JP2022028501A - 苗移植機 - Google Patents

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英之 草本
Hideyuki Kusamoto
勝 野村
Masaru Nomura
誠 川田
Makoto Kawada
大介 今泉
Daisuke Imaizumi
和彦 石井
Kazuhiko Ishii
学 高橋
Manabu Takahashi
健太郎 三浦
Kentaro Miura
悠未 吉田
Yumi Yoshida
泰輔 岩見
Taisuke Iwami
雅貴 朝田
Masaki Asada
航 栗田
Ko Kurita
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Abstract

【課題】本発明は、施肥装置を搭載した苗移植機において、肥料詰りによる作業中断を無くして軽快な移植作業が行えるようにすることを課題とする。【解決手段】乗用車体4に苗植付部10を設け、施肥ホッパ19の繰出装置15で繰り出す肥料を施肥ホース25で苗植付部10の植付装置9近傍に送り出す苗移植機において、ブロア13の送風を施肥ホース25に通すと共に施肥ホッパ19内にも送り込み可能にしたことを特徴とする苗移植機とする。【選択図】図5

Description

本発明は、圃場で苗の移植と同時に施肥を行う苗移植機に関する。
苗移植機は、圃場に苗を移植する農作業機であるが、苗の移植と同時に移植する苗の根本に施肥を行えるようにして農作業の効率化を行っている。
近年の苗移植機は、特許文献1の如く、大型になり、多くの苗と多量の肥料を走行車体に搭載して効率よく苗の移植と施肥作業が行えるようになっている。
特開2016-10373号公報
苗移植機の施肥装置は、走行車体に搭載した施肥ホッパに粒状の肥料を積載し、施肥ホッパの繰出装置で繰り出される肥料を施肥ホースで植付装置の苗植付部に送って苗の移植と同時に施肥を行うのであるが、水田で作業するので施肥ホッパに溜めた肥料が湿りがちになり、施肥ホッパ内や施肥ホース内に肥料詰まりが発生し、移植作業を中断しなければならない場合がある。
本発明は、施肥装置を搭載した苗移植機において、肥料詰りによる作業中断を無くして軽快な移植作業が行えるようにすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、乗用車体4に苗植付部10を設け、施肥ホッパ19の繰出装置15で繰り出す肥料を施肥ホース25で苗植付部10の植付装置9近傍に送り出す苗移植機において、ブロア13の送風を施肥ホース25に通すと共に施肥ホッパ19内にも送り込み可能にしたことを特徴とする苗移植機とする。
請求項2の発明は、ブロア13からダクト14を通して送る送風を施肥ホッパ19内または施肥ホース25側のどちらか一方に切り換え可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機とする。
請求項3の発明は、ブロア13の送風を施肥ホッパ19内と施肥ホース25とに分岐したことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機とする。
請求項4の発明は、ブロア13への吸気ホースをエンジン30周辺に沿わせて吸気を温めることを特徴とする請求項1に記載の苗移植機とする。
請求項1の発明で、ブロア13の送風で施肥ホース25内の肥料を移送するのみでなく、施肥ホッパ19内の肥料も乾燥され、施肥ホース25や施肥ホッパ19での湿りによる肥料詰りが無くなくなり、移植作業の中断が無い。
請求項2の発明で、ブロア13からの送風を施肥ホッパ19内に集中して移植中断の短時間で施肥ホッパ19内の多量の肥料を乾燥して施肥ホース25内での肥料詰りを発生させない。
請求項3の発明で、ブロア13の送風を施肥ホッパ19内と施肥ホース25に分岐して行うことで、移植作業を継続しながら肥料を乾燥させて詰まることが無い。
請求項4の発明で、エンジン30周りの熱せられた空気を吸気ホースでブロア13が吸込み、その熱い空気で施肥ホッパ19内や施肥ホース25内の肥料を効果的に乾燥して湿りによる詰りが発生しない。
本発明における実施の形態の苗移植機の側面図 本発明における実施の形態の苗移植機の正面図 本発明における実施の形態の苗移植機の平面図 本発明における実施の形態の苗移植機の施肥装置部の平面図 本発明における実施の形態の苗移植機の繰出ケースの側断面図 本発明における実施の形態の苗移植機の施肥ホースに送風する実施例の斜視図 本発明における実施の形態の苗移植機の施肥ホッパ内に送風する実施例の斜視図 本発明における実施の形態の苗移植機の施肥ホッパの肥料を早く乾燥させる実施例の側面図
