JP2022050956A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの増加を抑制しつつ、半導体記憶装置の特性を向上する。【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、基板と、基板の上方に設けられるパッドと、基板とパッドとの間において第1方向に沿って積層される複数の第1導電体層と、複数の第1導電体層の上方に設けられる第2導電体層と、複数の第1導電体層内を第1方向に沿って延び、第2導電体層に接する第1半導体層と、第1半導体層と複数の第1導電体層との間に設けられる電荷蓄積層と、基板とパッドとの間を第1方向に沿って延びる第1コンタクトと、第2導電体層に接する第1部分と、第1コンタクトに接する第2部分と、第1部分及び第2部分の間を接続する第3部分と、を含む第1配線層と、を備える。第1配線層の第1部分及び第2部分は、第1方向に沿って、第2導電体層と、第1配線層の第3部分との間に位置する。【選択図】図6
Description
実施形態は、半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置としてNAND型フラッシュメモリが知られている。
製造コストの増加を抑制しつつ、半導体記憶装置の特性を向上する。
実施形態の半導体記憶装置は、基板と、上記基板の上方に設けられるパッドと、上記基板と上記パッドとの間において第1方向に沿って積層される複数の第1導電体層と、上記複数の第1導電体層の上方に設けられる第2導電体層と、上記複数の第1導電体層内を上記第1方向に沿って延び、上記第2導電体層に接する第1半導体層と、上記第1半導体層と上記複数の第1導電体層との間に設けられる電荷蓄積層と、上記基板と上記パッドとの間を上記第1方向に沿って延びる第1コンタクトと、上記第2導電体層に接する第1部分と、上記第1コンタクトに接する第2部分と、上記第1部分及び上記第2部分の間を接続する第3部分と、を含む第1配線層と、を備える。上記第1配線層の第1部分及び第2部分は、上記第1方向に沿って、上記第2導電体層と、上記第1配線層の第3部分との間に位置する。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。
1. 実施形態
以下に、実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。以下では半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。
以下に、実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。以下では半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。
1.1 構成
実施形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。
実施形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。
1.1.1 メモリシステム
まず、メモリシステムの構成例について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る半導体記憶装置を含むメモリシステムの構成の一例を示すブロック図である。
まず、メモリシステムの構成例について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る半導体記憶装置を含むメモリシステムの構成の一例を示すブロック図である。
メモリシステム3は、例えば、外部のホスト機器4と通信する。メモリシステム3は、ホスト機器4からのデータを記憶し、また、データをホスト機器4に読み出す。メモリシステム3は、例えば、SSD(solid state drive)やSDTMカード等である。
メモリシステム3は、半導体記憶装置1及びメモリコントローラ2を備える。
半導体記憶装置1は、複数のメモリセルトランジスタを備え、データを不揮発に記憶する。半導体記憶装置1は、メモリコントローラ2とNANDバスによって接続される。
NANDバスは、NANDインタフェースに従った信号/CE、CLE、ALE、/WE、/RE、/WP、/RB、及びIO<7:0>の各々について、個別の信号線を介して送受信を行う。信号/CEは、半導体記憶装置1をイネーブルにするための信号である。信号CLEは、信号CLEが“H(High)”レベルである間に半導体記憶装置1に流れる信号IO<7:0>がコマンドであることを半導体記憶装置1に通知する。信号ALEは、信号ALEが“H”レベルである間に半導体記憶装置1に流れる信号IO<7:0>がアドレスであることを半導体記憶装置1に通知する。信号/WEは、信号/WEが“L(Low)”レベルである間に半導体記憶装置1に流れる信号IO<7:0>を半導体記憶装置1に取り込むことを指示する。信号/REは、半導体記憶装置1に信号IO<7:0>を出力することを指示する。信号/WPは、データの書込み及び消去の禁止を半導体記憶装置1に指示する。信号/RBは、半導体記憶装置1がレディ状態(外部からの命令を受け付ける状態)であるか、ビジー状態(外部からの命令を受け付けない状態)であるかを示す。信号IO<7:0>は、例えば8ビットの信号である。
信号IO<7:0>は、半導体記憶装置1とメモリコントローラ2との間で送受信され、コマンドCMD、アドレスADD、及びデータDATを含む。データDATは、書込みデータ及び読出しデータを含む。
メモリコントローラ2は、ホスト機器4から命令を受取り、受け取った命令に基づいて半導体記憶装置1を制御する。具体的には、メモリコントローラ2は、ホスト機器4から書込みを指示されたデータを半導体記憶装置1に書き込み、ホスト機器4から読出しを指示されたデータを半導体記憶装置1から読み出してホスト機器4に送信する。
以上で説明したメモリシステム3を使用するホスト機器4としては、例えばデジタルカメラやパーソナルコンピュータ等が挙げられる。
1.1.2 メモリコントローラ
図1に示されるように、メモリコントローラ2は、CPU(Central Processing Unit)20、内蔵メモリ21、バッファメモリ22、NAND I/F(NANDインタフェース回路)23、及びホスト I/F(ホストインタフェース回路)24を含む。メモリコントローラ2は、例えばSoC(System-on-a-chip)として構成される。
図1に示されるように、メモリコントローラ2は、CPU(Central Processing Unit)20、内蔵メモリ21、バッファメモリ22、NAND I/F(NANDインタフェース回路)23、及びホスト I/F(ホストインタフェース回路)24を含む。メモリコントローラ2は、例えばSoC(System-on-a-chip)として構成される。
