JP2008165035A - パネル型表示装置および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁掛けに必要な構成の金銭的コストが高く、安全性が低く、見た目も悪く、ノイズも発生していた。
【解決手段】表示部を支持するスタンド部の方向を変え当該スタンド部を壁に固定することにより壁掛け可能な表示装置において、上記スタンド部は、底面部と当該底面部から略垂直に立設する支柱部とからなり、かつ底面部には壁への固定に使用可能な底面側ビス孔を形成し、支柱部には上記表示部との固定のための支柱側ビス孔を形成し、上記表示部は、下面付近において上記支柱部との固定のための固定部を形成し、かつ背面の所定位置に凹部を形成し当該凹部を構成する面に上記支柱部との固定のための背面側ビス孔を形成した。
【選択図】図5

Description

本発明は、壁掛け使用が可能なパネル型表示装置および表示装置に関する。
従来においては、画像表示部1の背面のチルトユニット1aとスタンド2とを締結しているネジ3を外してチルトユニット1aとスタンド2を分解し、スタンド2の向きを90度回転させた状態でチルトユニット1aとスタンド2とをネジ3で接続し、スタンド2の底面を壁面に平行に固定することにより、画像表示部1を壁面と平行に配置して掛け状態で使用する構造が知られている(特許文献1参照。)。
また、ベースブラケット140を壁160にボルト147により締結させた後、ベースブラケット140の係止突起部141にモニタ装置のベース部材130の係止突起受容孔132aを結合することにより、モニタ装置を壁160に付着させる構成が知られている(特許文献2参照。)。
また、液晶モニタの本体部1とスタンド2とを結合している支柱3の両端の結合部3a,3bにおいて、本体部1とスタンド2をそれぞれ回転させることで、本体部1、スタンド2、支柱3が平面状になりこれらを壁掛けできるようにした構造が知られている(特許文献3参照。)。
また従来では、壁掛け使用に対応させた液晶ディスプレイ等の表示装置は、いわゆるVESA(Video Electronics Standards Association)規格に基づいた取付用金具を予め背面側の筺体内に備えており、この取付用金具に対して、ユーザが別途購入した壁掛け用の治具を背面側から接続し、この治具を壁に対して固定することで壁掛け使用を実現可能であった。
特開2001‐236024号公報 特開2006‐154842号公報 特開平11‐219127号公報
上記文献はいずれも画像表示装置を壁掛け可能とするものであるが、次のような課題があった。
つまり、上記文献1においては、画像表示部1の背面下方に飛び出たチルトユニット1aとスタンド2とによって画像表示部1を支持するため、画像表示部1を壁掛け時に支持するために必要な部材の重量が大きくなってしまう。また、それ自体が画像表示部1の背面から後方に飛び出ているチルトユニット1aに対してスタンド2を接続するため、壁と画像表示部1との距離が長くなる。その結果、上記文献1においては壁から空中に支持した画像表示部1の安定性を確保し難く危険であった。さらに文献1の図7から明らかなように、壁掛け状態とした画像表示部1を正面から見たときに背後のスタンド2が見えてしまい見苦しかった。
また上記文献2においては、モニタ装置を壁掛け使用するときにはベースブラケット140という別の部材が必要であるため、モニタ装置の壁掛けを実現するために余分な金銭的コストを要していた。
また上記文献3においては、本体部1とともにスタンド2も壁上に並べられた状態となるため壁掛け使用時にスタンド2がユーザから丸見えであり非常に見苦しかった。また、本体部1の背面が壁に密着しているため本体部1の背面からの排熱が妨害されるという問題もあった。
また、上記取付用金具および壁掛け用の治具を用いた壁掛け方法では、治具を別途購入する必要があるとともに、壁掛けのためだけに必要な取付用金具を予め表示装置に具備させておく必要があったため、非常に高コストであった。また、取付用金具を表示装置の筺体内に固定しておくには、その固定のためのボスやネジ等が必要であり製品コストが上がる。また、取付用金具は、筺体内の電子基板に対する電気的影響を考慮し、当該基板と所定距離離れた位置に配設しなければならない。そのため、筺体内における各電子部品の配置や配置する部品の大きさ等の選定が難しく、その結果、表示装置の製造難度や製造コストをより高くしていた。さらに、昨今薄型化が要求される表示装置においては、上記取付用金具を筺体内に配設した場合、取付金具と背面側の筺体内面との距離を殆ど確保できない状態であり、その結果、取付用金具の微小な振動が筺体に伝わってノイズが生じる現象いわゆるビビリが発生しやすかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので 壁掛けによる使用を、高い安全性にてかつ見苦しさもなくかつ低コストな構造でかつ従来のように壁掛けのためだけに必要な取付用金具を予め具備させていたことによる各種不都合を排除して実現可能な、パネル型表示装置および表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の表示装置は、表示部を支持するスタンド部の方向を変え当該スタンド部を壁に固定することにより壁掛け可能である。
