JP2010009433A - 携帯端末装置、携帯端末装置の課金処理方法および課金システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キー操作部6と、複数種類の電子マネーの決済に関する通信を外部と行うIC機能部8と、前記電子マネーの決済に関する課金情報を記憶するメモリ7,13と、前記キー操作部6に所定の操作が行われてから前記IC機能部8が課金通信を行うと、該課金通信によって得られる課金情報について、条件に応じて複数種類のうち何れの電子マネーを用いて課金処理を行うか選択する制御部10とを有する。
【選択図】図6
Description
近距離無線発信装置は、建築物、車両、金庫等の施錠装置、各種の自動販売機または券売機、公的書類交付用の本人確認装置、PCまたは業務用CPU等の如く、アクセス権を要する各種外部機器に配設される受信装置へアクセス許可信号を発信する。
上記の外部機器に配設されている受信装置は、受信したアクセス許可信号を識別し、適宜、セキュリティシステムを解除して当該外部機器を利用可能な状態に移行させる。
課金情報が通知された電話会社等は、携帯端末装置の所有者に料金請求を行っている。
また、前述の携帯端末装置を用いた料金精算において、携帯端末装置に金融機関端末から所望の金額を電子マネーとしてチャージしておき、電子マネーを利用した料金精算が行われている。
他方、携帯端末装置の所有者は、購入製品または提供を受けたサービスの対価を携帯端末装置にチャージした電子マネーによって支払っている。
携帯端末装置は、電子マネーで支払った各料金を記憶しており、電子マネーを用いて決済した各料金の履歴をユーザの操作に応じて例えば一覧表示する機能を有する機種もある。
ところが近年、複数の決済手段を有する携帯端末装置が登場してきている。これら複数の通信手段を有する携帯端末装置を使用する場合、販売店のレジスタなどで決済を行う際に、いずれの決済手段を用いるのかを予め口頭で店員に告げる必要があった。店員は告げられた決済手段をレジスタにて入力して選択し、以降の課金処理が行われる。
複数の決済手段を有し、それぞれの決済手段に対し電子マネーの決済に関する課金通信を外部と行う課金通信部と、複数の決済手段を有し、それぞれの決済手段に対し電子マネーの決済に関する課金通信を外部と行う課金通信部と、前記電子マネーの決済に関する課金情報を前記複数の決済手段それぞれに対して記憶する記憶部と、前記課金通信部にて課金通信を行う際に、所定の条件を満たしているか判定し、前記所定の条件を満たす場合には第1の決済手段を、前記所定の条件を満たさない場合には第2の決済手段を、それぞれ用いて前記記憶部のそれぞれの課金情報の更新を行う制御部とを有し、前記リーダライタは、複数の決済手段に対応しており、前記携帯端末装置との通信が開始されると、前記第1の決済手段と前記第2の決済手段とのいずれか一方による課金処理に対する認証要求を前記携帯端末装置に送信し、当該認証処理に対する応答があれば応答のあった決済手段による課金処理を行い、当該認証に対する応答が所定時間無ければ他方の決済手段による認証要求を送信する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態による携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
図示した携帯端末装置1は、通話等のデータ通信を行うアンテナ2、通話等のデータ通信をアンテナ2を用いて行う通信部3、通信内容等を表示する表示部4、および、音声入出力部5、ユーザに設定等の操作を行わせるキー操作部6を有している。
ICチップ8aは、例えばFelica(登録商標)チップを成し、Felica規格によって電子マネー決済の各処理を行う制御用ICチップ12、および、電子マネー決済に関する各データを記憶しているメモリ13を有している。
起動のトリガが生じると、ICチップ12ならびにメモリ13は、携帯端末装置1の電源9から供給される電力によって動作するように接続構成されている。メモリ7およびメモリ13は、課金先、使用日時、課金の種別等を表す課金情報と、当該課金情報を蓄積させた使用履歴と、各課金情報に関連させた課金の種別を表す情報等とを記憶している課金記憶部である。
例えば、ユーザが、携帯端末装置1に備えられている電子マネー決済機能のSuica(登録商標)モードを用いて、私用でA駅からB駅まで鉄道を利用したときの料金を決済した。
さらにその後、ユーザが社用で外出した際に、前回と同様にA駅からB駅までの料金を同じく携帯端末装置1のSuica(登録商標)モードによって決済した。このような場合を想定する。
