JP2014166734A - シート搬送装置、画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】吸引吸着を利用してシートを搬送ベルトに吸着させて搬送するシート搬送装置で発生し得る吸着状態の異常を検出することができるシート搬送装置及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】複数のベルト開口部を有し、載置面に載置されたシートを搬送する搬送ベルトと、複数のプラテン開口部を有し、前記搬送ベルトの裏面側に配置される搬送板とを備えるシート搬送装置において、前記搬送板の裏面側から前記ベルト開口部及び前記プラテン開口部を通じて空気を吸引する吸気ファンを駆動させる駆動モーターの負荷電流が予め設定された閾値を超えた場合に前記シートの前記搬送ベルトに対する吸着状態の異常を検出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、シートを吸引吸着により搬送ベルトに吸着させて搬送するシート搬送装置及び画像形成装置に関する。
一般に、記録ヘッドからシート(紙など)にインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置(画像形成装置の一例)が知られている。また、インクジェット記録装置のタイプの一つに、シート搬送経路に沿って配置された各色の記録ヘッドを備える所謂ラインヘッド型がある。このタイプのインクジェット記録装置には、シートを搬送ベルトにより記録ヘッド各々のインク吐出面に対向した状態で搬送するシート搬送装置が搭載され、そのシート搬送装置で搬送されるシートに記録ヘッド各々からインクが吐出される。
また、搬送ベルトに形成された複数の開口部を通じて吸気することによりシートを搬送ベルトに吸引吸着させる技術が知られている(例えば特許文献1参照)。さらに、シート搬送装置において、シートの搬送経路上に設けられたシート検知部により、予め設定されたタイミングでシートが検知されない場合に、シート搬送異常を検出する技術が知られている。
特開2008−230819号公報
ところで、吸引吸着を利用するシート搬送装置では、シートに生じ得る浮き上がり又は折れ部などが原因で、シートが搬送ベルトに正常に吸着されていない状態で搬送されるおそれがある。そして、シートの搬送ベルトに対する吸着状態に異常が生じている場合には、そのシートに対する印字の品質が低下する。しかしながら、前記吸着状態の異常は、例えば前記シート搬送異常を検出する前記シート検知部を用いても検出することができない。
本発明の目的は、吸引吸着を利用してシートを搬送ベルトに吸着させて搬送するシート搬送装置で発生し得る吸着状態の異常を検出することができるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明に係るシート搬送装置は、搬送ベルト、搬送板、駆動モーター及び異常検出手段を備える。前記搬送ベルトは、複数のベルト開口部を有し、載置面に載置されたシートを搬送する。前記搬送板は、複数のプラテン開口部を有し、前記搬送ベルトの裏面側に配置される。前記駆動モーターは、前記搬送板の裏面側から前記ベルト開口部及び前記プラテン開口部を通じて空気を吸引する吸気ファンを駆動させる。前記異常検出手段は、前記駆動モーターの負荷電流が予め設定された閾値を超えた場合に前記シートの前記搬送ベルトに対する吸着状態の異常を検出する。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記シート搬送装置と、前記シート搬送装置により搬送される前記シートに画像を形成する画像形成部とを備える。
本発明によれば、吸引吸着を利用してシートを搬送ベルトに吸着させて搬送するシート搬送装置で発生し得る吸着状態の異常を検出することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す模式図。 本発明の実施形態に係るシート搬送装置が備える吸気部の概略構成を示す模式図。 本発明の実施形態に係るシート搬送装置によりA4サイズのシートを1枚搬送する際の負荷電流の変化を説明するための図。 本発明の実施形態に係るシート搬送装置によりA4サイズのシートを複数枚搬送する際の負荷電流の変化を説明するための図。 本発明の実施形態に係るシート搬送装置によりA3サイズのシートを複数枚搬送する際の負荷電流の変化を説明するための図。 本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される異常検出処理の手順の一例を示すフローチャート。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10について説明する。
図1に示すように、前記画像形成装置10は、給紙カセット1、給紙部2、画像形成部3、インクタンク部4、シート搬送装置5、吸気部6、排紙部7、制御部8、及びこれらを収容する本体フレーム9などを備える所謂インクジェット記録装置である。なお、本実施形態では、前記シート搬送装置5及び前記制御部8が本発明に係るシート搬送装置を構成する。
