JP2022036899A - エッチング方法及びプラズマ処理装置 - Google Patents

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Masako Nakatani
拓 後平
Taku Gohira
ヒョソク ソン
Hyoseok Song
昌洋 田所
Masahiro Tadokoro
健太郎 沼田
kentaro Numata
圭太 八重樫
Keita Yaegashi
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Abstract

【課題】シリコン酸化膜とシリコン膜とが交互に積層された積層膜のエッチングにおいて選択比を向上させる技術を提供する。【解決手段】基板上にシリコン酸化膜とシリコン膜とが交互に積層された積層膜に、プラズマによって所望のエッチング形状を形成するエッチング方法であって、前記基板を準備するステップと、前記基板の表面温度を-40℃以下に冷却するステップと、プラズマ生成用の高周波電力により水素とフッ素を含有するガスのプラズマを生成するステップと、生成されたプラズマにより前記積層膜をエッチングするステップと、を有するエッチング方法が提供される。【選択図】図4

Description

本開示は、エッチング方法及びプラズマ処理装置に関する。
例えば、特許文献1は、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜とを交互に積層させた多層膜をエッチングする方法を提案する。また、例えば、特許文献2は、シリコン酸化膜と多結晶シリコン膜とを交互に積層させた多層膜をエッチングする方法を提案する。
特許文献2では、エッチングガスとして、臭素含有ガス、塩素含有ガス、ヨウ素含有ガスの少なくともいずれかのガスとフロロカーボンガスとを含むガスから生成されたプラズマにより多層膜をエッチングする。
特開2016-39310号公報 国際公開第2013/1188660号公報
本開示は、シリコン酸化膜とシリコン膜とが交互に積層された積層膜のエッチングにおいて選択比を向上させることができる技術を提供する。
本開示の一の態様によれば、基板上にシリコン酸化膜とシリコン膜とが交互に積層された積層膜に、プラズマによって所望のエッチング形状を形成するエッチング方法であって、前記基板を準備するステップと、前記基板の表面温度を-40℃以下に冷却するステップと、プラズマ生成用の高周波電力により水素とフッ素を含有するガスのプラズマを生成するステップと、生成されたプラズマにより前記積層膜をエッチングするステップと、を有するエッチング方法が提供される。
一の側面によれば、シリコン酸化膜とシリコン膜とが交互に積層された積層膜のエッチングにおいて選択比を向上させることができる。
実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を示す断面模式図。 実施形態に係るエッチング方法の一例を示す図。 実施形態に係るエッチング対象の膜構造の一例を示す図。 実施形態に係る基板の表面温度とエッチング特性との関係の一例を示す図。 実施形態に係るエッチング後の積層膜に形成された凹部の底部の真円度およびベンディング形状の一例を示す図。 実施形態に係る水素含有ガス及びフッ素含有ガスの比率とエッチングレートとの関係の一例を示す図。 低温エッチングにおいてHF系ラジカルによりシリコン酸化膜の凹部をエッチングする原理を説明する図。 実施形態に係るLFパワーとエッチング時の基板の表面温度との関係の一例を示す図。 実施形態に係るエッチング方法における塩素の添加の結果の一例を示す図。 実施形態に係るSFガスとNFガスのガス比率とエッチングレートとの関係の一例を示す図。 実施形態に係るSFガスとNFガスのガス比率とベンディング形状との関係の一例を示す図。
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
[プラズマ処理装置]
実施形態に係るプラズマ処理装置1について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係るプラズマ処理装置1の一例を示す断面模式図である。実施形態に係るプラズマ処理装置1は、処理容器10内に載置台11とシャワーヘッド20とを対向配置した平行平板型のプラズマ処理装置である。
載置台11は、半導体ウェハを一例とする基板Wを保持する機能を有するとともに下部電極として機能する。シャワーヘッド20は、ガスを処理容器10内にシャワー状に供給する機能を有するとともに上部電極として機能する。
