JP2022051414A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大規模な設備投資を行うことなしに、客のテーブルにおいて決済処理を行うことができる情報処理装置を提供する。【解決手段】ハンディターミナル(情報処理装置)には、本体部と扉体キーボードを備えるカバー部とに接続されたスマートフォン(携帯端末)と、スマートフォンと信号接続端子(第1の接続部)で接続された10キーユニットと、電源接続端子(第2の接続端子)を介してスマートフォンと接続されたバッテリユニットと、が接続されて、オーダ端末として機能する。そして、バッテリユニットの代わりに、信号接続端子(第3の接続部)を介してスマートフォンと接続されるICカード読み書きユニットが接続された場合には、ハンディターミナルは決済端末として機能する。【選択図】図2

Description

本発明の実施の形態は、情報処理装置に関する。
従来、レストラン等の飲食店では、ハンディターミナルと呼ばれる専用端末を用いることによって、客からの注文を受け付けるオーダエントリ業務が行われている。ハンディターミナルには、各種メニューを指定するためのメニューキーや、トッピング等を指定するためのオプションメニューキー、テンキー等、オーダエントリ業務に係る操作キーが設けられている。店員は、客から受け付けたオーダをハンディターミナルに入力することによって、客からの注文を受け付ける(例えば、特許文献1)。ハンディターミナルに入力された注文内容は、オーダ情報として店舗内に設けられたオーダーステーション等の店舗サーバに送信される。
しかしながら、従来のハンディターミナルは、食事が終了した客に対して決済処理を行う機能を備えていなかった。そのため、食事を終えた客は、店舗のカウンタ等に設置された会計機にて決済処理を行うか、または、店員と対面して決済処理を行っていた。あるいは、店員がICカードの専用端末を客が着席しているテーブルに持参して決済処理を行っていた。
会計機や対面にて決済処理を行う場合、来店客の往来の障害となる可能性があった。また、テーブルにおいて決済処理を行う場合は、専用の会計処理端末が必要となるため、店員の手間が増えるとともに、店舗側の設備投資が必要であった。
本発明が解決しようとする課題は、大規模な設備投資を行うことなしに、客のテーブルにおいて決済処理を行うことができる情報処理装置を提供することである。
実施の形態の情報処理装置は、本体部と、カバー部と、10キーユニットと、バッテリユニットまたはICカード読み書きユニットとを備えて、バッテリユニットが接続された場合にはオーダ端末として機能して、ICカード読み書きユニットが接続された場合には決済端末として機能する。本体部は、表示画面を備える携帯端末を、当該表示画面を前面に露出した状態で着脱可能に保持する。カバー部は、本体部に装着した携帯端末の表示画面を覆う第1の位置と、表示画面と対向する面が備える、携帯端末と接続された扉体キーボードとが横並びに整列する第2の位置との間で回動可能に、本体部と連結される。10キーユニットは、第1の接続部を介して携帯端末と接続された状態で、本体部に着脱可能に保持される。バッテリユニットは、第2の接続部を介して携帯端末と接続された状態で、本体部に着脱可能に保持されて、携帯端末に給電する。ICカード読み書きユニットは、バッテリユニットに代わって本体部に着脱可能に保持されて、第3の接続部を介して携帯端末と接続された状態で、挿入されたICカードに登録された情報の読み出しと、当該ICカードに対する情報の書き込みとを行う。
図1は、第1の実施の形態のハンディターミナルの一例を示す外観斜視図である。 図2は、第1の実施の形態のハンディターミナルにおける携帯端末と10キーユニットとICカード読み書きユニットとの接続構造の一例を説明する外観斜視図である。 図3は、第1の実施の形態のハンディターミナルの裏面側の一例を示す外観斜視図である。 図4は、第1の実施の形態のハンディターミナルが決済処理を行う状態の一例を示す外観斜視図である。 図5は、第1の実施の形態のスマートフォンのハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。 図6は、スマートフォンと本体部と10キーユニットとバッテリユニットとを接続した際の、ハンディターミナルのハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。 図7は、スマートフォンと本体部と10キーユニットとICカード読み書きユニットとを接続した際の、ハンディターミナルのハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。 図8は、第1の実施の形態のスマートフォンの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 図9は、第1の実施の形態のハンディターミナルが行う決済処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、第2の実施の形態のハンディターミナルを右利きの店員用として組み立てる際の分解斜視図の一例を示す図である。 図11は、第2の実施の形態のハンディターミナルを左利きの店員用として組み立てる際の分解斜視図の一例を示す図である。 図12は、第2の実施の形態のハンディターミナルを、右利きの店員用と左利きの店員用とに組み立てた一例を示す外観斜視図である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態であるハンディターミナル10aについて説明する。ハンディターミナル10aは、レストラン等の飲食店において、客の注文を受け付けるオーダエントリ業務と、飲食代の決済を行う決済業務に使用される。なお、ハンディターミナル10aは、本開示における情報処理装置の一例である。
(ハンディターミナルの全体構成)