前記画像形成装置10は、パソコン等の情報処理装置から入力される印字データ(画像データ)に基づいてシートに画像を形成する印刷処理を実行するプリンターである。なお、本発明に係る画像形成装置は、プリンターに限らず、複写機、ファクシミリ装置、又は複合機などにも適用可能である。
前記給紙カセット1には、複数のシートPが収容される。前記シートPは、紙又はフィルム等の記録媒体であって、前記画像形成装置10は、前記シートPに画像を形成する。
前記給紙部2は、ピックアップローラー21、搬送ローラー22、搬送路23、レジストローラー24、手差しフィーダ25及び給紙ローラー26を備える。前記ピックアップローラー21は、前記給紙カセット1から前記シートPを1枚ずつ取り出す。前記搬送ローラー22及び前記搬送路23は、前記ピックアップローラー21により取り出された前記シートPを前記レジストローラー24まで搬送する。前記レジストローラー24は、所定の搬送タイミング(画像の書き出しタイミング)で前記シートPを前記画像形成部3に搬送する。前記手差しフィーダ25及び前記給紙ローラー26は、外部から前記シートPを供給するために用いられる。
前記画像形成部3は、K(ブラック)に対応する記録ヘッド31、C(シアン)に対応する記録ヘッド32、M(マゼンタ)に対応する記録ヘッド33、及びY(イエロー)に対応する記録ヘッド34を有するインクジェット方式の記録部である。前記記録ヘッド31〜34各々は、前記シート搬送装置5が備える搬送ベルト51の載置面51Aに対向して配置されている。前記記録ヘッド31〜34各々は、前記シート搬送装置5による前記シートPの搬送方向R1に垂直な前記搬送ベルトの幅方向R2に長尺状であり、前記搬送方向R1に沿って所定間隔ごとに配置されている。前記記録ヘッド31〜34の下端部には、インクを吐出する多数のノズル(吐出口)を有するインク吐出面がそれぞれ設けられている。なお、本実施の形態では、KCMYの4色に対応した4つの前記記録ヘッド31〜34を有する構成を例に挙げて説明するが記録ヘッドの数はこれに限らず、前記画像形成部3は一つ又は複数の記録ヘッドを有する。
そして、前記画像形成部3は、前記シート搬送装置5により前記搬送ベルト51の載置面51Aに載置されて搬送される前記シートPに前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面からインクを吐出し、前記シートPに画像を形成する。即ち、前記画像形成装置10は、所謂ラインヘッド型のインクジェット記録装置である。なお、前記記録ヘッド31〜34のインクの吐出方式には、例えばピエゾ素子を利用してインクを吐出させるピエゾ方式又は加熱により気泡を発生させてインクを吐出させるサーマル方式などが採用される。
前記インクタンク部4は、K(ブラック)に対応するインクタンク41、C(シアン)に対応するインクタンク42、M(マゼンタ)に対応するインクタンク43、Y(イエロー)に対応するインクタンク44を備えている。前記インクタンク41〜44は、不図示のインクチューブにより同色の前記記録ヘッド31〜34にそれぞれ接続されており、前記記録ヘッド31〜34に各色のインクを補給する。
前記排紙部7は、前記シート搬送装置5の前記搬送方向R1における前記画像形成部3の下流側に設けられている。前記排紙部7は、乾燥装置71、搬送路72、排紙ローラー73及び排紙トレイ74などを有する。前記乾燥装置71は、前記シートPに送風することにより、前記シートPに付着したインクを乾燥させる。そして、前記乾燥装置71で乾燥された前記シートPは、前記搬送路72を介して前記排紙ローラー73により前記排紙トレイ74に排出される。
前記制御部8は、CPU81、ROM82、RAM83及びEEPROM84などを有する。前記CPU81は、演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROM82は、前記CPU81に各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶手段である。また、前記RAM83は揮発性の記憶手段、前記EEPROM84は不揮発性の記憶手段である。前記RAM83及び前記EEPROM84は、前記CPU81が実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。また、前記画像形成装置10では、前記EEPROM84に、不図示の記憶媒体(CD,DVD、半導体メモリーなど)から読み出した制御プログラムをインストールすることも可能である。なお、前記制御部8は集積回路(ASIC又はDSP)などの電子回路で構成されたものであってもよい。また、前記制御部8は、複数の制御主体(プロセッサー)を有するものであってもよい。
