JP2022050026A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車内コンセントを備えた車両において、車内コンセントの使用に関するユーザの利便性を向上させることである。【解決手段】EV-ECUは、操作信号を受信したか否かを判定する(S1)。操作信号を受信していない場合には、EV-ECUは、メモリに記憶されている車内コンセントの動作モードを維持する(S3)。操作信号を受信した場合には、EV-ECUは、メモリに記憶された動作モードが第2モードであるか否かを判定する(S5)。メモリに記憶された動作モードが第2モードであれば、EV-ECUは、動作モードを第1モードに設定する(S7)。メモリに記憶された動作モードが第1モードであれば、EV-ECUは、動作モードを第2モードに設定する(S9)。EV-ECUは、S7またはS9で設定された動作モードをメモリに記憶する(S11)。【選択図】図4

Description

本開示は、車両に関する。
特開2006-20455号公報(特許文献1)には、AC(Alternating current)100Vコンセント(車内コンセント)と、車内コンセントにAC100V電力を供給するAC100Vインバータと、車内コンセントを使用可能にするためのAC100Vスイッチと、AC100Vインバータを制御する制御装置とを備えた車両が開示されている。この車両においては、イグニッションスイッチの操作により車両(車両システム)を起動させた状態で、AC100Vスイッチを操作することにより車内コンセントの使用が可能となる。
特開2006-20455号公報
近年、車両が移動式店舗として用いられるケースが増加してきている。車両が移動式店舗として用いられる場合、車両(車両システム)の起動とともに、車内コンセントが常時使用されることが想定される。たとえば、特許文献1に開示された車両においては、車内コンセントを使用可能にするためには、車両の起動毎にAC100Vスイッチの操作が求められると想定される。車内コンセントを使用可能にするために、車両の起動毎にAC100Vスイッチの操作が求められることは、車両のユーザに煩わしさを与えてしまい、ユーザの利便性を低下させてしまう可能性がある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、車内コンセントを備えた車両において、車内コンセントの使用に関するユーザの利便性を向上させることである。
この開示に係る車両は、バッテリと、バッテリの直流電力を交流電力に変換する電力変換装置と、上記交流電力を車両の外部の機器へ供給するためのコンセントと、コンセントの動作モードを選択するためのスイッチと、電力変換装置を制御する制御装置とを備える。動作モードは、コンセントの使用を可能とする第1モードと、前記コンセントの使用を不可能とする第2モードとを含む。制御装置は、スイッチの操作により選択された動作モードを記憶可能に構成される。制御装置は、車両の起動時に、記憶された動作モードに基づいて、電力変換装置を制御する。
上記構成によれば、制御装置は、コンセントの動作モードを記憶可能に構成され、車両の起動時に、記憶された動作モードに基づいて、電力変換装置を制御する。すなわち、前回の車両の起動中に選択されたコンセントの動作モードが、車両の停止および起動を跨いで(すなわちトリップを跨いで)引き継がれる。これにより、車両のユーザは、たとえば、コンセントの動作モードが第1モードになるようにスイッチを一度操作しておけば、その後、車両の停止および起動(たとえば、IG-OFFおよびIG-ON)が行なわれたとしても、スイッチの操作を要することなくコンセントを使用可能な状態にすることができる。
本開示によれば、車内コンセントを備えた車両において、車内コンセントの使用に関するユーザの利便性を向上させることができる。
実施の形態に係る車両の全体構成を示す図である。 表示装置に表示された設定スイッチの一例を示す図である。 メータECUおよびEV-ECUの機能ブロックを示す図である。 動作モードを設定する処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<全体構成>
図1は、本実施の形態に係る車両1の全体構成を示す図である。本実施の形態に係る車両1は、電気自動車である。なお、車両1は、電気自動車に限られるものではなく、たとえば、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車、あるいは、エンジンのみを走行の動力源とする自動車(所謂コンベ車)であってもよい。
