JP2022047030A - 現像装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラの位置を高精度に安定的に定める。【解決手段】回転可能なスリーブと、スリーブの内部に非回転で設置されたマグネット(磁界発生部材)と、を具備した現像ローラ26aが設けられている。また、内部に現像剤が収容されるとともに、スリーブの軸方向端部に形成された中空軸部26a20を回転可能に支持する現像ケース26kが設けられている。そして、マグネットは、軸方向端部に、中空軸部26a20を貫通して外部に突出する非回転軸部26a10が設けられている。また、マグネットの非回転軸部26a10が回転しないように嵌合する穴部(嵌合部)が形成されて、穴部を主基準として現像ケース26kに支持される支持部材26mが設けられている。【選択図】図4

Description

この発明は、感光体ドラム等の像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置と、それを備えた画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置に設置される現像装置において、磁界発生部材(マグネット)が内部に非回転で設置された現像ローラを用いた2成分現像方式のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、特許文献2には、感光体ドラム(感光体)と現像ローラとのギャップを定めるための軸受(間隙保持リング)を、現像ローラの軸部(回転軸)に設置して感光体ドラムに接触させる技術が開示されている。
従来の技術は、現像ローラの内部に設置された磁界発生部材を非回転で支持するための支持部材(面板)を、現像ケースにネジ締結などにより固定するように構成した場合に、装置ごとに(又は、支持部材を現像ケースに設置するたびに)、現像ローラの位置が、ばらついてしまい、狙いの位置から外れてしまうものが少なからず生じてしまっていた。そのため、現像ローラと感光体ドラムとのギャップ(現像ギャップ)や、現像ローラとドクターブレードとのギャップ(ドクターギャップ)にも、バラツキが生じて、濃度偏差の大きな画像が形成されてしまうものがあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、現像ローラの位置が高精度に安定的に定まる、現像装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における現像装置は、回転可能なスリーブと、前記スリーブの内部に非回転で設置された磁界発生部材と、を具備した現像ローラと、内部に現像剤が収容されるとともに、前記スリーブの軸方向端部に形成された中空軸部を回転可能に支持する現像ケースと、を備え、前記磁界発生部材は、軸方向端部に、前記中空軸部を貫通して外部に突出する非回転軸部を具備し、前記磁界発生部材の前記非回転軸部が回転しないように嵌合する嵌合部を具備して、前記嵌合部を主基準として前記現像ケースに支持される支持部材を備えたものである。
本発明によれば、現像ローラの位置が高精度に安定的に定まる、現像装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 現像装置と感光体ドラムとを長手方向に示す図である。 現像装置の軸方向端部を示す図である。 図4の現像装置から支持部材とギア保持部材とが取り外された状態を示す図である。 ギア保持部材を図5のA視方向から示す図である。 (A)支持部材を図5のA視方向から示す図と、(B)支持部材を図5のB視方向から示す図と、である。 比較例としての、(A)現像装置の軸方向端部を示す図と、(B)支持部材を示す図と、である。 変形例1としての、支持部材を示す図である。 変形例2としての、支持部材を示す図である。 変形例3としての、支持部材を示す図である。 支持部材と、非回転軸部のDカット部と、の軸方向の位置関係を示す拡大図である。 変形例4における別形態の支持部材を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
本実施の形態における画像形成装置1は、複数のプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKが中間転写ベルト40に対向するように並設されたタンデム型のカラー画像形成装置である。また、複数のプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21に対向するように現像装置26(図2参照)が設置されている。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、2は原稿を原稿読込部3に搬送する原稿搬送部、3は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、4は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、を示す。
また、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、40は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、を示す。
また、61は用紙等のシートPが収納される給紙装置、65は中間転写ベルト40上に形成されたトナー像をシートPに転写する2次転写ローラ、66はシートP上の未定着画像を定着する定着装置、70は複数のプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKに対応した各現像装置26に各色のトナーを補給するためのトナー容器、を示す。
ここで、図2をも参照して、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、それぞれ、像担持体としての感光体ドラム21、帯電装置22、クリーニング装置23、が一体化されたものである。そして、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、寿命に達したときに画像形成装置本体1に対して交換される。
