JP2022045726A - キー構造体および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】キースイッチを基板の表面に実装しつつも、衝撃に強いキー構造体等を実現する。【解決手段】キー構造体(30)は、電子機器の筐体の内部に配置された基板(40)の表面に実装されるキースイッチ(34、35、36)と、キースイッチを押圧するキートップ(31、33)と、変位したキートップに当接し、キートップのさらなる変位を制限するキーストッパ(37)と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、キー構造体および電子機器に関する。
従来、押圧型のスイッチ構造であるキー構造体を電子機器に設けることが知られている。例えば、特許文献1には、電子機器の筐体内に配置されたキースイッチと、筐体に形成されたキー用貫通孔内に挿通されたキートップと、を備えるキー構造体が開示されている。
このようなキー構造体が、電子機器の基板の面に平行な方向に押圧されるように設けられる場合、キースイッチは、基板に形成された切欠部に嵌り込んだ状態で実装されることが一般的である。この場合、キートップがキースイッチに当たる際の衝撃を、切欠部の縁の部分にて吸収することができる。
電子機器のレイアウトの変更に伴い、キー構造体を設ける位置が基板の面から離れる方向に変更された場合、キースイッチを基板の表面に実装することが考えられる。
しかしながら、キースイッチを何の工夫も行うことなく基板の表面に実装すると、キートップがキースイッチに当たる際の衝撃を、切欠部の縁の部分にて吸収することができない。そのため、この衝撃を直接受けることでキースイッチが破壊されたり、キースイッチと基板とを接続している半田が剥離して導通不良が生じたりする。
本発明の一態様は、キースイッチを基板の表面に実装しつつも、衝撃に強いキー構造体等を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るキー構造体は、電子機器の筐体の内部に配置された基板の表面に実装されるキースイッチと、前記筐体に形成されたキー用貫通孔に挿通され、前記筐体の外部側から内部側に向かって変位することにより、前記キースイッチを押圧するキートップと、前記変位した前記キートップに前記筐体の内部において当接し、前記キートップの前記外部側から前記内部側に向かうさらなる変位を制限するキーストッパと、を備える。
本発明の一態様によれば、キースイッチを基板の表面に実装しつつも、衝撃に強いキー構造体等を実現することができる。
〔実施形態1〕
<スマートフォンの構成>
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るスマートフォン(電子機器)1の外観を示す正面図である。図1に示すように、スマートフォン1は、筐体10と、表示部20と、キー構造体30と、を備える。以下の説明では、図1における紙面手前側を前側と称し、紙面奥側を後側と称する。
<スマートフォンの構成>
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るスマートフォン(電子機器)1の外観を示す正面図である。図1に示すように、スマートフォン1は、筐体10と、表示部20と、キー構造体30と、を備える。以下の説明では、図1における紙面手前側を前側と称し、紙面奥側を後側と称する。
なお、以下に説明する実施形態では、本発明の実施形態に係るキー構造体30が、スマートフォン1に設けられた例を説明する。しかしながら、キー構造体30を適用することが可能な電子機器は、スマートフォン1に限定されない。電子機器として、例えば、携帯電話機、タブレット端末、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、パソコン、モバイルツール、電子辞書、電卓、およびゲーム機等を挙げることができる。また、キー構造体30として、第1キートップ31および第2キートップ33を備える構成を例示するが、キートップを1つのみ備える構成であってもよい。
筐体10は、略矩形板状の後壁(図示せず)と、後壁から前方に突出する上壁11、下壁12、左壁13および右壁14を備える。上壁11、下壁12、左壁13および右壁14の前端部には、表示部20が取り付けられている。筐体10の内部には、筐体10の後壁と表示部20との間に、後述する基板40(図1には図示せず)が配置されている。
