JP2022026948A - 物品支持什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成の簡素化や部品点数の削減を図った上で、外観の体裁を向上させることができる低コストな物品支持什器を提供する。【解決手段】本発明の一態様に係る物品支持什器1は、上下方向に延びる支柱31と、支柱31から径方向に延び、床面Fに接地する脚51と、支柱31に設けられ、モニタMを支持するマウントユニット23と、を備えている。支柱31には、上下方向における全長に亘って支柱31を貫通して、第1配線110が通過する第1配線経路C1を構成する貫通孔34が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、物品支持什器に関する。
物品支持什器の一例として、モニタ支持什器がある。モニタ支持什器は、各種施設(オフィスや公共施設等)の執務室や会議室等において、モニタを所定の高さで支持する。例えば、下記特許文献1に示されるモニタ支持什器は、キャスタが設けられた脚体と、脚体から上方に立設された支柱と、支柱の上部に設けられてモニタを支持するブラケットと、を備えている。
特開2016-90652号公報
ところで、モニタ支持什器において、外観の体裁を向上させるためには、モニタから引き出される配線等がなるべく外部に露出していないことが好ましい。その上で、近年では、低コストなモニタ支持什器が望まれている。
特許文献1の構成にあっては、一対の支柱の間に、補助支柱や閉塞パネル等によって配線挿通空間を形成していることから、構成の簡素化や部品点数の削減を図ることが難しく、コスト削減には未だ改善の余地があった。
本発明は、構成の簡素化や部品点数の削減を図った上で、外観の体裁を向上させることができる低コストな物品支持什器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
本発明の一態様に係る物品支持什器は、上下方向に延びる支柱と、前記支柱から上下方向に交差する第1方向に延び、床面に接地する脚と、前記支柱に設けられ、物品を支持する物品支持部と、を備え、前記支柱には、上下方向における全長に亘って前記支柱を貫通して、第1配線が通過する第1配線経路を構成する貫通孔が形成されている。
本態様によれば、物品を支持する支柱に形成された貫通孔を第1配線経路として利用することができる。これにより、例えば支柱とは別に第1配線経路を設ける場合に比べ、構成の簡素化や部品点数の削減を図った上で、外観の体裁を向上させることができる。そのため、低コストな物品支持什器を提供できる。
しかも、本態様では、支柱の全長に亘って貫通孔を設けることで、貫通孔の上端開口部及び下端開口部を通じて第1配線が通過する。これにより、例えば支柱の途中に配線引出用の開口部を設ける場合に比べて更なる低コスト化を図ることができる。
上記態様の物品支持什器において、前記物品は、電子機器であり、前記支柱の外部は、前記物品から引き出される第2配線が通過する第2配線経路を構成していることが好ましい。
本態様によれば、例えば第2配線等、床面まで引き回さない配線については、第2配線経路を通過させることで、第2配線を遠回りさせずに他の電子機器まで引き回すことができる。これにより、配線長が無駄に長くなるのを抑制できる。
上記態様の物品支持什器において、前記支柱には、前記第2配線経路において前記第2配線を束ねる結束部材が設けられていることが好ましい。
本態様によれば、例えば第2配線の未使用時等は、余剰部分の第2配線を第2配線経路上で束ねておくことができる。これにより、第2配線が支柱の外側を通過する場合であっても、外観の体裁が損なわれるのを抑制できる。
上記態様の物品支持什器において、前記支柱には、前記支柱の構成材料よりも軟材質により形成されるとともに、前記貫通孔の上端開口縁を被覆する環状の被覆部材が設けられていることが好ましい。
本態様によれば、第1配線と貫通孔の上端開口縁とが直接接触するのを抑制できる。これにより、第1配線と支柱との摩擦等による第1配線の損傷を抑制できる。一方、支柱には高強度、高剛性の材料を用いることができる等、設計自由度の向上を図ることができる。
上記態様の物品支持什器において、前記被覆部材には、前記支柱に対して前記支柱の周方向に係合して、前記支柱に対する前記被覆部材の前記周方向の移動を規制する回り止め部が設けられていることが好ましい。
本態様によれば、被覆部材と第1配線との摩擦や、トップキャップと支柱との摩擦を抑制できるので、被覆部材の耐久性を向上させることができる。
上記態様の物品支持什器において、前記脚は、前記第1方向に延びる脚杆と、前記脚杆の先端部に設けられ、前記床面上を走行可能なキャスタと、を備えていることが好ましい。
本態様によれば、キャスタが脚杆の先端部に設けられていることで、第1配線経路の下端開口部とキャスタとを遠ざけることができる。これにより、第1配線経路から引き出された第1配線とキャスタとの干渉を抑制できる。
上記各態様によれば、構成の簡素化や部品点数の削減を図った上で、外観の体裁を向上させることができる。