CPU20は、メモリコントローラ2全体の動作を制御する。CPU20は、例えば、ホスト機器4から受信したデータの読出し命令に応答して、NANDインタフェースに基づく読出しコマンドを半導体記憶装置1に対して発行する。この動作は、書込み及び消去の場合についても同様である。
内蔵メモリ21は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリであり、CPU20の作業領域として使用される。内蔵メモリ21は、半導体記憶装置1を管理するためのファームウェア、及び各種の管理テーブル等を記憶する。
バッファメモリ22は、メモリコントローラ2が半導体記憶装置1から受信した読出しデータや、ホスト機器4から受信した書込みデータ等を一時的に記憶する。
NANDインタフェース回路23は、NANDバスを介して半導体記憶装置1と接続され、半導体記憶装置1との通信を司る。NANDインタフェース回路23は、CPU20の指示により、コマンドCMD、アドレスADD、及び書込みデータを半導体記憶装置1に送信する。また、NANDインタフェース回路23は、半導体記憶装置1から読出しデータを受信する。
ホストインタフェース回路24は、ホストバスを介してホスト機器4と接続され、メモリコントローラ2とホスト機器4との間の通信を司る。ホストインタフェース回路24は、例えば、ホスト機器4から受信した命令及びデータを、それぞれCPU20及びバッファメモリ22に転送する。
1.1.3 半導体記憶装置
次に、実施形態に係る半導体記憶装置1の構成例について、図2を用いて説明する。図2は、実施形態に係る半導体記憶装置1の構成の一例を示すブロック図である。
次に、実施形態に係る半導体記憶装置1の構成例について、図2を用いて説明する。図2は、実施形態に係る半導体記憶装置1の構成の一例を示すブロック図である。
半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ10、入出力回路11、ロジック制御回路12、レジスタ13、シーケンサ14、電圧生成回路15、ロウデコーダ16、及びセンスアンプモジュール17を含む。レジスタ13は、アドレスレジスタ13-1、及びコマンドレジスタ13-2を含む。
メモリセルアレイ10は、複数のブロックBLK0~BLKm(mは1以上の整数)を含む。各ブロックBLKは、データを不揮発に記憶することが可能な複数のメモリセルトランジスタの集合であり、例えばデータの消去単位として使用される。すなわち、同一ブロックBLK内に含まれるメモリセルトランジスタに記憶されるデータは、一括して消去される。メモリセルアレイ10には、複数のビット線及び複数のワード線が設けられる。各メモリセルトランジスタは、1本のビット線及び1本のワード線に関連付けられる。メモリセルアレイ10の詳細な構成については後述する。
入出力回路11は、信号IO<7:0>を、メモリコントローラ2との間で送受信する。入出力回路11は、信号IO<7:0>内のアドレスADD及びコマンドCMDを、それぞれアドレスレジスタ13-1、及びコマンドレジスタ13-2に転送する。また、入出力回路11は、センスアンプモジュール17とデータDATを送受信する。
ロジック制御回路12は、メモリコントローラ2から、例えば、信号/CE、CLE、ALE、/WE、/RE、及び/WPを受信し、当該受信した信号に基づいて、入出力回路11を制御する。また、ロジック制御回路12は、信号/RBを生成し、メモリコントローラ2に送信する。
レジスタ13は、種々の信号を記憶する。アドレスレジスタ13-1、及びコマンドレジスタ13-2はそれぞれ、入出力回路11から転送されるアドレスADD及びコマンドCMDを記憶する。アドレスレジスタ13-1は、アドレスADDをロウデコーダ16及びセンスアンプモジュール17に転送し、コマンドレジスタ13-2は、コマンドCMDをシーケンサ14に転送する。
シーケンサ14は、コマンドレジスタ13-2からコマンドCMDを受け取り、受け取ったコマンドCMDに基づくシーケンスに従って半導体記憶装置1全体を制御する。
電圧生成回路15は、シーケンサ14からの指示に基づいて、書込み動作及び読出し動作等に使用される電圧を生成し、生成した電圧を、メモリセルアレイ10、ロウデコーダ16、及びセンスアンプモジュール17等に供給する。
ロウデコーダ16は、アドレスレジスタ13-1からアドレスADD中のブロックアドレスを受け取り、当該ブロックアドレスに基づいてブロックBLK0~BLKm(mは1以上の整数)のいずれかを選択する。ロウデコーダ16は、選択したブロックBLKにおける複数のワード線に対応するロウ方向を選択し、電圧生成回路15から供給された電圧を選択ワード線に印加する。
センスアンプモジュール17は、データ読出し時には、メモリセルアレイ10内の読み出し動作の対象となるメモリセルトランジスタの閾値電圧をセンスして読出しデータを生成し、生成した読出しデータを入出力回路11に転送する。また、センスアンプモジュール17は、データ書込み時には、入出力回路11から書込みデータを受け取り、受け取った書込みデータをメモリセルアレイ10に転送する。
1.1.4 メモリセルアレイ
次に、実施形態に係る半導体記憶装置1のメモリセルアレイ10の構成について、図3を用いて説明する。図3は、実施形態に係る半導体記憶装置1のメモリセルアレイ10の構成を説明するための回路図の一例である。
次に、実施形態に係る半導体記憶装置1のメモリセルアレイ10の構成について、図3を用いて説明する。図3は、実施形態に係る半導体記憶装置1のメモリセルアレイ10の構成を説明するための回路図の一例である。
図3に示すように、ブロックBLKは、例えば4つのストリングユニットSU(SU0、SU1、SU2、及びSU3)を含む。各ストリングユニットSUは、複数のNANDストリングNSを含む。
NANDストリングNSの各々は、例えば8個のメモリセルトランジスタMT(MT0~MT7)と、選択トランジスタST1と、選択トランジスタST2と、を備える。なお、各々のNANDストリングNSに備えられるメモリセルトランジスタMTの個数は8個に限られず、16個や32個、48個、64個、96個、128個等であってもよく、その数は限定されるものではない。メモリセルトランジスタMTは、制御ゲート部と電荷蓄積部とを含む積層ゲートを備える。各メモリセルトランジスタMTは、選択トランジスタST1及びST2の間に、直列接続される。
