JP2022059051A - マンホールへの台付管の連結構造およびマンホールへの台付管の連結方法 - Google Patents

マンホールへの台付管の連結構造およびマンホールへの台付管の連結方法 Download PDF

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Abstract

【課題】敷設コストを低減可能なマンホールへの台付管の連結構造およびマンホールへの台付管の連結方法を提供する。【解決手段】上流側台付管、上流側台付管が挿通可能な上流側挿通孔が形成された継手たる上流側有孔板30、ボックスカルバート、下流側台付管、および下流側台付管が挿通可能な下流側挿通孔が形成された継手たる下流側有孔板60を有し、上流側台付管の端部が上流側挿通孔に所要長さ挿入された状態で上流側有孔板30に直交して連結され、上流側有孔板30が、ボックスカルバートに、ボックスカルバートの上流側端部を塞ぐ配置で固定され、下流側台付管の端部が下流側挿通孔に所要長さ挿入された状態で下流側有孔板60に直交して連結され、下流側有孔板60が、ボックスカルバートに、ボックスカルバートの下流側端部を塞ぐ配置で固定され、ボックスカルバートの上面に内部に連通する貫通孔が形成され、貫通孔の位置にマンホールMHが配置されている。【選択図】図9

Description

本発明は、マンホールへの台付管の連結を容易に行うことが可能なマンホールへの台付管の連結構造およびマンホールへの台付管の連結方法に関する。
道路等において下水道管等の排水路を敷設する際においては、所定間隔にマンホールが設けられる。また、道路線形に応じて適宜マンホールが追加されている。排水路の敷設時においては、マンホール位置が排水路の曲折部の頂点位置となるようにしてマンホールへの排水路の連結が行われている。
マンホールに対する排水路の連結構造としては、マンホールの側壁に連結孔(削孔)を設けた後、現場打ちマンホールの場合と同様に、排水路を連結孔に差し込み、排水路の外周面と連結孔の内周面との間にモルタル等を充填して固定する手法が一般的に採用されている(例えば、非特許文献1参照)。
全国ユニホール工業会発行の「組立マンホール ユニホール」のカタログ(1991年7月)
非特許文献1に記載の構造によれば、マンホールや集水桝等を排水路の曲折部にしながら排水路を順次敷設することができるが、排水路300をマンホールや集水桝400の側壁面402に非直交状態で連結(排水路を壁面に対して斜めに連結)する場合、排水路300をマンホールや集水桝400の側壁面402に直交連結する場合に比べて側壁面402の幅を広げる必要がある(図11)。また、マンホールや集水桝400の側壁面402に当接させる排水路300の先端部302における形状処理も複雑になってしまう。このように排水路300をマンホールや集水桝400の側壁面402に傾斜連結する場合には、排水路300をマンホールや集水桝の側壁面402に直交連結させる場合に比べて敷設コストが大幅に高騰してしまうといった課題がある。
本発明は以上の課題を解決するためのものであって、マンホールを排水路たる台付管の位置に配置しながら台付管の敷設を進める際に、台付管のサイズに見合ったマンホールを用いることができ、台付管の先端部における形状処理を容易にすることで、台付管の敷設コストを大幅に低減可能なマンホールへの台付管の連結構造およびマンホールへの台付管の連結方法の提供を目的とする。
すなわち本発明に係るマンホールへの台付管の連結構造は、マンホールへ上流側台付管と下流側台付管とが水路を形成すべく連結されるマンホールへの台付管の連結構造であって、前記上流側台付管、該上流側台付管が挿通可能な上流側挿通孔が形成された継手たる上流側有孔板、ボックスカルバート、前記下流側台付管、および該下流側台付管が挿通可能な下流側挿通孔が形成された継手たる下流側有孔板を具備し、前記上流側台付管の端部が前記上流側挿通孔に所要長さ挿入された状態で前記上流側有孔板に直交して連結され、該上流側有孔板が、前記ボックスカルバートに、該ボックスカルバートの上流側端部を塞ぐ配置で固定され、前記下流側台付管の端部が前記下流側挿通孔に所要長さ挿入された状態で前記下流側有孔板に直交して連結され、該下流側有孔板が、前記ボックスカルバートに、該ボックスカルバートの下流側端部を塞ぐ配置で固定され、前記ボックスカルバートの上面に内部に連通する貫通孔が形成され、該貫通孔の位置に前記マンホールが配置されていることを特徴とする。
前記上流側台付管と前記上流側挿通孔との間と、前記下流側台付管と前記下流側挿通孔との間にそれぞれ充てん材が充てんされていることが好ましい。
前記マンホール内にステップが設けられ、前記マンホールが配置された前記ボックスカルバートの内壁面に、前記マンホール内のステップに続くステップが設けられていることが好ましい。
