JP2020203747A - 給紙装置、画像形成装置、及び給紙方法 - Google Patents

給紙装置、画像形成装置、及び給紙方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シート搬送時にエラーが検知された場合に適切なエラー情報を出力することが可能な給紙装置、画像形成装置、及び給紙方法を提供すること。【解決手段】判定処理部91は、シートセンサー7によりシートが検知されている時間がユーザーにより設定されたシートサイズに応じた基準時間を超える場合にエラーが発生したと判定する。出力処理部92は、判定処理部91により前記エラーが発生していると判定されたことに応じて、予め定められた特定条件を満たす場合には給紙カセット1に収容されているシートのサイズとユーザーにより設定されたシートサイズとが異なることを示す第1エラー画面G1を操作表示部10に表示させ、前記特定条件を満たさない場合には搬送エラーが発生したことを示す第2エラー画面G2を操作表示部10に表示させる。【選択図】図3

Description

本発明は、給紙装置、画像形成装置、及び給紙方法に関する。
給紙カセットが本体部に装着された後、当該給紙カセットから1枚目のシートが搬送される際に、ユーザーにより設定されたシートサイズと搬送路に設けられたセンサーにより検出されるシートサイズとを比較する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。前記画像形成装置では、ユーザーにより設定されたシートサイズと搬送路に設けられたセンサーにより検出されるシートサイズとが異なる場合に、後者のシートサイズが正しいとみなされる。そして、前記画像形成装置では、画像形成処理が中断されることなく継続されるとともに、シートサイズの設定を訂正するように警告表示が行われる。
特開平9−40217号公報
ところで、給紙カセットに収容されている複数のシートが搬送方向に沿って互いにずれて重なった状態で給送(以下、連なり重送と称する)されてしまうことがある。このような連なり重送が発生すると、搬送路に設けられたセンサーにより検出されるシートサイズは、給紙カセットに収容されているシートのサイズよりも長くなる。この場合、前記画像形成装置では、給紙カセットに収容されているシートのサイズとユーザーにより設定されたシートサイズとが一致していたとしても、シートサイズの設定を訂正することを促す誤った警告表示が行われてしまう。そのため、誤った警告表示によってユーザーを困惑させてしまうという問題がある。なお、誤った警告表示によってユーザーを困惑させてしまうことを回避するために、単にJAM又はエラーが発生したことだけを表示することも考えられる。しかしながら、JAM又はエラーが発生したことだけを表示する場合、ユーザーは、前記連なり重送が原因であるかシートサイズのミスマッチが原因であるかを判断できないという問題がある。
本発明の目的は、シート搬送時にエラーが検知された場合に適切なエラー情報を出力することが可能な給紙装置、画像形成装置、及び給紙方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る給紙装置は、シート収容部と、シート搬送部と、シート検知部と、判定処理部と、出力処理部とを備える。前記シート収容部は、シートを収容する。前記シート搬送部は、前記シート収容部に収容されているシートを搬送路に沿って搬送する。前記シート検知部は、前記搬送路における予め定められた検知位置においてシートを検知する。前記判定処理部は、前記シート検知部によりシートが検知されている時間がユーザーにより設定されたシートサイズに応じた基準時間を超える場合にエラーが発生したと判定する。前記出力処理部は、前記判定処理部により前記エラーが発生したと判定されたことに応じて、予め定められた特定条件を満たす場合には前記シート収容部に収容されているシートのサイズとユーザーにより設定されたシートサイズとが異なることを示す第1エラー情報を出力し、前記特定条件を満たさない場合には搬送エラーが発生したことを示す第2エラー情報を出力する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記給紙装置と、画像形成部とを備える。前記画像形成部は、前記給紙装置により搬送されるシートに画像を形成する。
本発明の他の局面に係る給紙方法は、シートを収容するシート収容部と、前記シート収容部に収容されているシートを搬送路に沿って搬送するシート搬送部と、前記搬送路における予め定められた検知位置においてシートを検知するシート検知部とを備える給紙装置における給紙方法である。前記給紙方法は、判定ステップと、出力ステップとを含む。前記判定ステップでは、前記シート検知部においてシートが検知されている時間がユーザーにより設定されたシートサイズに応じた基準時間を超える場合にエラーが発生したと判定される。前記出力ステップでは、前記判定ステップで前記エラーが発生したと判定されたことに応じて、予め定められた特定条件を満たす場合には前記シート収容部に収容されているシートのサイズとユーザーにより設定されたシートサイズとが異なることを示す第1エラー情報が出力され、前記特定条件を満たさない場合には搬送エラーが発生したことを示す第2エラー情報が出力される。