あるブロックBLK内において、ストリングユニットSU0~SU3の選択トランジスタST1のゲートは、それぞれ選択ゲート線SGD0~SGD3に接続される。また、ブロックBLK内の全てのストリングユニットSUの選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGSに共通接続される。なお、選択ゲート線SGSは、選択ゲート線SGDと同様に、ストリングユニットSU0~SU3の選択トランジスタST2のゲートがそれぞれ選択ゲート線SGS0~SGS3(図示せず)に接続されてもよい。同一のブロックBLK内のメモリセルトランジスタMT0~MT7の制御ゲートは、それぞれワード線WL0~WL7に接続される。すなわち、ワード線WLは、同一のブロックBLK内の全てのストリングユニットSUに共通接続されており、選択ゲート線SGSは、同一のブロックBLK内の全てのストリングユニットSUに共通接続される。一方、選択ゲート線SGDは、同一のブロックBLK内のストリングユニットSUの1つのみに接続される。
また、メモリセルアレイ10内でマトリクス状に配置されたNANDストリングNSのうち、同一行にあるNANDストリングNSの選択トランジスタST1の他端は、k(kは2以上の整数)本のビット線BL(BL0~BL(k-1))のいずれかに接続される。また、ビット線BLは、複数のブロックBLKにわたって、同一列のNANDストリングNSに共通接続される。
また、選択トランジスタST2の他端は、ソース線SLに接続される。ソース線SLは、複数のブロックBLKにわたって、複数のNANDストリングNSに共通接続される。
上述のとおり、データの消去は、例えば、同一のブロックBLK内にあるメモリセルトランジスタMTに対して一括して行われる。これに対して、データの読出し及び書込みは、いずれかのブロックBLKのいずれかのストリングユニットSUにおける、いずれかのワード線WLに共通接続された複数のメモリセルトランジスタMTにつき、一括して行われ得る。このような、1つのストリングユニットSU中でワード線WLを共有するメモリセルトランジスタMTの組は、例えば、メモリセルユニットMUと称される。つまり、メモリセルユニットMUは、一括して書込み、又は読出し動作が実行され得るメモリセルトランジスタMTの組である。
メモリセルユニットMU内の複数のメモリセルトランジスタMTの各々に記憶された1ビットのデータのデータ列の単位が「ページ」として定義される。例えば、メモリセルトランジスタMTが2ビットを記憶可能な場合、メモリセルユニットMUには、2ページ分のデータが記憶される。なお、メモリセルトランジスタMTは、2ビットに限らず、3ビット以上のデータが記憶可能に構成されていてもよい。
1.1.5 メモリセルアレイの構造
次に、メモリセルアレイ10の構造について、図4を用いて説明する。図4は、実施形態に係る半導体記憶装置1のメモリセルアレイ10の断面構造の一例である。
次に、メモリセルアレイ10の構造について、図4を用いて説明する。図4は、実施形態に係る半導体記憶装置1のメモリセルアレイ10の断面構造の一例である。
なお、以下で参照される図面において、X方向はビット線BLの延伸方向に対応し、Y方向はワード線WLの延伸方向に対応する。Z1方向は半導体記憶装置1の半導体基板から電極パッドに向かう方向に対応し、Z2方向は半導体記憶装置1の電極パッドから半導体基板に向かう方向に対応する。Z1方向及びZ2方向のいずれかを限定しない場合は、Z方向と表記する。なお、以降の説明において、ある構成要素がXY面内に広がる2つの面(又は端部)を有し、当該2つの面(又は端部)がZ方向に沿って並ぶ場合、当該2つの面(又は端部)のうち、電極パッド側を第1面(第1端)、半導体基板側を第2面(第2端)とする。
メモリセルアレイ10は、Z方向において半導体記憶装置1の電極パッドと半導体基板との間に設けられ、導電体層30~35、及び複数のメモリピラーMP(図4中、一部のみ図示)を含む。
導電体層30は、例えばXY平面に沿って広がった板状に形成される。導電体層30は、ソース線SLとして使用される。導電体層30は、導電材料により構成され、例えば不純物を添加されたN型半導体、または金属材料が用いられる。また、導電体層30は、例えば半導体と金属との積層構造であってもよい。
導電体層30の第2面上には、絶縁体層50が積層される。絶縁体層50の第2面上には、導電体層31が積層される。導電体層31は、例えばXY平面に沿って広がった板状に形成される。導電体層31は、選択ゲート線SGSとして使用される。導電体層31は、例えばタングステンを含む。
導電体層31の第2面上には、絶縁体層51が積層される。絶縁体層51の第2面上には、8個の導電体層32及び8個の絶縁体層52が、Z2方向に向かって導電体層32、絶縁体層52、・・・、導電体層32、絶縁体層52の順に積層される。導電体層32は、例えばXY平面に沿って広がった板状に形成される。8個の導電体層32は、Z2方向に沿って導電体層31側から順に、それぞれワード線WL0~WL7として使用される。導電体層32は、例えばタングステンを含む。
最も半導体基板側の絶縁体層52の第2面上には、導電体層33が積層される。導電体層33は、例えばXY平面に沿って広がった板状に形成される。導電体層33は、選択ゲート線SGDとして使用される。導電体層33は、例えばタングステンを含む。導電体層33は、例えばスリットSHEによって、ストリングユニットSU毎に電気的に切断される。
導電体層33の第2面上には、絶縁体層53が積層される。絶縁体層53の第2面上には、導電体層34が積層される。導電体層34は、X方向に沿って延伸して設けられ、ビット線BLとして機能する。
導電体層34より電極パッド側において、複数のメモリピラーMPが、Z2方向に沿って延伸して設けられ、導電体層31~33を貫通する。
メモリピラーMPの各々は、例えばコア部材90、半導体膜91、トンネル絶縁膜92、電荷蓄積膜93、ブロック絶縁膜94、及び半導体部95を含む。
コア部材90はZ2方向に沿って延伸して設けられる。コア部材90の第2端は、導電体層33よりも半導体基板側に位置し、コア部材90の第1端は、導電体層31よりも電極パッド側に位置する。コア部材90は、例えば酸化シリコンを含む。
半導体膜91は、コア部材90の側面を覆うように設けられる。半導体膜91の第2端は、コア部材90の第2端よりも、半導体基板側に位置する。半導体膜91の第1端は、コア部材90の第1端を覆い、導電体層30に接する。半導体膜91は、例えばポリシリコンを含む。
トンネル絶縁膜92は、半導体膜91の側面を覆う。トンネル絶縁膜92は、例えば酸化シリコンを含む。
電荷蓄積膜93は、トンネル絶縁膜92の側面を覆う。電荷蓄積膜93は、例えばトラップ準位を有する絶縁体(例えば、窒化シリコン)を含む。
ブロック絶縁膜94は、電荷蓄積膜93の側面を覆う。ブロック絶縁膜94は、例えば酸化シリコンを含む。