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。なお、実施例の説明においては、機体の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後というが、本発明の構成を限定するものでは無い。
苗移植機は、高床乗用四輪駆動走行形態の乗用車体4の後側に、リフトシリンダ28の油圧伸縮によって昇降回動される平行リンク形態のリフトリンク機構11を介して、多条植機体の苗植付部10を装着する。この苗植付部10は、前記リフトリンク機構11に連結する苗移植機体5の下側部に、土壌面を滑走均平するセンタフロートや、サイドフロート等の複数のフロート6を配置している。苗移植機体5は、伝動ケースを主体として、この上部の多数枚のマット苗を敷き並べて、後下りの傾斜面に沿って繰出案内して、この後下端部に形成の苗取出口7へ繰出する苗タンク8と、この苗取出口7に繰出されたマット苗を分離保持して下方の均平土壌面へ挿込む植付爪を、側面視楕円形状の植付軌跡線Dに沿って作動させる植付装置9等を配置して、多条植形態の苗植付作動を行わせる。
前記乗用車体4の運転席1の下部には、エンジンカバー29内にエンジン30を搭載し、この運転席1の前方部にステアリングボード31、及びステアリングハンドル32、その他苗移植機運転操作のための操作機構33等を配置している。前記運転席1、ステアリングボード31、及びこれらの間のセンタフロア34等の左右両側部には、乗用車体4の前端部から後端部上のリアフェンダ24部に亘って一連に長く、かつ横幅広く形成のサイドフロア2を構成し、運転者や、補助作業者が、このサイドフロア2上面を前後移動して、マット苗補給作業や、肥料補給作業等を行い易く構成している。
図例の苗移植機では、苗植条数を八条植形態として、横幅の広い規格に設定しているため、前記サイドフロア2の外側に沿って適宜幅のサブフロア35を増設して、前記苗植付部10の幅域に対応させている。このサブフロア35の前端部上には、乗用車体4の横側から立設の支持フレーム36上に複数段の補助苗棚26を設けて、後側の苗タンク8へ補給するための、マット苗を積込収容しておくことができる。このサブフロア35の外側部に運転者乗降用のステップ37を設ける。
前記運転席1の後側部には、サブフロア35の後端部に亘って横幅広く段高形態のリアフロア3を構成し、このリアフロア3の前端縁は、サブフロア35の後端縁に前下り傾斜の傾斜板38で連結して、足元移行の行い易い形態としている。この傾斜板38の下端部には、短い操作レバー機構39を配置して、運転席1からの操作を行い易くしている。このリアフロア3の上方位置には、後側縁上に沿う後辺部50と、左右側縁上に沿う側辺部51とによって、コ字状形態に囲うガードレール52を構成し、リアフロア3上で運転者が補給作業するときの作業姿勢を安全に維持できる。
前記乗用車体4の後輪27の上方部には、リアフェンダ24が構成されていて、このリアフェンダ24の上側に前記リアフロア3の左右側端部を構成している。前輪40、後輪27は、サイドフロア2、及びリアフロア3の横幅内部域に配置されるが、特に後輪27のトレッドが広い形態によっては、このリアフロア3の幅域から外側へ張出す形態となることがある。このため、リアフェンダ24は、リアフロア3の外側端よりも外側へ幅広く張出す形態に構成することも可能であり、又、前記リアフロア3自体の下面をリアフェンダ24として共用する形態とするも可能である。
前記サブフロア35の後端部で、リアフロア3の左右両側端部との間には、乗用車体4側から突出させたブラケット41を介して、取付台42を設け、この取付台42の上側に施肥装置12を設置する。この施肥装置12は、繰出ケース43内で繰出ロール15aを回転する形態の繰出装置15と、この上部にのぞむ施肥ホッパ19、この繰出された肥料を施肥案内する施肥ホース25、及びこの施肥ホース25へブロア13から送風して施肥搬送作用を補助するダクト14等を配置している。前記左右の各施肥装置12は、三基毎の繰出装置15や、施肥ホッパ19、及び施肥ホース25等を有して、前記八条植形態の苗植付部10の植付土壌面に施肥する。繰出装置15は、繰出ケース43の内部に繰出ロール15aを軸装し、各繰出ロール15aを前後方向に沿う駆動軸44によって連動回転することにより、施肥ホッパ19の供給口45から供給される肥料を下側の繰出口46へ一定量毎繰出す。このような繰出装置15が取付台42上に前後方向に並べて取付けられる。
