JP7154785B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法、プログラムに関する。
近年、鉄道やバスなどの交通機関において、リーダライタと非接触で通信することにより、入場駅(バスの場合は停留所)の情報や、出場駅の情報、利用者が利用可能な区間を示す情報(定期区間やチャージ金額)を書き込み可能な交通系のIC(Integrated Circuit)カード、或いは同様の機能を搭載した端末装置が利用されている。従来、ICカードや端末装置にチャージ金額を書き込む処理が行われる際に、リーダライタとの通信が途切れても書き込み処理を完了する技術が知られている。
端末装置には、書き込み処理が行われる際に、利用者による認証を求めるものが存在する。端末装置は、利用者によって認証された認証状態においてのみ、書き込み処理を行うことができる。また、認証状態は、認証状態が開始されてから所定時間内に処理が行われない場合には、タイムアウトされる。このような端末装置に対して行われる書き込み処理に時間を要する場合、端末装置は、書き込み処理を完了することができない可能性がある。
特開平9-212601号公報
本発明が解決しようとする課題は、より確実に書き込み処理を完了することができる情報処理装置、情報処理方法、プログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、駅務処理を実行する。情報処理部は、処理部と、送信制御部とを持つ。処理部は、媒体と非接触で通信するリーダライタから取得される情報に基づいて処理を行う。送信制御部は、前記媒体が認証状態での非接触通信モードで通信可能な状態である場合、前記媒体から前記リーダライタに対して直近の応答が行われたタイミングから所定時間が経過したか否かを判定し、前記タイミングから前記所定時間が経過した場合、前記媒体に対する応答要求を前記リーダライタに送信させる。前記認証状態での非接触通信モードは、前記端末装置のアプリを起動することによって開始され、通信アイドル時間がタイムアウト時間以上になると終了するものである。前記所定時間は、前記タイムアウト時間よりも短い。前記処理部は、前記リーダライタから取得される情報に基づいて利用者の入場駅および定期券の有無を特定する第1の処理と、前記第1の処理において特定された情報に基づいて利用者の現在の駅までの乗り越し精算料金を取得する第2の処理と、前記乗り越し精算料金を反映させて前記利用者の端末装置におけるチャージ金額の書き込みを前記リーダライタに指示する第3の処理と、を実行する。前記送信制御部は、前記第1の処理、前記第2の処理、および前記第3の処理が実行される間、前記媒体に対する応答要求を前記リーダライタに送信させることを実行する。
実施形態に係る駅務システムの一例を模式的に示す図である。 端末装置において実行される認証アプリケーションの画面の一例を示す図である。 実施形態に係る駅務システムの構成の一例を示す図である。 情報処理装置の判定部の判定に係る処理の一例を示すフローチャートである。
以下、実施形態の情報処理装置を、図面を参照して説明する。実施形態の情報処理装置は、より確実に書き込み処理を完了することができる情報処理装置である。
(第1の実施形態)
図1は、実施形態に係る駅務システム1の一例を模式的に示す図である。駅務システム1は、情報処理装置100と、リーダライタ200と、入力装置300と、表示装置400とを備える。情報処理装置100には、リーダライタ200と、入力装置300と、表示装置400とが接続され、リーダライタ200、入力装置300、及び表示装置400は、情報処理装置100の制御に基づいて動作する。
[駅務システム1について]
情報処理装置100は、有人改札において行われる改札業務に用いられる装置である。有人改札において行われる改札業務とは、例えば、駅員が行う業務であり、駅を利用する利用者の乗り越し精算処理、乗車券の効力を無効(既使用)にする処理、入場駅の削除処理等を行う業務である。
リーダライタ200は、情報処理装置100の制御に基づいて、利用者が利用する媒体に対してデータの読み取りや書き込みを行う。媒体は、例えば、IC(Integrated Circuit)カードや、カードエミュレーション機能を有する端末装置(以下、端末装置TM)である。端末装置TMは、例えば、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット端末、各種パーソナルコンピュータなどの、入力装置、表示装置、通信装置、記憶装置、および演算装置を備える装置である。以降の説明において、利用者が利用する媒体が端末装置TMである場合について説明する。端末装置TMの詳細については、後述する。また、以降の説明において、駅を利用する利用者であり、端末装置TMを利用する利用者を、単に「利用者」と記載する。