本発明によれば、シート搬送時にエラーが検知された場合に適切なエラー情報を出力することが可能な給紙装置、画像形成装置、及び給紙方法が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における画像形成部の構成を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される印刷処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で表示される第1エラー画面の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で表示される第2エラー画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置100の概略構成]
まず、図1〜図3を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の概略構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置100の構成を示す断面模式図である。また、図2は画像形成部3の構成を示す平面図である。なお、図1では、画像形成装置100の筐体11の内部におけるシートの搬送路R1が二点鎖線によって示されている。
画像形成装置100は、インクジェット方式で画像を形成可能なプリンターである。なお、本発明は、インクジェット方式で画像を形成可能なファクシミリ装置、コピー機、及び複合機などの画像形成装置に適用されてもよい。また、本発明は、電子写真方式などのインクジェット方式とは異なる方式で画像を形成可能な画像形成装置に適用されてもよい。
図1及び図3に示されるように、画像形成装置100は、給紙カセット1、給紙部2、画像形成部3、インクコンテナ部4、搬送ユニット5、排紙部6、シートセンサー7、画像読取部8、制御部9、及び操作表示部10を備える。
給紙カセット1には、画像形成装置100において印刷処理に用いられるシートが収容される。給紙カセット1は、本発明のシート収容部の一例である。例えば、給紙カセット1に収容されるシートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート材料である。給紙カセット1には、A4サイズ、A3サイズ、B4サイズなど、任意のサイズのシートを収容可能である。なお、他の実施形態では、画像形成装置100が複数の給紙カセット1を備えていてもよい。給紙カセット1は、筐体11に対して挿抜可能に構成されており、給送可能な位置(以下、給送可能位置と称す)と用紙補給可能な位置(以下、用紙補充位置と称す)との間を移動可能なように筐体11に支持されている。給紙カセット1が前記用紙補充位置まで引き出された状態で、ユーザーは給紙カセット1に収容されているシートを交換したり、給紙カセット1にシートを補充又は補給したりすることができる。
画像形成装置100では、給紙カセット1に収容されたシートが、画像形成部3による画像形成位置P11〜P14を経由する搬送路R1(図1参照)に沿って筐体11の内部を搬送されて、排紙部6の排紙トレイ64に排出される。
給紙部2は、給紙カセット1に収容されているシートを搬送ユニット5に供給する。給紙部2は、本発明のシート搬送部の一例である。また、給紙カセット1、給紙部2、及び制御部9は、本発明の給紙装置の一例である。図1に示されるように、給紙部2は、ピックアップローラー21、搬送ローラー22、搬送路23、手差しトレイ24、給紙ローラー25、及びレジストローラー26を備える。
ピックアップローラー21は、前記給送可能位置に装着されている給紙カセット1からシートを1枚ずつ取り出す。搬送ローラー22は、ピックアップローラー21によって取り出されたシートをレジストローラー26まで搬送する。搬送路23は、搬送路R1の一部であり、給紙カセット1及び手差しトレイ24から搬送ユニット5へ至るシートの移動通路である。手差しトレイ24及び給紙ローラー25は、外部からシートを供給するために用いられる。
レジストローラー26は、搬送路R1における画像形成位置P11〜P14よりも上流側に設けられる。レジストローラー26は、予め定められた搬送タイミングが到来するごとに、搬送ユニット5に向けてシートを搬送する。例えば、前記搬送タイミングは、搬送路R1におけるレジストローラー26よりも上流側に設けられた不図示のシートセンサーによってシートの先端が検出された時から予め定められた時間が経過したタイミングである。レジストローラー26は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて回転する。