まず、図1を用いて、ハンディターミナル10aの全体構成を説明する。図1は、第1の実施の形態のハンディターミナルの一例を示す外観斜視図である。
ハンディターミナル10aは、本体部12とカバー部13とを備える。図1(a)は、カバー部13を閉めた状態(閉状態)を表し、図1(b)は、カバー部13を開けた状態を表している。
本体部12は、図1(b)に示すように、ディスプレイ21を備えるスマートフォン20を、当該ディスプレイ21を前面に露出した状態で着脱可能に保持する。また、本体部12は、10キーユニット30とICカード読み書きユニット50(図2参照)とを、それぞれ着脱可能に保持する。なお、ディスプレイ21は、本開示における表示画面の一例である。
また、本体部12は、長手方向(Y軸方向)側面にサイドキー15を備える。サイドキー15は、データ入力用の操作子群であって、例えば、方向を指示するための方向キーや確定キー等の、オーダエントリ業務に係る各種の操作子を含んで構成される。更に、本体部12は、短手方向(X軸方向)側面に、ICカードを挿入する挿入口19を備える。挿入口19は、本体部12に装着されたICカードを、ICカード読み書きユニット50のICカード挿入口51(図2参照)に導く。
カバー部13は、図1に示すように、本体部12に装着したスマートフォン20のディスプレイ21を覆う第1の位置と、ディスプレイ21と対向する面が備える、スマートフォン20と接続された扉体キーボード14とが横並びに整列する第2の位置との間で回動可能に、ヒンジ部11によって本体部12と連結される。図1(a)が、カバー部13が第1の位置にある状態を示し、図1(b)が、カバー部13が第2の位置にある状態を示す。なお、スマートフォン20は、本開示における携帯端末の一例である。また、スマートフォン20の代わりにタブレット端末が用いられてもよい。
カバー部13は、閉状態のとき、スマートフォン20の表示画面を保護する。また、ユーザは、カバー部13を開状態として、扉体キーボード14に対する操作を行う。なお、扉体キーボード14やサイドキー15は、カバー部13が開状態であることを条件に、有効化されるものであってもよい。この場合、例えば、カバー部13の開閉状態を検知する開閉センサを本体部12またはカバー部13に設けて、当該開閉センサの検知結果に基づいて、操作の有効/無効を切り替える構成としてもよい。
扉体キーボード14は、図示しない複数のキースイッチと、機能シートと、透明カバーとを備えている。キースイッチは、押圧により信号を出力するもので、各キーが受ける操作を電気信号に変換して出力する。機能シートは、各キーの機能を表す名称等が表記されたシートである。透明カバーは、キースイッチの表面に設置されて、透明カバーとキースイッチとの間に、機能シートが挟み込まれる。透明カバーは開閉自在であり、透明カバーを開くことによって機能シートの入れ替えが可能である。
10キーユニット30は、数値入力用、および確定、取消等の判断用の複数のキー32を備える。10キーユニット30は、例えば、決済時において、客が暗証番号の入力を行う際等に使用される。
(ハンディターミナルの分解構造)
次に、図2と図3を用いて、ハンディターミナル10aの分解構造を説明する。図2は、第1の実施の形態のハンディターミナルにおける携帯端末と10キーユニットとICカード読み書きユニットとの接続構造の一例を説明する外観斜視図である。図3は、第1の実施の形態のハンディターミナルの裏面側の一例を示す外観斜視図である。
本体部12の内側には、長手方向側面に、信号接続端子17と電源接続端子18とが設けられる。信号接続端子17は、スマートフォン20と10キーユニット30とICカード読み書きユニット50とを、本体部12に装着した際に、スマートフォン20と、10キーユニット30と、ICカード読み書きユニット50と、本体部12と、カバー部13とを、互いの信号を送受可能に接続される。
より具体的には、スマートフォン20と10キーユニット30とは、スマートフォン20が備える外部接続端子23と、10キーユニット30が備える信号接続端子35とで接続される。なお、信号接続端子35は、本開示における第1の接続部である。なお、外部接続端子23は、例えば、マイクロUSB(Universal Serial Bus)端子である。
また、10キーユニット30とICカード読み書きユニット50とは、10キーユニット30が備える信号接続端子34と、ICカード読み書きユニット50が備える信号接続端子52とで接続される。なお、信号接続端子52は、本開示における第3の接続部である。信号接続端子34は、10キーユニット30の外壁面と内壁面とに、互いに導通するように形成されている。スマートフォン20と、10キーユニット30とを、本体部12に装着した際に、10キーユニット30の外壁面の信号接続端子34は、本体部12の信号接続端子17と接続される。
また、信号接続端子52は、ICカード読み書きユニット50の外側面に形成される。ICカード読み書きユニット50を10キーユニット30に装着した際に、信号接続端子52は、10キーユニット30の内壁面に形成された信号接続端子34と接続される。
電源接続端子18は、スマートフォン20を本体部12に装着した際に、充電端子67および電源出力端子68と接続される。
本体部12に、スマートフォン20と10キーユニット30とICカード読み書きユニット50とが装着された際に、スマートフォン20に内蔵された二次電池66(図5参照)は、電源出力端子68からハンディターミナル10aの各部に電力を供給する。
このとき、スマートフォン20の二次電池66は、スマートフォン20の電源出力端子68から、電源接続端子18を介して、本体部12のサイドキー15、およびカバー部13の扉体キーボード14に電力を供給する。また、電源接続端子18は、10キーユニット30が備える電源接続端子36と接続される。電源接続端子36は、10キーユニット30の外壁面と内壁面とに、互いに導通するように形成されている。
