JP2022029377A - 疲労軽減システム - Google Patents

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Abstract

【課題】疲労を早期に軽減するとともに、その後の疲労感の上昇を抑えることのできる疲労軽減システムを提供する。【解決手段】使用者の疲労を軽減する疲労軽減システム1は、マッサージ機器40と熱供給機器30と制御装置20とを備える。マッサージ機器40は、使用者の所定部位に対しマッサージ刺激を与える。熱供給機器30は、使用者の所定部位に対し温熱刺激および冷熱刺激の少なくとも一方を与える。制御装置20は、マッサージ機器40と熱供給機器30の駆動を制御する。その制御装置20は、所定の条件が成立するとマッサージ機器40と熱供給機器30を駆動して使用者の疲労を軽減する疲労軽減モードを開始する。その疲労軽減モードでは、マッサージ機器40を駆動するマッサージモードが実行され、所定時間経過後にマッサージモードが終了し、マッサージモードの終了後に熱供給機器30が駆動する熱刺激モードが実行されている。【選択図】図3

Description

本発明は、使用者の疲労を軽減する疲労軽減システムに関するものである。
従来、使用者の体に熱刺激またはマッサージ刺激を与えることで使用者の疲労を軽減する種々の疲労軽減システムが知られている。
特許文献1には、温熱刺激により使用者の血行を良くした後に、バイブレータを駆動して振動によるマッサージ効果をより向上させる技術が記載されている。
特開平10-295756号公報
しかし、発明者らによる検討によれば、特許文献1に記載の技術のように温熱刺激の後にマッサージを行う方法は、疲労軽減という点では改善の余地があることが分かった。すなわち、温熱刺激による疲労軽減のスピードはマッサージによるそれ比べて緩やかであるため、疲労感を所定の疲労度に軽減させるまでに時間がかかる。
そこで、疲労感が所定の疲労度に軽減するまでの時間を短縮するには始めからマッサージを行えば良いのだが、この場合はマッサージを一定時間以上行うと、マッサージによる痛みやマッサージ後のもみ返し等により疲労感が急激に増加してしまうことが分かった。
本発明は上記点に鑑みて、疲労を早期に軽減するとともに、その後の疲労感の上昇を抑えることのできる疲労軽減システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明によると、使用者の疲労を軽減する疲労軽減システムは、マッサージ機器(40)と熱供給機器(30)と制御装置(20)とを備える。マッサージ機器は、使用者の所定部位に対しマッサージ刺激を与える。熱供給機器は、使用者の所定部位に対し温熱刺激および冷熱刺激の少なくとも一方を与える。制御装置は、マッサージ機器と熱供給機器の駆動を制御する。その制御装置は、所定の条件が成立するとマッサージ機器と熱供給機器を駆動して使用者の疲労を軽減する疲労軽減モードを開始する。疲労軽減モードでは、マッサージ機器を駆動するマッサージモードが実行され、所定時間経過後にマッサージモードが終了し、マッサージモードの終了後に熱供給機器が駆動する熱刺激モードが実行されていることを特徴とする。
これによれば、疲労軽減モードが開始されると、マッサージモードが実行されるので、使用者の疲労を早期に軽減することが可能である。さらに、マッサージモードの終了後に熱刺激モードが実行されているので、マッサージモード停止後の疲労感の上昇を抑えることができる。
なお、本明細書において、疲労軽減とは、筋肉の凝り・張り、緊張の改善、血流促進、活力の上昇、リラクゼーション、リラックス、リフレッシュなどを含むものである。
上記の各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係る疲労軽減システムの制御ブロック図である。 第1実施形態に係る疲労軽減システムを適用した車両用シートの断面構成を示す図である。 第1実施形態に係る疲労軽減システムの動作を示すタイムチャートである。 第1実施形態に係る疲労軽減システムが実行する制御処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る疲労軽減システムを使用した場合の効果を示すグラフである。 第1比較例の疲労軽減システムの動作を示すタイムチャートである。 第1比較例の疲労軽減システムを使用した場合の効果を示すグラフである。 第2比較例の疲労軽減システムの動作を示すタイムチャートである。 第2比較例の疲労軽減システムを使用した場合の効果を示すグラフである。 第2実施形態に係る疲労軽減システムの動作を示すタイムチャートである。 第2実施形態に係る疲労軽減システムが実行する制御処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る疲労軽減システムを使用した場合の効果を示すグラフである。 第3実施形態に係る疲労軽減システムの動作を示すタイムチャートである。 第3実施形態に係る疲労軽減システムが実行する制御処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る疲労軽減システムを使用した場合の効果を示すグラフである。 第4実施形態に係る疲労軽減システムの動作を示すタイムチャートである。 第4実施形態に係る疲労軽減システムが実行する制御処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る疲労軽減システムを使用した場合の効果を示すグラフである。
以下、本発明の複数の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。本実施形態では、疲労軽減システムを車両用シートに適用した例について説明する。疲労軽減システムは、車両用シートに着座する着座者の疲労を軽減するために使用される。なお、車両用シートに着座する着座者は、疲労軽減システムを使用する使用者ということもできる。
まず、疲労軽減システムの構成について説明する。
図1に示すように、疲労軽減システム1は、疲労軽減モード要求装置10、制御装置20、熱供給機器30およびマッサージ機器40を備える。
疲労軽減モード要求装置10は、例えば車両のインストルメントパネルに設置されるマルチメディアディスプレイ11により構成される。車両の乗員(すなわち、使用者)は、マルチメディアディスプレイ11の有するタッチパネル機能により疲労軽減モードのオン、オフ操作をすることが可能である。なお、疲労軽減モードは、リラクゼーションモードとも呼ばれる。
