JP2023157823A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像ケースに対するトナー濃度検知センサの位置を狙いの位置に精度よく定める。【解決手段】少なくとも現像剤Gの搬送路B1、B2の一部を形成する現像ケース13kと、現像装置13の内部に収容された現像剤Gのトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサ13mと、が設けられている。さらに、トナー濃度検知センサ13mのセンサ主部13nの中央部に形成された穴部13n1(係合部)に嵌合(係合)して、現像ケース13kにおけるセンサ主部13nの位置を定める突起部13s1(位置決め手段)が設けられている。【選択図】図5

Description

この発明は、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置と、それを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置に設置される現像装置において、現像装置内に収容された2成分現像剤のトナー濃度(トナーとキャリアとからなる現像剤中のトナーの割合である。)を検知するために、磁気センサなどのトナー濃度検知センサを用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、このような現像装置において、トナー濃度検知センサが現像ケースに保持されたものが広く知られている。
従来の現像装置は、製造時やメンテナンス時などに、現像ケースにトナー濃度検知センサが設置されるたびに、現像ケースに対するトナー濃度検知センサの位置が狙いの位置からズレてしまっていた。
そのため、トナー濃度検知センサによって検知されるトナー濃度や、その検知結果に基づいておこなわれるトナー補給制御に、バラツキが生じてしまっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、現像ケースに対するトナー濃度検知センサの位置が狙いの位置に精度よく定められる、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における現像装置は、トナーとキャリアとからなる現像剤が収容されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、少なくとも現像剤の搬送路の一部を形成する現像ケースと、当該現像装置の内部に収容された現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサと、前記トナー濃度検知センサのセンサ主部の中央部に形成された係合部に係合して、前記現像ケースにおける前記センサ主部の位置を定める位置決め手段と、を備えたものである。
本発明によれば、現像ケースに対するトナー濃度検知センサの位置が狙いの位置に精度よく定められる、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す構成図である。 現像装置を長手方向にみた概略断面図である。 (A)現像ケースを図3のA視方向に示す図と、(B)トナー濃度検知センサが保持されたセンサ保持部材を図3のB視方向に示す図と、である。 トナー濃度検知センサが保持されたセンサ保持部材が現像ケースに設置された状態を示す断面図である。 変形例1としての、トナー濃度検知センサが保持されたセンサ保持部材が現像ケースに設置された状態を示す拡大断面図である。 変形例2としての、トナー濃度検知センサが保持されたセンサ保持部材が現像ケースに設置された状態を示す拡大断面図である。 変形例3としての、トナー濃度検知センサが保持されたセンサ保持部材が現像ケースに設置された状態を示す拡大断面図である。 変形例4としての、トナー濃度検知センサが保持されたセンサ保持部材が現像ケースに設置された状態を示す拡大断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機、3は原稿を原稿読込部に搬送する原稿搬送部、4は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、5は出力画像が積載される排紙トレイ、を示す。
また、7は用紙等のシートPが収容される給紙部、9はシートPの搬送タイミングを調整するレジストローラ、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される像担持体としての感光体ドラム、を示す。
また、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に形成される静電潜像を現像する現像装置、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成されたトナー像をシートP上に重ねて転写する1次転写バイアスローラ、を示す。
また、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像をシートP上に転写するための2次転写バイアスローラ、20はシートP上の未定着画像を定着する定着装置、28は各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナー(トナー粒子)を現像装置13に供給する各色のトナー容器、を示す。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