第1実施形態に係る物品支持什器の斜視図である。 第1実施形態に係る物品支持什器の下部を一部分解して示す斜視図である。 第1実施形態に係る物品支持什器の上部を後方から見た斜視図である。 図3のIV-IV線に沿う断面図である。 図1のV-V線に沿う断面図である。 図5のVI-VI線に沿う断面図である。 図4のVII-VII線に沿う断面図である。 第2実施形態に係る物品支持什器の下部を一部分解して示す斜視図である。 図8のIX-IX線に沿う断面図である。 第2実施形態に係る物品支持什器の上部を後方から見た斜視図である。 図10のXI-XI線に沿う断面図である。 第3実施形態に係る物品支持什器の斜視図である。 第4実施形態に係る物品支持什器の斜視図である。 第4実施形態の変形例に係る物品支持什器の斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下で説明する実施形態や変形例において、対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。なお、以下の説明において、例えば「平行」や「直交」、「中心」、「同軸」等の相対的又は絶対的な配置を示す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差や同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。また、本実施形態において、「向かい合う」とは、2つの面それぞれの直交方向(法線方向)が互いに一致している場合に限らず、直交方向同士が交差している場合も含んでいる。なお、以下の説明において、物品支持什器1が設置された床面Fに直交する方向を上下方向(矢印UPが上方)とし、上下方向に直交する方向をそれぞれ前後方向(矢印FRが前方)及び左右方向(矢印LHが左側)とする。
(第1実施形態)
[物品支持什器1]
図1は、物品支持什器1の斜視図である。
図1に示すように、物品支持什器1は、各種施設(オフィスや公共施設等)に設置されている。物品支持什器1は、例えばモニタ(物品)Mを所定高さに支持した状態で、床面F上を移動可能に構成されている。これにより、施設内の所望の場所にモニタMを移動させることができる。
本実施形態において、モニタMは、例えば液晶ディスプレイである。モニタMの後面M1(表示面(前面)とは反対側を向く面)における中央部には、例えばVESA(Video Electronics Standards Association)にて制定されたVESA FPMPMI Standardに適合した位置及び寸法のねじ穴が形成されている。但し、モニタMには、情報を表示可能な構成であれば、液晶ディスプレイの他、有機ELディスプレイやホワイトボード、プロジェクタ投影用のスクリーン等であってもよい。
物品支持什器1は、支持体21と、基部22と、マウントユニット(物品支持部)23と、結束部材24と、を備えている。
<支持体21>
支持体21は、支柱31と、基部連結部32(図2参照)と、トップキャップ33と、を備えている。
支柱31は、上下方向に直線状に延びる筒状に形成されている。すなわち、支柱31には、支柱31を上下方向に貫通する貫通孔34が形成されている。支柱31は、貫通孔34の上端開口部及び下端開口部を通じて上下方向に開放されている。貫通孔34は、平面視において支柱31の軸線O1と同軸に配置された円形状である。なお、支柱31は、上下方向の全長に亘って貫通している構成であれば、角筒状等であってもよい。また、以下の説明では、平面視において支柱31の軸線O1に交差する方向を径方向(第1方向)といい、軸線O1回りに周回する方向を周方向(第2方向)という場合がある。
図2は、物品支持什器1の下部を一部分解して示す斜視図である。
図2に示すように、基部連結部32は、支柱31の下端部に固定されている。具体的に、基部連結部32は、連結ステー35と、補強部36と、を備えている。なお、基部連結部32は、脚支持部の一例である。
連結ステー35は、支柱31の下端部から径方向に突出している。連結ステー35は、上方に開口するU字状に形成されている。連結ステー35は、底壁35aと、底壁35aに対して周方向の両端縁から上方に延びる一対の側壁35bと、を備えている。連結ステー35は、軸線O1に対して放射状に複数設けられている。図示の例において、連結ステー35は、支柱31において軸線O1回りの周方向に90°間隔で4つ設けられている。但し、連結ステー35の数やピッチ等は、適宜変更が可能である。
補強部36は、支柱31及び連結ステー35に対して下方から固定されている。補強部36は、上下方向を厚さ方向とし、平面視でX字状をなす板状である。具体的に、補強部36は、ステー補強片41と、接続片42と、が一体に形成されている。
ステー補強片41は、連結ステー35の底壁35aに溶接等によって固定されている。ステー補強片41は、平面視における外形が底壁35aよりも大きい長方形状に形成されている。ステー補強片41は、底壁35aに対して径方向の外側(軸線O1から離反する側)及び周方向の両側にはみ出した状態で、底壁35aに固定されている。ステー補強片41及び底壁35aには、ステー補強片41及び底壁35aを上下方向に貫通する貫通孔45が形成されている。貫通孔45は、径方向に複数(例えば、2つ)並んで設けられている。