前記シート搬送装置5は、前記記録ヘッド31〜34の下方に配置されている。そして、前記シート搬送装置5は、前記給紙部2から供給された前記シートPを前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面に対向させつつ前記排紙部7まで搬送する。具体的に、前記シート搬送装置5は、搬送ベルト51、駆動ローラー52、従動ローラー53、54、55、押圧ローラー56及びシート検知部57などを備える。なお、前記搬送ベルト51と前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面との間隙は、前記搬送ベルト51で搬送される前記シートPと前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面との間隔が例えば1mm以上2mm以下となるように定められている。
前記搬送ベルト51は、前記シートPが載置される載置面51Aを有する無端状のベルトであって、前記駆動ローラー52及び前記従動ローラー53〜55によって所定のテンションで張架されている。前記搬送ベルト51は、図1に示す搬送方向R1に沿って走行することにより前記載置面51Aに載置された前記シートPを前記搬送方向R1に搬送する。
前記駆動ローラー52は、駆動モーター52Aの回転軸に連結されている。そして、前記駆動モーター52Aの駆動により前記駆動ローラー52が反時計回りに回転すると、前記搬送ベルト51が前記搬送方向R1に沿って走行する。このとき、前記従動ローラー53〜55は、前記駆動ローラー52の駆動により前記搬送ベルト51を介して伝達される駆動力により回転する。
前記押圧ローラー56は、前記給紙部2から前記シート搬送装置5への前記シートPの給紙位置に設けられている。前記押圧ローラー56は、前記従動ローラー55の対向位置に配置されており、前記搬送ベルト51は、前記従動ローラー55及び前記押圧ローラー56の間に挟まれている。そして、前記押圧ローラー56は、前記給紙部2から供給される前記シートPを前記搬送ベルト51に押しつけて密着させる。
前記シート検知部57は、前記搬送方向R1において前記吸気部6より上流側の位置で前記シートPを検知する光学式センサーである。そして、前記シート検知部57による検知信号は、前記制御部8に入力される。なお、前記シート検知部57は、前記シートPを検知することができれば接触式センサーなどの他のセンサーであってもよい。
続いて、図2を参照しつつ、前記吸気部6の概略構成について説明する。なお、図2(A)は前記吸気部6を上方から見た模式図、図2(B)は図2(A)におけるX−X矢視断面を示す模式図である。
図2に示すように、前記搬送ベルト51は、前記載置面51Aを貫通する複数のベルト開口部50を有する。なお、図2(A)において、前記ベルト開口部50のうち平面視で前記記録ヘッド31〜34に干渉する位置に形成された貫通孔の図示は省略している。前記ベルト開口部50各々は、例えば直径が0.5mm以上4mm以下の円形状の開口部である。図2に示す前記ベルト開口部50各々は千鳥状に配置されているが、例えば格子状に配置されてもよい。なお、前記ベルト開口部50に代えて、矩形、楕円又は長穴などの他の形状のベルト開口部が前記搬送ベルト51に形成されていてもよい。
前記吸気部6は、前記記録ヘッド31〜34の下方であって、環状の前記搬送ベルト51の内側の位置に配置されている。前記吸気部6は、搬送板61、吸気ダクト62、吸気ファン63及び駆動モーター64を備える。そして、前記吸気部6は、前記搬送ベルト51の前記載置面51Aの裏面側から前記ベルト開口部50を通じて空気を吸引する。これにより、前記シートPは前記搬送ベルト51に吸引吸着された状態で搬送される。なお、前記シート搬送装置5が、前記搬送ベルト51に正負が交番する帯状の電荷パターンを形成し、前記シートPを前記搬送ベルト51に静電吸着させる帯電装置を更に備える構成も他の実施形態として考えられる。
前記搬送板61は、前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面に対向し、前記搬送ベルト51の裏面側に配置された板状部材である。前記搬送ベルト51は、前記搬送板61の上面に沿って摺動することにより、前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面との間で所定の間隙を維持しつつ走行する。
また、前記搬送板61は、表裏面を貫通する複数のプラテン開口部61A、及び表面に形成された複数の溝部61Bを有する。ここで、前記プラテン開口部61A及び前記溝部61B各々は、前記搬送ベルト51の前記ベルト開口部50各々に対応する位置に設けられている。また、前記プラテン開口部61A各々は、前記記録ヘッド31〜34の平面視において前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面に干渉しない位置に配置されている。なお、前記プラテン開口部61Aに代えて、矩形、楕円又は長穴などの他の形状のプラテン開口部が前記搬送板61に形成されていてもよい。
