JP2021083186A - 車両 - Google Patents

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茂樹 木野村
Shigeki Kinomura
茂樹 木野村
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Abstract

【課題】外部充電における充電上限値を設定可能な設定装置を備えた車両において、設定装置が故障した場合であっても充電上限値の変更を可能にすることである。【解決手段】車両のECUは、所定の条件が成立したか否かを監視する(S1)。車両のECUは、所定の条件が成立していない場合には(S1においてNO)、処理をリターンに進める。車両のECUは、所定の条件が成立した場合には(S1においてYES)、設定されている充電上限値を変更する(S3)。【選択図】図3

Description

本開示は、車両外部の電源から供給される電力を用いて車載の蓄電装置を充電する外部充電が可能に構成された車両に関する。
特開2013−5485号公報(特許文献1)には、ナビゲーション装置への操作によってユーザが、外部充電における蓄電装置の充電率の上限を示す充電上限値を設定可能に構成された車両が開示されている。ユーザは、ナビゲーション装置への操作によって、充電上限値の設定を適宜変更することができる。
特開2013−5485号公報
ここで、ナビゲーション装置等に代表される設定装置に対する操作によって充電上限値の設定が可能である車両において、設定装置が故障することもあり得る。設定装置が故障すると、ユーザは充電上限値の設定を変更することができなくなってしまう。そのため、たとえば充電上限値を満充電値よりも低い値に設定していた場合には、外部充電においてユーザの意図に反して低い充電率までしか充電されないという状況が生じ得る。そこで、当該状況の発生を抑制するために、設定装置が故障した場合の対策が望まれている。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、外部充電における充電上限値を設定可能な設定装置を備えた車両において、設定装置が故障した場合であっても充電上限値の変更を可能にすることである。
この開示に係る車両は、車両外部の電源から供給される電力を受けて車載の蓄電装置を充電する外部充電が可能に構成された車両である。この車両は、外部充電における蓄電装置の充電率の上限を示す充電上限値を設定可能に構成された設定装置と、充電上限値に基づいて蓄電装置の充電を制御する制御装置と、所定の条件が成立した場合に充電上限値の設定を変更可能に構成された変更手段とを備える。
上記構成によれば、たとえ設定装置が故障した場合であっても、変更手段によって充電上限値の設定を変更することができる。そのため、低い値に設定された充電上限値の設定を変更できないために、外部充電においてユーザの意図に反して蓄電装置が低い充電率までしか充電されないという状況の発生を抑制することができる。
本開示によれば、外部充電における充電上限値を設定可能な設定装置を備えた車両において、設定装置が故障した場合であっても充電上限値の変更を可能にすることができる。
実施の形態に係る車両を含む充電システムの全体構成図である。 ナビゲーション装置のモニタに表示される画面の一例を示す図である。 ECUで実行される処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<全体構成>
図1は、本実施の形態に係る車両1を含む充電システムの全体構成図である。この充電システムは、車両1外部から供給される電力を用いて車両1に搭載されるバッテリ50を充電する外部充電を行なうためのシステムである。本実施の形態では、外部充電は、車両1外部の交流電源から供給される電力を用いて車載のバッテリ50を充電するAC(Alternating current)充電である例について説明する。なお。外部充電は、AC充電に限られるものではなく、車両1外部の直流電源から供給される電力を用いて車載のバッテリ50を充電するDC(Direct Current)充電であってもよい。
図1を参照して、充電システムは、車両1と、充電ケーブル2と、交流電源としてのAC充電設備3と、車両1のユーザのスマートフォン4とを含む。
車両1は、外部充電(本実施の形態においてはAC充電)が可能に構成された電気自動車である。なお、車両1は、外部充電が可能に構成された車両であればよく、電気自動車に限られるものではない。たとえば、車両1は、プラグインハイブリッド自動車または燃料電池自動車であってもよい。