また、各現像装置26は、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21にそれぞれ対向するように設置されている。そして、現像装置26は、寿命に達したときに画像形成装置本体1に対して交換される。なお、画像形成装置本体1に対する現像装置26の着脱操作と、画像形成装置本体1に対するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの着脱操作と、はそれぞれ別々に独立しておこなうことができる。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21(像担持体)上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿は、原稿搬送部2の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、原稿読込部3のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部3で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部4に送信される。そして、書込み部4からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21(図2参照)の表面に向けて照射される。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1、図2の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電装置22(帯電ローラ)との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21の表面は、それぞれの書込み部4によるレーザ光の照射位置に達して、その位置で画像情報に基づいた静電潜像が形成される(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21の表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電装置22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、シアン成分のレーザ光は、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム21の表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21の表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21の表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21の表面は、それぞれ、現像装置26との対向位置に達する。そして、各現像装置26から感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21の表面は、それぞれ、中間転写ベルト40との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト40の内周面に当接するように1次転写ローラ24が設置されている。そして、1次転写ローラ24の位置で、中間転写ベルト40上に、感光体ドラム21上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
そして、1次転写工程後の感光体ドラム21の表面は、それぞれ、クリーニング装置23との対向位置に達する。そして、クリーニング装置23で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21の表面は、除電装置の位置で残留電位が除電されて、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム21上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト40の表面は、図中の矢印方向に走行して、2次転写ローラ65の位置に達する。そして、2次転写ローラ65の位置で、シートP上に中間転写ベルト40上のフルカラーの画像が2次転写される(2次転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト40の表面は、中間転写ベルトクリーニング装置の位置に達する。そして、中間転写ベルト40上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング装置に回収されて、中間転写ベルト40上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、2次転写ローラ65の位置に搬送されるシートPは、給紙装置61からレジストローラ64等を経由して搬送されるものである。
詳しくは、シートPを収納する給紙装置61から、給紙ローラ62により給送されたシートPが、搬送路を通過した後に、レジストローラ64の位置に導かれる。レジストローラ64の位置に達したシートPは、中間転写ベルト40上のトナー像とタイミングを合わせて、2次転写ローラ65の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写されたシートPは、定着装置20の位置に導かれる。そして、定着装置20において、定着ローラと加圧ローラとのニップにて、カラー画像がシートP上に定着される。
そして、定着工程後のシートPは、排紙ローラ69によって装置本体1外に出力画像として排出された後に、排紙トレイ5上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2及び図3にて、画像形成装置の作像部について詳述する。
なお、装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジや現像装置などの構成部材における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を除して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、主として、像担持体としての感光体ドラム21と、帯電装置22と、クリーニング装置23と、がケースに一体的に収納されている。