処理容器10は、例えば表面がアルマイト処理(陽極酸化処理)されたアルミニウムからなり、円筒形である。処理容器10は、電気的に接地されている。載置台11は、処理容器10の底部に設置され、基板Wを載置する。
載置台11は、たとえばアルミニウム(Al)やチタン(Ti)、炭化ケイ素(SiC)等から形成されている。載置台11は、静電チャック12及び基台13を有する。基台13は、静電チャック12を支持する。静電チャック12は、絶縁体12bの間にチャック電極12aを挟み込んだ構造を有する。チャック電極12aには電源14が接続されている。静電チャック12は、電源14からチャック電極12aに電圧が印加されることで発生するクーロン力によって基板Wを静電チャック12に吸着する。
基台13の内部には、冷媒流路13aが形成されている。冷媒流路13aには、冷媒入口配管13b及び冷媒出口配管13cが連結されている。チラーユニット15からは所定温度の冷却媒体(温度制御媒体)が出力され、冷却媒体は、冷媒入口配管13b、冷媒流路13a及び冷媒出口配管13cを循環する。これにより、載置台11が冷却(温調)され、基板Wが所定温度に制御される。
伝熱ガス供給源17は、ヘリウムガス等の伝熱ガスをガス供給ライン16に通して静電チャック12の表面と基板Wの裏面との間に供給する。これにより、静電チャック12と基板Wとの間の伝熱効率を高め、基板Wの温度制御性を高める。
載置台11には、プラズマ生成用の高周波電力(HFパワー)を供給する第1高周波電源30が第1整合器30aを介して電気的に接続されている。また、載置台11には、HFパワーの周波数よりも低い周波数の、バイアス電圧用の高周波電力(LFパワー)を供給する第2高周波電源31が第2整合器31aを介して電気的に接続されている。第1高周波電源30は、例えば、40MHzの高周波電力を載置台11に印加する。第2高周波電源31は、例えば、400kHzの高周波電力を載置台11に印加する。なお、第1高周波電源30は、高周波電力をシャワーヘッド20に印加してもよい。
第1整合器30aは、第1高周波電源30の出力(内部)インピーダンスに載置台11側の負荷インピーダンスを整合させる。第2整合器31aは、第2高周波電源31の出力(内部)インピーダンスに載置台11側の負荷インピーダンスを整合させる。
シャワーヘッド20は、周縁部を被覆する絶縁体のシールドリング22を介して処理容器10の天井部の開口を閉塞する。シャワーヘッド20には、ガスを導入するガス導入口21が形成されている。シャワーヘッド20の内部にはガス導入口21に繋がる拡散室23が設けられている。ガス供給源25から出力されたガスは、ガス導入口21を介して拡散室23に供給され、多数のガス供給孔24から処理容器10の内部に導入される。
処理容器10の底面には排気口18が形成されており、排気口18には排気装置19が接続されている。排気装置19は、処理容器10内を排気し、これにより、処理容器10内が所定の真空度に制御される。処理容器10の側壁には搬送口26を開閉するゲートバルブ27が設けられている。ゲートバルブ27の開閉に応じて搬送口26から処理容器10内に基板Wを搬入したり、処理容器10外へ基板Wを搬出したりする。
プラズマ処理装置1には、装置全体の動作を制御する制御部40が設けられている。制御部40は、CPU41、ROM42及びRAM43を有する。CPU41は、ROM42及びRAM43の記憶領域に格納された各種レシピに従って基板Wのエッチング工程を実行する。レシピにはプロセス条件に対する装置の制御情報であるプロセス時間、圧力(ガスの排気)、高周波電力や電圧、各種ガス流量、基板の表面温度(静電チャック12の温度等)、チラーユニット15から供給される冷却媒体の温度等が設定されている。なお、これらのプログラムや処理条件を示すレシピは、ハードディスクや半導体メモリに記憶されてもよい。また、レシピは、CD-ROM、DVD等の可搬性のコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体に収容された状態で記憶領域の所定位置にセットするようにしてもよい。
基板処理が行われる際には、ゲートバルブ27の開閉が制御され、搬送アームに保持された基板Wが搬送口26から処理容器10内に搬入され、載置台11に載置され、静電チャック12に吸着される。これにより、基板Wが準備される。