また、前記溝部61B各々は、前記搬送方向R1に沿う方向に延びるように形成された長溝であり、前記溝部61B内には少なくとも一つの前記プラテン開口部61Aが形成されている。前記溝部61B各々の深さは、例えば前記搬送板61の厚みの半分に相当する値である。なお、前記溝部61Bは、前記搬送板61の表裏面を貫通するものであってもよい。
前記吸気ダクト62は、前記搬送板61の下方に配置され、前記搬送板61の裏面に接合されている。前記吸気ダクト62は、前記搬送板61を上面とし、側面は閉鎖されている。一方、前記吸気ダクト62の下面には、前記吸気ファン63が配置されており、その下面において前記吸気ファン63の送風口を除く領域は閉鎖されている。即ち、前記吸気ダクト62の開口は、前記搬送板61の前記プラテン開口部61A及び前記吸気ファン63の送風口のみである。従って、前記吸気ファン63による吸気は、前記吸気ダクト62によって前記プラテン開口部61Aからの吸気に限定される。
前記吸気ファン63は、前記駆動モーター64によって駆動されることにより、前記搬送板61の裏面側から前記ベルト開口部50及び前記プラテン開口部61Aを通じて空気を吸引する。従って、前記搬送ベルト51の前記載置面51Aに前記シートPが載置されている場合、前記シートPは前記載置面51Aに吸引吸着された状態で前記搬送ベルト51によって搬送される。具体的に、前記駆動モーター64により前記吸気ファン63が回転駆動されると、前記吸気ダクト62から外部に空気が排出されて前記吸気ダクト62内が負圧になる。これにより、前記搬送板61の前記プラテン開口部61A各々から前記吸気ダクト62内に空気が吸い込まれる。また、前記吸気ファン63による吸引力は、前記プラテン開口部61Aの形成領域だけでなく、前記プラテン開口部61Aに連通する前記溝部61Bの形成領域にも及ぶ。そのため、前記溝部61Bの形成領域に位置する前記ベルト開口部50各々において前記シートPに吸引力が作用する。
ここで、前記駆動モーター64は、前記制御部8によって制御され、前記吸気ファン63を駆動させる。例えば、前記画像形成装置10には、前記駆動モーター64の駆動を制御するモータードライブ回路が設けられている。そして、前記制御部8は、前記モータードライブ回路に制御信号を入力することにより前記駆動モーター64を制御する。
また、前記モータードライブ回路は、前記駆動モーター64の駆動時に前記駆動モーター64に流れる電流を監視しており、その電流値を負荷電流の値として前記制御部8に入力する。これにより、前記制御部8では、前記負荷電流に基づいて、例えば前記駆動モーター64に生じ得る過負荷などの検出が可能である。なお、前記駆動モーター64の負荷電流は、前記吸気ファン63による送風量又は前記吸気ファン63の回転負荷などによって変化する。
ここに、図3はA4サイズの前記シートPが1枚だけ前記シート搬送装置5で搬送されるときの前記駆動モーター64の負荷電流の正常な変化を示す図である。また、図4はA4サイズの前記シートP、図5はA3サイズの前記シートPがそれぞれ3枚ずつ前記シート搬送装置5で搬送されるときの前記駆動モーター64の負荷電流の正常な変化を示す図である。なお、図3(A)、図4(A)及び図5(A)は、前記シート検知部57による前記シートPの検知の有無(ON/OFF)、図3(B)、図4(B)及び図5(B)は、前記駆動モーター64の負荷電流を示す。
図3〜図5に示すように、前記シートPが前記搬送ベルト51に正常に吸着されて搬送されるとき、前記シート検知部57により前記シートPが検知された時点t1から所定時間T1が経過して時点t2に達するまでの間は、前記駆動モーター64の負荷電流が500mAである。このとき、前記搬送板61の前記プラテン開口部61Aは、まだ前記シートPにより閉じられていない。
一方、前記シート検知部57により前記シートPが検知された前記時点t1から前記所定時間T1が経過して前記時点t2に達した後は、前記駆動モーター64の負荷電流が徐々に減少する。これは、前記シートPで閉じられる前記プラテン開口部61Aの数が徐々に増加し、前記吸気ファン63により前記プラテン開口部61Aから前記吸気ダクト62を通じて排気される空気量が減少するためである。具体的に、前記駆動モーター64の負荷電流は、前記シートPがA4サイズである場合は360mA、前記シートPがA3サイズである場合は300mAまで減少する。その後、前記搬送ベルト51により前記シートPが更に搬送され、前記シート検知部57により前記シートPが検知されなくなると、前記シートPで閉じられる前記プラテン開口部61Aの数が徐々に減少し、前記駆動モーター64の負荷電流が徐々に増加する。
ここで、図3に示すように、A4サイズの前記シートPが1枚だけ前記シート搬送装置5で搬送される場合には、2枚目の前記シートPが存在しない。そのため、前記シートPで閉じられる前記プラテン開口部61Aの数が徐々に増加し、前記駆動モーター64の負荷電流は500mAまで徐々に増加する。このように、A4サイズの前記シートPが1枚だけ搬送される場合、前記駆動モーター64の負荷電流は360mA以上500mA以下の範囲で変動する。