なお、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面でおこなわれる作像プロセスについては、図2をも参照することができる。
まず、原稿は、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス上の原稿の画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿にて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿のカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部に送信される。そして、書込み部からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光L(図2参照)が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKは、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、帯電部12(図2参照)との対向部で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれのレーザ光Lの照射位置に達する。
書込み部において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の感光体ドラム11Yの表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム11Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部12にて帯電された後の感光体ドラム11Y上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目の感光体ドラム11Mの表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目の感光体ドラム11Cの表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の感光体ドラム11BKの表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、現像装置13との対向位置に達する。そして、各現像装置13から感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写バイアスローラ14が設置されている。そして、1次転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
そして、転写工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、クリーニング部15との対向位置に達する。そして、クリーニング部15で、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、除電部を通過して、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の各色のトナーが重ねて転写(担持)された中間転写ベルト17は、図中の反時計方向に走行して、2次転写バイアスローラ18との対向位置に達する。そして、2次転写バイアスローラ18との対向位置で、シートP上に中間転写ベルト17上に担持されたカラーのトナー像が転写される(2次転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
ここで、中間転写ベルト17と2次転写バイアスローラ18との間(2次転写ニップである。)に搬送されるシートPは、給紙部7からレジストローラ9等を経由して搬送されるものである。
詳しくは、シートPを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送されたシートPが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達したシートPは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、フルカラー画像が転写されたシートPは、その後に定着装置20に導かれる。定着装置20では、定着ローラと加圧ローラとのニップにて、カラー画像がシートP上に定着される。
そして、定着工程後のシートPは、排紙ローラによって装置本体1外に出力画像として排出されて、排紙トレイ5上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2、図3等を用いて、画像形成装置におけるプロセスカートリッジ10(作像部)について詳述する。
図2は、プロセスカートリッジ10(作像部)を示す構成図であって、感光体ドラム11の回転軸に直交する断面でみた図である。図3は、現像装置13を長手方向にみた概略断面図(垂直方向の断面図)である。
なお、各作像部はほぼ同一構造であるために、図2、図3等にてプロセスカートリッジ及び現像装置は符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジは、像担持体としての感光体ドラム11、帯電部12(及び、クリーニングローラ22)、現像装置13、クリーニング部15、が一体化されたユニットであって、画像形成装置本体100に対して着脱可能に設置されている。そして、プロセスカートリッジ10は、その寿命に達したときに、画像形成装置本体100から取り外されて、新品のものに交換されることになる。