次いで、ガスがシャワーヘッド20から処理容器10内に供給され、プラズマ生成用の高周波電力が載置台11に印加され、プラズマが生成される。生成されたプラズマにより基板Wにエッチング処理が施される。プラズマ生成用の高周波電力とともにバイアス電圧用の高周波電力が載置台11に印加されてもよい。処理後、除電処理により基板Wの電荷が除電され、基板Wが静電チャック12から剥がされ、搬出される。
基板の表面温度(例えばウェハの表面温度)は、チラーユニット15によって所望の温度に調整された静電チャック12の温度が、静電チャック12の表面および伝熱ガスを介して基板Wに伝熱されることにより調整される。しかしながら、基板Wはプラズマ生成用の高周波電力によって生成されるプラズマに曝され、プラズマからの入熱や、バイアス電圧用の高周波電力によって引き込まれたイオンが基板Wに照射される。このため、基板Wの温度、特に基板Wのプラズマに面した表面温度は、調整された静電チャック12の温度より高くなる。また、温度調整された対向電極や処理容器10の側壁からの輻射熱によっても、基板Wの表面温度が上昇する場合がある。このため、エッチング処理中の実際の基板Wの温度を測定できたり、プロセス条件から静電チャック12の調整温度と実際の基板Wの表面温度の温度差が推測可能に構成されている場合、予め定められた温度範囲で基板Wの温度を調整するために静電チャック12の調整温度の設定を下げてもよい。
[エッチング方法]
係る構成のプラズマ処理装置1において実行可能な本実施形態に係るエッチング方法について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、実施形態に係るエッチング方法の一例を示す図である。図3は、実施形態に係るエッチング対象の膜構造を示す図である。
本実施形態に係るエッチング方法では、基板の表面温度を-40℃以下に冷却し、エッチング対象の積層膜をエッチングする。以下では、基板の表面温度を-40℃以下に制御し、エッチングを行うことを「低温エッチング」ともいう。
図2に示す、本実施形態に係るエッチング方法では、図3(a)に示すシリコン酸化膜及び多結晶シリコン膜が交互に積層された積層膜100と積層膜100上のマスク101と、を有する基板Wを載置台11に載置し、準備する(ステップS1)。なお、積層膜100の多結晶シリコン膜は、これに限定されず、アモルファスシリコン又はドープドシリコンなどのシリコン膜で形成されてもよい。
次に、基板の表面温度を-40℃以下に冷却した状態で、プラズマ処理装置1が生成したプラズマにより積層膜を低温エッチングする(ステップS2)。ステップS2のエッチングをメインエッチングともいう。
図3(a)は、エッチング対象の膜構造であり、エッチング前の初期状態を示す。基板は、積層膜100と、積層膜100の上のマスク101と、積層膜100の下地膜102とを有する。マスク101は、有機材料により形成され、開口部HLが形成されている。下地膜102は、例えば多結晶シリコンで形成されている。ただし、下地膜102は多結晶シリコンに限らず、アモルファスシリコン又は単結晶シリコンから形成されてもよい。また、下地膜102は、ニッケル(Ni)などの遷移金属が含まれたシリサイド膜でもよく、タングステン(W)、ルテニウム(Ru)などの遷移金属層でもよい。
ステップS2のメインエッチングでは、プラズマ生成用の高周波電力により水素とフッ素を含有するガスのプラズマを生成し、生成されたプラズマによりマスク101を通して積層膜100をエッチングする。水素とフッ素を含有するガスとは、フロロカーボンガス(CF系)、ハイドロカーボンガス(CH系)、および水素含有ガスの組合せであり、処理ガスの一例としては、Hガス及びCFガスが挙げられる。処理ガスの他の例としては、Hガス、Cガス、CHガス、NFガス、及びSFガスが挙げられる。
これにより、図3(b)に示すように、積層膜100がマスク101のパターンにエッチングされ、積層膜100に凹部が形成される。更に、図3(c)に示すように下地膜102が露出するまで積層膜100の低温エッチングが行われる。
このようにメインエッチングでは、プラズマ処理装置1に供給された処理ガスのプラズマによってマスク101の開口部HLを通じて積層膜100が低温エッチングされ、積層膜100に凹部が形成される。図3(c)に示すように、積層膜100に形成されたホール形状の凹部のうち、マスク101と積層膜100との境界面における凹部の直径をTop CDともいい、下地膜102と積層膜100との境界面における凹部の直径をBtm CDともいう。なお、本実施形態では、プラズマによって所望のエッチング形状の穴(開口部HL)を形成するエッチング方法について説明するが、これに限らない。本実施形態に係るエッチング方法は、プラズマによって所望のエッチング形状の溝、つまり、ライン形状の凹部を形成してもよい。