接続片42は、平面視において軸線O1と同軸に配置された環状に形成されている。接続片42は、支柱31の下端開口縁に溶接等によって固定されている。これにより、支柱31の下端開口部は、接続片42の内側を通して下方に開放されている。接続片42の外周縁には、ステー補強片41における径方向の内側端部がそれぞれ連なっている。
図3は、物品支持什器1の上部を後方から見た斜視図である。図4は、図3のIV-IV線に沿う断面図である。
図3、図4に示すように、トップキャップ33は、軸線O1と同軸に配置された筒状に形成されている。トップキャップ33は、支柱31の構成材料よりも軟材質等により一体に形成されている。なお、トップキャップ33は、軟材質として、支柱31よりも剛性の低い材料であればよい。本実施形態では、支柱31が金属材料(例えば、鋼材)であるのに対して、トップキャップ33が樹脂材料(例えば、ABS樹脂)により形成されている。
トップキャップ33は、筒部46と、フランジ部47と、フック部48と、を備えている。
筒部46は、支柱31の上端開口部を通じて支柱31内に嵌合されている。
フランジ部47は、軸線O1と同軸の環状に形成されている。フランジ部47は、筒部46の上端縁から径方向の外側に張り出している。フランジ部47は、支柱31の上端開口縁を上方から覆っている。したがって、支柱31の上端開口部は、トップキャップ33の内側を通じて上方に開放されている。すなわち、支持体21において、支柱31の内側(貫通孔34)、トップキャップ33の内側及び接続片42の内側は、上下方向に延びるとともに、外部に連通する第1配線経路C1を構成している。図示の例において、フランジ部47の内周縁は、丸みを帯びている。
フック部48は、筒部46の後端部に形成されている。具体的に、フック部48は、突出部48aと、拡大部48bと、を備えている。
突出部48aは、支柱31に形成された切欠き部31a(図4参照)を通じて、筒部46から径方向(後方)に突出している。切欠き部31aは、支柱31の後端において、上下方向に延在している。切欠き部31aは、支柱31(貫通孔34)の上端開口縁上で開放されている。突出部48aは、筒部46を支柱31内に嵌合する際に、切欠き部31aに対して上方から挿入される。これにより、突出部48aが切欠き部31aの内周縁に対して周方向の両側から保持される。すなわち、突出部48aは、支柱31に対するトップキャップ33の軸線O1回りの回動を規制する回り止め部としても機能する。なお、トップキャップ33は、支柱31に対して周方向で係合する回り止め部を突出部48aとは別に備えていてもよい。
拡大部48bは、突出部48aの先端部(後端部)に位置している。拡大部48bは、突出部48aに対して拡大している。
<基部22>
図1に示すように、基部22は、いわゆる多岐脚である。すなわち、基部22は、支柱31の下端部において軸線O1に対して放射状に延在する複数の脚51を備えている。なお、脚51は、床面Fに接地する構成であれば、支柱31の中途部に連結されていてもよい。脚51は、何れも同様の構成をなしているため、以下では一の脚51を例にして説明する。
脚51は、脚杆55と、キャスタ56と、を備えている。
脚杆55は、各連結ステー35を介して支持体21の下端部に連結されている。脚杆55は、例えばアルミニウム等によって一体に成形されている。脚杆55は、外装部61と、支持体連結部62と、を備えている。
図5は、図1のV-V線に沿う断面図である。図6は、図5のVI-VI線に沿う断面図である。
図2、図5、図6に示すように、外装部61は、下方に向けて開口するU字状に形成されている。具体的に、外装部61は、頂壁61aと、頂壁61aの外周縁のうち径方向の内側端縁を除く三方の縁部から下方に延びる周壁61bと、を備えている。外装部61の内面には、外装部61内に突出するリブ65(図2等参照)が形成されている。リブ65は、外装部61における径方向の両端部を回避した位置において、径方向や周方向に適宜延在している。
支持体連結部62は、外装部61内における径方向の内側端部に形成されている。支持体連結部62は、台座部68と、支持突起69と、を備えている。
台座部68は、外装部61の頂壁61aから下方に突出するとともに、外装部61内を径方向に延在している。台座部68における径方向の外側端部は、上述したリブ65のうち径方向の内側端部に連なっている。台座部68の下面は、外装部61の下端(周壁61bの下端)よりも上方に位置している。
台座部68の外寸法(周方向の幅)は、外装部61の内寸法(周方向の幅)よりも小さくなっている。台座部68の両側面(周方向を向く面)は、周壁61bの内面に対してそれぞれ周方向に離間している。したがって、台座部68に対して周方向の両側には、台座部68と周壁61bとにより区画された溝部70(図6参照)が形成されている。溝部70は、径方向の外側がリブ65によって閉塞される一方、径方向の内側が開放されている。
上述した連結ステー35は、外装部61内に収容されるとともに、外装部61内で台座部68を介して脚杆55に固定されている。具体的に、脚杆55と連結ステー35とは、連結ステー35の内側に台座部68が挿入されるとともに、連結ステー35の側壁35bが溝部70に挿入された状態で組み合わされている。この際、台座部68は、下面が連結ステー35の底壁35aに下方から支持された状態で、周方向の両側から連結ステー35の側壁35bに保持されている。連結ステー35の側壁35bは、台座部68と周壁61bとの間に配置されている。また、ステー補強片41は、外装部61の内側に配置されている。ステー補強片41における周方向の両端縁は、外装部61の内面に周方向で近接又は当接している。