このようにすると、後で携帯端末装置1を操作してSuica(登録商標)モードによる使用履歴を参照すると、上記の専用キーを操作しながら改札機を通過したときの料金に、例えば社用を示すアイコン等が表示される。
このように、携帯端末装置1は、電子マネー決済を用いたときの各課金が、私用時のものか社用時のものかを判別することができるように、使用履歴を表示する。
また、図2には、フローチャート(A)に示した通常使用が行われた場合における、後ほど携帯端末装置1で電子マネーの使用履歴の読み出し/照会を行うときの処理動作を表すフローチャート(B)を示している。
リーダライタにかざされた携帯端末装置1は、まず、リーダライタから放出される電磁波をループアンテナ11にて受信するとIC機能部8の起動トリガが発生し、電源部9からの電力供給がなされてICチップ8aが起動される。この際、IC機能部8の起動時に、起動の可否を制御部10等に問い合わせるように構成しても良い。ICチップ8aが起動されると、リーダライタ等から課金通信として発信されているFelica規格等に則ったキャリアとしてのRF電磁波を、ループアンテナ11を用いて受信する(ステップST102)。そしてリーダライタと携帯端末装置1との間で通信のセッションが確立される。
詳しくは、制御用ICチップ12が、ループアンテナ11を介してリーダライタから受信した課金情報/電子マネーの決済情報を元に、メモリ13に記憶されている電子マネーの残高情報を書き換えて電子マネーの決済を行う(ステップST103)。すなわち、リーダライタから運賃などの代金として請求された金額分を、メモリ13内の残高から減算するよう更新し、減算が無事完了すれば、ループアンテナ11を用いてリーダライタ側に課金完了の信号を送出する。
このようにして、携帯端末装置1における通常の課金処理が行われる。
携帯端末装置1の履歴読み出し処理は、当該携帯端末装置1が電源9からの電力供給によって稼働している(電源ON状態)ときに、ユーザがキー操作部6へ所定の操作を行うと、電子マネーの使用履歴を照会する動作が開始される(ステップST201)。
照会用のアプリケーションプログラムは、例えば、電子マネーの使用履歴を一覧表示するユーザインタフェース等のアプリケーションプログラムや、カレンダ表示に使用履歴を含めて表示する機能を有するプログラムなどである。
なお、制御用ICチップ12は、制御部10の制御に応じてメモリ13に記憶されている電子マネーの残高や使用された日時等などを表す課金情報を読み出し、当該課金情報を制御部10へ送る。
携帯端末装置1は、このように通常の電子マネーの決済で電子マネーを利用したことを記憶し、また使用履歴の表示動作を行う。
また、図3には、フローチャート(A)に示した特別な使用が行われた場合を考慮して、携帯端末装置1で電子マネーの使用履歴の読み出し/照会を行うときの処理動作を表すフローチャート(B)を示している。
リーダライタにかざされた携帯端末装置1は、図2(A)の場合と同様に、ICチップ8aが起動され、リーダライタ等から発信されているFelica規格に則ったRF電磁波を、ループアンテナ11を用いて受信する(ステップST102)。そしてリーダライタと携帯端末装置1との間で通信のセッションが確立される。
なお、携帯端末装置1の外観/筺体等は、前述の折り畳み(フォルダ)式、スライド式、ターン式以外のものでもよい。
また、制御部10は、上記開閉状態のいずれかの状態と押しボタン式の専用キーとが同時に操作されたことを示したとき、専用キーが押下/操作されたと認識するようにしてもよい。
さらに専用キーは押しボタンでなくとも静電容量の変化を検出するようなタッチセンサやタッチパネルであってもよく、この場合には制御部10が、タッチセンサ・タッチパネルの操作(接触)があったことをもって所定の条件を満たすと判定することとなる。
制御部10は、所定の条件を満たす(専用キーが押下されている)と判定したとき、社用の課金情報であることを示す情報を携帯端末装置1のメモリ7へ書き込む(ステップST302)。
ここでは、決済に関する各種の情報をメモリ7へ書き込む。
決済が生じると、まず、制御用ICチップ12は、制御部10に対し、その課金情報(購入した商品の種類や、金額、課金の生じた時刻)を通知する。この課金情報を受け取った制御部10は、この課金に関するセッションが確立されたときに所定の条件を満たしていたかどうかを示す課金種別情報と、課金情報(購入した商品の種類や、金額、課金の生じた時刻)とを対応付けてメモリ7へ記憶する。