画像形成部3は,現像剤であるインクを用いて、給紙部2から供給されるシートに画像データに基づく画像を形成する。図1に示されるように、画像形成部3は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応するラインヘッド31、32、33、34と、これらを支持するヘッドフレーム35とを備える。ヘッドフレーム35は画像形成装置100の筐体11に支持されている。なお、画像形成部3の備えるラインヘッドの数は、1つであってもよく、4を除く複数であってもよい。
ラインヘッド31〜34は、所謂ラインヘッド型の記録ヘッドである。即ち、画像形成装置100は、所謂ラインヘッド型の画像形成装置である。図2に示されるように、ラインヘッド31〜34は、幅方向D2に長尺である。具体的に、ラインヘッド31〜34各々は、幅方向D2において、給紙カセット1に収容可能なシートのうち最大サイズのシートの幅に対応する長さを有する。ラインヘッド31〜34各々は、シートの搬送方向D1(図2参照)に沿って所定間隔を隔てられて、ヘッドフレーム35に固定されている。搬送路R1上におけるラインヘッド31〜34各々との対向位置が、画像形成部3による画像形成位置P11〜P14である。
図2に示されるように、ラインヘッド31〜34各々は、複数の記録ヘッド30を有する。記録ヘッド30は、搬送ユニット5によって搬送されるシートへ向けてインクを吐出する。具体的に、記録ヘッド30における搬送ユニット5によって搬送されるシートとの対向面には、開口を有するインク吐出用の多数のノズル30A(図2参照)が設けられている。また、記録ヘッド30は、ノズル30A各々に対応する加圧室(不図示)、前記加圧室各々に対応して設けられる圧電素子(不図示)、及び前記加圧室各々と連通する連通流路(不図示)を備える。前記圧電素子は、予め定められた駆動電圧の印加に応じてノズル30Aからインクを吐出させる。具体的に、前記圧電素子は、前記加圧室に収容されているインクを加圧することで、ノズル30Aからインクを吐出させる。
本実施形態では、ラインヘッド31は、幅方向D2に沿って3つの記録ヘッド30が千鳥状に配列されている。また、他のラインヘッド32〜34各々も、ラインヘッド31と同様に、幅方向D2に沿って3つの記録ヘッド30が千鳥状に配列されている。なお、図2には、画像形成部3を図1の上側から見た状態が示されている。
インクコンテナ部4は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応するインクが収容されたインクコンテナ41、42、43、44を備える。インクコンテナ41〜44は、不図示のインク供給部を介して同色のラインヘッド31〜34に接続されている。
搬送ユニット5は、図1に示されるように、ラインヘッド31〜34の下方に配置されている。搬送ユニット5は、シートを記録ヘッド30に対向させつつ搬送する。図1に示されるように、搬送ユニット5は、シートが載置される搬送ベルト51、搬送ベルト51を張架する張架ローラー52〜54、及びこれらを支持する搬送フレーム55を備える。なお、搬送ベルト51と記録ヘッド30との間隙は、例えば、画像形成時のシートの表面と記録ヘッド30との間隙が1mmとなるように調整される。
張架ローラー52は、不図示のモーターから供給される回転駆動力により回転駆動される。これにより、搬送ベルト51は、シートを搬送方向D1(図1参照)へ搬送可能な方向に回動する。そのため、給紙部2から供給されたシートは、搬送ベルト51の回動によって画像形成位置P11〜P14(図1参照)を経由して排紙部6へ搬送される。
なお、搬送ユニット5には、シートを搬送ベルト51に吸着させるべく、搬送ベルト51に形成された多数の貫通孔から吸気を行う吸引ユニット(不図示)なども設けられている。また、張架ローラー52の対向位置には、シートを搬送ベルト51に押しつけて搬送させるための圧ローラー56が設けられている。
排紙部6は、画像形成部3よりも搬送方向D1の下流側に設けられている。図1に示されるように、排紙部6は、乾燥装置61、搬送路62、排紙ローラー63、及び排紙トレイ64を備える。乾燥装置61は、例えばシートに送風することにより、シートに付着したインクを乾燥させる。搬送路62は、搬送路R1の一部であり、搬送ユニット5から排紙トレイ64へ至るシートの移動通路である。排紙ローラー63は、シートを排紙トレイ64に排出する。
シートセンサー7は、搬送路R1における検知位置P1(図1参照)でのシートの有無を検知するためのセンサーである。シートセンサー7は、本発明のシート検知部の一例である。シートセンサー7は、例えば、検知位置P1を通過するシートによって傾倒されるレバー部と、前記レバー部の姿勢の変化を検知するフォトセンサーとを備える。シートセンサー7の出力信号は、シートの先端(搬送方向D1の下流側の端部)が検知位置P1を通過するタイミング、及びシートの後端(搬送方向D1の上流側の端部)が検知位置P1を通過するタイミングで変化する。なお、搬送路R1に沿って複数のシートセンサーが設けられている場合、シートセンサー7は、それらの複数のシートセンサーのうち搬送方向D1において最も上流側に設けられているシートセンサーである。なお、他の実施形態では、手差しトレイ24から画像形成部3へと通じる搬送路にもシートセンサー7が設けられていてもよい。