一方、図4及び図5に示すように、A4サイズ又はA3サイズの前記シートPが複数枚連続して前記シート搬送装置5で搬送される場合には、2枚目の前記シートPが存在する。そして、その2枚目の前記シートPが前記シート検知部57で検知されると、その後の一定時間は、1枚目の前記シートPと2枚目の前記シートPとの隙間に位置する前記プラテン開口部61Aが開かれた状態となる。その後、1枚目の前記シートPが前記搬送板61の下流側に搬送され、2枚目の前記シートPにより閉じられる前記プラテン開口部61Aの数が増加すると、前記駆動モーター64の負荷電流は再び減少する。このような動作が繰り返された後、最後の前記シートPが搬送されると、前記シートPで閉じられる前記プラテン開口部61Aの数が徐々に減少し、前記駆動モーター64の負荷電流は500mAまで徐々に増加する。従って、A4サイズの前記シートPが複数枚連続して搬送される場合、前記駆動モーター64の負荷電流は360mA以上500mA以下の範囲で変動する。同じく、A3サイズの前記シートPが複数枚連続して搬送される場合、前記駆動モーター64の負荷電流は300mA以上500mA以下の範囲で変動する。
特に、図3及び図4に示されているように、前記シート搬送装置5によりA4サイズの前記シートPが搬送される場合には、最初の前記シートPが前記シート検知部57により検知されてから予め設定された所定時間T2が経過して時点t3に達した後は、前記駆動モーター64の負荷電流が360mA以上430mA以下の範囲で変動する。また、最後の前記シートPが前記シート検知部57により検知されなくなってから予め設定された所定時間T3が経過して時点t5に達した後は、前記駆動モーター64の負荷電流が360mA以上430mA以下の範囲を超えて500mAまで増加する。即ち、A4サイズの前記シートPが前記搬送ベルト51に正常に吸着された状態で搬送される期間のうち前記時点t3及び前記時点t5の間の期間T4(以下「検出期間T4という」)における前記駆動モーター64の負荷電流の上限値は430mA、下限値は360mAである。
同じく、図5に示されているように、前記シート搬送装置5によりA3サイズの前記シートPが搬送される場合には、最初の前記シートPが前記シート検知部57により検知されてから前記所定時間T2が経過して時点t3に達した後は、前記駆動モーター64の負荷電流が300mA以上400mA以下の範囲で変動する。また、最後の前記シートPが前記シート検知部57により検知されなくなってから予め設定された所定時間T3が経過して時点t5に達した後は、前記駆動モーター64の負荷電流が300mA以上400mA以下の範囲を超えて500mAまで増加する。即ち、A3サイズの前記シートPが前記搬送ベルト51に正常に吸着された状態で搬送される期間のうち前記検出期間T4における前記駆動モーター64の負荷電流の上限値は400mA、下限値は300mAである。
そこで、前記画像形成装置10では、A4サイズの前記シートPを搬送する際の前記駆動モーター64の負荷電流の上限値及び下限値として、前記検出期間T4における上限値である430mA及び下限値である360mAが前記ROM82(閾値記憶手段の一例)に記憶されている。同じく、前記画像形成装置10では、A3サイズの前記シートPを搬送する際の前記駆動モーター64の負荷電流の上限値及び下限値として、前記検出期間T4における上限値である400mA及び下限値である300mAが前記ROM82(閾値記憶手段の一例)に記憶されている。
そして、前記画像形成装置10では、前記制御部8により後述の異常検出処理が実行されることにより、前記シートPが前記搬送ベルト51に正常に吸着されていない吸着状態の異常(以下、吸着異常という)を、前記ROM82に記憶された前記上限値及び前記下限値と前記駆動モーター64の負荷電流とに応じて検出する。なお、前記吸着異常は、前記シートPに浮き上がりが生じていること、又は前記シートPに折れ部が生じていること等である。
[異常検出処理]
以下、図6のフローチャートを参照しつつ、前記制御部8によって実行される異常検出処理の手順の一例について説明する。なお、前記制御部8によって実行される各処理手順をステップS1、S2、・・・と称する。前記制御部8は、パソコン等の情報処理装置から印字データ(画像データ)が入力された場合に、前記シートPに画像を形成する印刷処理と共に、以下の前記異常検出処理を開始する。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、前記制御部8は、前記印刷処理で使用する前記シートPのサイズごとに、予め異常検出の閾値として設定された前記駆動モーター64の負荷電流の上限値及び下限値を前記ROM82から読み出す。具体的に、前記制御部8は、前記シートPのサイズがA4である場合には、前記上限値として430mA、前記下限値として360mAを前記ROM82から読み出す。