換言すると、制御部10は、ICチップ8aに順次記憶されこととなる課金情報とは別に、この課金情報と同じ内容を使用履歴として、社用か私用かを判別する情報(特別ステータス)を付したテーブルをメモリ7内に作成する。これにより、いつの課金が私用か社用なのか、後で判別することができるように課金情報に対する紐付けを行う。なお、メモリ7において課金情報は、メモリ13に記憶する情報すべてを記憶する必要はなく、メモリ13に記憶された課金情報を特定する管理アドレスや課金時刻などのみを課金種別情報と対応付けて記憶しても良い。
また、ステップST302の工程の処理を行った後も、ステップST303の工程へ移行してメモリ13の課金情報の更新および残高書き換え処理を行う。
なお、第2の実施形態においても、制御部10は、開閉検出部14の検出値を用いて開閉を所定の条件として参照するように構成したり、押しボタンの変わりにタッチセンサやタッチパネルへの接触を所定の条件として参照するように構成しても良い。
携帯端末装置1の使用履歴読み出し処理は、当該携帯端末装置1が電源9からの電力供給によって稼働している(電源ON状態)ときに、ユーザがキー操作部6に対して所定の操作を行うと、電子マネーの使用履歴を照会する動作が開始される(ステップST201)。
ステップST201において、電子マネーの使用履歴を照会するように、キー操作部6を用いて指示がなされると、制御部10は、図2を用いて説明した動作と同様に照会用のアプリケーションプログラムを起動させる(ステップST202)。
このように制御部10は、ICチップ8aから使用履歴を読み出すとき、ICチップ8aに記憶されている使用履歴とメモリ7に記憶されている特別な使用かどうかを示す課金種別情報とを参照する。つまり、ICチップ8aに記憶されている使用履歴を読み出す際に、使用履歴の課金情報ごとに、それぞれ対応する課金種別情報がメモリ7に記憶されていないかどうかを参照する。対応する課金種別情報の存在する課金情報は、社用など特別用途の課金情報として識別される。
そして、制御部10は、ICチップ8aから読み出した電子マネーの使用履歴を、前述のユーザインタフェースに則して、例えばリスト化して表示部4に一覧表示を行わせる(ステップST402)。
具体的には、例えば社用の課金情報のみの使用履歴を表示する、あるいは私用の課金情報のみの使用履歴を表示するようにしてもよい。
このようにすることにより、電子マネーの使用履歴を表示部4に表示するとき、通常用途の課金情報と特別用途の課金情報とを識別することができるように表示することができる。
第2の実施形態による携帯端末装置は、図1に示した携帯端末装置1と同様に構成されている。ここでは、第1の実施形態で説明した携帯端末装置と同様な構成について重複説明を省略する。
第2の実施形態による携帯端末装置1は、第1の実施形態で説明したものと概ね同様に動作する。ここでは、主に、第2の実施形態による携帯端末装置1の特徴となる動作を説明し、第1の実施形態による携帯端末装置1と同様な動作の重複説明を省略する。
この図は、携帯端末装置1をリーダライタにかざして、第1の用途(例えば私用)の目的で電子マネーの決済を行う通常使用の処理動作と第2の用途(例えば社用)の目的で電子マネーの決済を行うときの処理動作とを表すフローチャート(A)を示している。
また、図4には、フローチャート(A)に示した電子マネーの決済即ち課金処理が行われたとき、携帯端末装置1で電子マネーの使用履歴の読み出し/照会を行うときの処理動作を表すフローチャート(B)を示している。
リーダライタにかざされた携帯端末装置1は、IC機能部8が作動してリーダライタ等から発信されているFelica規格に則ったRF電磁波を、ループアンテナ11を用いて受信する(ステップST102)。そしてリーダライタと携帯端末装置1との間で通信のセッションが確立される。
制御部10は、通常の課金情報を示すフラグを記憶させるときも、私用の課金情報を示すフラグを記憶させるときのように、使用履歴中のどの情報に対応するフラグが有意になっているかを記憶し、使用履歴の中の該当する情報に紐付けを行う。
このように、第2の実施形態による携帯端末装置は、第1の用途の課金情報を示すフラグと第2の用途の課金情報を示すフラグとをメモリ7に記憶しながら、電子マネーの決済処理を行っている。
携帯端末装置1の電源がONされたとき、もしくはユーザによるキー操作部6の操作が行われたとき、制御部10は、上記の操作等に応じて該当するアプリケーションプログラムを起動させる(ステップST601)。
この後、再び電源OFF中に課金処理を行わない限りは、ユーザが、携帯端末装置1を操作して使用履歴を表示させるアプリケーションプログラムを起動したときには、第1の用途(社用)あるいは第2の用途(私用)等を区別するフラグが全ての課金情報に対して付加されているため、上述のGUI(フラグ付加を行わせる画面表示)への遷移は行われない。そして、課金種別などが全ての課金情報に対して表示される。