画像読取部8は、搬送路R1における画像形成位置P11〜P14よりもシートの搬送方向D1の上流側の読取位置P2(図1参照)で搬送路R1に沿って搬送されるシートの画像を読み取る。具体的に、画像読取部8は、読取位置P2を通過するシートに対向して設けられるラインセンサー81(図1参照)と、AFE(アナログフロントエンド)回路(不図示)とを備える。
ラインセンサー81は、読取位置P2を通過するシートから幅方向D2と同方向の主走査方向に沿った1ライン分のモノクロの画像データを読み取ることが可能である。例えば、ラインセンサー81は、CIS(Contact Image Sensor)などのイメージセンサーである。
制御部9は、CPU、ROM、RAM、及び不揮発性メモリーなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。前記RAMは、揮発性の記憶装置であって、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。前記不揮発性メモリーは、フラッシュメモリー及びEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶装置である。制御部9では、前記ROM又は前記不揮発性メモリーに記憶された各種の制御プログラムが前記CPUにより実行される。これにより、画像形成装置100が制御部9により統括的に制御される。
操作表示部10は、制御部9からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部9に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
ところで、本実施形態に係る画像形成装置100に関連する技術として、給紙カセットが本体部に装着された後、当該給紙カセットから1枚目のシートが搬送される際に、ユーザーにより設定されたシートサイズと搬送路に設けられたセンサーにより検出されるシートサイズとを比較する画像形成装置が知られている。当該画像形成装置では、ユーザーにより設定されたシートサイズと搬送路に設けられたセンサーにより検出されるシートサイズとが異なる場合に、後者のシートサイズが正しいとみなされる。そして、当該画像形成装置では、画像形成処理が中断されることなく継続されるとともに、シートサイズの設定を訂正するように警告表示が行われる。
ところで、給紙カセットに収容されている複数のシートが搬送方向に沿って互いにずれて重なった状態で給送(以下、連なり重送と称する)されてしまうことがある。このような連なり重送が発生すると、搬送路に設けられたセンサーにより検出されるシートサイズは、給紙カセットに収容されているシートのサイズよりも長くなる。この場合、前記画像形成装置では、給紙カセットに収容されているシートのサイズとユーザーにより設定されたシートサイズとが一致していたとしても、シートサイズの設定を訂正することを促す誤った警告表示が行われてしまう。そのため、誤った警告表示によってユーザーを困惑させてしまうという問題がある。なお、誤った警告表示によってユーザーを困惑させてしまうことを回避するために、単にJAM又はエラーが発生したことだけを表示することも考えられる。しかしながら、JAM又はエラーが発生したことだけを表示する場合、ユーザーは、前記連なり重送が原因であるかシートサイズのミスマッチが原因であるかを判断できないという問題がある。これに対して、本実施形態に係る画像形成装置100によれば、以下で説明するように、シート搬送時にエラーが検知された場合に適切なエラー情報を出力することが可能である。
具体的に、制御部9は、判定処理部91、及び出力処理部92を含む。なお、制御部9は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することによりこれらの各処理部として機能する。また、制御部9は、これらの各処理部の一部又は複数の処理機能を実現するASIC(Application Specific Integrated Circuit)のような電子回路を備えるものであってもよい。
判定処理部91は、シートセンサー7によりシートが検知されている時間(すなわち、シートの先端が検知位置P1を通過してからシートの後端が検知位置P1を通過するまでの時間)がユーザーにより設定されたシートサイズに応じた基準時間を超える場合にエラーが発生したと判定する。前記基準時間は、ユーザーにより設定されたシートサイズにおける搬送方向D1におけるシートの長さに応じて予め設定された時間である。なお、前記基準時間は、ユーザーにより設定されたシートサイズにおける搬送方向D1におけるシートの長さと、シートの搬送速度とに基づいて算出されてもよい。
なお、シートセンサー7によりシートが検知されている時間がユーザーにより設定されたシートサイズに応じた基準時間を超える状況としては、下記の3つの状況が考えられる。