また、前記シートPのサイズがA3である場合、前記制御部8は、前記上限値として400mA、前記下限値として300mAを前記ROM82から読み出す。このように、前記制御部8は、前記シートPのサイズに応じて前記上限値及び前記下限値を変更する。なお、前記制御部8は、前記画像形成装置10における初期設定情報、前記給紙カセット1に設けられたサイズ検知センサーによる検知結果、又は前記印刷処理の要求時の設定情報などから、前記印刷処理で使用する前記シートPのサイズを認識することが可能である。また、前記画像形成装置10で使用可能な前記シートPのサイズが三つ以上存在する場合には、そのシートサイズごとに対応する前記上限値及び前記下限値が前記ROM82に予め記憶されていればよい。
また、前記シートPの材質又は厚みなどのシートの種類に応じて、前記シートPが前記搬送ベルト51に正常に吸着されている場合の前記駆動モーター64の負荷電流は変化することが考えられる。そのため、前記シートPの種類ごとに対応する異常検出の閾値である前記上限値及び前記下限値が前記ROM82に予め記憶されており、前記制御部8が前記シートPの種類に応じて前記上限値及び前記下限値を変更することが考えられる。もちろん、前記シートPの種類及びサイズの各組み合わせに対応する前記上限値及び前記下限値が前記ROM82に予め記憶されており、前記制御部8が前記シートPの種類及びサイズに応じて前記上限値及び前記下限値を変更することが考えられる。
<ステップS2>
ステップS2において、前記制御部8は、前記シート検知部57により前記シートPが検知されたか否かを判断する。ここで、前記制御部8は、前記シートPが検知されたと判断すると(S2のYes側)、処理をステップS3に移行させ、前記シートPが検知されていなければ(S2のNo側)、前記ステップS2の判断を繰り返し実行する。
<ステップS3>
ステップS3において、前記制御部8は、前記ステップS2で前記シート検知部57により前記シートPが検知されてから、予め設定された検出開始時間が経過したか否かを判断する。前記検出開始時間は、前記吸着異常が生じていない場合に、前記駆動モーター64の負荷電流が前記上限値に到達するまでの時間として予め設定された時間である。具体的に、本実施形態では、図3〜図5に示す前記所定時間T2が前記検出開始時間として設定されている。即ち、前記制御部8は、前記シート検知部57により前記シートPが検知されてから前記所定時間T2が経過したときを前記検出期間T4の開始時点と判断している。
ここで、前記制御部8は、前記検出開始時間が経過したと判断すると(S3のYes側)、処理をステップS3に移行させ、後述のステップS4〜S5において前記吸着異常の発生の有無の判断を開始する。一方、前記制御部8は、前記検出開始時間が経過していないと判断すると(S3のNo側)、前記ステップS3の判断を繰り返し実行する。
<ステップS4>
ステップS4において、前記制御部8は、前記駆動モーター64の負荷電流が前記ROM82に記憶された前記上限値以下であるか否かを判断する。ここで、前記制御部8は、前記駆動モーター64の負荷電流が前記上限値以下であると判断すると(S4のYes側)、処理をステップS5に移行させ、前記駆動モーター64の負荷電流が前記上限値を超えていると判断すると(S4のNo側)、処理をステップS41に移行させる。例えば、前記シートPが前記搬送ベルト51に密着しておらず、前記シートPで閉じられた前記プラテン開口部61Aの数が少ない場合に前記駆動モーター64の負荷電流が前記上限値を超えることが考えられる。
<ステップS5>
ステップS5において、前記制御部8は、前記駆動モーター64の負荷電流が前記ROM82に記憶された前記下限値以上であるか否かを判断する。ここで、前記制御部8は、前記駆動モーター64の負荷電流が前記下限値以上であると判断すると(S5のYes側)、処理をステップS6に移行させる。一方、前記制御部8は、前記駆動モーター64の負荷電流が前記下限値を超えていると判断する、即ち前記負荷電流が前記下限値未満であると判断すると(S5のNo側)、処理をステップS41に移行させる。例えば、前記プラテン開口部61Aの目詰まりなどにより、前記シートPで閉じられる前記プラテン開口部61Aの数に比べて多くの前記プラテン開口部61Aが閉じられている場合に前記駆動モーター64の負荷電流が前記下限値を超えることが考えられる。なお、前記吸気部6又は前記搬送ベルト51などに何らかの異常が生じている場合にも前記駆動モーター64の負荷電流が前記下限値を超えることが考えられる。
<ステップS41>
ステップS41において、前記制御部8は、前記シートPが前記搬送ベルト51に正常に吸着されていない吸着異常が発生した旨を検出する。このように、前記ステップS4〜S5において、前記駆動モーター64の負荷電流が予め閾値として設定された前記下限値又は前記上限値を超えた場合に前記シートPの前記搬送ベルト51に対する吸着状態の異常を検出するときの前記制御部8が異常検出手段に相当する。