第3の実施形態による携帯端末装置を用いた課金システムは、販売店のオペレータ等にユーザが利用する電子マネーの種類を告げる手間を省き、複数種類の電子マネーを使い分けて決済することを可能にするものである。
リーダライタ20は、携帯端末装置1と電子マネーの決済に関するデータ通信を行う、例えば販売店のレジスタなどを構成する電子マネー清算手段である。
詳しくは、ICチップ8aの制御用ICチップ12は、リーダライタ20とデータ通信を行うとき、例えばSuica(登録商標)、Edy(登録商標)などの各電子マネーを識別し、Suica(登録商標)モードで決済処理を行う決済手段、Edy(登録商標)モードで決済処理を行う決済手段等を有している。
ところで、Suica(登録商標)、Edy(登録商標)といったそれぞれの電子マネーは、チャージおよび課金を含め、リーダライタの接続される公衆通信網経由で電子マネーの管理サーバにて一元管理されており、各々独立した電子マネーシステムである。
第3の実施形態による携帯端末装置1は、第1の実施形態で説明したもの、あるいは第2の実施形態で説明したものと概ね同様に動作する。ここでは、主に、第3の実施形態による携帯端末装置1の特徴となる動作を説明し、第1あるいは第2の実施形態による携帯端末装置1と同様な動作の重複説明を省略する。
初めに、携帯端末装置1をリーダライタ20に接近させ、例えば携帯端末装置1のIC機能部8が配設されている背面部分を、リーダライタ20の通信アンテナ部分等にかざす。
またICチップ8aは、セッション開始の応答を示すデータをリーダライタ20へ送信し、まずは物理的な通信セッションが確立する(ST3)。
所定の条件を満たすと判定された場合には、条件の内容に基づいて設定された第1種決済先の電子マネー、例えばEdy(登録商標)による決済処理をICチップ8aに指示し、所定の条件を満たさないと判定する場合には第2種決済先の電子マネー、例えばSuica(登録商標)による決済処理をICチップ8aに指示する(ST4)。
このように、第3の実施形態による携帯端末装置を用いた課金システムは、ユーザが携帯端末装置1のキー操作などを行うことにより電子マネーの種類即ち決済先が設定される。
また、携帯端末装置1のIC機能部8は、前述のように携帯端末装置1の電源がOFFされているときでも、決済/課金処理を行うことができる。
ここで、ICチップ8aは既にステップST4において、第1種決済が指示されており、リーダライタ20から要求される決済種別がこれと異なるため、リーダライタ20にたいする返答を行わない(ST6)。
その後、返答のない状態が予め定められた時間が経過(タイムアウト)すると、今度は、リーダライタ20から論理セッションとして第1種決済での認証要求を送出する(ST7)。この場合、ICチップ8aは、ステップST4において、制御部10から指示されている第1種決済と同じ決済種別がリーダライタ20から要求されていると判定されるため、リーダライタ20に対する確認応答を行う(ST8)。
ICチップ8aは、課金金額を示す課金データを受信すると、制御部10へ課金処理の了承を求める旨の問い合わせを行う(ST10)。制御部10は、予め設定されている課金処理を認める何らかの条件等が満たされているとき、課金処理を了承する旨をICチップ8aに伝える(ST11)。
ICチップ8aの制御用ICチップ12は、メモリ13(第1課金領域13a)の残高確認により第1種決済手段としての電子マネー、例えばEdy(登録商標)の残高が支払可能であり、決済が許容できるとき(ST13)、メモリ13(第1課金領域13a)に記憶されている残高に対して前述のリーダライタ20から送信された金額の課金処理を行う(ST14)。
ICチップ8aは、前述のように電子マネーの決済処理を行い、メモリ13に記憶されている残高金額を更新した後、リーダライタ20へ課金処理の完了報告を送信する(ST16)。
ICチップ8aは、セッション終了を告げるデータを受信すると、所定の処理を行い、セッション終了の応答を示すデータをリーダライタへ送信し、セッションを開放する(ST18)。
また、制御部10は、課金情報の表示の要求がキー操作部6への所定の操作により行われると、ICチップ8aにメモリ13の第1課金領域と第2課金領域とを参照させ、参照結果に応じて、それぞれの領域に記憶される課金情報および電子マネーの残高を表示部4に表示させる。これにより、簡単な操作にもかかわらず、ユーザは電子マネーの使用状況をすぐさま把握することが出来る。
まず、第1および第2の実施形態では、社用の課金情報と私用の課金情報とを取り扱う携帯端末装置1を例示して説明したが、本発明に係る携帯端末装置は、上記の二種類の用途を分別することに限定されない。