入力装置300は、例えば、キーボード、マウス、タッチパッドの装置であり、入力された操作を示す情報を情報処理装置100に送信する。入力装置300には、駅員によって、乗り越し精算処理を開始すること、又は乗車券の効力を無効にする処理を開始することを示す操作が入力され、当該操作を示す情報を情報処理装置100に送信する。
表示装置400は、例えば、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイパネルを含む表示装置である。表示装置400は、情報処理装置100から取得した画像データを表示する。表示装置400には、情報処理装置100から受信した画像であり、乗り越し精算に伴う支払金額を示す画像や、乗車券の効力を無効にする処理が完了したことを示す画像等が表示される。
端末装置TMが備える記憶装置には、例えば、一以上の電子マネーのサービスの管理に用いられる情報が記憶される。電子マネーのサービスの管理に用いられる情報とは、例えば、電子マネーサービスのサービスのID、チャージ金額、利用履歴(例えば○○店舗利用等)等が電子マネーのサービス毎に対応付けられた情報である。本実施形態では、端末装置TMには、交通系電子マネーサービスのサービスの管理に用いられる情報のみが含まれ、利用者は、端末装置TMによって交通系電子マネーを利用する場合について説明する。
[端末装置TMについて]
端末装置TMは、リーダライタ200と非接触通信可能な機能を有する。端末装置TMは、例えば、RFID(Radio Frequency IDentifier)技術によって、リーダライタ200との間で情報を送受信するパッシブタイプのICチップを備え、リーダライタ200と非接触通信する。端末装置TMは、リーダライタ200を介して情報処理装置100より送信されたコマンドの内容に応じて、記憶部(図示する記憶部M)に情報を書き込んだり、記憶部Mに書き込まれた情報を読み出したりする。また、端末装置TMは、記憶部Mに記憶された情報を読み出し、読み出した情報をリーダライタ200を介して情報処理装置100に送信する。
端末装置TMの記憶部Mには、例えば、端末装置TMにより実行されるアプリケーションのプログラムや、媒体ID、電子マネーのチャージ金額(入金金額)等がエンコードされて記憶されている。
なお、端末装置TMは、少なくとも媒体IDを書き込む記憶部Mを有し、記憶部Mには、チャージ金額が書き込まれなくてもよい。この場合、チャージ金額は、電子マネーを管理する電子マネーサーバ装置側で管理される。
[端末装置TMの認証について]
ここで、端末装置TMには、決済等に伴うチャージ金額の書き込みが行われる際に、利用者による認証を求めるものが存在する。利用者は、例えば、チャージ金額の書き込みが行われる際に、端末装置TMの認証アプリケーションを起動し、認証を行う。図2は、端末装置TMにおいて実行される認証アプリケーションの画面IMの一例を示す図である。画面IMには、例えば、端末装置TMの画面IMには、利用する電子マネーの種類を示す情報(図示では、電子マネーの種類を示すマークや、電子マネーのICカードのイラスト)や、利用可能な電子マネーの残高等が示される。
認証アプリケーションでは、例えば、利用者によるパスワードの入力、又は利用者の生体認証(例えば、指紋認証や顔認証)によって認証が行われる。図2に示される通り、認証が完了すると、「リーダにかざしてください」等のメッセージが表示される。端末装置TMは、このメッセージが画面IMに表示されている間は、「認証状態」であり、決済等に伴うチャージ金額の書き込みを行うことができる。換言すると、端末装置TMは、このメッセージが画面IMに表示されていない場合には、「認証状態」ではないため、決済等に伴うチャージ金額の書き込みを行うことができない。認証状態は、「非接触通信モード」の一例である。
また、認証アプリケーションは、「認証状態」においてリーダライタ200との通信がタイムアウト時間以上行われなかった場合、つまり、通信アイドル時間がタイムアウト時間以上である場合、「認証状態」をタイムアウトさせる。これにより、利用者が意図せずに(例えば、誤った操作によって)端末装置TMの「認証状態」が継続されることを抑制することができる。タイムアウト時間とは、例えば、数十[秒]程度の時間である。
[チャージ金額の書き込みの所要時間について]
ここで、利用者が、乗り越し精算が必要な場面において、有人改札を訪れ、駅員が乗り越し精算処理を行う場合がある。この場合、駅員は、以下の(1)~(3)の手順によって乗り越し精算処理を行う。
手順(1):リーダライタ200によって利用者の端末装置TMの情報を読み取り、利用者が入場した駅や、定期区間の有無を特定する。
手順(2):特定された情報に基づいて、利用者の現在の駅までの乗り越し精算料金を算出(取得)する。
手順(3):リーダライタ200によって利用者の端末装置TMのチャージ金額の書き込みを行い、乗り越し精算料金を決済する。