台座部68の下面のうち、上述した貫通孔45と平面視で重なり合う部分には、雌ねじ部71が形成されている。各雌ねじ部71には、各貫通孔45を通じて下方からねじ73がそれぞれ螺着されている。なお、台座部68と連結ステー35との固定方法は、ねじに限らず、爪による係止や溶接等であってもよい。
図2、図6に示すように、支持突起69は、周壁61bの内面のうち台座部68と周方向で対向する部分から台座部68に向けて周方向に突出している。支持突起69は、上下方向に直交する断面形状が半円状に形成されるとともに、上下方向に延在している。支持突起69は、径方向に間隔をあけて複数(例えば、2つ)形成されている。本実施形態において、支持突起69は、上述した雌ねじ部71に対して径方向にずれた位置に配置されている。但し、支持突起69は、任意の位置に任意の数設けることが可能である。また、支持突起69は、上下方向に間欠的に設けられていてもよい。
脚杆55と基部連結部32とが組み合わされた状態において、支持突起69は、連結ステー35の側壁35bに周方向で近接又は当接している。すなわち、側壁35bは、支持突起69を介して外装部61によって周方向の外側から保持されている。但し、側壁35bは、外装部61によって周方向の外側から直接保持されていてもよい。なお、支持突起69の下端面は、ステー補強片41に上下方向から近接又は当接している。
図1に示すように、キャスタ56は、各脚杆55の先端部に取り付けられている。キャスタ56は、床面Fに沿う軸線回りに回転可能な車輪56aが、上下方向に沿う軸線回りに旋回可能に構成されている。物品支持什器1は、車輪56aの回転により床面F上を走行する。なお、キャスタ56は、必須の構成ではない。すなわち、物品支持什器1は、脚杆55がキャスタ56を介して床面Fに接地する構成に限らず、脚杆55が床面Fに直接接地する構成であってもよい。
<マウントユニット23>
図3、図4に示すように、マウントユニット23は、支持ブラケット80と、連結ブラケット81と、を備えている。
支持ブラケット80は、支柱31の上端部に固定されている。具体的に、支持ブラケット80は、一対の側方支持片85と、下方支持片86と、を備えている。
各側方支持片85は、支柱31の外周面のうち左右方向で対向する部分に溶接等により固定されている。各側方支持片85は、後端部において前方に向かうに従い左右方向で互いに離間する向きに延在した後、前端部において前方に向けて直線状に延在している。
各側方支持片85の前端部には、貫通孔88が形成されている。各側方支持片85のうち、貫通孔88よりも上方に位置する部分には、係止溝89が形成されている。係止溝89は、前方に向かうに従い上方に向けて傾斜して延在している。係止溝89は、各側方支持片85の上角部において開放されている。
図7は、図4のVII-VII線に沿う断面図である。
図4、図7に示すように、下方支持片86は、各側方支持片85の下端部同士を架け渡している。下方支持片86は、上下方向を厚さ方向として配置されている。
図3、図4に示すように、連結ブラケット81は、モニタMに着脱可能に連結されるとともに、支持ブラケット80に着脱可能に支持される。具体的に、連結ブラケット81は、取付ベース90と、ベース連結部91と、を備えている。
取付ベース90は、前後方向を厚さ方向とする板状に形成されている。取付ベース90には、複数組のモニタ取付孔93が形成されている。同一組のモニタ取付孔93は、正面視において取付ベース90の中心に対して回転対称(例えば、4回対称)となる位置にそれぞれ設けられている。各組のモニタ取付孔93は、物品支持什器1に取り付けられるモニタMの種類に応じて適宜選択される。モニタMは、選択されたモニタ取付孔93を通じてねじ95が螺着されることで、取付ベース90に固定される。なお、図示の例のように、取付ベース90とモニタMとの間には、適宜スペーサ96等を介在させてもよい。
図3、図4、図7に示すように、ベース連結部91は、平面視でハット型に形成されている。具体的に、ベース連結部91は、一対の外フランジ部97と、一対の縦壁部98と、横壁部99と、を備えている。
一対の外フランジ部97は、取付ベース90の後面において、左右方向に間隔をあけた状態で固定されている。
図7に示すように、一対の縦壁部98は、各外フランジ部97のうち左右方向の内側端縁(外フランジ部97同士の向かい合う端縁)からそれぞれ後方に突出している。各縦壁部98には、上孔100及び下孔101が形成されている。上孔100には、左右方向の外側から係止用ねじ105が挿入されている。係止用ねじ105は、縦壁部98の内面(ベース連結部91の内側を向く面)に固定されたナットに螺着されている。係止用ねじ105は、頭部が縦壁部98から離間した状態で縦壁部98に保持されている。すなわち、係止用ねじ105の軸部は、縦壁部98から左右方向の外側に突出する引掛け部105aを構成している。