感光体ドラム21は、負帯電性の有機感光体であって、ドラム状導電性支持体上に感光層等を設けたものである。
帯電装置22は、導電性芯金の外周に中抵抗の弾性層を被覆してなる帯電ローラである。そして、この帯電装置22(帯電ローラ)に電源部から所定の電圧が印加されて、これにより対向する感光体ドラム21の表面を一様に帯電する。
クリーニング装置23には、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bが設置されている。クリーニングブレード25aは、ウレタンゴム等のゴム材料からなり、感光体ドラム21表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。クリーニングローラ25bは、芯金上にブラシ毛が周設されたブラシローラである。
図2、図3に示すように、現像装置26は、主として、現像剤担持体としての現像ローラ26a、現像ローラ26aに対向する第1搬送スクリュ26b1(第1搬送部材)、仕切部材26eを介して第1搬送スクリュ26b1に対向する第2搬送スクリュ26b2(第2搬送部材)、現像ローラ26aに対向して現像ローラ26a上に担持された現像剤の量を規制するドクターブレード26c(現像剤規制部材)、等で構成される。
現像装置26内には、キャリアとトナーとからなる現像剤(2成分現像剤)が収容されている。
現像ローラ26aは、感光体ドラム21に対して微小な現像ギャップPG(隙間)をあけて対向して現像領域を形成するように構成されている。現像ローラ26aは、図3に示すように、内部に非回転で固設されてローラ外周面上に複数の極(磁界)を形成する磁界形成部材としてのマグネット26a1と、マグネット26a1の周囲を回転するスリーブ26a2(現像スリーブ)と、で構成される。
ドクターブレード26cは、現像ローラ26aの上方で、現像ローラ26aに対して微小なドクターギャップDG(隙間)をあけて対向して、現像ローラ26a上に担持される現像剤量を適正化するものである。
搬送スクリュ26b1、26b2は、現像装置26の内部に収容された現像剤を長手方向に搬送して循環経路(図3にて破線矢印で示す循環経路である。)を形成する。すなわち、第1搬送スクリュ26b1による第1搬送経路B1と、第2搬送スクリュ26b2による第2搬送経路B2と、による現像剤の循環経路が形成されている。
第1搬送経路B1と第2搬送経路B2とは仕切部材26e(壁部)によって隔絶されていて、2つの搬送経路B1、B2の長手方向両端部は互いに連通口26f、26gを介して連通している。具体的に、図3を参照して、第1搬送経路B1の搬送方向上流側の端部と、第2搬送経路B2の搬送方向下流側の端部と、が第1連通口26fを介して連通している。また、第1搬送経路B1の搬送方向下流側の端部と、第2搬送経路B2の搬送方向上流側の端部と、が第2連通口26gを介して連通している。すなわち、仕切部材26eは、長手方向両端部を除く位置に配設されている。
第1搬送スクリュ26b1(第1搬送経路B1)は現像ローラ26aに対向するように配設され、第2搬送スクリュ26b2(第2搬送経路B2)は仕切部材26eを介して第1搬送スクリュ26b1(第1搬送経路B1)に対向するように配設されている。第1搬送スクリュ26b1は、現像剤を長手方向(図3の左右方向であって、軸方向である。)に搬送しながら、現像ローラ26aに向けて現像剤を供給するとともに、現像ローラ26aから離脱した現像工程後の現像剤を回収する。第2搬送スクリュ26b2は、第1搬送経路B1から搬送された現像工程後の現像剤と、補給口26dから補給されたフレッシュなトナーと、を長手方向に搬送しながら撹拌・混合する。
本実施の形態において、2つの搬送スクリュ26b1、26b2は、水平方向に並設されている。2つの搬送スクリュ26b1、26b2は、いずれも、軸部にスクリュ部が巻装されたものである。
先に述べた作像プロセスを、現像工程を中心にしてさらに詳しく説明する。
現像ローラ26a(現像剤担持体)は、図2中の矢印方向に回転している。現像装置26内の現像剤は、図3に示すように、間に仕切部材26eを介在するように配設された第1搬送スクリュ26b1及び第2搬送スクリュ26b2の矢印方向の回転によって、トナー容器70からトナー補給経路を経て補給口26dから補給されたトナーとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図3中の破線矢印方向の循環である。)。
そして、摩擦帯電してキャリアに吸着したトナーは、現像ローラ26a上に形成された剤汲上げ極によって、キャリアとともに現像ローラ26a上に汲み上げられる。現像ローラ26a上に担持された現像剤は、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード26cとの対向位置に達する。そして、現像ローラ26a上の現像剤は、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム21との対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム21上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ26a上に残った現像剤はスリーブの回転にともない第1搬送経路B1の上方に達して、この位置で現像ローラ26aから離脱される。ここで、現像領域における電界は、現像用の電源によって現像ローラ26aに印加される所定の電圧(現像バイアス)と、帯電工程と露光工程とによって感光体ドラム21の表面に形成される表面電位(潜像電位)と、によって形成されるものである。
ここで、本実施の形態では、現像領域において感光体ドラム21と現像ローラ26aとが、同方向ではなく、逆方向(カウンタ方向)に移動することになるため、現像領域における線速差が小さくても、感光体ドラム21上の潜像を良好に現像することが可能になる。
なお、トナー容器70内のトナーは、現像装置26内のトナーの消費にともない、補給口26dから現像装置26内に適宜に補給されるものである。現像装置26内のトナーの消費は、現像装置26内の現像剤のトナー濃度(現像剤中のトナーの割合である。)を磁気的に検知するトナー濃度センサによって検知される。