[エッチングの温度依存性]
本実施形態に係るエッチング方法における基板の温度依存性について、図4を参照しながら説明する。図4は、実施形態に係る基板Wの表面温度とエッチング特性との関係の一例を示す図である。
例えば3D-NAND構造のエッチング又はその他の構造のエッチングにおいて、シリコン酸化膜と多結晶シリコン膜が交互に積層された積層膜100のエッチングを行う場合がある。この場合、基板の表面温度が常温(25℃程度)又はそれ以上という温度条件や、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜が交互に積層された、本実施形態と異なる積層膜のエッチングに最適化された温度条件を本実施形態の積層膜に適用すると、ボーイングCDが大きくなったり、マスク選択比が不足したりする。例えば、基板の表面温度を20℃に制御して積層膜100をエッチングすると、ボーイングCDが大きくなる。一方、基板の表面温度を110℃又は140℃に制御して積層膜100をエッチングすると、ボーイングCDは改善するが、マスク選択比が不足する。
なお、ボーイングCD(Bow CD)は、積層膜100の凹部のうちの最も広がっている部分の直径を示す。マスク選択比は、マスク101のエッチングレートに対する積層膜100のエッチングレートの比を示す。
図4は、基板の表面温度に対する各種のエッチング特性を示す実験結果を示す。図5は、実施形態に係るエッチング後の積層膜100に形成された凹部の底部の真円度およびベンディング形状の実験結果の一例を示す。本実験では、ガス種としてHガス、Cガス、CHガス、NFガス、及びSFガスの処理ガスを用いた。つまり、プラズマ処理装置1の処理容器10内に処理ガスを供給し、プラズマ生成用の高周波電力によって前記処理ガスのプラズマを生成し、積層膜100をエッチングする実験を行った。
図4の横軸は、基板の表面温度を示し、縦軸は、図4(a)がマスク選択比(◇)、図4(b)が積層膜のエッチングレート(〇)及びマスクのエッチングレート(□)、図4(c)がBow CD(〇)及び、Btm CD(□)を示す。また、図5は、エッチング後、積層膜100に形成された凹部の底部(ホールの穴底)の真円度およびベンディング(Bending)形状について示す。真円度は、ホールの断面の形状が真円にどれだけ近いかを示し、凹部の底面が真円に近くなる程図5の真円度は高くなり、凹部の底面が楕円になる程図5の真円度は低くなる。ベンディング(Bending)は、積層膜100の凹部が垂直に形成されず、マスク101から凹部の底部に向かって曲がっている状態を示す。
図4(a)及び図5に示す結果では、基板の表面温度が-40℃以上になると、マスク選択比が低下するとともに、積層膜100に形成された凹部の底部(ホールの穴底)の真円度が悪化した。具体的には、基板の表面温度が-37℃以上になるとホールの穴底の真円度が悪化した。
また、基板の表面温度が-57℃以下になるとベンディングが悪化した。ベンディングが悪化すると積層膜100のエッチングレートが低下するため、ベンディングを抑制することが好ましい。
以上から、本実施形態に係るエッチング方法では、基板の表面温度を-40℃以下に制御し、水素含有ガス及びフッ素含有ガスを含む処理ガスのプラズマにより基板Wを低温エッチングする。これにより、マスク選択比を向上させることができる。
次に、図4(a)及び(b)に示す結果から、基板の表面温度を-55℃以上-40℃以下に制御することで、マスク選択比及び積層膜100のエッチングレートを高めることができた。なお、マスク101は、基板の表面温度を-55℃以上-40℃以下に制御した場合、十分に低いエッチングレートを維持できる。
図4(a)及び(b)の結果から、基板の表面温度が-47℃のとき、最も高いマスク選択比及び積層膜100のエッチングレートが得られ、-55℃~-40℃の範囲で、マスク選択比及び積層膜100のエッチングレートがいずれも良好になることがわかった。
次に、図4(c)の結果から、ボーイングCD(Bow CD)とボトムCD(Btm CD)との差分を見ると、基板の表面温度が下がる程、差分が大きくなった。Bow CDとBtm CDとの差分が小さい程、積層膜100の凹部は垂直に形成される。よって、Bow CDとBtm CDとの差分は小さい程良好である。