第1の状況は、前述した連なり重送(すなわち、給紙カセット1に収容されている複数のシートが搬送方向D1に沿って互いにずれて重なった状態で給送されること)が発生している状況である。以下では、当該第1の状況によるエラーを「連なり重送エラー」と称する。
第2の状況は、シートの先端が検知位置P1を通過してからシートの後端が検知位置P1を通過するまでの間に紙詰まりが発生した状況(すなわち、検知位置P1でシートが止まっている状況)である。以下では、当該第2の状況によるエラーを「紙詰まりエラー」と称する。
第3の状況は、ユーザーにより設定されたシートサイズよりも搬送方向D1に長いサイズのシートが搬送されている状況である。以下では、当該第3の状況によるエラーを「サイズミスマッチエラー」と称する。当該サイズミスマッチエラーは、給紙カセット1に間違ったサイズのシートが収容されている場合、又はユーザーにより間違ったシートサイズが設定された場合に発生する。
このように、シートセンサー7によりシートが検知されている時間が前記基準時間を超える状況では、前記連なり重送エラー、前記紙詰まりエラー、及び前記サイズミスマッチエラーのいずれかが発生していると考えられる。しかしながら、シートセンサー7によりシートが検知されている時間の情報だけでは、制御部9は、前記連なり重送エラー、前記紙詰まりエラー、及び前記サイズミスマッチエラーのいずれが発生したかを判別することはできない。
ところで、本実施形態に係る画像形成装置100には画像読取部8が設けられている。よって、制御部9は、画像読取部8から順次に出力される主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて、読取位置P2を通過するシートのサイズ(幅方向D2における長さ、及び搬送方向D1における長さ)を検出することができる。よって、制御部9は、画像読取部8から順次に出力される主走査方向の1ライン分の画像データに基づいて、前記サイズミスマッチエラーを検知することができる。しかしながら、シートが読取位置P2に到達する前に紙詰まりが発生した場合は、制御部9は、画像読取部8により検出されるシートサイズに基づいて前記サイズミスマッチエラーを検知することはできない。また、前記連なり重送が発生した場合、画像読取部8により検出されるシートサイズは実際のシートサイズよりも搬送方向D1に長くなる。そのため、制御部9は、画像読取部8により検出されるシートサイズに基づいて前記連なり重送と前記サイズミスマッチエラーとを判別することはできない。
出力処理部92は、判定処理部91により前記エラーが発生したと判定されたことに応じて、予め定められた特定条件を満たす場合には第1エラー情報を出力し、前記特定条件を満たさない場合には第2エラー情報を出力する。前記第1エラー情報は、給紙カセット1に収容されているシートのサイズとユーザーにより設定されたシートサイズとが異なること(すなわち、前記サイズミスマッチエラー)を示すエラー情報である。前記第2エラー情報は、搬送エラー(すなわち、前記連なり重送エラー又は前記紙詰まりエラー)が発生したことを示すエラー情報である。
具体的に、出力処理部92は、前記特定条件を満たす場合には、図5に示される第1エラー画面G1を操作表示部10に表示させ、前記特定条件を満たさない場合には図6に示される第2エラー画面G2を操作表示部10に表示させる。第1エラー画面G1は前記第1エラー情報の一例であり、第2エラー画面G2は前記第2エラー情報の一例である。
なお、他の実施形態では、出力処理部92は、前記第1エラー情報又は前記第2エラー情報を音声として出力してもよい。また、さらに他の実施形態では、出力処理部92は、画像形成装置100と通信可能に接続された印刷ホスト装置(例えば、パーソナルコンピューター、スマートフォンなど)に前記第1エラー情報又は前記第2エラー情報を示す信号を送信してもよい。
前記特定条件は、前記連なり重送エラー又は前記紙詰まりエラーが発生する確率よりも前記サイズミスマッチエラーが発生する確率の方が高いと考えられる状況を示す条件である。
例えば、前記特定条件は、判定処理部91により予め定められた回数だけ連続して前記エラーが発生したと判定されることを含んでいてもよい。なぜなら、給紙カセット1に収容されているシートのサイズとユーザーにより設定されたシートサイズとが異なる場合には、給紙カセット1からシートが搬送される毎に必ず、判定処理部91により前記エラーが発生したと判定されるからである。これに対して、前記連なり重送エラー及び前記紙詰まりエラーが連続して発生する可能性は低いと考えられる。