筐体10の右壁14には、左右方向に貫通する第1キー用貫通孔14Aおよび第2キー用貫通孔14Cが形成されている。第1キー用貫通孔14Aおよび第2キー用貫通孔14Cは、この順に上側から上下方向に並んでいる。また、第1キー用貫通孔14Aおよび第2キー用貫通孔14Cは、筐体10の後壁よりも表示部20に近い位置に形成されている。表示部20は、例えばタッチパネルを含む液晶画面またはLED画面である。
キー構造体30は、第1キートップ31および第2キートップ33を備える。言い換えると、キー構造体30は、複数のキートップ31、33を備える。第1キートップ31および第2キートップ33は、スマートフォン1のサイドキーとして、筐体10の右壁14に設けられている。第1キートップ31は、第2キートップ33よりも上下方向に長く構成されている。第1キートップ31および第2キートップ33はそれぞれ、第1キー用貫通孔14Aおよび第2キー用貫通孔14Cに挿通されている。そのため、第1キートップ31および第2キートップ33は、筐体10の右壁14を基準とすると、左側が筐体10の内部側に対応し、右側が筐体10の外部側に対応する。
<キー構造体の構成>
図2は、本実施形態に係るキー構造体30の分解斜視図である。図2に示すように、キー構造体30は、第1キートップ31および第2キートップ33の他に、第1キースイッチ34、第2キースイッチ35、第3キースイッチ36およびキーストッパ37を備える。そのため、キー構造体30は、複数のキースイッチ34、35、36を備える。第1キースイッチ34、第2キースイッチ35および第3キースイッチ36は、この順に上側から上下方向に並んでいる。
図2は、本実施形態に係るキー構造体30の分解斜視図である。図2に示すように、キー構造体30は、第1キートップ31および第2キートップ33の他に、第1キースイッチ34、第2キースイッチ35、第3キースイッチ36およびキーストッパ37を備える。そのため、キー構造体30は、複数のキースイッチ34、35、36を備える。第1キースイッチ34、第2キースイッチ35および第3キースイッチ36は、この順に上側から上下方向に並んでいる。
第1キートップ31は、第1キースイッチ34が位置する左側へ突出する第1突出部311と、第2キースイッチ35が位置する左側へ突出する第2突出部312と、を備える。第1突出部311は、第2突出部312よりも上側に位置している。第2キートップ33は、第3キースイッチ36が位置する左側へ突出する第3突出部331を備える。
第1キースイッチ34、第2キースイッチ35および第3キースイッチ36は、基板40の前側の表面に実装されている。第1キースイッチ34、第2キースイッチ35および第3キースイッチ36は基板40と例えば半田を用いて接続されている。基板40には、第1キースイッチ34、第2キースイッチ35および第3キースイッチ36の他にも、スマートフォン1を制御するための各種電子部品(図示せず)が実装されている。
第1キースイッチ34は、右側へ突出する第1ボタン部341を備える。上下方向および前後方向における第1ボタン部341の位置は、第1突出部311の位置に対応している。つまり、第1キートップ31が、右側から左側に向かって変位することにより、第1突出部311が第1ボタン部341を押圧するように、第1キートップ31および第1キースイッチ34は構成されている。
第2キースイッチ35は、右側へ突出する第2ボタン部351を備える。上下方向および前後方向における第2ボタン部351の位置は、第2突出部312の位置に対応している。つまり、第1キートップ31が、右側から左側に向かって変位することにより、第2突出部312が第2ボタン部351を押圧するように、第1キートップ31および第2キースイッチ35は構成されている。
第3キースイッチ36は、右側へ突出する第3ボタン部361を備える。上下方向および前後方向における第3ボタン部361の位置は、第3突出部331の位置に対応している。つまり、第2キートップ33が、右側から左側に向かって変位することにより、第3突出部331が第3ボタン部361を押圧するように、第2キートップ33および第3キースイッチ36は構成されている。
キーストッパ37は、上下方向に延びる長尺状であり、基板40の前側の表面に取り付けられている。本実施の形態では、キーストッパ37は、第1キースイッチ34、第2キースイッチ35および第3キースイッチ36ならびに第1キートップ31および第2キートップ33に対して共通に設けられている。なお、複数のキースイッチおよび複数のキートップに対してキーストッパ37を共通に設ける構成は必須ではない。