像担持体としての感光体ドラム11は、負帯電の有機感光体であって、回転駆動機構によって時計方向に回転駆動される。
帯電部12は、芯金上に、ウレタン樹脂、導電性粒子としてのカーボンブラック、硫化剤、発泡剤等を処方した中抵抗の発泡ウレタン層をローラ状に形成した弾性を有する帯電ローラである。帯電部12の中抵抗層の材質としては、ウレタン、エチレン-プロピレン-ジエンポリエチレン(EPDM)、ブタジエンアクリロニトリルゴム(NBR)、シリコーンゴムや、イソプレンゴム等に抵抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物等の導電性物質を分散したゴム材や、またこれらを発泡させたものを用いることもできる。
クリーニングローラ22は、帯電部12(帯電ローラ)に当接するように配置されていて、帯電部12の表面に付着した異物をクリーニングする。
クリーニング部15は、感光体ドラム11に摺接するクリーニングブレードが設置されていて、感光体ドラム11上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。
現像装置13(現像部)は、現像剤担持体としての現像ローラ13aが開口(現像ケース13kに形成されている。)を介して感光体ドラム11に僅かなギャップをあけて対向するように配置されていて、双方の対向部分には感光体ドラム11と磁気ブラシ(穂立ちした状態の現像剤Gである。)とが接触する現像領域が形成される。現像装置13内には、トナーTとキャリアCとからなる現像剤G(2成分現像剤)が収容されている。そして、現像装置13は、感光体ドラム11の表面に形成される静電潜像を現像する(トナー像を形成する。)。なお、現像装置13の構成・動作については、後で詳しく説明する。
図1を参照して、トナー容器28は、その内部に現像装置13内に供給するためのトナーTを収容している。
具体的に、現像装置13に設置された磁気センサなどのトナー濃度検知センサ13m(図2参照)によって検知されるトナー濃度(現像剤G中のトナーの割合である。)の情報に基づいて、トナー搬送管を介して、トナー容器28から現像装置13内に向けて補給口13d(図3参照)からトナーTを適宜に供給する。
以下、画像形成装置における現像装置13について詳述する。
図2、図3を参照して、現像装置13は、現像剤担持体としての現像ローラ13a、第1搬送部材としての供給スクリュ13b1、第2搬送部材としての搬送スクリュ13b2、現像剤規制部材としてのドクターブレード13c、壁部としての仕切り部材13e、現像装置13を覆う現像ケース13k、トナー濃度検知センサ13m、等で構成されている。現像ローラ13a、供給スクリュ13b1、搬送スクリュ13b2、ドクターブレード13c、仕切り部材13e、などの部材は、現像ケース13k(ハウジング)に内包されている。なお、現像ケース13kは、少なくとも現像剤の搬送路(第1、第2搬送経路B1、B2である。)の一部を形成するケース部材であるとも言える。
現像剤担持体としての現像ローラ13aは、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブ13a2が回転駆動機構によって供給スクリュ13b1、搬送スクリュ13b2とともに図2に示す矢印方向に回転されるように構成されている。図3を参照して、現像ローラ13aのスリーブ13a2内には、スリーブ13a2の周面に複数の磁極を形成するマグネット13a1が固設されている。現像ローラ13a上に担持された現像剤Gは、現像ローラ13aの所定の回転方向(図2の反時計方向である。)の回転にともなって搬送されて、ドクターブレード13c(現像剤規制部材)の位置に達する。そして、現像ローラ13a上の現像剤Gは、この位置で適量に規制された後に、感光体ドラム11との対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界(現像電界)によって、感光体ドラム11上に形成された潜像にトナーが吸着される。
図2等を参照して、現像剤規制部材としてのドクターブレード13cは、現像ローラ13aの上方に対向するように配設された板状部材である。そして、現像ローラ13aは図2の時計方向に回転して、感光体ドラム11は図2の時計方向に回転する。
なお、本実施の形態では、現像領域において現像ローラ13aが感光体ドラム11の回転方向に対して、カウンタ方向に回転するカウンタ現像方式を用いている。これに対して、現像領域において現像ローラ13aが感光体ドラム11の回転方向に対して、トレーディング方向に回転する現像方式を用いることもできる。
2つの搬送部材(供給スクリュ13b1と搬送スクリュ13b2とである。)は、現像装置13内に収容された現像剤Gを長手方向(図2の紙面垂直方向であって、図3の左右方向である。)に循環しながら撹拌・混合する。供給スクリュ13b1と搬送スクリュ13b2とは、いずれも、軸部に螺旋状にスクリュ部が巻装されたスクリュ部材である。
第1搬送部材としての供給スクリュ13b1は、現像ローラ13aの下方に対向するように配設されていて、現像剤Gを長手方向一端側から長手方向他端側に向けて搬送しながら現像ローラ13aに現像剤を供給するとともに現像ローラ13aから離脱された現像剤を回収する。