また、補給口26dは、第2搬送スクリュ26b2の長手方向(図3の左右方向である。)の一端であって、第2搬送スクリュ26b2(第2搬送経路B2)の上方に設けられている。
以下、本実施の形態において特徴的な、現像装置26の構成・動作について詳しく説明する。
先に図2、図3等を用いて説明したように、感光体ドラム21(像担持体)の表面に形成される潜像を現像する現像装置26には、感光体ドラム21に対向する現像ローラ26a(現像剤担持体)が設置されている。
そして、現像ローラ26aは、回転可能なスリーブ26a2と、スリーブ26a2の内部に非回転で設置された磁界発生部材としてのマグネット26a1と、が設けられている。スリーブ26a2は、略円筒状の部材であって、軸方向(図3の左右方向である。)の両端部にそれぞれ中空軸部26a20が形成されている。マグネット26a1は、略円柱状の部材であって、軸方向(図3の左右方向である。)の両端部にそれぞれ非回転軸部26a10が形成されている。
現像ケース26kは、現像ローラ26aや第1、第2搬送スクリュ26b1、26b2を回転可能に支持するとともに、ドクターブレード26cを保持する筐体であって、その内部に現像剤が収容されている。
特に、本実施の形態において、現像ケース26kは、スリーブ26a2の軸方向端部に形成された中空軸部26a20を、玉軸受を介して回転可能に支持している。
また、図3、図4に示すように、スリーブ26a2の中空軸部26a20には、感光体ドラム21に接触可能な軸受26r(ギャップ形成部材)が設置されている。この軸受26rは、感光体ドラム21と現像ローラ26aとのギャップ(現像ギャップPGであって、図2参照)を定めるための部材である。
具体的に、現像ローラ26aの両端の中空軸部26a20にそれぞれ設置された軸受26r(外周面が低摩擦材料で形成されている。)が、感光体ドラム21の表面(非画像領域である。)に突き当たることで、現像ローラ26aの軸中心からの距離が定まり、現像ギャップPGが狙いの値に設定されることになる。
現像ギャップPGが狙いの値に精度良く設定されることで、現像領域に形成される電界が適正化されて、良好な現像工程がおこなわれることになる。
なお、軸受26rが感光体ドラム21に確実に接触するように、現像装置26を感光体ドラム21に向けて付勢する付勢手段を設けることが好ましい。
また、ドクターブレード26cは、現像ローラ26aとドクターブレード26cとのギャップ(ドクターギャップDGであって、図2参照)を調整可能に、現像ケース26kに保持されている。
ドクターギャップDGが狙いの値に精度良く設定されることで、ドクターブレード26cの位置で、現像ローラ26a上に担持された現像剤(現像領域で現像工程に供する現像剤である。)の量が適正化されて、良好な現像工程がおこなわれることになる。
ここで、図4~図7を参照して、本実施の形態における現像装置26は、軸方向(図3~図5の左右方向であって、図6、図7の紙面垂直方向である。)の端部に、支持部材26mやギア保持部材26nが設置されている。
また、現像ローラ26aに内設された磁界発生部材としてのマグネット26a1には、軸方向端部に、スリーブ26a2の中空軸部26a20を貫通して外部(図4の右方である。)に突出する非回転軸部26a10が設けられている。また、非回転軸部26a10には、その一部(軸方向先端から中央部に向けた所定の範囲である。)に、Dカット部26a11(図5参照)が形成されている。Dカット部26a11は、軸方向に直交する断面がD字状になるように(平面部が形成されるように)、フライス加工が施された部分である。
支持部材26mは、マグネット26a1(磁界発生部材)の非回転軸部26a10が回転しないように嵌合する嵌合部としてのD穴部26m20(図7参照)が形成されている。
そして、支持部材26mは、そのD穴部26m20(嵌合部)を主基準として、現像ケース26kに支持される。
詳しくは、支持部材26mは、非導電性材料(例えば、樹脂材料である。)からなる支持部材主部としてのベース板26m1に、金属材料などの導電性材料からなり非回転軸部26a10を介して現像ローラ26aに現像バイアスを印加するための導電性部材としての板状の電極板26m2が固定されたものである。
図7を参照して、ベース板26m1(支持部材主部)には、非回転軸部26a10の軸径よりも大きな穴径からなり、非回転軸部26a10が非接触で貫通する穴部26m11が形成されている。
また、ベース板26m1には、現像ケース26kに設置されたボス部26k1(図4、図5参照)の先端に形成された小径部が嵌合する切欠き部26m13が形成されている。この切欠き部26m13は、現像ケース26kに支持部材26mを設置(位置決め)するときの従基準となる。
また、ベース板26m1には、現像ケース26kに対して、D穴部26m20を主基準として、切欠き部26m13を従基準として、位置決めされた支持部材26mを、ネジ90によって固定(ネジ締結)するための、2つの穴部26m12(ネジ90の雄ネジ部の外径よりも充分に大きな穴径で形成されている。)が形成されている。
一方、電極板26m2(導電性部材)は、図7に示すように、非回転軸部26a10のDカット部26a11が嵌合するD穴部26m20(嵌合部)が形成されている。このD穴部26m20は、先に説明したように現像ケース26kに支持部材26mを固定するときの主基準となる部分である。なお、このD穴部26m20は、図7(A)に示すように、現像装置26の内側からみたときに(A視方向にみたときに)、ベース板26m1の穴部26m11から露呈することになる。
また、図7(B)に示すように、電極板26m2は、カシメ用穴部26m23とカシメ用長穴部26m24とが形成されていて、前者を主基準として後者を従基準としてベース板26m1にカシメ処理(ベース板26m1に形成されたボスを熱溶融することによる熱カシメ処理である。)により固定されている。
なお、図示は省略するが、電極板26m2は、画像形成装置本体1への現像装置26の着脱に連動して、画像形成装置本体1に設置された端子に接触・非接触する。そして、その端子に電極板26m2が接触した状態で、画像形成装置本体1の電源から端子、電極板26m2、非回転軸部26a10を介して現像ローラ26aに所定の現像バイアスが供給されることになる。