制御装置20は、例えば、HCU21、エアコンECU22およびシートECU23により構成される。なお、HCUは、Human Machine Interface Control Unitの略である。また、ECUは、Electronic Control Unitの略である。HCU21、エアコンECU22、シートECU23は、いずれも、プロセッサおよびメモリを含む周知のマイクロコンピュータとその周辺回路から構成される。なお、メモリは、非遷移的実体的記憶媒体である。HCU21とエアコンECU22とシートECU23とは、車載ネットワークにより電気的に接続されている。
HCU21には、マルチメディアディスプレイ11など車両に搭載される種々のHMI(Human Machine Interfaceの略)からの情報が入力される。HCU21は、メモリに予め記憶されたプログラムを実行し、エアコンECU22およびシートECU23に対して制御信号を出力する。エアコンECU22は、熱供給機器30を構成するシートヒータ31および送風機32の駆動を制御する。シートECU23は、マッサージ機器40を構成する給排気装置41の駆動を制御する。
図2に示すように、熱供給機器30およびマッサージ機器40はいずれも車両用シート2に設けられる。車両用シート2は、使用者(すなわち着座者)の臀部および大腿部を支持する着座部3と、使用者の背中を支持する背凭れ部4とを有している。
熱供給機器30は、使用者に温熱刺激を与えるシートヒータ31と、冷熱刺激を与える送風機32および空気通路33により構成されている。温熱刺激は、使用者の体温よりも高い熱による刺激であり、冷熱刺激は、使用者の体温よりも低い熱による刺激である。
シートヒータ31は、背凭れ部4の略全域に張り巡らされている。シートヒータ31は、通電によって発熱する。シートヒータ31の熱は、輻射または熱伝導によって使用者に伝わる。これにより、使用者に温熱刺激が与えられる。
空気通路33は、背凭れ部4の内部に設けられている。空気通路33は、背凭れ部4の着座面側に設けられた複数の空気入口34と後面側に設けられた空気出口35とを連通している。送風機32は、その空気通路33の途中に設けられている。送風機32が駆動すると、破線の矢印A1に示すように、複数の空気入口34から空気が吸い込まれる。その空気は、シート内部の空気通路33を流れた後、破線の矢印A2に示すように、空気出口35から吹き出される。
一般に、空調装置が設置された車両の車室内温度は、空調装置の作動によって乗員(すなわち使用者)の体温よりも低温に保たれている。そのため、送風機32の作動により、車室内の空気が背凭れ部4に設けられた空気入口34に吸い込まれることで、乗員の体温よりも低温の空気が使用者の背面側を流れる。これにより、使用者の肩、背中、腰が冷却され、使用者に対して冷熱刺激が与えられる。
熱供給機器30は、シートヒータ31と送風機32とが一定時間間隔で交互に繰り返し動作する。これにより、使用者に対し、温熱刺激と冷熱刺激を一定時間間隔で交互に繰り返し与えることが可能である。
マッサージ機器40は、給排気装置41と複数の空気袋42と複数のチューブ43により構成されている。給排気装置41は、空気を供給および排出することの可能な装置である。複数の空気袋42は、着座部3と背凭れ部4の内部に埋め込まれている。複数のチューブ43は、給排気装置41と複数の空気袋42とを接続している。給排気装置41からチューブ43を介して空気袋42に空気が送り込まれると、その空気袋42が膨らみ、使用者に対して指圧のようなマッサージ刺激を与える。一方、給排気装置41が空気袋42の空気を排出することで、マッサージ刺激の圧力を調整したり、マッサージを停止させることが可能である。なお、マッサージ刺激とは、物理的または電気的な方法により使用者に対して圧覚的、触覚的な刺激を与えることをいい、具体的には、揉む、叩く、押す、さする、こねる、震わせるなどの刺激を与えることをいう。
次に、疲労軽減システム1の動作について説明する。
図3のタイムチャートに示すように、第1実施形態では、時刻T1でマッサージ機器40の動作を開始し、使用者に対してマッサージ刺激を与えるマッサージモードを実行する。
時刻T1から所定時間(例えば15分程度)が経過した時刻T2でマッサージ機器40の動作を停止し、マッサージモードを終了する。続いて、時刻T2で熱供給機器30の動作を開始し、使用者に対して熱刺激を与える熱刺激モードを実行する。具体的には、熱刺激モードでは、使用者に対して温熱刺激と冷熱刺激とを一定時間間隔で交互に繰り返し与える。
次に、疲労軽減システム1が実行する制御処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。この制御処理は、HCU21、エアコンECU22およびシートECU23により構成される制御装置20により実行される。
図4に示すように、ステップS10でHCU21は、車両のイグニッションスイッチまたは電源スイッチなどの走行スイッチがオンされたか否かを判定する。HCU21は、走行スイッチがオンされたことを判定すると、処理をステップS20に進める。
ステップS20でHCU21は、疲労軽減モード要求装置10からの信号に基づいて疲労軽減モードがオンされたか否かを判定する。具体的には、乗員(すなわち、使用者)がマルチメディアディスプレイ11を操作して疲労軽減モードをオンすると、その信号はHCU21に送信される。HCU21は、疲労軽減モードがオンされたことを判定すると、処理をステップS30に進め、シートECU23とエアコンECU22に動作開始の信号と、指定された強度の信号を送信する。なお、疲労軽減モード要求装置10により疲労軽減モードがオンされることは、制御装置20が疲労軽減モードを開始するための「所定の条件」の一例に相当する。
ステップS30でシートECU23は、マッサージ機器40を構成する給排気装置41に動作信号を送信する。給排気装置41は、複数の空気袋42に空気を送り込む。これにより、マッサージモードの実行が開始される。
続いて、ステップS40でシートECU23は、マッサージモードの実行開始から所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間は、例えば、これ以上マッサージをすると痛みが出ると想定される時間に設定される。その時間は、マッサージの強度や与え方に依存するため、事前に実験的に検討し時間を導出するとよい。シートECU23は、マッサージモードの実行開始から所定時間が経過したことを判定すると、処理をステップS50に進める。
次に、ステップS50でシートECU23は、給排気装置41に動作を停止する信号を送信する。給排気装置41は、複数の空気袋42から空気を排出する。これにより、マッサージモードが終了する。