詳しくは、供給スクリュ13b1(第1搬送部材)は、現像ローラ13aの下方であって現像ローラ13aに対向する位置に配設されている。そして、現像剤Gを長手方向(回転軸方向)に水平に搬送して(図3の破線矢印に示す右方から左方への搬送である。)、汲上げ磁極の位置で現像ローラ13a上に現像剤Gを供給するとともに、剤離れ磁極の位置で現像ローラ13aから離脱して落下した現像剤Gを軸方向下流側に向けて搬送する。供給スクリュ13b1は、図2の時計方向に回転する。
第2搬送部材としての搬送スクリュ13b2は、供給スクリュ13b1(第1搬送部材)の下方に対向するように配設されていて、現像剤Gを長手方向他端側から長手方向一端側に向けて搬送して供給スクリュ13b1とともに現像剤Gの循環経路を形成する。
詳しくは、搬送スクリュ13b2(第2搬送部材)は、供給スクリュ13b1の斜め下方であって供給スクリュ13b1を介して現像ローラ13aに対向する位置に配設されている。そして、第2搬送経路B2において現像剤Gを長手方向に水平に搬送する(図3の破線矢印に示す左方から右向への搬送である。)。なお、本実施の形態では、搬送スクリュ13b2の回転方向が、供給スクリュ13b1の回転方向に対して逆方向(図2の反時計方向である。)になるように設定されている。
そして、搬送スクリュ13b2は、供給スクリュ13b1による第1搬送経路B1の軸方向下流側から第2連通部13g(第2中継部)を介して現像剤が循環される。そして、搬送スクリュ13b2は、その現像剤Gを供給スクリュ13b1による第1搬送経路B1の軸方向上流側に第1連通部13f(第1中継部)を介して搬送する(図3の破線矢印に示す搬送である。)。
供給スクリュ13b1と搬送スクリュ13b2とは、いずれも、現像ローラ13aや感光体ドラム11と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。また、供給スクリュ13b1と搬送スクリュ13b2とは、いずれも、軸部にスクリュ部(所定のスクリュピッチで、条数が1条で形成されたものである。)が螺旋状に巻装されたものである。なお、スクリュ部は、現像剤の搬送を安定させるため、その条数を複数にしてもよく、特に、供給スクリュ13b1のスクリュ部の条数を複数にしてもよい。
なお、供給スクリュ13b1による第1搬送経路B1と、搬送スクリュ13b2による第2搬送経路B2と、は仕切り部材13e(壁部)によって隔絶されている。
図3を参照して、供給スクリュ13b1による第1搬送経路B1の上流側と、搬送スクリュ13b2による第2搬送経路B2の下流側と、は第1連通部13fを介して連通している。搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の下流側に達した現像剤Gが、第1連通部13fの近傍に留まって盛り上がって、第1連通部13fを介して供給スクリュ13b1による第1搬送経路B1の上流側に搬送(供給)されることになる。
また、図3を参照して、供給スクリュ13b1による第1搬送経路B1の下流側と、搬送スクリュ13b2による第2搬送経路B2の上流側と、は第2連通部13gを介して連通している。そして、供給スクリュ13b1による第1搬送経路B1の下流側に達した現像剤G(第1搬送経路B1にて現像ローラ13a上に供給されなかった現像剤Gや、第4磁極の位置で現像ローラ13aから離脱・落下した現像剤Gである。)が、第2連通部13gにて自重落下して、第2搬送経路B2の上流側に達することになる。
なお、現像ケース13k(第2搬送経路B2に対応する部分である。)には、現像装置13内を循環する現像剤Gのトナー濃度を検知する磁気センサなどのトナー濃度検知センサ13mが設置されている。そして、トナー濃度検知センサ13mによって検知されるトナー濃度の情報に基づいて、トナー濃度が狙いの範囲内になるように、トナー容器28から補給口13d(第2連通部13gに対して長手方向外側に配設されている。)を介して現像装置13内に向けて新品のトナーTが供給される。
また、図3を参照して、補給口13d(トナー補給口)は、搬送スクリュ13b2による第2搬送経路B2の上流側の上方であって、現像領域から離れた位置(現像ローラ13aの長手方向の範囲の外側である。)に配設されている。そして、トナー容器28から排出された新品のトナーTが、補給口13dから現像装置13の内部に向けて適宜に補給される(図3の白矢印方向の補給である。)。このように補給口13dを第2連通部13gの近傍に設置することで、第2搬送経路B2において、その下流側に向けて、第2連通部13gから自重落下して供給された現像剤Gに対して、比較的長い時間をかけて補給トナーの分散・混合を充分におこなうことができる。
なお、本実施の形態では、補給口13dを第2搬送経路B2中に配設したが、補給口13dの位置はこれに限定されることなく、例えば、第1搬送経路B1を長手方向に伸ばして下流側の上方に配置することもできる。
なお、本実施の形態において用いられる現像剤Gとしては、公知のものを用いることができる。
例えば、トナーT(現像剤G中のトナー、トナー容器28中のトナーである。)として、重合トナーであって、体積平均粒径が5.8μm程度の小径トナーを用いることができる。
また、現像剤G中のキャリアCとして、重量平均粒径が20~60μmになるように形成された小径キャリアを用いることができる。
以下、本実施の形態における現像装置13の、特徴的な構成・動作について説明する。