なお、前記予め定められた回数は、給紙カセット1に収容されているシートの種類、給紙カセット1に収容されているシートの枚数、及び給紙部2の使用履歴の少なくとも一つに応じて決定されてもよい。例えば、給紙カセット1に収容されているシートが薄紙である場合は、厚紙である場合よりも前記連なり重送エラー及び前記紙詰まりエラーが連続して発生しやすいと考えられる。そこで、制御部9は、給紙カセット1に収容されているシートが薄紙である場合は、厚紙である場合よりも前記予め定められた回数を1以上大きい値に決定してもよい。また、給紙カセット1に収容されているシートの枚数が多い場合は、枚数が少ない場合よりも前記連なり重送エラー及び前記紙詰まりエラーが連続して発生しやすいと考えられる。そこで、制御部9は、給紙カセット1に収容されているシートの枚数が多い場合(例えば、枚数が多いか少ないかを評価するための予め定められたしきい値以上である場合)は、枚数が少ない場合よりも前記予め定められた回数を1以上大きい値に決定してもよい。また、給紙部2に含まれるピックアップローラー21又は搬送ローラー22の寿命が近い場合(例えば、ピックアップローラー21又は搬送ローラー22が新品に交換された後に搬送されたシートの総枚数が、寿命が近いか否かを評価するための予め定められたしきい値以上である場合)は、寿命が近くない場合よりも前記連なり重送エラー及び前記紙詰まりエラーが連続して発生しやすいと考えられる。そこで、制御部9は、給紙カセット1に収容されているシートの枚数が多い場合(例えば、予め定められたしきい値以上である場合)は、寿命が近くない場合よりも前記予め定められた回数を1以上大きい値に決定してもよい。なお、給紙カセット1に収容されているシートの枚数は、例えば、給紙カセットに収容されているシートの残量を検出する残量センサーにより検出することができる。
また、前記特定条件は、画像形成装置100の筐体11に給紙カセット1が装着されてから(すなわち、給紙カセット1が前記給送可能位置に配置されてから)最初のシートの搬送時に判定処理部91により前記エラーが発生したと判定されることを含んでいてもよい。なぜなら、画像形成装置100の筐体11に給紙カセット1が装着されたということは、給紙カセット1が前記用紙補充位置まで一度引き出されて、シートが交換又は補充され、その後に給紙カセット1が前記給送可能位置に戻された可能性が高く、その際に、ユーザーにより設定されたシートサイズとは異なるサイズのシートが間違って収容されてしまう可能性があるからである。一方、画像形成装置100の筐体11に給紙カセット1が装着されてから最初のシートの搬送時に判定処理部91により前記エラーが発生したと判定されなかった場合には、給紙カセット1に間違ったサイズのシートがセットされた可能性は低くなる。よって、画像形成装置100の筐体11に給紙カセット1が装着されてから2枚目以降のシートの搬送時に判定処理部91により前記エラーが発生したと判定された場合には、前記サイズミスマッチエラーではなく搬送エラー(すなわち、前記連なり重送エラー又は前記紙詰まりエラー)が発生した可能性が高いと考えられる。なお、画像形成装置100の筐体11に給紙カセット1が装着されたかどうかは、例えば、筐体11に設けられたスイッチ又はセンサーによって検知することができる。
また、前記特定条件は、画像形成装置100の電源が投入されてから最初のシートの搬送時に判定処理部91により前記エラーが発生したと判定されることを含んでいてもよい。なぜなら、画像形成装置100の電源が遮断されている間に給紙カセット1に間違ったサイズのシートがセットされた可能性があるからである。一方、画像形成装置100の電源が投入されてから最初のシートの搬送時に判定処理部91により前記エラーが発生したと判定されなかった場合には、給紙カセット1に間違ったサイズのシートがセットされた可能性は低くなる。よって、画像形成装置100の筐体11に給紙カセット1が装着されてから2枚目以降のシートの搬送時に判定処理部91により前記エラーが発生したと判定された場合には、前記サイズミスマッチエラーではなく搬送エラー(すなわち、前記連なり重送エラー又は前記紙詰まりエラー)が発生した可能性が高いと考えられる。
また、前記特定条件は、ユーザーにより設定されたシートサイズが変更されてから最初のシートの搬送時に判定処理部91により前記エラーが発生したと判定されることを含んでいてもよい。なぜなら、ユーザーにより間違ったシートサイズが設定された可能性、もしくは、給紙カセット1に収容されているシートのサイズが変更前のシートサイズである可能性があるからである。一方、ユーザーにより設定されたシートサイズが変更されてから最初のシートの搬送時に判定処理部91により前記エラーが発生したと判定されなかった場合には、ユーザーにより間違ったシートサイズが設定された可能性、及び給紙カセット1に収容されているシートのサイズが変更前のシートサイズである可能性は低くなる。よって、ユーザーにより設定されたシートサイズが変更されてから2枚目以降のシートの搬送時に判定処理部91により前記エラーが発生したと判定された場合には、前記サイズミスマッチエラーではなく搬送エラー(すなわち、前記連なり重送エラー又は前記紙詰まりエラー)が発生した可能性が高いと考えられる。