次に、図5の結果から、基板の表面温度が-37℃以上になるとホールの穴底の真円度が悪化した。また、基板の表面温度が-57℃以下になると積層膜100の凹部の側壁の形状が悪くなりベンディングが悪化した。ベンディングが悪化すると積層膜100のエッチングレートが低下するため、ベンディングを抑制することが好ましい。
すなわち、積層膜100に形成された凹部のベンディングを改善するために、基板の表面温度を-55℃以上に制御することが好ましい。これによれば、積層膜100に形成された凹部を改善し、垂直形状に近づけることができる。
以上から、基板の表面温度を-40℃以下に制御することで、積層膜100のエッチングレートを高くすることができる。更に、基板の表面温度が-55℃以上-40℃以下に制御することで、マスク選択比及び積層膜100のエッチングレートを高めることができ、ベンディングを抑制することができる。
また、図4に示す本実験では、本実験で用いたHガス、Cガス、CHガス、NFガス、及びSFガスにおいて、水素(H)元素とフッ素(F)元素の総和に対する水素(H)元素の比率、つまり、H/(H+F)は58%であった。
なお、H元素およびF元素それぞれの量は、使用されるガスの分子式から、ガスの体積流量とガスに含まれる元素の価数の積の総和で求められる。
[ガス比率]
次に、本実施形態に係るエッチング方法で使用するガス種とガス比率について、図6を参照しながら説明する。図6は、実施形態に係る水素含有ガス及びフッ素含有ガスの比率とエッチングレートとの関係の一例を示す図である。
本実験では、水素含有ガスとしてHガスを使用し、フッ素含有ガスとしてCFガスを使用した。プラズマ処理装置1の処理容器10内にHガス及びCFガスの処理ガスを供給し、プラズマ生成用の高周波電力によって処理ガスのプラズマを生成した。そして、生成したプラズマにより、有機材料のレジスト(PR)膜のマスクのブランケット、シリコン酸化膜(SiO)のブランケット、多結晶シリコン膜(Poly-Si)のブランケットをそれぞれエッチングする実験を行った。
図6(a)、(b)及び(c)の横軸は、Hガスの体積流量とCFガスの体積流量の総和に対するHガスの体積流量の比率(%)を示す。図6(a)の縦軸は、レジスト(PR)膜のマスク101のエッチングレートを示し、図6(b)の縦軸は、シリコン酸化膜(SiO)のエッチングレートを示し、図6(c)の縦軸は、多結晶シリコン膜(Poly-Si)のエッチングレートを示す。図6(a)、(b)及び(c)の記号□は、基板の表面温度を45℃に制御したときの各エッチングレートの結果を示し、記号〇は、基板の表面温度を-10℃に制御したときの結果を示し、記号△は、基板の表面温度を-50℃に制御したときの結果を示す。
図6(a)、(b)、(c)に示す枠A、B、Cでは、基板の表面温度を-50℃に制御したとき、基板の表面温度を45℃および-10℃に制御したときと比べ、シリコン酸化膜及び多結晶シリコン膜のエッチングレートが高くなった。これに対して、レジスト膜のマスク101のエッチングレートは、基板の表面温度が-50℃から45℃の間でほとんど変わらない。
つまり、Hガスの体積流量とCFガスの体積流量の総和に対するHガスの体積流量の比率(=H/(H+CF))が40%~80%の範囲であって、基板の表面温度を-50℃に制御した。このとき、マスク選択比を向上させ、かつ積層膜100のエッチングレートを向上させることができた。
以上の結果を、水素(H)元素とフッ素(F)元素の総和に対する水素(H)元素の比率(=H/(H+F))に換算すると、25%以上67%以下になる。つまり、本実施形態に係るエッチング方法では、処理ガスに含まれるHとFの総和に対するHの比率を25%以上67%以下に制御することで、積層膜100のマスク選択比を向上させ、かつ積層膜100のエッチングレートを向上させることができる。
なお、図4に示す実験では、H/(H+F)=58%であり、上記に示す範囲に含まれる。
以上の条件を満たす、本実施形態に係るエッチング方法に使用可能なガスとしては、フロロカーボンガス(CF系)、およびハイドロフロロカーボンガス(CHF系)のうち、少なくとも一方を含み、ハイドロフロロカーボンガス(CHF系)、ハイドロカーボンガス(CH系)、および水素含有ガスのうち、少なくとも1つを含み、水素含有ガスは、水素ガス(H)もしくはハロゲン化水素であってもよい。
ハイドロフロロカーボンガス(CHF系)の一例としては、CHガス、CHFガス、Cガス等が挙げられる。フロロカーボンガス(CF系)の一例としては、Cガス、Cガス、CFガス等が挙げられる。ハイドロカーボンガス(CH系)の一例としては、CHガス、Cガス、Cガス等が挙げられる。ハロゲン化水素の一例としては、HFガス、HClガス、HBrガス、HIガス等が挙げられる。