先に図2等を用いて説明したように、本実施の形態における現像装置13には、少なくとも現像剤の搬送路(第1、第2搬送経路B1、B2である。)の一部を形成する現像ケース13kと、現像装置13の内部に収容された現像剤Gのトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサ13mと、が設けられている。
なお、本実施の形態では、トナー濃度検知センサ13mとして、現像剤Gのトナー濃度を磁気的に検知する磁気センサを用いている。また、現像ケース13kは、非磁性の樹脂材料などで形成されている。
ここで、図2、図4、図5に示すように、本実施の形態における現像装置13には、トナー濃度検知センサ13mを保持するセンサ保持部材13rが現像ケース13kに保持されている。
なお、センサ保持部材13rは、非磁性の樹脂材料などで形成された略長方体の箱状部材であって、トナー濃度検知センサ13mを覆うように現像ケース13kにネジ90の締結によって着脱可能に設置されている。
また、センサ保持部材13rは、トナー濃度検知センサ13mが不図示のネジの締結などによって固定保持されていて、製造時やメンテナンス時などに、現像装置13に対してトナー濃度検知センサ13mとともに装着されたり取り外されたりすることになる。
さらに、図示は省略するが、センサ保持部材13rには、トナー濃度検知センサ13mのハーネスが接続されたコネクタが露呈している。そして、そのコネクタが、現像ケース13kにセンサ保持部材13rが着脱されるときに、現像ケース13kのケース側コネクタに接続・離脱されることになる。
さらに、図4、図5に示すように、現像装置13には、トナー濃度検知センサ13mのセンサ主部13n(検知面が形成されていて、センサの中心的な機能を担い、センサ精度に直接的に影響する部分である。)の中央部に形成された係合部としての穴部13n1に係合(嵌合)して、現像ケース13kにおけるセンサ主部13nの位置を定める位置決め手段としての突起部13s1が設けられている。
この位置決め手段としての突起部13s1は、センサ主部13nの穴部13n1(本実施の形態では、断面が円形の貫通穴である。)に嵌合可能に現像ケース13kの設置面13sに形成されている。換言すると、突起部13s1に加えて、センサ主部13nの穴部13n1が、位置決め手段として機能している。
なお、現像ケース13kの設置面13sは、外形が略長方形のトナー濃度検知センサ13mに対向する矩形状の平面であって、ボス形状の突起部13s1が現像ケース13kから離れる側に垂直方向に突起している。このように、本実施の形態では、トナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)によって、現像ケース13k(設置面13s)を介して、現像装置13内の現像剤Gのトナー濃度が検知されることになる。
また、本実施の形態において、センサ主部13nは、コイル状又は環状に形成されている。すなわち、センサ主部13nは、中心部に係合部としての穴部13n1が形成された略円筒状の部材となっている。
このように、本実施の形態における現像装置13には、トナー濃度検知センサ13mのセンサ主部13nの中央部に形成された穴部13n1(係合部)に嵌合する突起部13s1を現像ケース13k(設置面13s)に設けているため、現像ケース13k(設置面13s)に対するトナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)の位置が狙いの位置に精度よく定められる。そのため、製造時やメンテナンス時などに、現像ケース13kにトナー濃度検知センサ13mがセンサ保持部材13rとともに設置されるたびに、現像ケース13kに対するトナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)の位置が狙いの位置からズレてしまう不具合が軽減される。したがって、トナー濃度検知センサ13mによって検知されるトナー濃度や、その検知結果に基づいておこなわれるトナー補給制御に、バラツキが生じにくくなる。
特に、本実施の形態では、センサ主部13nの中央部に形成された穴部13n1に、現像ケース13kの突起部13s1を嵌合させた状態で、トナー濃度検知センサ13mをセンサ保持部材13rとともに現像ケース13kに固定している。そのため、トナー濃度検知センサ13m(センサ保持部材13r)が突起部13s1を中心に回転した状態で現像ケース13kに設置されても、センサ主部13nは狙いの位置に精度よく位置決めされることになる。
また、穴部13n1と突起部13s1とが嵌合する方向は、トナー濃度検知センサ13m(センサ保持部材13r)が現像ケース13kに着脱される方向に一致するため、その着脱性も高められることになる。
なお、本実施の形態では、センサ主部13nの穴部13n1を貫通穴としたが、穴部13n1を非貫通穴(凹状穴部)とすることもできる。
ここで、図4、図5を参照して、本実施の形態における現像装置13には、現像ケース13kにおいてセンサ保持部材13rの長手方向の位置を定める第2位置決め手段としての第1、第2ボス部13k1、13k2が設けられている。
詳しくは、現像ケース13kには、設置面13sを挟むように、2つの第1ボス部13k1(中央部に雌ネジ部が形成されている。)が設けられている。さらに、現像ケース13kには、一方の第1ボス部13k1に隣接するように、第2ボス部13k2が設けられている。