続いて、ステップS60でエアコンECU22は、熱供給機器30を構成するシートヒータ31と送風機32に動作信号を送信し、シートヒータ31と送風機32とを一定時間間隔で交互に繰り返し動作させる。これにより、使用者に対して温熱刺激と冷熱刺激とを一定時間間隔で交互に繰り返し与える熱刺激モードの実行が開始される。このような熱刺激の供給は、マッサージ刺激にみられる痛みやもみ返しなどの副作用が無い。そのため、使用者が疲労軽減モードをオフしない限り、または、車両の走行スイッチがオフされない限り、熱刺激モードは継続して実行することが可能である。
ステップS70でHCU21は、疲労軽減モード要求装置10からの信号に基づいて疲労軽減モードがオフされたか否かを判定する。HCU21は、疲労軽減モードがオフされたことを判定しない場合(すなわち、ステップS70の判定NO)、処理をステップS80に進める。
ステップS80でHCU21は、車両の走行スイッチ(例えばイグニッションスイッチ)がオフされたか否かを判定する。HCU21は、走行スイッチがオフされたことを判定しない場合(すなわち、ステップS80の判定NO)、処理をステップS70に戻す。そのため、使用者が疲労軽減モードをオフしない限り、または、車両の走行スイッチがオフされない限り、熱刺激モードは継続して実行される。
一方、ステップS70でHCU21は、疲労軽減モードがオフされたことを判定した場合(すなわち、ステップS70の判定YES)、エアコンECU22に動作終了の信号を送信する。また、ステップS80でHCU21は、走行スイッチがオフされたことを判定した場合(すなわち、ステップS80の判定YES)にも、エアコンECU22に動作終了の信号を送信する。エアコンECU22は、HCU21から動作終了の信号を受け取ると、シートヒータ31と送風機32の駆動を停止する。これにより、熱刺激モードの終了と共に疲労軽減モードが終了する。
次に、疲労軽減システム1による効果について説明する。
図5は、第1実施形態の疲労軽減システム1を使用した場合の使用者の疲労度の推移を検証したグラフである。この検証は、疲労軽減システム1を、車両の運転のような使用者の肉体に常に負荷がかかる状態で使用した。なお、このことは、後述する第1比較例および第2比較例の検証においても同じである。
時刻T1からマッサージモードが実行され、使用者に対してマッサージ刺激が与えられると、実線B1に示すように、使用者の疲労度は「疲労度高」から「疲労度低」へ短時間で低減する。そして、マッサージモードは、その開始時刻T1から所定時間経過した時刻T2で停止する。
ここで、発明者らによる検討によれば、車両の運転のような使用者の肉体に常に負荷がかかる最中に所定時間(例えば15分程度)マッサージモードを使用した場合、破線C1に示すように、マッサージ停止後の車両運転では疲労がすぐに増加してしまうことが分かった。
それに対し、第1実施形態では、マッサージモードを時刻T2で停止した後、熱刺激モードが実行される。具体的には、時刻T2以降、使用者に対して温熱刺激と冷熱刺激とが一定時間間隔で交互に繰り返し与えられる。これにより、実線B2に示すように、時刻T2以降、使用者の疲労度の上昇を抑えることができる。
上述した第1実施形態の疲労軽減システム1と比較するため、複数の比較例の疲労軽減システムについて説明する。
(第1比較例)
図6は、第1比較例の疲労軽減システムの動作を示すタイムチャートである。
図6に示すように、第1比較例では、時刻T11で熱刺激モードの実行を開始し、使用者に対して熱刺激を与えた。なお、第1比較例でも、第1実施形態と同じく、使用者に対して温熱刺激と冷熱刺激とを一定時間間隔で交互に繰り返して与えた。そして、熱刺激モードの開始時刻T11から所定時間経過した時刻T12で熱供給機器30の動作を停止した。続いて、時刻T12でマッサージモードの実行を開始し、使用者に対してマッサージ刺激を与えた。そして、時刻T13でマッサージ機器40の動作を停止した。なお、マッサージモードを実行する時間(すなわち、時刻T12~時刻T13)は、第1実施形態と同じく、これ以上マッサージをすると痛みが出ると想定される時間(例えば15分程度)に設定した。
図7は、第1比較例の疲労軽減システムを使用した場合の使用者の疲労度の推移を検証したグラフである。
実線D1に示すように、時刻T11で熱刺激モードが実行され、使用者に対して熱刺激が与えられると、使用者の疲労度は「疲労度高」から徐々に減少する。しかし、熱刺激のみの供給では、疲労度の回復度合いが限定的なものとなっている。
実線D2に示すように、時刻T12からマッサージモードが実行され、使用者に対してマッサージ刺激が与えられると、疲労度が短時間で回復する。しかし、時刻T12から所定時間経過した時刻T13でマッサージ刺激の供給を停止すると、それ以降、破線C2に示すように、疲労度がすぐに増加してしまう。このように、車両の運転のような使用者の肉体に常に負荷がかかる最中に所定時間マッサージモードを使用した場合、マッサージ停止後の車両運転では疲労がすぐに増加してしまう。
(第2比較例)
図8は、第2比較例の疲労軽減システムの動作を示すタイムチャートである。
図8に示すように、第2比較例では、時刻T21でマッサージモードの実行を開始し、使用者に対してマッサージ刺激を与えた。そして、マッサージモードの開始時刻T21から所定時間経過した時刻T22でマッサージモードを停止した。なお、マッサージモードを実行する時間(すなわち、時刻T21~時刻T22)は、第1実施形態および第1比較例と同じく、これ以上マッサージをすると痛みが出ると想定される時間(例えば15分程度)に設定した。
図9は、第2比較例の疲労軽減システムを使用した場合の使用者の疲労度の推移を検証したグラフである。
実線E1に示すように、時刻T21でマッサージモードが開始され、使用者に対してマッサージ刺激が与えられると、使用者の疲労度は「疲労度高」から短時間で減少する。しかし、時刻T21から所定時間経過した時刻T22でマッサージ刺激の供給を停止すると、それ以降、破線C3に示すように、疲労度がすぐに増加してしまう。
(第1実施形態の作用効果)
上述した第1比較例および第2比較例の疲労軽減システムに対し、第1実施形態の疲労軽減システム1は、次の作用効果を奏するものである。
第1実施形態では、疲労軽減システム1が備える制御装置20は、所定の条件が成立すると疲労軽減モードを開始する。その疲労軽減モードでは、マッサージモードが実行され、所定時間経過後にマッサージモードが終了し、マッサージモードの終了後に熱刺激モードが実行される。