また、電極板26m2には、そのD穴部26m20の近傍に、非回転軸部26a10との接触を確実におこなうための切り曲げ部26m21(図4、図7(B)参照)が形成されている。これにより、電極板26m2から非回転軸部26a10への現像バイアスの印加不良が軽減される。
他方、図4~図6を参照して、ギア保持部材26nは、駆動ギア26x(中空軸部26a20に設置されて、スリーブ26a2とともに回転するギアである。)に噛合するギアとしてのアイドラギア26yが、支軸26n5に回転可能に保持されている。本実施の形態において、ギア保持部材26nは、金属材料からなるブラケットである。
現像ローラ26a(スリーブ26a2の中空軸部26a20)に設置された駆動ギア26xは、画像形成装置本体1への現像装置26の着脱に連動して、画像形成装置本体1に設置された駆動モータのモータギア(不図示)に噛合・噛合解除される。そして、その駆動モータの駆動が駆動ギア26xに伝達されると、現像ローラ26aが回転駆動されるとともに、アイドラギア26yを含むギア列(不図示)を介して第1、第2搬送スクリュ26b1、26b2に駆動が伝達されることになる。
ここで、このギア保持部材26nは、支持部材26mとともに現像ケース26kに支持される。
詳しくは、ギア保持部材26nの支軸26n5は、現像ケース26kに設置されたボス部26k2(図4、図5参照)の先端に形成された凹部に嵌合する。この支軸26n5は、現像ケース26kにギア保持部材26nを設置(位置決め)するときの主基準となる。
また、図6に示すように、ギア保持部材26nには、現像ケース26kに設置されたボス部26k1(図4、図5参照)の先端に形成された小径部が嵌合する切欠き部26n3が形成されている。この切欠き部26n3は、現像ケース26kにギア保持部材26nを設置(位置決め)するときの従基準となる。
また、ギア保持部材26nには、現像ケース26kに対して、支軸26n5を主基準として、切欠き部26n3を従基準として、位置決めされたギア保持部材26nを、ネジ90によって固定(ネジ締結)するための、2つの穴部26n2(ネジ90の雄ネジ部の外径よりも充分に大きな穴径で形成されている。)が形成されている。このとき用いられるネジ90は、支持部材26mを現像ケース26kにネジ締結するときに共用されるものである。すなわち、ギア保持部材26nは、支持部材26mと現像ケース26kとの間に挟まれた状態で、支持部材26mとともに現像ケース26kに共締めされることになる(図5の状態から図4の状態に組み付けられる。)。
このように、本実施の形態における現像装置26は、支持部材26mが、マグネット26a1の非回転軸部26a10が嵌合するD穴部26m20(嵌合部)を主基準として、現像ケース26kに支持されるように構成している。
これにより、支持部材26mがその他の部分を主基準として現像ケース26kに支持される場合に比べて、現像ローラ26aの位置を高精度に安定的に定めることができる。
詳しくは、図8に比較例として示す現像装置126のように、支持部材126mが、現像ローラ26aから離れた位置に設けられたボス部126m1(現像ケース26kのボス部126k2の先端に形成された凹部に嵌合するように支持部材126mに形成されている。)を主基準として、現像ケース26kに支持されるように構成する場合には、部品寸法積上げ交差や組付け誤差などにより、現像ローラ26a(非回転軸部26a10)の位置が狙いの位置からズレやすくなる。
具体的に、現像ローラ26aは、その中空軸部26a20が玉軸受を介して現像ケース26kに支持されるものの、その非回転軸部26a10が支持部材126mによって支持されるため、現像ケース26kに対して非回転軸部26a10の位置が狙いの位置からズレてしまうと、現像ローラ26aを軸方向に対して撓ませるような力が作用してしまう。特に、中空軸部26a20に設置された駆動ギア26xは、ギア保持部材126nのアイドラギア26yに駆動伝達することにより反力を受けるため、現像ローラ26aを軸方向に対して撓ませるような力がさらに作用してしまう。
すなわち、比較例として示す現像装置126は、装置ごとに(又は、支持部材126mを現像ケース26kに設置するたびに)、現像ローラ26a(非回転軸部26a10)の位置が、ばらついてしまい、狙いの位置から外れてしまうものが少なからず生じてしまう。そのため、現像ローラ26aと感光体ドラム21との現像ギャップPGや、現像ローラ26aとドクターブレード26cとのドクターギャップDGにも、バラツキが生じて、濃度偏差の大きな画像が形成されてしまうことになる。
これに対して、本実施の形態における現像装置26は、現像ローラ26aの非回転軸部26a10が嵌合するD穴部26m20(嵌合部)を主基準として、支持部材26mを現像ケース26kに固定しているため、現像ケース26kに対して非回転軸部26a10を狙いの位置に設置しやすくなる。したがって、部品寸法積上げ交差や組付け誤差などにより、現像ローラ26a(非回転軸部26a10)の位置が狙いの位置からズレて、現像ローラ26aが軸方向に対して撓んでしまう不具合も生じにくくなる。また、中空軸部26a20に設置された駆動ギア26xが、ギア保持部材26nのアイドラギア26yに駆動伝達することにより反力を受けても、現像ローラ26aが撓みにくくなる。
すなわち、本実施の形態における現像装置26は、装置ごとに(又は、支持部材26mを現像ケース26kに設置するたびに)、現像ローラ26a(非回転軸部26a10)が、ばらつくこともなく、狙いの位置に精度良く安定的に位置決めされることになる。そのため、現像ローラ26aと感光体ドラム21との現像ギャップPGや、現像ローラ26aとドクターブレード26cとのドクターギャップDGも、バラツキが生じにくくなり、狙いの画像濃度で濃度偏差が安定した画像が形成されることになる。
特に、本実施の形態では、現像領域において感光体ドラム21と現像ローラ26aとが、同方向ではなく、逆方向(カウンタ方向)に移動するように構成されていて、現像ギャップPGやドクターギャップDGのバラツキが画像濃度のバラツキになりやすいため、本発明の構成が有用になる。
なお、図4等では、現像装置26の軸方向一端側のみを図示したが、軸方向他端側も同じように構成することができる。すなわち、現像装置26の軸方向他端側も、軸方向一端側と同様に、支持部材26mやギア保持部材26nを設置することができる。