そして、ICカード読み書きユニット50を10キーユニット30に装着した際に、ICカード読み書きユニット50の外壁面に形成された電源接続端子53は、10キーユニット30の内壁面に形成された電源接続端子36と接続される。
このような電源接続端子の接続構造を有することによって、スマートフォン20の二次電池66は、本体部12と、10キーユニット30と、ICカード読み書きユニット50とに電力を供給する。
なお、ICカード読み書きユニット50は、10キーユニット30の裏面側に形成された収容部31に収容可能なサイズを有する。
また、10キーユニット30は、収容部31に、ICカード読み書きユニット50の代わりに、バッテリユニット40を装着することができる(図3参照)。この場合、バッテリユニット40は、当該バッテリユニット40の外側壁面に形成された電源接続端子44(図6参照)から、前記した電源接続端子36と電源接続端子18とを介して、スマートフォン20の充電端子67に電力を供給する。そして、スマートフォン20の二次電池66は、供給された電力によって充電されながら、スマートフォン20を動作させる。なお、二次電池66は、本開示におけるバッテリの一例である。また、電源接続端子44は、本開示における第2の接続部の一例である。
また、バッテリユニット40から供給された電力は、電源接続端子18を介して、本体部12のサイドキー15、およびカバー部13の扉体キーボード14に供給される。さらに、バッテリユニット40から供給された電力は、電源接続端子36から10キーユニット30に供給される。このようにして、バッテリユニット40から供給された電力は、ハンディターミナル10aの各部に供給される。
本体部12の底部12aには、10キーユニット30が装着される位置に、ICカード読み書きユニット50またはバッテリユニット40を装着するための開口部12bが形成されている。そして、図3に示すように、ICカード読み書きユニット50またはバッテリユニット40は、本体部12にスマートフォン20と10キーユニット30とが装着された状態で、本体部12の底部12a側から、開口部12bを通して入れ替え可能に装着される。
ハンディターミナル10aにバッテリユニット40が接続された場合には、当該ハンディターミナル10aは、客の注文を受け付けるオーダ端末として機能する。そして、ハンディターミナル10aにICカード読み書きユニット50が接続された場合は、当該ハンディターミナル10aは、客の飲食代を決済する決済端末として機能する。
(決済処理の説明)
次に、図4を用いて、ハンディターミナル10aが行う決済処理について説明する。図4は、第1の実施の形態のハンディターミナルが決済処理を行う状態の一例を示す外観斜視図である。
ハンディターミナル10aは、飲食代の決済を行う決済処理を行う。決済処理を行う際には、図4(a)に示すように、ハンディターミナル10aの挿入口19に、客が所持しているICカード58を挿入する。ICカード58は、例えば、クレジットカードや電子マネーカード等である。
ハンディターミナル10aの挿入口19にICカード58が挿入されると、ハンディターミナル10aに装着されたスマートフォン20は、ICカード58から、客の識別番号を読み取る。その後、スマートフォン20は、図4(b)に示すように、ディスプレイ21に、暗証番号に入力を促すメッセージ100を表示する。客は、メッセージ100に従って、10キーユニット30のキー32を押下することによって、客自身が設定した暗証番号を入力する。
暗証番号を入力した後で、客が10キーユニット30の確定キーを押下すると、ハンディターミナル10aに装着されたスマートフォン20は、インターネットを介して、非図示の決済サーバと通信を行って、ICカード58から読み取った客の識別番号と、入力された暗証番号とを、決済サーバに送信する。決済サーバは、認証処理を行って、ハンディターミナル10aから要請された決済を承認する。
(ハンディターミナルのハードウエア構成)
次に、図5、図6、図7を用いて、第1の実施の形態のハンディターミナル10aのハードウエア構成を説明する。図5は、第1の実施の形態のスマートフォンのハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。図6は、スマートフォンと本体部と10キーユニットとバッテリユニットとを接続した際の、ハンディターミナルのハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。図7は、スマートフォンと本体部と10キーユニットとICカード読み書きユニットとを接続した際の、ハンディターミナルのハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。
まず、図5を用いて、スマートフォン20のハードウエア構成を説明する。図5は、第1の実施の形態のスマートフォンのハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。
スマートフォン20は、制御部61と、記憶部62と、入出力コントローラ64と、通信コントローラ65と、二次電池66とを備える。
制御部61は、CPU61aと、ROM61bと、RAM61cとを備えた一般的なコンピュータの構成を有する。CPU61aは、ROM61bや後述する記憶部62に記憶された各種プログラムやデータファイル等を読み出して、RAM61cに展開する。CPU61aは、RAM61cに展開された各種プログラムやデータファイル等に従って動作して、スマートフォン20の全体の制御を司る。
制御部61は、内部バス63を介して、記憶部62と、入出力コントローラ64と、通信コントローラ65と、二次電池66とそれぞれ接続される。
記憶部62は、電源を切っても記憶情報を保持する、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部62は、制御プログラムPを含むプログラム等を記憶する。制御プログラムPは、ハンディターミナル10aが備える機能を発揮させるためのプログラムである。