及びCFの処理ガスのプラズマでは、水素ラジカルとフッ素ラジカルとが反応してフッ酸(HF)が発生する。フッ酸は、例えば-40℃以下の低温にすることによってエッチング対象膜に形成された凹部の底面で凝縮しやすくなる。エッチング対象膜がシリコン酸化膜であれば、凝縮したフッ酸(HF)によってエッチングが進む。そこで、水素とフッ素との割合(バランス)がエッチングの進行にとって重要となる。
本実施形態に係るエッチング方法では、処理ガスに含まれるHとFの総和に対するHの比率を25%以上67%以下に制御する。これにより、凹部の底面において凝縮したフッ酸(HF)によってエッチングを促進でき、積層膜100のマスク選択比を向上させ、かつ積層膜100のエッチングレートを向上させることができる。以下に、図7を参照して、低温エッチングにおいてHF系ラジカルによりシリコン酸化膜の凹部をエッチングする際、エッチング領域に供給される水素原子数及びフッ素原子数のバランスを制御することの重要性について説明する。
[HF系ラジカルによるエッチング]
図7は、低温エッチングにおいてHF系ラジカルによりシリコン酸化膜の凹部をエッチングする原理を説明する図である。
図7に示したように、シリコン酸化膜(SiO)に形成された凹部の底面にHF系ラジカル(HF、水素原子及びフッ素原子)が供給され、シリコン酸化膜のSiがFと反応しSiFとして気化する。これにより、シリコン酸化膜がエッチングされる。このとき、水(HO)が反応生成物として発生する(図7の(A),(B))。一般的な蒸気圧曲線によれば、水は飽和蒸気圧が低い。蒸気圧曲線上は液体と気体とが混在した状態である。よって、エッチング時の圧力を10~100mTorr程度、基板の表面温度を-55℃~-40℃程度に制御する低温エッチング下では、シリコン酸化膜の凹部の底面の水は、飽和してある程度液体の状態で存在していると考えられる。
そして、水に対してフッ化水素がさらに供給された場合、HF系ラジカルが水と反応し、フッ化水素酸が生成される(図7の(C)~(D))。これにより、シリコン酸化膜の凹部の底面で水に溶けているフッ化水素酸によって主に化学反応によるエッチングが促進され、エッチングレートが特異的に上昇すると考えられる。このように、低温環境下でのシリコン酸化膜のエッチングにおいては、水素原子及びフッ素原子を適切なバランスで供給する必要がある。
そこで、本実施形態に係るエッチング方法では、処理ガスに含まれるH(水素原子)とF(フッ素原子)の総和に対するH(水素原子)の比率を25%以上67%以下に制御する。これにより、低温エッチングにおいて、水素原子及びフッ素原子を適切なバランスで積層膜100に供給させることで、積層膜100のマスク選択比を向上させ、かつ積層膜100のエッチングレートを向上させることができる。
また、低温エッチングにおいて、HF系ラジカルの吸着係数は上昇し、多結晶シリコン膜の凹部の底面にHF系ラジカルが吸着する。HF系ラジカル自体は多結晶シリコン膜との熱エネルギーによる反応性は低い。しかし、多結晶シリコン膜にHFが付着している状態にプラズマからのイオン照射によるエネルギーが加わることによって、多結晶シリコン膜とHF系ラジカル中のF元素とが反応して多結晶シリコン膜のエッチングが促進される。
以上に説明したように、本実施形態に係るエッチング方法によれば、基板の表面温度を-40℃以下に冷却する低温エッチングにおいて、水素含有ガス及びフッ素含有ガスを含む処理ガスのプラズマを生成し、積層膜100をエッチングする。これにより、マスク選択比を向上させ、また、積層膜100のエッチングレートを向上させることができる。
このとき、水素及びフッ素の総和に対する水素の割合は、25%以上67%以下に制御することが好ましい、これにより、フッ化水素酸によって主に化学反応によるエッチングを促進することができる。
更に、基板の表面温度を-40℃以下に制御することで、真円度を良好にすることができ、基板の表面温度を-55℃以上に制御することで、ベンディングを抑制することができる。
さらに、バイアス電圧用の高周波電力(LFパワー)の増加と、低温エッチングの組み合わせによりBowCDとBtmCDの差分を縮小させ、かつBowCDを縮小させることができる。これにより、積層膜100に形成された凹部の形状を改善し、垂直性を高めることができる。