車両1は、モータジェネレータ10と、伝達ギヤ22と、駆動輪23と、電力制御装置(PCU:Power Control Unit)30と、システムメインリレー(SMR:System Main Relay)41と、バッテリ50と、ナビゲーション装置(カーナビ)70と、マルチインフォメーションディスプレイ(MID:Multi Information Display)80と、充電インジケータ85と、通信装置90と、電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)100とを備える。また、車両1は、AC充電を行なうための構成として、充電リレー42と、充電器61と、インレット62とを備える。
モータジェネレータ10は、交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。モータジェネレータ10のロータは、伝達ギヤ22を介して駆動輪23に機械的に接続される。モータジェネレータ10は、PCU30からの交流電力を受けることにより、車両1を走行させるための運動エネルギーを生成する。モータジェネレータ10によって生成された運動エネルギーは、伝達ギヤ22に伝達される。一方で、車両1を減速させるときや、車両1を停止させるとき、モータジェネレータ10は、車両1の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する。モータジェネレータ10で生成された交流電力は、PCU30によって直流電力に変換されてバッテリ50に供給される。これにより、回生電力をバッテリ50に蓄えることができる。このように、モータジェネレータ10は、バッテリ50との間での電力の授受(すなわち、バッテリ50の充放電)を伴なって、車両1の駆動力または制動力を発生するように構成される。
なお、動力源としてエンジン(図示せず)がさらに搭載されたプラグインハイブリッド自動車として車両1が構成される場合には、モータジェネレータ10の出力に加えて、エンジンの出力を走行のための駆動力に用いることができる。あるいは、エンジン出力によって発電するモータジェネレータ(図示せず)をさらに搭載して、エンジン出力によってバッテリ50の充電電力を発生させることも可能である。
PCU30は、ECU100からの制御信号に応じて、バッテリ50に蓄えられた直流電力を交流電力に変換してモータジェネレータ10に供給する。また、PCU30は、モータジェネレータ10が発電した交流電力を直流電力に変換してバッテリ50に供給する。
SMR41は、PCU30とバッテリ50とを結ぶ電力線に電気的に接続されている。SMR41は、ECU100からの制御信号に応じて、PCU30とバッテリ50との間での電力の供給と遮断とを切り替える。
バッテリ50は、充放電が可能に構成された直流電源である。バッテリ50としては、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池等の二次電池を用いることができる。バッテリ50は、車両1の駆動力を発生させるための電力をPCU30に供給する。また、バッテリ50は、モータジェネレータ10が発電した電力を蓄える。
バッテリ50は、バッテリ50の状態を監視する監視ユニット51を含む。監視ユニット51は、バッテリ50の電圧VBを検出する電圧センサと、バッテリ50に入出力される電流IBを検出する電流センサと、バッテリ50の温度TBを検出する温度センサ(いずれも図示せず)とを含む。各センサは、その検出結果を示す信号をECU100に出力する。ECU100は、監視ユニット51から受ける検出結果に基づいて、バッテリ50のSOC(State Of Charge)を算出することができる。なお、SOCは、バッテリ50の満充電容量に対する現在の蓄電量を百分率で示したものである。
ナビゲーション装置70は、人工衛星からの電波に基づいて車両1の位置を特定するためのGPS(Global Positioning System)受信機と、ユーザ操作を受け付けたり各種情報を表示したりするタッチパネル付きのモニタ(いずれも図示せず)とを含む。ナビゲーション装置70において設定される各種情報についての詳細は後述する。なお、ナビゲーション装置70は、本開示に係る「設定装置」の一例に相当する。
MID80は、たとえば車両1のインストルメントパネルに、車両1の速度を表示するスピードメータ等とともに設けられる。MID80は、ECU100の制御に従って車両1の様々な状態を表示する。MID80に表示される情報には、たとえば、航続可能距離、バッテリ50のSOC、平均車速、およびバッテリ50の回生/力行の状態等が含まれる。車両1のユーザは、たとえばハンドル等に設けられた操作スイッチを操作することによって、MID80に表示させる内容を選択することができる。