引掛け部105aは、係止溝89の上端開口部を通じて係止溝89内に挿入されている。これにより、引掛け部105aが係止溝89内で係止されている。
下孔101は、引掛け部105aが係止溝89内に係止された状態において、貫通孔88と側面視で重なり合っている。下孔101には、貫通孔88を通じて固定用ねじ106が挿入されている。固定用ねじ106は、縦壁部98の内面に固定されたナットに螺着されている。これにより、連結ブラケット81が支持ブラケット80に連結されることで、マウントユニット23を介してモニタMが支持体21に支持される。
横壁部99は、縦壁部98の後端部同士を架け渡している。取付ベース90、縦壁部98及び横壁部99で囲まれた空間は、上方に開口する物品収納部120を構成している。物品収納部120の下端開口部は、上述した下方支持片86で閉塞されている。物品収納部120内には、例えばリモコン等を差し入れることができる。リモコンは、下方支持片86に下方から支持された状態で物品収納部120内に保持される。
<結束部材24>
図3に示すように、結束部材24は、例えば樹脂材料(ポリエステルスエード等)や革等、可撓性を有する材料により帯状に形成されている。結束部材24における延在方向の両端部には、それぞれスリット24aが形成されている。結束部材24は、両方のスリット24aを重ね合わせた状態で、トップキャップ33のフック部48に引っ掛けられている。結束部材24で囲まれた部分は、後述する第2配線111が通過可能な配線挿通部24bを構成している。
ここで、支柱31の外側において、支柱31の上端部周辺の領域は、第2配線挿通経路C2を構成している。本実施形態において、第2配線挿通経路C2は、モニタMの後方空間であって、モニタMの前方から視認不能になっている。結束部材24は、第2配線経路C2に設けられるとともに、第2配線経路C2において配線挿通部24bが開口している。
上述したモニタMには、第1配線110及び第2配線111がそれぞれ接続されている。
第1配線110は、例えばモニタMの電源ケーブルである。第1配線110は、モニタMから引き出された後、トップキャップ33の内側を通じて第1配線経路C1に挿入されている。第1配線110は、支柱31の内側(貫通孔34)を上下方向に配索された後、接続片42の内側を通じて第1配線経路C1から下方に引き出されている。第1配線経路C1から引き出された第1配線110は、例えば隣り合う脚杆55の間を通って床面Fに沿って引き回された後、外部電源(不図示)に接続される。
第2配線111は、例えばモニタMと他の電子機器との通信ケーブル(例えば、HDMI(登録商標)ケーブル等)である。他の電子機器とは、例えばパソコン等、モニタMとの接続機器である。他の電子機器は、物品支持什器1に支持されていても、他の什器(例えば、テーブル等)に支持されていてもよい。第2配線111は、例えば未使用時(他の電子機器に接続されていない状態)において、複数個の環状部が重なり合うようにまとめた状態で、結束部材24に保持されている。具体的には、結束部材24における一方の端部をフック部48から取り外した状態で、環状部の内側に挿入した後、一方の端部を再びフック部48に取り付ける。これにより、第2配線111の一部が配線挿通部24bを通過した状態で、第2配線111が結束部材24に保持される。なお、第1配線110及び第2配線111は、それぞれ複数ずつであってもよい。また、第1配線110及び第2配線は、それぞれ電源ケーブルであっても、通信ケーブルであってもよい。さらに、第2配線111は、使用時において、結束部材24に保持されていてもよい。
このように、本実施形態の物品支持什器1では、支柱31を上下方向に貫通する貫通孔34が、上端開口部及び下端開口部を通じてモニタMから引き出される第1配線110が通過する第1配線経路C1を構成している。
この構成によれば、モニタMを支持する支柱31の内側を第1配線経路C1として利用することができる。これにより、例えば支柱とは別に第1配線経路を設ける場合に比べ、構成の簡素化や部品点数の削減を図った上で、外観の体裁を向上させることができる。そのため、低コストな物品支持什器1を提供できる。
しかも、本実施形態では、支柱31の全長に亘って貫通孔34を設けることで、貫通孔34の上端開口部及び下端開口部を通じて第1配線110が通過する。これにより、例えば支柱の途中に配線引出用の開口部を設ける場合に比べて更なる低コスト化を図ることもできる。
本実施形態の物品支持什器1は、支柱31の外側に第2配線経路C2が設けられる構成とした。
この構成によれば、例えば第2配線111等、床面Fまで引き回さない配線(第1配線110と異なる種類の配線)については、第2配線経路C2を通過させることで、第2配線111を遠回りさせずに他の電子機器まで引き回すことができる。これにより、配線長が無駄に長くなるのを抑制できる。
本実施形態の物品支持什器1では、支柱31に結束部材24が設けられている構成とした。
この構成によれば、例えば第2配線111の未使用時等は、余剰部分の第2配線111を第2配線経路C2上で束ねておくことができる。これにより、第2配線111が支柱31の外側を通過する場合であっても、外観の体裁が損なわれるのを抑制できる。
本実施形態の物品支持什器1では、支柱31(貫通孔34)の上端開口縁を被覆するトップキャップ33を備える構成とした。