これによれば、疲労軽減モードが開始されると、まずマッサージモードが実行されるので、使用者の疲労を早期に軽減することが可能である。さらに、マッサージモードの終了後に熱刺激モードが実行されるので、車両の運転のような使用者の肉体に常に負荷がかかる状況でも、マッサージモード停止後の疲労感の上昇を抑えることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して疲労軽減システム1の動作方法を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図10のタイムチャートに示すように、第2実施形態では、時刻T31からマッサージモードと熱刺激モードを略同時に実行開始する。そして、時刻T31から所定時間(例えば15分程度)が経過した時刻T32でマッサージモードを終了する。時刻T32以降も、熱刺激モードは継続して実行する。
次に、第2実施形態の疲労軽減システム1が実行する制御処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。
図11に示すように、ステップS10でHCU21は、車両の走行スイッチ(例えばイグニッションスイッチ)がオンされたか否かを判定する。HCU21は、走行スイッチがオンされたことを判定すると、処理をステップS20に進める。
ステップS20でHCU21は、疲労軽減モード要求装置10からの信号に基づいて疲労軽減モードがオンされたか否かを判定する。HCU21は、疲労軽減モードがオンされたことを判定すると、処理をステップS25に進め、シートECU23とエアコンECU22に動作開始の信号と、指定された強度の信号を送信する。
ステップS25でエアコンECU22は、熱供給機器30を構成するシートヒータ31と送風機32に動作信号を送信し、シートヒータ31と送風機32とを一定時間間隔で交互に繰り返し動作させる。これにより、使用者に対して温熱刺激と冷熱刺激とを一定時間間隔で交互に繰り返し与える熱刺激モードの実行が開始される。
続いて、ステップS30でシートECU23は、マッサージ機器40を構成する給排気装置41に動作信号を送信する。給排気装置41は、複数の空気袋42に空気を送り込む。これにより、マッサージモードの実行が開始される。
次に、ステップS40でシートECU23は、マッサージモードの実行開始から所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間は、例えば、これ以上マッサージをすると痛みが出ると想定される時間に設定される。その時間は、マッサージの強度や与え方に依存するため、事前に実験的に検討し時間を導出するとよい。シートECU23は、マッサージモードの実行開始から所定時間が経過したことを判定すると、処理をステップS50に進める。
次に、ステップS50でシートECU23は、給排気装置41に動作を停止する信号を送信する。給排気装置41は、複数の空気袋42から空気を排出する。これにより、マッサージモードが終了する。なお、マッサージモードの終了後も、熱刺激モードは継続して実行される。
ステップS70でHCU21は、疲労軽減モード要求装置10からの信号に基づいて疲労軽減モードがオフされたか否かを判定する。HCU21は、疲労軽減モードがオフされたことを判定しない場合(すなわち、ステップS70の判定NO)、処理をステップS80に進める。
ステップS80でHCU21は、車両の走行スイッチ(例えばイグニッションスイッチ)がオフされたか否かを判定する。HCU21は、走行スイッチがオフされたことを判定しない場合(すなわち、ステップS80の判定NO)、処理をステップS70に戻す。そのため、使用者が疲労軽減モードをオフしない限り、または、車両の走行スイッチがオフされない限り、熱刺激モードは継続して実行される。
一方、ステップS70でHCU21は、疲労軽減モードがオフされたことを判定した場合(すなわち、ステップS70の判定YES)、エアコンECU22に動作終了の信号を送信する。また、ステップS80でHCU21は、走行スイッチがオフされたことを判定した場合(すなわち、ステップS80の判定YES)にも、エアコンECU22に動作終了の信号を送信する。エアコンECU22は、HCU21から動作終了の信号を受け取ると、シートヒータ31と送風機32の駆動を停止する。これにより、熱刺激モードの終了と共に疲労軽減モードが終了する。
次に、第2実施形態の疲労軽減システム1による効果について説明する。
図12は、第2実施形態の疲労軽減システム1を使用した場合の使用者の疲労度の推移を検証したグラフである。この検証は、第1実施形態と同様に、疲労軽減システム1を、車両の運転のような使用者の肉体に常に負荷がかかる状態で使用した。なお、このことは、後述する第3実施形態および第4実施形態の検証においても同じである。
時刻T31からマッサージモードと熱刺激モードが実行され、使用者に対してマッサージ刺激と熱刺激が与えられると、実線F1に示すように、使用者の疲労度は「疲労度高」から「疲労度低」へ短時間で低減する。そして、マッサージモードは、その開始時刻T31から所定時間経過した時刻T32で停止する。
上述したように、車両の運転のような使用者の肉体に常に負荷がかかる最中に所定時間(例えば15分程度)マッサージモードを使用した場合、破線C4に示すように、マッサージ停止後の車両運転では疲労がすぐに増加してしまう。それに対し、第2実施形態では、マッサージモードを時刻T32で停止した後も、熱刺激モードが継続して実行される。これにより、実線F2に示すように、時刻T32以降、使用者の疲労度の上昇を抑えることができる。
以上説明した第2実施形態の疲労軽減システム1では、疲労軽減モードの際、マッサージモードおよび熱刺激モードが実行され、所定時間経過後にマッサージモードが終了し、マッサージモードの終了後も熱刺激モードが継続して実行される。これによれば、第2実施形態も、第1実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。第3実施形態も、第1実施形態等に対して疲労軽減システム1の動作方法を変更したものであり、その他については第1実施形態等と同様であるため、第1実施形態等と異なる部分についてのみ説明する。
図13のタイムチャートに示すように、第3実施形態では、時刻T41でマッサージモードを実行する。そして、時刻T41から第1の所定時間(例えば15分程度)が経過した時刻T42でマッサージモードを終了する。続いて、時刻T42で熱刺激モードを実行する。そして、時刻T42から第2の所定時間が経過した時刻T43で熱刺激モードを終了する。その後、上述した時刻T41から時刻T43までの動作を1つのサイクルとして、時刻T43以降もそのサイクルを繰り返し実行する。
次に、第3実施形態の疲労軽減システム1が実行する制御処理について、図14のフローチャートを参照して説明する。