他方、センサ保持部材13rには、2つの第1ボス部13k1に対応する位置にそれぞれ第1貫通穴13r1(ネジ用穴)が設けられている。さらに、センサ保持部材13rには、第2ボス部13k2に対応する位置に第2貫通穴13r2(嵌合用穴)が設けられている。
そして、図5に示すように、突起部13s1が穴部13n1に嵌合されるとともに、第2ボス部13k2が第2貫通穴13r2に嵌合された状態で、第1貫通穴13r1を介して第1ボス部13k1の雌ネジ部にネジ90が螺合されることで、現像ケース13kに対するセンサ保持部材13rの長手方向の位置が定められることになる。換言すると、突起部13s1(穴部13n1)を中心にして、センサ保持部材13r(トナー濃度検知センサ13m)が回転しないように現像ケース13kに固定保持されることになる。
なお、本実施の形態では、突起部13s1と穴部13n1との嵌合が主たる位置決めになるため、上述した第1、第2ボス部13k1、13k2と第1、第2貫通穴13r1、13r2との位置決めは、突起部13s1と穴部13n1との嵌合に影響しないように、従たるものであることが好ましい。具体的に、第1、第2ボス部13k1、13k2の雌ネジ径やボス直径に対して、第1、第2貫通穴13r1、13r2の穴径が比較的ルーズなものとすることが好ましい。
<変形例1>
図6に示すように、変形例1における現像装置13は、センサ保持部材13rに、センサ主部13nの穴部13n1(係合部)に嵌合した現像ケース13kの突起部13s1に対向する側から穴部13n1に嵌合する凸部13r3が設けられている。
詳しくは、凸部13r3は、断面が円形のボス状部材であって、センサ保持部材13rの内壁面においてセンサ主部13nの側に垂直方向に突出するように形成されている。そして、この凸部13r3がセンサ主部13nの穴部13n1に挿入された状態で、センサ保持部材13rに対してトナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)が位置決めされることになる。
このように構成することで、トナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)のセンサ保持部材13rに対する位置精度が高められた状態で、トナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)の現像ケース13kに対する位置精度が高められる。そのため、センサ保持部材13rの現像ケース13kに対する位置精度も高めることができる。
なお、変形例1では、図6に示すように、突起部13s1と凸部13r3とが、穴部13n1において互いに接触しないように嵌合している。すなわち、穴部13n1において、突起部13s1の先端と、凸部13r3の先端と、には隙間が設けられている。このように構成することで、突起部13s1と凸部13r3とが穴部13n1において互いに接触して、トナー濃度検知センサ13mやセンサ保持部材13rが変形する不具合が抑止される。
そして、変形例1においても、現像ケース13kに対するトナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)の位置が狙いの位置に精度よく定められることになる。
<変形例2>
図7に示すように、変形例2における現像装置13にも、前記変形例1のものと同様に、穴部13n1(係合部)に嵌合する凸部13r3がセンサ保持部材13rに設けられている。
ここで、変形例2では、現像ケース13kの突起部13s1とセンサ保持部材13rの凸部13r3とが、センサ主部13nの穴部13n1において互いに嵌合するように構成されている。
具体的に、突起部13s1の先端部には軸状の嵌合部13s10が形成され、凸部13r3の先端部には嵌合部13s10が嵌合される凹状の被嵌合部13r30が形成されている。
このように構成することで、センサ保持部材13rの現像ケース13kに対する位置精度を直接的に高めることができる。
そして、変形例2においても、現像ケース13kに対するトナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)の位置が狙いの位置に精度よく定められることになる。
<変形例3>
図8(A)に示すように、変形例3における現像装置13は、センサ保持部材13rに、センサ主部13nの穴部13n1(係合部)に嵌合して突き抜けた突起部13s1の先端部が挿入される挿入部13r4(貫通穴である。)が形成されている。
具体的に、現像ケース13kの突起部13s1は、穴部13n1(貫通穴である。)の深さよりも充分に長くなるように形成されていて、その先端部がセンサ保持部材13rの挿入部13r4を突き抜けて外部に露呈している(破線で囲んだ部分である。)。
なお、図8(B)に示すように、センサ保持部材13rの挿入部13r4を非貫通穴(凹状穴部)として、突起部13s1の先端部が外部に露呈しないように構成することもできる。
図8(A)、(B)のように構成することにより、センサ保持部材13rの現像ケース13kに対する位置精度を直接的に高めることができる。
そして、変形例3においても、現像ケース13kに対するトナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)の位置が狙いの位置に精度よく定められることになる。
<変形例4>