また本発明に係るマンホールへの台付管の連結方法は、マンホールへ上流側台付管と下流側台付管とが水路を形成すべく連結されるマンホールへの台付管の連結方法であって、前記上流側台付管を、端部を継手たる上流側有孔板の挿通孔に所要長さ挿入した状態で、前記上流側有孔板に直交して連結する工程と、前記上流側有孔板を、ボックスカルバートに、該ボックスカルバートの上流側端部を塞ぐ配置で固定する工程と、前記下流側台付管を、端部を継手たる下流側有孔板の挿通孔に所要長さ挿入した状態で、前記下流側有孔板に直交して連結する工程と、前記下流側有孔板を、前記ボックスカルバートに、該ボックスカルバートの下流側端部を塞ぐ配置で固定する工程と、前記ボックスカルバートの上面に内部に連通して形成した貫通孔の位置に前記マンホールを配置する工程を具備することを特徴とする。
前記上流側台付管と前記上流側有孔板の挿通孔との間と、前記下流側台付管と前記下流側有孔板の挿通孔との間にそれぞれ充てん材を充てんするようにすると好適である。
本発明においては、マンホールへ、台付管を直接連結するのでなく、ボックスカルバートに継手を介してそれぞれ上流側台付管および下流側台付管を直交連結し、ボックスカルバートの上面に形成した貫通孔にマンホールを配置するという簡易な構成を採用している。これにより、マンホールへの斜め孔明け加工や台付管の先端部の複雑な形状処理も不要で、台付管およびマンホールの敷設コストを大幅に低減可能となる効果を奏する。
第1実施形態における排水路の連結構造を示す要部平面図である。 第1実施形態における上流側排水路、上流側継手、上流側連結体の正面図である。 図2に示した上流側排水路と上流側継手を直交連結させた状態を示す正面図と平面図である。 図2に示した上流側連結体に図3に示した上流側排水路と上流側継手の直交連結体を連結した状態を示す正面図と平面図である。 第2実施形態における排水路の連結構造を示す要部平面図である。 第2実施形態における上流側排水路、上流側継手、上流側連結体の正面図である。 図6に示した上流側排水路と上流側継手の直交連結体の正面図と第3連通孔を設けた上流側連結体の正面図である。 図7に示した上流側排水路と上流側継手の直交連結体と第3連通孔を設けた上流側連結体を連結した状態を示す正面図である。 第3実施形態における排水路の連結構造を示す要部平面図と下流側排水路の下流側ユニットを下流側から臨んだ正面図である。 第4実施形態における排水路の連結構造を示す要部平面図である。 従来技術の説明図である。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明を行う。
(第1実施形態)
図1~図4は、第1実施形態における排水路の連結構造の実施例を示すものである。本出願図面内における矢印は水が流れる向きを示すものである。ここでは、図1に示すように、上流側排水路10と下流側排水路20とを曲折させた状態で連結されている排水路100の要部を抽出して図示しており、排水路100における上流側排水路10の上流側と下流側排水路20の下流側にはそれぞれ他の排水路が連結されている。なお、本実施形態においては、上流側排水路10と下流側排水路20にはそれぞれ台付管を用いた形態について説明する。上流側排水路10および下流側排水路20は原地盤を適宜掘削したのち基礎砕石Gを敷設し、基礎砕石Gの上面に敷均しコンクリートCを敷設し敷均し、コンクリートCの上面に敷設される。
上流側排水路10は、図2~図4に示すように、上流側継手としての板体の上流側有孔板30を介して上流側連結体としての上流側ボックスカルバート40の上流側端部42に連結されている。上流側排水路10は、図2および図3に示すように、上流側有孔板30の中央位置に形成された挿通孔32に連結側先端部12を挿入させ、上流側排水路10と上流側有孔板30とが直交連結されている。連結側先端部12と挿通孔32との隙間50は充てん材52により充てんされている。このような充てん材52としては、モルタルやゴムパッキンに代表される公知の構成を採用することができる。
上流側排水路10が直交連結された上流側有孔板30は、図2および図4に示すように、上流側ボックスカルバート40の上流側端部42を塞ぐ配置で上流側ボックスカルバート40に取り付けられている。本実施形態における上流側有孔板30は上流側ボックスカルバート40の上流側端部42の外形と同一形状に形成されていて、上流側ボックスカルバート40の連結に用いるPC鋼棒挿通部46の位置に位置合わせしてPC鋼棒挿通部34が設けられている。上流側ボックスカルバート40への上流側有孔板30の取り付けは、上流側ボックスカルバート40どうしの連結方法と同様にして行うことができる。上流側有孔板30の板厚方向における表裏面には挿通孔32の外側位置において水密を維持するためのシール材(図示はせず)を周設しておくことが好ましい。このようにして上流側排水路10は上流側継手である上流側有孔板30を介して上流側連結体の上流側端部である上流側ボックスカルバート40の上流側端部42に連結することができる。