なお、図5には図示しないが、記憶部62は、更に、客がオーダした商品を登録した商品登録ファイルと、決済処理の結果を示す決済ファイルとを記憶してもよい。
入出力コントローラ64は、制御部61と、入出力機器であるディスプレイ21と、タッチパネル22と、外部接続端子23とを接続する。
ディスプレイ21は、スマートフォン20が出力する各種画像情報を表示する。
タッチパネル22は、スマートフォン20に対して、各種操作情報を入力する。タッチパネル22には、例えば、決済処理の開始を指示する締めボタン等の複数のボタンが割り付けられている。
通信コントローラ65は、スマートフォン20と、店舗サーバやインターネットとの間で無線通信を確立させる。スマートフォン20は、通信コントローラ65を介して、店舗サーバに客のオーダを知らせる。また、スマートフォン20は、通信コントローラ65を介して、インターネット経由で、クレジット決済会社のサーバ等と接続して、決済処理を行う。なお、無線接続の形態は問わないが、一般に、Bluetooth(登録商標)接続やWi-Fi(登録商標)接続が用いられる。
二次電池66は、スマートフォン20に電力を供給する。また、二次電池66は、ハンディターミナル10aを決済端末として使用する場合、即ち、本体部12に、スマートフォン20と、10キーユニット30と、ICカード読み書きユニット50とが装着された際には、これらのユニットにも電力を供給する。また、ハンディターミナル10aをオーダ端末として使用する場合、即ち、本体部12に、スマートフォン20と、10キーユニット30と、バッテリユニット40とが装着された際には、バッテリユニット40が、スマートフォン20を含む各ユニットに電力を供給する。そして、この場合、二次電池66は、バッテリユニット40から供給された電力によって充電される。なお、二次電池66は、例えばリチウムイオン電池である。
(オーダ端末として使用されるハンディターミナルのハードウエア構成)
次に、図6を用いて、第1の実施の形態のハンディターミナル10aを、オーダ端末として使用する際のハードウエア構成を説明する。なお、スマートフォン20のハードウエア構成については図5で説明したため、図6には要部構成のみを示す。
本体部12およびカバー部13は、扉体キーボード14と、サイドキー15と、記憶部16と、信号接続端子17と、電源接続端子18とを備える。
扉体キーボード14と、サイドキー15の機能は、前記した通りである。
記憶部16は、電源を切っても記憶情報を保持する、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部16は、扉体キーボード14とサイドキー15の各キーに割り当てられる機能を記憶する。スマートフォン20の制御プログラムPは、記憶部16の記憶内容を読み出して、扉体キーボード14とサイドキー15の各キーに所定の機能を割り当てる。
信号接続端子17は、スマートフォン20と10キーユニット30とを本体部12に装着した際に、10キーユニット30の信号接続端子34と接続される。
電源接続端子18は、スマートフォン20と10キーユニット30とバッテリユニット40とを本体部12に装着した際に、バッテリユニット40の電源接続端子44と接続される。
10キーユニット30は、キー32と、記憶部38と、信号接続端子34,35と、電源接続端子36とを備える。
キー32の機能は、前記した通りである。
記憶部38は、電源を切っても記憶情報を保持する、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部38は、キー32に割り当てられる機能を記憶する。スマートフォン20の制御プログラムPは、記憶部38の記憶内容を読み出して、キー32に所定の機能を割り当てる。
信号接続端子34は、スマートフォン20と10キーユニット30とを本体部12に装着した際に、本体部12の信号接続端子17と接続される。
信号接続端子35は、スマートフォン20と10キーユニット30とを本体部12に装着した際に、スマートフォン20の外部接続端子23と接続される。
電源接続端子36は、スマートフォン20と10キーユニット30とバッテリユニット40とを本体部12に装着した際に、バッテリユニット40の電源接続端子44と接続される。
バッテリユニット40は、バッテリ本体42と電源接続端子44とを備える。
バッテリ本体42は、電気化学反応によって電力を発生させる。また、バッテリ本体42は、発生させた電力を外部に供給する。なお、バッテリ本体42は、充電が可能である。
電源接続端子44は、スマートフォン20と10キーユニット30とバッテリユニット40とを本体部12に装着した際に、本体部12の電源接続端子18と、10キーユニット30の電源接続端子36と、スマートフォン20の充電端子67とそれぞれ接続される。
(決済端末として使用されるハンディターミナルのハードウエア構成)
次に、図7を用いて、第1の実施の形態のハンディターミナル10aを、決済端末として使用する際のハードウエア構成を説明する。なお、スマートフォン20のハードウエア構成については図5で説明したため、図6には要部構成のみを示す。
本体部12およびカバー部13と、10キーユニット30と、スマートフォン20のハードウエア構成は、図5,図6を用いて既に説明したため、ここでは、ICカード読み書きユニット50のハードウエア構成のみを説明する。
ICカード読み書きユニット50は、記憶部55と、ICカード接続端子54と、信号接続端子52と、電源接続端子53とを備える。
記憶部55は、電源を切っても記憶情報を保持する、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部55は、ICカード読み書きユニット50に所定の動作を行わせるために必要なデータを記憶する。スマートフォン20の制御プログラムPは、記憶部55の記憶内容を読み出して、ICカード読み書きユニット50に所定の動作を行わせる。なお、所定の動作とは、ICカード読み書きユニット50に挿入されたICカード58に記憶された、例えば客の識別情報を読み取る動作、または、決済情報をICカード58に書き込む動作等である。