この構成によれば、第1配線110と貫通孔34の上端開口縁とが直接接触するのを抑制できる。これにより、第1配線110と支柱31との摩擦等による第1配線110の損傷を抑制できる。一方、支柱31には高強度、高剛性の材料を用いることができる等、設計自由度の向上を図ることができる。
本実施形態の物品支持什器1では、トップキャップ33が支柱31に対する回転を規制するフック部48を備えている構成とした。
この構成によれば、トップキャップ33と第1配線110との摩擦や、トップキャップ33と支柱31との摩擦を抑制できるので、トップキャップ33の耐久性を向上させることができる。
本実施形態の物品支持什器1では、脚杆55の先端部にキャスタ56が設けられている構成とした。
この構成によれば、キャスタ56が脚杆55の先端部に設けられていることで、第1配線経路C1の下端開口部とキャスタ56とを遠ざけることができる。これにより、第1配線経路C1から引き出された第1配線110とキャスタ56との干渉を抑制できる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係る物品支持什器200の下部を一部分解して示す斜視図である。図9は、図8のIX-IX線に沿う断面図である。
図8、図9に示す物品支持什器200において、支持体211の基部連結部220は、連結ステー35と、係止孔221と、を備えている。
連結ステー35は、第1実施形態と同様、支柱31の下端部から軸線O1に対して放射状に設けられている。本実施形態において、各連結ステー35は、底壁35a同士が連結環222によって一体に接続されている。連結環222は、軸線O1と同軸に配置されるとともに、支柱31の下端開口縁に溶接等によって固定されている。
係止孔221は、支柱31のうち連結ステー35の上方に位置する部分を径方向に貫通している。
脚210の支持体連結部230は、台座部68と、支持突起69と、係止爪231と、を備えている。
係止爪231は、台座部68の上端部から径方向の内側に突出している。係止爪231は、頂壁61aに対して径方向の内側において上方に突出している。
脚210は、係止爪231を係止孔221内に差し入れつつ、台座部68を連結ステー35の内側に挿入することで、基部連結部321に組み付けられる。台座部68は、第1実施形態と同様に、下面が連結ステー35の底壁35aに下方から支持された状態で、周方向の両側から連結ステー35の側壁35bに保持されている。
図10は、第2実施形態に係る物品支持什器200の上部を後方から見た斜視図である。図11は、図10のXI-XI線に沿う断面図である。
図10、図11に示すように、トップキャップ240は、筒部46と、フランジ部47と、を備えている。すなわち、実施形態のトップキャップ240は、上述したフック部48(図2参照)を備えていない。一方、支柱31の上端部には、後方に向けてフック部241が設けられている。フック部241は、突出部241aと、拡大部241bと、を備えている。フック部241には、結束部材24が取り付けられている。
マウントユニット212は、支持ブラケット250と、連結ブラケット251と、を備えている。
支持ブラケット250は、支柱31の上端部に固定されている。支持ブラケット250は、平面視において、後方に開口するU字状に形成されている。具体的に、支持ブラケット250は、一対の側方支持片260と、接続片261と、を備えている。
各側方支持片260は、支柱31の外周面のうち左右方向で対向する部分に溶接等により固定されている。各側方支持片260は、左右方向を厚さ方向として、前方に向けて延在している。各側方支持片260には、各側方支持片260を左右方向に貫通する上孔265及び下孔266が形成されている。
接続片261は、各側方支持片260の前端部同士を架け渡している。
連結ブラケット251は、支持ブラケット250に対して左右両側に一対設けられている。各連結ブラケット251は、取付ベース270と、ベース連結部271と、を備えている。
取付ベース270には、複数組のモニタ取付孔93が形成されている。
ベース連結部271は、取付ベース270における左右方向の内側端縁から後方に突出している。ベース連結部271の下部には、貫通孔275が形成されている。ベース連結部271の上部には、係止溝276が形成されている。係止溝276は、後方に向かうに従い下方に向けて傾斜して延在している。係止溝276の後端部は、ベース連結部271の後端縁で開放されている。
本実施形態のマウントユニット212において、支持ブラケット250と連結ブラケット251とを組み付けるには、上孔265に係止用ねじ105を螺着した状態で、連結ブラケット251の係止溝276を係止用ねじ105に引っ掛ける。その後、貫通孔275と下孔266とを重ね合わせた状態で、貫通孔275を通じて下孔266に固定用ねじ106を螺着する。
以上により、マウントユニット212を介してモニタMが支持体211に支持される。
本実施形態においても、上述した第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第3実施形態)