なお、本願発明者は、本実施の形態における現像装置26と、図8に示す比較例として示す現像装置126と、をそれぞれ用いて、現像ケース26kに対して支持部材26m(126m)を組み替えたときの、現像ギャップPG、ドクターギャップDG、画像の濃度偏差のバラツキを確認する実験をおこなった。
その結果、比較例として示す現像装置126は、現像ギャップPG、ドクターギャップDG、画像の濃度偏差のいずれも、許容できないバラツキが生じた。これに対して、本実施の形態における現像装置26は、現像ギャップPG、ドクターギャップDG、画像の濃度偏差のいずれも、許容できないバラツキはまったく生じなかった。
このような実験結果からも、上述した本発明の効果を確認することができた。
<変形例1>
図9に示すように、変形例1における支持部材26mは、そのベース板26m1(支持部材主)に、図7に示したものとは異なり、非回転軸部26a10の軸径に対して略同径の穴径からなり、非回転軸部26a10が接触可能に貫通する穴部26m11が形成されている。
また、支持部材26mの電極板26m2(導電性部材)は、図7のものと同様に、非回転軸部26a10のDカット部26a11が嵌合するD穴部26m20(嵌合部)が形成されている。
このように支持部材26mを構成した場合には、図7に示したものとは異なり、非回転軸部26a10が、電極板26m2のD穴部26m20に加えて、ベース板26m1の穴部26m11でも位置決めされることになる。そのため、現像ローラ26aの位置をさらに高精度に安定的に定めることができる。
なお、本願発明者は、変形例1における現像装置26と、図7に示す支持部材26mを用いた現像装置26と、をそれぞれ用いて、現像ケース26kに対して支持部材26mを組み替えたときの、現像ギャップPG、ドクターギャップDG、画像の濃度偏差のバラツキを確認する実験をおこなった。その結果、変形例1における現像装置26は、現像ギャップPG、ドクターギャップDG、画像の濃度偏差のいずれも、図7に示す支持部材26mを用いた現像装置26に比べて、さらにバラツキが少なかった。
なお、変形例1において、図9(B)に示した電極板26m2のベース板26m1に対しての主基準26m23を削除することもできる。このようにすることで、組立時に電極板26m2とベース板26m1の穴部26m11の軸位置が相対的にずれてしまった場合でも、電極板26m2を容易にずらして、非回転軸部26a10を電極板26m2とベース板26m1とに通すことができる。さらに、電極板26m2の従基準となるカシメ用長穴部26m24の中心線が、D穴部26m20の中心を向くように形成することで、非回転軸部26a10に対するDカット部26a11の位置精度を高めることができる。
<変形例2>
図10に示すように、変形例2における支持部材26mは、そのベース板26m1(支持部材主)に、図7や図9に示したものとは異なり、非回転軸部26a10のDカット部26a11に嵌合する嵌合部としてのD穴状の穴部26m11が形成されている。
また、支持部材26mの電極板26m2(導電性部材)は、図7や図9のものとは異なり、非回転軸部26a10の軸径に対して同等以上の穴径からなる円形穴部26m22が形成されている。
このように支持部材26mを構成した場合には、非回転軸部26a10が、ベース板26m1の穴部26m11で、非回転で位置決めされることになる。そのため、現像ローラ26aの位置を高精度に安定的に定めることができる。
<変形例3>
図11(A)に示すように、変形例3における現像装置26は、現像ローラ26a(マグネット26a1)の非回転軸部26a10に形成されたDカット部26a11が、軸方向に直交する断面でみたときに、感光体ドラム21に対向する位置から非回転軸部26a10の中心軸を中心にして略180度回転した位置になるように配置されている。
詳しくは、軸方向に直交する断面でみたときに、支持部材26mにおいてDカット部26a11に嵌合する嵌合部(図11(A)の例では、電極板26m2に形成したD穴部26m20である。)の平面部(Dカット部26a11の平面部に対向する平面部である。)が、感光体ドラム21の中心軸と現像ローラ26aの中心軸とを通る仮想線に対して略直交するように配置されている。また、その平面部は、現像ローラ26aの中心軸に対して感光体ドラム21から遠ざかる側に配置されている。
また、図11(B)に示すように、変形例3における別形態としての現像装置26は、現像ローラ26a(マグネット26a1)の非回転軸部26a10に形成されたDカット部26a11が、軸方向に直交する断面でみたときに、アイドラギア26y(ギア保持部材26nに設置されたギアである。)に対向する位置から非回転軸部26a10の中心軸を中心にして略180度回転した位置になるように配置されている。
詳しくは、軸方向に直交する断面でみたときに、支持部材26mにおいてDカット部26a11に嵌合する嵌合部(図11(B)の例では、電極板26m2に形成したD穴部26m20である。)の平面部(Dカット部26a11の平面部に対向する平面部である。)が、アイドラギア26y(支軸26n5)の中心軸と現像ローラ26aの中心軸とを通る仮想線に対して略直交するように配置されている。また、その平面部は、現像ローラ26aの中心軸に対してアイドラギア26yから遠ざかる側に配置されている。
図11(A)や図11(B)に示すように構成することで、現像装置26において非回転で固定されるマグネット26a1(磁界発生部材)の、感光体ドラム21やドクターブレード26cに対する回転方向の姿勢(角度)を定めやすくなる。具体的に、現像装置26が駆動されると、現像ローラ26aは、現像剤を介して感光体ドラム21から圧力を受けたり、アイドラギア26yの反力を受けたりする。このときの圧力や反力は、非回転軸部26a10のDカット部26a11が、電極板26m2のD穴部26m20の平面部に押し付けられる側の力になる。したがって、非回転軸部26a10は、その回転方向の姿勢(角度)が、電極板26m2のD穴部26m20の平面部によって精度良く位置決めされることになる。
ここで、図12を参照して、変形例3(又は、前記変形例2、後述する変形例4)において、非回転軸部26a10のDカット部26a11は、軸方向にみたときに、ベース板26m1(支持部材主部)の穴部26m11の途中から電極26m2(導電性部材)のD穴部26m20(嵌合部)を経由して非回転軸部26a10の先端に至る範囲Wに形成されることが好ましい。