図14に示すように、ステップS10でHCU21は、車両の走行スイッチ(例えばイグニッションスイッチ)がオンされたか否かを判定する。HCU21は、走行スイッチがオンされたことを判定すると、処理をステップS20に進める。
ステップS20でHCU21は、疲労軽減モード要求装置10からの信号に基づいて疲労軽減モードがオンされたか否かを判定する。HCU21は、疲労軽減モードがオンされたことを判定すると、処理をステップS30に進め、シートECU23とエアコンECU22に動作開始の信号と、指定された強度の信号を送信する。
ステップS30でシートECU23は、マッサージ機器40を構成する給排気装置41に動作信号を送信する。給排気装置41は、複数の空気袋42に空気を送り込む。これにより、マッサージモードの実行が開始される。
次に、ステップS40でシートECU23は、マッサージモードの実行開始から第1の所定時間が経過したか否かを判定する。第1の所定時間は、例えば、これ以上マッサージをすると痛みが出ると想定される時間に設定される。その時間は、マッサージの強度や与え方に依存するため、事前に実験的に検討し時間を導出するとよい。シートECU23は、マッサージモードの実行開始から第1の所定時間が経過したことを判定すると、処理をステップS50に進める。
次に、ステップS50でシートECU23は、給排気装置41に動作を停止する信号を送信する。給排気装置41は、複数の空気袋42から空気を排出する。これにより、マッサージモードが停止する。
続いて、ステップS60でエアコンECU22は、熱供給機器30を構成するシートヒータ31と送風機32に動作信号を送信し、シートヒータ31と送風機32とを一定時間間隔で交互に繰り返し動作させる。これにより、使用者に対して温熱刺激と冷熱刺激とを一定時間間隔で交互に繰り返し与える熱刺激モードの実行が開始される。
次に、ステップS65でエアコンECU22は、熱刺激モードの実行開始から第2の所定時間が経過したか否かを判定する。第2の所定時間は、例えば、熱刺激モードの終了後にマッサージを開始しても痛みがでてこない時間とし、事前に実験的に検討し時間を導出するとよい。熱刺激モードの実行時間が短いと、マッサージモードを連続して行っていることと変わらず、痛みの原因となるからである。エアコンECU22は、熱刺激モードの実行開始から第2の所定時間が経過したことを判定すると、処理をステップS70に進める。
ステップS70でHCU21は、疲労軽減モード要求装置10からの信号に基づいて疲労軽減モードがオフされたか否かを判定する。HCU21は、疲労軽減モードがオフされたことを判定しない場合(すなわち、ステップS70の判定NO)、処理をステップS80に進める。
ステップS80でHCU21は、車両の走行スイッチ(例えばイグニッションスイッチ)がオフされたか否かを判定する。HCU21は、走行スイッチがオフされたことを判定しない場合(すなわち、ステップS80の判定NO)、処理をステップS90に進める。
ステップS90でHCU21は、エアコンECU22に動作停止の信号を送信する。エアコンECU22は、HCU21から動作停止の信号を受け取ると、シートヒータ31と送風機32の駆動を停止する。そして、HCU21は、処理をステップS30に戻す。
ステップS30でシートECU23は、再びマッサージモードの実行を開始する。ステップS30~ステップS90で説明したように、使用者が疲労軽減モードをオフしない限り、または、車両の走行スイッチがオフされない限り、マッサージモードと熱刺激モードとが交互に繰り返し実行される。
一方、ステップS70でHCU21は、疲労軽減モードがオフされたことを判定した場合(すなわち、ステップS70の判定YES)、エアコンECU22とシートECU23に動作終了の信号を送信する。また、ステップS80でHCU21は、走行スイッチがオフされたことを判定した場合(すなわち、ステップS80の判定YES)にも、エアコンECU22とシートECU23に動作終了の信号を送信する。エアコンECU22は、HCU21から動作終了の信号を受け取ると、シートヒータ31と送風機32の駆動を停止する。シートECU23は、HCU21から動作終了の信号を受け取ると、給排気装置41の駆動を停止する。これにより、疲労軽減モードが終了する。
次に、第3実施形態の疲労軽減システム1による効果について説明する。
図15は、第3実施形態の疲労軽減システム1を使用した場合の使用者の疲労度の推移を検証したグラフである。
時刻T41からマッサージモードが実行され、使用者に対してマッサージ刺激が与えられると、実線G1に示すように、使用者の疲労度は「疲労度高」から「疲労度低」へ短時間で低減する。そして、マッサージモードは、そのマッサージモード開始時刻T41から第1の所定時間が経過した時刻T42で停止する。
上述したように、車両の運転のような使用者の肉体に常に負荷がかかる最中に所定時間(例えば15分程度)マッサージモードを使用した場合、破線C5に示すように、マッサージ停止後の車両運転では疲労がすぐに増加してしまう。それに対し、第3実施形態では、マッサージモードを時刻T42で停止した後、熱刺激モードが実行される。これにより、実線G2に示すように、時刻T42以降、使用者の疲労度の上昇を抑えることができる。
ところで、実線G2に示すように、T42以降、熱刺激モードが実行されていても、使用者の疲労度は緩やかに上昇する。そのため、時刻T42から第2の所定時間が経過した時刻T43で再びマッサージモードが実行される。これにより、実線G3に示すように、時刻T43以降、使用者の疲労度は短時間で低減する。そして、マッサージモードは、時刻T43から第1の所定時間が経過した時刻T44で停止する。そして、時刻T44から熱刺激モードが実行される。これにより、実線G4に示すように、時刻T44以降、使用者の疲労度の上昇を抑えることができる。
以上説明した第3実施形態の疲労軽減システム1では、疲労軽減モードの際、マッサージモードが実行され、第1の所定時間経過後にマッサージモードが終了し、マッサージモードの終了後に熱刺激モードの実行が開始される。そして、第2の所定時間経過後に熱刺激モードが終了し、マッサージモードが再開されるというサイクルが繰り返し実行される。
これによれば、マッサージモードの終了後に熱刺激モードを実行しても使用者の疲労度が徐々に増加する場合、再びマッサージモードを実行することで、使用者の疲労度を所定の値(例えば、図15の「疲労度高」)よりも低く抑えることができる。
なお、上述した第1の所定時間と第2の所定時間は、次のように設定してもよい。
車両に搭載されるナビゲーションシステムなどにより目的地までの走行時間が分かっていれば、サイクル回数、および、マッサージモードと熱刺激モードとの時間比率を適切に設定することも可能である。