ICカード接続端子54は、ICカード読み書きユニット50に挿入されたICカード58の表面に形成された接点端子と接触する、ICカード読み書きユニット50は、ICカード接続端子54を介して、ICカード58に記録された情報の読み取りと、ICカード58に対する情報の書き込みとを行う。
信号接続端子52は、スマートフォン20と10キーユニット30とICカード読み書きユニット50とを本体部12に装着した際に、10キーユニット30の信号接続端子34と接続される。
電源接続端子53は、スマートフォン20と10キーユニット30とICカード読み書きユニット50とを本体部12に装着した際に、10キーユニット30の電源接続端子36と、本体部12の電源接続端子18と、スマートフォン20の電源出力端子68と接続される。
(ハンディターミナルの機能構成)
次に、図8を用いて、第1の実施の形態のハンディターミナル10aの機能構成を説明する。図8は、第1の実施の形態の携帯端末の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
スマートフォン20の制御部61は、制御プログラムPをRAM61cに展開して動作させることによって、図8に示す通信接続部71と、ユニット接続情報取得部72と、ICカード挿入確認部73と、顧客情報取得部74と、所定キー無効化部75と、暗証番号取得部76と、認証処理部77と、商品登録情報読出部78と、決済処理部79と、表示制御部80と、操作制御部81とを機能部として実現する。
通信接続部71は、スマートフォン20と、店舗サーバやインターネットとの間に無線接続を確立させる。
ユニット接続情報取得部72は、スマートフォン20と接続されたユニットの情報を取得する。具体的には、本体部12、カバー部13、10キーユニット30、バッテリユニット40、ICカード読み書きユニット50のうち、いずれのユニットが接続されているかを確認する。
ICカード挿入確認部73は、ICカード読み書きユニット50のICカード挿入口51にICカード58が挿入されたかを確認する。
顧客情報取得部74は、ICカード58に記憶された客の識別情報を取得する。
所定キー無効化部75は、ICカード読み書きユニット50のICカード挿入口51にICカード58が装着されたことを条件として、扉体キーボード14および10キーユニット30の所定のキー以外のキーの動作を禁止させる。なお、所定キー無効化部75は、本開示におけるキー無効化部の一例である。
暗証番号取得部76は、10キーユニット30のキー32の操作によって、スマートフォン20に入力された暗証番号を取得する。
認証処理部77は、入力された暗証番号と客の識別情報とを、非図示の決済サーバに送信する。また、認証処理部77は、決済サーバで行った認証処理の結果を取得する。
商品登録情報読出部78は、非図示の店舗サーバと通信を行って、店舗サーバから、入力されたテーブル番号と関連付いた、客が注文した商品の登録情報を読み出す。なお、商品登録情報は、スマートフォン20の記憶部62に記憶しておき、商品登録情報読出部78は、記憶部62から、客が注文した商品の登録情報を読み出してもよい。
決済処理部79は、客が注文した商品の登録情報に係る決済処理を行う。
表示制御部80は、スマートフォン20のディスプレイ21に表示する表示情報を制御する。
操作制御部81は、スマートフォン20のタッチパネル22と、扉体キーボード14と、サイドキー15と、10キーユニット30のキー32とに対してなされた操作を検出する。そして、操作制御部81は、ハンディターミナル10aに対して、なされた操作に対応する制御を行わせる。
(ハンディターミナルが行う決済処理の流れ)
次に、図9を用いて、第1の実施の形態のハンディターミナル10aが行う決済処理の流れを説明する。図9は、第1の実施の形態のハンディターミナルが行う決済処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、ハンディターミナル10aには、スマートフォン20と、本体部12と、カバー部13と、10キーユニット30と、ICカード読み書きユニット50とが装着されているものとする。
ICカード挿入確認部73は、ICカード読み書きユニット50に、ICカード58が挿入されたかを判定する(ステップS11)。ICカード58が挿入されたと判定される(ステップS11:Yes)とステップS12に進む。一方、ICカード58が挿入されたと判定されない(ステップS11:No)とステップS11を繰り返す。
ステップS11において、ICカード58が挿入されたと判定されると、所定キー無効化部75は、客が暗証番号の入力を行う際に押下する10キーユニット30のキー32の中の10キーと、入力した暗証番号を確定させる確定キーと、入力した暗証番号を取り消す取り消しキー等の所定のキーの操作のみを有効として、その他のキー(10キーユニット30の前記以外のキー、扉体キーボード14のキースイッチ、サイドキー15)の操作を無効とする(ステップS12)。
決済処理部79は、決済処理の開始指示があるかを判定する(ステップS13)。決済処理の開始指示があると判定される(ステップS13:Yes)とステップS14に進む。一方、決済処理の開始指示があると判定されない(ステップS13:No)とステップS13を繰り返す。なお、決済処理の開始指示は、客からの決済処理の要請を受けて、ハンディターミナル10aを所持している店員が、例えば、スマートフォン20のディスプレイ21に表示された、決済開始を伝えるGUI(Graphical User Interface)を操作することによって行う。
ステップS13において、決済処理の開始指示があると判定されると、顧客情報取得部74は、ICカード58から顧客情報を読み取る(ステップS14)。