図12は、第3実施形態に係る物品支持什器300の斜視図である。本実施形態では、物品支持什器300では、複数のモニタMを支持する点で上述した実施形態と相違している。以下の説明において、第1実施形態に対応する構成については、第1実施形態と同様の符号を用いて説明を省略する。但し、第1実施形態及び第2実施形態で対応する構成については、以下の実施形態でも適宜置き換えることが可能である。
図12に示す物品支持什器300において、支持体305は、複数(例えば、2本)の支柱31が左右方向に間隔をあけて配置されている。各支柱31の上端部には、前後両側にマウントユニット23(例えば、図3参照)を介してモニタMが取り付けられている。すなわち、本実施形態の物品支持什器300では、2本の支柱31に対して前後2つのモニタMが取り付けられることで、合計4つのモニタMを支持している。なお、本実施形態において、前後方向で対向するモニタMの間の空間は、例えば第2配線111が引き回される第2配線経路C2を構成している。
なお、支持体305は、中間棚板311と、上段棚板312と、を備えている。
中間棚板311は、モニタMの下方に上下方向を厚さ方向として配置されている。中間棚板311は、隣り合う支柱31間に架け渡されている。図示の例において、中間棚板311は、支柱31に対して前後両側に張り出している。
上段棚板312は、モニタMの上方に、上下方向を厚さ方向として配置されている。上段棚板312は、棚板ブラケット313を介して例えばマウントユニット23(支持ブラケット80)に連結されている。したがって、本実施形態においても、支柱31の上端開口部は開放されている。なお、上段棚板312には、例えばカメラ等を載置できる。
基部22は、脚51と、連結杆320と、を備えている。
脚51は、各支柱31の下端部に一対ずつ設けられている。各支柱31に設けられた脚51は、左右方向の外側に向かうに従い前後方向に互いに離間する向きに延在している。
連結杆320は、隣り合う支柱31の下端部同士を連結している。連結杆320と支柱31とは、脚杆55と支柱31との連結構造と同様の方法により取り付けることが可能である。
本実施形態では、上述した実施形態と同様の効果を奏するとともに、複数のモニタMを支持する場合であっても、構成の簡素化や部品点数の削減を図った上で各種配線110,111が外部に露出するのを抑制できる。
(第4実施形態)
図13は、第4実施形態の物品支持什器400の斜視図である。本実施形態では、物品支持部の一例として天板401を採用した場合について説明する。
図13に示す物品支持什器400において、天板401は支柱31における上下方向の中央部に設けられている。天板401は、中心が軸線O1上に配置された円形状に形成されている。天板401には、支柱31が上下方向に貫通している。天板401は、支柱31に設けられたブラケット(不図示)を介して支柱31に連結されている。
本実施形態において、支柱31の上端部には、テーブルタップ410が設けられている。テーブルタップ410は、軸線O1と同軸上の円板状に形成されている。テーブルタップ410の外周面には、コンセントやUSB等の各種電気接続部410aが開口している。電気接続部410aは、周方向に間隔をあけて複数形成されている。電気接続部410aには、例えば天板401上に載置される電子機器から引き回される配線(不図示)が接続される。すなわち、支柱31の周囲において、天板401の上方空間は、第2配線経路C2を構成している。
支柱31の上端開口部は、テーブルタップ410によって閉塞されている。テーブルタップ410から引き出された電源配線(第1配線)410bは、支柱31の上端開口部を通じて下方に引き回された後、支柱31の下端開口部を通じて支柱31から引き出されている。したがって、本実施形態においても支柱31の内側は、支柱31の全長に亘って延びる第1配線経路C1を構成している。
本実施形態においても、支柱31の内側を支柱31の全長に亘って第1配線経路C1とすることで、構成の簡素化や部品点数の削減を図った上で、外観の体裁を向上させることができる。なお、支柱31の上端部に取り付けられる電子機器としては、テーブルタップ410に限らず、例えばスピーカ等であってもよい。
(変形例)
なお、図14に示す物品支持什器400のように、天板401は支柱31の上端部において、テーブルタップ410に対して近接した位置に設けられていてもよい。
(その他の変形例)
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
上述した実施形態では、結束部材の両端部がフック部に引っ掛けられる構成について説明したが、この構成に限られない。結束部材24としては、例えば一方の端部に他方の端部を留めるバックルを有するもの等であってもよい。また、結束部材24は、必ずしも配線挿通部24bを有する構成に限られない。この場合、例えばフック部48自体を結束部材として利用し、第2配線111がフック部48に巻回される構成であってもよい。
上述した実施形態では、物品(モニタM等)を支持する物品支持部としてマウントユニット23や天板401を採用する場合について説明したが、この構成に限られない。例えば、物品支持部は、上下方向に間隔をあけて支柱に設けられた複数の棚板等でもよい。また、物品支持部に支持される物品は、必ずしも電子機器に限られない。