例えば、マッサージモードは合計15分で痛みが出ることが事前の検討で分かっているとすると、走行時間が60分間の場合、第1の所定時間を5分、第2の所定時間を15分として、サイクルを3回繰り返す。具体的には、マッサージモード5分→熱刺激モード15分→マッサージモード5分→熱刺激モード15分→マッサージモード5分→熱刺激モード15分とする。
または、例えば、マッサージモードは合計15分で痛みが出ることが事前の検討で分かっているとすると、走行時間が60分間の場合、第1の所定時間を3分、第2の所定時間を12分として、サイクルを4回繰り返す。具体的には、マッサージモード3分→熱刺激モード12分→マッサージモード3分→熱刺激モード12分→マッサージモード3分→熱刺激モード12分→マッサージモード3分→熱刺激モード12分とする。
このように、目的地までの走行時間に応じて、マッサージモードと熱刺激モードとの時間比率を適切に設定し、サイクル回数を調整することが可能である。これにより、目的地へ到着するまでの間、乗員(すなわち使用者)の疲労度を所定の値(例えば、図15の「疲労度高」)よりも低く抑えることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態について説明する。第4実施形態も、第1実施形態等に対して疲労軽減システム1の動作方法を変更したものであり、その他については第1実施形態等と同様であるため、第1実施形態等と異なる部分についてのみ説明する。
図16のタイムチャートに示すように、第4実施形態では、時刻T51でマッサージモードと熱刺激モードを略同時に実行開始する。そして、時刻T51から第1の所定時間(例えば15分程度)が経過した時刻T52でマッサージモードを終了する。時刻T52以降も、熱刺激モードは継続して実行する。そして、時刻T52から第2の所定時間が経過した時刻T53でマッサージモードを再び実行開始する。このように、上述した時刻T51から時刻T53までの動作を1つのサイクルとして、時刻T53以降もそのサイクルを繰り返し実行する。
次に、第4実施形態の疲労軽減システム1が実行する制御処理について、図17のフローチャートを参照して説明する。
図17に示すように、ステップS10でHCU21は、車両の走行スイッチ(例えばイグニッションスイッチ)がオンされたか否かを判定する。HCU21は、走行スイッチがオンされたことを判定すると、処理をステップS20に進める。
ステップS20でHCU21は、疲労軽減モード要求装置10からの信号に基づいて疲労軽減モードがオンされたか否かを判定する。HCU21は、疲労軽減モードがオンされたことを判定すると、処理をステップS25に進め、シートECU23とエアコンECU22に動作開始の信号と、指定された強度の信号を送信する。
ステップS25でエアコンECU22は、熱供給機器30を構成するシートヒータ31と送風機32に動作信号を送信し、シートヒータ31と送風機32とを一定時間間隔で交互に繰り返し動作させる。これにより、使用者に対して温熱刺激と冷熱刺激とを一定時間間隔で交互に繰り返し与える熱刺激モードの実行が開始される。
続いて、ステップS30でシートECU23は、マッサージ機器40を構成する給排気装置41に動作信号を送信する。給排気装置41は、複数の空気袋42に空気を送り込む。これにより、マッサージモードの実行が開始される。
次に、ステップS40でシートECU23は、マッサージモードの実行開始から第1の所定時間が経過したか否かを判定する。第1の所定時間は、例えば、これ以上マッサージをすると痛みが出ると想定される時間に設定される。その時間は、マッサージの強度や与え方に依存するため、事前に実験的に検討し時間を導出するとよい。シートECU23は、マッサージモードの実行開始から所定時間が経過したことを判定すると、処理をステップS50に進める。
次に、ステップS50でシートECU23は、給排気装置41に動作を停止する信号を送信する。給排気装置41は、複数の空気袋42から空気を排出する。これにより、マッサージモードが終了する。
続いて、ステップS66でシートECU23は、マッサージモードが終了してから第2の所定時間が経過したか否かを判定する。第2の所定時間は、例えば、熱刺激モードの終了後にマッサージを開始しても痛みがでてこない時間とし、事前に実験的に検討し時間を導出するとよい。マッサージモードの終了後に実行される熱刺激モードの実行時間が短いと、マッサージモードを連続して行っていることと変わらず、痛みの原因となるからである。シートECU23は、前回のマッサージモードの終了時刻から第2の所定時間が経過したことを判定すると、処理をステップS70に進める。
ステップS70でHCU21は、疲労軽減モード要求装置10からの信号に基づいて疲労軽減モードがオフされたか否かを判定する。HCU21は、疲労軽減モードがオフされたことを判定しない場合(すなわち、ステップS70の判定NO)、処理をステップS80に進める。
ステップS80でHCU21は、車両の走行スイッチ(例えばイグニッションスイッチ)がオフされたか否かを判定する。HCU21は、走行スイッチがオフされたことを判定しない場合(すなわち、ステップS80の判定NO)、処理をステップS30に戻す。
ステップS30でシートECU23は、再びマッサージモードの実行を開始する。ステップS30~ステップS80で説明したように、使用者が疲労軽減モードをオフしない限り、または、車両の走行スイッチがオフされない限り、熱刺激モードが継続して実行されると共に、マッサージモードが所定の時間間隔で実行される。
一方、ステップS70でHCU21は、疲労軽減モードがオフされたことを判定した場合(すなわち、ステップS70の判定YES)、エアコンECU22とシートECU23に動作終了の信号を送信する。また、ステップS80でHCU21は、走行スイッチがオフされたことを判定した場合(すなわち、ステップS80の判定YES)にも、エアコンECU22とシートECU23に動作終了の信号を送信する。エアコンECU22は、HCU21から動作終了の信号を受け取ると、シートヒータ31と送風機32の駆動を停止する。シートECU23は、HCU21から動作終了の信号を受け取ると、給排気装置41の駆動を停止する。これにより、疲労軽減モードが終了する。
次に、第4実施形態の疲労軽減システム1による効果について説明する。
図18は、第4実施形態の疲労軽減システム1を使用した場合の使用者の疲労度の推移を検証したグラフである。
時刻T51からマッサージモードが実行され、使用者に対してマッサージ刺激が与えられると、実線H1に示すように、使用者の疲労度は「疲労度高」から「疲労度低」へ短時間で低減する。そして、マッサージモードは、そのマッサージモード開始時刻T51から所定時間経過した時刻T52で停止する。