<ステップS42>
そして、ステップS42において、前記制御部8は、前記吸着異常が発生した旨をユーザーに報知する。ここに、前記ステップS42を実行するときの前記制御部8が異常報知手段に相当する。具体的に、前記制御部8は、前記画像形成装置10が備える不図示の操作表示部の液晶パネルに、前記吸着異常が発生した旨を表示させることが考えられる。また、前記制御部8は、前記画像形成装置10に印刷処理を要求したパソコンなどの情報処理装置に対して前記吸着異常が発生した旨のメッセージを送信することも考えられる。これにより、ユーザーは、前記吸着異常が原因で前記印刷処理の出力物における画像の乱れや画質の低下などが生じた場合にその旨を把握することができる。例えば、ユーザーは、画像の乱れや画質の低下などが生じた原因が、前記画像形成部3の異常であるか前記吸着異常であるかを区別することが可能であり、メンテナンスの必要箇所を判断することができる。
<ステップS6>
ステップS6において、前記制御部8は、前記シート検知部57により前記シートPが検知されているか否かを判断する。ここで、前記制御部8は、前記シートPが検知されていると判断すると(S6のYes側)、処理を前記ステップS4に移行させ、前記駆動モーター64の負荷電流の監視を継続する。一方、前記制御部8は、前記シートPが検知されなくなると(S6のNo側)、処理をステップS7に移行させる。
<ステップS7>
ステップS7において、前記制御部8は、前記ステップS6で検知されなくなったと判断された前記シートPが前記印刷処理における最後のシートであるか否か、即ち次の前記シートPが存在するか否かを判断する。なお、前記制御部8は、例えば前記印刷処理の印刷枚数に基づいて現在搬送中の前記シートPが最後のシートであるか否かを判断することが可能である。また、前記シートPが前記シート検知部57で検知されなくなってから、予め設定された未検出時間の間、前記シート検知部57で前記シートPが検知されない場合に、前記シートPが最後のシートであると判断することも考えられる。なお、前記未検出時間は、連続して前記シートPが搬送される場合の間隔よりも長く、前記所定時間T3よりも短い時間である。
ここで、前記制御部8は、前記シートPが最後のシートであると判断すると(S7のYes側)、処理をステップS8に移行させる。一方、前記制御部8は、前記シートPが最後のシートではないと判断すると(S7のNo側)、処理を前記ステップS4に移行させ、前記駆動モーター64の負荷電流の監視を継続する。
<ステップS8>
ステップS8において、前記制御部8は、前記ステップS6で前記シート検知部57により前記シートPが検知されなくなってから、予め設定された検出終了時間が経過したか否かを判断する。前記検出開始時間は、前記吸着異常が生じていない場合に、前記駆動モーター64の負荷電流が前記上限値に到達する時間として予め設定された時間である。具体的に、本実施形態では、図3〜図5に示す前記所定時間T3が前記検出開始時間として設定されている。即ち、前記制御部8は、前記シート検知部57により前記シートPが検知されなくなってから前記所定時間T3が経過したときを前記検出期間T4の終了時点と判断している。
ここで、前記制御部8は、前記検出終了時間が経過したと判断すると(S8のYes側)、前記ステップS4〜S5における前記吸着異常の発生の有無の判断を終了させ、一連の前記異常検出処理を終了させる。一方、前記制御部8は、前記検出終了時間が経過していないと判断すると(S8のNo側)、処理を前記ステップS4に移行させる。このように、本実施の形態では、前記シートPが前記搬送ベルト51で搬送される期間のうち前記検出期間T4の間だけ、前記駆動モーター64の負荷電流が前記上限値又は前記下限値を超えた場合に前記吸着異常を検出している。従って、前記シートPが前記搬送ベルト51で搬送される全期間を検出対象とする場合に比べて前記上限値及び前記下限値の範囲をできるだけ狭く設定することが可能であり、前記吸着異常の検出精度を高めることができる。なお、前記異常検出処理において、前記シートPが前記搬送ベルト51で搬送される全期間を検出対象として前記制御部8が前記吸着異常の有無を判断することも他の実施形態として考えられる。
なお、本実施形態では、前記シートPで閉じられる前記プラテン開口部61Aが多いほど前記駆動モーター64の負荷電流が減少する構成を例に挙げて説明したが、前記シートPで閉じられる前記プラテン開口部61Aが多いほど前記駆動モーター64の負荷電流が増加する構成にも本発明を適用することができる。この場合にも、前記制御部8は、前記吸気ファン63を駆動させる前記駆動モーター64の負荷電流が予め設定された閾値を超えたか否かに応じて前記吸着異常の発生の有無を判断することができる。また、前記制御部8が、前記駆動モーター64の負荷電流が前記下限値を超えたか否か(即ち下限値未満であるか否か)、又は前記上限値を超えたか否かのいずれか一方だけを監視することも考えられる。