キーストッパ37には、前面から後面に貫通し、右側面が開放された第1開口部37A、第2開口部37Bおよび第3開口部37Cが形成されている。第1開口部37A、第2開口部37Bおよび第3開口部37Cは、この順に上から上下方向に位置している。第1キースイッチ34は、第1ボタン部341を開放されている右側に向けて第1開口部37Aの内側に配置されている。第2キースイッチ35は、第2ボタン部351を開放されている右側に向けて第2開口部37Bの内側に配置されている。第3キースイッチ36は、第3ボタン部361を開放されている右側に向けて第3開口部37Cの内側に配置されている。
キーストッパ37は、右側面に、第1当接部371、第2当接部372および第3当接部373を有している。第1当接部371は、第1キースイッチ34を挟んで、上下方向(変位の方向および基板の法線方向と直交する方向)に沿った2箇所に配置されている。第2当接部372は、第2キースイッチ35を挟んで、上下方向に沿った2箇所に配置されている。第3当接部373は、第3キースイッチ36を挟んで、上下方向に沿った2箇所に配置されている。
第1当接部371は、右側から左側に向かって変位する第1キートップ31の上部に当接することにより、第1キートップ31の右側から左側に向かうさらなる変位を制限する。第2当接部372は、右側から左側に向かって変位する第1キートップ31の下部に当接することにより、第1キートップ31の右側から左側に向かうさらなる変位を制限する。第3当接部373は、右側から左側に向かって変位する第2キートップ33に当接することにより、第2キートップ33の右側から左側に向かうさらなる変位を制限する。
図3は、図2に示す領域A1の拡大図である。図3に示すように、キーストッパ37は、爪部374を備える。本実施形態では、基板40のエッジと対応するキーストッパ37の右側面に、基板40の後側の面に係合する爪部374を備える。爪部374が、基板40の後側の面に係合することにより、キーストッパ37が基板40に取り付けられる。
図4は、本実施形態に係るキー構造体30のキーストッパ37の要部を左側から拡大して示す斜視図である。図4に示すように、キーストッパ37は、位置決めピン375を更に備える。本実施形態では、キーストッパ37の左側面に位置決めピン375を備える。位置決めピン375が、基板40に形成された位置決め孔40Aに挿通されることにより、キーストッパ37は、基板40に対して位置決めされる。なお、図4において第1キートップ31は省略されている。
<キー構造体の動作>
図5は、本実施形態に係るキー構造体30の第2キートップ33および第3キースイッチ36の初期状態を示す正面図である。また、図6は、本実施形態に係る第2キートップ33および第3キースイッチ36の変位制限状態を示す正面図である。なお、以下の説明では、例として、第2キートップ33および第3キースイッチ36を用いて、キー構造体30の動作を説明する。しかし、第1キートップ31および第1キースイッチ34ならびに第1キートップ31および第2キースイッチ35についても、キー構造体30の動作は同様である。また、変位状態とは換言すると、キートップの押下状態である。
図5は、本実施形態に係るキー構造体30の第2キートップ33および第3キースイッチ36の初期状態を示す正面図である。また、図6は、本実施形態に係る第2キートップ33および第3キースイッチ36の変位制限状態を示す正面図である。なお、以下の説明では、例として、第2キートップ33および第3キースイッチ36を用いて、キー構造体30の動作を説明する。しかし、第1キートップ31および第1キースイッチ34ならびに第1キートップ31および第2キースイッチ35についても、キー構造体30の動作は同様である。また、変位状態とは換言すると、キートップの押下状態である。
図5に示すように、第2キートップ33および第3キースイッチ36の初期状態において、第2キートップ33は、例えば弾性部材(図示せず)により右側に付勢されている。そのため、第2キートップ33は、第3キースイッチ36およびキーストッパ37から右方向に離れている。