半導体部95は、コア部材90の第2端を覆うように設けられる。半導体部95の側面は、コア部材90の第2端よりも半導体基板側に位置する半導体膜91の内壁部分を覆う。半導体部95の第2面は、導電体層35に接触する。導電体層35は、導電体層34に接続され、メモリピラーMPと導電体層34とが電気的に接続される。
以上で説明したメモリピラーMPの構造において、メモリピラーMPと導電体層31とが交差した部分は、選択トランジスタST2として機能する。また、メモリピラーMPと導電体層32とが交差した部分は、メモリセルトランジスタMTとして機能する。また、メモリピラーMPと導電体層33とが交差した部分は、選択トランジスタST1として機能する。また、半導体膜91は、メモリセルトランジスタMT0~MT7、並びに選択トランジスタST1、及びST2のそれぞれのチャネルとして機能する。また、電荷蓄積膜93は、メモリセルトランジスタMTの電荷蓄積部として機能する。
なお、以上の説明において、電荷蓄積膜93が、メモリピラーMP内に連続膜として設けられる例を示したが、本実施形態はこれに限られるものではない。例えば、電荷蓄積膜93は、NANDストリングNS内の複数のメモリセルトランジスタMTの各々に対して個別に分離して設けられていてもよい。この場合、当該個別に分離して設けられた電荷蓄積膜93は、ポリシリコン、又はチタン、タングステン、及びルテニウムから選択される少なくとも1つを含む金属を含んでもよい。
1.1.6 半導体記憶装置の構造
以下に、実施形態に係る半導体記憶装置1の構造の一例について説明する。
以下に、実施形態に係る半導体記憶装置1の構造の一例について説明する。
1.1.6.1 半導体記憶装置の平面レイアウト
実施形態に係る半導体記憶装置1の平面レイアウトについて、図5を用いて説明する。図5は、実施形態に係る半導体記憶装置1の平面レイアウトの一例である。
実施形態に係る半導体記憶装置1の平面レイアウトについて、図5を用いて説明する。図5は、実施形態に係る半導体記憶装置1の平面レイアウトの一例である。
図5に示すように、半導体記憶装置1は、例えば、XY平面視において、メモリ領域MZ、コンタクト領域CSZ、パッド領域PDZ、及び外周領域OPZを含む矩形状を有する。メモリ領域MZ、コンタクト領域CS、パッド領域PDZは、例えば、各々が矩形状を有し、この順にX方向に沿って並ぶ。外周領域OPZは、メモリ領域MZ、コンタクト領域CS、パッド領域PDZをXY平面内で囲むように配置される。
メモリ領域MZは、メモリセルアレイ10を含む領域である。
コンタクト領域CSZは、メモリセルアレイ10とセンスアンプモジュール17等の各種回路とを接続するための接続部が設けられる領域である。
パッド領域PDZは、メモリコントローラ2等の外部機器と半導体記憶装置1とを接続するための電極パッドが設けられる領域である。
外周領域OPZは、チップ端部を含む領域である。外周領域OPZは、例えば、半導体記憶装置1の製造工程で配線層を形成する際に使用される位置合わせパターン、及びスクライブ線等が設けられる領域である。
1.1.6.2 半導体記憶装置の断面構造
実施形態に係る半導体記憶装置1の断面構造について、図6を用いて説明する。図6は、図5のVI-VI線に沿った半導体記憶装置1の断面構造の一例である。
実施形態に係る半導体記憶装置1の断面構造について、図6を用いて説明する。図6は、図5のVI-VI線に沿った半導体記憶装置1の断面構造の一例である。
図6に示すように、半導体記憶装置1は、回路チップ1-1とメモリチップ1-2とが貼り合わせられた構成を有する。回路チップ1-1は、半導体基板70と、当該半導体基板70上に形成された各種回路11~17と、を含む。メモリチップ1-2は、メモリセルアレイ10、及び電極パッドPDを含む。
まず、回路チップ1-1の断面構造について説明する。
外周領域OPZを除く領域において、各種回路11~17が形成される。図6では、例として、各種回路11~17内に含まれる構成の例として、いくつかのトランジスタTRが示される。
回路チップ1-1は、半導体基板70、当該半導体基板70の第1面上に設けられたゲート電極80、及び導電体層81~84を含む。
半導体基板70の第1面上には、絶縁体層57が設けられる。絶縁体層57内には、複数のゲート電極80、及び複数の導電体層81~84が設けられる。絶縁体層57は、例えば酸化シリコンである。
半導体基板70内には、ソース及びドレイン(図示せず)が間隔をあけて形成される。半導体基板70の第1面上のうち、ソース及びドレインの間の領域には、ゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲート電極80が設けられる。このような構成により、半導体基板70の第1面側に、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)構造を有するトランジスタTRが形成される。
トランジスタTRのソース及びドレイン上には、例えば柱状のコンタクトとして機能する複数の導電体層81のうちいずれかが設けられる。導電体層81の第1面上には、複数の導電体層82のうちいずれかが設けられる。導電体層82の第1面上には、例えば柱状のコンタクトとして機能する複数の導電体層83のうちいずれかが設けられる。導電体層83の第1面上には、複数の導電体層84のうちいずれかが設けられる。
複数の導電体層84は、例えばメモリ領域MZ、コンタクト領域CSZ、及びパッド領域PDZに設けられ、回路チップ1-1の第1面において、回路チップ1-1とメモリチップ1-2とを電気的に接続するための接続パッドBPとして機能する。
次に、メモリチップ1-2の断面構造について説明する。
メモリチップ1-2は、導電体層36、37、38、及び39、メモリセルアレイ10、配線層60a、60b、及び60c、並びに電極パッドPDを含む。
メモリチップ1-2において、回路チップ1-1の第1面上に、絶縁体層54が設けられる。絶縁体層54は、例えば酸化シリコンを含む。絶縁体層54内には、導電体層36~39、及びメモリセルアレイ10が設けられる。
メモリチップ1-2の第2面において、回路チップ1-1の複数の導電体層84の各々の第1面上に、接続パッドBPとして機能する複数の導電体層36のうちいずれかが設けられる。すなわち、複数の導電体層36は、複数の導電体層84に対応して、メモリ領域MZ、コンタクト領域CSZ、及びパッド領域PDZに設けられる。これにより、回路チップ1-1とメモリチップ1-2とが、複数の導電体層36及び84によって、電気的に接続される。