図9に示すように、変形例4における現像装置13は、現像ケース13kに対するトナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)の位置を定める位置決め手段の構成が、前記実施の形態のものと相違する。
図9に示すように、変形例4における位置決め手段は、センサ主部13nの穴部13n1に嵌合可能にセンサ保持部材13rに形成された軸部13r5(断面が円形のボス状部材である)と、穴部13n1に嵌合して突き抜けた軸部13r5の先端部が挿嵌可能に現像ケース13kに形成された挿嵌部13k5(断面が円形の非貫通穴(凹状穴部)である。)と、で構成されている。
このように構成した場合であっても、現像ケース13kに対するトナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)の位置が狙いの位置に精度よく定められることになる。さらに、センサ保持部材13rの現像ケース13kに対する位置精度を直接的に高めることができる。
以上説明したように、本実施の形態における現像装置13は、トナーTとキャリアCとからなる現像剤Gが収容されて、感光体ドラム11(像担持体)の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、少なくとも現像剤Gの搬送路B1、B2の一部を形成する現像ケース13kと、現像装置13の内部に収容された現像剤Gのトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサ13mと、が設けられている。さらに、トナー濃度検知センサ13mのセンサ主部13nの中央部に形成された穴部13n1(係合部)に嵌合(係合)して、現像ケース13kにおけるセンサ主部13nの位置を定める突起部13s1(位置決め手段)が設けられている。
これにより、現像ケース13kに対するトナー濃度検知センサ13m(センサ主部13n)の位置を狙いの位置に精度よく定めることができる。
なお、本実施の形態においては、プロセスカートリッジ10の構成部材の1つとして構成されている現像装置13に対して、本発明を適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることなく、現像装置13が単体で画像形成装置本体に着脱されるユニットして構成されている場合にも、当然に本発明を適用することができる。
ここで、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部(帯電装置)と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置(現像部)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部(クリーニング装置)と、のうち少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
また、本実施の形態では、トナー濃度検知センサ13mのセンサ主部13nの中央部に形成された係合部としての穴部13n1に、現像ケース13kの突起部13s1や軸部13rなどの位置決め手段(被係合部)を嵌合(係合)させるように構成したが、「係合部」と「被係合部」との関係はこれに限定されることなく、例えば、「係合部」を凹部(又は、凸部)として、「被係合部」を凸部(又は、凹部)とすることもできる。
そして、そのような場合にも、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本発明における態様は、例えば、以下の通りの付記1~11の組み合わせとすることもできる。
(付記1)
トナーとキャリアとからなる現像剤が収容されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、
少なくとも現像剤の搬送路の一部を形成する現像ケースと、
当該現像装置の内部に収容された現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサと、
前記トナー濃度検知センサのセンサ主部の中央部に形成された係合部に係合して、前記現像ケースにおける前記センサ主部の位置を定める位置決め手段と、
を備えたことを特徴とする現像装置。
(付記2)
前記位置決め手段は、前記センサ主部の前記係合部としての穴部に嵌合可能に前記現像ケースに形成された突起部を具備したことを特徴とする付記1に記載の現像装置。
(付記3)
前記トナー濃度検知センサを保持するとともに、前記現像ケースに保持されるセンサ保持部材を備え、
前記センサ保持部材は、前記穴部に嵌合した前記突起部に対向する側から前記穴部に嵌合する凸部を具備したことを特徴とする付記2に記載の現像装置。
(付記4)
前記突起部と前記凸部とは、前記穴部において互いに接触しないように嵌合することを特徴とする付記3に記載の現像装置。
(付記5)
前記突起部と前記凸部とは、前記穴部において互いに嵌合することを特徴とする付記3に記載の現像装置。
(付記6)
前記トナー濃度検知センサを保持するとともに、前記現像ケースに保持されるセンサ保持部材を備え、
前記センサ保持部材は、前記穴部に嵌合して突き抜けた前記突起部の先端部が挿入される挿入部を具備したことを特徴とする付記2に記載の現像装置。
(付記7)
前記トナー濃度検知センサを保持するとともに、前記現像ケースに保持されるセンサ保持部材を備え、
前記位置決め手段は、
前記センサ主部の前記係合部としての穴部に嵌合可能に前記センサ保持部材に形成された軸部と、