図8は、実施形態に係るLFパワーとエッチング時の基板の表面温度との関係の一例を示す図である。図8の横軸は、LFパワーを示し、縦軸は、基板の表面温度を示す。図8に示すように、エッチング時、LFパワーを大きくする程、プラズマ側からの入熱により基板の表面温度が高くなる。基板の表面温度が高くなると、エッチングレートが下がる。これを回避するために、LFパワーの上昇に応じて載置台11の温度を下げるように制御する。これにより、基板の表面温度を-55℃以上-40℃以下に制御することができる。この結果、低温エッチングにおいてマスク選択比と積層膜100のエッチングレートを高めつつ、LFパワーを上げてイオンの垂直性を高め、BowCDとBtmCDの差分の縮小、BowCDの縮小を図り、エッチング形状の垂直性を高めることができる。
[塩素の添加]
次に、処理ガスに塩素を添加した場合のエッチング形状の改善について、図9を参照しながら説明する。図9は、実施形態に係るエッチング方法における塩素の添加の結果の一例を示す図である。
図9の例では、実施形態に係るエッチング方法に使用する処理ガスとして、Hガス及びCFガスにClガスを添加する。図9の横軸は、Hガスの体積流量及びCFガスの体積流量の総和に対するClガスの体積流量の比率を示し、縦軸(左)は、BowCDとTopCD(図3参照)の差分を示し、縦軸(右)は、テーパ角を示す。縦軸(右)のテーパ角は、積層膜100に形成された凹部の垂直性を示し、凹部が垂直の場合には90°となり、テーパ角が90°から離れる程、凹部はテーパ形状又は逆テーパ形状になる。
図9の例では、Hガス及びCFガスにClガスを添加することにより、エッチングの垂直性(テーパ角)を制御できるとともに、BowCDとBtmCDの差分を制御できることがわかった。つまり、Hガス及びフロロカーボンガスに添加するClガスの添加量を制御することで、エッチングのテーパ形状を制御できる。これにより、BowCD-TopCDを縮小することができ、BowCDを縮小し、エッチング形状を制御できる。
エッチングのテーパ形状を制御できる理由について説明する。Hガス及びフロロカーボンガスにClガスを添加することにより、エッチング時に生成される副生成物にSiClが含まれることとなる。副生成物中のSiClはH及びフロロカーボンガスによりエッチング時に生成される副生成物SiFよりも気体になりにくい。このため、SiClはが積層膜100の凹部の側壁に付着し、側壁の保護膜となる。これにより、BowCD-TopCDの縮小と、Bow CDの縮小を図り、エッチング形状を改善することができたと考えられる。
なお、図9の例では、Clガスを添加したが、これに限定されない。HClガス、CClガスなどの塩素含有ガスであれば同様な効果が得られる。また、HBrガスやHIガスといった臭素やヨウ素を含有するガスであれば、副生成物としてSiBrやSiIが生成され、これらの副生成物もSiClと同様に副生成物SiFよりも気体になりにくい。すなわち、フッ素以外のハロゲン含有ガスを添加することによって、BowCD-TopCDの縮小と、Bow CDの縮小を図り、エッチング形状を改善することができる。
[SFガスとNFガスのガス比率]
次に、処理ガスに含まれるSFガスとNFガスのガス比率について、図10および図11を参照しながら説明する。図10は、実施形態に係るSFガスとNFガスのガス比率とエッチングレートとの関係の一例を示す図である。図11は、実施形態に係るSFガスとNFガスのガス比率とベンディング形状との関係の一例を示す図である。
図10の横軸は、SFガスの体積流量とNFガスの体積流量の総和に対するSFガスの体積流量の比率を「SFratio」として示す。図10の縦軸は、積層膜100のエッチングレート(E/R)である。図10の結果、SFガス比率(SFratio)が高いとエッチングレートが低下し、NFガス比率が高い(SFガス比率(SFratio)が低い)とエッチング形状が悪化するトレードオフがある。図10のエッチングレートの結果から、SFガス比率は67%以下であることが望ましい。
また、図11のベンディングに関する結果から、SFガス比率は33%以上67%以下であることが望ましい。SFガスおよびNFガスの体積流量の総和に対するSFガスの体積流量の割合を、33%以上67%以下にすることによって、エッチングレートを維持しつつ、ベンディングを抑制し、エッチング形状を改善することができる。
なお、以上の結果を、水素(H)元素とフッ素(F)元素の総和に対する水素(H)元素の比率(=H/(H+F))に換算すると、49%以上52%以下になり、図6の結果から規定される範囲に含まれる。