端末装置TMの認証アプリケーションは、手順(1)から手順(3)までの間、「認証状態」を継続することが求められる。しかしながら、手順(1)から手順(3)の間に通信が行われない時間がタイムアウト時間以上継続した場合、認証アプリケーションは、「認証状態」をタイムアウトさせてしまうため、手順(3)を行うことができない。この場合、利用者には、手順(3)が行われる際に、再度認証アプリケーションによって認証を行う手間が生じる。以下、情報処理装置100の処理によって、この手間が発生することを抑制する仕組みについて説明する。
[駅務システム1の構成について]
図3は、実施形態に係る駅務システム1の構成の一例を示す図である。上述したように、情報処理装置100は、リーダライタ200、入力装置300、及び表示装置400のそれぞれと通信する。情報処理装置100は、受付部102と、通信制御部104と、判定部106と、処理部108とをその機能部として備える。これらの機能部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。受付部102と、通信制御部104と、判定部106と、処理部108とは、内部バスによって接続される。
受付部102は、入力装置300によって入力された操作を示す情報を受け付ける。受付部102は、例えば、入力装置300からこの一例では、乗り越し精算処理を開始することを示す情報(以下、開始情報)を受け付ける。
通信制御部104は、情報処理装置100が備える各機能部の処理に基づいて、リーダライタ200を制御し、端末装置TMと非接触通信を行う。通信制御部104は、「送信制御部」の一例である。
判定部106は、通信制御部104の制御に基づいて、リーダライタ200により直近の処理コマンドが端末装置TMに送信されてから、経過した所要時間を、手順(1)が行われてから手順(3)が完了するまでの間、カウントする。処理コマンドとは、手順(1)~手順(3)の処理に係るコマンドである。具体的には、判定部106は、手順(1)が行われてからタイマのカウントを開始し、直近の処理コマンドが端末装置TMに送信されるたび、タイマカウントをリセットする。また、判定部106は、タイマカウントが所定時間未満であるか否かを判定する。所定時間は、「認証状態」がタイムアウトされるタイムアウト時間よりも短い時間を示す値である。上述したように、タイムアウト時間が、例えば、数十[秒]程度の時間である場合、所定時間は、例えば、十数[秒]程度の時間である。
通信制御部104は、判定部106によってタイマカウントが所定時間以上であると判定される場合、リーダライタ200を制御し、端末装置TMに応答要求コマンドを送信する。判定部106は、通信制御部104の制御によって応答要求コマンドが送信されるたび、タイマカウントをリセットする。認証アプリケーションは、リーダライタ200によって送信される応答要求コマンドを受信し、応答コマンドをリーダライタ200に送信する機能を有する。このような処理によって、端末装置TMと、リーダライタ200との間において通信アイドル時間がタイムアウト時間以上経過することを抑制し、「認証状態」がタイムアウトされることを抑制する。
処理部108は、入力装置300に入力された操作や、リーダライタ200によって受信された情報に基づいて、各種処理(例えば、乗り越し精算処理)を実行する。
[処理フロー]
図4は、情報処理装置100の判定部106の判定に係る処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、例えば、利用者が有人改札において乗り越し精算を行う際に実行される。より具体的には、このフローチャートの処理は、受付部102によって、開始情報が受け付けられた場合に実行される。
判定部106は、端末装置TMの情報を取得する処理コマンドに応じて、端末装置TMによって送信された情報を受信するまでの間、待機する(ステップS102)。次に、判定部106は、端末装置TMの情報を取得する処理コマンドに応じて、端末装置TMによって送信された情報を受信した場合、タイマカウントを開始する(ステップS104)。
次に、判定部106は、次の処理コマンドが送信されたか否かを判定する(ステップS106)。判定部106は、次の処理コマンドが送信されていない場合、タイマカウントが所定時間以上であるか否かを判定する(ステップS108)。判定部106は、タイマカウントが所定時間以上ではない場合、処理をステップS106に進める。次に、判定部106は、タイマカウントが所定時間以上である場合、応答要求コマンドを送信すると判定する(ステップS110)。通信制御部104は、ステップS110において応答要求コマンドを送信すると判定された場合、リーダライタ200を制御し、端末装置TMに応答要求コマンドを送信する。次に、判定部106は、タイマカウントをリセットし(ステップS112)、処理をステップS106に進める。なお、タイマカウントは、リセットされた後、自動的にカウントが再開される。