メモリ領域MZ内の導電体層36より電極パッドPD側には、メモリセルアレイ10が設けられる。メモリセルアレイ10は、導電体層34が半導体基板70側に配置され、導電体層30が電極パッドPD側に配置されるように設けられる。導電体層34の第2面は、例えば柱状のコンタクトとして機能する導電体層37を介して、メモリ領域MZ内の導電体層36の第1面に接続される。導電体層30の第1面は、絶縁体層54の第1面と同等の高さに位置する。
コンタクト領域CSZ内の導電体層36の第1面上には、コンタクトとして機能する導電体層38が設けられる。導電体層38の第1端は、導電体層30の第1面、及び絶縁体層54の第1面よりも電極パッドPD側に位置する。
パッド領域PDZ内の導電体層36の第1面上には、コンタクトとして機能する導電体層39が設けられる。導電体層39の第1端は、導電体層30の第1面、及び絶縁体層54の第1面よりも電極パッドPD側に位置する。
配線層60a、60b、及び60cは、導電体層30及び絶縁体層54より電極パッドPD側に設けられ、例えばアルミニウムを含む。配線層60aは、メモリ領域MZ及びコンタクト領域CSZにわたって設けられる。配線層60bは、パッド領域PDZに設けられる。配線層60cは、外周領域OPZに設けられる。配線層60a及び60bは、コンタクト領域CSZ及びパッド領域PDZの間の領域(離間部DIV1)において離間する。配線層60b及び60cは、パッド領域PDZ及び外周領域OPZの間の領域(離間部DIV2)において離間する。
配線層60aは、X方向に沿って延び、互いにX方向に沿って並ぶ部分CT1、CT2、及びXL1を含む。部分CT1は、導電体層30の第1面の少なくとも一部に接触する。部分CT2は、導電体層38の第1面及び絶縁体層54の第1面のうち導電体層38の第1端を囲む領域に接触する。部分XL1は、導電体層30の第1面及び絶縁体層54の第1面に接触しない位置において、部分CT1及びCT2の間を接続する。すなわち、配線層60aは、導電体層30と導電体層38との間を電気的に接続する。
配線層60bは、X方向に沿って延び、互いにX方向に沿って並ぶ部分CT3及びXL2を含む。部分CT3は、導電体層39の第1面及び絶縁体層54の第1面のうち導電体層39の第1端を囲む領域に接触する。部分XL2は、絶縁体層54の第1面に接触しない位置において、部分CT3及び電極パッドPDの間を接続する。すなわち、配線層60bは、電極パッドPDと導電体層39との間を電気的に接続する。
配線層60cは、絶縁体層54の第1面に接触する部分DMを含む。部分DMが接触する絶縁体層54の第1面の一部は、後述する半導体記憶装置1の製造プロセスにおける位置合わせパターンとして使用される。
電極パッドPDは、配線層60bの部分XL2の第1面上に設けられる。電極パッドPDは、例えばボンディングワイヤ、はんだボール、金属バンプ等により実装基板や外部機器等に接続され得る。電極パッドPDは、例えば銅を含む。
絶縁体層54及び導電体層30の各々の第1面上のうち配線層60a~60cと接触しない領域において、部分XL1及びXL2の第2面の高さまで、絶縁体層55が設けられる。絶縁体層55は、例えば酸化シリコンを含む。
配線層60a、配線層60c、及び絶縁体層55の各々の第1面上、並びに配線層60bの第1面上のうち電極パッドPDが設けられる領域以外の領域には、絶縁体層56が設けられる。絶縁体層56は、パッシベーション膜として使用され、例えば酸化シリコンを含む。
1.1.6.3 配線層及びその周辺の構造
次に、配線層60a~60c、導電体層38及び39、並びに絶縁体層55の構造について、図7を用いて説明する。図7は、図6のVII領域を拡大した図である。なお、図7では、図を見易くするために絶縁体層56の構成が省略される。
次に、配線層60a~60c、導電体層38及び39、並びに絶縁体層55の構造について、図7を用いて説明する。図7は、図6のVII領域を拡大した図である。なお、図7では、図を見易くするために絶縁体層56の構成が省略される。
図7に示されるように、絶縁体層55は、例えば複数の部分55-1、55-2、55-3、55-4、及び55-5を含む。X方向における部分55-1の一端、及びX方向における部分55-2の一端は、部分CT1をX方向に挟む。X方向における部分55-2の他端、及びX方向における部分55-3の一端は、部分CT2をX方向に挟む。X方向における部分55-3の他端、及びX方向における部分55-4の一端は、部分CT3をX方向に挟む。X方向における部分55-4の他端、及びX方向における部分55-5の一端は、部分DMをX方向に挟む。
複数の部分55-1~55-5の各々は、互いに同等の厚さdを有する。複数の部分55-1~55-5の各々の第2面は、導電体層30及び絶縁体層54の各々の第1面と同等の高さに位置する(すなわち、導電体層30及び絶縁体層54の各々の第1面に接する)。これにより、複数の部分55-1~55-5の各々の第1面は、互いに同等の高さに位置する。このため、配線層60a、60b、及び60cのうち複数の部分55-1~55-5の各々の第1面上に設けられる部分(部分XL1及びXL2を含む)の第2面は、互いに同等の高さに位置する。
導電体層38の第1面は、部分55-1~55-5の各々の第2面より間隔d1だけ高く、部分55-1~55-5の各々の第1面より間隔d2(d2=d-d1)だけ低い位置に位置する。導電体層39の第1面は、例えば導電体層38の第1面と同等の高さに位置する。
次に、図8を参照して、配線層60a~60cのXY平面に沿う断面の構成について説明する。図8は、図7のVIII-VIII線に沿った半導体記憶装置1の断面図である。
図8に示されるように、XY平面において、部分CT1は、例えばX方向に平行な辺と、当該X方向に平行な辺よりも長いY方向に平行な辺とを有する矩形状に設けられる。部分CT1のY方向に沿った長さは、例えば導電体層30(図8中、鎖線で示される)のY方向に沿った長さよりも短い。
XY平面において、例えば各種回路11~17のうち互いに異なる回路に接続される複数の導電体層38が、Y方向に沿って並ぶように設けられる。複数の導電体層38は、例えば部分CT1のY方向に沿った一端から他端の範囲内に設けられる。
部分CT2は、複数の導電体層38をXY平面において囲み、例えばX方向に平行な辺と、当該X方向に平行な辺よりも長いY方向に平行な辺とを有する矩形状に設けられる。
XY平面において、例えば各種回路11~17のうち互いに異なる回路に接続される複数の導電体層39が、Y方向に沿って並ぶように設けられる。
また、半導体記憶装置1の第1面において複数の電極パッドPD(図8中、一点鎖線で示される)が、Y方向に沿って並ぶように設けられる。