充電インジケータ85は、たとえば車外からユーザが視認可能な位置に設けられる。充電インジケータ85は、点灯、消灯および点滅によって充電状態をユーザに報知する。充電インジケータ85は、ECU100からの制御信号に基づいて、点灯、消灯および点滅する。充電インジケータ85は、たとえば、インレット62に充電ケーブル2の充電コネクタ2Aが接続されていない場合には消灯する。充電インジケータ85は、たとえば、インレット62に充電ケーブル2の充電コネクタ2Aが接続されて充電が開始された場合には点灯する。充電インジケータ85は、たとえば、インレット62に充電ケーブル2の充電コネクタ2Aが接続された場合において、タイマ充電が設定されている場合には、インレット62に充電コネクタが接続されてから所定時間(たとえば数秒〜数十秒)の間、点滅する。なお、本実施の形態におけるタイマ充電とは、予め設定した時刻が到来した際に充電を開始する機能である。
通信装置90は、車両1外部の装置との有線または無線での双方向通信が可能に構成されている。本実施の形態においては、車両1のユーザのスマートフォン4と無線での双方向通信が可能に構成されている。
ECU100は、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、入出力ポート(図示せず)とを含む。ECU100は、機能毎に複数のECUに分割されていてもよい。メモリ120は、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含み、ECU100により実行されるプログラム、および各種の制御に用いられるマップ等を記憶する。CPU110は、ROMに格納されているプログラムをRAMに展開して実行する。CPU110は、各センサからの信号およびメモリ120に記憶されたマップに基づいて制御信号を出力するとともに、車両1が所望の状態となるように各機器を制御する。
本実施の形態におけるECU100により実行される主要な制御として、外部充電の制御が挙げられる。ECU100は、ユーザが設定した充電上限値(後述)に基づいて充電器61を制御することにより外部充電を制御する。
充電リレー42は、バッテリ50と充電器61とを結ぶ電力線に電気的に接続されている。充電リレー42は、ECU100からの制御信号に応じて、バッテリ50と充電器61との間での電力の供給と遮断とを切り替える。
充電器61は、たとえばAC/DCコンバータ(図示せず)を含む。充電器61は、AC充電設備3から充電ケーブル2を介して供給される交流電力を直流電力に変換してバッテリ50に出力する。
インレット62は、AC充電設備3に接続された充電ケーブル2の充電コネクタ2Aが接続可能に構成される。インレット62は、通常時は充電リッド(図示せず)で覆われている。充電リッドが開かれると、ユーザが充電コネクタ2Aをインレット62に接続することができる。
AC充電設備3は、たとえば車両1のユーザの自宅または公共の充電施設等に設置される。AC充電設備3は、充電ケーブル2を介して車両1に交流電力を供給する。
スマートフォン4は、通信モジュールと、タッチパネルディスプレイと、制御部とを含む(いずれも図示せず)。制御部は、通信モジュールを介した車両1との通信により、車両1に関する様々な情報をタッチパネルディスプレイに表示したり、タッチパネルディスプレイに対するユーザ操作を受け付けたりすることができる。
<充電上限値>
図2は、ナビゲーション装置70のモニタに表示される画面の一例を示す図である。図2には、モニタに充電上限値の設定画面が表示されている例が示されている。なお、ユーザは、モニタに表示された選択部71に対する操作によって、充電上限値の設定画面の他にも、オーディオから出力される音楽の設定画面、電話機能の設定画面等をモニタに表示させることができる。
充電上限値は、外部充電におけるバッテリ50の充電率の上限を示す値である。本実施の形態に係る充電上限値は、SOCで表わされる。たとえば、充電上限値がSOC60%に設定されていれば、外部充電においてECU100は、バッテリ50のSOCが60%に到達した時点で外部充電を終了させる。充電上限値は、デフォルトではSOC100%(満充電)が設定されている。ユーザは、バッテリ50のSOCを満充電未満のSOCに留めたい場合に充電上限値を設定する。
ユーザが充電上限値を設定するケースとしては、たとえば以下の(1)〜(3)のような例が考えられる。
(1)外部充電後に予定している走行ルートに下りルートを多く含む場合に充電上限値を設定することが考えられる。下りルートでは、走行時の回生電力によりバッテリ50を充電することができる。ユーザは、回生電力による充電が見込まれる分、満充電よりも低い充電上限値を設定しておくことで、回生電力を用いてバッテリ50を充電することができる。回生電力を有効に使用できるので、エネルギー効率を高めることができる。