続いて、暗証番号取得部76は、スマートフォン20のディスプレイ21に、暗証番号の入力を促すメッセージ100(図4(b)参照)を表示する(ステップS15)。
暗証番号取得部76は、暗証番号の入力が完了したかを判定する(ステップS16)。暗証番号の入力が完了したと判定される(ステップS16:Yes)とステップS17に進む。一方、暗証番号の入力が完了したと判定されない(ステップS16:No)とステップS16を繰り返す。なお、暗証番号の入力が完了したかは、例えば、所定の桁数の暗証番号が入力されて、尚且つ、10キーユニット30の、非図示の確定キーが押下されたことによって判定される。
認証処理部77は、入力された暗証番号と客の識別情報とを、非図示の決済サーバに送信する。そして、認証処理部77は、決済サーバで行った認証処理の結果を取得して、認証が得られたかを判定する(ステップS17)。認証が得られたと判定される(ステップS17:Yes)とステップS18に進む。一方、認証が得られたと判定されない(ステップS17:No)とステップS20に進む。
ステップS17において、認証が得られたと判定されると、決済処理部79は、決済処理を実行する(ステップS18)。
そして、決済処理部79は、決済の内容を記録した決済ファイルを生成する(ステップS19)。その後、ハンディターミナル10aは、図9の処理を終了する。
一方、ステップS17において、認証が得られたと判定されないと、表示制御部80は、スマートフォン20のディスプレイ21に警告表示を行う(ステップS20)。その後、ハンディターミナル10aは、図9の処理を終了する。
なお、図9のフローチャートにおいて、本体部12に装着されたICカード読み書きユニット50のICカード挿入口51にICカード58が装着されたことを条件として、ハンディターミナル10aを決済モードに遷移させてもよい。この場合、図9のステップS13を実行する必要がないため、決済処理をより素早く実行することができる。
以上説明したように、第1の実施の形態のハンディターミナル10a(情報処理装置)は、本体部12と当該本体部12と接続されて扉体キーボード14を備えるカバー部13に、扉体キーボード14と接続されたスマートフォン20(携帯端末)と、スマートフォン20と信号接続端子35(第1の接続部)で接続された10キーユニット30と、電源接続端子44(第2の接続端子)を介してスマートフォン20と接続されたバッテリユニット40とが接続されることによって、オーダ端末として機能する。そして、バッテリユニット40の代わりに、信号接続端子52(第3の接続部)を介してスマートフォン20と接続されるICカード読み書きユニット50が接続されることによって、決済端末として機能ずる。したがって、大規模な設備投資を行うことなしに、客のテーブルにおいて決済処理を行うことができる。また、店員はハンディターミナル10aとともにICカード読み書きユニット50を持ち運べばよいため、手間が増えることもない。
また、第1の実施の形態のハンディターミナル10a(情報処理装置)において、ICカード読み書きユニット50は、バッテリユニット40に代わって装着されて、スマートフォン20(携帯端末)が備える二次電池66(バッテリ)で駆動される。したがって、決済処理を行う必要がある場合のみ、バッテリユニット40をICカード読み書きユニット50に差し替えればよいため、決済処理のための専用端末を持ち歩く必要がない。
また、第1の実施の形態のハンディターミナル10a(情報処理装置)において、(キー無効化部)は、本体部12に装着されたICカード読み書きユニット50のICカード挿入口51にICカード58が装着されたことを条件として、少なくとも、扉体キーボード14および10キーユニット30の所定のキー以外のキーの動作を禁止させる。したがって、決済処理において、客が暗証番号を入力する際に、暗証番号の入力に必要なキー以外のキーを誤って操作した場合であっても、決済処理の進行を妨げることがない。
また、第1の実施の形態のハンディターミナル10a(情報処理装置)において、制御部61は、本体部12に装着されたICカード読み書きユニット50のICカード挿入口51にICカード58が装着されたことを条件として、ハンディターミナル10aを、決済処理を行う決済モードに遷移させる。したがって、ハンディターミナル10aを所持している店員が、決済モードの開始を指示する必要がないため、決済処理をより素早く実行することができる。
また、第1の実施の形態のハンディターミナル10a(情報処理装置)において、携帯端末はスマートフォン20である。したがって、携帯端末として専用の端末装置を準備する必要がない。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態であるハンディターミナル10bについて説明する。ハンディターミナル10bは、右利きの店員と左利きの店員に、それぞれ対応させた形態を提供可能なハンディターミナルである。なお、ハンディターミナル10bのハードウエア構成および機能構成は、第1の実施の形態で説明したハンディターミナル10aと同じであるため、同じ部位は同じ符号を用いて説明する。なお、ハンディターミナル10bは、本開示における情報処理装置の一例である。
(ハンディターミナルの分解構造)
まず、図10と図11を用いて、ハンディターミナル10bの分解構造を説明する。図10は、第2の実施の形態のハンディターミナルを右利きの店員用として組み立てる際の分解斜視図の一例を示す図である。図11は、第2の実施の形態のハンディターミナルを左利きの店員用として組み立てる際の分解斜視図の一例を示す図である。
本実施の形態のハンディターミナル10bは、図10に示すハンディターミナル10a、または図11に示すハンディターミナル10cとして組み立てることができる。ハンディターミナル10aは、右利きの店員が使用しやすい構造を有する。ハンディターミナル10cは、左利きの店員が使用しやすい構造を有する。