XY平面において、例えば各々がX方向に平行な辺と、Y方向に平行な辺とを有し、互いに電気的に切断される複数の部分CT3が、Y方向に沿って並ぶように設けられる。複数の部分CT3の各々は、Y方向に沿って並ぶ2つの導電体層39の組をXY平面において囲む。複数の部分CT3の各々は、互いに電気的に切断される複数の配線層60bのうちいずれかに含まれ、対応する配線層60bの一部(図8中、点線で示される)によって、対応する電極パッドPDに接続される。これにより、上述の組に含まれる2つの導電体層39は、複数の電極パッドPDのうちいずれか共通の電極パッドPDに接続される。
なお、図8の例では、8つの導電体層38が、導電体層30のY方向に沿った一端から他端の範囲内に設けられる例を示したが、複数の導電体層38の数、及び複数の導電体層38が設けられる範囲はこれに限られない。複数の導電体層38の数は、7つ以下、又は9つ以上でもよい。また、複数の導電体層38は、例えば複数の電極パッドPDのうちいずれかのY方向に沿った一端から他端の範囲内のみに設けられてもよい。
また、図8の例では、2つの導電体層39が同一の電極パッドPDに接続される例を示したが、同一の電極パッドPDに接続される導電体層39の数はこれに限られない。例えば、1つの電極パッドPDに対して、1つ、又は3つ以上の導電体層39が設けられてもよい。この場合、複数の部分CT3の各々は、1つ、又は3つ以上の導電体層39をXY平面において囲む。
1.2 半導体記憶装置の製造方法
以下に、実施形態に係る半導体記憶装置1の製造工程の一例について、図9~図16を用いて説明する。図9~図16のそれぞれは、実施形態に係る半導体記憶装置1の製造工程における半導体記憶装置1の断面構造の一例を示す。なお、図9~図11に示される各製造工程の断面図に示された領域は、図6に示した半導体記憶装置1のメモリチップ1-2の領域を上下反転させた領域に対応する。また、図12~図16に示される各製造工程の断面図に示された領域は、図6に示した領域に対応する。
以下に、実施形態に係る半導体記憶装置1の製造工程の一例について、図9~図16を用いて説明する。図9~図16のそれぞれは、実施形態に係る半導体記憶装置1の製造工程における半導体記憶装置1の断面構造の一例を示す。なお、図9~図11に示される各製造工程の断面図に示された領域は、図6に示した半導体記憶装置1のメモリチップ1-2の領域を上下反転させた領域に対応する。また、図12~図16に示される各製造工程の断面図に示された領域は、図6に示した領域に対応する。
まず、図9に示されるように、半導体基板100の第2面上に、犠牲層101が島状に形成される。具体的には、犠牲層101は、半導体基板100の第2面上にわたって形成された後、リソグラフィ及び異方性エッチングを用いた処理により、例えば部分CT1~CT3、及びDMが形成される予定の領域を除いて除去される。犠牲層101は、例えば窒化シリコン等を含む。
次に、図10に示されるように、半導体基板100の第2面のうち犠牲層101が除去された領域を埋めるように、絶縁体層55が形成される。絶縁体層55は、例えば犠牲層101に対して平坦となるように形成される。具体的には、まず半導体基板100及び犠牲層101の第2面上に、絶縁体層55が、例えばZ2方向に沿って略一様な厚さとなるように形成される。そして、CMP(Chemical Mechanical Polishing)等の処理により平坦化される。
次に、図11に示されるように、メモリセルアレイ10、及び導電体層36~39が形成される。具体的には、例えばメモリセルアレイ10が、犠牲層101及び絶縁体層55の第2面のうち、部分CT1に対応する領域に設けられた犠牲層101を含み、かつ部分CT2、CT3、及びDMに対応する領域に設けられた犠牲層101を含まない領域上に形成される。続いて、メモリセルアレイ10を覆うように絶縁体層54が形成される。絶縁体層54には、リソグラフィ、及び異方性エッチング等を用いた処理により、導電体層37~39が形成される予定の領域にホールが形成される。絶縁体層54に形成されたホールを埋めるように、導電体層37~39が形成される。導電体層37~39が形成された後、複数の導電体層36が、対応する導電体層37~39の第2端に接するようにそれぞれ形成される。
上述した図11に関する工程において、メモリセルアレイ10内の導電体層30は、部分CT1が形成される予定の領域の犠牲層101に接するように形成される。導電体層38は、導電体層38の第1面が、部分CT2が形成される予定の領域の犠牲層101に接し、かつ当該犠牲層101の第1面と第2面との間に位置する(すなわち、半導体基板100に接触しない)ように形成される。導電体層39は、導電体層39の第1面が、部分CT3が形成される予定の領域の犠牲層101に接し、かつ当該犠牲層101の第1面と第2面との間に位置する(すなわち、半導体基板100に接触しない)ように形成される。
次に、図12に示されるように、メモリチップ1-2と、図示しない工程により形成された回路チップ1-1とが、貼合処理によって、貼り合わせられる。具体的には、メモリチップ1-2の一端に含まれ、接続パッドBPとして機能する導電体層36と、回路チップ1-1の一端に含まれ、接続パッドBPとして機能する導電体層84と、が対向するように配置される。そして、熱処理によって対向する接続パッドBP同士が接合される。なお、回路チップ1-1は、メモリチップ1-2と異なる半導体基板70を用いて形成されるため、図9~図11に示されるメモリチップ1-2を形成する工程と、回路チップ1-1を形成する工程とは、並行して進められ得る。
次に、図13に示されるように、CMP等により、半導体基板100が除去され、犠牲層101が、半導体記憶装置1の第1面に露出する。
次に、図14に示されるように、ウェットエッチング又はドライエッチングによって、犠牲層101が選択的に除去される。本工程によって、部分CT1、CT2、CT3、DMが設けられる予定の領域が、半導体記憶装置1の第1面に露出する。
次に、図15に示されるように、例えば半導体記憶装置1の第1面に露出した部分DMが設けられる予定の領域を位置合わせパターンとして使用して、配線層60a、60b、及び60cが形成される。具体的には、絶縁体層55の第1面上、導電体層30及び絶縁体層54の第1面のうち絶縁体層55が設けられない部分の上、並びに導電体層38及び39の第1面上に、配線層が、Z方向に沿った厚さが略一様となるように形成される。そして、例えばリソグラフィ及びエッチングを用いた処理等によって、分断部DIV1及びDIV2が形成され、配線層が配線層60a、60b、及び60cに分離される。本工程により、部分CT1~CT3、及びDMが形成される。
次に、図16に示されるように、電極パッドPD、及び電極パッドPDの第1面に開口部を有する絶縁体層56が形成される。まず、部分XL2の第1面上に、電極パッドPDが形成される。そして、半導体記憶装置1の第1端に、開口部を除いて、絶縁体層56が形成される。
なお、以上で説明した製造工程はあくまで一例であり、各製造工程の間にはその他の処理が挿入されてもよいし、製造工程の順番が入れ替えられてもよい。