また、図4に示すように、上流側ボックスカルバート40の下流側端部44は、上流側ボックスカルバート40の流路方向中心線に対して非直交面(傾斜面)となるよう、平面視形状がスラッシュカット面に形成されている。このような下流側端部44は、ボックスカルバートの標準品の一方の端部がスラッシュ面となるように予め工場において切断加工されているが、大型コンクリートカッタ等を用いて現場において切断加工するようにしても良い。
下流側排水路20が連結されている下流側継手および下流側連結体の構成については、上流側排水路10が連結されている上流側継手(上流側有孔板30)および上流側連結体(上流側ボックスカルバート40)の構成について上流側と下流側を入れ替えた構成であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
すなわち、図1~図4に示すように、下流側排水路20は下流側継手である板体の下流側有孔板60の挿通孔62に連結側先端部22が直交連結されていて下流側排水路20と挿通孔62との隙間50には充てん材52が充てんされている。下流側有孔板60には、下流側連結体である下流側ボックスカルバート70どうしを連結するためのPC鋼棒挿通部76に位置合わせしてPC鋼棒挿通部64が設けられている。下流側排水路20は下流側継手である下流側有孔板60を介して下流側連結体の下流側端部である下流側ボックスカルバート70の下流側端部72に連結されている。そして、下流側ボックスカルバート70の上流側端部である上流側端部74は、平面視スラッシュカット面に形成されている。
本実施形態における排水路100の連結構造は、上流側排水路10と上流側有孔板30と上流側ボックスカルバート40による上流側ユニット80の下流側端部と、下流側排水路20と下流側有孔板60と下流側ボックスカルバート70による下流側ユニット90の上流側端部とを当接させて連結することにより構成されている。すなわち、上流側ユニット80における下流側端部である上流側ボックスカルバート40の下流側端部44と、下流側ユニット90における上流側端部である下流側ボックスカルバート70の上流側端部74はそれぞれ平面視スラッシュカット面に形成されているので、互いのスラッシュカット面どうしを水密に当接させた状態で連結することで、上流側排水路10と下流側排水路20が曲折した状態で連結することができる。
本実施形態における排水路100の連結構造の構成によれば、上流側排水路10と下流側排水路20はそれぞれ連結対象物(上流側有孔板30および下流側有孔板60)に対して直交連結されているので、連結先端部における形状加工処理が不要、または、きわめて簡単に行うことができる。排水路100の曲折部は、上流側ボックスカルバート40の下流側端部44と下流側ボックスカルバート70の上流側端部74とをそれぞれ工場や現場でスラッシュカット面に加工し、スラッシュカット面どうしを当接させて連結するだけでよい。よって、排水路100の敷設作業の施工性が良好になると共に施工コストの大幅な低減が可能になる。
(第2実施形態)
図5~図8は第2実施形態における排水路の連結構造の実施例を示すものである。本実施形態においては、上流側連結体と下流側連結体としてそれぞれ集水桝を用いている点で第1実施形態と構成が異なっている。第1実施形態と同一の構成については、第1実施形態で用いた符号を付すことによりここでの詳細な説明は省略している。
本実施形態においては、上流側有孔板30の挿通孔32が第1挿通孔に相当し、下流側有孔板60の挿通孔62が第3挿通孔に相当している。そして本実施形態においては、上流側連結体として上流側集水桝140が用いられ、下流側連結体として下流側集水桝170が用いられている。
図6および図7に示すように、上流側集水桝140の上流側端部に相当する側壁面142には上流側排水路10を挿通させるための第2挿通孔143が穿設されている。そして、上流側集水桝140の上流側端部に相当する側壁面142にはPC鋼棒挿通部146が設けられている。また、図5に示すように上流側集水桝140の下流側端部に相当する側壁面は除去されており、上流側集水桝140の内部空間141が外部に露出した状態になっている。上流側集水桝140の下流側端部に相当する内部空間141の露出面144は、上流側集水桝140を平面視した際にスラッシュカット面となるように形成されている。このような上流側集水桝140は、予め工場や現場においてコンクリートカッタ等を用いて切り取り加工されている。
同じく図6および図7に示すように、下流側集水桝170の下流側端部に相当する側壁面172には下流側排水路20を挿通させるための第4挿通孔173が穿設されている。そして、下流側集水桝170の下流側端部に相当する側壁面172にはPC鋼棒挿通部176が設けられている。また、図5に示すように、下流側集水桝170の上流側端部に相当する側壁面は除去されており、下流側集水桝170の内部空間171が外部に露出した状態になっている。下流側集水桝170の上流側端部に相当する内部空間171の露出面174は、下流側集水桝170を平面視した際にスラッシュカット面となるように形成されている。このような下流側集水桝170は、予め工場や現場においてコンクリートカッタ等を用いて切り取り加工されている。