次に、判定部106は、ステップS106において、次の処理コマンドが送信された場合、タイマカウントをリセットし(ステップS114)、手順(3)までの処理が終了したか否かを判定する(ステップS116)。判定部106は、手順(3)までの処理が終了していない場合、処理をステップS106に進める。次に、判定部106は、手順(3)までの処理が終了している場合、タイマカウントの終了し(ステップS118)、処理を終了する。
[媒体がICカードの場合]
なお、上述では、媒体が端末装置TMである場合を一例に説明したが、媒体がICカードである場合、ICカードは、アプリケーションを実行したり、ICカードの利用者を認証したりすることができないため、「認証状態」がタイムアウトされる状況が発生しない。したがって、媒体がICカードである場合、図4に示されるフローチャートの処理は行われなくてもよい。情報処理装置100は、例えば、媒体が端末装置TMであるかICカードであるかを判定する媒体判定部を更に備え、情報処理装置100が備える各機能部は、媒体判定部の判定結果が、媒体が端末装置TMである場合には、図4に示されるフローチャートの処理を実行し、媒体がICカードである場合には、当該フローチャートの処理を実行しない。ICカードは、「端末装置ではない電子記憶媒体」の一例である。以下、媒体判定部の判定方法の詳細について説明する。
(A)「認証状態」の有無に基づく判定
媒体判定部は、例えば、リーダライタ200と、媒体との通信結果に基づき、通信結果が「非接触通信モード」(例えば、「認証状態」)であることを示す場合、媒体が端末装置TMであると判定し、通信結果が「非接触通信モード」ではないことを示す場合、媒体がICカードであると判定する。ここで、媒体がICカードである場合、媒体は、リーダライタ200によって送信される応答要求コマンド等に応答することができない。このため、媒体判定部は、通信結果(例えば、手順(1)の処理コマンド送信時の挙動)に基づき、媒体が端末装置TMであるか、ICカードであるかを判定することが可能である。
なお、端末装置TMにおいて、認証アプリケーションが起動されない場合は、「認証状態」にならないため、「認証状態」がタイムアウトされる状況が発生しない。したがって、媒体が端末装置TMであっても、端末装置TMが「認証状態」ではない状態においてリーダライタ200と通信する場合、端末装置TMには、ICカードと同様の処理が行われてもよい。
(B)入力装置300の入力に基づく判定
媒体判定部は、例えば、入力装置300に入力された駅員の操作に基づき、媒体が端末装置TMであるか、或いはICカードであるかを判定してもよい。この場合、駅員は、乗り越し精算処理が行われる対象が端末装置TMであるか、或いはICカードであるかを示す操作を、入力装置300に入力する。媒体判定部は、受付部102によって受け付けられた情報に基づいて、当該情報が乗り越し精算処理の対象が端末装置TMであることを示す場合、媒体が端末装置TMであるとは判定し、当該情報が乗り越し精算処理の対象がICカードであることを示す場合、媒体がICカードであると判定する。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態の駅務システム1が備える情報処理装置100は、媒体と非接触で通信するリーダライタ200から取得される情報に基づいて処理を行う処理部108と、媒体が非接触通信モード(この一例では、「認証状態」)を有する端末装置TMである場合、端末装置TMからリーダライタ200に対して直近の応答が行われたタイミングから所定時間が経過したか否かを判定し、タイミングから所定時間が経過した場合、端末装置TMに対する応答要求をリーダライタ200に送信させる送信制御部(この一例では、通信制御部104)と、を備え、端末装置TMへより確実に書き込み処理を完了することができる。
[駅務システム1以外の例について]
なお、上述では、駅務システム1において行われる処理(例えば、乗り越し精算処理)について、情報処理装置100が端末装置TMの「認証状態」をタイムアウトさせない処理を行う場合につい説明したが、これに限られない。情報処理装置100は、例えば、端末装置TMが「認証状態」にされてからチャージ金額の書き込みが行われるまでの間にタイムアウト時間以上経過する状況が発生する処理であれば、いずれの処理において上述した処理を行ってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…駅務システム、100…情報処理装置、102…受付部、104…通信制御部、106…判定部、108…処理部、200…リーダライタ、300…入力装置、400…表示装置、EL…有機、ID…媒体、IM…画面、M…記憶部、TM…端末装置

Claims (6)

  1. 駅務処理を実行する情報処理装置であって、
    媒体と非接触で通信するリーダライタから取得される情報に基づいて処理を行う処理部と、
    前記媒体が認証状態での非接触通信モードで通信可能な状態である場合、前記媒体から前記リーダライタに対して直近の応答が行われたタイミングから所定時間が経過したか否かを判定し、前記タイミングから前記所定時間が経過した場合、前記媒体に対する応答要求を前記リーダライタに送信させる送信制御部と、