前記穴部に嵌合して突き抜けた前記軸部の先端部が挿嵌可能に前記現像ケースに形成された挿嵌部と、
を具備したことを特徴とする付記1に記載の現像装置。
(付記8)
前記現像ケースにおいて前記センサ保持部材の長手方向の位置を定める第2位置決め手段を備えたことを特徴とする付記3~付記7のいずれかに記載の現像装置。
(付記9)
前記センサ主部は、コイル状又は環状に形成されたことを特徴とする付記1~付記8のいずれかに記載の現像装置。
(付記10)
画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
付記1~付記9のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを一体的に備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
(付記11)
付記1~付記9のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
10 プロセスカートリッジ、
11、11Y、11C、11M、11BK 感光体ドラム(像担持体)、
13 現像装置、
13a 現像ローラ(現像剤担持体)、
13k 現像ケース(ハウジング)、
13k1 第1ボス部(第2位置決め手段)、
13k2 第2ボス部(第2位置決め手段)、
13k5 挿嵌部、
13m トナー濃度検知センサ、
13n センサ主部、
13n1 穴部(係合部)、
13r センサ保持部材、
13r3 凸部、
13r4 挿入部、
13r5 軸部、
13s 設置面、
13s1 突起部(位置決め手段)、
G 現像剤(2成分現像剤)、 T トナー、 C キャリア。
特開2008-276118号公報

Claims (11)

  1. トナーとキャリアとからなる現像剤が収容されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    少なくとも現像剤の搬送路の一部を形成する現像ケースと、
    当該現像装置の内部に収容された現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサと、
    前記トナー濃度検知センサのセンサ主部の中央部に形成された係合部に係合して、前記現像ケースにおける前記センサ主部の位置を定める位置決め手段と、
    を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記位置決め手段は、前記センサ主部の前記係合部としての穴部に嵌合可能に前記現像ケースに形成された突起部を具備したことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記トナー濃度検知センサを保持するとともに、前記現像ケースに保持されるセンサ保持部材を備え、
    前記センサ保持部材は、前記穴部に嵌合した前記突起部に対向する側から前記穴部に嵌合する凸部を具備したことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記突起部と前記凸部とは、前記穴部において互いに接触しないように嵌合することを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記突起部と前記凸部とは、前記穴部において互いに嵌合することを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  6. 前記トナー濃度検知センサを保持するとともに、前記現像ケースに保持されるセンサ保持部材を備え、
    前記センサ保持部材は、前記穴部に嵌合して突き抜けた前記突起部の先端部が挿入される挿入部を具備したことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  7. 前記トナー濃度検知センサを保持するとともに、前記現像ケースに保持されるセンサ保持部材を備え、
    前記位置決め手段は、
    前記センサ主部の前記係合部としての穴部に嵌合可能に前記センサ保持部材に形成された軸部と、
    前記穴部に嵌合して突き抜けた前記軸部の先端部が挿嵌可能に前記現像ケースに形成された挿嵌部と、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  8. 前記現像ケースにおいて前記センサ保持部材の長手方向の位置を定める第2位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項3又は請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記センサ主部は、コイル状又は環状に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  10. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1又は請求項2に記載の現像装置と前記像担持体とを一体的に備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 請求項1又は請求項2に記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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