第1実施形態と同様にして、上流側有孔板30に上流側排水路10を直交させた状態で連結し、この後、上流側排水路10が直交連結された上流側有孔板30により上流側集水桝140の第2挿通孔143を塞ぐ配置で第1実施形態と同様にして上流側有孔板30を上流側集水桝140に水密状態で取り付けする。
同じく、第1実施形態と同様にして、下流側有孔板60に下流側排水路20を直交させた状態で連結し、この後、下流側排水路20を直交連結された下流側有孔板60により下流側集水桝170の第4挿通孔173を塞ぐ配置で第1実施形態と同様にして下流側有孔板60を下流側集水桝170に水密状態で取り付けする。
本実施形態においては、図5に示すように、上流側排水路10と上流側有孔板30と上流側集水桝140により上流側ユニット180が構成されている。また、下流側排水路20と下流側有孔板60と下流側集水桝170により下流側ユニット190が構成されている。上流側ユニット180の下流側端部である上流側集水桝140の内部空間141の一部をスラッシュカットしてスラッシュカット面に形成された露出面144と、下流側ユニット190の上流側端部である下流側集水桝170の内部空間171の一部をスラッシュカットしてスラッシュカット面に形成された露出面174とを当接させた状態で水密に連結すれば本実施形態における排水路100の連結構造が得られる。
本実施形態によっても第1実施形態と同程度の施工性および施工コストを実現することができる。
(第3実施形態)
図9は第3実施形態における排水路の連結構造を示す要部平面図と下流側排水路の下流側ユニットを下流側から臨んだ正面図である。本実施形態においては、第1実施形態および第2実施形態と同一の構成については、それぞれの実施形態で用いた符号を付すことによりここでの詳細な説明を省略している。
本実施形態は、下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)の上面から下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)の内部に連通する貫通孔を形成し、貫通孔の位置にマンホールMHを配置した構成である。ここでは、下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)の上面から下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)の内部に連通する貫通孔を形成しているが、上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)の上面から上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)の内部に連通する貫通孔を形成し、上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)にマンホールを配設する形態とすることもできる。このような構成を採用することにより、排水路100のメンテナンス等を行うことができる点で好都合である。なお、図9に示すように、本実施形態における下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)の内壁面には、マンホールMH内のステップの延長上にステップSが追加されている。
(第4実施形態)
図10は第4実施形態における排水路の連結構造を示す要部平面図である。
本実施形態においては、第1実施形態~第3実施形態と同一の構成についてはそれぞれの実施形態で用いた符号を付すことによりここでの詳細な説明を省略している。
本実施形態は、上流側排水路10を直交連結させた上流側有孔板30を通常ボックスカルバート200に連結し、上流側排水路10、上流側有孔板30、通常ボックスカルバート200の連結体を上流側ボックスカルバート40の上流側端部42に連結した形態である。このような構成を採用することにより、上流側排水路10と下流側排水路20との間で側面からの流入排水路15を接続(合流)させることができ、排水路100のバリエーションを多様化させることができる点において好都合である。ここでは、上流側排水路10と上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)との間に通常ボックスカルバート200を配設しているが、下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)と下流側排水路20との間に通常ボックスカルバート200を配設し、この通常ボックスカルバート200の流入排水路15を接続(合流)させることも可能である。