前記駆動軸44は、前記エンジン30によって駆動されるPTO軸から連動回転する。
又、前記ダクト14に送風するブロア13は、運転席1の左側方部の施肥装置12の前側部に設けられて、このブロア13の起風をダクト14で案内して、左右両側部の施肥装置12の各繰出口46下の施肥ホース25位置に分配送風するものである。前記各繰出口46の内側には、ダクト14が連結47されて、この送風を繰出口46の下側部を通して外側部に連結する施肥ホース25へ吹き出して、この繰出口46から繰出す肥料を送風搬送して施肥するものである。
このようにダクト14の側辺部48は、各繰出装置15の下部内側部寄り位置において前後方向に亘って敷設されるが、後辺部49は、リアフロア3の後端縁部の下側位置に沿って横方向に連通構成されて、左側の各施肥ホース25へ分配送風した余りの送風を、後辺部49から右側の各施肥ホース25へ分配送風するよう構成している。
図5は、繰出装置15の側断面図を示し、繰出ロール15aの繰出軸を軸支する繰出ケース43の底部でダクト14と施肥ホース25を繋ぎ、施肥ホース25の入口に開度調節シャッタ54を設けている。
まず、ブロア13の送風を施肥ホッパ19内に送る場合は、開度調節シャッタ54を全閉にすることで送風が繰出軸を有する繰出ロール15aの隙間を通って施肥ホッパ19内に送られて、内部の粒状肥料が乾燥される。
また、開度調節シャッタ54を開くとダクト14で送られたブロア13の送風が施肥ホース25に流れて繰出軸を有する繰出ロール15aから落下する肥料が施肥ホース25内を送り出されるようになる。
なお、開度調節シャッタ54の開度を調節して施肥ホッパ19内と施肥ホース25に送風するようにすると、移植作業を行いながら肥料の乾燥も行って、継続して移植・施肥の作業が行える。
ブロア13の吸気側に、エンジン30周りの熱せられた空気を吸い込む吸気パイプを接続して、ダクト14に送風するようにすると、肥料の乾燥が進んで施肥ホース25で肥料送り出しが良好となる。
図6は、ブロア13のダクト14から各施肥ホース25の先端出口近くまで分岐ホース14aで連結して吹出し風を施肥ホース25の先端に強く作用させた実施例である。
図7は、施肥ホッパ19内に複数の吹出し口を形成する乾燥パイプ55を設け、ダクト14から分岐ホース14aで乾燥パイプ55に連結した実施例で、施肥ホッパ19内の肥料を送風で乾燥できる。
なお、施肥ホッパ19内の肥料を乾燥させる構成として、施肥ホッパ19内に攪拌翼を設ける攪拌軸を横架軸支して所定タイミングで間欠回転させる構成もある。肥料なしを検出すると攪拌軸の回転を停止する。
また、施肥ホッパ19の周壁や内部の分離ガイドプレートに電熱線を張り付けて常時或いは間欠で通電して加熱する構成も考えられる。
さらに、図8は、施肥ホース25に送風するダクト14と施肥ホッパ19に送風するホッパダクト56を設け、その分岐部に送風切換弁57を設け、施肥作業を休んでいる間に施肥ホッパ19へ全送風して肥料を早く乾燥させるようにした構成である。
4 乗用車体
9 植付装置
10 苗植付部
12 施肥装置
13 ブロア
14 ダクト
15 繰出装置
19 施肥ホッパ
25 施肥ホース
30 エンジン

Claims (4)

  1. 乗用車体(4)に苗植付部(10)を設け、施肥ホッパ(19)の繰出装置(15)で繰り出す肥料を施肥ホース(25)で苗植付部(10)の植付装置(9)近傍に送り出す苗移植機において、ブロア(13)の送風を施肥ホース(25)に通すと共に施肥ホッパ(19)内にも送り込み可能にしたことを特徴とする苗移植機。
  2. ブロア(13)からダクト(14)を通して送る送風を施肥ホッパ(19)内または施肥ホース(25)側のどちらか一方に切り換え可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
  3. ブロア(13)の送風を施肥ホッパ(19)内と施肥ホース(25)とに分岐したことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
  4. ブロア(13)への吸気ホースをエンジン(30)周辺に沿わせて吸気を温めることを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
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