが検出される直前に取得された前記位置情報が制御部9に出力される構成と比較して、前記タブが台形状の領域である場合に、当該タブに印刷される文字のサイズをより大きくすることが可能である。また、前記第1タイミングが検出された直後に取得された前記位置情報が制御部9に出力される構成と比較して、前記タブが台形状の領域である場合に、当該タブに印刷される文字が当該タブからはみ出すことを抑制可能である。
なお、タブ検出部8は、前記タブの突出方向が搬送方向D1の下流側を向く姿勢で搬送されるシートの画像に基づいて、前記タブを検出してもよい。この場合、タブ検出部8は、第4検出部82、及び第5検出部83を含んでいなくてよい。また、第1検出部84は、二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに含まれる濃度値が1の画素の数に基づいて前記第1タイミングを検出してよい。また、第2検出部85は、第1検出部84による前記第1タイミングの検出後に二値化部81から出力される前記主走査方向の1ライン分の画像データに含まれる濃度値が1の画素の数に基づいて前記第2タイミングを検出してよい。
1 給紙カセット
2 給紙部
3 画像形成部
4 インクコンテナ部
5 搬送ユニット
6 排紙部
7 画像読取部
8 タブ検出部
9 制御部
10 画像形成装置
71 ラインセンサー
72 AFE回路
81 二値化部
82 第4検出部
83 第5検出部
84 第1検出部
85 第2検出部
86 第3検出部
91 画像形成処理部

Claims (5)

  1. 画像形成位置を経由するシートの搬送経路における当該画像形成位置よりもシートの搬送方向の上流側の読取位置で前記搬送経路に沿って搬送されるシートの画像を読み取る画像読取部と、
    前記読取位置で読み取られる前記シートの画像に基づいて当該シートに含まれるタブを検出するタブ検出部と、
    前記タブ検出部によって検出される前記タブに画像を形成する画像形成処理部と、
    を備え
    前記画像読取部は、予め定められた間隔で前記搬送方向に直交するシートの幅方向に沿った1ライン分の画像データを出力し、
    前記タブ検出部は、
    前記画像読取部から出力される前記画像データに基づいて、前記タブの前記搬送方向における先端部が前記読取位置を通過する第1タイミングを検出する第1検出部と、
    前記第1検出部による前記第1タイミングの検出後に前記画像読取部から出力される前記画像データに基づいて、前記タブの前記搬送方向における後端部が前記読取位置を通過する第2タイミングを検出する第2検出部と、
    前記第1検出部による前記第1タイミングの検出時又は検出後に前記画像読取部から出力される前記画像データに基づいて、前記タブの前記幅方向における両端部の位置を検出する第3検出部と、を含み、
    前記第3検出部は、前記画像読取部から出力される前記画像データに基づいて前記第2タイミングが検出されない場合は当該画像データに基づいて取得される前記タブの前記幅方向における両端部の位置を示す位置情報を記憶部に格納する格納処理を実行し、前記画像読取部から出力される前記画像データに基づいて前記第2タイミングが検出される場合は前記記憶部に格納されている当該記憶部への格納タイミングが最も遅い前記位置情報を出力する出力処理を実行する画像形成装置。
  2. 前記第3検出部は、前記画像読取部から出力される前記画像データに基づいて前記第2タイミングが検出されない場合に当該画像データ及び前記第1タイミングの検出時からの前記画像読取部による前記画像データの出力数に基づいて画定される印字可能領域に予め定められた見出し情報を印刷可能な印刷文字の最大サイズを判定する判定処理を実行し、前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少しない場合は前記格納処理を実行し、前記判定処理により判定される文字サイズが直前の判定結果よりも減少する場合は前記出力処理を実行する、
    請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記格納処理は、前記位置情報と共に前記判定処理により判定される文字サイズを示すサイズ情報を前記記憶部に格納する処理であって、
    前記出力処理は、前記記憶部に格納されている当該記憶部への格納タイミングが最も遅い前記位置情報及び前記サイズ情報を出力する処理である、
    請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記タブ検出部は、
    前記画像読取部から出力される前記画像データに含まれる画素各々を二値化する二値化部を含み、
    前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部は、前記二値化部による二値化後の前記画像データに基づく処理を実行する、
    請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 画像形成位置を経由するシートの搬送経路における当該画像形成位置よりもシートの搬送方向の上流側の読取位置で前記搬送経路に沿って搬送されるシートの画像を読み取ることと、
    前記読取位置で読み取られる前記シートの画像に基づいて当該シートに含まれるタブを検出することと、
    検出される前記タブに画像を形成することと、
    を含む画像形成方法であって、
    前記画像形成方法では、予め定められた間隔で前記搬送方向に直交するシートの幅方向に沿った1ライン分の画像データが出力され、
    前記画像形成方法は、
    出力される前記画像データに基づいて、前記タブの前記搬送方向における先端部が前記読取位置を通過する第1タイミングを検出することと、
    前記第1タイミングの検出後に出力される前記画像データに基づいて、前記タブの前記搬送方向における後端部が前記読取位置を通過する第2タイミングを検出することと、
    前記第1タイミングの検出時又は検出後に出力される前記画像データに基づいて、前記タブの前記幅方向における両端部の位置を検出することと、を含み、
    前記画像形成方法では、出力される前記画像データに基づいて前記第2タイミングが検出されない場合は当該画像データに基づいて取得される前記タブの前記幅方向における両端部の位置を示す位置情報を記憶部に格納する格納処理が実行され、出力される前記画像データに基づいて前記第2タイミングが検出される場合は前記記憶部に格納されている当該記憶部への格納タイミングが最も遅い前記位置情報を出力する出力処理が実行される、
    画像形成方法
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