図1を参照して、車両1は、バッテリ10と、システムメインリレー(以下「SMR(System Main Relay)」とも称する)20と、パワーコントロールユニット(以下「PCU(Power Control Unit)」とも称する)30と、モータジェネレータ35と、動力伝達ギヤ40と、駆動輪45と、充電リレー50と、インレット55と、AC100Vインバータ60と、車内コンセント65と、イグニッションスイッチ(SW)71と、AC100Vスイッチ73と、表示装置75と、メータECU(Electronic Control Unit)80と、EV-ECU90とを備える。
バッテリ10は、駆動電源(すなわち動力源)として車両1に搭載される。バッテリ10は、積層された複数の電池を含んで構成される。電池は、たとえば、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池である。また、電池は、正極と負極との間に液体電解質を有する電池であってもよいし、固体電解質を有する電池(全固体電池)であってもよい。
SMR20は、バッテリ10とPCU30とを接続する電力線PL,NLに設けられる。具体的には、SMR20は、SMR21およびSMR22を含む。SMR21は、電力線PLに設けられる。電力線PLは、バッテリ10の正極端子とPCU30とを接続する。SMR21の一端はバッテリ10の正極端子に電気的に接続され、他端はPCU30に電気的に接続される。SMR22は、電力線NLに設けられる。電力線NLは、バッテリ10の負極端子とPCU30とを接続する。SMR22の一端はバッテリ10の負極端子に電気的に接続され、他端はPCU30に電気的に接続される。SMR20は、EV-ECU90からの制御信号に従って、閉成状態と開放状態とを切り替える。
PCU30は、EV-ECU90からの制御信号に従って、バッテリ10に蓄えられた直流電力を交流電力に変換してモータジェネレータ35に供給する。また、PCU30は、モータジェネレータ35が発電した交流電力を直流電力に変換してバッテリ10に供給する。PCU30は、たとえば、インバータと、インバータに供給される直流電圧をバッテリ10の出力電圧以上に昇圧するコンバータとを含んで構成される。
モータジェネレータ35は、交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。モータジェネレータ35のロータは、動力伝達ギヤ40を介して駆動輪45に機械的に接続される。モータジェネレータ35は、PCU30からの交流電力を受けることにより、車両1を走行させるための運動エネルギーを生成する。モータジェネレータ35によって生成された運動エネルギーは、動力伝達ギヤ40に伝達される。一方で、車両1を減速させるときや、車両1を停止させるときには、モータジェネレータ35は、車両1の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する。モータジェネレータ35で生成された交流電力は、PCU30によって直流電力に変換されてバッテリ10に供給される。これにより、回生電力をバッテリ10に蓄えることができる。このように、モータジェネレータ35は、バッテリ10との間での電力の授受(すなわち、バッテリ10の充放電)を伴なって、車両1の駆動力または制動力を発生するように構成される。
車両1は、車両外部の直流(DC:Direct Current)充電スタンド(図示せず)から供給される直流電力を用いてバッテリ10を充電するDC充電が可能に構成される。インレット55は、いずれも図示しないDC充電スタンドの充電ケーブルの先端に設けられた充電コネクタが接続可能に構成される。DC充電を行なう際に、インレット55に充電コネクタが接続される。
充電リレー50は、インレット55とバッテリ10との間に電気的に接続されている。充電リレー50は、インレット55とバッテリ10との電気的な接続および遮断を行なうためのリレーである。具体的には、充電リレー50は、充電リレー51,52を含む。充電リレー51の一端はインレット55に電気的に接続され、他端は電力線PL上のノードN1に電気的に接続される。ノードN1は、電力線PL上において、SMR21とPCU30との間に位置する。充電リレー52の一端はインレット55に電気的に接続され、他端は電力線NL上のノードN2に電気的に接続される。ノードN2は、電力線NL上において、SMR22とPCU30との間に位置する。充電リレー50は、EV-ECU90からの制御信号に従って、閉成状態と開放状態とを切り替える。充電リレー50およびSMR20がともに閉成状態になると、インレット55に供給されたDC充電スタンドからの電力がバッテリ10へ供給され、バッテリ10が充電される。