また、本発明に係るシート搬送装置は、例えば原稿から画像データを読み取る画像読取装置において前記原稿を自動搬送するシート搬送装置などにも適用可能である。さらに、前記画像形成部3が、感光体ドラム、帯電部、露光装置、現像装置、転写ローラー、定着装置及びトナーコンテナなどを備える電子写真方式の画像形成部であることも考えられる。前記電子写真方式の画像形成部では、前記露光装置が、前記帯電部により所定電位に帯電された前記感光体ドラムに、画像データに基づくレーザ光を照射して静電潜像を形成する。その後、前記現像装置は、前記トナーコンテナから供給されるトナーを用いて前記静電潜像をトナー像として現像する。一方、前記給紙カセット1から前記感光体ドラム及び前記転写ローラーへのシート搬送経路上では前記シート搬送装置5により前記シートPが搬送される。そして、前記感光体ドラム及び前記転写ローラーは、前記感光体ドラムに形成された前記トナー像を前記シートPに転写する。
1 :給紙カセット
2 :給紙部
3 :画像形成部
4 :インクタンク部
5 :シート搬送装置
6 :吸気部
61:搬送板
62:吸気ダクト
63:吸気ファン
64:駆動モーター
7 :排紙部
8 :制御部
81:CPU
82:ROM
83:RAM
84:EEPROM
9 :本体フレーム
10:画像形成装置
31〜34:記録ヘッド
41〜44:インクタンク
51:搬送ベルト
52:駆動ローラー
53〜55:従動ローラー
56:押圧ローラー
57:シート検知部
R1:搬送方向
R2:幅方向

Claims (8)

  1. 複数のベルト開口部を有し、載置面に載置されたシートを搬送する搬送ベルトと、
    複数のプラテン開口部を有し、前記搬送ベルトの裏面側に配置された搬送板と、
    前記搬送板の裏面側から前記ベルト開口部及び前記プラテン開口部を通じて空気を吸引する吸気ファンを駆動させる駆動モーターと、
    前記駆動モーターの負荷電流が予め設定された閾値を超えた場合に前記シートの前記搬送ベルトに対する吸着状態の異常を検出する異常検出手段と、
    を備えるシート搬送装置。
  2. 前記シートが前記搬送ベルトに正常に吸着された状態で搬送される場合の前記駆動モーターの負荷電流の上限値及び下限値のいずれか一方又は両方が記憶された閾値記憶手段を更に備え、
    前記異常検出手段が、前記駆動モーターの負荷電流が前記閾値記憶手段に記憶された前記上限値又は前記下限値を超えた場合に前記吸着状態の異常を検出する請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記上限値及び下限値が、前記シートが前記搬送ベルトで搬送される期間のうち予め設定された検出期間における上限値及び下限値であり、
    前記異常検出手段が、前記検出期間に前記駆動モーターの負荷電流が前記上限値又は前記下限値を超えたか否かを判断する請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記搬送ベルトによる前記シートの搬送方向において前記吸気部より上流側の位置で前記シートを検知するシート検知手段を更に備え、
    前記検出期間の開始時点が、前記シート検知手段により前記シートが検知されてから予め設定された検出開始時間が経過したときであり、
    前記検出期間の終了時点が、前記シート検知手段により前記シートが検知されなくなってから予め設定された検出終了時間が経過したときである請求項3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記異常検出手段が、前記シートの種別及びサイズのいずれか一方又は両方に応じて前記閾値を変更する請求項1〜4のいずれかに記載のシート搬送装置。
  6. 前記異常検出手段により前記吸着状態の異常が検出された場合に前記吸着状態の異常の発生を報知する異常報知手段を更に備える請求項1〜5のいずれかに記載のシート搬送装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置により搬送されるシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備える画像形成装置。
  8. 前記画像形成部が、前記搬送ベルトの前記載置面に対向して配置された一又は複数の記録ヘッドを有し、前記記録ヘッドから前記載置面に載置されたシートにインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式の記録部である請求項7に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7415684B2 (ja) 2020-03-10 2024-01-17 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置

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