(2)外出等する前にとりあえず今から使用する分だけを充電し、夜間等の電気料金が安くなる時間帯に満充電まで外部充電を行ないたい場合に充電上限値を設定することが考えられる。このような場合に、充電上限値を設定することで、ユーザは、電気料金を安く抑えることができる。
(3)VGI(Vehicle Grid Integration)システムにおいて、VPP(仮想発電所)を実現するためのエネルギーリソースとして車両1が用いられる場合に充電上限値を設定することが考えられる。たとえば、電力需要の増加を要請するデマンドレスポンス信号(上げDR信号)に応じて外部充電を行ない、電力網の需給調整に貢献するとともにインセンティブを獲得する場合を考える。この場合に充電上限値を設定しておけば、外部充電においてバッテリ50は充電上限値までしか充電されない。そのため、電気事業者(たとえば、電力会社またはアグリゲータ)から上げDR信号を受信したときに、バッテリ50は外部充電が可能であり、電力需要の増加要請に応えることができる。
図2を参照して、充電上限値の設定画面において、ナビゲーション装置70のモニタには、充電上限値の設定部72と、設定した情報の表示部73とが含まれる。
設定部72は、ユーザのタッチ操作を受け付ける。たとえば、ユーザは、充電上限値として設定したいSOCをタッチ操作によって選択する。これによって、充電上限値が設定される。なお、図2においては、充電上限値がSOC60%に設定されている例が示されている。また、設定部72は、設定された充電上限値を示すように、バー72Aを表示させる。バー72Aが表示されることによって、ユーザは、設定した充電上限値を視覚的に認識することができる。
表示部73は、設定部72によって設定された充電上限値を表示する。具体的には、表示部73は、図2に示されるように「SOC60%で充電完了します」という文字を表示する。上記の設定部72のバー72Aによる視覚的認識に加えて、上記のような文字が表示されることで、現在の充電上限値の設定状況をユーザがより認識し易くなる。なお、充電上限値がSOC70%に設定された場合には、表示部73には「SOC70%で充電完了します」という文字が表示される。
<充電上限値の設定変更>
上述のように、ユーザはナビゲーション装置70に対する操作によって充電上限値を設定することができる。これによって、外部充電において、バッテリ50のSOCが充電上限値に到達した時点で外部充電を終えることができる。
ここで、ナビゲーション装置70が故障することもあり得る。ナビゲーション装置70が故障すると、ユーザは充電上限値の設定を変更することができなくなってしまう。そのため、たとえば充電上限値を満充電(SOC100%)よりも低い値(たとえばSOC60%)に設定していた場合、外部充電においてユーザがSOC60%を超える充電を望んでいても、ユーザの意図に反してバッテリ50がSOC60%までしか充電されないという状況が生じ得る。
そこで、当該状況の発生を抑制するために、本実施の形態に係る車両1は、所定の条件が成立した場合に充電上限値の設定の変更を可能にする。本実施の形態に係る所定の条件は、たとえば、下記に示す(A)および(B)の条件のうちのいずれかが満たされた場合に成立する。なお、所定の条件には、(A)の条件のみを採用してもよいし、(B)の条件のみを採用してもよい。また、所定の条件には、(A)および(B)の条件の他にも、他の条件を適宜採用することができる。
(A)の条件は、インレット62に充電ケーブル2の充電コネクタ2Aが接続されてから所定時間が経過するまでの間に、所定回数の充電ケーブル2(充電コネクタ)の抜き差し操作が行なわれたことである。すなわち、(A)の条件は、インレット62に充電ケーブル2の充電コネクタが接続されて、充電インジケータ85が点滅している間に、所定回数の充電ケーブル2の抜き差し操作が行なわれたことである。所定回数には、1回以上の回数を適宜設定することができる。
(B)の条件は、車両1の各部(スタートボタン(車両1の起動スイッチ)、アクセル、シフトレバー、ブレーキ等)に対して所定の操作が行なわれたことである。所定の操作は、たとえば、(i)スタートボタンが規定回数押され、続いて、(ii)シフトレバーがP(パーキング)レンジの状態でアクセルが規定回数踏まれ、続いて、(iii)シフトレバーがN(ニュートラル)レンジの状態でアクセルが規定回数踏まれ、続いて、(iV)シフトレバーがPレンジの状態でアクセルが規定回数踏まれたことである。所定の操作は上記の操作に限られるものではなく、他の操作を採用することも可能である。
所定の条件が成立すると、ECU100は、設定された充電上限値をリセットする。これによって、充電上限値は、設定されていた値(たとえばSOC60%)からデフォルト値(SOC100%)に設定が変更される。