以上に、本実施形態における排水路の連結構造および排水路の連結方法について説明したが、本発明の技術的範囲は以上の実施形態に限定されるものではない。例えば、以上の実施形態においては上流側排水路10および下流側排水路20に台付管を採用した形態について説明しているが、他の公知の排水路を採用することもできる。
また、流入排水路15は台付管であることはもちろん、円形断面管、U字溝、ボックスカルバート、自由勾配側溝等の公知の排水路を用いることができる。
また、第2実施形態においては、上流側集水桝140の上流側端部に相当する側壁面142には上流側排水路10を挿通させるための第2挿通孔143が穿設され、上流側有孔板30を側壁面142に取り付けて第2挿通孔143を塞ぐようにしているがこの形態に限定されるものではない。例えば、上流側有孔板30の代わりに上流側排水路10の連結側先端部12が差し込み可能で、第2挿通孔143に差し込み可能な筒状部と、筒状部の先端から拡径するフランジを有するいわゆるマンホール用継ぎ手を用いることもできる。
そして、ゴム製のマンホール用継手を採用すれば、フランジで第2挿通孔143を塞ぐようにして水密に上流側排水路10を上流側集水桝140の側壁面142に直交連結させることができる。
これと同様に、第2実施形態においては、下流側集水桝170の下流側端部に相当する側壁面172には下流側排水路20を挿通させるための第4挿通孔173が穿設され、下流側有孔板60を側壁面172に取り付けて第4挿通孔173を塞ぐようにしているがこの形態に限定されるものではない。例えば、下流側有孔板60の代わりに下流側排水路20の連結側先端部22が差し込み可能で、第4挿通孔173に差し込み可能な筒状部と、筒状部の先端から拡径するフランジを有するいわゆるマンホール用継ぎ手を用いることもできる。そして、ゴム製のマンホール用継手を採用すれば、フランジで第4挿通孔173を塞ぐようにして水密に上流側排水路20を下流側集水桝170の側壁面172に直交連結させることができる。
また、第4実施形態においては、上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)の上流側端部42(側壁面142)に標準ボックスカルバート200を介して上流側有孔板30および上流側排水路10を連結しているがこの形態に限定されるものではない。
例えば、第1実施形態~第3実施形態における上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)に比較して上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)の流路方向における長さを長くした形態であってもよい。
以上の実施形態によれば、上流側排水路10を上流側連結体である上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)に上流側有孔板30を介して直交連結する工程と、下流側排水路20を下流側連結体である下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)に下流側有孔板60を介して直交連結する工程と、平面視スラッシュカット面となるように形成された上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)の下流側端部44(側壁面144)および下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)の上流側端部74(側壁面174)を互いに当接させて連結する工程と、を行うことで、上流側排水路10と下流側排水路20とを曲折させた状態で連結した排水路100を得ることができる。
また、上流側排水路10を上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)の上流側端部42(側壁面142)に上流側有孔板30を介して直交連結させる工程は、第1挿通孔である挿通孔32を有する板体に形成された上流側有孔板30に、上流側排水路10を直交連結させる工程にすることができる。また、上流側排水路10を挿通させるために上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)の上流側端部42(側壁面142)に第2挿通孔143を形成する工程と、上流側排水路10が直交連結された上流側有孔板30で第2挿通孔143を塞ぐ配置で上流側有孔板30を上流側ボックスカルバート40(上流側集水桝140)の上流側端部42(側壁面142)に取り付けする工程にすることができる。