本実施の形態のハンディターミナル10bが備える本体部12は、図10に示すように、ケース保持部12dと、ケース筐体本体部12eとに分解可能な構成を有する。
ケース保持部12dは、底面部121と、第1の側壁部122と、第2の側壁部123とを備える。
底面部121のY軸方向正側の端部には、開口部12bが設けられる。開口部12bは、第1の実施の形態で説明した通り、10キーユニット30の底面側から、ICカード読み書きユニット50とバッテリユニット40とを交換可能とするために設けられている(図3参照)。また、底面部121のY軸方向負側の端部には、開口部12cが設けられる。開口部12cについては後述する(図11参照)。
第1の側壁部122と第2の側壁部123は、ケース筐体本体部12eをケース保持部12dに装着した際に、ケース筐体本体部12eのX軸方向料側面とそれぞれ嵌合することによって、ケース筐体本体部12eを取り外し可能に保持する。
第2の側壁部123には、接点12fと接点12gが設けられている。接点12fは、ケース筐体本体部12eの側面に設けられた非図示の信号接続端子および電源接続端子と接続する。なお、ケース筐体本体部12eの側面に設けられた信号接続端子は、10キーユニット30の信号接続端子34を介して、スマートフォン20の外部接続端子23と接続する。また、ケース筐体本体部12eの側面に設けられた電源接続端子は、スマートフォン20の充電端子67および電源出力端子68と接続する。なお、接点12gについては後述する(図11参照)。
ケース筐体本体部12eは、スマートフォン20を本体部12に装着するための補助部材であり、本体部12の底部12aと嵌合可能な薄い箱型の形状を有する。ケース筐体本体部12eは、上下方向(Z軸方向)に貫通しており、周壁部124と、ユニット保持部125と、10キーユニット保持部126とを備える。
周壁部124の内壁側には、スマートフォン20が装着される。スマートフォン20は、周壁部124の内壁と、ユニット保持部125とによって取り外し可能に保持される。なお、スマートフォン20の外部接続端子23は、ユニット保持部125に設けられた接続端子127に接続される。
ユニット保持部125の対面側には、10キーユニット30が装着される。10キーユニット30は、ユニット保持部125と周壁部124の内壁とによって、取り外し可能に保持される。そして、10キーユニット30の信号接続端子35は、接続端子127を介して、スマートフォン20の外部接続端子23と接続される。
なお、図10において、10キーユニット30にはICカード読み書きユニット50が装着されているが、第1の実施の形態で説明した通り、10キーユニット30には、ICカード読み書きユニット50に代わって、バッテリユニット40を装着することが可能である。
図10に示したケース筐体本体部12eは、X軸周りに180度回転させた状態で、ケース保持部12dに装着することができる。図11は、図10のケース筐体本体部12eを、X軸周りに180度回転させた状態で、ハンディターミナル10cを組み立てる際の分解斜視図を示す。
スマートフォン20は、図11に示すようにケース筐体本体部12eに装着されるが、ケース筐体本体部12eは、図10に示す状態からX軸周りに180度回転しているため、スマートフォン20は、図10のZ軸負側から装着される形になる。なお、外部接続端子23は、スマートフォン20の短手方向の中央部に設置されているため、X軸周りに180度回転した状態で、ケース筐体本体部12eに装着した場合であっても、接続端子127と接続される。
10キーユニット30は、図10に示す状態において、Y軸周りに180度回転した状態で、ケース筐体本体部12eに装着される。10キーユニット30の信号接続端子35は、10キーユニット30のX軸方向の中央部に設置されているため、Y軸周りに180度回転した状態で、ケース筐体本体部12eに装着した場合であっても、接続端子127と接続される。
図11において、ケース保持部12dの底面部121のY軸方向正側の端部には、開口部12cが設けられる。開口部12cは、ハンディターミナル10bを左利きの店員用として組み立てた際に、バッテリユニット40とICカード読み書きユニット50とを交換する際の交換口である。
第2の側壁部123には、接点12fと接点12gが設けられている。接点12fの機能は前記した通りである。接点12gは、ケース筐体本体部12eの側面に設けられた非図示の信号接続端子および電源接続端子と接続する。なお、ケース筐体本体部12eの側面に設けられた信号接続端子は、10キーユニット30の信号接続端子34を介して、スマートフォン20の外部接続端子23と接続する。また、ケース筐体本体部12eの側面に設けられた電源接続端子は、スマートフォン20の充電端子67および電源出力端子68と接続する。
このように、ケース筐体本体部12eの側面に設けられた非図示の信号接続端子および電源接続端子は、ハンディターミナル10bを右利き用のハンディターミナル10aとして組み立てた際には接点12fと接続する。一方、ハンディターミナル10bを左利き用のハンディターミナル10cとして組み立てた際には接点12gと接続する。
ハンディターミナル10bのユニット接続情報取得部72(図8参照)は、接点12fが接続されたことを検出した場合に、右利き用の組み合わせであると判定する。そして、操作制御部81は、扉体キーボード14の各キーに割り付けられた機能とサイドキー15の各キーの機能を、右利きの店員が操作する形態に変更する。また、ハンディターミナル10bのユニット接続情報取得部72(図8参照)は、接点12gが接続されたことを検出した場合に、左利き用の組み合わせであると判定する。そして、操作制御部81は、扉体キーボード14の各キーに割り付けられた機能とサイドキー15の各キーの機能を、左利きの店員が操作する形態に変更する。なお、扉体キーボード14の各キーの上面に設置された機能シートは、ハンディターミナル10bを右利き用のハンディターミナル10aとして組み立てた場合と、左利き用のハンディターミナル10cとして組み立てた場合とで、180度回転させた状態で入れ替えられるものとする。