    を備え、
    前記認証状態での非接触通信モードは、端末装置である前記媒体のアプリを起動することによって開始され、通信アイドル時間がタイムアウト時間以上になると終了するものであり、
    前記所定時間は、前記タイムアウト時間よりも短く、
    前記処理部は、前記リーダライタから取得される情報に基づいて利用者の入場駅および定期券の有無を特定する第1の処理と、前記第1の処理において特定された情報に基づいて利用者の現在の駅までの乗り越し精算料金を取得する第2の処理と、前記乗り越し精算料金を反映させて前記利用者の端末装置におけるチャージ金額の書き込みを前記リーダライタに指示する第3の処理と、を実行し、
    前記送信制御部は、前記第1の処理、前記第2の処理、および前記第3の処理が実行される間、前記媒体に対する応答要求を前記リーダライタに送信させることを実行する、
    情報処理装置。
  2. 前記媒体と、前記リーダライタとの間において行われる通信の通信結果に基づいて、前記媒体が前記認証状態での非接触通信モードで通信可能な状態であるか否かを判定する媒体判定部を更に備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記送信制御部は、前記媒体判定部の判定結果が、前記媒体が前記認証状態での非接触通信モードで通信可能な状態でないことを示す場合、前記リーダライタに前記応答要求を送信させない、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記媒体の種類を示すユーザの入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた前記媒体の種類を示す情報に基づいて、前記媒体が前記認証状態での非接触通信モードで通信可能な状態であるか否かを判定する媒体判定部を更に備える、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 駅務処理を実行するコンピュータが、
    媒体と非接触で通信するリーダライタから取得される情報に基づいて処理を行い、
    前記媒体が認証状態での非接触通信モードで通信可能な状態である場合、前記媒体から前記リーダライタに対して直近の応答が行われたタイミングから所定時間が経過したか否かを判定し、前記タイミングから前記所定時間が経過した場合、前記媒体に対する応答要求を前記リーダライタに送信し、
    前記認証状態での非接触通信モードは、端末装置である前記媒体のアプリを起動することによって開始され、通信アイドル時間がタイムアウト時間以上になると終了するものであり、
    前記所定時間は、前記タイムアウト時間よりも短く、
    前記処理は、前記リーダライタから取得される情報に基づいて利用者の入場駅および定期券の有無を特定する第1の処理と、前記第1の処理において特定された情報に基づいて利用者の現在の駅までの乗り越し精算料金を取得する第2の処理と、前記乗り越し精算料金を反映させて前記利用者の端末装置におけるチャージ金額の書き込みを前記リーダライタに指示する第3の処理と、を含み、
    前記媒体に対する応答要求を前記リーダライタに送信することは、前記第1の処理、前記第2の処理、および前記第3の処理が実行される間、行われる、
    情報処理方法。
  6. 駅務処理を実行するコンピュータに、
    媒体と非接触で通信するリーダライタから取得される情報に基づいて処理を行わせ、
    前記媒体が認証状態での非接触通信モードで通信可能な状態である場合、前記媒体から前記リーダライタに対して直近の応答が行われたタイミングから所定時間が経過したか否かを判定させ、前記タイミングから前記所定時間が経過した場合、前記媒体に対する応答要求を前記リーダライタに送信させ、
    前記認証状態での非接触通信モードは、端末装置である前記媒体のアプリを起動することによって開始され、通信アイドル時間がタイムアウト時間以上になると終了するものであり、
    前記所定時間は、前記タイムアウト時間よりも短く、
    前記処理は、前記リーダライタから取得される情報に基づいて利用者の入場駅および定期券の有無を特定する第1の処理と、前記第1の処理において特定された情報に基づいて利用者の現在の駅までの乗り越し精算料金を取得する第2の処理と、前記乗り越し精算料金を反映させて前記利用者の端末装置におけるチャージ金額の書き込みを前記リーダライタに指示する第3の処理と、を含み、
    前記コンピュータに、
    前記第1の処理、前記第2の処理、および前記第3の処理が実行される間、前記媒体に対する応答要求を前記リーダライタに送信することを行わせる、
    プログラム。
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