上述したように、車両の運転のような使用者の肉体に常に負荷がかかる最中に所定時間(例えば15分程度)マッサージモードを使用した場合、破線C6に示すように、マッサージ停止後の車両運転では疲労がすぐに増加してしまう。それに対し、第4実施形態では、マッサージモードを時刻T52で停止した後も熱刺激モードが継続して実行される。これにより、実線H2に示すように、時刻T52以降、使用者の疲労度の上昇を抑えることができる。
ところで、実線H2に示すように、T52以降、熱刺激モードが実行されていても、使用者の疲労度は緩やかに上昇する。そのため、時刻T52から第2の所定時間が経過した時刻T53で再びマッサージモードが実行される。これにより、実線H3に示すように、時刻T53以降、使用者の疲労度は短時間で低減する。そして、マッサージモードは、時刻T53から第1の所定時間が経過した時刻T54で停止する。そして、時刻T54から熱刺激モードが実行される。これにより、実線H4に示すように、時刻T54以降、使用者の疲労度の上昇を抑えることができる。
以上説明した第4実施形態の疲労軽減システム1では、疲労軽減モードの際、マッサージモードおよび熱刺激モードが実行され、第1の所定時間経過後から第2の所定時間到来までマッサージモードのみが停止し、熱刺激モードの実行が継続する。そして、第2の所定時間経過後にマッサージモードが再開されるというサイクルが繰り返し実行される。
これによれば、マッサージモードの終了後に熱刺激モードを継続して実行しても使用者の疲労度が徐々に増加する場合、再びマッサージモードを実行することで、使用者の疲労度を所定の値(例えば、図18の「疲労度高」)よりも低く抑えることができる。
なお、上述した第1の所定時間と第2の所定時間は、次のように設定してもよい。
車両に搭載されるナビゲーションシステムなどにより目的地までの走行時間が分かっていれば、サイクル回数、および、マッサージモードと熱刺激モードとの時間比率を適切に設定することも可能である。
例えば、マッサージモードは合計15分で痛みが出ることが事前の検討で分かっているとすると、走行時間が60分間の場合、第1の所定時間を5分、第2の所定時間を15分として、サイクルを3回繰り返す。具体的には、マッサージモードおよび熱刺激モード5分→熱刺激モードのみ15分→マッサージモードおよび熱刺激モード5分→熱刺激モードのみ15分→マッサージモードおよび熱刺激モード5分→熱刺激モードのみ15分とする。
または、例えば、マッサージモードは合計15分で痛みが出ることが事前の検討で分かっているとすると、走行時間が60分間の場合、第1の所定時間を3分、第2の所定時間を12分として、サイクルを4回繰り返す。具体的には、マッサージモードおよび熱刺激モード3分→熱刺激モードのみ12分→マッサージモードおよび熱刺激モード3分→熱刺激モードのみ12分→マッサージモードおよび熱刺激モード3分→熱刺激モードのみ12分→マッサージモードおよび熱刺激モード3分→熱刺激モードのみ12分とする。
このように、目的地までの走行時間に応じて、マッサージモードと熱刺激モードとの時間比率を適切に設定し、サイクル回数を調整することが可能である。これにより、目的地へ到着するまでの間、乗員(すなわち使用者)の疲労度を所定の値(例えば、図18の「疲労度高」)よりも低く抑えることができる。
(他の実施形態)
本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
(1)上記各実施形態では、疲労軽減モード要求装置10は、マルチメディアディスプレイ11により構成されるものと説明したが、これに限らない。疲労軽減モード要求装置10は、例えば、物理スイッチ、スマートフォン、知的エージェント、生体信号センサ、車両挙動センサ、着座センサなどにより構成してもよい。その場合、HCU21は、疲労軽減モードを開始する所定の条件として、物理スイッチやスマートフォンからの入力信号、知的エージェントと使用者との対話、使用者の生体信号、車両挙動、使用者の着座時間などを用いることができる。
(2)上記各実施形態では、熱供給機器30は、シートヒータ31と、空気通路33および送風機32により構成されるものと説明したが、これに限らない。熱供給機器30は、例えば、シートの内部に熱媒体を循環させることで、シートの表面から着座者に温熱刺激および冷熱刺激の少なくとも一方を与える構成としてもよい。或いは、熱供給機器30は、シートの内部にペルチェ素子または熱交換器を埋め込むことで、シートの表面から着座者に温熱刺激および冷熱刺激の少なくとも一方を与える構成としてもよい。
(3)上記各実施形態では、熱供給機器30を構成するシートヒータ31と、空気通路33および送風機32は、シートの背凭れ部4に設けられるものとして説明したが、これに限らず、それらを着座部3に設けてもよい。
(4)上記各実施形態では、熱供給機器30を構成する送風機32は、背凭れ部4の着座面側に設けられた複数の空気入口34からシート内部の空気通路33に車室内空気を吸い込むことで着座者に冷熱刺激を与える構成としたが、これに限らない。熱供給機器30を構成する送風機32は、シート内部の空気通路33を経由して複数の空気入口34からシートの外側へ風を吹き出すことで、着座者に冷熱刺激を与える構成としてもよい。
(5)上記各実施形態では、熱供給機器30は、使用者に対して温熱刺激と冷熱刺激を一定時間間隔で交互に繰り返し与える構成としたが、これに限らず、使用者に対して温熱刺激のみを与える構成としてもよく、または、冷熱刺激のみを与える構成としてもよい。
熱供給機器30が温熱刺激のみを与える場合、温熱刺激を一定の強度で出し続けてもよく、または、温熱刺激の強度に強弱をつけてもよい。
熱供給機器30が冷熱刺激のみを与える場合、冷熱刺激を一定の強度で出し続けてもよく、または、冷熱刺激の強度に強弱をつけてもよい。
(6)上記各実施形態では、マッサージ機器40は、給排気装置41と複数の空気袋42とチューブ43により構成されるものとして説明したが、これに限らない。マッサージ機器40は、例えば、もみ玉、振動装置、または低周波電流を印加する装置などにより構成してもよい。
(7)上記各実施形態では、疲労軽減システム1を車両用シート2に適用した例について説明したが、これに限らず、疲労軽減システム1は、例えば、飛行機や電車などの移動体で使用するシート、または、室内で使用するシートに適用してもよい。或いは、疲労軽減システム1は、例えば、ハンディタイプ、肩を狙うタイプ、腰を狙うタイプ、下半身を狙うタイプの疲労軽減装置に適用してもよい。なお、疲労軽減システム1は、そのようなタイプの装置に適用した場合でも、上記各実施形態で説明したものと同様の作用効果を奏することができる。