スタンド部は、底面部と当該底面部から略垂直に立設する支柱部とからなり、かつ底面部には壁への固定に使用可能な底面側ビス孔を形成し、支柱部には上記表示部との固定のための支柱側ビス孔を形成している。表示部は、下面付近において上記支柱部との固定のための固定部を形成し、かつ背面の所定位置に凹部を形成し当該凹部を構成する面に上記支柱部との固定のための背面側ビス孔を形成している。
本発明の構成によれば、スタンド部の支柱部を表示部の固定部に対して固定すれば、机上や床面上など任意の場所にスタンド部によって表示部を立たせた状態(通常使用状態)にでき、一方、スタンド部の支柱部を表示部の凹部に対してビス止めで固定し、かつスタンド部の底面部を任意の壁に対してビス止めで固定すれば、表示部を壁掛け状態とすることができる。つまり、表示装置が本来的に備えているスタンド部を壁掛けにも使用するため、従来のような取付用金具および壁掛け用の治具が不要となる。また、表示部を壁掛け状態とする場合、背面に形成した凹部に対してスタンド部の支柱部を固定するため、壁と表示部との距離を従来よりも狭めることができ、その結果、空中での表示部の安定性が高まる。
通常使用状態においては、スタンド部の底面部に形成した底面側ビス孔は不要であるとともにできるだけユーザの視界に入らない方が表示装置の外観上好ましい。
そこで底面部は、支柱部と固定部とが固定されたときに表示部の前面側に含まれる範囲よりも表示部の背面側に含まれる範囲により多くの底面側ビス孔を形成するとしてもよい。かかる構成とすれば、通常使用状態においてユーザの目に入る底面側ビス孔の数を減らすことができ、表示装置の美観を保つことができる。
また底面部は、少なくとも支柱部と固定部とが固定されたときに表示部の前面側に含まれる範囲においては、表示部の下面と重なる位置に底面側ビス孔を形成するとしてもよい。上記前面側に含まれる底面部の範囲においては、底面側ビス孔を形成する場合でも上方の表示部の下面と重なる位置に形成することで、できるだけビス孔の存在を目立たなくすることができ、表示装置の美観を保つことができる。
スタンド部は、底面部および支柱部の芯となる板金部材と、当該板金部材の表面を覆うカバー部材とからなり、板金部材にのみ底面側ビス孔を形成してもよい。かかる構成によれば、通常使用状態においてはカバー部材で板金部材を覆うことで底面側ビス孔を完全に隠すことができ表示装置の美観を保つことができる。壁掛け状態とする場合にはカバー部材を外して板金部材をその底面側ビス孔を用いて壁に固定すればよい。
支柱部は、支柱側ビス孔を形成した平面部と当該平面部の両側の縁を平面部に対して略垂直に折り曲げることにより形成したレール部とからなり、上記凹部は、背面側ビス孔を形成した面に上記レール部と嵌合して凹部の奥方に支柱部を導く溝部を形成した構成としてもよい。かかる構成によれば、支柱部を凹部に対して固定するときに、レール部を溝部に嵌合させて支柱部を凹部の奥に導いた状態で支柱側ビス孔と背面側ビス孔とをビス止めできるため、ビス止め作業中において表示部が空中で安定し作業がやり易い。
底面部の外周は、支柱部を上記凹部に対して固定したときに表示部の背面の外周の範囲内に収まる大きさとする。かかる構成によれば、表示部を壁掛け状態としたときに、表示部の背後にスタンド部の底面部全体が隠れるため、表示部を正面から見るユーザの視界にスタンド部が入ることが防止でき、その結果、壁掛け状態においても表示装置の美観を保つことができる。