ところで、1つの印刷ジョブにおいて、一又は複数の第1サイズのシートに続いて一又は複数の前記第1サイズとは異なる第2サイズのシートに対して画像形成処理が行われることがある。この場合、一又は複数の前記第1サイズのシートに続いて一又は複数の前記第2サイズのシートが給紙カセット1から順次に搬送される。前記特定条件は、このように一又は複数の前記第1サイズのシートに続いて一又は複数の前記第2サイズのシートが給紙カセット1から順次に搬送される場合に、前記第1サイズのシートの枚数分のシートが給紙カセット1から搬送された後、次のシートの搬送時に判定処理部91により前記エラーが発生したと判定されることを含んでいてもよい。なぜなら、給紙カセット1に前記第1サイズのシートしかセットされていない可能性、もしくは、給紙カセット1に間違った枚数の前記第1サイズのシートがセットされた可能性があるからである。もしくは、ユーザーが印刷ジョブの設定時に前記第1サイズのシートの枚数を間違えて設定した可能性もある。
[印刷処理]
以下、図4を参照しつつ、本発明の給紙方法の一例として、画像形成装置100において制御部9により実行される印刷処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12、・・・は、制御部9により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記印刷処理は、操作表示部10に対して当該印刷処理の実行を指示するユーザー操作が行われた場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部9は、シートサイズ、ページ数などの印刷条件の設定操作を受け付けるための印刷設定画面(不図示)を操作表示部10に表示させる。
なお、他の実施形態では、画像形成装置100と通信可能に接続された印刷ホスト装置(例えば、パーソナルコンピューター、スマートフォンなど)において、前記印刷処理の実行を指示するユーザー操作が行われてもよい。この場合、前記印刷設定画面は前記印刷ホスト装置の表示部に表示される。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部9は、印刷ジョブの開始を指示するユーザー操作が行われたことに応じて印刷ジョブを開始する。当該印刷ジョブは、前記印刷設定画面において設定された印刷条件に従って実行される。制御部9は、給紙部2、画像形成部3、搬送ユニット5、排紙部6などを制御して、当該印刷ジョブを実行する。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部9は、シートセンサー7の出力信号に基づいてエラーが発生したか否かを判定する。例えば、制御部9は、シートセンサー7がシートの先端を検知したタイミングからの経過時間をカウントする。そして、制御部9は、前記経過時間が、前記印刷設定画面においてユーザーにより設定されたシートサイズに応じた基準時間を超えた場合に、エラーが発生したと判定する。そして、エラーが発生したと判断されると(S13:Yes)、処理がステップS15に移行する。一方、エラーが発生していないと判断されると(S13:No)、処理がステップS14に移行する。当該ステップS13の処理は、制御部9の判定処理部91により実行される。当該ステップS13は、本発明の判定ステップの一例である。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部9は、印刷ジョブが完了したか否かを判断する。そして、印刷ジョブが完了したと判断されると(S14:Yes)、前記印刷処理は終了する。一方、印刷ジョブが完了していないと判断されると(S14:No)、処理が前記ステップS13に移行する。
<ステップS15>
一方、ステップS15において、制御部9は、印刷ジョブを中断する。すなわち、制御部9は、給紙部2、画像形成部3、搬送ユニット5、排紙部6などの動作を停止させる。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部9は、前記特定条件を満たすか否かを判断する。例えば、制御部9は、前記ステップS13において検出されたエラーが、2回連続して発生したエラーである場合(すなわち、現在のシートの一つ前に搬送されたシートの搬送時にもエラーが発生していた場合)に、前記特定条件を満たすと判断する。なお、前記特定条件の他の具体例については前述したので、ここでは他の具体的についての説明は省略する。
そして、前記特定条件を満たすと判断されると(S16:Yes)、処理がステップS17に移行する。一方、前記特定条件を満たさないと判断されると(S16:No)、処理がステップS18に移行する。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部9は、図5に示される第1エラー画面G1を操作表示部10に表示させる。そして、前記印刷処理は終了する。当該ステップS17の処理は、制御部9の出力処理部92により実行される。当該ステップS17は、本発明の出力ステップの一例である。
<ステップS18>