このとき、第2キートップ33と上側の第3当接部373との間の距離d1は、第2キートップ33と下側の第3当接部373との間の距離d2に等しい。また、第3突出部331と第3ボタン部361との間の距離d3は、距離d1よりも短い。距離d1は、距離d1と距離d3との差(d1-d3)が、第3キースイッチ36の推奨ストローク量の範囲内になるように設定される。ここで、推奨ストローク量とは、キースイッチ(例えば第3キースイッチ36)を切替可能であり、かつキースイッチを故障させないストローク量を意味するものとする。
第2キートップ33および第3キースイッチ36の初期状態において、第2キートップ33が左側(筐体10の内側)へ押圧されると、第2キートップ33が右側から左側に向かって変位することにより、第3突出部331が第3ボタン部361に当接する。この段階では、第2キートップ33と第3当接部373とは離れている。また、第3キースイッチ36のストローク量はゼロである。
そして、第2キートップ33が右側から左側に向かって更に変位すると、図6に示すように、第3突出部331が第3ボタン部361を押圧するとともに、第3当接部373が第2キートップ33に当接する。このとき、第3当接部373が第2キートップ33に当接することにより、第3当接部373は、第2キートップ33が右側から左側に向かって更に変位することを制限する。そのため、第2キートップ33および第3キースイッチ36は、変位制限状態となる。
第2キートップ33および第3キースイッチ36の変位制限状態において、第3キースイッチ36のストローク量は、距離d1と距離d3との差(d1-d3)である。上述したように、距離d1は、差(d1-d3)が、第3キースイッチ36の推奨ストローク量の範囲内になるように設定されているので、変位制限状態における第3キースイッチ36のストローク量は推奨ストローク量の範囲内となっている。したがって、第3キースイッチ36を切り替え、かつ第3キースイッチ36の故障を防ぐことができる。また、キーストッパ37が設けられていない状態と比較して、第3キースイッチ36を基板40に接続している部分に掛かる負荷を低減し、半田等の剥離を低減し、導通不良を防ぐことができる。
また、第3当接部373は、第3キースイッチ36を挟んで、上下方向に沿った2箇所に配置されている。したがって、例えば当接部が第3キースイッチ36を挟んで前後方向に沿った2箇所に配置されている場合と比較して、キー構造体30の前後方向の大きさを低減することができる。したがって、スマートフォン1を薄型化することができる。
また、キーストッパ37は、第1キースイッチ34、第2キースイッチ35および第3キースイッチ36ならびに第1キートップ31および第2キートップ33に対して共通に設けられている。したがって、キーストッパ37が第1キートップ31および第2キートップ33等に対してそれぞれ独立に設けられる場合と比較して、キー構造体30を組み立てるときの工程数を減少するとともに、組み立てを容易にすることができる。したがって、効率的に製造できるキー構造体30を実現することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図7は、本実施形態に係るキー構造体302の第3キースイッチ36と基板40との接続構造を示す説明図である。図8は、本実施形態に係るキー構造体302のキーストッパ38と基板40との接続構造を示す説明図である。図7および図8は、キー構造体302を正面側より見ている。図7および図8に示すように、実施形態2に係るキー構造体302では、キーストッパ38は、第3キースイッチ36の電極と基板40の電極とを接続した接続部分50に塗布された接着剤60によって基板40に固定されている。
具体的には、図7に示すように、第3キースイッチ36の電極と基板40の電極とを接続した接続部分50には、接着剤60が塗布されている。接続部分50には、例えば半田を用いることができる。図7の例では、接続部分50は、第3キースイッチ36の右上、左上、右下および左下に計4箇所設けられているが、本発明はこれに限定されない。また、接着剤60としては、任意の接着剤を使用することができ、例えば熱硬化性樹脂を使用することができる。
図8に示すように、キー構造体302が備えるキーストッパ38には、第3開口部38Cにおける右側部分に連続して塗布用開口部38Dが、上下2箇所に形成されている。塗布用開口部38Dは、第3開口部38Cと同様に前面から後面に貫通して、接続部分50の一部を前側へ露出するように形成されている。塗布用開口部38Dから接着剤60を流し込むことにより、接続部分50に接着剤60を塗布することができる。そして、キーストッパ38は、前側より見て、接続部分50に塗布された接着剤60と一部が重畳するように構成されている。