以上に説明したように、本実施形態に係るエッチング方法及びプラズマ処理装置によれば、基板上にシリコン酸化膜とシリコン膜とが交互に積層された積層膜100を水素とフッ素を含有するガスを含む処理ガスのプラズマによりエッチングする。基板の表面温度を-40℃以下に制御する低温エッチングにより、選択比を向上させ、積層膜100のエッチングレートを高めることができる。
また、基板の表面温度を-55℃以上に制御することでベンディングを抑制することができる。更に、処理ガスにClガスを添加することで、エッチングのテーパ形状を制御できる。これにより、BowCD-TopCDの縮小と、Bow CDの縮小を図り、エッチング形状を改善することができる。
今回開示された実施形態に係るエッチング方法及びプラズマ処理装置は、すべての点において例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で変形及び改良が可能である。上記複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で他の構成も取り得ることができ、また、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
本開示のプラズマ処理装置は、Atomic Layer Deposition(ALD)装置、Capacitively Coupled Plasma(CCP)、Inductively Coupled Plasma(ICP)、Radial Line Slot Antenna(RLSA)、Electron Cyclotron Resonance Plasma(ECR)、Helicon Wave Plasma(HWP)のいずれのタイプの装置でも適用可能である。
1 プラズマ処理装置
11 載置台
20 シャワーヘッド
12 静電チャック
13 基台
14 電源
15 チラーユニット
19 排気装置
25 ガス供給源
30 第1高周波電源
31 第2高周波電源
40 制御部
100 積層膜
101 マスク
102 下地膜

Claims (7)

  1. 基板上にシリコン酸化膜とシリコン膜とが交互に積層された積層膜に、プラズマによって所望のエッチング形状を形成するエッチング方法であって、
    前記基板を準備するステップと、
    前記基板の表面温度を-40℃以下に冷却するステップと、
    プラズマ生成用の高周波電力により水素とフッ素を含有するガスのプラズマを生成するステップと、
    生成されたプラズマにより前記積層膜をエッチングするステップと、
    を有するエッチング方法。
  2. 冷却するステップは、基板を-55℃以上に冷却する、
    請求項1に記載のエッチング方法。
  3. 前記ガスにおいて、水素元素及びフッ素元素の総和に対する水素元素の割合は、25%以上67%以下である、
    請求項1又は2に記載のエッチング方法。
  4. 前記ガスは、
    フロロカーボンガス(CF系)、およびハイドロフロロカーボンガス(CHF系)のうち、少なくとも一方を含み、
    ハイドロフロロカーボンガス(CHF系)、ハイドロカーボンガス(CH系)、および水素含有ガスのうち、少なくとも1つを含み、
    前記水素含有ガスは、水素ガス又はハロゲン化水素ガスである、
    請求項1~3のいずれか一項に記載のエッチング方法。
  5. 前記ガスにフッ素以外のハロゲン含有ガスを添加する、
    請求項1~4のいずれか一項に記載のエッチング方法。
  6. 前記水素とフッ素を含有するガスは、SFガス及びNFガスを含み、
    前記SFガス及び前記NFガスの総和に対する前記NFガスの割合は、33%以上67%以下である、
    請求項1~5のいずれか一項に記載のエッチング方法。
  7. 処理容器と、前記処理容器内の載置台に載置された基板上にシリコン酸化膜とシリコン膜とが交互に積層された積層膜に、プラズマによって所望のエッチング形状を形成するエッチング処理を制御する制御部と、を有するプラズマ処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記基板を準備するステップと、
    前記基板の表面温度を-40℃以下に冷却するステップと、
    プラズマ生成用の高周波電力により水素とフッ素を含有するガスのプラズマを生成するステップと、
    生成されたプラズマにより前記積層膜をエッチングするステップと、
    を実行するように構成される、プラズマ処理装置。
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