1.3 効果
実施形態によれば、製造コストの増加を抑制しつつ、半導体記憶装置の特性を向上することができる。実施形態の効果について、以下に説明する。
実施形態によれば、製造コストの増加を抑制しつつ、半導体記憶装置の特性を向上することができる。実施形態の効果について、以下に説明する。
実施形態によれば、メモリチップ1-2の製造工程において、犠牲層101は、半導体基板100の第2面上の部分CT1~CT3、及びDMに対応する領域に、互いに離間して形成される。絶縁体層55は、犠牲層101の互いに離間した領域を埋め込み、かつ第2面が犠牲層101の第2面に対して平坦になるように形成される。メモリチップ1-2と回路チップ1-1とが貼り合わせられた後、半導体基板100及び犠牲層101は除去される。そして、犠牲層101が除去されてパターンが形成されたメモリチップ1-2の第1面上に、配線層60a~60cが形成される。
このような製造方法により製造された半導体記憶装置1において、配線層60aと導電体層30及び絶縁体層54との接触面、配線層60b及び60cと絶縁体層54との接触面は、同等の高さに位置する。複数の部分55-1~55-5の第1面は、互いに同等の高さに位置する。配線層60a~60cのうち複数の部分55-1~55-5の第1面上に設けられる部分の第2面は、互いに同等の高さに位置する。導電体層38及び39は、導電体層38及び39の各々の第1端が、導電体層30及び絶縁体層54の各々の第1面と、部分55-1~55-5の第1面との間に位置するように設けられる。
上述のような製造方法により製造される半導体記憶装置1であれば、部分CT1~CT3、及びDMが形成される予定の領域を同じ工程により露出させることが可能となる。このため、メモリチップ及び回路チップを貼り合わせた後、半導体記憶装置の第1面に、部分CT1~CT3、及びDMが形成される予定の領域の各々を別々の工程により形成する場合と比べて、製造コストの増加を抑制することができる。
また、導電体層30の第1面のうち部分CT1に接続される予定の領域は、犠牲層101の除去によって露出される。これにより、部分CT1を形成する際に、例えばフォトリソグラフィ等を用いて絶縁体層に覆われた導電体層の一部を露出させ、当該露出された一部に配線層と導電体層との接続部を形成する場合に比べて、導電体層30、及びメモリピラーMPの損傷を抑制することができる。導電体層30の損傷を抑制することで、導電体層30と配線層60aとの間の抵抗の増加を抑制することができる。また、メモリピラーMPの損傷を抑制することで、部分CT1を、例えばメモリピラーMPを設ける領域のZ1方向における直上に設けることが可能となる。このことによっても、導電体層30と配線層60aとの間の抵抗の増加を抑制することができる。これらにより、半導体記憶装置1内のメモリセルアレイ10と各種回路11~17との間を容易に接続することが可能となる。したがって、半導体記憶装置1の特性を向上することができる。
2. 実施形態の変形例
上述の実施形態は、種々の変形が可能である。
上述の実施形態は、種々の変形が可能である。
以下に実施形態の変形例に係る半導体記憶装置について説明する。以下では、実施形態と同等の構成及び製造方法についての説明を省略し、実施形態と異なる構成及び製造方法について主に説明する。なお、変形例によっても、実施形態と同等の効果を奏することができる。
2.1 第1変形例
上述の実施形態では、配線層60aと導電体層30とが、導電体層30の第1面のうち一箇所で、1つの部分CT1により接続される場合を示したが、これに限られない。例えば、配線層60aと導電体層30とが、導電体層30の第1面のうち複数箇所で、複数の部分CT1により接続されてもよい。
上述の実施形態では、配線層60aと導電体層30とが、導電体層30の第1面のうち一箇所で、1つの部分CT1により接続される場合を示したが、これに限られない。例えば、配線層60aと導電体層30とが、導電体層30の第1面のうち複数箇所で、複数の部分CT1により接続されてもよい。
第1変形例に係る半導体記憶装置1について、図17を用いて説明する。図17は、実施形態における図6に対応する。
図17に示されるように、第1変形例に係る半導体記憶装置1は、導電体層30の第1面において、絶縁体層55が設けられない複数の部分を有する。
第1変形例において、配線層60aは、導電体層30の第1面のうち絶縁体層55が設けられない複数の部分において、配線層60aと導電体層30とが接続される複数の部分CT1を有する。複数の部分CT1の各々のXZ平面における形状は、実施形態における部分CT1と同等であるため、その説明を省略する。
次に、図18を参照して、配線層60aのうち複数の部分CT1のXY平面に沿う断面の構成について説明する。図18は、図17のXVIII-XVIII線に沿った半導体記憶装置1の断面図である。
図18に示されるように、XY平面において、複数の部分CT1の各々は、実施形態における部分CT1と同等の形状を有し、X方向に沿って並ぶように配置される。これにより、配線層60aは、XY平面において、各々がY方向に沿って長く延びる複数の部分CT1が、縞状に配置されるように設けられる。
なお、上述の第1変形例では、3つの部分CT1が設けられる例を示したが、これに限られるものではない。複数の部分CT1は2つ、又は4つ以上設けられてもよい。
第1変形例によれば、配線層60aと導電体層30とは、複数の部分CT1により接続される。これにより、配線層60aと導電体層30との接触面積の低下を抑制し、配線層60a及び導電体層30の間の抵抗の増加をさらに抑制することができる。このため、半導体記憶装置1内のメモリセルアレイ10と各種回路11~17との間を容易に接続することが可能となる。したがって、半導体記憶装置1の特性をさらに向上することができる。
2.2 第2変形例
上述の実施形態及び第1変形例では、配線層60aが、部分CT1において導電体層30と直接的に接続される場合を示したが、これに限られない。例えば、導電体層30の第1端において、導電体層30がシリサイド化された部分を含み、当該シリサイド化された導電体層30の部分を介して、配線層60aと導電体層30とが接続されてもよい。
上述の実施形態及び第1変形例では、配線層60aが、部分CT1において導電体層30と直接的に接続される場合を示したが、これに限られない。例えば、導電体層30の第1端において、導電体層30がシリサイド化された部分を含み、当該シリサイド化された導電体層30の部分を介して、配線層60aと導電体層30とが接続されてもよい。
第2変形例に係る半導体記憶装置1について、図19を用いて説明する。図19は、実施形態における図6に対応する。