上述の各構成を踏まえて、表示用パネルを筺体に収容した表示部を支持するスタンド部の方向を変え当該スタンド部を壁に固定することにより壁掛け可能なパネル型表示装置において、上記スタンド部は、外周が略楕円形の底面部と、底面部の略中心位置から底面部に対して略垂直に立設する支柱であって上記表示用パネルと略平行な平面部と当該平面部の両側の縁を平面部に対して略垂直に折り曲げることにより形成したレール部とからなる支柱部とを備え、底面部および支柱部は芯材としての板金部材と当該板金部材を覆う樹脂製カバーとからなり、底面部に該当する板金部材の部位には壁への固定に使用可能な貫通孔としての底面側ビス孔を複数形成し、平面部に該当する板金部材の部位には表示部との固定のための貫通孔としての支柱側ビス孔を複数形成し、上記表示部は、下面付近の筺体内部に支柱部を挿入させたときに平面部と対面する部位に、支柱側ビス孔とともにビスを受け入れ可能な固定部を形成し、筺体の背面には、当該背面の略中心位置の上下方向の延長線上において、背面側および下面側に開口した凹部を形成し、かつ、当該凹部を構成する面のうち下方向を向く面に、上記支柱部のレール部と嵌合して凹部の奥方に支柱部を導く溝部と、凹部の奥方に導かれた支柱部の平面部と対面する位置に支柱側ビス孔とともにビスを受け入れ可能なボスを複数形成し、かつ、底面部の外周は、支柱部を上記凹部に対して固定したときに表示部の背面の外周の範囲内に収まる大きさである構成を把握することができる。
つまり、パネル型表示装置という具体的製品においても上記各表示装置と同様の作用および効果を発揮する。
以下では図面を参照しながら本発明の一実施形態を説明する。
図1は、通常使用状態とした表示装置10の側面図である。表示装置10はパネル型表示装置であり、概略、表示部20とスタンド部30とから構成されている。
表示部20は、液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどの表示用パネル(不図示)を樹脂製の筺体に内蔵している。表示部20は、筺体の前面22に形成した略矩形の開口(不図示)から表示用パネルを外部に露出させている。
スタンド部30は、底面部32と、底面部32の略中央位置から略垂直に立設した支柱部31とによって構成されており、通常使用状態においては底面部32が任意の床面や机上に置かれ、支柱部31が表示部20を下面23付近において固定することで、表示部20を起立させている。
具体的には、支柱部31の先端部分(板金部分31a)を下面23の所定位置に形成した穴から表示部20の筺体内部に挿入し、この挿入した板金部分31aと、板金部分31aと対面する表示部20内の部位(固定部)24とをビス止めすることにより、スタンド部30によって表示部20を支持し通常使用状態を実現する。
図2はスタンド部30の正面図(前面側から見た図)であり、図3はスタンド部30の上面図である。スタンド部30は、底面部32および支柱部31の芯材としての板金部材と、板金部材の表面を覆う樹脂製カバーによって構成されている。板金部材は、底面部32に該当する板金部分32aと、支柱部31に該当する略平面状の上記板金部分31aとからなる。樹脂製カバーは、板金部分32aを上から覆うカバー部分32bと、板金部分31aの根元側の所定範囲を覆うカバー部分31bとからなる。言い換えれば、底面部32は、板金部分32aとカバー部分32bによって構成され、支柱部31は板金部分31aとカバー部分31bによって構成されている。
図2に示すように、支柱部31の板金部分31aは、複数箇所にビス孔(支柱側ビス孔)31a1を貫通させて形成している。本実施形態では、ビス孔31a1と表示部20内の固定部24とを互いにビス止めすることにより通常使用状態を実現する。通常使用状態とした場合、板金部分31aの平面部31a3は、表示部20の表示用パネルの面と略平行となる。またビス孔31a1は、後述するように表示装置10を壁掛け状態とするときにスタンド部30と表示部20とを固定するためのビス孔でもある。
図3に示すように、支柱部31の板金部分31aは、上記平面部31a3と、平面部31a3の両側の縁を平面部31a3に対して略垂直に折り曲げることにより形成したレール部31a2とからなる。ビス孔31a1は平面部31a3に形成されている。
底面部32は複数箇所にビス孔(底面側ビス孔)33を貫通させて形成している。ビス孔33は、表示装置10を壁掛け状態とするときにスタンド部30を壁に固定するためのビス孔である。ビス孔33は支柱部31の周囲に形成する。
ビス孔31a1,33の数は限定されない。ただしビス孔33については、表示装置10を通常使用状態としたときに表示部20の前面側に含まれる範囲(図3の1点鎖線より前側の範囲)よりも、表示部20の背面側に含まれる範囲において、より多くの数を形成する。
つまり、底面部32の上記前面側に含まれる範囲の表面は、通常使用時においてユーザの視界に入りやすい部分であるため、かかる表面のビス孔33数をできるだけ少なくすることで、表示装置10の美観を向上させている。
また、本実施形態では、底面部32の上記前面側に含まれる範囲の表面にビス孔33を形成する場合には、表示部20の下面23と上下方向において重なる範囲内に形成する。つまり、支柱部31にできるだけ近い位置にビス孔33を形成すれば、このビス孔33は表示装置10を正面から見たときに表示部20の下面23の死角となって見え難くなり、その結果表示装置10の美観が保たれる。