(使用者の利き手に応じたハンディターミナルの装着構造)
次に、図12を用いて、使用者の利き手に応じたハンディターミナル10bの構成を説明する。図12は、第2の実施の形態のハンディターミナルを、右利きの店員用と左利きの店員用とに組み立てた一例を示す外観斜視図である。図12(a)は、右利きの店員用に組立てられたハンディターミナル10aの一例を示す。図12(b)は、右利き(左利き)の店員用に組立てられたハンディターミナル10cの一例を示す。
このようにして組み立てられたハンディターミナル10aは、右利きの店員が操作する際に操作しやすいレイアウトになっている。即ち、右利きの店員が、本体部12を利き手と逆の手、即ち左手で把持した際に、親指が当接する部位にサイドキー15が配置されている。そして、右利きの店員は、利き手である右手で、扉体キーボード14とタッチパネル22と10キーユニット30のキー32とを容易に操作することができる。
また、ハンディターミナル10cは、特に左利きの店員が操作する際に操作しやすいレイアウトになっている。即ち、左利きの店員が、本体部12を利き手と逆の手、即ち右手で把持した際に、親指が当接する部位にサイドキー15が配置されている。そして、左利きの店員は、利き手である左手で、扉体キーボード14とタッチパネル22と10キーユニット30のキー32とを容易に操作することができる。なお、右利きの店員がハンディターミナル10cを操作しても構わないのは勿論である。
以上説明したように、第2の実施の形態のハンディターミナル10b(情報処理装置)は、スマートフォン20(携帯端末)を保持するケース筐体本体部12eを、表裏反転させたいずれかの状態で本体部12に取り外し可能に保持する。ケース筐体本体部12eには、ICカード読み書きユニット50またはバッテリユニット40が付け替え可能に装着された10キーユニット30が、スマートフォン20と接続された状態で装着される。したがって、右利きの店員が操作しやすいハンディターミナル10aと、左利きの店員が操作しやすいハンディターミナル10cとを提供することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例示であり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10a,10b,10c…ハンディターミナル(情報処理装置)、11…ヒンジ部、12…本体部、12a…底部、12b…開口部、12d…ケース保持部、12e…ケース筐体本体部、12f,12g…接点、13…カバー部、14…扉体キーボード、15…サイドキー、17…信号接続端子、18…電源接続端子、19…挿入口、20…スマートフォン(携帯端末)、21…ディスプレイ(表示画面)、22…タッチパネル、23…外部接続端子、30…10キーユニット、31…収容部、32…キー、34…信号接続端子、35…信号接続端子(第1の接続部)、36,53…電源接続端子、40…バッテリユニット、44…電源接続端子(第2の接続部)、50…ICカード読み書きユニット、51…ICカード挿入口、52…信号接続端子(第3の接続部)、58…ICカード、66…二次電池(バッテリ)、67…充電端子、68…電源出力端子、122…第1の側壁部、123…第2の側壁部、124…周壁部、125…ユニット保持部、126…10キーユニット保持部、127…接続端子、P…制御プログラム
特開2019-22133号公報

Claims (5)

  1. 表示画面を備える携帯端末を、当該表示画面を前面に露出した状態で着脱可能に保持する本体部と、
    前記本体部に装着した前記携帯端末の表示画面を覆う第1の位置と、前記表示画面と対向する面が備える、前記携帯端末と接続された扉体キーボードとが横並びに整列する第2の位置との間で回動可能に、前記本体部と連結されたカバー部と、
    第1の接続部を介して前記携帯端末と接続された状態で、前記本体部に着脱可能に保持される10キーユニットと、
    第2の接続部を介して前記携帯端末と接続された状態で、前記本体部に着脱可能に保持されて、前記携帯端末に給電するバッテリユニット、または、前記バッテリユニットに代わって前記本体部に着脱可能に保持されて、第3の接続部を介して前記携帯端末と接続された状態で、挿入されたICカードに登録された情報の読み出しと、当該ICカードに対する情報の書き込みとを行うICカード読み書きユニットと、を備えて、
    前記バッテリユニットが接続された場合にはオーダ端末として機能して、前記ICカード読み書きユニットが接続された場合には決済端末として機能する、
    情報処理装置。
  2. 前記ICカード読み書きユニットは、前記携帯端末が備えるバッテリで駆動される、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記本体部に装着されたICカード読み書きユニットにICカードが装着されたことを条件として、
    少なくとも、前記扉体キーボードおよび前記10キーユニットの所定のキー以外のキーの動作を禁止させるキー無効化部を備える、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記本体部に装着されたICカード読み書きユニットにICカードが装着されたことを条件として、
    前記情報処理装置を、決済処理を行う決済モードに遷移させる、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記携帯端末は、スマートフォンである、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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