一方、ステップS18において、制御部9は、図6に示される第2エラー画面G2を操作表示部10に表示させる。そして、前記印刷処理は終了する。当該ステップS17の処理は、制御部9の出力処理部92により実行される。当該ステップS17は、本発明の出力ステップの一例である。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置100では、シートセンサー7においてシートが検知されている時間がユーザーにより設定されたシートサイズに応じた基準時間を超える場合にエラーが発生したと判定される。そして、前記特定条件を満たす場合(すなわち、前記連なり重送エラー又は前記紙詰まりエラーが発生する確率よりも前記サイズミスマッチエラーが発生する確率の方が高いと考えられる場合)には前記サイズミスマッチエラーが発生したことを示す第1エラー画面G1が操作表示部10に表示され、そうでない場合には搬送エラー(すなわち、前記連なり重送エラー又は前記紙詰まりエラー)が発生したことを示す第2エラー画面G2が操作表示部10に表示される。したがって、本発明に係る画像形成装置100によれば、シート搬送時にエラーが検知された場合に適切なエラー情報を出力することが可能である。
100 画像形成装置
1 給紙カセット
2 給紙部
3 画像形成部
5 搬送ユニット
6 排紙部
7 シートセンサー
9 制御部
91 判定処理部
92 出力処理部

Claims (9)

  1. シートを収容するシート収容部と、
    前記シート収容部に収容されているシートを搬送路に沿って搬送するシート搬送部と、
    前記搬送路における予め定められた検知位置においてシートを検知するシート検知部と、
    前記シート検知部によりシートが検知されている時間がユーザーにより設定されたシートサイズに応じた基準時間を超える場合にエラーが発生したと判定する判定処理部と、
    前記判定処理部により前記エラーが発生したと判定されたことに応じて、予め定められた特定条件を満たす場合には前記シート収容部に収容されているシートのサイズとユーザーにより設定されたシートサイズとが異なることを示す第1エラー情報を出力し、前記特定条件を満たさない場合には搬送エラーが発生したことを示す第2エラー情報を出力する出力処理部と、
    を備える給紙装置。
  2. 前記特定条件は、前記判定処理部により予め定められた回数だけ連続して前記エラーが発生したと判定されることを含む、
    請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記予め定められた回数は、前記シート収容部に収容されているシートの種類、前記シート収容部に収容されているシートの枚数、及び前記シート搬送部の使用履歴の少なくとも一つに応じて決定される、
    請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記特定条件は、前記シート収容部が前記給紙装置に装着されてから最初のシートの搬送時に前記判定処理部により前記エラーが発生したと判定されることを含む、
    請求項1〜3のいずれかに記載の給紙装置。
  5. 前記特定条件は、前記給紙装置の電源が投入されてから最初のシートの搬送時に前記判定処理部により前記エラーが発生したと判定されることを含む、
    請求項1〜4のいずれかに記載の給紙装置。
  6. 前記特定条件は、ユーザーにより設定されたシートサイズが変更されてから最初のシートの搬送時に前記判定処理部により前記エラーが発生したと判定されることを含む、
    請求項1〜5のいずれかに記載の給紙装置。
  7. 前記特定条件は、一又は複数の第1サイズのシートに続いて一又は複数の前記第1サイズとは異なる第2サイズのシートが前記シート収容部から順次に搬送される場合に、前記第1サイズのシートの枚数分のシートが前記シート収容部から搬送された後、次のシートの搬送時に前記判定処理部により前記エラーが発生したと判定されることを含む、
    請求項1〜6のいずれかに記載の給紙装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の給紙装置と、
    前記給紙装置により搬送されるシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備える画像形成装置。
  9. シートを収容するシート収容部と、前記シート収容部に収容されているシートを搬送路に沿って搬送するシート搬送部と、前記搬送路における予め定められた検知位置においてシートを検知するシート検知部とを備える給紙装置における給紙方法であって、
    前記シート検知部においてシートが検知されている時間がユーザーにより設定されたシートサイズに応じた基準時間を超える場合にエラーが発生したと判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記エラーが発生したと判定されたことに応じて、予め定められた特定条件を満たす場合には、前記シート収容部に収容されているシートのサイズとユーザーにより設定されたシートサイズとが異なることを示す第1エラー情報を出力し、前記特定条件を満たさない場合には、搬送エラーが発生したことを示す第2エラー情報を出力する出力ステップと、
    を含む給紙方法。
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