AC100Vインバータ60は、バッテリ10の蓄電電力を車内コンセント65に接続された電気機器へ供給するための供給電力(100Vの交流電力:AC100V)に変換し、変換された電力を車内コンセント65へ出力する。AC100Vインバータ60は、EV-ECU90からの制御信号に従って作動する。AC100Vインバータ60は、電力線PL,NLに電気的に接続される。
車内コンセント65は、車室内に設けられ、電気機器のプラグが接続可能な形状を有する。AC100Vインバータ60の作動時には、AC100Vインバータ60から車内コンセント65へ100Vの交流電力が供給される。ユーザは、電気機器のプラグを車内コンセント65に差し込んで、当該電気機器を使用することができる。
イグニッションスイッチ71は、車両システムを起動させるためのスイッチである。イグニッションスイッチ71がON操作されると(IG-ON)、車両1の各装置に電源が供給されて車両システムが起動する。車両システムが起動すると、EV-ECU90によりSMR20が閉成される。これにより、車両1が走行不能なREADY-OFF状態から走行可能なREADY-ON状態へ移行する。イグニッションスイッチ71がOFF操作されると(IG-OFF)、EV-ECU90によりSMR20が開放され、その後、車両システムが停止し、車両1がREADY-ON状態からREADY-OFF状態へ移行する。イグニッションスイッチ71の操作信号は、たとえば、車両1の各機器への電源供給を管理する電源ECU(図示せず)を介してEV-ECU90に入力されてもよい。
AC100Vスイッチ73は、車内コンセント65を使用可能な状態にするためのスイッチである。AC100Vスイッチ73がON操作されると、AC100Vスイッチ73はON信号を出力する。このON信号は、EV-ECU90に入力される。車両システムが起動された状態において、AC100Vスイッチ73がON操作されると、EV-ECU90によりAC100Vインバータ60が制御され、車内コンセント65に交流電力が供給される。これにより、車内コンセント65が使用可能な状態となる。車内コンセント65を使用したい場合、ユーザは、IG-ON操作して車両システムを起動させて、AC100Vスイッチ73をON操作する。これにより、車内コンセント65が使用可能な状態となる。AC100Vスイッチ73に対するOFF操作、または、IG-OFF操作に伴なって、車内コンセント65は使用不可能な状態となる。
表示装置75は、たとえば、車両1の各種計器類を含むメータパネルを含む。表示装置75は、車両1の運転席から視認可能な位置に設置され、車両1に関する車両情報を表示する。車両情報には、たとえば、車速、走行距離、および、バッテリ10のSOC(State Of Charge)等が含まれる。表示装置75の表示内容は、メータECU80によって制御される。
メータECU80は、CPU(Central Processing Unit)80aと、メモリ80bと、入出力ポート(図示せず)とを含む。メモリ80bは、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含み、CPU80aにより実行されるプログラム等を記憶する。CPU80aは、ROMに格納されているプログラムをRAMに展開して実行する。CPU80aは、入出力ポートから入力される各種信号、およびメモリ80bに記憶された情報に基づいて、所定の演算処理を実行し、演算結果に基づいて表示装置75を制御する。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で構築して処理することも可能である。メータECU80は、表示装置75を制御して、車両1のユーザに車両情報を提供する。
EV-ECU90は、CPU90aと、メモリ90bと、入出力ポート(図示せず)とを含む。メモリ90bは、ROMおよびRAMを含み、CPU90aにより実行されるプログラム等を記憶する。CPU90aは、ROMに格納されているプログラムをRAMに展開して実行する。CPU90aは、入出力ポートから入力される各種信号、およびメモリ90bに記憶された情報に基づいて、所定の演算処理を実行し、演算結果に基づいて車両1が所望の状態となるように各機器を制御する。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で構築して処理することも可能である。