本発明に係る携帯端末装置は、例えば、「社用」、「私用」、また「交際費」等など支払金の使途を複数分別して、各実施形態で説明したように処理することも可能である。また、二種類以上の複数の用途を分別して処理するように構成した場合でも同様な作用効果が得られる。
Claims (9)
- 複数の決済手段を有し、それぞれの決済手段に対し電子マネーの決済に関する課金通信を外部と行う課金通信部と、
前記電子マネーの決済に関する課金情報を前記複数の決済手段それぞれに対して記憶する記憶部と、
前記課金通信部にて課金通信を行う際に、所定の条件を満たしているか判定し、前記所定の条件を満たす場合には第1の決済手段を、前記所定の条件を満たさない場合には第2の決済手段を、それぞれ用いて前記記憶部のそれぞれの課金情報の更新を行う制御部と、を有する、
携帯端末装置。 - 前記制御部の制御により前記記憶部に記憶される課金情報を表示する表示部を有し、
前記制御部は、前記表示部へ課金情報を表示させるとき、前記記憶部の記憶内容を参照し、前記第1の決済手段あるいは第2の決済手段ごとの課金情報を表示させるように制御する、
請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記制御部は、前記課金通信部にて課金通信開始の際に前記所定の条件を満たしていた場合には、外部のリーダライタから前記第2の決済手段の認証が要求されても応答を行わず、前記第1の決済手段の認証が要求されたときに応答を行うよう前記課金通信部を制御する
請求項1または2に記載の携帯端末装置。 - 前記課金通信部は、該携帯端末装置の電源OFF時も決済可能であり、前記所定の条件が満たされないとき操作が行われないときと同じ前記第2の決済手段により、電源OFF時の課金処理を行う、
請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯端末装置。 - 操作部をさらに備え、
前記所定の条件は、前記操作部が操作された状態で前記課金通信部にて課金通信が開始されることである
請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯端末装置。 - 開閉可能な筐体をさらに備え、
前記所定の条件は、前記開閉いずれかの状態において前記課金通信部にて課金通信が開始されることである
請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯端末装置。 - 前記課金通信部は、該携帯端末装置の電源OFF時も前記制御部から独立して決済可能であり、
前記記憶部は、前記制御部から独立して前記課金通信部により制御される
請求項1から6のいずれか一項に記載の携帯端末装置。 - 課金通信部が、複数の決済手段によるそれぞれの電子マネーの決済に関する通信を外部と行う工程と、
記憶部に、前記電子マネーの決済に関する課金情報を前記複数の決済手段それぞれに対して記憶する工程と、
前記課金通信部にて課金通信を行う際に、所定の条件を満たしているか判定する工程と、
前記所定の条件を満たす場合には第1の決済手段を、前記所定の条件を満たさない場合には第2の決済手段を、それぞれ選択する工程と、を有する、
携帯端末装置の課金処理方法。 - リーダライタと、該リーダライタとの間で電子マネーの決済に関する課金通信を行う携帯端末装置とを含む課金システムであって、
前記携帯端末装置は、
複数の決済手段を有し、それぞれの決済手段に対し電子マネーの決済に関する課金通信を外部と行う課金通信部と、
複数の決済手段を有し、それぞれの決済手段に対し電子マネーの決済に関する課金通信を外部と行う課金通信部と、
前記電子マネーの決済に関する課金情報を前記複数の決済手段それぞれに対して記憶する記憶部と、
前記課金通信部にて課金通信を行う際に、所定の条件を満たしているか判定し、前記所定の条件を満たす場合には第1の決済手段を、前記所定の条件を満たさない場合には第2の決済手段を、それぞれ用いて前記記憶部のそれぞれの課金情報の更新を行う制御部と、を有し、
前記リーダライタは、
複数の決済手段に対応しており、前記携帯端末装置との通信が開始されると、前記第1の決済手段と前記第2の決済手段とのいずれか一方による課金処理に対する認証要求を前記携帯端末装置に送信し、当該認証処理に対する応答があれば応答のあった決済手段による課金処理を行い、当該認証に対する応答が所定時間無ければ他方の決済手段による認証要求を送信する
ことを特徴とする課金システム。
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