なおビス孔33は、底面部32を構成する板金部分32aのみに形成しカバー部分32bには形成しないとしても良い。かかる構成とすれば、通常使用状態においてはビス孔33は外部から一切見えないため、表示装置10の美観が向上する。スタンド部30をビス孔33を用いて壁に固定するときには樹脂製カバーを板金部材から外して、板金部材だけを壁に固定すればよい。
図3では底面部32の外周形状を略楕円としているが、略楕円に限らず任意の形状を採用可能である。
図4は、表示装置10の背面図である。
表示部20の筺体の背面21は、その一部を前面側に所定深さ分略矩形に窪ませた凹部25を備えている。凹部25は、背面21の略中心位置の上下方向の延長線上において、背面側および下面側に開口している。ただし凹部25の形状はこれに限られるものではなく、表示部20をスタンド部30側の部位と固定するための面(後述する面25a)を形成したものであれば種々の形状を採用可能である。
次に、表示装置10を壁掛け状態とする場合について説明する。
図5は、壁掛け状態とした表示装置10の側面図である。表示装置10を壁掛け状態とする場合、まず下面23側から外したスタンド部30について、その底面部32を壁Wに対して固定する。つまり、底面部32の各ビス孔33にビスを通して壁Wに底面部32をビス止めすることにより、スタンド部30を壁Wに固定する。
次に、壁Wから略垂直に突出した状態の支柱部31の板金部分31aを背面21の凹部25に挿入し、板金部分31aの平面部31a3と凹部25を構成する面のうち下側を向く面25aとを固定する。
本実施形態では、図4に示すように面25aの両側に上側に掘った溝(溝部25a1)を形成している。溝部25a1は凹部25の深さ方向(背面側から前面側に向かう方向)に連続して形成されている。面25aの両側の溝部25a1間の距離と、平面部31a3の両側のレール部31a2間の距離は一致している。そこで、板金部分31aを凹部25に挿入する場合、両側のレール部31a2を溝部25a1に嵌合させた上で板金部分31aを凹部25の深さ方向に導く。そして、板金部分31aを凹部25の奥まで挿入させた状態で、平面部31a3のビス孔31a1と、各ビス孔31a1の位置に対応して面25aに予め形成されているボス孔(背面側ビス孔)25a2とをビス止めする。その結果、支柱部31と表示部20とが固定される。
このように本実施形態では、支柱部31のレール部31a2と凹部25の溝部25a1とを嵌合した状態において支柱部31と表示部20とのビス止めによる固定を行なうため、当該固定作業中の表示部20の位置が安定し、容易かつ安全に当該固定作業を行なうことができる。
図6は、板金部分31a(平面部31a3)と面25aとをビス止めする様子を断面図により示している。同図は、図4のA‐A線による断面と板金部分31aとの関係を示している。同図に示すように、平面部31a3のビス孔31a1と、面25aに形成されたボス孔25a2とをビス40によって固定する。ボス孔25a2を形成している各ボスは基本的には樹脂製であるが、強度を確保するためにこれらボスを板金製としてもよい。
このように本発明では、通常使用状態において表示部20を床面から支持するスタンド部30を表示部20の下面23側から外し、スタンド部30の底面部32を壁Wに対して固定し、この固定したスタンド部30の支柱部31の先端(板金部分31a)を、表示部20の背面21に形成した凹部25に挿入し、板金部分31aの平面31a3と凹部25の面25aとを固定することにより、表示装置10を壁掛け状態とする。
つまり、表示装置10以外の別部品を購入したり、壁掛け状態とするためだけに用いる取付用金具を予め表示装置10に具備させておく必要がなく、表示装置10を元々構成する部品を利用して壁掛けができるため、表示装置10の壁掛けの実現に要する金銭的コストを従来よりも低く抑えることができる。
また、上記取付用金具を予め表示装置10に具備させておく必要がないため、取付用金具を従来備えていたことによる、表示装置10の製造や薄型化の困難性、ビビリの発生、製造コストの上昇などの各弊害を排除することができる。
また本発明では、スタンド部30の支柱部31を、表示部20の背面21の凹部25に挿入した上で当該凹部25と固定するため、壁掛け状態としたときの壁Wと表示部20との距離を従来よりも短くすることができ、その結果、空中における表示部20の安定性が増す。
さらに本発明では、表示装置10を壁掛け状態としたときにスタンド部30の底面部32が正面から見えない工夫を行なっている。つまり、図5から明らかなように、底面部32の外周は、支柱部31を凹部25に対して固定したときに背面21の外周の範囲内に収まる大きさとしている。具体的には、面25aを背面21の中心位置よりも下方に形成する場合、面25aから下面23までの距離を、板金部分31aの平面部31a3に対する垂直方向における底面部32の長さの半分よりも、長く設定する。かかる構成とすることで、壁掛け状態とした表示部20を正面から見たときに底面部32がユーザの視界に入る見苦しい状態を無くすことができる。