以上のように構成された車両1は、たとえば、移動式店舗として利用されることがある。車両1が移動式店舗として用いられる場合、車両システムの起動(IG-ON)とともに、車内コンセント65が常時使用されることが想定される。車両1のユーザは、車両システムを起動させた後に、AC100Vスイッチ73をON操作して車内コンセント65を使用することができる。しかしながら、車内コンセント65を使用可能にするために、車両システムの起動毎にAC100Vスイッチ73のON操作が求められると、ユーザに煩わしさを与えてしまい、ユーザの利便性を低下させてしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態に係る車両1においては、車内コンセント65の動作モードを設定するための設定スイッチ76がさらに設けられる。車内コンセント65の動作モードは、車両システムの起動後に車内コンセント65の使用を可能とする第1モードと、車両システムの起動後に車内コンセント65の使用を不可能とする第2モードとを含む。設定スイッチ76は、車内コンセント65の動作モードを選択するためのスイッチである。設定スイッチ76の操作に応じて、第1モードと第2モードとの間で動作モードが切り替わる。
本実施の形態においては、設定スイッチ76は、表示装置75の表示画面上に設けられている。ユーザは、表示装置75の表示画面上の設定スイッチ76を、たとえばタッチ操作することができる。あるいは、設定スイッチ76は、ステアリングに設けられたスイッチに対する操作により操作可能に構成されてもよい。なお、設定スイッチ76は、物理的なスイッチとして設けられてもよい。
設定スイッチ76は、操作に応じて操作信号を出力する。設定スイッチ76が操作されると、設定スイッチ76が操作されたことを示す操作信号がメータECU80を介してEV-ECU90に入力される。
EV-ECU90は、メモリ90bに車内コンセント65の動作モードを記憶している。EV-ECU90は、操作信号を受信すると、動作モードを切り替えて、その動作モードをメモリ90bに記憶する(上書きする)。具体的には、動作モードとして第1モードを記憶している場合において、操作信号を受信すると、EV-ECU90は、動作モードを第2に設定し、動作モードが第2モードであることをメモリ90bに記憶する。動作モードとして第2モードを記憶している場合において、操作信号を受信すると、EV-ECU90は、動作モードを第1モードに設定し、動作モードが第1モードであることをメモリ90bに記憶する。
車両システムが起動すると、EV-ECU90は、メモリ90bに記憶された動作モードを読み出し、読み出された動作モードに基づいて、AC100Vインバータ60を制御する。具体的には、メモリ90bに記憶された動作モードが第1モードである場合には、EV-ECU90は、AC100Vインバータ60を作動させて、車内コンセント65を使用可能な状態にする。メモリ90bに記憶された動作モードが第2モードである場合には、EV-ECU90は、AC100Vインバータ60を作動させず、車内コンセント65を使用不可能な状態にする。動作モードが第2モードである場合には、車両システムの起動後に、AC100Vスイッチ73をON操作することによって、車内コンセント65を使用可能にすることができる。あるいは、動作モードが第2モードである場合には、車両システムの起動後に、設定スイッチ76を操作して動作モードを第2モードから第1モードにすることによって、車内コンセント65を使用可能にすることができる。
このように、動作モードは、車両1の停止および起動を跨いで記憶される。すなわち、動作モードは、車両1のトリップを跨いで記憶される。そして、次のトリップ開始時には、EV-ECU90のメモリ90bに記憶された動作モードに基づいてAC100Vインバータ60が制御される。動作モードが記憶され、車両システムの起動後に当該動作モードに基づいてAC100Vインバータ60が制御されるため、たとえば、ユーザは、設定スイッチ76を操作して動作モードを第1モードに一度設定しておけば、次回の車両システムの起動時に何らの操作を要することなく車内コンセント65を使用することができる。
図2は、表示装置75に表示された設定スイッチ76の一例を示す図である。表示装置75は、液晶表示部77を含む。液晶表示部77は、たとえば、マルチインフォメーションディスプレイであってもよい。液晶表示部77の表示内容は、メータECU80からの制御信号に従って切り替わる。ユーザは、表示装置75へのタッチ操作やステアリングに設けられたスイッチに対する操作によって、液晶表示部77の表示内容を切り替えることができる。図2においては、液晶表示部77に設定スイッチ76が表示されている。
設定スイッチ76の設定領域78には、「ON」と「OFF」とが表示されている。「ON」は、車内コンセント65の動作モードに第1モードが選択されていることを示す。「OFF」は、車内コンセント65の動作モードに第2モードが選択されていることを示す。設定領域78に表示された「ON」および「OFF]は、たとえば、設定領域78へのタッチ操作、または、ステアリングに設けられたスイッチに対する操作によって切り替えることができる。