このような構成とすることで、キーストッパ38は、接続部分50に塗布された接着剤60によって基板40に固定されている。キーストッパ38は、任意の材料から製造してもよく、例えばポリカーボネートから製造することができる。ただし、接着剤60として、熱硬化性樹脂を使用する場合、キーストッパ38は、耐熱性材料により製造されることが好ましい。耐熱性材料の例としては、PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)を挙げることができる。キーストッパ38が耐熱性材料により製造される場合、熱硬化性樹脂である接着剤60の熱硬化時に、キーストッパ38が劣化または形状変化することを防ぐことができる。
上記の構成によれば、第3キースイッチ36の電極と基板40の電極とを接続した接続部分50には、接着剤60が塗布されているので、接続部分50の強度を向上することができる。また、キーストッパ38は、接続部分50に塗布された接着剤60によって、基板40に固定されているので、キーストッパ38を基板40に固定するための工程を別途追加することなく、キーストッパ38と基板40との間のがたつきを防止することができる。そのため、第2キートップ33(図7および図8には図示せず)が第3キースイッチ36に当たる際の衝撃を、キーストッパ38がより確実に吸収することができる。したがって、スマートフォン1の故障をより確実に防ぐことができる。
なお、図7および図8では、第3キースイッチ36を図示して説明したが、第1キースイッチ34および第2キースイッチ35についても、第3キースイッチ36と同様に、接着剤により固定されていてもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るキー構造体30、302は、電子機器(スマートフォン1)の筐体10の内部に配置された基板40の表面に実装されるキースイッチ34、35、36と、筐体10に形成されたキー用貫通孔14A、14Cに挿通され、筐体10の外部側から内部側に向かって変位することにより、キースイッチ34、35、36を押圧するキートップ31、33と、変位したキートップ31、33に筐体10の内部において当接し、キートップ31、33の外部側から内部側に向かうさらなる変位を制限するキーストッパ37、38と、を備える。
本発明の態様1に係るキー構造体30、302は、電子機器(スマートフォン1)の筐体10の内部に配置された基板40の表面に実装されるキースイッチ34、35、36と、筐体10に形成されたキー用貫通孔14A、14Cに挿通され、筐体10の外部側から内部側に向かって変位することにより、キースイッチ34、35、36を押圧するキートップ31、33と、変位したキートップ31、33に筐体10の内部において当接し、キートップ31、33の外部側から内部側に向かうさらなる変位を制限するキーストッパ37、38と、を備える。
上記の構成によれば、キーストッパ37がキートップ31、33に当接し、キートップ31、33の外部側から内部側に向かうさらなる変位を制限する。そのため、キースイッチ34、35、36の故障を防ぐことができる。また、キースイッチ34、35、36を基板40に接続している部分に掛かる負荷を低減することにより、半田等の剥離を低減し、導通不良を防ぐことができる。したがって、電子機器(スマートフォン1)の故障を防ぐことができる。
本発明の態様2に係るキー構造体30、302は、上記の態様1において、キーストッパ37、38は、キートップ31、33に当接する当接部371、372、373を有し、当接部371、372、373は、キースイッチ34、35、36を挟んで、変位の方向(左右方向)および基板の法線方向(前後方向)と直交する方向(上下方向)に沿った2箇所に配置されていてもよい。
上記の構成によれば、当接部371、372、373は、キースイッチ34、35、36を挟んで、変位の方向(左右方向)および基板40の法線方向(前後方向)と直交する方向(上下方向)に沿った2箇所に配置されている。したがって、例えば当接部がキースイッチ34、35、36を挟んで前後方向に沿った2箇所に配置されている場合と比較して、基板40の法線方向(前後方向)におけるキー構造体30、302の大きさを低減することができる。したがって、電子機器(スマートフォン1)を薄型化することができる。