通常使用状態における表示装置の側面図。 スタンド部の正面図。 スタンド部の上面図。 通常使用状態における表示装置の背面図。 壁掛け状態における表示装置の側面図。 支柱部と凹部との固定の様子を示した断面図。
符号の説明
10…表示装置、20…表示部、21…背面、23…下面、24…固定部、25…凹部、25a…面、25a1…溝部、25a2…ボス孔、30…スタンド部、31…支柱部、31a,32a…板金部分、31a1…支柱側ビス孔、31a2…レール部、31a3…平面部、31b,32b…カバー部分、32…底面部、33…底面側ビス孔、40…ビス

Claims (7)

  1. 表示用パネルを筺体に収容した表示部を支持するスタンド部の方向を変え当該スタンド部を壁に固定することにより壁掛け可能なパネル型表示装置において、
    上記スタンド部は、外周が略楕円形の底面部と、底面部の略中心位置から底面部に対して略垂直に立設する支柱であって上記表示用パネルと略平行な平面部と当該平面部の両側の縁を平面部に対して略垂直に折り曲げることにより形成したレール部とからなる支柱部とを備え、底面部および支柱部は芯材としての板金部材と当該板金部材を覆う樹脂製カバーとからなり、底面部に該当する板金部材の部位には壁への固定に使用可能な貫通孔としての底面側ビス孔を複数形成し、平面部に該当する板金部材の部位には表示部との固定のための貫通孔としての支柱側ビス孔を複数形成し、
    上記表示部は、下面付近の筺体内部に支柱部を挿入させたときに平面部と対面する部位に、支柱側ビス孔とともにビスを受け入れ可能な固定部を形成し、筺体の背面には、当該背面の略中心位置の上下方向の延長線上において、背面側および下面側に開口した凹部を形成し、かつ、当該凹部を構成する面のうち下方向を向く面に、上記支柱部のレール部と嵌合して凹部の奥方に支柱部を導く溝部と、凹部の奥方に導かれた支柱部の平面部と対面する位置に支柱側ビス孔とともにビスを受け入れ可能なボスを複数形成し、
    かつ、底面部の外周は、支柱部を上記凹部に対して固定したときに表示部の背面の外周の範囲内に収まる大きさであることを特徴とするパネル型表示装置。
  2. 表示部を支持するスタンド部の方向を変え当該スタンド部を壁に固定することにより壁掛け可能な表示装置において、
    上記スタンド部は、底面部と当該底面部から略垂直に立設する支柱部とからなり、かつ底面部には壁への固定に使用可能な底面側ビス孔を形成し、支柱部には上記表示部との固定のための支柱側ビス孔を形成し、
    上記表示部は、下面付近において上記支柱部との固定のための固定部を形成し、かつ背面の所定位置に凹部を形成し当該凹部を構成する面に上記支柱部との固定のための背面側ビス孔を形成したことを特徴とする表示装置。
  3. 上記底面部は、支柱部と固定部とが固定されたときに表示部の前面側に含まれる範囲よりも表示部の背面側に含まれる範囲に、より多くの底面側ビス孔を形成したことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 上記底面部は、少なくとも支柱部と固定部とが固定されたときに表示部の前面側に含まれる範囲においては、表示部の下面と重なる位置に底面側ビス孔を形成したことを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 上記スタンド部は、底面部および支柱部の芯となる板金部材と、当該板金部材の表面を覆うカバー部材とからなり、板金部材にのみ底面側ビス孔を形成したことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 上記支柱部は、支柱側ビス孔を形成した平面部と当該平面部の両側の縁を平面部に対して略垂直に折り曲げることにより形成したレール部とからなり、上記凹部は、背面側ビス孔を形成した面に上記レール部と嵌合して凹部の奥方に支柱部を導く溝部を形成したことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 底面部の外周は、支柱部を上記凹部に対して固定したときに表示部の背面の外周の範囲内に収まる大きさであることを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれかに記載の表示装置。
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