ユーザは、たとえナビゲーション装置70が故障した場合であっても、上記の(A)または(B)の条件を満たすように、車両1の各部または充電ケーブル2を操作することによって、充電上限値の設定を変更することができる。そのため、低い値に設定された充電上限値の設定を変更できないために、外部充電においてユーザの意図に反してバッテリ50が低いSOCまでしか充電されないという状況の発生を抑制することができる。
<ECUで実行される処理>
図3は、ECU100で実行される処理の手順を示すフローチャートである。図3のフローチャートの処理は、ECU100の起動とともに開始され、所定の制御周期で繰り返し実行される。図3のフローチャートの各ステップ(以下ステップを「S」と略す)は、ECU100によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部がECU100内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。
処理を開始すると、ECU100は、所定の条件が成立したか否かを判定する(S1)。
所定の条件が成立していないと判定した場合(S1においてNO)、ECU100は、処理をリターンに進める。この場合には、設定されている充電上限値が維持される。なお、1度も充電上限値が設定されていない場合には、充電上限値としてデフォルト値(SOC100%)が設定されている。
所定の条件が成立したと判定した場合(S1においてYES)、ECU100は、設定されている充電上限値をリセットする。すなわち、ECU100は、充電上限値を設定されていた値からデフォルト値(SOC100%)に変更する。ゆえに、たとえナビゲーション装置70が故障し、ナビゲーション装置70に対する操作によって充電上限値の設定を変更できなくなったとしても、設定された充電上限値を変更(リセット)することができる。そのため、低い値に設定された充電上限値の設定を変更できないために、外部充電においてユーザの意図に反してバッテリ50が低いSOCまでしか充電されないという状況の発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、ナビゲーション装置70に対する操作によって充電上限値が設定される例について説明した。しかしながら、充電上限値は他の装置に対する操作によって設定されてもよい。たとえば、車両1は、MID80に対する操作によって充電上限値が設定されるように構成されてもよい。この場合には、MID80が本開示に係る「設定装置」の一例に相当する。さらに、車両1は、充電上限値を設定するための別途の設定装置を備えてもよい。この場合には、設定装置に対する操作によって充電上限値が設定される。
[変形例1]
実施の形態においては、所定の条件として、上記(A)、(B)の条件を例示した。所定の条件として、上記(A)、(B)の条件に代えて、あるいは加えて、他の条件を採用してもよい。変形例1においては、所定の条件として、下記の(C)の条件が採用される例について説明する。なお、所定の条件としては、(A)、(B)および(C)の条件を任意に組み合わせることも可能である。たとえば、(A)、(B)および(C)の条件のいずれかが満たされた場合に所定の条件が成立するものとしてもよいし、(A)および(C)の条件のいずれかが満たされた場合に所定の条件が成立するものとしてもよいし、(B)および(C)の条件のいずれかが満たされた場合に所定の条件が成立するものとしてもよい。変形例1においては、(C)の条件が満たされた場合に所定の条件が成立する例について説明する。
変形例1に係る車両1は、ナビゲーション装置70に対する操作に加えて、MID80およびスマートフォン4に対する操作によっても充電上限値が設定可能に構成される。
すなわち、MID80は、充電上限値を設定可能に構成される。ユーザがMID80に対する操作によって充電上限値を設定すると、当該充電上限値がECU100に出力される。
また、スマートフォン4は、充電上限値を設定可能に構成される。ユーザがスマートフォン4のタッチパネルディスプレイに対する操作によって充電上限値を設定すると、当該充電上限値が通信装置90を介してECU100に出力される。
所定の条件は、(C)の条件が満たされた場合に成立する。(C)の条件は、MID80またはスマートフォン4からECU100に充電上限値の出力があったことである。
所定の条件が成立すると、ECU100は、ナビゲーション装置70、MID80およびスマートフォン4から受けた充電上限値のうちの最新の充電上限値に基づいて外部充電を制御する。すなわち、ECU100は、ナビゲーション装置70、MID80およびスマートフォン4から受けた充電上限値のうち、最も直近に受けた充電上限値に基づいて外部充電を制御する。