図2には、「ON」が選択された状態、すなわち、動作モードが第1モードである場合の表示例が示されている。図2においては、設定領域78において、「ON」が「OFF」よりも大きく表示されている。これにより、ユーザは、「ON」が選択された状態であること、すなわち、動作モードが第1モードであることを視覚的に認識することができる。図示はしていないが、OFFが選択されている場合には、設定領域78において、「OFF」が「ON」よりも大きく表示される。これにより、ユーザは、「OFF」が選択された状態であること、すなわち、動作モードが第2モードであることを視覚的に認識することができる。
上述のとおり、ユーザは、たとえば、設定領域78に対してタッチ操作することにより、動作モードを切り替えることができる。たとえば、図2に示すような「ON」が選択された状態において、設定領域78のうちのいずれかの箇所をタッチ操作することにより、「ON」が選択された状態から「OFF」が選択された状態に切り替えることができる(すなわち、動作モードを第1モードから第2モードに切り替えることができる)。「OFF」が選択された状態において、設定領域78のうちのいずれかの箇所をタッチ操作することにより、「OFF」が選択された状態「ON」が選択された状態に切り替えることができる(すなわち、動作モードを第2モードから第1モードに切り替えることができる)。
図3は、メータECU80およびEV-ECU90の機能ブロックを示す図である。図3を参照して、メータECU80は、操作信号取得部81と、操作信号出力部83と、表示指令部85とを含む。EV-ECU90は、操作信号取得部91と、動作モード設定部93と、出力部95とを含む。
操作信号取得部81は、設定スイッチ76(表示装置75)から操作信号を取得する。そして、操作信号取得部81は、取得された操作信号を操作信号出力部83へ出力する。
操作信号出力部83は、操作信号取得部81から取得した操作信号をEV-ECU90へ出力する。当該操作信号の出力への返答として、EV-ECU90から動作モードを示す信号が出力される。
表示指令部85は、EV-ECU90から受けた動作モードを示す信号に基づいて、車内コンセント65の動作モードを判定する。そして、表示指令部85は、車内コンセント65の動作モードを表示させるための表示指令(制御信号)を表示装置75へ出力する。
表示装置75は、メータECU80からの表示指令に従って、液晶表示部77の表示を変更する。具体的には、表示装置75は、設定スイッチ76の設定領域78の表示態様を変更する。表示指令が第1モードを表示する指令であった場合には、図2に示されるように、「ON」を「OFF]よりも大きく表示する。一方、表示指令が第2モードを表示する指令であった場合には、「OFF」を「ON]よりも大きく表示する。
操作信号取得部91は、メータECU80から操作信号を取得する。そして、操作信号取得部91は、取得された操作信号を動作モード設定部93に出力する。
動作モード設定部93は、車内コンセント65の動作モードを設定する。動作モード設定部93は、操作信号取得部91から操作信号を受けると、メモリ90bに記憶された動作モードを読み出し、読み出された動作モードに基づいて車内コンセント65の動作モードを設定する。具体的には、メモリ90bから読み出された動作モードが第1モードであった場合には、動作モード設定部93は、動作モードを第1モードから第2モードへ切り替える操作が行なわれたと判定し、動作モードを第2モードに設定する。メモリ90bから読み出された動作モードが第2モードであった場合には、動作モード設定部93は、動作モードを第2モードから第1モードへ切り替える操作が行なわれたと判定し、動作モードを第1モードに設定する。動作モード設定部93は、設定された動作モードをメモリ90bに記憶するとともに、設定された動作モードを出力部95へ出力する。
出力部95は、動作モード設定部93から受けた動作モードを示す信号を、メータECU80へ出力する。
<EV-ECUで実行される処理>
図4は、動作モードを設定する処理の手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートに示される処理は、車両システムが起動された後に、所定の制御周期毎にEV-ECU90により繰り返し実行される。図4に示すフローチャートの各ステップ(以下ステップを「S」と略す)は、EV-ECU90によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部がEV-ECU90内に作製されたハードウェア(電子回路)によって実現されてもよい。