また、上流側排水路10を下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)の下流側端部72(側壁面172)に下流側有孔板60を介して直交連結させる工程は、第3挿通孔である挿通孔62を有する板体に形成された下流側有孔板60に、下流側排水路20を直交連結させる工程にすることができる。また、下流側排水路20を挿通させるために下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)の下流側端部72(側壁面172)に第4挿通孔173を形成する工程と、下流側排水路20が直交連結された下流側有孔板60で第4挿通孔173を塞ぐ配置で下流側有孔板60を下流側ボックスカルバート70(下流側集水桝170)の下流側端部72(側壁面172)に取り付けする工程にすることができる。
そして、上流側排水路10と挿通孔32との間と、下流側排水路20と挿通孔62との間(隙間50)に水密性を有する充てん材52を充てんする工程を行えば、上流側排水路10と上流側有孔板30と下流側排水路20と下流側有孔板60とを水密に連結することができる。
そして、本発明における排水路の連結構造および排水路の連結方法は、以上に説明した実施形態および各種変形例を適宜組み合わせた形態を採用することもできる。
10 上流側排水路,12 連結側先端部,15 流入排水路,
20 下流側排水路,22 連結側先端部,
30 上流側有孔板(上流側継手),32 挿通孔,34 PC鋼棒挿通部,
40 上流側ボックスカルバート(上流側連結体),42 上流側端部,
44 下流側端部,46 PC鋼棒挿通部,
50 隙間,52 充てん材,
60 下流側有孔板,62 挿通孔,64 PC鋼棒挿通部,
70 下流側ボックスカルバート(下流側連結体),72 下流側端部,
74 上流側端部,76 PC鋼棒挿通部,
80 上流側ユニット,
90 下流側ユニット,
100 排水路,
140 上流側集水桝,141 内部空間,142 側壁面(上流側端部),
143 第2挿通孔,144 露出面(下流側端部),146 PC鋼棒挿通部,
170 下流側集水桝,171 内部空間,172 側壁面(下流側端部),
173 第4挿通孔,174 露出面(上流側端部),176 PC鋼棒挿通部,
180 上流側ユニット,
190 下流側ユニット,
200 通常ボックスカルバート,
300 排水路,302 先端部,
400 集水桝,402 側壁面

Claims (5)

  1. マンホールへ上流側台付管と下流側台付管とが水路を形成すべく連結されるマンホールへの台付管の連結構造であって、
    前記上流側台付管、該上流側台付管が挿通可能な上流側挿通孔が形成された継手たる上流側有孔板、ボックスカルバート、前記下流側台付管、および該下流側台付管が挿通可能な下流側挿通孔が形成された継手たる下流側有孔板を具備し、前記上流側台付管の端部が前記上流側挿通孔に所要長さ挿入された状態で前記上流側有孔板に直交して連結され、該上流側有孔板が、前記ボックスカルバートに、該ボックスカルバートの上流側端部を塞ぐ配置で固定され、前記下流側台付管の端部が前記下流側挿通孔に所要長さ挿入された状態で前記下流側有孔板に直交して連結され、該下流側有孔板が、前記ボックスカルバートに、該ボックスカルバートの下流側端部を塞ぐ配置で固定され、
    前記ボックスカルバートの上面に内部に連通する貫通孔が形成され、該貫通孔の位置に前記マンホールが配置されていることを特徴とするマンホールへの台付管の連結構造。
  2. 前記上流側台付管と前記上流側挿通孔との間と、前記下流側台付管と前記下流側挿通孔との間にそれぞれ充てん材が充てんされていることを特徴とする請求項1記載のマンホールへの台付管の連結構造。
  3. 前記マンホール内にステップが設けられ、前記マンホールが配置された前記ボックスカルバートの内壁面に、前記マンホール内のステップに続くステップが設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のマンホールへの台付管の連結構造。
  4. マンホールへ上流側台付管と下流側台付管とが水路を形成すべく連結されるマンホールへの台付管の連結方法であって、
    前記上流側台付管を、端部を継手たる上流側有孔板の挿通孔に所要長さ挿入した状態で、前記上流側有孔板に直交して連結する工程と、
    前記上流側有孔板を、ボックスカルバートに、該ボックスカルバートの上流側端部を塞ぐ配置で固定する工程と、
    前記下流側台付管を、端部を継手たる下流側有孔板の挿通孔に所要長さ挿入した状態で、前記下流側有孔板に直交して連結する工程と、
    前記下流側有孔板を、前記ボックスカルバートに、該ボックスカルバートの下流側端部を塞ぐ配置で固定する工程と、
    前記ボックスカルバートの上面に内部に連通して形成した貫通孔の位置に前記マンホールを配置する工程を具備することを特徴とするマンホールへの台付管の連結方法。
  5. 前記上流側台付管と前記上流側有孔板の挿通孔との間と、前記下流側台付管と前記下流側有孔板の挿通孔との間にそれぞれ充てん材を充てんする工程を有することを特徴とする請求項4記載のマンホールへの台付管の連結方法。
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