これによって、ユーザは、MID80またはスマートフォン4に対する操作によっても充電上限値の設定を変更することができる。
このように、MID80またはスマートフォン4からECU100に充電上限値の出力があったときにMID80およびスマートフォン4によっても充電上限値を設定可能にすることにより、たとえナビゲーション装置70が故障し、ナビゲーション装置70に対する操作によって充電上限値の設定を変更できなくなったとしても、MID80またはスマートフォン4に対する操作によって充電上限値を設定することができる。そのため、低い値に設定された充電上限値の設定を変更できないために、外部充電においてユーザの意図に反してバッテリ50が低いSOCまでしか充電されないという状況の発生を抑制することができる。また、この場合には、MID80またはスマートフォン4に対する操作によって任意の充電上限値を設定することができる。
[変形例2]
変形例2においては、所定の条件のさらに他の例について説明する。変形例2においては、下記の(D)の条件が満たされた場合に所定の条件が成立する例について説明する。なお、所定の条件としては、上述の(A)、(B)、(C)の条件および(D)の条件を任意に組み合わせることも可能である。
(D)の条件は、車両1がREADY−ON状態からREADY−OFF状態に移行したことである。あるいは、(D)の条件は、車両1がREADY−OFF状態からREADY−ON状態に移行したことであってもよい。
たとえば、車両1は、READY−ON状態、かつ、シフトレバーがPレンジ、かつ、停車中(車速がゼロ)において、スタートボタンが押された場合に、READY−OFF状態に移行する。
また、たとえば、車両1は、READY−OFF状態、かつ、シフトレバーがPレンジ、かつ、停車中(車速がゼロ)において、スタートボタンが押された場合に、READY−ON状態に移行する。
ECU100は、所定の条件が成立したと判定すると、充電上限値をリセットする。これによって、充電上限値は、設定されていた値からデフォルト値(SOC100%)に設定が変更される。そして、リセット後、ユーザは、所望の充電上限値をその都度設定する。
つまり、変形例2においては、車両1がREADY−ON状態からREADY−OFF状態に移行する毎に充電上限値がリセットされる。これによって、たとえナビゲーション装置70が故障し、ナビゲーション装置70に対する操作によって充電上限値の設定を変更できなくなったとしても、外部充電するために車両1をREADY−OFF状態に移行させることで充電上限値をリセットすることができる。そのため、低い値に設定された充電上限値の設定を変更できないために、外部充電においてユーザの意図に反してバッテリ50が低いSOCまでしか充電されないという状況の発生を抑制することができる。
あるいは、車両1がREADY−OFF状態からREADY−ON状態に移行する毎に充電上限値がリセットされる。これによって、たとえナビゲーション装置70が故障し、ナビゲーション装置70に対する操作によって充電上限値の設定を変更できなくなったとしても、車両1を起動した時点で充電上限値がリセットされる。ゆえに、その後、外部充電を行なう場合には、充電上限値にはデフォルト値が設定されている。そのため、低い値に設定された充電上限値の設定を変更できないために、外部充電においてユーザの意図に反してバッテリ50が低いSOCまでしか充電されないという状況の発生を抑制することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、2 充電ケーブル、2A 充電コネクタ、3 AC充電設備、4 スマートフォン、10 モータジェネレータ、22 伝達ギヤ、23 駆動輪、30 PCU、41 SMR、42 充電リレー、50 バッテリ、51 監視ユニット、61 充電器、62 インレット、70 ナビゲーション装置、71 選択部、72 設定部、72A バー、73 表示部、80 MID、85 充電インジケータ、90 通信装置、100 ECU、110 CPU、120 メモリ。

Claims (1)

  1. 車両外部の電源から供給される電力を受けて車載の蓄電装置を充電する外部充電が可能に構成された車両であって、
    前記外部充電における前記蓄電装置の充電率の上限を示す充電上限値を設定可能に構成された設定装置と、
    前記充電上限値に基づいて前記蓄電装置の充電を制御する制御装置と、
    所定の条件が成立した場合に前記充電上限値の設定を変更可能に構成された変更手段とを備える、車両。
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