すなわち、このような場合、非回転軸部26a10は、ベース板26m1と嵌合する部分の少なくとも一部が円形となり(嵌合するベース板26m1の穴部26m11も対応する部分が円形となり)、電極板26m2と嵌合する直前の位置からDカット部26a11が形成されることになる。
このように構成することで、ベース板26m1は、非回転軸部26a10において、Dカット部26a11に比べて寸法精度が高い円周部を直接受けることになるため、現像ギャップPGの精度を高精度に設定することができる。Dカット部26a11は、非回転軸部26a10の円周部に2次加工(フライス加工)を施して形成したものであるため、一般的に、円周部よりも公差が積み上がり寸法精度が劣ることになる。
仮に、軸方向にみたときに、非回転軸部26a10の穴部26m11に対して軸方向の全域に非回転軸部26a10のDカット部26a1が配置される場合(非回転軸部26a10のDカット部26a11に対してベース板26m1の穴部26m11が軸方向全域にわたって円形の場合)には、非回転軸部26a10の公差と穴部26m11の公差とに加えて、Dカット部26a11に起因するガタツキが加わるため、感光体ドラム21やアイドラギア26yの側から受ける圧力による現像ギャップPGのバラツキが大きくなってしまう。しかし、図12に示すように、軸方向にみたときに、非回転軸部26a10の穴部26m11に対して軸方向の一部にのみ非回転軸部26a10のDカット部26a1が配置されるように構成することで、そのような不具合を軽減することができる。
ここで、変形例3では、マグネット26a1に形成される複数の磁極を、Dカット部26a11のDカット面(平面部)を基準として、狙いの回転方向の位置に配置している。Dカット部26a11のDカット面(平面部)は、現像ローラ26a単体の状態ではもちろんのこと、現像装置26に設置された状態であっても視認しやすく、感光体ドラム21やアイドラギア26yとの位置関係も確認しやすいため、そのような基準として用いられることに適している。
このようなことから、感光体ドラム21やドクターブレード26cに対するマグネット26a1の回転方向の姿勢(角度)のバラツキが軽減されて、安定した良好な画質の画像が形成されることになる。
<変形例4>
図13(A)に示すように、変形例4における現像装置26も、現像ローラ26a(マグネット26a1)の非回転軸部26a10に形成されたDカット部26a11が、軸方向に直交する断面でみたときに、感光体ドラム21に対向するように配置されている。すなわち、図11(A)のものに対して、Dカット部26a11が、非回転軸部26a10の中心軸を中心にして略180度回転した位置になるように配置されている。
詳しくは、軸方向に直交する断面でみたときに、支持部材26mにおいてDカット部26a11に嵌合する嵌合部(図13(A)の例では、電極板26m2に形成したD穴部26m20である。)の平面部(Dカット部26a11の平面部に対向する平面部である。)が、感光体ドラム21の中心軸と現像ローラ26aの中心軸とを通る仮想線に対して略直交するように配置されている。また、その平面部は、現像ローラ26aの中心軸に対して感光体ドラム21に近づく側に配置されている。
また、図13(B)に示すように、変形例4における別形態としての現像装置26も、現像ローラ26a(マグネット26a1)の非回転軸部26a10に形成されたDカット部26a11が、軸方向に直交する断面でみたときに、アイドラギア26y(ギア保持部材26nに設置されたギアである。)に対向するように配置されている。すなわち、図11(B)のものに対して、Dカット部26a11が、非回転軸部26a10の中心軸を中心にして略180度回転した位置になるように配置されている。
詳しくは、軸方向に直交する断面でみたときに、支持部材26mにおいてDカット部26a11に嵌合する嵌合部(図13(B)の例では、電極板26m2に形成したD穴部26m20である。)の平面部(Dカット部26a11の平面部に対向する平面部である。)が、アイドラギア26y(支軸26n5)の中心軸と現像ローラ26aの中心軸とを通る仮想線に対して略直交するように配置されている。また、その平面部は、現像ローラ26aの中心軸に対してアイドラギア26yに近づく側に配置されている。
図13(A)や図13(B)に示すように構成することで、現像装置26において非回転で固定されるマグネット26a1(磁界発生部材)の、感光体ドラム21やドクターブレード26cに対する回転方向の姿勢(角度)を定めやすくなる。具体的に、マグネット26a1に形成される複数の磁極を、Dカット部26a11のDカット面(平面部)を基準として、狙いの回転方向の位置に配置する。そして、Dカット部26a11のDカット面(平面部)は、現像ローラ26a単体の状態ではもちろんのこと、現像装置26に設置された状態であっても視認しやすく、感光体ドラム21やアイドラギア26yとの位置関係も確認しやすいため、そのような基準として用いられることに適している。
このようなことから、感光体ドラム21やドクターブレード26cに対するマグネット26a1の回転方向の姿勢(角度)のバラツキが軽減されて、安定した良好な画質の画像が形成されることになる。
以上説明したように、本実施の形態における現像装置26は、回転可能なスリーブ26a2と、スリーブ26a2の内部に非回転で設置されたマグネット26a1(磁界発生部材)と、を具備した現像ローラ26aが設けられている。また、内部に現像剤が収容されるとともに、スリーブ26a2の軸方向端部に形成された中空軸部26a20を回転可能に支持する現像ケース26kが設けられている。そして、マグネット26a1は、軸方向端部に、中空軸部26a20を貫通して外部に突出する非回転軸部26a10が設けられている。また、マグネット26a1の非回転軸部26a10が回転しないように嵌合する穴部26m20(嵌合部)が形成されて、穴部26m20を主基準として現像ケース26kに支持される支持部材26mが設けられている。
これにより、現像ローラ26aの位置を高精度に安定的に定めることができる。
なお、本実施の形態では、現像装置26をプロセスカートリッジ20の構成部材とせずに、画像形成装置本体1に対して単独で着脱できるユニットとした。これに対して、現像装置26をプロセスカートリッジ20の構成部材の1つとして、画像形成装置本体1に対してプロセスカートリッジとして一体的に着脱されるように構成することもできる。