本発明の態様3に係るキー構造体30、302は、上記の態様1または2において、キースイッチ34、35、36およびキートップ31、33を複数備え、キーストッパ37、38は、複数のキースイッチ34、35、36および複数のキートップ31、33に対して共通に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、キーストッパ37は、複数のキースイッチ34、35、36および複数のキートップ31、33に対して共通に設けられている。したがって、キーストッパ37が第1キートップ31および第2キートップ33等に対してそれぞれ独立に設けられる場合と比較して、キー構造体30、302を組み立てるときの工程数を減少するとともに、組み立てを容易にすることができる。したがって、効率的に製造できるキー構造体30、302を実現することができる。
本発明の態様4に係る電子機器(スマートフォン1)は、上記の態様1から3の何れか1項に記載のキー構造体30、302を備えてもよい。上記の構成によれば、キー構造体30、302を備える電子機器(スマートフォン1)を、具体的に実現することができる。
本発明の態様5に係る電子機器は、上記の態様4において、キースイッチ34、35、36の電極と基板40の電極とを接続した接続部分50に接着剤60が塗布されており、キーストッパ37、38は、接続部分50に塗布された接着剤60によって基板40に固定されていてもよい。
上記の構成によれば、キースイッチ34、35、36の電極と基板40の電極とを接続した接続部分50には、接着剤60が塗布されているので、接続部分50の強度を向上することができる。また、キーストッパ38は、接続部分50に塗布された接着剤60によって、基板40に固定されているので、キーストッパ38を基板40に固定するための工程を別途追加することなく、キーストッパ38と基板40との間のがたつきを防止することができる。そのため、キートップ31、33がキースイッチ34、35、36に当たる際の衝撃を、キーストッパ38がより確実に吸収することができる。したがって、電子機器(スマートフォン1)の故障をより確実に防ぐことができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 スマートフォン(電子機器)
10 筐体
14A 第1キー用貫通孔
14C 第2キー用貫通孔
30、302 キー構造体
31 第1キートップ
33 第2キートップ
34 第1キースイッチ
35 第2キースイッチ
36 第3キースイッチ
37、38 キーストッパ
371 第1当接部
372 第2当接部
373 第3当接部
40 基板
50 接続部分
60 接着剤
10 筐体
14A 第1キー用貫通孔
14C 第2キー用貫通孔
30、302 キー構造体
31 第1キートップ
33 第2キートップ
34 第1キースイッチ
35 第2キースイッチ
36 第3キースイッチ
37、38 キーストッパ
371 第1当接部
372 第2当接部
373 第3当接部
40 基板
50 接続部分
60 接着剤
Claims (5)
- 電子機器の筐体の内部に配置された基板の表面に実装されるキースイッチと、
前記筐体に形成されたキー用貫通孔に挿通され、前記筐体の外部側から内部側に向かって変位することにより、前記キースイッチを押圧するキートップと、
前記変位した前記キートップに前記筐体の内部において当接し、前記キートップの前記外部側から前記内部側に向かうさらなる変位を制限するキーストッパと、を備えるキー構造体。 - 前記キーストッパは、前記キートップに当接する当接部を有し、
前記当接部は、前記キースイッチを挟んで、前記変位の方向および基板の法線方向と直交する方向に沿った2箇所に配置されている請求項1に記載のキー構造体。 - 前記キースイッチおよび前記キートップを複数備え、
前記キーストッパは、複数の前記キースイッチおよび複数の前記キートップに対して共通に設けられている請求項1または2に記載のキー構造体。 - 請求項1から3の何れか1項に記載のキー構造体を備える電子機器。
- 前記キースイッチの電極と前記基板の電極とを接続した接続部分に接着剤が塗布されており、
前記キーストッパは、前記接続部分に塗布された接着剤によって前記基板に固定されている、請求項4に記載の電子機器。
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