S1において、EV-ECU90は、メータECU80を介して設定スイッチ76から操作信号を受信したか否かを判定する。操作信号を受信していないと判定すると(S1においてNO)、EV-ECU90は、処理をS3に進める。操作信号を受信したと判定すると(S1においてYES)、EV-ECU90は、処理をS5に進める。
S3において、EV-ECU90は、操作信号を受信していないので、メモリ90bに記憶された車内コンセント65の動作モードを維持して、処理をリターンに進める。
S5において、EV-ECU90は、メモリ90bに記憶された動作モードが第2モードであるか否かを判定する。メモリ90bに記憶された動作モードが第2モードであると判定すると(S5においてYES)、EV-ECU90は、処理をS7に進める。メモリ90bに記憶された動作モードが第2モードでない、すなわち第1モードであると判定すると(S5においてNO)、EV-ECU90は、処理をS9に進める。
S7において、EV-ECU90は、動作モードを第1モードに設定して、処理をS11に進める。
S9において、EV-ECU90は、動作モードを第2モードに設定して、処理をS11に進める。
S11において、EV-ECU90は、S7またはS9で設定された動作モードをメモリ90bに記憶して、処理をリターンに進める。
以上のように、本実施の形態に係る車両1においては、車内コンセント65の動作モードを設定するための設定スイッチ76が設けられ、設定スイッチ76への操作により設定された動作モードが、EV-ECU90のメモリ90bに記憶される。そして、次のトリップの開始時(車両システムの起動時)には、EV-ECU90は、メモリ90bに記憶された動作モードに基づいてAC100Vインバータ60を制御する。そのため、車両1のユーザは、設定スイッチ76を操作して動作モードを第1モードに一度設定しておけば、次回の車両システムの起動時に何らの操作を要することなく車内コンセント65を使用することができる。これにより、ユーザは、車内コンセント65を使用するために、車両システムの起動毎にAC100Vスイッチ73をスイッチを操作しなくてもよい。よって、車内コンセント65の使用に関するユーザの利便性を向上させることができる。
[変形例]
実施の形態においては、設定スイッチ76が、メータECU80により制御される表示装置75の表示画面に設けられる例について説明した。設定スイッチ76は、たとえば、いずれも図示しないが、ナビゲーションECUにより制御されるナビゲーション装置の表示画面に設けられてもよい。
この場合には、たとえば、ナビゲーション装置の表示画面に、図2に示した設定スイッチ76が表示される。そして、ナビゲーションECUが、メータECU80と同等の機能、具体的には、図3に示した操作信号取得部81と同等の機能、操作信号出力部83同等の機能、および、表示指令部85と同等の機能を備えることにより、ナビゲーション装置の表示画面に表示された設定スイッチ76に対する操作によって、車内コンセント65の動作モードを設定することができる。これにより、変形例においても実施の形態と同様の効果を奏することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、10 バッテリ、20 SMR、30 PCU、35 モータジェネレータ、40 動力伝達ギヤ、45 駆動輪、50,51,52 充電リレー、55 インレット、60 AC100Vインバータ、65 車内コンセント、71 イグニッションスイッチ、73 AC100Vスイッチ、75 表示装置、76 設定スイッチ、77 液晶表示部、78 設定領域、80 メータECU、80a CPU、80b メモリ、81 操作信号取得部、83 操作信号出力部、85 表示指令部、90 EV-ECU、90a CPU、90b メモリ、91 操作信号取得部、93 動作モード設定部、95 出力部、NL,PL 電力線。

Claims (1)

  1. 車両であって、
    バッテリと、
    前記バッテリの直流電力を交流電力に変換する電力変換装置と、
    前記交流電力を前記車両の外部の機器へ供給するためのコンセントと、
    前記コンセントの動作モードを選択するためのスイッチと、
    前記電力変換装置を制御する制御装置とを備え、
    前記動作モードは、前記コンセントの使用を可能とする第1モードと、前記コンセントの使用を不可能とする第2モードとを含み、
    前記制御装置は、
    前記スイッチの操作により選択された前記動作モードを記憶可能に構成され、
    前記車両の起動時に、記憶された前記動作モードに基づいて、前記電力変換装置を制御する、車両。
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