図19に示されるように、第2変形例において、導電体層30は、導電体層30の第1端において、部分CT1に接続される領域にシリサイド化された部分30Sを含む。当該シリサイド化された部分30Sは、例えばチタンシリサイド、ニッケルシリサイド、コバルトシリサイド等を含む。
なお、図19に示される例では、導電体層30が、配線層60aの1つの部分CT1により接続される場合を示したが、これに限られるものではない。例えば配線層60aが複数の部分CT1を含む場合において、導電体層30は、当該複数の部分CT1の各々に接続される領域において、それぞれシリサイド化された部分30Sを含むように設けられてもよい。
次に、第2変形例に係る半導体記憶装置1の製造方法について説明する。
第2変形例では、実施形態における図15の工程の前に、実施形態における図14の工程において、半導体記憶装置1の第1面に露出される導電体層30の部分を、RTA(Rapid Thermal Annealing)処理等を用いて、シリサイド化する。これにより、導電体層30の第1端に、シリサイド化された部分30Sが形成される。
第2変形例によれば、配線層60aと導電体層30とは、導電体層30内のシリサイド化された部分30Sを介して接続される。これにより、配線層60a及び導電体層30の間の抵抗の増加をさらに抑制することができる。このため、半導体記憶装置1内のメモリセルアレイ10と各種回路11~17との間をさらに容易に接続することが可能となる。したがって、半導体記憶装置1の特性をさらに向上することができる。
3 その他
上記ではいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上記ではいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…半導体記憶装置、2…メモリコントローラ、3…メモリシステム、4…ホスト機器、10…メモリセルアレイ、11…入出力回路、12…ロジック制御回路、13…レジスタ、13-1…アドレスレジスタ、13-2…コマンドレジスタ、14…シーケンサ、15…電圧生成回路、16…ロウデコーダ、17…センスアンプモジュール、20…CPU、21…内蔵メモリ、22…バッファメモリ、23…NAND I/F、24…ホスト I/F、30~39、81~84…導電体層、50~57…絶縁体層、60a、60b、60c…配線層、70、100…半導体基板、80…ゲート電極、90…コア部材、91…半導体膜、92…トンネル絶縁膜、93…電荷蓄積膜、94…ブロック絶縁膜、95…半導体部、101…犠牲層、NS…NANDストリング、MU…メモリセルユニット、SU…ストリングユニット、SHE…スリット。
Claims (14)
- 基板と、
前記基板の上方において第1方向に沿って積層される複数の第1導電体層と、
前記複数の第1導電体層の上方に設けられる第2導電体層と、
前記複数の第1導電体層内を前記第1方向に沿って延び、前記第2導電体層に接する第1半導体層と、
前記第1半導体層と前記複数の第1導電体層との間に設けられる電荷蓄積層と、
前記基板の上方において前記第1方向に沿って延びる第1コンタクトと、
前記第2導電体層に接する第1部分と、前記第1コンタクトに接する第2部分と、前記第1部分及び前記第2部分の間を接続する第3部分と、を含む第1配線層と、
を備え、
前記第1配線層の第1部分及び第2部分は、前記第1方向に沿って、前記第2導電体層と、前記第1配線層の第3部分との間に位置する、
半導体記憶装置。 - 前記第1コンタクトの上面は、前記第1方向に沿って、前記第2導電体層の上面と前記第1配線層の第3部分の下面との間に位置する、
請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記第1配線層は、
前記第2導電体層に接する第4部分をさらに備える、
請求項1又は請求項2記載の半導体記憶装置。 - 前記半導体記憶装置は、
前記基板の上方において前記第1方向に沿って延びる第2コンタクトと、
前記第2コンタクトに接する第1部分と、前記第1部分に接続される第2部分と、を含み、前記第1配線層と離間して設けられる第2配線層と、
をさらに備え、
前記第2配線層の第2部分は、前記第1方向に沿って、前記第2配線層の第1部分よりも上方に位置する、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の半導体記憶装置。 - 前記第2配線層の第1部分は、前記第1方向に沿って、前記第2導電体層よりも上方に位置する、
請求項4記載の半導体記憶装置。 - 前記第2コンタクトの上面は、前記第1方向に沿って、前記第2導電体層の上面と前記第2配線層の第2部分の下面との間に位置する、
請求項5記載の半導体記憶装置。 - 前記半導体記憶装置は、
前記第2配線層の第2部分の上面に接し、前記第2配線層の第2部分を介して前記第2配線層の第1部分に接続されるパッド
をさらに備える
請求項4乃至請求項6のいずれか一項記載の半導体記憶装置。 - 前記半導体記憶装置は、
前記第1方向に沿って、前記第1配線層の第3部分及び前記第2配線層の第2部分と、前記第2導電体層との間に設けられ、かつ前記第1配線層及び前記第2配線層と離間して設けられる第3配線層をさらに備え
請求項4乃至請求項7のいずれか一項記載の半導体記憶装置。 - 前記第3配線層は、前記第1方向に直交する平面において、前記半導体記憶装置の外周領域に設けられる、
請求項8記載の半導体記憶装置。 - 前記第2導電体層は、シリコンを含み、
前記第2導電体層の上端のうち前記第1配線層に接する部分は、シリサイドを含む、
請求項1乃至請求項9のいずれか一項記載の半導体記憶装置。 - 前記第1配線層の第3部分と、前記第2配線層の第2部分とは、前記第1方向に直交する同一平面上に設けられる、
請求項4乃至請求項10のいずれか一項記載の半導体記憶装置。 - 前記第1配線層の第1部分及び第2部分と、前記第2配線層の第1部分と、前記第3配線層とは、前記第1方向に直交する同一平面上に設けられる、
請求項8乃至請求項11のいずれか一項記載の半導体記憶装置。 - 前記半導体記憶装置は、
前記基板に設けられる第1回路及び第2回路と、
前記第1回路に接続され、かつ前記第1コンタクトに接続される第1接合金属と、
前記第2回路に接続され、かつ前記第2コンタクトに接続される第2接合金属と、
をさらに備え、
前記第1接合金属と、前記第2接合金属とは、前記第1方向に直交する同一平面上に設けられる、
請求項4乃至請求項12のいずれか一項記載の半導体記憶装置。 - 前記第2導電体層は、ソース線である、
請求項1乃至請求項13のいずれか一項記載の半導体記憶装置。
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