そして、このような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電装置と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置と、のうち少なくとも1つと、像担持体と、が一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたユニットと定義する。
また、本実施の形態では、2つの搬送スクリュ26b1、26b2(搬送部材)が水平方向に並設されていて、ドクターブレード26cが現像ローラ26aの上方に配置された現像装置26に対して、本発明を適用した。しかし、本発明が適用される現像装置の構成はこれに限定されることなく、例えば、2つの搬送部材が上下方向又は斜め方向に並設された現像装置や、3つ以上の搬送部材が並設された現像装置や、ドクターブレードが現像ローラの下方に配置された現像装置や、現像領域において感光体ドラムに対して現像ローラが同方向に移動する現像装置に対しても、本発明を適用することができる。
そして、そのような場合にも、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態の中で示唆した以外にも、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、
26 現像装置、
26a 現像ローラ(現像剤担持体)、
26a1 マグネット(磁界発生部材)、
26a2 スリーブ、
26a10 非回転軸部、 26a11 Dカット部、
26a20 中空軸部、
26m 支持部材(面板)、
26m1 ベース板(支持部材主部)、
26m2 電極板(導電性部材)、
26m11、26m12 穴部、 26m13 切欠き部、
26m20 D穴部(嵌合部)、
26m21 切り曲げ部、
26m22 円形穴部、
26m23 カシメ用穴部、 26m24 カシメ用長穴部、
26n ギア保持部材(駆動ブラケット)、
26n1、26n2 穴部、 26n3 切欠き部、
26n5 支軸、
26k 現像ケース(筐体)、
26k1 ボス部、
26r 軸受、
26x 駆動ギア、
26y アイドラギア(ギア)。
特許第5106191号公報 特開2003-156985号公報

Claims (11)

  1. 回転可能なスリーブと、前記スリーブの内部に非回転で設置された磁界発生部材と、を具備した現像ローラと、
    内部に現像剤が収容されるとともに、前記スリーブの軸方向端部に形成された中空軸部を回転可能に支持する現像ケースと、
    を備え、
    前記磁界発生部材は、軸方向端部に、前記中空軸部を貫通して外部に突出する非回転軸部を具備し、
    前記磁界発生部材の前記非回転軸部が回転しないように嵌合する嵌合部を具備して、前記嵌合部を主基準として前記現像ケースに支持される支持部材を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記中空軸部に設置されて、前記スリーブとともに回転する駆動ギアと、
    前記駆動ギアに噛合するギアが回転可能に保持されて、前記支持部材とともに前記現像ケースに支持されるギア保持部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記支持部材は、非導電性材料からなる支持部材主部に、導電性材料からなり前記非回転軸部を介して前記現像ローラに現像バイアスを印加するための導電性部材が固定されたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記非回転軸部は、その一部にDカット部が形成され、
    前記支持部材主部は、前記非回転軸部の軸径よりも大きな穴径からなり、前記非回転軸部が非接触で貫通する穴部が形成され、
    前記導電性部材は、前記非回転軸部の前記Dカット部が嵌合する前記嵌合部が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記非回転軸部は、その一部にDカット部が形成され、
    前記支持部材主部は、前記非回転軸部の軸径に対して略同径の穴径からなり、前記非回転軸部が接触可能に貫通する穴部が形成され、
    前記導電性部材は、前記非回転軸部の前記Dカット部が嵌合する前記嵌合部が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  6. 前記Dカット部は、軸方向にみたときに、前記支持部材主部の前記穴部の途中から前記導電性部材の前記嵌合部を経由して前記非回転軸部の先端に至る範囲に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記非回転軸部は、その一部にDカット部が形成され、
    前記支持部材主部は、前記非回転軸部の前記Dカット部が嵌合する前記嵌合部が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  8. 前記Dカット部は、軸方向に直交する断面でみたときに、前記現像ローラが対向する感光体ドラム、又は、前記中空軸部に設置されて前記スリーブとともに回転する駆動ギアに噛合するギア、に対向する位置から前記非回転軸部の中心軸を中心にして略180度回転した位置になるように配置されたことを特徴とする請求項4~請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 前記Dカット部は、軸方向に直交する断面でみたときに、前記現像ローラが対向する感光体ドラム、又は、前記中空軸部に設置されて前記スリーブとともに回転する駆動ギアに噛合するギア、に対向するように配置されたことを特徴とする請求項4~請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  10. 感光体ドラムに接触可能に前記中空軸部に設置されて、前記感光体ドラムと前記現像ローラとのギャップを定める軸受を備えたことを特徴とする請求項1~請求項9のいずれかに記載の現像装置。
  11. 請求項1~請求項10のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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