上述した第1実施形態から第3実施形態では、物品支持部(マウントユニット)に支持された電子機器(モニタM)から引き出された第1配線110が第1配線経路C1を通過する構成について説明し、第4実施形態では支柱31の上端部に設けられたテーブルタップ410から引き出された電源配線410bが第1配線経路C1を通過する構成について説明した。このように、第1配線経路C1を通過する第1配線は、物品支持部に支持された電子機器、若しくは支柱31に取り付けられた電子機器であればよい。
上述した実施形態では、基部22として多岐脚を例にして説明したが、この構成に限られない。基部22は、例えば円盤脚等であってもよい。
上述した実施形態では、支柱が支柱の同軸上に貫通孔を有する筒状である構成について説明したが、この構成に限られない。貫通孔は、支柱と同軸に配置されていなくてもよい。この場合、貫通孔は、一つの支柱に対して一つ又は複数設けることが可能である。
トップキャップは、少なくとも支柱31の上端開口縁を覆う構成であればよい。例えば、上述した実施形態では、筒部46を支柱31内に嵌合することで、トップキャップを支柱31に装着しているが、例えばトップキャップがフランジ部47に相当する部分のみを有し、支柱31の上端開口縁上に接着等によって固定してもよい。また、支柱31の下端開口縁を覆うように軟材質からなる被覆部材を設けてもよい。
上述した実施形態に係る物品支持什器の一部又は全部は、以下のように付記することができる。
[付記1]
上下方向に延びる支柱と、
前記支柱から上下方向に交差する第1方向に延びる複数の脚支持部と、
前記複数の脚支持部にそれぞれ取り付けられた複数の脚と、を備え、
前記脚支持部は、
底壁と、
平面視において前記底壁のうち前記第1方向に交差する第2方向の両端部から上方に延びる一対の側壁と、を備え、
前記脚は、前記一対の側壁の間に保持されるとともに、前記底壁に対して固定されている物品支持什器。
[付記1]の構成によれば、脚が脚支持部の側壁によって第2方向の両側から保持されることで、脚と支柱との連結部分において第2方向への取付強度を高めることができる。これにより、耐久性を向上させることができる。
[付記2]
前記脚は、
前記脚支持部を収容するとともに、前記脚の外面を構成する外装部と、
前記外装部の内面から突出して、前記一対の側壁の間に保持されるとともに、前記底壁に対して固定された台座部と、を備え、
前記一対の側壁は、前記外装部の内面と前記台座部の側面との間に形成された溝内に挿入されている前記付記1に記載の物品支持什器。
[付記2]の構成によれば、脚支持部が脚の側面上に露出しないので、物品支持什器の体裁を向上させることができる。しかも、脚支持部が外装部によって外側から囲まれるため、脚支持部を外装部によって補強することができる。
なお、支柱は、中空でなくてもよい。
また、物品支持什器は、上述したモニタMを支持する構成の他、テーブルや棚等、電子機器以外の物品を支持する構成であってもよい。
脚支持部の側壁は、脚の外側から脚を保持してもよい。また、側壁は、底壁の両側縁の少なくとも一部から上方に延びていればよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…物品支持什器
23…マウントユニット(物品支持部)
24…結束部材
31…支柱
34…貫通孔
47…フランジ部(被覆部材)
48a…突出部(回り止め部)
51…脚
55…脚杆
56…キャスタ
110…第1配線
111…第2配線
200…物品支持什器
210…脚
212…マウントユニット(物品支持部)
300…物品支持什器
400…物品支持什器
401…天板(物品支持部)
410b…電源配線(第1配線)
C1…第1配線経路
C2…第2配線経路

Claims (6)

  1. 上下方向に延びる支柱と、
    前記支柱から上下方向に交差する第1方向に延び、床面に接地する脚と、
    前記支柱に設けられ、物品を支持する物品支持部と、を備え、
    前記支柱には、上下方向における全長に亘って前記支柱を貫通して、第1配線が通過する第1配線経路を構成する貫通孔が形成されている物品支持什器。
  2. 前記物品は、電子機器であり、
    前記支柱の外部は、前記物品から引き出される第2配線が通過する第2配線経路を構成している請求項1に記載の物品支持什器。
  3. 前記支柱には、前記第2配線経路において前記第2配線を束ねる結束部材が設けられている請求項2に記載の物品支持什器。
  4. 前記支柱には、前記支柱の構成材料よりも軟材質により形成されるとともに、前記貫通孔の上端開口縁を被覆する環状の被覆部材が設けられている請求項1から請求項3の何れか1項に記載の物品支持什器。
  5. 前記被覆部材には、前記支柱に対して前記支柱の周方向に係合して、前記支柱に対する前記被覆部材の前記周方向の移動を規制する回り止め部が設けられている請求項4に記載の物品支持什器。
  6. 前記脚は、
    前記第1方向に延びる脚杆と、
    前記脚杆の先端部に設けられ、前記床面上を走行可能なキャスタと、を備えている請求項1から請求項5の何れか1項に記載の物品支持什器。

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