(8)上記第3および第4実施形態では、マッサージモードを行う第1の所定時間と熱刺激モードを行う第2の所定時間は、1サイクル目と2回サイクル目以降とを同じ時間としたが、これに限らない。例えば、第1の所定時間と第2の所定時間は、1サイクル目の時間よりも2回サイクル目以降の時間を短くしてもよく、または、長くしてもよい。
(9)上記第2および第4実施形態では、マッサージモードの開始時刻と熱刺激モードの開始時刻とを同一としたが、これに限らず、例えばマッサージモードの途中または少し前から熱刺激モードを開始してもよい。
(10)上記各実施形態では、制御装置20は車両に搭載されるものとして説明したが、これに限らず、通信により接続される車外のサーバを使用してもよい。例えば、疲労軽減モードの開始判断や実行指示を車外のサーバで行う構成としてもよい。
(11)また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
(12)本発明に記載の制御装置及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本発明に記載の制御装置及びその手法は、一つ以上の専用ハードウエア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本発明に記載の制御装置及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーと一つ以上のハードウエア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
(まとめ)
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、使用者の疲労を軽減する疲労軽減システムは、マッサージ機器と熱供給機器と制御装置とを備える。マッサージ機器は、使用者の所定部位に対しマッサージ刺激を与える。熱供給機器は、使用者の所定部位に対し温熱刺激および冷熱刺激の少なくとも一方を与える。制御装置は、マッサージ機器と熱供給機器の駆動を制御する。その制御装置は、所定の条件が成立するとマッサージ機器と熱供給機器を駆動して使用者の疲労を軽減する疲労軽減モードを開始する。疲労軽減モードでは、マッサージ機器を駆動するマッサージモードが実行され、所定時間経過後にマッサージモードが終了し、マッサージモードの終了後に熱供給機器が駆動する熱供給モードが実行されていることを特徴とする。
第2の観点によれば、疲労軽減モードでは、マッサージモードが実行され、所定時間経過後にマッサージモードが終了し、マッサージモードの終了後に熱供給モードの実行が開始される。
これによれば、疲労軽減モードが開始されると、マッサージモードが実行されるので、使用者の疲労を早期に軽減することが可能である。さらに、マッサージモードの終了後に熱供給モードが実行されているので、マッサージモード停止後の疲労感の上昇を抑えることができる。
第3の観点によれば、疲労軽減モードでは、マッサージモードおよび熱供給モードが実行され、所定時間経過後にマッサージモードが終了し、マッサージモードの終了後も熱供給モードの実行が継続する
これによれば、第3の観点も第2の観点と同様の効果が得られる。
第4の観点によれば、疲労軽減モードでは、マッサージモードが実行され、第1所定時間経過後にマッサージモードが終了し、マッサージモードの終了後に熱供給モードの実行が開始され、第2所定時間経過後に熱供給モードが終了し、マッサージモードが再開されるというサイクルが繰り返し実行される。
これによれば、マッサージモードの終了後に熱供給モードを実行しても使用者の疲労度が徐々に増加する場合、第2所定時間経過後に再びマッサージモードを実行することで、使用者の疲労度を所定値以下に抑えることができる。
第5の観点によれば、疲労軽減モードでは、マッサージモードおよび熱刺激モードが実行され、第1の所定時間経過後から第2の所定時間到来までマッサージモードのみが停止して熱刺激モードが継続して実行され、第2の所定時間経過後にマッサージモードが再開されるというサイクルが繰り返し実行される。
これによれば、第5の観点も第4の観点と同様の効果が得られる。
1 疲労軽減システム
20 制御装置
30 熱供給機器
40 マッサージ機器

Claims (5)

  1. 使用者の疲労を軽減する疲労軽減システムにおいて、
    前記使用者の所定部位に対しマッサージ刺激を与えるマッサージ機器(40)と、
    前記使用者の前記所定部位に対し温熱刺激および冷熱刺激の少なくとも一方を与える熱供給機器(30)と、
    前記マッサージ機器と前記熱供給機器の駆動を制御する制御装置(20)と、を備え、
    前記制御装置は、所定の条件が成立すると前記マッサージ機器と前記熱供給機器を駆動して前記使用者の疲労を軽減する疲労軽減モードを開始し、
    前記疲労軽減モードでは、前記マッサージ機器を駆動するマッサージモードが実行され、所定時間経過後に前記マッサージモードが終了し、前記マッサージモードの終了後に前記熱供給機器が駆動する熱刺激モードが実行されていることを特徴とする疲労軽減システム。
  2. 前記疲労軽減モードでは、前記マッサージモードが実行され、所定時間経過後に前記マッサージモードが終了し、前記マッサージモードの終了後に前記熱刺激モードの実行が開始される、請求項1に記載の疲労軽減システム。
  3. 前記疲労軽減モードでは、前記マッサージモードおよび前記熱刺激モードが実行され、所定時間経過後に前記マッサージモードが終了し、前記マッサージモードの終了後も前記熱刺激モードが継続して実行される、請求項1に記載の疲労軽減システム。
  4. 前記疲労軽減モードでは、前記マッサージモードが実行され、第1の所定時間経過後に前記マッサージモードが終了し、前記マッサージモードの終了後に前記熱刺激モードの実行が開始され、第2の所定時間経過後に前記熱刺激モードが終了し、前記マッサージモードが再開されるというサイクルが繰り返し実行される、請求項1に記載の疲労軽減システム。
  5. 前記疲労軽減モードでは、前記マッサージモードおよび前記熱刺激モードが実行され、第1の所定時間経過後から第2の所定時間到来まで前記マッサージモードのみが停止して前記熱刺激モードが継続して実行され、第2の所定時間経過後に前記マッサージモードが再開されるというサイクルが繰り返し実行される、請求項1に記載の疲労軽減システム。
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